奈良国立博物館
奈良県奈良市登大路町50-50仏教美術を中心とした文化財の国宝、重要文化財等を収集、展示している博物館。
1894年、宮廷建築家・片山東熊の設計により竣工。
1895年、帝国奈良博物館として開館。
開館へは寺社が1875年の上知令で所領が国に没収、1868年廃仏毀釈で仏像仏画等の文化財の保護。
第1回奈良博覧会は東大寺大仏殿と周囲の回廊を会場とし、正倉院宝物をはじめ、社寺等から出品された書画、古器物、動植物標本、機械類を陳列。
その後、毎年開催。
当時、宮内省所管の博物館(東京国立博物館の前身)があったが、名称を「帝国博物館」に改称。
京都と奈良にもそれぞれ帝国博物館を設置することが決定し、帝国奈良博物館が発足。