東大寺お水取りと奈良三名椿を巡る旅。
奈良東大寺お水取りと奈良三名椿を巡る旅。
以前から見たいと思っていた東大寺二月堂のお水取り(修二会)。少し早い時期だけど、一緒に椿も見たいなー、と思い三名椿巡りをすることに。三名椿は伝香寺の散り椿、東大寺の糊こぼし、白毫寺の五色椿をさします。例によってザクザク歩く旅。二月堂、いいですよね。
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近鉄奈良駅から50m。御祭神は大物主神と少彦名命が合祀。境内には珍しい、全国で唯一の「おまんじゅうの社」があります。 - 
  林神社林浄因命を御祭神とし、毎年4月19日に饅頭まつりがあるそうです。両側にお饅頭が…。 
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  ツルッとして美味しそう。
 
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漢国神社から少し南に道を下っていくと見えてくるお寺さん。今回の旅行の目的の一つ、伝香寺。こちらには三名椿の一つ、散り椿があります。本堂は桃山時代の建築。 - 
  スポット内のおすすめ敷地内には幼稚園も併設されていて、その片隅に地蔵菩薩が祀られています。 
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  裸地蔵。もともとは裸形で造形されていたのだとか。 毎年7月に寄進される新しい衣装に変えられるのだそう。 
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  散り椿。またの名をもののふ椿。通常は花ごと落ちる物が多いのですが、こちらの椿は花色が盛んなときにさくらのようにはなびらがはらはら散るのでその名がついたとか。 
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  八重なんですね。さくらというよりはバラを思わせるような華麗なつくり。濃いローズピンク、綺麗です。 
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  スポット内のおすすめまだ盛りからは遠いからか、そんなに散っていません。 
 
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伝香寺からちょっと寄り道。餅飯殿センターにある萬々堂さんへこの時期ならではのお菓子を買いに。 - 
  糊こぼし。これこれ。三名椿の一つを象った上生菓子。この時期にしか購入できません。他のお菓子屋さんでも糊こぼしのお菓子を見かけましたが、なんといっても、箱の可愛さにやられてしまってパケ買いです。 
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  かわいい❤️中身は黄身餡。お水取りの間二月堂の須弥壇を飾る造花を象ったお菓子です。 
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  中西与三郎(和菓子屋)さんの糊こぼしと造花。こちらは少しかたちが違いますが、やはりお水取りに因んだお菓子。奥にチラ見えしてるのが、造花の糊こぼし。 
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  街中の店先に飾られた糊こぼし。おさがりなんでしょうか。左端に、東大寺二月堂、と印が入ってます。 
 
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餅飯殿センターを抜けると猿沢池周辺へ出るので、そのまま向かいの興福寺へ吸い込まれる、の流れ。 - 
  南円堂。この建物素敵。 
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  一言観世音菩薩。一つだけ願い事を叶えてくれる。 
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  中金堂と鹿。人が、見当たらない…。 
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  東金堂と五重の塔。よく考えたら興福寺は昼間にちゃんと来たことがなかったので、今回は国宝館に入ることに。 阿修羅像がつとに有名ですが、他にも素敵な仏像が沢山。個人的には正面から向かって左側向きの顔の阿修羅が好きです。是非三面のお顔を見比べて。 
 
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興福寺から東大寺へ。 - 
  人がいない参道。珍しい光景。東大寺のこんなにがらがらな参道を見るのは、たぶん初めてかも。 
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  雨降りだったので南大門で雨宿りする鹿さん。🦌
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  猫段。大仏殿から鐘楼へと上がる道の途中にある、かわいい名前のついた階段。ここで転ぶと来世は猫になるんだとか。あえて転びたい人が多そうな…。 
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  カッコいい屋根の形が目を惹く鐘楼。26tもある大鐘は毎日夜8時に撞くそうです。別名奈良太郎。ここからさらに上へと上ります。 
 
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お水取りは午後7寺からですが、修二会は昼間も修行が続きます。 - 
  普段は閉まっている本堂ですが。中からはガタンガタンと激しい音が…。中を見学すると、五体投地の修行中。緊張した空気が流れます。 
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  興成神社。若狭井と関係深い鵜を祀る神社です。 
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  良弁杉。東大寺初代別当良弁ゆかりの大杉。神社のすぐ横、二月堂正面に聳えています。 
 
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奈良三名椿の一つ、糊こぼしが咲くのは実は四月堂の隣、開山堂なのですが、お庭は非公開。垣根越しに見える、とも言われていますが、分からず。しかし、四月堂の縁側に花器が置かれていて、その中に落ちた糊こぼしが活けられています。 - 
  一重でかなり大ぶりなお花です。今年は白班の入り方が少ない、と四月堂の方が仰ってました。 
 
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こちらでは、修二会で使用した品々が展示されていました。DVDも流され、修二会に纏わる練行衆の生活や作法が説明されていました。 - 
  糊こぼしストラップ。椿集め。ミュージアムのスーベニアショップにて。 
 
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そして再度二月堂。 - 
  宗教儀式というのがよくわかります。空気が張り詰めている…。 
 
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お水取りを見学した後はぶらぶら街中に戻り晩御飯。 - 
  麻婆豆腐が有名です。山椒がピリリと効いて美味い! 
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  海鮮あんかけ焼そば。どうしても食べたくて、でも一人前は食べられないので、お願いして少なめに作っていただいた焼そば。お腹にスペースあればちゃんと一人前食べたかった! 
 
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翌日は朝イチで白毫寺へ。萩が有名な花の寺だそうですが、こちらには五色椿があります。 - 
  山の上にあるお寺なので…。階段をずーっと上っていきます。見事に誰もいない。 
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  門が見えた。
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  階段の途中にも椿。
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  正面に生駒山。上りきると奈良市街が一望できます。 
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  五色椿。大きな古木。一つの木から数種の色合いのお花が咲きます。赤、白、ピンク、縦絞り、白覆輪など様々。でもまだ咲き始めで、蕾がたくさんついてました。 
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  根元にお地蔵様。五色椿はこれからでしたが、それ以外にも盛りの椿や梅、ハクモクレンなどがあり、小さいけれど素敵なお寺さんでした。 
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  スポット内のおすすめ
 
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白毫寺から少し歩いて新薬師寺へ。こちらは建物自体は簡素ですが、中に安置されている仏像が凄い。真ん中に薬師如来があり、その周りをグルリと十二神立像が取り囲む配置で、とても立派。その一つ一つが国宝って…。山の辺の道の一角にあるので、鄙びた印象ですが、仏像好きな方は必見です。 
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新薬師寺から志賀直哉旧宅を経て、バスに乗ろうかとおもったら、道中ケーキ屋さん発見。有名らしく、美味しい匂いがします。 - 
  りんごとハチミツのタルト。フルーツたくさんのケーキが並んでいてどれにしようか目移りしてしまいます。 
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  空気ケーキ。看板商品。 
 
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エネルギーチャージの後はバスでならまちへ。格子の家を皮切りに、北へと散策し三条通りまで。その後西へと向かい、JR奈良まで歩きます。 - 
  格子の間から覗くと。奥が広いのが見渡せます。 
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  砂糖傳増尾商店安政元年創業の砂糖やさん。御門米飴や奈良こんふぇいと(金平糖)を売ってます。ならまち格子の家のすぐ近く。 
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  御霊神社縁結びを願って狛犬さんの足に紐が結ばれています。 
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  こんな風に。
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  身代わり猿。ならまちの家々の軒先につけられているお猿さん。括り猿かと思いきや、身代わり猿って言うんですね。このお猿さんがいる、ということは…。 
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  あった。庚申さん。
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  元興寺本堂が国宝です。宝物館の中にある、資料館の説明が面白い。 
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  お菓子屋さんでオヤツ。ここでも椿。大和茶とともに。 
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  土産物眺めたり。ぶらぶら。 
 
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JR奈良駅のお土産やさんの入ったビル内にあります。とても寒かったので葛うどんを注文。 - 
  麺にも葛が入ってツルツルした食感。お出汁はもちろん葛かけ。体が温まります。 
 
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今回の旅行はこれでおしまい。楽しい旅行でした。 - 
  おまけ。モケケ奈良バージョン。やっぱり、というべきか、鹿なんですね🦌 
 
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