阿射加神社(大阿坂)
三重県松阪市大阿坂町670古事記によると、
“そのサルタ彦の神はアザカにおいでになつた時に、漁をしてヒラブ貝に手を咋い合わされて海水に溺れました。その海底に沈んでおられる時の名を底につく御魂と申し、海水につぶつ”
抜粋: 古事記 現代語譯古事記
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳
サルタ彦の神が、海水で溺れて死んだ場所であるアザカが、伊勢の近くの阿坂であるという話があります。今は、内陸ですが、古代において伊勢神宮あたりも含めて河岸段丘の上に築かれているように当時は、阿坂あたりは海であったようです。
写真は、サルタ彦を祀る阿射加神社(大阿坂)。