博多千年門
福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目7多くの寺社が点在する承天寺通りに設置された門「ウェルカムゲート」。
2014年、観光客を寺社町エリアへと導くシンボルとして建設。
門扉の板材には太宰府天満宮の千年楠を使用、鬼瓦は大宰府の鬼瓦がモチーフ。
承天寺通りの旧町名は辻堂町で、仏堂の辻堂があったことに由来。
かつて承天寺付近に、博多と大宰府を結ぶ道の入り口「辻堂口門」が存在した。
辻堂口門は江戸時代、農村部と商人の町の境となっていたが、1889年の初代博多駅建設に伴い取り壊し。
「博多千年」の揮毫は太宰府天満宮宮司によるもので、「万年正續」は中国の禅寺・径山萬壽寺の住職が書いた。