瑞龍寺
富山県高岡市関本町35小雨が降る中、行ってきました。富山県で唯一の国宝建造物として知られる曹洞宗の寺院です。加賀藩二代藩主・前田利長の菩提を弔うため、三代藩主・利常公が慶長11年(1614年)に建立。伽藍はその後、20年をかけて造営されたといいます。
瑞龍寺の特徴ともいえる伽藍の配置は、「総門」、「山門」、「仏殿」、「法堂」が一直線上に配置されており、左に「僧堂」、右に「大庫裡」が左右対称に置かれ、それぞれが回廊でつながっています。どこをとってもシンメトリーな美しさに見とれてしまいますよ。
中国渡来の禅宗の様式を伝える江戸時代の建築だとして平成9年(1997年)、山門、仏殿、法堂が国宝に指定されました。