博多祇園山笠発祥之地
福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目7-10「博多祇園山笠」は福岡市博多区の博多部(那珂川と御笠川間の区域)で毎年7月に行われる祭り。
博多の総鎮守・櫛田神社の素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される神事で、国の重要無形民俗文化財。
1241年、博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖・聖一国師(円爾)は町民が担いた施餓鬼棚にのって、祈祷水を撒きながら町を清めてまわり、疫病退散を祈願してまわったことを発祥とする。
山笠の基「流」は、豊臣秀吉による「太閣町割り」が起源で、大陸貿易の基地として栄えていた博多の支配権を巡って大名らが博多の町を戦場とし、焼け野原となった。
島津義久が博多を撤退する際、町に火を放って全市を焼き払って薩摩に逃走。