浄瑠璃寺
京都府木津川市加茂町西小札場40宗派は真言律宗。
山号は小田原山。
本尊は阿弥陀如来、薬師如来。
開基は義明上人。
寺名は薬師如来の東方浄土「東方浄瑠璃世界」に因む。
通称、九体寺(9体の阿弥陀如来像を安置していることから)、西小田原寺。
境内には池を中心とした浄土式庭園と、平安時代の本堂及び1178年に京都の一条大宮から移建した三重塔が現存。
浄瑠璃寺が位置する地区は当尾の里と呼ばれ、付近には鎌倉時代の石仏、石塔を中心とする当尾石仏群がある。
浄瑠璃寺は興福寺一乗院(奈良県奈良市)の末寺。
明治時代、真言律宗に改宗後、西大寺の末寺。
東方浄瑠璃世界の薬師如来は現世の苦しみを除く仏で、阿弥陀如来は西方極楽浄土の教主。