ベーカリーショップに電車!?カニが伝説に!?
京都ベーカリーショップに電車!?カニが伝説に!?
まいどまいど! 京都といえば、京都市や舞鶴市などが注目されがちでんねんけど、今回は木津川にスポットを当て、皆さんにご紹介していきまひょ。 木津川市は今昔物語集「蟹の恩返し」ゆかりの地として知られ、その舞台となった蟹満寺の境内にはカニがあちらこちらに。 蟹を探してみるのも、おもろおまっせ。 ほんでまた、店内には、全品天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品が並ぶベーカリーショップがおますねやけど、何やら一風変わってるっちゅうて話題を集めてまんねん。 店内にはJR西日本から譲り受けたという電気機関車の先頭部分が展示され、その迫力に圧巻。 電気機関車が実際に走っているところは見たことがあっても静態保存され、目の前で観察できるのも珍しい。 あれ?ここって、ホンマにパン屋さん!?(笑) さて、かつては木津川市内を実際に蒸気機関車が走っていたとされ、その歴史に触れつつ、跡地を探しに出かけるのもおもろおまっせ。 その他、木津川市は茶葉の名産地として知られ、茶の美味しさに触れて楽しみまひょ!
祭神は健伊那太比売命。 祭神「タテイナダヒメ」のタテは健康、イナダは稲田で達者で農耕に勤しめるよう祈願されたもの。 鎌倉時代に活躍した武将で源頼朝の家臣である梶原景時を祀るとされる。 綺氏一族(秦氏一族)の創起。 当地の地名「綺田」は紙織または神織とも呼ばれ、神に献ずる衣服を織る技術者及び養蚕技術者を祀った社ともされ、綺氏一族(秦氏一族)の創起とも。
宗派は真言宗智山派。 山号は普門山。 本尊は観音菩薩、銅造釈迦如来坐像(国宝)。 600年代、創建。 1711年、智積院の僧亮範が入寺し再興。 当地の地名は綺田(かばた、古くはカニハタ・カムハタ)で、「蟹幡」「加波多」等と表記され、今昔物語集で知られる蟹の恩返しの伝承で有名。
蟹の恩返し
その昔、農家を営む父娘が住んでいた。 娘はある日、村人が獲る蟹を哀れみ逃がした。 父はある日、田で蛇に捕まった蛙を助けようとしたときに「娘を嫁にやるから蛙を助けて欲しい」と発言。
蟹の恩返し
その夜、男性の姿をした蛇が目の前に現れたが「三日、待ってほしい」と懇願し、男性は一度、姿を消した。
蟹の恩返し
その後、板を打ち付けた部屋の中で父娘は観音経普門品を唱えて懸命に祈っていたが、再び訪ねてきた蛇は「約束が違う」と怒りだし、家の周囲で暴れた。 その音がやんだ翌朝、様子を見てみると、蟹の鋏で切り裂かれた蛇の死体が転がっていた。 その時に死んだ蟹と蛇の屍を葬り、塚を作って建立したのが、蟹満寺のはじまり。
別名、上狛茶問屋街。 木津川市内では木津川が流れ、古くから水運を中心とする交通の要衝として発展。 上狛やその周辺では日本の緑茶を代表する静岡茶、狭山茶と並ぶ宇治茶の生産地として知られる茶畑があり、茶葉を販売、製造する茶問屋街、工場が次第に増え「茶問屋ストリート」を形成。 茶畑から収穫された茶葉を中心とする商品は船で上狛浜から淀川を経て、大阪や神戸に運搬。 神戸港からアメリカやイギリスなどの海外に輸出され、兵庫県の神戸市を「西神戸」、当地を「東神戸」と呼び親しまれた。 江戸時代から昭和時代にかけての建物が約40件現存。 2004年、山城茶業組合創立120周年を記念して建立。
京都府木津川市に本社を置く製茶会社。 1790年、創業。 現在、初代当主福井伊右衛門の名に因んだブランド「伊右衛門」を中心に販売する。 ここでは福寿園が運営する本社工場、そして福寿園の歴史を中心とする資料を展示した資料館などがある。 また、日本の緑茶を代表する宇治茶は静岡茶、狭山茶と並ぶ日本三大茶に数えられ、工場周辺にある資料館前には宇治茶の郷の碑が建立。
地元で話題となっているベーカリーショップ。 店内には、全品天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品が並ぶ。
電気機関車EF66形49号機
さらに店内では旧日本国有鉄道(西日本旅客鉄道、JR西日本)として活躍してきた直流電気機関車の先頭車両の一部が展示、保存されている。 この車両はかつて寝台列車(ブルートレイン)として「はやぶさ」「富士」「あさかぜ」「さくら」などをけん引した電気機関車EF66形49号機。
イートインスペース
2階にはイートインスペースがあり、自由に利用することができる。 壁面には鉄道車両の写真が展示。
ベーカリー
天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品。
ベーカリー
天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品。
ベーカリー
天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品。
ベーカリー
天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品。
ベーカリー
天然酵母100%でビタミンやミネラル、食物繊維を多く含むライ麦であるセーグルを使用した商品。
デザート
食後のデザートにも。
2001年、日本原子力研究所関西研究所は光を専門とする日本初の科学館として開館。 モットーは、子どもたちの「科学する心」。 「きっづ」は英語で子供たちを意味する「kids」と所在地「木津」に因む。 「ふぉとん」は光子を意味する「Photon 」に因む。 施設内では、光の不思議を体験し、光の基本的な性質から最先端技術まで、楽しみながら学ぶことができる。 全天周映像ホールではクイズなどを通じて体験できる。 また、光に関する演示実験などを行う「レーザーラボ」や科学技術や光に関する実験・工作教室なども体験できる。
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愛称は、タツタタワー木津川市。 1999年、関西学研都市により、木津川市州見台の配水塔を建設。 高さ約47m。 イメージは、地元の特産品タケノコ。 施設内では約8000tを貯水することができる上下2つのタンクを備え、高低差を利用して地域に配水する。 頂上付近にあたる展望室からは木津川市内はもちろん東大寺大仏殿を望むことができる。 タツタタワーのタツタとは命名権(ネーミングライツ)募集により大阪府東大阪市に本社を置く電線・電子材料製造の「タツタ電線」との契約が成立したことから。
明治時代、関西本線の前身で五大私鉄の一つ「関西鉄道」が愛知県名古屋市方面から大阪への進出を目指して京都府木津川市「加茂駅」から現在の奈良駅北約1.1kmの所に仮設的に作った「大仏駅」間を結ぶ約8.8kmと奈良駅までの通称。 1898年、加茂駅と大仏駅間が開通、大仏駅が開業。 当時、イギリス製(ナスミス・ウィルソン社)で赤色の蒸気機関車が活躍。 途中の黒髪山トンネルとその付近では勾配が厳しく機関車にとっては難関で、機関車を二両連結しているときは走っているが、一両では途中で停車してしまう。 そのため、客が降りて車両を押していたとか。 1907年、木津駅経由の路線の開通に伴って乗客が減少し、廃止。
宗派は真言律宗。 山号は小田原山。 本尊は阿弥陀如来、薬師如来。 開基は義明上人。 寺名は薬師如来の東方浄土「東方浄瑠璃世界」に因む。 通称、九体寺(9体の阿弥陀如来像を安置していることから)、西小田原寺。 境内には池を中心とした浄土式庭園と、平安時代の本堂及び1178年に京都の一条大宮から移建した三重塔が現存。 浄瑠璃寺が位置する地区は当尾の里と呼ばれ、付近には鎌倉時代の石仏、石塔を中心とする当尾石仏群がある。 浄瑠璃寺は興福寺一乗院(奈良県奈良市)の末寺。 明治時代、真言律宗に改宗後、西大寺の末寺。 東方浄瑠璃世界の薬師如来は現世の苦しみを除く仏で、阿弥陀如来は西方極楽浄土の教主。
宗派は真言律宗。 山号は高雄山。 院号は報恩院。 本尊は阿弥陀如来。 開基は行基。 別名、アジサイ寺(アジサイの名所であることから)。 当地区は当尾の里と呼ばれ、付近には鎌倉時代の石仏、石塔を中心とする当尾石仏群がある。 奈良時代、行基が鳴川(奈良市東鳴川町)の阿弥陀堂を建立。 その後、空海(弘法大師)が善根寺(鳴河寺)を建立。 空海の甥で弟子の智泉が嵯峨天皇の皇子誕生を祈願して、善根寺の東禅院灌頂堂に報恩院を建立。 1279年、報恩院を現在地に移して落慶供養を行った。 興福寺一乗院(奈良県奈良市)の末寺であった。