北海道ってどんなところ?
北海道は日本を形成する主要四島(北海道・本州・四国・九州)の中で最北端に位置する島です。四方を太平洋、オホーツク海、日本海に囲まれています。
雄大で変化に富んだ自然や美しい景観が広がる広大な土地は、本州島に次いで2番目の大きさを誇り、日本の面積の約22パーセントを占めています。
最北端に位置するため、気温は1年を通して低温で、夏は短く冬が長い傾向にあります。道内西部では冬に雪が多く降り、有名なスキーリゾート地が点在しています。また、特徴として梅雨の時期がなく、台風の上陸もめったにないとされています。
全国魅力度ランキングで圧倒的な支持を集め、堂々の首位を獲得している北海道はまさに観光スポットの宝庫と言えます。道内にはその広い面積に応じて多数の観光都市が点在しており、全国的にも有名な「旭川動物園」や広大な土地に広がる「ラベンダー畑」、日本国内外からも観光客が訪れる日本有数の繁華街である「すすきの」など、様々な楽しみ方のできる魅力あふれるスポットが豊富に揃っています。
雄大な自然の中で育まれる農畜産物や、新鮮な海産物を使った北海道ならではの美味しいグルメも大きな魅力のひとつです。王道の「北海道ラーメン」は札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩、と三大ラーメンが有名でそれぞれの地域で個性のあるラーメンを楽しむことができます。
また、北海道を代表する郷土料理である「ジンギスカン」は北海道ならではの新鮮で臭みのないラム肉を使用したグルメで、道内各地に有名店がひしめき合っています。
他にも札幌のソウルフードである「スープカレー」や、新鮮な魚介類を楽しめる「寿司」や「海鮮丼」など魅力あふれるグルメが目白押しです。
北海道旅行の見どころ
大自然を満喫する
北海道といえば、広大な敷地に広がる大自然。想像以上の自然が織りなす造形美が見られます。夏の新緑、冬の雪景色など、訪れる時期によっても、異なった表情で魅了します。さらに、移動に便利な車があれば、絶景ドライブも楽しめます。また夜には満天の星空を眺めましょう。
北のグルメやスイーツを堪能する
とにかく食べ物が美味しいのも魅力です。北海道のじゃがいもは普段なにげに食べているじゃがいもより随分甘くてホクホクしています。とうもろこしなど野菜を始め、ジンギスカンやスープカレー、ラーメンなどご当地グルメが豊富です。また定番のソフトクリームもいろんな場所によって違いますので、食べ比べもオススメです。
フォトジェニックな建物や街並みを巡る
小樽は、歴史的建造物が残る「北のウォール街」やアートスポットがそろう「ニトリ小樽芸術村」と歴史とアートのどちらも触れることができます。また、あまり知られていないのが松前にある城下町や江差の史跡です。「阿寒湖アイヌコタン」はアイヌ民族の文化にふれることができる貴重なスポットです。
温泉で心身を癒やす
忘れてはならないのが温泉が豊富であることです。北海道には多くの温泉が湧いており、特に寒い季節には心身ともにリラックスできる温泉はなんとも至福ですね。その地特有の温泉に浸かって芯から温まりましょう。
これぞ王道!定番スポット10選
大通公園
北海道を代表する「さっぽろ雪まつり」をはじめ、季節ごとに様々なイベントが催されている大通公園。都市の真ん中でありながら、季節の花々が咲きほこり、噴水の水辺で癒される札幌市民の憩いの場です。さっぽろテレビ塔もある大通の西1丁目から13丁目まで、長さ約1.5kmに及ぶほどに長いこの公園は、花・つどい・フロンティア・オアシス・交流という5つのテーマとゾーンに分かれています。
高さ90mに位置するさっぽろテレビ塔の展望台からは、大通公園をはじめとした札幌の景色を見渡せます。のほほんとした表情が魅力のテレビ塔の非公式キャラクター「テレビ父さん」も人気です。さっぽろテレビ塔と大通公園は大通の景観に無くてはならない存在となっています。
札幌市時計台
札幌市時計台は、北海道旅行らしい記念写真を撮りたい方や、時計の歴史を感じたい方は外せない定番スポットです。1878年に旧札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として建設されました。1881年にアメリカ・ハワード社製の機械式塔時計を据え付け、1912年に建物とともに重要文化財に指定されています。
日が暮れるとライトアップされてよりロマンチックに演出されるので、昼も夜もどちらも訪れてみたくなるようなスポットです。ビルに挟まれている場所にあるので驚くかもしれませんが、時計台の時計は明治14年から今もなお変わらない姿で毎時間鐘を鳴らし続けています。
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北海道庁旧本庁舎
「赤れんが庁舎」という名前でよく知られている煉瓦づくりの建築です。外壁に飾られている赤い星は開拓使のシンボルだと言われています。館内は無料で一般公開されていて、北海道の歴史資料などが展示があるほか、ボランティアによる庁舎館内ガイドもあるので歴史を深く知りたいという方にもおすすめです。
赤れんが庁舎の前庭には約1,000種、1,000本もの樹木が植えられていて、四季折々の様々な魅力をもって観光客を楽しませてくれます。前庭はもちろん、庁舎の館内も絵画以外の撮影は許可されているので異国の雰囲気が感じられるフォトスポットを探してみてください。
五稜郭(ごりょうかく)公園
特別史跡五稜郭(ごりょうかく)跡や五稜郭タワーがある道内有数の観光スポットです。かつては旧幕府軍の最後の砦として激戦の舞台になったことでも知られ、歴史好きにはたまらないスポットとなっています。五稜郭に所縁のある新選組副長・土方歳三のブロンズ像はファン必見です。春は1600本以上の桜で一面ピンク色に染まり、冬は堀がライトアップされています。
107mの高さを誇る五稜郭タワーからは五稜郭を一望することができます。5つの角があり、星形の五角形となっている五稜郭らしさは上から見ることでさらに感じることができるでしょう。また、園内にある箱館奉行所や五稜郭タワーには分かりやすく歴史を学ぶことができる資料や解説のコーナーもあります。
北海道神宮
札幌市・円山の麓に位置する、北海道の総鎮守の北海道神宮。北海道には他に寺社が多くないこともあり、正月三が日は約70万人の参拝者でにぎわいます。緑豊かな6万坪の鎮守の森に包まれ、春には約1400本の桜と220本の梅がほぼ同時に咲く、札幌有数の花見スポットともされています。
1869年に明治天皇の詔(みことのり)により開拓三神をまつり、「札幌神社」としてまつられました。明治時代に創建されていて歴史はそれほど古くはありませんが、風水や祭神が選び抜かれている北海道最大のパワースポットです。毎年6月には「北海道神宮例祭」が行われています。
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宗谷岬
宗谷岬は稚内市にある岬です。宗谷岬の先端にある、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標す記念碑が有名です。この記念碑は北極星の一稜をモチーフとして、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しているものです。宗谷岬から樺太までは約43kmの距離がありますが、晴れた日には向こうの島も見ることができます。
この記念碑があるエリアは、宗谷岬公園という公園となっていて、樺太が島であることを発見した間宮林蔵の立像や祈りの塔など他にも数々の歴史を感じさせる像や碑が敷地内に置かれています。
旭山動物園
北海道の動物園といえば多くの人が思い浮かべるのが旭山動物園。「伝えるのは、命」をテーマに、全国に先駆けて動物たちの本能やありのままの姿を観察できる行動展示を導入しました。水中トンネルを泳ぐペンギンやアザラシ、飛び込む様子が迫力満点のホッキョクグマなど多くの動物の普段ではなかなか見ることのできない様子を見せてくれる魅力に季節を問わず、多くの人々が訪れます。
イベント「もぐもぐタイム」はエサを与えながらそれぞれの行動や習性を分かりやすく解説してくれると人気です。飼育展示スタッフによる丁寧なガイドも好評を得ています。雪の日にはペンギンたちの散歩にも出会えるかもしれません。
円山動物園
円山動物園は1951年に北海道で初めて作られた、人間と動物と自然環境について楽しく学べる動物園です。ほ乳類、鳥類、爬虫類など動物約170種、900点が飼育されています。北海道らしいホッキョクグマ館はもちろん、アフリカゾーンやアジアゾーンには動物園の人気動物たちが勢ぞろい。中学生以下は無料なので、子供連れの旅行にぴったりです。
人気の体験イベント「みんなのドキドキ体験」では、動物たちの行動を間近で見ながら飼育員による動物の生態の解説を聞くことができたり、リスザルへのエサの手渡しやトビの鷹匠体験をしたりといったイベントが日替わりで行われています。
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白い恋人パーク
北海道のおみやげの大定番である「白い恋人」にまつわる「見る」「味わう」「体験する」のワクワクを体験できるのが白い恋人パークです。白い恋人パークの象徴とも言える札幌からくり時計塔では、毎正時賑やかなチョコレートパレードが繰り広げられます。
中庭にはレンガが敷き詰められ、約200種類以上のバラが咲き誇り、まるでメルヘンの国に迷い込んだようです。パーク限定のパッケージが可愛らしいお菓子やオリジナルグッズなどはお土産にぴったり。
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モエレ沼公園
モエレ沼公園は面積が約188.8ヘクタールもの広さを有する、札幌にある総合公園です。1982年に着工し、2005年にグランドオープンとなりました。基本設計を「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトをもとに世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけたことでも知られています。
広大な敷地の中には、公園を象徴するモニュメントの「ガラスのピラミッド」や直径48mの大きな「海の噴水」、公園全体を上から見渡すことができる「モエレ山」、子どもたちが遊ぶための遊具エリアが約1,900本ものサクラの木の中に隠されるように設置された「サクラの森」の他にも数々のユニークでワクワクする施設が存在します。子どもたちにとっては一日中過ごすのも苦ではないほどに盛りだくさんの公園です。
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自然に圧倒されるスポット7選
美瑛(びえい)青い池
青い池はその名のとおり、水面が青く見える不思議な池です。水面に映る立ち枯れたカラマツや白樺が幻想的な雰囲気を醸し出し、神秘的だとフォトスポットとしても人気があります。晴れの日の朝は風も少なく水が透き通っているので、より一層美しく見えます。
青く見えるこの池は、白金温泉地区で「白ひげの滝」などから湧出しているアルミニウムを含んだ地下水が、美瑛(びえい)川と混ざり合い、その水に光が反射して青く見えるそうです。白ひげの滝と美瑛川の合流点であるブルーリバー橋からも青く輝く川を見下ろすことができます。連休や土日祭日は大変混み合うのでなるべく早朝に、遅くとも午前10時までに訪れると比較的スムーズに観光できるでしょう。
ファーム富田
7月を過ぎると一面のラベンダー畑で紫一色に染まるファーム富田。ラベンダー畑をメインに約15ha(東京ドーム5個分)もの広大な敷地を持つ観光農園です。丘に広がる「彩りの畑」には色とりどりの花々が咲きほこり、その景色はまるで虹のよう。春夏はムスカリからポピー、ラベンダーと続き、秋にもまた違った花々、更には冬の雪景色と季節を変えて様々な姿を見せてくれるので、ラベンダーの時期でなくともつい足を運びたくなるようなスポットとなっています。
それぞれのテーマでラベンダーが楽しめる11の建物があり、オイルの蒸留、ポプリ、ファーム富田の歩みなどを見学することができます。暑い日に食べたい人気スイーツはさわやかなラベンダーの香りが口の中に広がる「ラベンダーソフトクリーム」。ソフトクリーム以外にもカレーやコロッケといった北海道グルメやポプリ、オイル、石鹸などのお土産も豊富に取り揃えられています。
四季彩の丘
美瑛にある、美しい自然を楽しむためのスポットです。時期によって楽しみ方は少しずつ異なっています。畑いちめんに季節の花が咲き誇るグリーンシーズンは、人気のノロッコ号やカート、バギーなどに乗ってゆったりと美しい風景や花の香りを満喫してください。オリジナルのソフトクリームをはじめ、美瑛産の食材を豊富に使ったメニューが揃うレストランもおすすめです。
この展望花畑が雪に埋もれると、ウィンターシーズンとなります。花畑はスノーラフトやスノーモービルなどのウィンタースポーツで遊ぶことができる「スノーランド」へと変化し、訪れる人々をまた違った楽しみで盛り上げてくれます。
知床(しれとこ)五湖
知床(しれとこ)五湖は、原生林に囲まれた幻想的な5つの湖です。世界自然遺産知床を象徴する景勝地として、知床八景にも選ばれています。こちらでの散策は、原生林の中を進んで多くの動植物を発見していく地上遊歩道と傾斜がなく車椅子やベビーカーでも安心な高架式木道の2通りの方法があります。
知床連山や原生林を水面に映す絶景の知床五湖全てを制覇してゆったりと散策するのであれば一周3kmの地上遊歩道がおすすめです。また、全長800mの高架式木道からは、一湖をすぐそばで見ることができ、知床連山とオホーツク海を一望することもできます。水面に映る知床連山の美しさは格別です。
地球岬

「北海道の自然100選」で第1位に選ばれるなど、北海道を代表する人気の観光スポットである地球岬(チキウ岬)。100メートル前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地で、元日には初日の出を見るために地元だけではなく遠方からの観光客でもにぎわいます。
海と地平線と空。シンプルですが、地平線から地球の丸さを感じられるようなこの絶景は他では見ることができません。1920年に点灯された断崖絶壁の上に建つ地球岬灯台は、今も現役で船舶の夜の標識として利用されているものです。灯台と噴火湾を見下ろす高台にある地球岬展望台からは、天気が良ければ駒ヶ岳、恵山岬まで見渡すことができます。
北海道大学
「北海道大学」は、ただの大学施設ではなく北海道を代表する観光名所としても人気です。敷地面積は日本最大級を誇り、キャンパス内は自然豊かでのどかな雰囲気。農場や牧場もあり、まさにここが北海道の大自然にある大学だということが感じられます。
特に有名なのは「ポプラ並木」です。季節ごとに葉の色が変わり、訪れるシーズンによって違う顔を見せてくれます。北海道独特の爽やかな風景が魅力で、並木道をただ見つめているだけで心が癒されるはずです。
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円山公園
円山公園は札幌市中央区にある公園で、市民の憩いの場として長年愛され続けています。すぐ横には「北海道神宮」と「円山動物園」があり、この3スポットをまとめて巡る観光客は少なくありません。また円山球場や円山競技場も近くにあることから、円山公園周辺は札幌の重要施設が集まったエリアだと言えるでしょう。
円山公園といえば札幌の自然スポットとして知名度が高く、公園全体が原生林に囲まれているのが特徴です。この原生林は国の天然記念物にも指定され、大木がずらりと並ぶ様子は迫力があります。
豊かな自然の他に、野生の動物たちが多く生息しているのも見どころです。特に可愛らしいエゾリスは、円山公園で愛される人気キャラクターです。公園内や登山道などあらゆる場所でリスたちは生活しているため、園内を散策しながらぜひ探してみてください。
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北海道らしさを体感するスポット8選
おたる水族館
おたる水族館は日本海側に面したニセコ積丹(しゃこたん)小樽海岸国定公園の中にある水族館です。海をそのまま仕切っただけの豪快なプールでは、豊かな環境の中、アザラシやトドが野生に近い自然な形で暮らしています。「繁殖賞」を数多く獲得し、特別天然記念物や絶滅の危機に瀕する生物の保護や研究にも積極的に取り組んでいるこのおたる水族館は、常時約250種類以上の海洋動物や魚の生態を間近で観察できるのが魅力の一つです。
イルカショーだけでなく、珍しいオタリアやアザラシ、トド、ペンギンたちによるショーやペンギンたちの散歩、冬にはペリカンたちも館内を歩き回るので、訪れた際にはショーのタイムスケジュールをチェックしておくことをおすすめします。
登別温泉
北海道の南に位置する登別温泉は、自然湧出量1日1万t、源泉温度45~90℃の高温で、9つの種類の泉質が湧くという世界的にも珍しい温泉地で北海道を代表する温泉地となっています。古くから湯治場として病気、怪我の療養に利用されていました。温泉街には飲食店や土産物店も多く、日帰りでも宿泊地としても登別温泉へは多くの人が訪れています。
地獄谷や大湯沼などからは荒々しい山肌、周辺の湧出口や噴気孔から立ちこめる水蒸気や硫黄の香り漂う、登別温泉を支える源泉を見ることができます。大湯沼川では、天然足湯を楽しむことができますので、出かける際にはタオルや手ぬぐいを持参するのがおすすめです。
湯の川温泉
湯の川温泉は「函館の奥座敷」として古くから地元市民に親しまれている温泉郷です。函館空港から車で約5分、市街地からも車で約10分というアクセス抜群の位置にあるので函館観光の拠点に最適です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉が最も多く、源泉は約65℃で噴出しています。
温泉街には歴史スポットをはじめ、老舗の甘味処といった見どころがたくさんあり、ぶらりと散策するのにぴったりです。津軽海峡や松倉川の景色も風情があります。300種類・3000本の熱帯植物がみられる温泉熱を利用した熱帯植物園では12〜5月までの期間中、温泉を楽しむサルを見ることもできます。
サッポロビール博物館
名前の通り札幌が発祥の「サッポロビール」が手がける、日本で唯一のビールに関する博物館です。サッポロビールの歴史をはじめ、ビール産業の歩みやビール造りの解説、工場とともに栄えた札幌の歴史などを、楽しく、分かりやすく紹介しています。北海道遺産に選定された歴史を刻む赤レンガの建物と2400席をそなえた「サッポロビール園」があります。
自由に見学することもできますが、参加者しか飲むことのできない「復刻札幌製麦酒」と定番商品「黒ラベル」の飲み比べも体験できる有料のプレミアムツアーがおすすめです。ブランドコミュニケーターが約50分かけて、分かりやすく館内を案内してくれます。未成年の方にもソフトドリンク2杯がついてきて、小学生以下は無料なので家族で行くのにもおすすめです。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所
北海道のウイスキー蒸溜所として、全国的に有名な「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」。小樽から車で30分ほどの距離にある蒸留所では、現在も昔ながらの石炭直火蒸溜でウイスキー造りが行われています。ガイド付きの見学に予約を申し込めば、さらにウイスキーの世界の奥深さを実感することができるでしょう。
貯蔵庫を改装したウイスキー博物館では、歴史や製法、種類が分かる展示に加えて、ニッカや世界のウイスキーが試飲できるスペースも用意されています。ニッカの昔の製品や珍しいボトルを陳列したコーナーもあり、ウイスキー好きにはたまらないスポットです。
富良野チーズ工房
富良野チーズ工房は西富良野岳山麓にある「チーズ公園」という施設にあるチーズ好き必見の工房です。新鮮なふらの牛乳を使ったチーズの製造見学や、試食、手作り体験も楽しめると人気を集めています。当日参加も空いていれば可能ですが、手作り体験を目的として訪れる場合は事前に予約をして行くことをおすすめします。
チーズ公園の敷地内には、他にも美味しいチーズを使ったピザが味わえる「ピザ工房」や富良野産フルーツや季節限定のフレーバーなど種類豊富なジェラートが味わえる「アイスミルク工房」があります。敷地が広いので公園自体を散策したり、芝生で子どもと一緒に遊んだりするのにもぴったりです。
二条市場
「札幌を旅行するなら、新鮮で美味しい海鮮が食べたい!」と、考える人も多いはず。札幌には海鮮が食べられる飲食店がたくさんありますが、せっかくなら雰囲気抜群の市場で食事をしてみてはいかがでしょうか。札幌の中心地にある二条市場では、獲れたての新鮮な海鮮がその場で食べられます。
アーケード型の市場は、江戸時代の生活を再現したものだと言われています。そのため札幌の近代的な街並とは対照的に、市場周辺だけどこか違う時代にタイムスリップしたような空気が流れています。
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中島公園
中島公園は、札幌の中心部に位置する大規模な公園です。札幌随一の歓楽街すすきのに隣接しながらも、すすきのとは正反対の平和でのどかな空気が流れています。「日本の都市公園100選」や「日本の歴史公園100選」に選ばれるなど、札幌のみならず北海道を代表する公園の1つです。
中島公園の魅力は、公園全体を包み込む豊かな自然です。春には桜が咲き、大勢の人が訪れお花見を始めます。夏の新緑や秋の紅葉など、季節によって色を変える木々の美しさも見逃せません。冬には雪が降り積もり、一面が真っ白に染まった公園内では、歩くスキーや雪合戦が楽しめます。
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ロマンチックな夜景スポット4選
函館山展望台
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函館山の標高334mの山頂から見える夜景は、両側を海に囲まれた函館ならではの地形が活かされ、「世界三大夜景」にも数えられています。混雑が予想されますが、展望台へはロープウェイで向かうのがやはり人気です。夜景だけでなく、空と海と街のコントラストが美しい昼の景色や、絶景の夕焼け、知る人ぞ知る街に霧がかかった夜景「霧夜景」など、いつ訪れても楽しむことができます。
そんな函館山では、近年「函館ハート夜景伝説」が話題になっています。夜景の中に隠れている「ハート」を見つけて祈ると恋が実るとか。山頂からパノラマに広がる夜景を楽しみながら、大切な人とハートを探してみてはいかがでしょうか。
札幌もいわ山ロープウェイ
日本新三大夜景に認定された札幌。この札幌での代表的な夜景スポットが標高531mの藻岩山です。ロープウェイと「もーりすカー」というミニケーブルカーを乗り継いだ山頂展望台からは札幌の街並みをはじめ、雄大な石狩平野や石狩湾が一望できます。夜景だけでなく、暗くなる直前の「マジックアワー」と呼ばれる時間帯も非常にロマンチックなので、少し早めに訪れるのがいいでしょう。
山頂展望台には「幸せの鐘」が設置されていて、記念撮影のスポットにもなっています。札幌の中心部から20分程度とアクセスも良いので、1日の札幌観光の締めにも疲れずに訪れることが可能です。
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小樽天狗山ロープウェイ
標高532.4mと高く、小樽のシンボルのような存在の天狗山も美しい夜景を眺めるのにおすすめなスポットです。小樽は数多くの夜景スポットがある北海道の中でも北海道三大夜景に選ばれています。天狗山の山頂までは勾配が急ですが、所要時間約4分ほどのロープウェイで気軽に上がることができるので誰と行くのにも安心です。
山頂駅舎にある屋上展望台は一番高く、小樽の街並みや、石狩港や積丹半島までも一望することができます。この屋上展望台を合わせて5つの展望台が天狗山にはあるので、それぞれ違った角度からの夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。冬季の天狗山は素晴らしい景色を楽しみながら滑ることのできるスキー場としても利用されているので、アクティブに楽しみたいという方にもおすすめです。
JRタワー展望室 T38
札幌で最も高いビルの地上38階、高さ160mのところに位置するこの展望室からは、札幌の街並みを360度のパノラマで楽しむことができます。日本新三大夜景にも選ばれた札幌の夜景をゆったりと眺めるのに人気のスポットです。
北サイドでは晴れていれば小樽、東サイドは野幌原始林などの自然、南サイドでは札幌ドームや藻岩山などの都心部、西サイドでは雄大な山々といったように、この展望室からのみでも、方角によって様々な北海道の魅力を感じることができます。南サイドにあるカフェでは昼はコーヒー、夜はアルコールが販売されています。南・西サイドにそれぞれ用意されている素敵な眺望に面した席で好みのドリンクと共にくつろぐのがおすすめの過ごし方です。
ノスタルジックなお洒落スポット5選
小樽オルゴール堂本館
1912(明治45)年に建てられたという歴史的建造物の建物の中で、オリジナルオルゴールをはじめ3,400種以上の様々なオルゴールを展示販売している、日本最大級のオルゴールの専門店です。石造りの歴史を感じる外観や入り口前の蒸気時計は人気のフォトスポットとなっています。
一歩中に入ると、そこはオルゴールの音色がやさしく響く癒しの空間。店内は5つのフロアに分かれており、それぞれのテーマで美しい装飾と音色のオルゴールが並んでいます。木骨石造り倉庫の3階フロアは、曲選択オルゴールコーナーとなっています。販売されているオルゴールは高いものから購入しやすい価格まであるので、旅の記念を探すのにもおすすめです。
小樽運河
ノスタルジックな魅力ある小樽の定番スポットとして注目されているのが小樽運河。北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港と倉庫をつなぐために1923年に完成した水路です。内陸を掘り込んだ運河ではなく海岸の沖合いを埋め立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴です。全長1140mの運河の散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま再利用されています。
中央橋と浅草橋の間の運河散策路を運河に沿って歩いていくのがおすすめの楽しみ方。青空と緑が美しい夏と雪化粧をした冬でも違った印象になるのに加えて、夕暮れ時からはガス灯が灯り、石造倉庫群がライトアップされた温かみのある幻想的な雰囲気を味わうことができます。
金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫は海を目の前にした素敵なロケーションでショッピングやお土産探しを楽しみたいという方におすすめなスポットです。函館駅から徒歩15分程度とレトロな景観を楽しむ散策にも向いています。手作り体験やクルージングを楽しむこともできるので、様々な用途に利用できます。
運河を挟んでチャペルやカフェ、北海道らしさを感じさせるショップなどが揃う「BAYはこだて」、アンティーク輸入雑貨などが揃う「金森洋物館」、函館初のビヤホールを甦らせた明治時代の趣ある「函館ヒストリープラザ」、コンサートや披露宴も行われる「金森ホール」と4つの施設に分けられています。
北一ホール
北一ホールは小樽のガラス製品の中でも有名な「北一硝子」の三号館にある、石油ランプの光が幻想的なカフェです。電気を使わずに167個のランプで温かく照らされた空間は非日常感があります。朝8:45に訪れるとランプの点灯を手作業で行っている様子を見学することもできるので、早起きをして訪れてみてはいかがでしょうか。
ノスタルジックな雰囲気の中ではコーヒーや紅茶といったカフェ定番のドリンクはもちろん、ソフトクリームやケーキといった甘味、他にも小樽ならではのビールやワインといったアルコールも楽しむことができます。北一ホールが入っている北一硝子三号館には、他にも自分用やプレゼント用にするのにぴったりなガラス製品を販売するショップが並んでいます。
八幡坂
八幡坂は「観光で訪れたい日本の坂」で京都などを抑えて1位に選ばれたこともある、CMの撮影にも使われてきた美しい坂です。八幡坂を登りきったところで振り向くと函館湾へと約270mまっすぐ続いていく道が洋風の街並みと共に楽しめる、港町ならではの絶景となっています。
冬季限定で開催されるイルミネーションは温かみのある電飾によって昼とはまた違った魅力を八幡坂の景色に与えてくれるとロマンチックな光景が高評価です。1878年に火災によって焼失するまで、八幡坂を登りきった場所に函館八幡宮があったことが坂の名前の由来となっています。車の通りも多い坂なので観光の際には十分ご注意ください。
美味しい北海道グルメ7選
海鮮
北海道のグルメといえば、まず注目したいのは海の幸ですよね。札幌にもいくつか市場があるので、その場で獲れたての新鮮な美味しさを味わうことも、お土産として持ち帰ることもできます。また、どんぶりからこぼれてしまうほどのイクラやウニといった海の幸が乗った海鮮丼はビジュアルのインパクトも満点です。宿泊先のホテルや旅館などでも美味しい海鮮が提供されることが多いでしょう。
ジンギスカン
北海道ならではの食体験がしたいという方には、羊肉を中央部が凸型になっている専用の鍋で焼いていただく、北海道の郷土料理「ジンギスカン」がおすすめ。羊肉と一緒に野菜を焼くと、肉汁を吸って野菜がより美味しくなります。初めてジンギスカンを食べるという方や羊肉があまり得意ではないという方は、やわらかくてクセの少ない仔羊の肉のラムから試してみるのが良さそうです。〆にうどんやラーメンを入れて食べるのも絶品で、店ごとの味わい方を試すこともできます。
ラーメン
北海道のラーメンはそれぞれ地域によって特色があり、それぞれの個性を食べ比べるのが楽しみの一つです。中でも「北海道三大ラーメン」とも呼ばれているのが札幌、函館、旭川の三つ。北海道のご当地感を味わいたいという方には札幌の味噌ラーメンがおすすめかもしれません。コーンやバターのトッピングが加わったコーンバターラーメンは北海道のご当地らしさがさらにアップします。ラーメン好きであれば、各地の有名店を巡る旅も楽しめるでしょう。
スープカレー
スープカレーは1990年代に札幌で本格的なトレンドとなって以来、定番グルメとして今も定着している北海道グルメです。サラリとしたスープが特徴のスープカレーは、それぞれのお店ならではの調合が施されたスパイスが効いていて、自分好みのスープカレーを探して食べ歩いてしまいそう。
ゴロゴロとたっぷり入った具材は食べ応えもバッチリです。チキンやポーク、ラムなどのお肉と北海道の道産野菜をまとめて贅沢に味わうことができます。
ラッキーピエロ
函館発のハンバーガーショップといえば、ラッキーピエロ。全国ご当地バーガー日本一にも輝いたことのあるこちらは、17店舗それぞれに違った個性があります。素材や調理法、オーダーを受けてから調理する手作りの出来立てといったようにファストフード店らしからぬ美味しさへのこだわりには驚かされます。
人気ナンバーワンの「チャイニーズチキンバーガー」は、甘辛い味付けの唐揚げがたっぷり詰まったボリューミーな商品です。函館を訪れたら必ず食べておきたい絶品グルメとなっています。
六花亭
フリーズドライした苺をコーティングしたチョコレート菓子をはじめ、和洋菓子のジャンルを超えて愛される北海道のお菓子ブランド「六花亭」で忘れずに購入したいのが「マルセイバターサンド」です。
六花亭専用の小麦粉でつくられたビスケットでホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバターを使ったクリームをサンドしたこのバターサンドは、40年以上続くロングセラー商品です。発売当時のマルセイバターのラベルにちなんだパッケージはレトロな魅力があります。10日間ほどの日持ちとなっているので、自宅用や親しい友人へのお土産にも選びやすいでしょう。
ルタオ
小樽にある「LeTAO」は、濃厚なチーズが香るベイクドチーズケーキとふんわりとしたミルク感が楽しめるレアチーズケーキを2層に重ねた「ドゥーブルフロマージュ」をはじめ、お取り寄せグルメとしても人気の洋菓子店です。
小樽の本店では、ここでしか味わうことのできない作りたての生ケーキや濃厚なミルククリームが詰まったモーモーミルクパイシューなどの限定商品を購入することができます。本店以外にもパトスやル・ショコラ、プラス、フロマージュデニッシュ デニルタオといったコンセプトショップが小樽市内にあるので、目的に合わせていくつかまわってみるのも楽しいでしょう。
北海道のお土産を紹介したコラムはこちら
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北海道への主要エリアからのアクセス・所要時間
東北から
- 飛行機
仙台空港→新千歳空港:約1時間10分
- フェリー
仙台港→北海道苫小牧港:約16時間40分
- 新幹線
仙台駅→新函館北斗駅:約2時間半~3時間
北陸から
- 飛行機
小松空港→新千歳空港:1時間半
- 新幹線
金沢(JR新幹線かがやき)→大宮(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約5時間50分
- フェリー
敦賀→北海道苫小牧東港:約20時間
東海・名古屋から
- 飛行機
中部セントレア空港→新千歳空港:約1時間45分
- 新幹線
名古屋(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約5時間56分
東京から
- 飛行機
成田空港→新千歳空港:約1時間50分
羽田空港→新千歳空港:約1時間30分
- 高速バス
東京駅八重州南口→函館フェリーターミナル:約16時間10分
- 新幹線
東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約4時間
関西から
- 飛行機
神戸空港→新千歳空港:約1時間50分
関西空港→新千歳空港:約1時間50分
- 新幹線
新大阪(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約6時間50分
中国・四国から
- 飛行機
岡山空港→新千歳空港:約1時間50分
松山空港→新千歳空港:約2時間10分
九州・福岡から
- 飛行機
福岡空港→新千歳空港:約2時間20分
- 新幹線
博多(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約9時間40分
札幌の主要駅と空港を紹介
新千歳空港
新千歳空港は、日本で5番目に利用者数の多い北海道最大級の空港です。国内線と国際線の両方において路線が豊富で、「北海道の空の玄関口」とも呼ばれています。国内線の乗り入れ航空会社は、JALやANAの他にLCCを含め10社。国際線の乗り入れ航空会社は、アジアやヨーロッパなど世界各国へ駆け巡る37社が就航しています。
札幌駅
札幌のみならず、北海道最大の拠点地として存在する札幌駅。大きな時計がシンボルの、白く洗練された外観が印象的です。札幌駅から、北海道の玄関口と呼ばれる新千歳空港までは快速エアポートで40分ほど。千歳線や学園都市線など、市内各方面への交通網も発達しています。
札幌駅は、ただの駅として利用されているわけではなく、訪れる人が買い物を楽しめる商業施設としての役割も果たしています。駅に一体化する形で作られた4つのショッピングセンターは、すべてまとめて「JRタワースクエア」と呼ばれ常に混雑。店舗数は600以上にものぼり、もはや札幌最大級のショッピングセンターと言っても過言ではありません。
「アピア」「エスタ」「パセオ」「ステラプレイス」この4つの商業ゾーンは、食事や買い物をするにはピッタリだと言えます。特にレストランは食のジャンルが豊富で、北海道グルメだけでなく多国籍料理やブッフェが堪能できる点も魅力的です。
北海道観光の移動手段
レンタカー
電車などの乗り継ぎ時間の心配もないレンタカーは北海道観光におすすめです。のんびりと自分のペースで観光地をめぐることができ、お子様連れなどの家族旅行にはもってこいです。
また、道内には公共交通機関の路線が整備されていないエリアなどがあるため、好きな時に好きな場所で、好きな時間借りられるレンタカーは自由度が高く利便性が高いといえます。
北海道観光におけるレンタカーの注意点は、都市間の距離を事前に把握しておくことがひとつです。同じ北海道内でも、札幌市から函館市まではおよそ310kmあり、気軽に行ける距離ではありません。
効率よく周れるスポットを調べて計画するのがおすすめです。また、冬季は封鎖される道路やチェーン規制などもあるので注意が必要です。
電車
長距離を短時間で移動するのに便利なのが電車です。のんびりと車窓から流れる景色を楽しみながら旅行をすることができます。
札幌市から函館市をむすぶJR北海道の特急列車は「北斗」と「スーパー北斗」の2種類があり、いずれも最短3時間30分ほどで到着することができます。
JR北海道では、お得な乗車券往復割引きっぷなども販売されているので、大きな都市間は電車で移動し、着いた先でレンタカーを借りて観光するのもおすすめです。
路面電車
札幌市と函館市では、路面電車が運行されています。札幌市電は1回の乗車料金が大人200円、子ども100円と利用しやすい金額となっています。
函館市電の運賃は乗車距離に応じて210円、230円、240円、250円の4段階で子ども(小学生まで)はいずれも半額になります。
1日乗車券などのお得な乗車券も販売されており、沿線には乗車券を提示すると割引や特典が受けられる店舗もあるので市内の観光をする際はおすすめの移動手段です。
飛行機
北海道内の移動手段のひとつに飛行機があります。
通常、同じ県内を飛行機で移動することは一般的ではありませんが、広い北海道ならではの移動手段で、南西部の函館市や札幌市から北東部の稚内市や旭川市に行く際など、目的地によっては大幅な時間の短縮になります。
よくばりな北海道旅行を計画したい場合は飛行機での移動を検討してみてはいかがでしょうか。
お得なフリーチケット
JR北海道
北海道フリーパス
JR北海道線の特急・急行・普通列車とジェイ・アール北海道バスが7日間乗り放題になるお得なフリーパスです。また、普通車指定席も6回まで利用することができます。
【発売場所】
- 全国のJRの主な駅、及び主な旅行会社の支店・営業所
【公式サイト】
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006381/
函館市電
函館市電専用1日乗車券
函館市で運行されている市電が1日乗り放題になるお得な乗車券です。路線図や観光エリアマップの綴じ込み付きで、沿線にある見学施設・レストラン・土産物店などで1日乗車券を提示すると割引などの特典を受けることができます。
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
市電・函館バス共通1日、2日乗車券
函館市電と函館バスが乗り放題になるお得な乗車券です。函館バスは、乗車できる区域が限られています。
【1日・2日乗車券が利用可能な特別バス】
- 市立病院・五稜郭循環バス
- 元町・ベイエリア周遊号
- 日ノ出・五稜郭循環バス
- 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス
- 函館山登山バス
- ロープウェイシャトルバス
- 湯の川温泉ライナー
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
【函館市電公式サイト】
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014012100977/
札幌市電
どサンこパス
土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日 〜 1月3日)に利用できる市電専用1日乗車券です。「どサンこ」には「土」曜日と「サン」デーに「こ」どもと一緒に、という意味が込められており、1枚360円の格安料金で大人1人と小学生までの子ども1人が1日乗り放題になります。札幌市内を周遊して観光する際はとてもおすすめです。
【発売場所】
- 市電(路面電車)車内
- 大通定期券発売所(年末年始は休業)
- 市電との乗継指定地下鉄駅窓口
【参照サイト】
https://www.callcenter.city.sapporo.jp/sapporo/cc/web/knowledge219256.html
北海道にはお得なフリーパスが豊富
また、上記以外にも北海道にはたくさんのお得なフリーパスがあります。エリア限定のものや設定された期間の利用でお得になるものなど、様々な交通機関から販売されています。北海道の魅力を満喫できる、自分の旅にぴったりのフリーパスを有効利用しましょう。
【JR北海道公式サイト】
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/list.html
【札幌市交通局公式サイト】
http://www.city.sapporo.jp/st/josyaken/card.html
Holidayユーザーによるおすすめプラン10選
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よくある質問Q&A
札幌市内観光はどれくらいの日数あれば満喫できますか?
目的にもよりますが、札幌市内だけであれば最短で1泊から満喫することが可能です。札幌は観光エリアが中心部に集中しているため、移動に時間を取られることはありません。ただウィンタースポーツを楽しみたかったり、郊外にも出かけたりしたい場合は、2泊以上の日数を確保することをおすすめします。
函館市内観光はどれくらいの日数あれば満喫できますか?
函館市内の観光は、最短で1泊から可能です。ただ1泊だと少し急ぎ足になってしまう可能性があるため、日程に余裕があるなら2泊以上確保することをおすすめします。市場や教会、夜景スポットなどの主要観光スポットは中心部に集中しているため、移動に膨大な時間を取られることは少ないはずです。
北海道1周旅行するには、どれくらいの日数がいりますか?
北海道は田舎になればなるほど電車の本数が少なくなるため、1周するなら車かバイクがおすすめです。車やバイクで1周する場合は、1週間は日数が必要だとみておくと安心でしょう。冬場は雪や氷で悪路が多いため、スピードが落ちることを考えると1週間以上の日数を確保しておくと余裕が持てます。
北海道の各季節の気候を教えてください。
北海道はエリアによって気候が変わりますが、大まかには以下の通りです。
春(4月下旬から6月まで)
4月はまだ道北や道東で雪が残るところもありますが、それ以外のエリアは陽気な日が増えます。桜の開花は日本で最も遅く、5月頃が目安です。
夏(7月から8月まで)
8月に何日か30度に達する日があるものの、暑い日々は数週間で終わり長くは続きません。夜は気温が下がり涼しく、梅雨もないため本州と比べると過ごしやすいと言えるでしょう。また道東は気温があまり上がらないことから、夏場は避暑に訪れる人が多くいます。
秋(9月から11月初旬まで)
9月上旬から徐々に秋の気配が感じられ、10月初旬には紅葉を楽しむことができます。寒さが厳しくなりつつあるため、本州から訪れる人は厚手の上着を用意しておくと良いでしょう。
冬(11月下旬から4月中旬まで)
北海道の冬は長く、11月中旬から4月頃まで続きます。一面雪が積もり地面には氷が張るため、足元には気を付ける必要があるでしょう。雪まつりや氷祭りが各地で開かれ、イベントを楽しむには最高の季節だと言えます。
北海道の各季節ごとの楽しみ方を教えてください。
北海道の春は、エゾザクラやライラックの花が鑑賞できることで観光客から人気です。春の北海道では、こういった北海道ならではの植物や花々を楽しむと良いでしょう。夏は涼しく過ごしやすく、各地を旅行するにはピッタリの季節。特に富良野はラベンダー畑が有名なため、ぜひ夏の季節に訪れてみてください。
秋は紅葉が美しいだけでなく、道内各地でグルメイベントが開催されます。海鮮料理や郷土料理など、北海道のグルメを堪能するなら秋が最高です。最後に冬ですが、冬は最も北海道の魅力を満喫できる季節。スキーやスノボーなどのウィンタースポーツが楽しめるほかに、札幌では日本最大級のイベント雪まつりが開催されます。