まずはここ!定番スポット10選
小樽運河
小樽運河は1923(大正12)年にできた運河で、小樽を代表する観光スポットです。当時はたくさんの船が行き交い、北海道開拓の玄関口として発展してきました。
大きな船を沖に泊めて荷揚げを行なっていましたが、次第に扱う荷物の量が多くなってしまい、運搬作業を効率的にできなくなってしまったのがきっかけで、船が接岸して荷揚げできるように海面を埋め立てて作ったのが小樽運河です。しかし戦後には港の埠頭の整備が進められたことにより、運河の約半分が道路として埋め立てられてしまい、散策路が残った今現在の姿になりました。
そうした歴史を持つ小樽運河は、全長1,140m、幅20m(北部にある北運河は40m)は当時のままの姿で残されていて、運河沿いにある石造りの倉庫や63基ものガス灯が当時のレトロな雰囲気をかもし出しています。
石造りの倉庫はレストランやお土産屋さんになり、夕方からガス灯が灯る、人気の観光スポットになりました。石畳の散策路には、様々なご当地グルメや人気のオルゴール店が立ち並びます。
また、船の上から小樽運河を観光できる「小樽運河クルーズ」も人気のクルージングです。レトロな街並みを歩いて楽しんだあとは、船の上から景色を眺めてみるのもいいかもしれません。
運河プラザ
運河プラザは、昔使っていた石造りの倉庫を使ったお土産屋さんです。明治中期の建築様式の外観がとても美しく、人気のスポットです。
倉庫の中には北海道の銘菓や特産品などのお土産がずらりと並んでいるほか、市内や郊外のパンフレットもたくさん置いてあるので、今後の旅の参考にできること間違いなし。カフェも併設されていて、小樽運河の散策に一息入れたい時にはぴったりです。また、観光案内所も入っているので、困ったことがあれば聞いてみるのもいいでしょう。
小樽オルゴール堂
小樽オルゴール堂は、レトロな建築の建物と蒸気で動く蒸気時計が目印のオルゴール専門店です。1912(明治45)年に作られた建物は擬洋風建築の美しい外観で、内装も、温かな照明とシャンデリアが日本ではないどこかをイメージさせるような雰囲気になっています。
25,000点以上のオルゴールが並んでいて、宝石箱をあしらったようなデザインのオルゴールや、木製のオルゴール、小樽オルゴール堂本館前にある蒸気時計をモチーフにしたオルゴールなど、様々なデザインのものが展示・販売されています。
そもそも、オルゴールの歴史は中世ヨーロッパのルネサンス期が始まりとされています。当時の教会の鐘が、時間を知らせる時に大小の様々な鐘を使って音楽を奏でていたことに注目した職人が、これを卓上で再現できないかと開発されたのがオルゴールです。当時の技術が現代になってもなお伝承されているのです。
旅の思い出に1つ持って帰るのもいいかもしれないですね。
北一ベネツィア美術館
北一ベネツィア美術館は、ベネツィアから取り寄せたベネツィアガラスを展示している美術館です。
イタリア北部にある古都、ベネツィアの繊細で美しい文化を日本に広めようと1988年に開館した美術館です。「水の都」として有名なベネツィアと運河が有名な小樽は親和性が高かったのかもしれません。
ベネツィアにあるグラッシィ宮殿がモデルの建築デザインになっていて、建物の前に立つだけでベネツィアに来た気分になってしまいます。入ってみると、1階のエントランスには屋内プールがあり、運河を渡るためのゴンドラが展示されています。
2階、3階、5階の展示室はヴェネツィアの文化的な成熟期である18世紀頃の宮殿の部屋を再現しており、四季ごとの貴族の優雅な生活様式を知ることができたり、様々なヴェネツィアガラスの作品についての展示を行なっています。
特に2階の衣装文化体験は人気のコーナーで、イタリアにちなんだ衣装を着て写真撮影ができちゃうんです。衣装もイタリアのドレスメーカーに特注で制作を依頼している特別な衣装から、洋服の上から気軽に着ることができる衣装まで様々で、着てみると、イタリアの貴族気分に浸れること間違いなしです。
小樽堺町通り
小樽堺町通りは、小樽運河随一のショッピングストリートです。小樽ガラスやオルゴール、可愛らしい小物が売っている雑貨店やアンティークものの食器を取り扱っているお店など、ときめくいいものが見つかる場所です。
また、小樽発祥の全国的に有名な洋菓子店、「ルタオ洋菓子舗」の1つである「ルタオプラス」というお店では、北海道産ジャージー牛乳を使用したソフトクリームが食べられ、「ラーメンみそら」では本場の味噌ラーメンが食べられます。
他にも美味しい海鮮丼やお寿司が食べられるお店やレトロな外観の喫茶店などもあるので、心ゆくまでグルメも楽しめます。お土産探しやお買い物、お腹を満たすのにはにちょどいいスポットです。
小樽天狗山ロープウェイ
小樽天狗山は、標高532.4mの小樽のシンボル的な山です。この小樽天狗山のロープウェイが通っていて山頂まで行くことができます。
ロープウェイは山の麓から山頂まで、全長735mを約4分で運転していて、ロープウェイからはよく晴れた日には小樽の街はもちろん、日本海、暑寒別連峰や積丹半島が一望できます。そして、ここから見える夜景は「北海道三大夜景」として数えられるほど美しく、宝石を散りばめたような幻想的な風景を楽しむことができます。
山頂には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に1つ星として掲載されて いる山頂展望台があったり、美しい景色を見ながら食事を楽しみことができる展望レストランがあったり、鼻を撫でると願いが叶うと言われている「鼻なで天狗さん」があり、心ゆくまで小樽の景色を楽しむことができちゃいます。
また、港の見えるスキー場として人気が高く、多くのスキーヤーが訪れる場所でもあります。ゴンドラに揺られながら小樽の夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おたる水族館
おたる水族館は日本海の目の前にある水族館です。約250種類、5,000匹もの魚や海洋生物を展示していて、北海道の希少生物やオホーツク海の海域に住む生物の展示のほか、飼育頭数50頭を超える様々な種類のアザラシや、世界的に珍しいネズミイルカの展示など、海洋生物の展示が魅力の1つです。
水族館内にある「海獣公園」というエリアでは、海を仕切っただけの豪快なプールでアザラシやトドが暮らしています。海を仕切っただけなので、昆布やウニやナマコといった生物も生息していて、できるだけ自然に近い変化に富んだ環境で野生に近い状態で飼育しています。野生のトドが防波堤を乗り越えてきたり、アザラシが岩場で休憩していたりと、普通の水族館では見られないような光景を目にすることもあります。
また、世界最大級のカレイや、イトウと呼ばれる淡水魚、世界最大級のたこ、ミズダコを観察することができます。そのほかにも、日本一冷たいタッチプールと言われているタッチプールがあります。なんと水温は真冬の小樽の海と同じ温度の3度!冷たい水の中で小樽の海の生き物とふれあうこともできます。
日本銀行旧小樽支店金融資料館
日本の経済史の中で大きな影響を与え続けている日本銀行の歴史を詳しく学ぶことができる資料館です。東京駅などの建築を手がけた辰野金吾氏らが設計した、1912年に完成した明治の建築を代表する建築物です。
明治の面影が残る、北のウォール街を再現しているジオラマが展示してあったり、第2次世界大戦後の日本銀行券がずらりと展示してあったり、お札の発行についての詳しい流れを学ぶコーナーなどがあります。
また、普段は見ることのできない日本銀行の金庫の中まで見ることができるんです。ここでは2002年まで実際に現金を保管していた金庫を開放して、さらに金庫内を再現しているんです。金庫の扉の分厚さや厳重さをリアルに感じられます。
さらに、1億円の重さを体験できるコーナーや、お札の偽造防止の技術なども体験できちゃいます。1億円を持ち上げる機会は一生のうちにおそらくないのではないでしょうか。リアルな重さを体感できる、貴重な体験ができます。
小樽キャンドル工房
小樽キャンドル工房は、小樽運河のすぐそばにある、緑のツタに覆われた石造り倉庫が目印の工房です。1911(明治44)年に建てられた倉庫を改装して作られた店内は、国内外から仕入れられた、色や形、香りまでもが様々なキャンドルで埋め尽くされています。
工房の2階はカフェスペースになっていて、コーヒーや、ハーブティー、ケーキなどを楽しむことができます。特にコーヒーは豆を札幌の焙煎工場から取り寄せたオリジナルブレンドを使用しています。カフェの中も少し暗めの間接照明が優しく灯る癒しの空間です。
また、自分だけのオリジナルキャンドル作りが体験できる、製作体験も行っています。30分ほどで、自分好みのキャンドルが手軽に作れちゃいます。お土産として作ってみるのもいいかもしれません。
かま栄(かまえい)工場直売店
かま栄(かまえい)は、1905(明治38)年に創業した老舗のかまぼこ屋さんです。こだわりの素材で作るかまぼこは多種多様。王道のピンクに白の色が特徴の「紅板」、それについで有名な「白板」その他にも「うに板」やチーズが練りこまれた「小樽小町チーズ」、さけが入った「さけかま」や、かにが入った「かにかま」、「あなご焼き」や「五目のし」「角焼き」など、様々な種類のかまぼこを作っているんです。
ここかま栄の工場直売店では、職人さんが作るかまぼこ製造の工程をガラス越しに見学することができます。その場で揚げた、できたてのかまぼこを食べられると人気です。
定番の揚げかまぼこ、「ひら天」の他に、工場直営店限定の、すり身に溶き卵、ベーコン、チーズ、玉ねぎなどをを入れ薄いパンで包んで揚げた「パンドーム」やウィンナーをすり身で包んだ「ウィンナーロール」なども人気です。
また、カフェも併設されていて、かまぼこを使用したドリンクやソフトクリームも販売しています。小樽のお土産にも最適なかま栄のかまぼこ、ぜひ食べてみてください。
レトロな建築物にふれるおすすめスポット8選
旧国鉄手宮線
旧国鉄手宮線とは、1985年に廃線になった鉄道施設です。1889年に北海道炭礦鉄道(ほっかいどうたんこうてつどう)に譲渡され、鉄道国有法により1906年に国有化された鉄道で、昭和の終わり頃まで人々の移動手段として活躍していました。しかし、利用客が減少したことから廃線し、今ではオープンスペースも兼ね備えた観光スポットになっています。
廃線跡の一部が遊歩道として整備されているので線路の上を歩けたり、写真映えもする人気のスポットになっています。JR小樽駅から徒歩10分ほどの場所にあるのでアクセスもよく、2月初旬に毎年行われるイベント「小樽雪あかりの路」のメイン会場にもなっていてり、そのほか様々なイベントの会場として賑わっています。
旧百十三銀行小樽支店
小樽市は大正期から昭和初期にかけて、北海道内屈指の金融街として栄えていました。この金融街は北のウォール街と呼ばれていて、現在は様々な歴史的建造物が立ち並ぶ観光スポットとして人気です。そんな北のウォール街にある旧百十三銀行は1908(明治41)年に完成した建築物です。
堺町通り沿いに1893年に小さな支店が建っていましたが、銀行事業の拡大に伴い、大きな支店として新しくウォール街の中に建てられました。
現在では「小樽浪漫館」というカフェ併設のアクセサリーやガラス細工の雑貨屋さんになっています。カフェはアンティーク調の椅子やテーブルで統一された雰囲気の良いスペースで、観光中に一休みするのにもってこいのスペースです。
旧日本郵船小樽支店
旧日本郵船小樽市店は、1906(明治39)年に海運業を営む日本郵船会社の支店として建築された、近世ヨーロッパ復興様式の石造りの建物です。北のウォール街の中にあり、国の重要文化財として指定されています。
建物の中は、左右対称の建築デザインになっていて、大理石敷きの玄関や、大階段の手すりは木彫り、天井からはシャンデリアが下がっている、格調高い装飾が調和していて、見ている人を魅了します。1987年の保存修理工事依頼30年が経過したため、2018年11月から2022年3月まで休館しています。
旧郵政省小樽地方貯金局
旧郵政省小樽地方貯金局は1952(昭和27)年に建築された建物です。現在ではこの貯金局は「私立小樽文学館」として活用されています。
石川啄木や小林多喜二、伊藤整など、小樽ゆかりの作家の文学について学ぶことができるスポットになっています。作家の人物像や作品についての貴重な資料を展示しています。
旧安田銀行小樽支店
旧安田銀行小樽支店は、1930(昭和5)年に建てられた建築物です。この建物は、第2次世界大戦後、富士銀行が継承しました。その後、1970年から新聞社の社屋として使われています。ギリシャ建築様式の昭和初期に多い銀行建築で、重量感のある円柱が特徴で、小樽指定の歴史的建造物にも指定されています。
現在は和食レストランの「花ごころ」というお店が入っていて、レストランに入ると内部見学ができるようになっています。
大正硝子館本館
大正硝子館は堺橋のすぐ近くにある硝子館です。小樽を中心に道内に13店舗店を構える「小樽硝子館」の本店で、1906年に建てられた名取高三郎商店を利用して建てられたレトロな外観の店構えが特徴です。
この商店は1985年に小樽の歴史的建造物に指定されていて、お店からは風情あふれる雰囲気が漂っています。
中に入ると、オリジナルのオーナメントやガラス器などのほかに、市内のガラス作家さんによる作品などが並んでいます。本店の隣にある体験工房では硝子制作の体験ができたり、トンボ玉作りの体験ができます。
カトリック小樽協会
1929年に建てられたゴシック様式の教会です。赤い屋根が特徴の教会で、小樽市の歴史的建造物に指定されています。まるでファンタジーの世界から抜け出してきたようなデザインが可愛らしいと人気のスポットです。
正面玄関部の尖頭アーチから十字架を掲げた八角形の塔により、上へ伸びるようなラインを強調している建築法が特徴的で、2階にある礼拝堂には、ステンドグラスのアーチ窓から美しく光が伸びて、神聖な空間を演出しています。
礼拝堂は誰でも参拝できるのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
オルゴール海鳴楼(かいめいろう)本店
オルゴール海鳴楼本店は、堺町通りに面した木骨石造建築が目印のお店です。この建物は実は1893年に旧百十三銀行小樽市店として建てられていて、現在では小樽市の歴史的建造物に指定されています。
店内にはここでしか買うことができないオリジナルブランドのハンドメイドオルゴールがずらりと並んでいます。他にも、自分だけのオルゴールを作ることができる体験プランもあります。気に入った曲と箱を組み合わせるタイプのオルゴールから、箱に装飾を施していくタイプのオルゴール、1から自分好みのオルゴールをオーダーメイドできる注文オルゴールなど、種類も豊富です。
店内奥に「かふぇ自鳴琴(オルゴール)」という喫茶スペースもあり、ゆったりとくつろぐこともできます。コーヒーやケーキが味わえるほか、小樽ビールや小樽ワインまで楽しむことができる喫茶店です。
おすすめ美術館・博物館2選!
ニトリ小樽芸術村
ニトリ芸術村は、小樽運河近くの歴史的建造物を利用した、3つの美術館からなる観光スポットで、「ステンドグラス美術館」「日本近代絵画美術館」「アール・ヌーヴォーグラス館」合わせて芸術村となっています。北海道の大手家具メーカーであるニトリが所蔵する貴重なコレクションを楽しむことができる総合芸術施設です。
ステンドグラス美術館は、キリストや聖人を描いた宗教画をもとにしたステンドグラスが140点以上も展示されていて、そのほとんどがイギリスで作られ、実際の教会の窓を飾ったものなんです。色とりどりの美しいステンドグラスを楽しむことができます。
日本近代美術館は旧三井銀行小樽市店を利用して作った美術館で、1927年に建築された様式をそのままに国内外の近代絵画を展示しています。アール・ヌーヴォーグラス館は、1935年に建てられた旧荒田商会を活用して作られた美術館で、小樽が外国貿易で栄えた19世末に活躍した作家たちの美術品を展示しています。
小樽市総合博物館
小樽市総合博物館は、北海道の鉄道関連資料が収蔵されている博物館です。官営札幌鉄道の車両で、手宮から札幌を繋いでいた「しづか号」をはじめとする、実際に活躍した鉄道車両も展示されている博物館で、鉄道マニアにはたまらないスポットです。
鉄道展示室にはかつて使用されていた時刻表や、乗車券に始まり、鉄道模型まで展示してあります。
絶景からグルメまで!まだある人気スポット4選
小樽港マリーナ
小樽港マリーナは小樽港から積丹(しゃこたん)の海岸を巡ってクルージングができるスポットです。青の洞窟や窓岩、つるかけ岩などいくつもの絶景ポイントを巡りながらゆったりと見どころ満載のクルージングが体験できます。中でも1番人気のポイントは青の洞窟と呼ばれる積丹ブルーの海が楽しめる洞窟です。
青々とした深みのあるブルーが洞窟の中で美しく映えると人気です。小樽港マリーナではクルージング体験のほかにもヨット体験や、積丹半島沖を巡るチャータークルージングもできるプランがあります。
自分の好みに合わせて小樽の海を満喫できるのが嬉しいポイントですね。
小樽鰊御殿(おたるにしんごてん)
小樽鰊御殿は、小樽市泊村の、日本海を望む高島岬にあるスポットです。1897(明治30)年に建てられ、1958年には北海道の民家で初めて「北海道有形文化財鰊漁建築」として文化財に指定されました。
泊村は、かつてニシン漁で栄えた町の1つで、館内にはニシン漁やニシンの加工に使われた道具が勢ぞろいしています。
小樽洋菓子舗ルタオ本店
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ルタオは小樽発祥の洋菓子店で、「北の大地に根ざしたお菓子を全国へ届けたい」という思いから1998年にできました。北海道産の食材をたっぷりと使った様々なお菓子が揃っている人気のスポットです。
レトロな街並みで人気の観光スポット、メルヘン交差点の前に建つこのお店もメルヘンチックな外観です。1階がショップ、2階が喫茶店スペースになっています。2階の喫茶店ではケーキセットが人気で、作りたての生ドゥーブルフロマージュを香り高い紅茶やコーヒーと一緒に楽しむことができます。
また、月に1度ケーキバイキングも行われるので気になる方は予約して行ってみるのもいいかもしれません。
北一ホール
北一硝子三号館にあるカフェ&レストランです。天井の高い倉庫内になんと167個もの石油ランプが灯っている、なんとも幻想的なスポットです。実はこの石油ランプ、スタッフの手によって開店前に1つづつ点けられているんです。開店前にはランプが少しずつ灯っていく様子も見ることができます。
ケーキセットなどのカフェメニューから、和食膳や洋食まで幅広いメニューがあります。中でも人気のなのが、カフェメニューのびっくりシュークリーム。直径約15㎝の巨大なシュークリームで、サクサクのクッキー生地の中にはカスタードがぎっしりと詰まっています。
柔らかなランプの光に癒されながら美味しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
絶対食べたい!ご当地グルメ3選
寿司
北海道といったらやっぱり海の幸は外せません。小樽市は市内に100店舗以上が集う、お寿司激戦区です。というのも、小樽市内には祝津、塩谷、忍路という3つの漁港があり、水揚げされたばかりの新鮮な魚を使ってお寿司を握るからなんです。
中でも、「魚真」は、ランチや夕食どきに賑わいを見せるお寿司屋さんで、地元の人から観光に来たお客さんまで広く愛されている人気店です。新鮮なネタをお手頃価格で食べることができる上に、ジャガイモやチーズの陶板焼きまで味わえます。
若鶏の半身揚げ
新鮮な魚介に恵まれている小樽市ですが、若鶏の半身揚げも昭和時代から地元の人に愛されているローカルフードの一つです。こんがり揚がった若鶏は外の皮はパリパリ、中はふんわり柔らかな肉が詰まっていてとってもボリューミーな一品です。地元の人からの支持も熱く、クリスマスは若鶏の半身揚げを食べるという家庭も多いのだそう。
「若鶏時代なると」は、1965(昭和40)年創業の若鶏の半身揚げ発祥のお店です。味付けした若鶏を丁寧に揚げていく、「お客様に美味しさを手軽に味わっていただく」をモットーに、創業以来変わらない味です。
小樽あんかけ焼きそば
小樽あんかけ焼きそばは、小樽の新しいご当地グルメとして絶賛売り出されているローカルフードです。1926年ごろ、昭和30年代に小樽市で一大ブームとなっていたあんかけ焼きそばを、もっとたくさんの方に知って欲しいと小樽市PR委員会が推している、お墨付きのご当地グルメです。
「小樽ニュー三幸」は和食・洋食・中華など、豊富なジャンルのメニューが揃うレストランです。中でも人気なのが、この小樽あんかけ焼きそば。小樽の豊かな海の幸を使用したあんかけのあんは、魚介の旨味がしみ込んでいます。
お酒を楽しむおすすめスポット2選
小樽バイン
ワイン工場から直送されてワインを楽しむことができるショップ&カフェです。赤ワイン・白ワインはもちろん、ロゼや、こだわりの道産ワインも充実しています。
ルネッサンス様式の美しい洋館の中には広々としたカフェ空間と、地元のワイナリーである「北海道ワイナリー」を中心に取り揃えられたワインが並んでいます。手頃な価格でワインを楽しむことができると人気のスポットです。
また、ワインの美味しさを引き出してくれるフードメニューにも注目です。チーズフォンデュや牛肉のソテー、マリネやパスタ、生ハムプロシュートの盛り合わせなど、様々な種類のフードメニューがあり、心ゆくまで楽しむことができます。
100種類以上のワインと充実のフードメニューで幸せなひとときを過ごすことができそうですね。
田中酒造亀甲蔵
田中酒造は1899年創業の作り酒屋です。本店の店舗は1927(昭和2)年に建てられた木造2階建ての建物で、小樽市の歴史的建造物に指定されています。
風情あふれる店内には様々な種類の地酒が置いてあります。10〜15種類ほどの試飲の用意があり、店員産が詳しく好みを聴きながらぴったりのお酒を一緒に探してくれます。昔ながらの作り酒屋の雰囲気に浸りながら美味しい地酒を味わってみてはいかがでしょうか。
また、本店の隣にある「亀甲蔵」と呼ばれる蔵では、北海道産のお米100%の地酒を作っています。こちらの蔵も小樽市の歴史的建造物に指定されている古きよき石造りの酒蔵です。実際にお酒ができるまでの工程を見学でき、見学後には蔵元限定の日本酒を楽しむことができます。
他にも酒まんじゅうや酒粕せんべい、黒豆茶の試飲などができるので、お酒は苦手という方でも大丈夫です。
海鮮が美味しい!小樽おすすめ市場2選
三角市場(さんかくいちば)
三角市場は小樽駅から徒歩1分という抜群のアクセスの良さの市場です。市場の土地と屋根が三角の形をしていることから「三角市場」と名付けられました。
「ズバリ安い!」をモットーに全長200mの横幅2mの細長い通路を挟んでお店が所狭しと並んでいて、小樽市内で唯一毎日営業している賑やかな市場です。ホタテやウニはもちろんのこと、他にもたくさんの海の幸を手に入れることができるほか、野菜や果物まで売っているんです。駅から近いのでお土産を選ぶにも最適です。お店の人の呼び込みに誘われて市場をふらりと散歩するのもいいかもしれません。
また、6店舗のお食事処があり、新鮮な魚介や旬の食材を使った定食を味わうことができるほか、市場で買った品物をその場で調理してもらえるサービスもあるので、自分のオリジナル丼だって作れてしまうんです。新鮮な食材でお腹を満たすにはぴったりのスポットです。
南樽市場(なんたるいちば)
南樽市場(なんたるいちば)は、鮮魚店を中心に水産加工品や寿司所まである市場です。
鮮魚店が多いので毛ガニやタラバガニ、ウニなどの海の幸が揃うのはもちろん、野菜や果物屋さん、お肉屋さん、お惣菜屋さんやパン屋さん、雑貨屋さんまでが並んでいます。「小樽の台所」としてなんでも揃う市場だと、地元の人にも愛されているスポットです。
Holidayユーザーによるおすすめプラン10選
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