徳島を訪れるなら!定番の観光スポット10選
鳴門海峡(なるとかいきょう)
鳴門海峡は、徳島県鳴門市の大毛島・島田島と、兵庫県南あわじ市にある淡路島の尾桶島との間にある海峡です。播磨灘と紀伊水道を結ぶ鳴門海峡は、日本百景に選定されています。有名な鳴門の渦潮(うずしお)は大きなものになると直径20mにも達するそうです。
鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊り橋「大鳴門橋(おおなるときょう)」は、世界3大潮流のひとつとして有名な渦潮の上部に掛かる吊橋で、鳴門側から橋脚付近まで、橋桁下部に設置された約450 mの遊歩道である「渦の道」を歩くことが出来ます。展望台から鳴門海峡のパノラマや、一部ガラス貼りになった足元から45 m真下に鳴門の渦潮を見下ろすことができ、人気の観光地となっています。
大塚国際美術館
「大塚国際美術館」は、大塚製薬の大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した、日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」です。延床面積29,412平方メートルの広大な館内には、世界25ヵ国・190余の美術館が所蔵する西洋名画1,000余点を、オリジナルと同じ大きさに複製し展示されています。展示されている作品は、大塚グループの会社が開発した特殊技術によって、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けたものだそうです。
「陶板複製画」は原画と違い、風水害や火災などのあらゆる災害や、光による色彩の退行などに非常に強く、約2,000年以上にわたって作品そのままの色と形で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献すると期待されています。
館内の写真撮影は「人物を入れた構図」 「フラッシュ及び三脚使用禁止」という条件で許可されています。
眉山(びざん)
徳島県の県庁所在地、徳島市にある「眉山」は、徳島市のシンボル的な存在で親しまれています。どの方向から眺めてもなだらかな眉の姿に見えることから「眉山」という名がついたといわれています。最高地点は眉山の中央部にある標高290mの峰ですが、徳島市中心街に近い東部にある標高277mの峰が広く山頂と呼ばれているそうです。
山麓には春日神社や、願成寺等の神社や寺院が集中している寺町界隈、美しい湧き水の湧く眉山湧水群があります。山頂は眉山公園となっており、晴れた日には公園内の展望台から阿讃山脈や瀬戸内海などの絶景を見渡すことができ、徳島市内を一望できる夜景スポットとしても知られています。
阿波おどり会館(あわおどりかいかん)
阿波踊り(あわおどり)は、阿波国(現・徳島県)を発祥とする盆踊りで、日本三大盆踊りや四国三大祭りの代表的な存在であり、約400年の歴史を持つ日本の伝統芸能のひとつである「徳島市阿波おどり」は、踊り子や観客数において国内最大規模の祭りとなっています。
徳島県徳島市が設置する阿波おどり会館は、阿波おどり関連の展示、実演を行う文化施設です。阿波おどりの高張り提灯をモチーフとして、逆台形のユニークな外観に設計された建物で、1999(平成11)年に開館しました。館内にある阿波おどりホールでは、1年を通じて阿波踊りの実演が行われています。
昼間は会館専属の阿波の風連により平日1日3回、土日祝日は1日4回40分の実演が行われ、夜間は徳島市阿波おどり振興協会、徳島県阿波踊り協会徳島支部所属の33の有名連により順次1日1回50分の実演が行われているそうです。
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)
大歩危・小歩危は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた、約8kmにわたる溪谷です。大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を見ることができます。ちょっと変わった名前の由来は「大股で歩くと危ないから大歩危」「小股で歩いても危ないから小歩危」という説と、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説があるそうです。
大歩危峡は、間近に見ることができる美しい岩石や、V字谷の様子から日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として、2014(平成26)年に国指定の天然記念物に指定され、2015(平成27)年には国指定名勝となりました。
四国霊場八十八カ所
四国霊場八十八カ所は四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88ヵ所の寺院の総称で、四国霊場の最も代表的な札所です。四国八十八箇所を巡拝することを四国遍路といい、地元の人々は巡礼者を「お遍路さん」と呼びます。八十八箇所を巡礼した場合の全長は1,100~1,400km程で、一般的に徒歩の場合は40日程度で一巡することができると言われています。
八十八箇所すべてを廻りきると「結願(けちがん)」となり、88番目の札所が結願寺となります。その後、お礼参りとして結願寺から高野山の奥の院御廟に詣でて、全ての札所を参ることができたことを弘法大師に報告し感謝をして満願成就になるそうです。
徳島県には1~23番の札所(寺院)があり、お遍路のスタートになる第1番札所の竺和山一乗院「霊山寺」は徳島県鳴門市に所在しています。
奥祖谷二重かずら橋(おくいやにじゅうかずらばし)
奥祖谷二重かずら橋は徳島県三好市の奥祖谷地区を流れる祖谷川に架かるかずら橋です。かずら橋とは、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋で、祖谷川に架かるかずら橋は2本並んで架かっている為、通称「男橋女橋」とも「夫婦橋」などとも呼ばれているそうです。2本のかずら橋はそれぞれ「男橋」は42m「女橋」は22mの長さがあります。
約800年前に、平家一族が馬場での訓練に通うために架設した橋と言われており、現在は奥祖谷かずら橋キャンプ場への通路となっています。豊かな自然に囲まれているので、春には新緑、秋には紅葉など、四季折々の楽しみ方をすることができます。
徳島城跡
徳島城は、徳島県徳島市徳島町にあった日本の城で、その城跡は国指定の史跡や名勝になっています。1873(明治6)年に発布された廃城令により存城処分となり、1875(明治8)年には鷲之門(わしのもん)を除く御三階櫓以下、城内のすべての建築物が撤去されたそうです。
その後、1905(明治38)年の日露戦争の戦勝を記念して、城跡の大半が1906年徳島公園(現・徳島中央公園)として開設され、1910(明治43)年に一般開放されました。敷地内には本丸跡、徳島市立徳島城博物館、国指定の名勝とされる「表御殿庭園(おもてごてんていえん)」などの見どころがたくさんあり、ゆっくりと散策しながら周ることができます。
徳島県有数の桜の名所とも知られ、立派な石垣や堀と桜が並ぶ風景はとても美しく、昔から今も変わらず徳島市民に愛されるスポットとなっています。
小松島(こまつしま)市
小松島市は四国の東門と呼ばれ、四国と関西を結ぶ小松島港を中心に栄えてきた港町です。源義経ゆかりの地をめぐる「義経ドリームロード」をはじめ、四国八十八ヶ所霊場の18番札所「恩山寺」19番札所「立江寺」や「金長たぬき像」、阿波三峰のひとつである「日峰山」など見どころが沢山あります。
小松島市の「金長たぬき」は民話「阿波狸合戦」の主人公で、スタジオジブリのアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」にも登場しています。アニメのモチーフとなった祠「金長神社」は有名なパワースポットとして人気のスポットです。また、港町ならではの海産物を楽しむことができ、シラスやハモは全国有数の漁獲高を誇るそうです。
ひょうたん島クルーズ
「ひょうたん島クルーズ」は 両国橋北詰から、徳島市を囲む新町川・助任川などを周遊する無料の遊覧船です。周囲約6km、30分の船旅を楽しむことができる人気の観光スポットです。水の都・徳島のゆったりとした暮らしを見ることができ、船上で風を感じながらどんどん変わっていく風景を楽しむことができます。
数多くの橋の下を通るのですが、その度に歓声が上がるそうです。中には頭上スレスレで頭を低くしないと通れないところもあり、臨場感たっぷりの経験をすることができます。流れゆく徳島市内の景色を、徒歩や車とは違う視点で眺めることができるそうです。夏の阿波おどり期間中も船は運航しており、川沿いの踊り子さんたちを見られるスポットで少し停まってくれるそうです。
お遍路の始まりの地!徳島のパワースポット4選
霊山寺(りょうぜんじ)
霊山寺は徳島県鳴門市大麻町板東にある、高野山真言宗の寺院です。四国八十八箇所霊場の第一番札所であり、およそ1,400km、365里におよぶ四国遍路の始まりの地とされることが多いそうです。本堂には釈迦如来が本尊として祀られています。本堂の中は、無数の灯籠にあかりが灯っており、見上げた天井には大迫力の龍の天井画が描かれているそうです。
本堂脇の売店で、遍路の装束をはじめ、納札や納経帳、金剛杖などの遍路用品一式を揃えることができます。また、「受戒(じゅかい)」といって、遍路旅の基本的な心得や作法を指導してもらうことができるそうです。
境内には、恋愛はもちろん、仕事の縁や健康との縁、幸せの縁など様々な「縁結び」にご利益があるといわれる「縁結び観音」や、応永年間(1394〜1428年)の建造で、五智如来像が祀られている「多宝塔」、お遍路をはじめる「発願の寺」を象徴している「明治の庭」などの見どころがたくさんあります。
大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)
大麻比古神社は、徳島県鳴門市大麻町板東にある神社です。通称として「大麻さん」とも呼ばれる大麻比古神社は、阿波国・淡路国両国の総鎮守として、現在は徳島県の総鎮守として信仰を集めています。また、徳島きってのパワースポットとして有名になっており、厄除けや方除などのご利益を受けられるそうです。
大麻比古神社は阿波国の国の中で最も由緒の貴い中心的な神社「一の宮」で、この名称は国司が国内の神社を順拝する序列の中で最上位の名称であるといわれています。御祭神は、農業、産業の守り神である「大麻比古大神」と、天孫降臨の際に地上の道案内役をかってでたという、交通安全、厄除けの神の「猿田彦大神」です。
「鬼門」や「裏鬼門」といった方角にまつわる災いを除いてくれる、珍しい「方除(ほうよけ)」の祈願もして頂け、お正月以外でも拝殿前に行列ができるほど、多くの方が参拝されるそうです。
阿波の土柱(あわのどちゅう)
徳島県阿波市阿波町桜ノ岡にある「阿波の土柱」は、アメリカロッキー山脈、イタリア南ティロル地方と合わせ、世界三大土柱と呼ばれる奇観で国の天然記念物とされています。地形変動で底部が露出し、風雨にさらされることで作られていった「土柱」は、足元で見下ろす上からの眺めはスリル満点で見ごたえがあります。
千帽子山・高歩頂山・円山にまたがる阿波の土柱は、場所によって橘嶽、扇子嶽、莚嶽(むしろだけ)不老嶽、燈篭嶽と呼ばれ、展望台正面からの波涛嶽(はとうがだけ)と合わせて六嶽と言われています。「波涛嶽」は六嶽中最大となっており、南北90m、東西50m、高さ18mにもなり、国の天然記念物に指定されているそうです。自然の雄大さを感じて、パワーチャージしてみてはいかがでしょうか。
剣山(つるぎさん)
剣山は徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する標高1,955mの徳島県の最高峰山です。日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルとされています。
剣山は謎多きパワースポットとして有名で、ソロモン王の秘宝が隠されているなどと噂されている場所でもあるそうです。他にも様々な噂が流れており、壇ノ浦の戦いで義経が平家を追い詰めた際に、安徳天皇が「宝蔵石」の下に天皇に伝わる三種の神器である剣を埋めたという説や、人口のピラミッドなのではという説もあり、ミステリーの宝庫として注目を集めています。
山頂にある「大剣神社」や「宝蔵石」名水百選に選ばれた「御神水」など、パワーあふれる見どころがたくさんあります。
徳島で湯を楽しむ!おすすめの温泉2選
祖谷温泉(いやおんせん)
祖谷温泉は、徳島県三好市の祖谷渓沿いにある温泉で、北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉とともに日本三大秘湯の一つに数えられています。1965(昭和40)年に掘削された温泉は、ぬめりがありまったりとした感触のアルカリ性単純硫黄温泉で源泉温度は39度ほどになります。
四国山地を切り裂く祖谷渓谷は、断崖絶壁の続く近寄りがたいほどの美しさです。紅葉の時期は、エメラルドに光る水面から山頂まで、まさに天然の綾錦と称されるほど美しく、新緑の季節は素晴らしい木々の活力に溢れる渓谷を望むことができます。
そんな最高のロケーションでくつろげる温泉のあるスポットを2件ご紹介します。
和の宿ホテル 祖谷温泉
「和の宿ホテル 祖谷温泉」では、四国では珍しい源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。渓谷にせり出すように作られた、約170m下の谷底の露天風呂へはケーブルカーで移動します。傾斜角42度の断崖を、ゆっくりと大パノラマの景色を一望しながら下っていくと、祖谷川の流れにせり出すように造られた男女別の露天風呂「渓谷の湯」と「せせらぎの湯」があります。
川のせせらぎをBGMに、至福のひとときを過ごすことができるそうです。
渓谷の隠れ宿 祖谷美人
「渓谷の隠れ宿 祖谷美人」では、客室で露天風呂を贅沢に楽しむことができます。源泉掛け流しの単純硫黄冷鉱泉で、ほのかに硫黄の香りが漂う温泉で、まろやかな湯が肌にしっとりとなじむように感じるそうです。 神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え症、慢性皮膚病、美肌などに効果があると言われ、湯上がりのお肌は、もっちり、すべすべになると言われています。
信楽焼の露天風呂が付いた客室や、温かみのある木肌に癒される香りのいい檜の露天風呂付客室など、部屋ごとに色々な露天風呂が用意されているので、何度でも訪れたくなる宿となっています。
徳島で食を楽しむ!グルメスポット3選
大菩薩峠(だいぼさつとうげ)
「大菩薩峠」は、徳島県阿南市にある要塞の様な風貌の素敵な喫茶店です。オーナーの島利喜太さんが、自ら裏山に窯を作り、そこで自分で焼いたレンガなどを使用して建築されたレンガ造りのセルフビルド建築だそうです。建築の作業は1966(昭和41)年頃から開始され、約5年後の1971年(昭和46)年に開店しました。ですが、まだ増改築をされているそうで、現在も未完成のようです。
「日本のサグラダファミリア」と呼ばれている「大菩薩峠」では、美味しいコーヒーなどのドリンクメニューと、エビフライやハンバーグなどの定食メニュー、ピラフやカレーなどの喫茶店ならではのメニューを堪能することができるそうです。
チュチュチュロスカフェ
「チュチュチュロスカフェ」は徳島県産の米粉を使用した揚げたてもちもちのチュロスを食べることができるチュロス専門店です。徳島県内に数店舗の店舗をもつ、大人気のお店です。米粉を使用した揚げたてのチュロスは長さ約30cmほどあり、定番のシュガーやチョコレートから徳島ならではの「阿波和三盆糖」まで、約十種類のフレーバーを選ぶことができます。
また、チュロスのほかにも徳島名産のすだちを使ったドリンク「すだちスカッシュ」や「すだちソルベ」、カラフルなおいりがトッピングされたフォトジェニックな「おいりチュロスサンデー」や、徳島バーガー協会認定品の「あわおどりバーガー」など、目にも楽しく食べても美味しい色々なメニューが揃っています。
リゾートホテルモアナコースト
徳島で本格イタリアンが食べられる宿「リゾートホテルモアナコースト」では、贅沢なイタリアンを食べることが出来ます。新鮮な地元食材をふんだんに利用したイタリアンは絶品で、鳴門鯛を使用したコースや徳島産の牛肉を使用したステーキを食べられるコースなど、様々な料理を楽しむことができるそうです。
天然鳴門鯛を使用した塩釜包み焼きは贅沢に丸ごと一匹を使用しており、ボリューミーで食べごたえがあり人気のメニューとなっています。また、徳島産のアワビや鳴門金時、鳴門ワカメなど、徳島の海の幸や山の幸を贅沢に堪能することができるそうです。
お店のおすすめは「海と大地のフルコース」で、前菜からデザートまで、徳島の味を存分に味わうことができると人気のコースになっています。
徳島で遊べる!レジャースポット5選
あすたむらんど徳島
「あすたむらんど徳島」は、徳島県板野郡板野町にある、子ども向けの科学教育をテーマとした徳島県立の科学館と公園が隣接している施設です。「あすたむらんど」とは、明日(あす)に多くの夢(たむ)がある場所(らんど)を意味するそうで、遊びや体験を通して科学する心を育てる「子ども科学館」を中核施設とした、科学と自然にふれる大型公園となっています。
「科学技術と自然環境の調和」を共通のテーマとして、「宇宙と地球」「生命と環境」「科学技術と人間」の3つの展示テーマで構成する「子ども科学館」や、世界一の明るさを誇る投映機が直径20mのドームに約3万8千個の星を映し出す「プラネタリウム」、206匹のたぬきが迎えてくれる楽しい川の旅ができる「吉野川めぐり」など、色々な楽しみ方のできる施設が9つあります。
とくしま動物園
「とくしま動物園」は徳島県徳島市にある動物園で、徳島市総合動植物公園の施設の一つです。四国最大級を誇る園内は、5つのエリアに分かれており温帯区、熱帯区、サバンナ区、寒帯区、こども動物園に分かれています。モルモットやヒツジに直接触れたり、ヒグマ、ヒツジ、ヤギ、ゾウなどに餌をあげたり、ポニーに乗馬したり、様々な動物体験をすることができるそうです。
北海道の円山動物園から来園した大人気のホッキョクグマ「ポロロ」や、下から、横から、カワウソをいろいろな角度から見られる「すいすいプール」など、楽しい見どころがたくさんある、一日中楽しめる動物園です。
日和佐うみがめ博物館「カレッタ」
日和佐うみがめ博物館「カレッタ」は、徳島県海部郡美波町にあるウミガメに関する博物館で、館名の「カレッタ」はアカウミガメの学名に由来するそうです。世界でも珍しいとされるウミガメの博物館で、1階は世界のウミガメの剥製や、亀の進化の過程などを展示しています。
2階はうみがめクイズや120インチのハイビジョンシアターによるウミガメの学習などをすることができ、楽しく学習することができると人気のスポットとなっています。博物館の目の前にある大浜海岸や、徳島県南には毎年5月~8月にかけてアカウミガメが上陸して産卵をします。 通常は夜に産卵ですが、 運がよければ感動的なシーンに立ち会うこともできるそうです。
とくしま植物園
「とくしま植物園」は、徳島県徳島市の徳島市総合動植物公園にある植物園です。43.71ヘクタールの園内には、とくしま動物園のシンボルマークであるコンドルにちなみ、アンデスの遺跡をモチーフにして整備した「エントランスゾーン」、徳島の気候と風土に合った四季折々の草花や樹木を見ることができる「都市緑化植物園」、里山の地形と植生を活かしながら構成された「林間ゾーン」に分かれています。
緑豊かな徳島の自然を守り育てていくための知識を学び、理解を深められる植物園となっています。また、ガーデニングやフラワーアレンジメントなどの、花や緑と親しみながら知識を得ることのできる、さまざまな講座を年間を通して開催されているそうです。
大鳴門橋架橋記念館エディ
徳島県立「大鳴門橋架橋記念館」は、大鳴門橋架橋を記念して徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦に設置された施設で、愛称は「エディ」といいます。大毛島の最北突端部の大鳴門橋を望む位置にあり「渦」と「橋」を展示テーマに子供から大人まで楽しめるミュージアムとなっています。
空間全体がまるで大きな渦潮の中に入っているようなショータイムが見られる「Play the Eddy!」や、鳴門海峡や大鳴門峡の雄大な眺めはもちろん、晴れた日には太平洋側の和歌山県や瀬戸内海の小豆島まで見渡すことができるパノラマ展望デッキ、VRで徳島県の観光体験ができる体験型VRアトラクションなど、大人から子供まで楽しい体験をすることができます。
徳島の絶景フォトジェニックスポット5選
琵琶の滝
「琵琶の滝」は吉野川の支流、祖谷川にそそぎ込む小さな谷にかかる滝で、垂直に近い落差50mほどの岩盤を白糸のように滑り落ちる美しい滝です。平家の落人が琵琶を奏でながら都を偲んだということで「琵琶の滝」と呼ばれているそうです。観光名所の「かずら橋」の先にあるので、あわせてみることができます。
上品に流れるとても美しい滝で、観光スポットとして人気があります。また、滝壷の近くまで降りることができ、間近に滝を見ることができるそうです。徳島県に行かれた際は「かずら橋」とともに、是非マイナスイオンたっぷりの「琵琶の滝」もご覧になってみてはいかがでしょうか。
蒲生田岬(かもだみさき)
蒲生田岬は、瀬戸内海紀伊水道に突き出た形の四国最東端の岬です。灯台からの眺望は素晴らしく、特に海から昇る朝日は格別の美しさだと言われています。晴れた日には遠く大鳴門橋、淡路島、和歌山県まで望むことができるそうです。北寄りの砂浜はアカウミガメの上陸産卵地としても有名です。
また、2010(平成22)年には岬の魅力を高めるため、波と風をモチーフにした石のモニュメント「波の詩(うた)」が設置されました。ハートをイメージした空洞からは、伊島や水平線を望むことができます。訪れた人々がそれぞれの想いを感じることができる新しいパワースポットとして、今注目されているそうです。
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)は、徳島県勝浦郡にある慈眼寺の下に位置する滝です。「灌頂」とは仏教用語で霊水を頭から頂くという意味で、弘法大師がこの滝の下で修行をしたという伝説があるそうです。直下80mで、別名を「旭の滝」と呼びます。
流れが途中から霧のように広がり、風に吹かれて揺らめく様は、まるで天女の羽衣を連想させる優美な滝で、時間帯によっては滝の流れに虹が重なる美しい姿を見ることができるそうです。晴天の日の午前中に訪ねることをおすすめされています。
階段を上り詰めると不動明王が祀られている場所があり、そこからは真横や裏側から滝を間近に見ることができます。また、滝からさらに奥へと車を進めると、禅定窟(ぜんじょうくつ)で有名な慈眼寺があります。
うだつの町並み
徳島県美馬市脇町には通称「うだつの町並み」ともよばれる町並みが広がっています。「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、これを造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができなかったそうです。「うだつが上がる」ということは富の象徴であることから、「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っている町並みと言われます。
各家々のうだつには家紋や細工が施され、その豪華さが商人の権威を表しているそうです。夕暮れになると、あんどん風の街灯がうだつの町並みを照らし、優しいほのかな明かりが、誇り高く歴史ある街並みを悠然と照らし出す光景を目にすることができます。うだつの歴史や文化に触れながら、懐かしさや落ち着いた雰囲気を感じつつぶらりと町歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
轟九十九滝(とどろきくじゅうくたき)
轟九十九滝は、徳島県海部郡海陽町にある王余魚谷川の滝で、日本の滝百選、四国のみずべ八十八カ所に選定されています。海部川上流の渓谷にかかる「轟の滝」は四国一の大滝とも言われています。また上流には二重の滝・横見の滝など大小さまざまな滝があり、総称して「轟九十九滝」と呼ばれています。
山全体が滝の回廊のようで、本滝から最上部の鍋割の滝まで約1,500mあるそうです。遊歩道が整備されているので往復2時間ほどあれば、のんびりと散策を楽しむことができます。一番の見どころである「轟の滝」は、轟神社のご神体として祀られていて、鳥居をくぐった向こう側にあります。訪れる誰しもが神様の気配を感じられる場所とされ、古来より神聖な場所として人々の信仰の対象となっているそうです。
知る人ぞ知る徳島の穴場スポット
小便小僧
徳島県三好市に位置する祖谷渓谷は四季折々の豊かな自然を楽しめるスポットとして人気の観光地ですが、その美しい自然を見下ろすように「小便小僧」の像は設置されています。街道中一番の難所といわれる七曲(ななまがり)の、谷底まで高さ約200mの断崖にある小便小僧の像は、かつての子どもたちがここに立って度胸試しをしたという逸話にちなんで作られたそうです。
思わず足がすくんでしまうような高さの崖の上に、ぽつんと佇む小便小僧。シュールな光景ですが、メディアやSNSで取り上げられたこともあり人気の写真スポットとなっています。周辺には「かずら橋」などの有名な観光スポットもありますので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。