二条市場ってどんなところ？
二条市場は、札幌の中心部にある主に海鮮を扱った市場です。大通公園やテレビ塔などの主要観光地から近く、アクセスが良いことから連日多くの観光客が訪れます。
札幌に数ある市場の中でも二条市場は特に歴史が長く、その始まりは明治時代にまで遡ります。明治時代、石狩湾の漁師が札幌へ訪れ、そこで自分たちの釣った魚を販売したことから始まりました。
1903年頃にはまだ小さな魚市場だったものの、徐々に巨大な市場としての形が作られ始め、1910年には広範囲にわたって商店が建ち並ぶように。戦後には魚だけでなく野菜や乾物の取り扱いを開始し、現在の二条市場のような食品全般を扱う市場として成長しました。
現在のアーケード型の市場は、江戸時代の生活を再現したものだと言われています。そのため札幌の近代的な街並とは対照的に、市場周辺だけどこか違う時代にタイムスリップしたような空気が流れているのです。
札幌市内に海鮮が食べられるお店はたくさんありますが、やはり臨場感を味わうなら実際に市場に訪れるのが1番です。市場では、店員たちによる活気のあるかけ声が聞こえ、大きくて豪華な魚介が店先に並ぶ姿が目に入ります。試食は店員から積極的に勧めてくれるため、過度に遠慮する必要はありません。
また食堂やレストランのようなお店に入らなくても、店頭で海鮮を購入して店先でそのまま食べることも可能。「海鮮丼のようなボリューミーな料理は食べられないけれど、エビやカキなど気に入った魚介を単品で食べたい」という人は、自分の好きなだけ量を選べる食べ歩きがピッタリでしょう。値段も数百円からとお得な点も嬉しいポイントです。
ウニやホタテ、カニなど北海道ならではの新鮮な海鮮を堪能することができ、試食して気に入った海鮮は購入後にその場で発送も可能です。北海道外に発送したい場合は、店員さんに相談してみてください。
海鮮の他にも、野菜や果物など地元で採れた食材が多数販売されています。ほとんどの店舗は夕方頃で営業を終えるため、観光に訪れる際はあまり時間が遅くならないように気をつけましょう。
市場内には飲食店がいくつかあり、どこも人気で常に賑わっています。どこのお店も豪華な海鮮丼を提供しているため、実際にどのお店に入れば良いのかつい迷ってしまうほど。海鮮丼だけでなく、焼き魚や刺身などそれぞれのお店で提供されるメニューは異なります。お店選びに迷った時は、ひとまず市場を1周してから考えてみるのもありでしょう。
また市場内には海鮮のお店だけでなく、串カツ屋やラーメン屋があり密かに人気。歴史の長いお店も多く、穴場スポット的な立ち位置で営業をしています。定番よりも穴場的なお店に興味がある人は、あえてそういった海鮮以外の料理に挑戦してみても良いかもしれませんね。
二条市場は札幌の中でも特に北海道らしさが感じられる、海鮮が好きな人はマストで訪れたいスポットの1つです。たとえ海鮮を食べなかったとしても、市場の活気ある空気感に触れるだけで「北海道旅行に来た」という実感ができるはず。札幌駅からも徒歩圏内で、大通公園やすすきのとまとめて観光するのにも便利だと言えます。
見どころ
食べ歩きを満喫する
二条市場を訪れる人のなかには、「お土産に海鮮を買いたいけれど、どれが口に合うかわからない」と不安に思う人もいるかもしれません。確かにせっかく高いお金を出して購入した商品が、予想とは違うものだったらガッカリしてしまうでしょう。
ただ二条市場の場合は、店頭で販売されている商品を無料で試食できるので安心です。それに試食は店員さんから積極的に勧めてくるため、過度に気負いする必要もありません。気になる商品が試食可能な場合は、1口もらってみることをおすすめします。
また店頭で魚介を単品で購入し、それを食べてみてからお土産に購入するか決めることも可能です。この二条市場での食べ歩きは、観光客にとって定番のイベントとなっています。
二条市場は、南二条通りをメインに魚屋や飲食店が建ち並ぶ市場。市場内には24店舗があり、周辺の海鮮系飲食店を数えるとさらに多くのお店が営業していることになります。ただ食べ歩きやお土産探し、飲食店での食事をするのであれば、南二条通りにしぼって散策するので問題ないでしょう。
アーケードの下にはたくさんのお店が並び、それぞれのお店の店頭には海鮮が並んでいる光景が目に入ります。お店にもよりますが、大抵のお店では試食品を提供しているのが特徴。二条市場では試食を遠慮する必要はありませんので、店員さんに勧められたら、ありがたく頂くようにしましょう。
試食で食べられるのは、カキやエビなどの新鮮な魚介類。札幌近郊のみならず、根室や釧路など他の地方で採れた魚介が数多く並びます。特に二条市場で人気の商品はカニで、大きなカニを丸ごと購入する観光客も少なくありません。大きな魚介を購入してもその場で発送ができるため、荷物の心配をしなくて済むのも嬉しいポイントです。
二条市場で試食をして、何か気に入った魚介が見つかれば購入すると良いでしょう。海鮮はお持ち帰りや発送もできますが、イートインスペースが用意されているお店では店内で食事することもできます。
飲食店のようにしっかりとした席が用意されているわけではありませんが、店の奥に小さなテーブルを用意してくれていることがほとんど。この雑多な感じこそが、まさに本場の魚市場といった雰囲気でわくわくするはず。
購入した魚介は、店先で店員さんが軽く切り捌いて渡してくれます。店内には醤油やポン酢などの必要最低限の調味料が用意されているため、お好みに合わせて使うようにしてください。その場で食べる海鮮はどれも身がプリプリで、お店で食べる海鮮にはない新鮮さが味わえます。海鮮丼とは違い、数百円から好きな魚介を単品で選べるのもありがたい点でしょう。
二条市場では、複数の店舗を回って魚介を楽しむのがおすすめです。カニ専門店であったりイクラが美味しいお店であったり、お店によって推しの魚介は異なります。1つ目の店舗でカニを食べて、2つ目の店舗でカキを食べてといったように、食べ歩きをするのも二条市場の楽しみ方なのです。
人気の食堂で海鮮丼を堪能する
試食や食べ歩きではなく、お店に入って本格的な海鮮丼を食べたい人もきっと多いでしょう。二条市場には海鮮丼や刺身、定食が食べられるお店が多数あります。どのお店も美味しくて魅力的ではあるのですが、ただ初めて市場へ訪れた人にとってはどのお店が良いのか少しわかりにくいかもしれません。そこでここでは、特におすすめの店舗を3つ紹介します。
まず1つ目におすすめのお店が、市場のすぐ入り口にある大磯です。大磯は昔から有名で、初めて二条市場に来る人にとってはまず外さない定番のお店だと言えるでしょう。海鮮丼の種類が豊富で、ウニやイクラ、カニなど自分の好きな魚介の組み合わせを味わえます。
値段はおおよそ2,000円から3,000円程度で、市場内にある多くの店舗とほとんど変わりはありません。海鮮丼の他にも、焼き魚定食や1品料理を提供しています。
大磯の海鮮丼は、とにかくネタが大きく身が引き締まっていることが売り。特にウニやアワビなどの高級な魚介が乗った丼は、二条市場ならではの豪華な組み合わせです。店頭の看板には本日のおすすめメニューが書かれているため、どの海鮮を食べようか迷っている人は参考にすると良いかもしれません。
海鮮丼専門店のどんぶり茶屋もまた、二条市場に初めて訪れる人におすすめです。どんぶり茶屋は新千歳空港やおたるにも展開していますが、この二条市場店が発祥のお店。メニューはトータルで50種を超え、他のお店にはないオリジナルメニューも多く提供されています。最も安い海鮮丼は1,000円から注文できるため、比較的リーズナブルな値段だと言えるでしょう。
店内は番屋を意識した空間で、海鮮を食べるのに雰囲気は抜群です。海鮮丼には「漁場丼」や「大漁丼」、「贅沢丼」などの名前が付けられ、それぞれでネタの種類や量が異なります。
最も豪華な黄金海宝丼は、ウニやイクラ、ズワイガニなど定番の高級魚介が全7種類丼に乗せられた贅沢っぷりが魅力。黄金海宝丼は値段もそれなりにしますが量も多いため、1つ注文して数人で分けるのも良いでしょう。
海鮮丼以外にも一夜干しの魚や大海老の塩焼きなど、サイドメニューのバリエーションも豊富です。ここではラム肉や霜降り和牛といった肉料理も提供しているため、ガッツリめの食事がしたい人はこちらも頼んでみると良いでしょう。
最後に紹介する第一海鮮丸は、大衆向けの地元に愛されているお店。「お母さん」と呼ばれる女主人が店を仕切っており、アットホームなお店には観光客だけでなく地元の人も訪れます。第一海鮮丸は、観光地化された二条市場にありながらも値段はかなり安め。より多くの人に地元の海鮮を食べて欲しいという願いから、良心価格に設定しているそうです。
第一海鮮丸の特徴は、お客さんがオーダーをしてから魚を捌き始めること。そのため料理が出てくるまでに多少時間はかかりますが、ネタの切り置きをしていないため、常に新鮮な海鮮を食べることができるのです。サーモンの親子丼と三色丼が人気で、キラキラと輝く大きなネタが食欲を増幅させます。
店内にはカウンターとテーブル席がありますが、立ち食いでサッと食べてあまり長居せずに店を出るスタイルです。そのためお店には多くのお客さんが訪れるにもかかわらず、混雑せずに入れるのが魅力だと言えるでしょう。お一人様でも入りやすい、二条市場を代表するお店です。
どんぶり茶屋
北海道札幌市中央区南３条東１丁目７
すし食べて次はラーメン！と思いつき 二条市場へテクテク舞い戻る 「だるま軒」を目指すが本日終了の看板が... 11時オープンで15時には終わっていました チーン 悔しい！次の日(木曜)は定休日なので この旅でだるま軒とのご縁がなかったことが決定 ということで朝二条市場を覗いた時には行列でスルーしてしまった「どんぶり茶屋」へ Let’s go！ まぐろうにいくら丼を堪能
北海道らしさが詰まったお土産食材を探す
二条市場でお土産を購入し、北海道外へ発送する観光客は多くいます。お土産を手荷物として持ち帰る必要がないため、気に入った商品を量を気にせず購入できるのが嬉しいポイントです。
ここでお土産を探すなら、まずは絶対に購入しておきたいのが新鮮な海鮮類でしょう。市場に並ぶお店の店頭には、大きくて豪華な海鮮類がズラッと並べられています。お店ごとに値段や種類が異なるため、一通り市場を1周してからお目当ての商品を購入するのが良いかもしれません。
タラバガニやズワイガニは、二条市場で特に人気の海鮮商品です。種類や大きさによっては1,500円程度から購入できるため、予算に余裕がない人でも気負いせず購入できるはず。店先で試食をさせてもらって、気に入り次第お土産として購入するのも良さそうです。
また二条市場にはカニ専門の飲食店も多いため、実際に飲食店で食事をしてみてから購入を決断するのもおすすめの方法です。
カニ以外では、イクラもまた二条市場人気の海鮮商品だと言えます。他にもサンマやカキなど、美味くてお土産にピッタリの魚介はたくさん。新鮮な海鮮は誰がもらっても嬉しいお土産のですので、家族や友人など大切な人向けにぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
二条市場は海鮮以外にも、野菜や乾物、お菓子などあらゆる商品を取り扱っている市場です。特にここで販売されているインスタント食品は、持ち帰りに便利でお手軽に食べられる点が便利。お湯を沸かせばサッと食べられる、インスタントラーメンもお土産にはおすすめでしょう。
札幌といえば札幌ラーメンが有名なため、そこに海鮮の入った二条市場のインスタントラーメンはお土産に喜ばれること間違いなし。値段は200円から300円程度で購入できます。味の種類は豊富で、主に魚介系のラーメンが観光客から人気です。
その中でも特に、カニの風味が効いたラーメンはあっさりとして評判。北海道らしさも感じられ、お土産にはピッタリでしょう。
ラーメンの他にも、二条市場にはお土産にピッタリのインスタント食品が多数取り揃えられています。魚介が入ったレトルトカレーもまたよく売れている商品の1つですので、これから二条市場に行く人は、ぜひお土産屋の棚をよくチェックしてみてください。
最後に紹介する商品が、魚介をベースとしたふりかけです。カニや鮭、ウニなどをベースにしたふりかけは、ご飯のお供にぴったりの商品。家の食卓で利用するのも、子供のお弁当に利用するのも良いでしょう。
お値段は500円から600円程度で販売されていることが多く、ふりかけにしては少し高く感じるかもしれませんが、量が多く満足のいくサイズ感です。
ふりかけの他にも、二条市場にはご飯に合うお土産が多く販売されています。お茶漬けの素や松前漬けなど、普段はあまり食べないけれど、市場で記念に買うには手頃な商品がたくさん。ご飯のお供や漬け物系の商品は長持ちするため、旅行をきっかけにまとめて購入するのも良いでしょう。
二条市場の店員たちには親切な人が多く、お土産を購入する際にいろいろと質問をしても丁寧に答えてくれます。海鮮のおすすめの食べ方や、購入した商品の保存方法など、自宅に帰ってから悩むことのないよう気になることはあらかじめ聞いておくのがおすすめです。買い物の際のこういった店員さんとのやりとりもまた、二条市場を楽しむためのポイントの1つだと言えるでしょう。
夜の「横丁」の雰囲気を楽しむ
二条市場に訪れるなら、ぜひ寄っておきたい隠れスポットがあります。市場の片隅にあるのれん横丁は、昼間は閑散として少し廃れた雰囲気。ただこの一角は、夜になると赤ちょうちんが灯りノスタルジックな空間に変わるのです。店舗数は14ほどのないため、自分好みのお店を探すのはそう難しくありません。
居酒屋やバーなどの大人向けのお店が並び、ほの暗い路地は少し怪しげな空気が漂います。ここではお店同士がひしめきあっているため、1店舗だけでなく複数店舗をはしごするのがツウな楽しみ方。こういったディープな隠れスポットが好きな人は、昼間は二条市場、夜はのれん横丁と合わせて楽しむと良いでしょう。
のれん横丁にあるお店の中でも、特に知名度が高いのが魚屋の台所です。数ある海鮮のお店の中でも特に値段が良心的で、コスパに優れたお店だと言えます。
ここで提供される料理は、生ウニ丼やイクラ丼、複数の魚介が乗せられた海鮮丼など。どれも海鮮のネタが大きくボリューミーで、食べ応えが抜群です。魚介はどれも身が引き締まり、さすが海鮮の有名な北海道というだけあります。
特に新鮮なウニが人気で、ミョウバンが使われていないため素材本来の味が楽しめるのが魅力です。魚屋の台所は、北海道外からも多くの人が訪れるのれん横丁の人気店。観光の後、夜に少し贅沢な食事をするなら魚屋の台所で決まりでしょう。
ちなみにこの魚屋の台所は二条市場に2店舗あり、もう1店舗の本店は7時から15時まで営業しています。夜の時間帯にのれん横丁へ行けない人は、昼間に本店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。のれん横丁のようなディープな雰囲気はありませんが、魚市場らしい爽やかな店内で美味しい食事を楽しめます。
居酒屋のおたふくもまた、のれん横丁では密かに人気を集めます。観光客から人気の魚屋の台所とは違い、おたふくは札幌市民が多く訪れる地元に愛されるお店です。蕎麦をメインに、串焼きやおでん、おつまみなどを提供しています。
札幌の観光地ど真ん中にありながらも、値段が安いのがおたふくの魅力。お店も大衆居酒屋のようなラフな形で、初めての人でも気軽に中に入れます。横丁の雰囲気に合った温かみのある店内は、また来たくなるアットホームな空間に感じるでしょう。観光客向けのお店ではなく、地元民向けのお店に興味があるならおたふくがおすすめです。
のれん横丁にはその他にも、料理が美味しく値段が安いお店がたくさんあります。二条市場を観光するのであれば、その片隅にある横丁の存在も忘れずチェックしてみてください。
魚屋の台所 別邸・二条市場のれん横丁店
北海道札幌市中央区南３条東１丁目 のれん横丁遅めの朝ごはんと昼ごはん兼ねてて。本当に美味しかつた！飛び込みで入ったけど大正解。サーモンウニ丼にホタテプラス
おすすめの周辺スポット
二条市場から徒歩10分圏内でいけるランチ
零（ゼロ）
二条市場からすぐ近くで営業している零は、その見た目のインパクトに圧倒させられるラーメンを提供しています。丼を飛び出すほど大きいチャーシューは、厚みがあり歯ごたえが抜群。このチャーシューだけでも、お腹がいっぱいになりそうなボリュームがあります。食材は道内産のものが使われ、スープにはコラーゲンがたっぷり詰まっているのが特徴です。
BEEFIMPACT
BEEFIMPACTは、北海道を中心に展開するステーキ専門店です。ランチはステーキ200gから提供され、分厚いステーキはお腹を満たすには最高のボリューム。値段は1,000円からで、量のわりにリーズナブルだと言えます。ランチメニューにはステーキの他にビーフカレーがあり、濃厚な味わいとたっぷりと入れられた牛肉が評判です。
MODISH CAFE' PIZZA ＆ PASTA
ガヤガヤとした狸小路商店街で、一際おしゃれで上品なお店がMODISH CAFE' PIZZA ＆ PASTAです。このカフェは、リッチモンドホテルの1階で営業しています。シックな雰囲気の店内は、少し高級感のあるお店でランチをしたい人におすすめ。ランチは週替わりで5種類用意されています。
MAJESTIC（マジェスティック）
MAJESTICは、デートや特別な日のランチにピッタリのおしゃれなイタリアンレストランです。ランチセットのメニューが豊富で、パスタやステーキ、コース料理など様々。追加で料金を払えば、アルコールも飲み放題となります。少し薄暗い店内は大人な雰囲気で、希望をすれば個室を選ぶことも可能です。
みよしの 狸小路店
北海道のチェーン料理店みよしのでは、カレーライスと餃子が同時に味わえます。このカレーと餃子の組み合わせは地域で人気を集め、今やみよしのは札幌市民にとっては欠かせない存在となっているのです。大衆受けする庶民的な味が親しみやすく、値段も500円程度からとリーズナブル。地域の人々に愛され続ける、札幌のローカル料理です。
二条市場と合わせて観光におすすめ
創成川（そうえせいがわ）公園
大通の南北を結ぶ創成川公園は、市民の憩いの場を作る目的として2011年に完成しました。全長は820mで、公園内には約200本のライラックの木が植えられています。自然豊かな創成川公園は、ただ川沿いを歩いているだけで気持ち良いのが魅力。市民の憩いの場として利用されるようにと、各所にアート作品が置かれているのも見どころです。
中島公園
札幌の中心部にありながら、大規模で自然豊かなスポットとして存在感を放つのが中島公園です。札幌の歓楽街すすきののすぐ近くにあり、観光をするうえで便利な立地にあります。季節によってまったく雰囲気が異なり、青々とした植物が育つ夏や、紅葉で葉が色づく秋など四季折々の風情が感じられるのです。
さっぽろテレビ塔
大通公園に立つ電波塔のことを指し、塔内には商業施設が入っていて観光することが可能です。テレビ塔には北海道にしかない雪印パーラーや、北海道限定商品が手に入るお土産屋など、北海道外からの観光客向けのお店が多くあります。
またさっぽろテレビ塔といえば展望台が有名で、冬の季節に訪れれば、雪像や氷の彫刻など美しい雪景色がライトアップされた様子を目にすることができておすすめです。
狸小路商店街
明治時代から続く狸小路商店街には、飲食店やカフェ、ドラッグストア、ゲームセンターなど様々なお店が並びます。アーケードになっているため、雨の日でも気にせず買い物できるのが嬉しいポイントです。ジンギスカンやスープカレーといったご当地料理が食べられる飲食店も多いため、北海道グルメを食べたい人はぶらついて探してみると良いかもしれません。
大通公園
大通公園は札幌の中心にある大規模な公園で、「日本の道100選」や「日本の都市公園100選」など数々の賞を受賞しています。ガイドブックには必ずと言っていいほど取り上げられ、連日多くの観光客が訪れる札幌定番の観光スポットだとも言えるでしょう。
ここでは定期的にイベントが開催され、さっぽろ雪まつりやYOSAKOIソーラン祭りなど、人気イベントが開催される時期に合わせて札幌に訪れる人も少なくありません。
アクセス情報
JRで行く場合
札幌駅から徒歩約20分
地下鉄で行く場合
地下鉄南北線、東豊線、東西線 大通駅下車：徒歩約10分
地下鉄東西線 バスセンター前駅下車：徒歩約3分
よくある質問Q&A
雨や雪の日でも楽しめますか？
アーケード型の市場のため、雨や雪の日でも濡れずに楽しむことが可能です。ただ札幌の冬は冷え込むため、市場を長時間歩くようなら防寒対策をしっかりしておくことが重要でしょう。二条市場周辺には地下歩行空間が通っているため、市場を観光した後は地下を利用して移動すれば雨や雪を気にする必要はありません。
何時頃に訪れるのがおすすめですか？
二条市場は早朝から夕方頃まで営業していますが、午前中が最も市場らしい雰囲気を感じられておすすめです。ほとんどの飲食店は朝早くから開店していますが、お店によって営業時間は異なるため確認しておくと良いでしょう。
逆に夕方を過ぎると市場と飲食店の営業は閉め始めるため、あまり遅い時間にならないよう気を付ける必要があります。
基本情報
二条市場
【営業時間】
- 市場：7:00〜18:00
- 飲食店：6:00〜21:00（店舗によって異なるため要確認）
【 駐車場情報】
二条市場の向かいに、契約駐車場があります。2,000円以上のお買い物で駐車料金が1時間無料になるため、食事やお土産を買う人はこちらを利用すると良いでしょう。ただ二条市場周辺には有料の駐車場がたくさんあるため、契約駐車場が空いていなかった場合でも駐車するのに困ることはありません。
【住所】北海道中央区南3条東1丁目
【問い合わせ先】二条市場ホームページはこちら
ツアーやレンタカー・宿をさがす
周辺エリアからおすすめプランを探す
テーマは食と自然。食べログ3.5以上のお店と、札幌から行ける大自然スポットを詰め込みました！ 秋の北海道は、グルメ度UPの隠れおすすめシーズン。 3泊4日で北海道旅行をしたいそこのアナタ、必見です。
札幌の観光名所として名高い狸小路。 ここには北海道の食材が味わえるスポットがたくさんあります！ さらにアミューズメント施設や温泉などのリラクゼーション施設もあり、一日まるごと楽しむ事ができます。 食べて、遊んで、くつろいで。 狸小路で札幌の夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか？
