藻岩山ってどんなところ?
藻岩山(もいわやま)は、札幌市南区に位置する標高531mの山のこと。市内中心地から近く、大自然でありながらも比較的簡単に足を運べます。もともとはアイヌ語で「インカルペ」と呼ばれ、アイヌの人々にとっての聖地として崇められていました。
藻岩山最大の特徴として、豊かな自然に囲まれている点が挙げられます。山を覆う原始林は国の天然記念物に指定され、シーズンによって四季折々の美しさを表現してくれるのが魅力です。特に春の野草が生える時期や秋の紅葉時期には、登山客が増えいつもよりも賑わいをみせます。
また藻岩山で育った植物や、ここで住む昆虫のいくつかの名前には、「モイワ」という言葉が付けられているのがユニークなポイント。植物の「モイワナズナ」や、昆虫の「モイワハバチ」など、登山の際にはこういった藻岩山らしい動植物を探してみると面白いかもしれません。藻岩山は、札幌の市内中心地にありながらも自然豊かな人々を癒してくれるスポットだと言えるでしょう。
ここ藻岩山は、ただの自然スポットではなく、テーマパーク気分で楽しめる施設が多いのも特徴です。特にロープウェイとケーブルカーの2つは、藻岩山の目玉となっています。
ロープウェイを利用すれば山の中腹まで行くことができ、最新のゴンドラ内部からは札幌の街を一望できます。ゴンドラの下には藻岩山の原始林が広がり、上から見下ろす雄大な自然は圧巻の壮大さです。藻岩山へは登山をしに訪れる人も多いと思いますので、ロープウェイは往路か復路のどちらかで利用すると良いでしょう。
さらに中腹から山頂までは、「もーりすカー」というケーブルカーを利用できます。これはスイス製の森林体験型輸送システムを活用した乗り物で、乗客は森の中を移動しているような気分を味わうことが可能です。乗車時間は2分弱と短いものの、ゆっくりと落ち着いて景色を眺められます。もーりすカーは、アトラクション気分を味わいたい人にはおすすめの乗り物です。
その他にも藻岩山には、観光客向けの施設がいくつか備わっています。まず中腹駅にある「Mt.MOIWA SOUVENIR SHOP」というお土産ショップでは、ここでしか購入できない限定商品が販売されているのがポイントです。ご当地キャラクター「モーリスグッズ」や、北海道限定のお菓子がここでは手に入ります。
さらに山頂には展望台があり、ここは藻岩山の中でも最も人気のスポット。昼間は札幌の広大な街並を一望でき、夜になると美しい夜景を眺めることができます。藻岩山からの夜景は長崎と神戸に並ぶ「日本新3大夜景」にも選ばれるほどの美しさで、この絶景は1度目にしておく価値があると言えるでしょう。
またレストランのTHE JEWELS RESTAURANTは、「天空レストラン」とも呼ばれる札幌で最も高い位置にあるレストラン。ここでは絶景を眺めながら、創作フレンチを堪能できます。藻岩山では自然だけでなく、夜景やレストランなどを通して楽しむことが可能です。
見どころ
登山をしながら自然に触れる
藻岩山に訪れるなら、ぜひ登山にも挑戦してみてはいかがでしょうか。藻岩山には登山道が5つあり、それぞれ景色や難易度が異なります。初心者向けコースも用意されているため、登山慣れしていない人でも不安なく楽しめるはずです。
藻岩山の登山コースで最も難易度が低いのが「慈啓会(じけいかい)病院前コース」で、登山者から最も人気があります。道は整備され幅も広く、特に危険な場所はありません。次に難易度が低いのが、「旭山記念公園コース」と「北の沢コース」です。旭山記念コースは、距離が最も長く起伏が多い道が特徴。淡々とした道より、変化に富んだ道が好みの人にはおすすめです。
一方、北の沢コースは、距離が短く緩やかな傾斜が特徴です。この2つは難易度は同程度のであるものの、道の特性が対照的だと言えます。そのためどちらを登るか迷った時は、難易度ではなく好みで選ぶのが良いでしょう。
そして5つのコースの中で、2番目に難易度の高いのが「小林峠コース」です。このコースは最も距離が長く初心者には少し大変ですが、道中で紅葉や植物など美しい景色が観られるのが魅力です。最後、最も難易度の高いのが「もいわ山スキー場コース」でしょう。傾斜がきつく体力のない人には少し厳しいですが、スキーコースである「兎平(うさぎだいら)コース」を望むことができ景色は抜群です。
藻岩山の標高は531mであり、他の名だたる山々と比べて決して高いとは言えません。初心者や体力のない人でも、比較的登山がしやすいと言えます。あまり標高は高くありませんが、藻岩山は豊かな自然に恵まれているのが魅力です。そのため山頂を目指している道中で、街中では見られない数々の自然に出会えるでしょう。
たとえば山の中に堂々とした姿で生える木々たちは、「藻岩原始林」という国に指定された天然記念物。樹齢は300年から500年にのぼり、その壮大な規模感には圧倒されます。また藻岩山に育つ植物たちは、その名前に「モイワ」と付けられているのも面白いポイントです。モイワナズナやモイワシャジン、モイワランなど、登山の途中でこれらの植物を探してみるのも面白いかもしれません。
その他にも藻岩山の登山では、珍しい植物や動物たちに出会える機会が多くあります。せっかく藻岩山を登るなら、こういった自然に目を向けてみると新たな発見があるでしょう。
頂上付近、最後の急な勾配を登り切るとようやく山頂に到着します。登り始めから登頂までは、速い人で1時間ほど、初心者でも2時間程度かかると見積もっておくと良いでしょう。山頂に着いてまず目に入るのが、真っ白でシンプルな展望台です。展望台施設の1階には休憩室がありますので、少し休んでから展望台に上がることができます。
展望台は、360度パノラマで札幌の街並を眺められる仕様が特徴。見晴らしが良く、どの角度からも札幌の街を一望できます。各所に札幌市のマップが描かれたパネルが置かれているため、それを見ることで、街のどこに何の施設があるかがよくわかるはずです。
また展望台には写真スポットがいくつかあるため、記念に1枚写真を撮ってみてはいかがでしょうか。特に「幸せの鐘」というオブジェは、恋人たちのデートスポットとしても人気です。
ロープウェイから街を一望する
藻岩山へは登山をしに訪れる人も多いですが、ロープウェイを使って山頂を目指す方法も人気です。藻岩山のロープウェイは中腹駅まで行くことができ、中腹から山頂までは登山、あるいはケーブルカーを利用することになります。
藻岩山のゴンドラが作られたのは1958年ですが、老朽化によりしばらく運行を休止していた時期がありました。そこから2011年にリニューアルし、現在運行しているのは以前よりもレベルアップした最新版。ゴンドラと藻岩山の調和を崩さないよう、車体には「エゾフクロウ」と「エゾリス」をイメージした色が採用されています。
車体はほぼ全面がガラスで、どの位置からも外の景色を楽しめるのが特徴。藻岩山を訪れるなら、登りか下りのどちらかでロープウェイを利用してはいかがでしょうか。
ロープウェイは15分ごとに運行しているため、乗車するのに長時間待たされることはありません。ただ行楽シーズンは混雑していることがあるため、乗りたい時間に乗れない可能性があります。混雑する時期は、時間に余裕を持って訪れると良いかもしれません。チケットを購入した後は、列に並んでゴンドラを待つだけです。
ゴンドラの乗車時間は約5分間で、1.2kmの距離を移動します。移動中はガイドが一通り札幌の街並について説明をしてくれるため、それを聞きながらまったりと景色を眺めると良いでしょう。ゴンドラ内からは、テレビ塔や札幌ドームなど、札幌を代表する施設を多数見ることができます。
また秋には藻岩山の木々が色づく姿を真上から見られ、札幌の近代的な都市と藻岩山のカラフルな紅葉が融合した姿は圧巻の景色。日が暮れてからは夜景が楽しめるため、ロマンティックな雰囲気を味わうなら夜にゴンドラに乗るのもおすすめです。
ロープウェイは、5分ほどで中腹駅に到着します。中腹駅には「Mt.MOIWA SOUVENIR SHOP」というお土産ショップがあるため、ここで少しお土産探しをしてみるのも良いかもしれません。中腹駅から山頂までは歩いていくこともできますが、冬期で雪が積もっている場合、あるいは体力に自信のない場合は「もーりすカー」というケーブルカーを利用してみてはいかがでしょうか。
もーりすカーは世界初のミニケーブルカーで、乗客は森の中を走っているような感覚を味わえます。森の中のトンネルをくぐりながら進む様子は、まさにテーマパークのアトラクションのよう。距離は230mと短く、1分40秒であっという間に山頂まで辿り着きます。
15分ごとに運行しているため、待ち時間が短くて済む点も嬉しいポイントです。藻岩山の山頂を目指すのには登山も良いですが、こういったロープウェイやケーブルカーを利用してみるのも思い出に残って楽しいはず。
自然学習歩道で動植物について学ぶ
藻岩山の中腹から山頂にかけて、自然学習歩道という山道が存在します。これは子どもたちが自然との触れあいを通して、自然の大切さを学ぶために作られた道です。そのため道は整備され傾斜は緩やかで、誰でものんびりと歩けるよう作られています。
「登山をするほどの体力はないけれど、少しだけ山登り体験がしてみたい」という人は、中腹まではロープウェイを使い、中腹から山頂までこの自然学習歩道を利用すると良いでしょう。
「ハイヒールでも歩ける道」をコンセプトに作られているため、わざわざ登山用の服装や準備をして臨む必要もありません。ただ、この自然学習歩道は夏期限定のため、訪れる時期には気を付けるようにしましょう。
「学習」と名前にある通り、道の各所には植物の説明書きがされた紙が貼られています。自然学習歩道では季節によって様々な植物を見ることができ、藻岩山に育つ植物にまつわる豆知識を手に入れることも可能です。道の途中には休憩スペースも用意されているため、少し疲れたら休んでから頂上を目指すと良いでしょう。
休憩スペースには「自然学習歩道周辺で観られる植物」という大きな看板が置かれ、季節の植物について学ぶことができます。タイミングが合えばエゾリスやキタキツネなど、北海道特有の動物たちに出会える可能性も。まさにこの自然学習歩道では、北海道の大自然を肌で感じることができるのです。
春や夏など、天気の良い日はぜひ軽く散策する気持ちで利用してみてください。ちなみに冬期の自然学習歩道が閉鎖されている期間は、もーりすカーというケーブルカーを利用して山頂まで行くことができます。
自然学習歩道へ向かう前に、ぜひ立ち寄って欲しいのが「Mt.MOIWA SOUVENIR SHOP」というお土産ショップです。中腹駅の中にあり、ロープウェイやケーブルカーが来るまでの間のお土産探しができます。
Mt.MOIWA SOUVENIR SHOPでは、ご当地キャラクターの「モーリス」が観光客からの人気。モーリスとは、藻岩山に生息するエゾリスをモチーフにしたキャラクターで、少し気の抜けた愛らしい表情が特徴です。
Mt.MOIWA SOUVENIR SHOPには、このモーリスがモチーフのお菓子や文房具類、靴下などお土産にピッタリの商品が多数並べられています。藻岩山らしいお土産を買うなら、このモーリスグッズは外せないでしょう。
また、店内では「愛の南京錠」というグッズが販売されています。愛の南京錠とは、展望台にある幸せの鐘にメッセージを書いてくくりつけるためのアイテム。カップルに人気の商品ですので、恋人同士で藻岩山に訪れるのであればここで愛の南京錠を購入してから展望台を目指すことをおすすめします。
山頂の夜景スポットへ足を運ぶ
2019年、札幌は日本新3大夜景に選ばれました。長崎と神戸に並ぶ札幌の夜景は、1度は見ておく価値のある光景だと言えるでしょう。藻岩山で夜景を望むなら、最もスタンダードな方法が展望台へ足を運ぶこと。360度大パノラマの、広大な札幌の街並を一望できます。
街に輝く光も魅力的ですが、雄大な山々や石狩平野など、札幌らしい豊かな自然にも注目です。その他にもJRタワーやテレビ塔といった札幌のランドマークタワーを見渡すことができ、展望台では札幌の街がどう構成されているのかを俯瞰して見ることができるでしょう。
この展望台で夜景を見るなら、忘れてはいけないのが「幸せの鐘」というオブジェです。この幸せの鐘は、札幌屈指のデートスポットとして人気を集めています。ここで「愛の南京錠」という鎖にメッセージを書き、手すりに結びつけたカップルは幸せになれると言われているのです。
カップルで藻岩山展望台に訪れるのであれば、夜景と一緒にこの幸せの鐘も楽しむと良いでしょう。
展望台施設にあるTHE JEWELS RESTAURANTは、札幌で最も高い位置にあるレストランです。「天空レストラン」と呼ばれ、夜景スポットとしても人気を集めます。展望台でただ景色を楽しむのではなく、食事をしながら夜景を見たいならぜひ足を運んでみてください。一面ガラス張りのため、どの席に座っても札幌の街並を望むことができます。
店内は薄暗く高級感があり、記念日などの特別な日にピッタリの上品な雰囲気。創作フレンチのコース料理には、北海道産の旬な食材が使われています。
「ルミエール」や「ジュエルズ」など、コースには種類がいくつかあり、それぞれメニューは季節によって異なるのが特徴。THE JEWELS RESTAURANTは混雑していることが多いため、ここでディナーをする場合はあらかじめ予約しておくと良いでしょう。
おすすめの周辺スポット
藻岩山近くのランチスポット
もいわ太陽食堂
ロープウェイ駅すぐ近くにあるもいわ太陽食堂は、本格的な沖縄料理を提供するお店です。木の可愛らしい外観が印象的で、ここ最近では様々なメディアに取り上げられ密かな人気を集めています。ランチメニューも豊富で、ソーキそばやゴーヤチャンプルを定食で注文することが可能です。
ヒルサイドテラス ふしみグリエ
ヒルサイドテラス ふしみグリエは、ガラス張りのおしゃれな外観が印象的なフレンチレストラン。誕生日や記念日など、大切な日の食事におすすめのお店です。
ランチで提供されるステーキバーグコースは、お好みのソースを選べるスタイル。窓から札幌の街並を一望でき、店内からの眺めと雰囲気が抜群に良いと評判を集めます。伏見稲荷神社のすぐ近くに位置し、ロープウェイ駅からも徒歩圏内です。
サロット・デ・カナ
サロット・デ・カナは教会の中にある小洒落たフレンチレストランで、藻岩山スキー場と真駒内公園の間に位置します。洗練された店内からは藻岩山が眺められ、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことが可能です。ランチメニューは月ごとに異なりますが、どれもフルコースで提供されるのが特徴。食材には道内産のものが使われ、北海道らしい新鮮で旬な味を堪能できます。
こうひいはうす
こうひいはうすは、コーヒーの味わいに定評があるのはもちろんですが、札幌名物のスープカレーを味わえることでも人気を集めています。ロープウェイ駅からも徒歩圏内で、アクセスも良好なのが嬉しいポイントです。
定番のチキンカレーからハンバーグカレー、ねばねばカレーなどカレーの種類が豊富。スープも、さらさら系ととろみ系の2種類から選べます。あっさりめの優しいカレーが食べたいなら、こうひいはうすがきっと口に合うはず。
花論珈琲茶房 藻岩本店
藻岩山付近で一際目を惹くレトロなお店が、花論珈琲茶房 藻岩本店です。地下鉄南北線真駒内駅(まこまないえき)からは、車で約8分の距離に位置します。ここではサイフォンでいれられた、旨味のあるコーヒーを味わえるのが魅力。
フードにはナポリタンやオムライス、ビーフカレーなど定番の喫茶店メニューが提供されています。レトロな空間で、コーヒーと食事の両方を楽しみたい人におすすめのお店です。
藻岩山と合わせて観光におすすめ
旭山記念公園
旭山記念公園は、札幌市創建100年記念の事業として作られました。展望台は標高137.5mの位置にあり、見晴らしが良いことから札幌の絶景スポットとしても人気です。特に夜景がよく見えることで有名で、夜になると多くの観光客がここへ訪れます。公園内には遊具や広場などの遊び場が複数あり、子ども連れで楽しむにはピッタリでしょう。
円山公園
円山公園は原生林が生い茂る少し神秘的な公園で、ゆっくりと会話をしながら散策するのに向いていているスポットです。広大な敷地内には円山球場や円山競技場などの運動施設を備え、スポーツの練習や試合をする人々がよく訪れます。
また春になると桜が咲き、お花見スポットとしても人気。混雑しない場所でお花見をしたいなら、落ち着いた雰囲気の円山公園へ行くと良いでしょう。
円山動物園
円山動物園は、ホッキョクグマが見られることで人気の北海道を代表する動物園です。その他にもレッサーパンダやシロクマなど、北国ならではの動物に出会えるのは円山動物円の魅力だと言えるでしょう。動物たちへの餌やりや触れあいなど、体験型のイベントも充実しています。
北海道神宮
北海道神宮は札幌のパワースポットとして知られる由緒ある神社で、北海道で最も格式が高いと言われ、金運や恋愛、学業などあらゆる面において御利益があることから連日多くの参拝客が訪れます。場所は円山公園に隣接する場所に位置するため、公園と神社をセットで楽しむのが定番のコースです。
幌見峠ラベンダー園
夏期限定ではありますが、幌見峠(ほろみとうげ)ラベンダー園では一面が紫に染まった美しい景色が見られます。北海道でラベンター畑といえば富良野のイメージがありますが、富良野まで足を運べない人は幌見峠ラベンダー園へ行くと良いでしょう。落ち着いた紫のラベンダーの後ろには、札幌の都市と自然が融合した街並を望むことができます。
アクセス情報
市電で途中まで行く場合
藻岩山までの交通手段としては、市電と無料シャトルバスのの組み合わせが最も便利です。大通駅から徒歩3分の場所にある市電停留所「西4丁目(内回り線)」で市電に乗車し、電車に揺られること約20分で「ロープウェイ入口」に到着します。乗車前に、市電の前方部に「内回り」と表記されていることを確認してから乗るようにしましょう。
無料シャトルバスを途中から利用する場合
市電を利用してロープウェイ入口駅に到着した後は、もいわ山麓駅まで無料シャトルバスを利用するのがおすすめです。シャトルバスは、10時15分から21時15分までの間15分置きに発車しています。そのため、バスの発車時間に合わせて到着する必要はありません。
ただロープウェイ入口からもいわ山麓駅までは、徒歩8分ほどで行くことも可能です。せっかくだからバスを利用せず歩きたいという人は、徒歩でも問題ないでしょう。
ロープウェイ駅までバスで行く場合
地下鉄東西線「円山公園駅」から「ロープウェイ線(循環円11)」あるいは「ロープウェイ線(循環円10)」に乗ることで、もいわ山ロープウェイまで行くことができます。ただ一部のバスは「南19西16」までしか行かないため、そこからは徒歩でロープウェイまで向かう必要があります。
車で行く場合
車を利用する場合は、札幌駅から30分ほどでもいわ山麓駅に到着できます。駅の近くに無料の駐車場があるため、こちらを利用すると良いでしょう。車で藻岩山を登る場合は、藻岩山観光自動車道で中腹まで行くことができます。ただこの藻岩山自動車観光道は、11月中旬から4月中旬までの間は利用ができないため注意してください。
よくある質問Q&A
ロープウェイやケーブルカー、プラネタリウムの料金はいくらですか?
ロープウェイとケーブルカーの乗車賃、プラネタリウムの料金は以下の通りです。
【ロープウェイ】
もいわ山麓駅→もいわ中腹駅→もいわ山頂駅(展望台)【ロープウェイ+もーりすカー(ミニケーブルカー)】
- 【往復】大人:2,100円(1,890円)
- 【往復】子供:1,050円(950円)
もいわ山麓駅→もいわ中腹駅【ロープウェイのみ】
- 【往復】大人:1,400円(1,260円)
- 【往復】子供:700円(630円)
もいわ中腹駅→もいわ山頂駅(展望台)【もーりすカー(ミニケーブルカー)のみ】
- 【往復】大人:700円(630円)
- 【往復】子供:350円(320円)
※()内の料金は、15名以上の団体が割引対象です。
おすすめの時間帯はいつですか?
藻岩山といえば夜景が有名ですので、夕方以降に訪れることをおすすめします。藻岩山から見える夜景は「日本新3大夜景」にも選ばれ、キラキラと輝く街並は圧巻の美しさです。ただ夜に訪れることができない場合でも、藻岩山を楽しむことは十分にできます。登山をしながら自然に触れたり、ロープウェイを使って札幌市内を眺めたりと、日中には夜間にはない方法で楽しむことが可能です。
基本情報
藻岩山
【営業時間】
ロープウェイ運行時間
- 夏期(4月から11月):10:30〜22:00(登り最終21:30)
- 冬期(12月から3月):11:00〜22:00(登り最終21:30)
レストラン THE JEWELS営業時間
- 夏期(4月から11月):11:30〜21:00
- 冬期(12月から3月):12:00〜21:00
※クローズタイムは、夏期・冬期ともに15:00〜17:00
【駐車場情報】
もいわ山麓駅すぐ近くの駐車場を無料で利用できます。
【ロープウェイ乗り場住所】北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7 札幌もいわ山ロープウェイ 山麓駅
【問い合わせ先】藻岩山ロープウェイホームページはこちら