中島公園ってどんなところ?
中島公園は、札幌の中心部に位置する大規模な公園です。札幌随一の歓楽街すすきのに隣接しながらも、すすきのとは正反対の平和でのどかな空気が流れています。「日本の都市公園100選」や「日本の歴史公園100選」に選ばれるなど、札幌のみならず北海道を代表する公園の1つだと言えるでしょう。
もともと中島公園は「中島遊園地」という名前で、公園ではなく北海道物産展や市民の集会所など幅広い用途で使われていました。それが1910年、本格的な公園整備がされ中島遊園地は中島公園へと呼び名が変わったのです。
呼び名が変わってからは、開発はさらに進み公園内にはボートや遊具などのアトラクションが徐々に増えていきました。特に「Kitara」と呼ばれるコンサートホールが出来たことは、中島公園に多くの人を呼び込む大きなきっかけだと言えます。中島公園は、市民のニーズに合わせながら、現在まで少しずつ形を変えてきた歴史があるのです。
100年以上の歴史を持つ中島公園内には、趣深い歴史的建造物が多々残されています。特に国の指定重要文化財である八窓庵は、レトロな外観が目を惹く中島公園を代表する観光スポットの1つです。400年以上前の江戸時代に、八窓庵は当時の大名であった小堀遠州が設計しました。茶室として使われ、当時はここでお茶の作法などを学んだと言われています。
またこの八窓庵がある日本庭園も、自然豊かで趣のあるスポットとして人気です。庭園内には京都から取り寄せた石灯籠や、手入れが行き届いたアカマツの木があり、それらからは日本らしさがたっぷりと感じられます。八窓庵を見学するなら、この日本庭園のノスタルジックな雰囲気も一緒に楽しむと良いでしょう。
その他の観光スポットとして、明治時代にヨーロッパ文化の影響を受けた豊平館は、日本的な建造物が多い中島公園では異色の存在だと言えます。中島公園にある建造物の中でも、トップレベルの人気を誇るスポットです。
建造物以外にも、文学館や天文台など公園内には1度は立ち寄っておきたい見どころスポットがたくさん。これらのスポットは、北海道の歴史や文化を学べる場所として地元の人々から重宝されています。せっかく中島公園に訪れるのであれば、こういった知識や教養が身につけられるスポットを見学してみるのも面白いかもしれませんね。
中島公園の魅力は、歴史的建造物や文学館などの施設だけにとどまりません。公園全体を包み込む、豊かな自然も中島公園が持つ魅力でしょう。春には桜が咲き、大勢の人が訪れお花見を始めます。夏の新緑や秋の紅葉など、季節によって色を変える木々の美しさも見逃せません。
また札幌といえば雪が積もる土地として知られていますが、冬の時期の中島公園にも見どころはたくさんあります。一面が真っ白に染まった公園内では、歩くスキーや雪合戦が楽しめるのです。このように中島公園では、年間を通して四季折々の楽しみ方ができると言えるでしょう。
さらに公園内には子供向けの遊具がたくさんあり、自然の中で思いっきり遊べるのも嬉しいポイントです。滑り台やブランコなどの定番遊具から、ボールを蹴って遊ぶにはピッタリの広場まで、子供が楽しめる仕掛けが盛りだくさん。小さなお子さんを連れた家族で訪れるには最高のスポットです。
自然を見ながらのんびりと散歩をしたり、施設を巡りながら歴史を学んだり、来訪者の目的によって様々な楽しみ方ができるのが中島公園の良さなのです。
見どころ
四季折々の自然を感じる
中島公園の良さは、どのシーズンに訪れても楽しめる点にあると言えるでしょう。四季の中でも特におすすめの季節が春で、桜が咲く時期には公園内がお花見客で賑わいをみせます。札幌のお花見スポットといえば円山公園が有名ですが、それよりも少し静かに楽しみたい人は中島公園に訪れるのがおすすめです。
中島公園でお花見を楽しむコツはいくつかありますが、まず1つ目が豊平館と桜のコラボレーションを目に収めること。日本らしさが満載の桜と、ヨーロピアンな豊平館の組み合わせは、和と洋がコラボすることで絶妙な美しさを見せます。ここは、忘れずに写真に抑えておきたいお花見スポットでしょう。
もう1つが、日本庭園に咲くしだれ桜です。日本庭園には1本だけしだれ桜が咲き、その見事な姿は毎年評判を呼んでいます。しだれ桜は日本でもなかなか見る機会がないため、お花見で中島公園に訪れるならマストで見ておきたいスポットだと言えます。その他にもお花見シーズンの中島公園では、ボートに乗りながら桜を眺めたり、芝生にシートを敷いて桜に囲まれながら食事をすることができます。
春に加えて人気の季節が秋で、秋の中島公園では紅葉が彩るカラフルな景色に出会えます。特に公園入り口の銀杏並木は、鮮やかな黄色がまばゆい幻想的な光景。この銀杏並木は、あえて葉が落ち始める紅葉終わりかけの時期に訪れるのがおすすめです。たくさんの葉が落ちた地面は、銀杏の絨毯のようだと例年話題になっています。
入り口の銀杏並木を抜けた後は、日本らしい景色を見に八窓庵へ足を運んではいかがでしょうか。江戸時代の日本家屋と紅葉の組み合わせは、日本らしい風情が感じられるはず。この八窓庵がある日本庭園も、中島公園の紅葉スポットとして人気を集めています。
中島公園の紅葉は、ポプラや白樺など北海道ならではの木々が見られるのもポイントです。ここでは北海道外では目にできない、北海道ならではの貴重な景観に出会えます。
中島公園で景観を楽しむなら春と秋がおすすめですが、夏や冬に訪れても綺麗な景色を楽しむことはできます。夏であれば、毎年開催される札幌まつりの時期がおすすめ。新緑の木々の下ではお祭りの屋台が営業をし、自然の中で夏らしい雰囲気を味わえます。中島公園は花火を見るのにも絶好のスポットですので、祭時期に訪れるならぜひ足を運んではいかがでしょうか。
また冬の時期には、公園内が一面真っ白に染まる白銀の世界を見ることができます。雪が積もった中島公園では、雪だるま作りや雪合戦など、子供たちが遊ぶのに最高の環境が整っているのです。
さらに「歩くスキー」専用のコースが作られ、公園内ではスキ-板を着用しながら歩いている人たちを見かけます。何人もの人々がスキーを履いて歩いている様子は、少し変わった光景に見えるかもしれません。ただこの歩くスキーもまた、札幌ならではの光景。このように中島公園では、1年を通して様々な景色に出会うことができます。
豊平館のゴージャスな雰囲気に浸る
豊平館(ほうへいかん)は、日本的な建造物の多い中島公園では珍しいヨーロピアンな建物です。この洋館は、1879年に着工が始まり1881年に完成。現在は一般向けにも公開されていますが、もともとは明治から昭和にかけて皇族向けのホテルとして利用されていました。
明治天皇の行幸後は一般向けにも利用されるようになり、しばらくは旅館やホテルとしての役割を担うように。1948年には本格的に一般開放され、豊平館は宿泊施設ではなく市民の公民館として利用されるようになりました。1958年に大通から中島公園に移築してからは、市営の結婚式場としての役割を果たしています。
豊平館は1964年に国の重要文化財に指定されてから、何度か修復工事をされ現在の形に落ち着きました。長い年月とともに少しずつ形を変えながらも、豊平館は変わらず中島公園で存在し続けています。
豊平館でまず注目したいのが、ウルトラマリンブルーの淡い色をした外観です。日本家屋や日本庭園など、日本らしい景観の中島公園でこの明るい洋館は異彩を放っています。
ただこの一見すると洋風な建物も、細部には伝統的な日本建築が取り入れられているのが特徴。左右翼部の破風飾りに記された五稜星は、開拓使によって建てられたことを示すもの。豊平館が、北海道の歴史にとって大切なものだということがわかります。
また正面の大屋根には懸魚が用いられるなど、洋風の外観の中にも各所で日本建築が見られるのが特徴です。この豊平館の美しい外観は、桜と合わせてみることでより一層の美しさを感じられると評判。春のお花見シーズンには、多くの人がこの和洋が組み合わされた景観を眺めに訪れます。
入り口は建物の裏側にあり、中に入ってすぐに「豊平館の小さなカフェ」が目に入ります。館内のカフェではコーヒー、紅茶、クッキーが販売されているため、少し休憩したい人は立ち寄ってみると良いかもしれません。
ホテルだった豊平館は、館内で見られるのは客室がほとんど。それぞれの客室には「百合」や「蒲萄」など、日本風の名前がつけられています。ただ名前は日本風であっても、室内は洋風のゴージャスな内装。赤いカーテンやシックなデザインのソファなどの豪華なインテリアからは、一般向けではなく重役向けに利用されていたことが伝わります。
さらに2階へ行くと、レッドカーペットが敷き詰められた大広間に到着します。大きなシャンデリアやピアノがあり、ここもまた豪華な室内。現在は、結婚式の披露宴で使われることが多いようです。豊平館では、他の観光スポットではなかなか見られない和と洋が調和された建築が見られます。中島公園の中でも人気の観光スポットですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
カフェで景色を眺めながらゆっくりする
中島公園はとにかく敷地が広いため、きっと一周し終わる頃には相当疲れていることでしょう。そこで公園を散策して疲れた時は、カフェやレストランに入ってのんびりとするのもおすすめです。中島公園内には軽く休憩ができる飲食店が2つあり、1つ目が先ほど紹介した豊平館のカフェです。
豊平館のカフェはもともとホテルの会食所として利用されていたことから、通常のカフェよりもレトロでゴージャスな内装が魅力。カフェの名前である「豊平館の小さなカフェ」からもわかる通り、店舗自体の規模はそう大きくはありません。ここでは食事はできず、コーヒー、紅茶、クッキーの3種類のみ購入が出来ます。
空腹を満たす食事をするというよりは、豊平館のノスタルジックな雰囲気を楽しむ目的で訪れると良いでしょう。豪華な赤いカーテンや赤い絨毯は、自分自身が貴族になったかのような贅沢な気分を味わせてくれます。
次に紹介するのが、コンサートホールのKitara内にあるレストランです。「テラスレストランkitara」は、全席ガラス張りのおしゃれなお店。桜や紅葉の時期には、外の景色を堪能しながら食事ができます。kitaraでコンサートを楽しんだ後や、中島公園の散策に疲れた後に気軽に入れるのが嬉しいポイントです。
メニューには「ランチ」「ディナー」「軽食」の3タイプがあり、どれもおしゃれで味も良いと評判。和牛やスープカレーなど、メニューのバリエーションも豊富です。また軽食ではスイーツが提供されているため、食事をするほどではなく小腹が空いた時にもピッタリでしょう。
テラスレストランkitaraの料理は、どれも一流シェフがこだわり抜いた独創性が売りです。ここでは、型にとらわれない一風変わった料理を堪能できるのです。
中島公園のカフェやレストランで小休憩をするなら、上記で挙げた2つのお店へ訪れてみてはいかがでしょうか。広い公園内で、少し疲れた時に立ち寄るには最高のお店です。
またカフェではありませんが、公園内には昔ながらの売店も存在します。店の前ではジャズが流れる、どこか懐かしい雰囲気の売店「花月」。ここでは焼きそばや蕎麦、ピラフが食べられます。生ビールも販売されているため、天気の良い日は1杯注文してみるのも良いかもしれません。
店の外にはパラソルが置かれ、日差しを避けながら外で食事をすることもできます。敷居の低いお店でゆるく食事するなら、花月へ足を運んでみるのもおすすめです。
中島公園内でゆっくりするなら、ぜひここで紹介したお店へ足を運んでみてほしいと思います。それにこのエリアは、公園周辺におしゃれなカフェやレストランがたくさんあるのも魅力。公園と合わせて、中島公園エリアの飲食店を開拓してみるのもきっと面白いはずです。
情緒溢れる日本庭園を観光する
数々の見どころスポットがある中島公園ですが、その中でも特に日本庭園は外せないスポットでしょう。中島公園の日本庭園は「回遊式」と呼ばれる、園内をグルグルと回りながら楽しめる形式が採用されているのが特徴です。
木で出来た簡素な門をくぐると、綺麗に整備された散策路に続きます。この歩道の両脇には木々が生い茂り、夏場は青々とした葉が涼しさを与えてくれるのです。
春には中央にあるしだれ桜が咲き誇り、日本庭園では季節ごとに情緒が感じられます。庭園内の池はのどかで平和な雰囲気で、ここでは日本的な空気を感じながらまったりと過ごせるのです。
日本庭園には八窓庵や四阿など、見応えのある歴史的建造物がいくつかあります。特に小堀遠州が建てた八窓庵は、国の重要文化財にも登録される貴重な建造物。昔ながらの木造建築からは、日本らしさが伝わります。
八窓庵は北海道で初の重要文化財であり、札幌市民だけでなく北海道民にとっても大切な存在です。実際に建物の中に入ることはできませんが、外からその雰囲気だけでも堪能してみてはいかがでしょうか。
さらにその近くにある四阿と呼ばれる東屋と石庭もまた、公園内で日本の風情が感じられるスポットの1つです。庭に置かれた石はどれもいびつな形で、その不均等さが日本の「美」を表現しているように感じられます。
他にも石灯籠が置かれた池は、のどかな空気が流れる憩いのスポット。アカマツやクロマツなどの庭木は、和の雰囲気が見る人の心を癒してくれます。
日本庭園には見どころスポットがたくさんあり、散策しているだけで新たな発見があるはず。ここではのんびりと散歩でもしながら、北海道の歴史や文化に触れて欲しいと思います。
日本庭園はただ散歩するだけでも十分に楽しめますが、都合がつくならイベント時期に合わせて訪れてみるのもおすすめ。日本庭園で開催されるイベントに「鴨々川ノスタルジア」と「ゆきあかり」があります。
まず鴨々川ノスタルジアですが、これは毎年札幌で秋におこなわれるイベントの1つ。「すすきのを遊ぶ」をテーマに、イベントを通して日本の文化を紹介します。イベント内容は毎年異なりますが、日本庭園では野菜が売られたり水飴が売られたりと小商いのイベントが開催されました。鴨々川ノスタルジアは、秋の紅葉と合わせて楽しめるお祭りです。
もう1つのゆきあかりは、雪が積もった中島公園内にキャンドルが灯されるイベントです。通常冬になると日本庭園は閉館していますが、このゆきあかりの時期だけ開館されるのです。真っ白な雪の中でひっそりと輝くキャンドルの灯りは、ロマンティックで幻想的な光景。日本庭園では、こういった北海道ならではのイベントが開催されるのも魅力です。
コンサートホールで音楽を楽しむ
kitaraは、中島公園内にあるコンサートホールです。1997年に、北海道最初の音楽施設として建設されました。この「kitara」という名前は、ギリシャ神話の音楽神であるアポロンが使っている楽器「キタ-ラ」と、北海道の「北」が由来です。
kitaraのホールは音響と照明の両方が素晴らしく、そのクオリティの高さは世界レベル。そのためkitaraでのコンサートには、世界各国から著名な音楽家や交響楽団が訪れます。またkitaraの素晴らしさは、コンサートホールだけでにとどまりません。施設はガラス張りで美しく、公園の木々とミックスして見応えが抜群です。kitaraは、豊かな自然の中で音楽が聴ける札幌を代表する芸術スポットなのです。
ガラス張りの建物の中に入ると、まず最初に目に入るのが大理石の洗練されたエントランス。大理石は真っ白でまばゆく、広い館内を一層明るく照らします。エントランスには白くて丸い物体が展示されていますが、これは北海道出身の彫刻家安田侃による作品です。音楽だけでなく、kitaraではこういった彫刻作品を目にすることもできます。
kitaraには大ホールと小ホールの2つがあり、特に大ホールは音響や照明のクオリティの高さが評判です。2,008席の観客を収容できる大ホールは、反響板により音が響き渡り観客を包み込む仕様。大きなシャンデリアやパイプオルガンは、北海道の雄大さを表していると言われています。kitaraでは数日おきに何らかの演奏会が開かれているため、一流のホールで音楽を聴きたい人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
kitaraで音楽を聴いた後は、ぜひ館内施設のお土産ショップに立ち寄るのがおすすめです。ショップではポストカードやステーショナリーの他に、札幌コンサートホールの専属オルガニストによるCDも販売されています。音楽が好きな人は、ここで気になるCDをお土産に購入するのも良いかもしれません。
またショップの他に訪れたいのが、テラスレストランkitaraです。レストランでは一流シェフによる料理が提供され、外の景色を眺めながら食事を堪能できます。ランチやディナーなど時間帯によってメニューは変わるため、あらかじめ公式サイトでチェックしておくと良いでしょう。
kitaraでは音楽の他にもお土産やレストランなど、時間を潰しながら楽しめる施設がいくつかあります。せっかくなら音楽を聴いた後は、館内をぐるっと回ってみてはいかがでしょうか。
おすすめの周辺スポット
中島公園から徒歩10分圏内でいけるランチ
狼スープ
狼スープは、味噌味専門のラーメン店。札幌ラーメンと言えば味噌が定番ですので、本格的な味噌ラーメンが食べたい人にはおすすめのお店です。西山製麺と共同開発された麺は、細くて縮れのどごし抜群。濃いめのスープによく絡まり、口に入れた瞬間に旨味が広がります。札幌らしい本格味噌ラーメンを食べるなら、狼スープで決まりでしょう。
キリンビール園 アーバン店
キリンビール園は、ただの飲食店というよりは札幌を代表する観光スポットだと言えます。ここでは食べ放題も魅力的ですが、ランチメニューの「味比べジンギスカン定食」もおすすめ。特製ダレにつけ込んだラムと、生ラム肩ロースの2種類が食べ比べできます。ランチメニューにはジンギスカンの他に、寿司と天ぷら御膳、豚丼、海鮮丼などが提供されています。
ラ・プロヴァンス
プレミアホテルの5階にあるラ・プロヴァンスは、ホテルの中にありながらも気軽に入れるカジュアルなお店です。ここでは、北海道の食材を使った料理がビストロスタイルで提供されます。
ランチメニューの「おとなプレートランチ」や「プロヴァンス ランチコース」があり、これらは1日限定10食のみ。他にもステーキプレートランチなど、豪華でおしゃれなメニューが提供されています。
中島公園周辺のランチ情報はこちら
中島公園から徒歩15分圏内でいけるカフェ
コーヒー&レストラン・ロータ
中島公園駅から歩いてすぐの場所にあるこちらのお店。ボリューム満点のランチからカフェ、ディナーといつ訪れてものんびりとした時間を過ごすことができます。
スムーチコーヒー
道路越しに中島公園を見渡すことができるコーヒースタンドです。注文が入ってから豆を挽き、ハンドドリップで提供されるコーヒーは、味わい深くほっと一息をつきたくなります。クッキーやサンドイッチなどの軽食も用意されています。
トオンカフェ(to ov cafe)
ギャラリーと併設されたカフェです。コーヒーはもちろん、スイーツもあるので、小腹を満たしながら休憩することができます。食事と一緒に、アートを楽しむことができるのも魅力ですね。
中島公園周辺のカフェ情報はこちら
中島公園から徒歩15分圏内のテイクアウト
丸美珈琲店
様々な種類の珈琲が取り揃えてあり、本格的に珈琲を楽しみたい人から、気軽に飲めるものを探している人まで、様々なニーズに応えてくれるお店です。お気に入りの珈琲を片手に、公園を散歩すると贅沢な気分を味わうことができます。
HASAMIYA(ハサミヤ)
地元の人たちに愛されているサンドイッチ専門店です。サンドイッチやホットサンド、トーストサンドなど、様々な種類のサンドイッチを楽しむことができます。テイクアウトはもちろん、イートインも可能です。
グリル・ラパン
中島公園の南側にある老舗洋食店です。こちらのお店は、全メニューのテイクアウトが可能。創業から継ぎ足して作られているデミグラスソースを使ったメニューが人気で、多くの人がその味に魅了されています。
中島公園周辺のテイクアウト情報はこちら
中島公園と合わせて観光におすすめ
札幌護国神社
札幌護国神社は、中島公園の南に位置する神社です。創立は1879(明治12)年で、北海道の開拓に関わった屯田兵の霊を祀ることを目的に建てられました。境内にある多賀神社は縁結びのご利益があることでも知られ、あまり知名度は高くないものの札幌市内のパワースポットとしても知られています。
水天宮
中島公園から近い神社に、札幌水天宮があります。1884(明治17)年、九州久留米水天宮本宮から御霊を頂く形で建てられました。主なご利益には、家内安全や安産祈願、交通安全が挙げられます。水天宮がある鴨々川周辺はのどかな空気が流れ、中島公園の帰り道に散歩がてら寄るにはピッタリのスポットです。
すすきのの繁華街
すすきのは、東京の新宿、福岡の中州に並ぶ日本三大繁華街の1つ。夜の札幌を思いっきり楽しむなら、すすきのは外せないスポットでしょう。居酒屋やバー、クラブなど夜になると繁華街はネオンが輝き賑わいをみせます。またすすきのといえば夜のイメージが強いですが、昼間は流行の定食屋やカフェが営業をしているグルメスポットとしても人気です。
キングムー
キングムーは、札幌に唯一存在する「テーマパーク型」のダンスホールです。ただ音楽を聴くだけでなく、フロアごとに異なるコンセプトの音楽を楽しめます。凝った装飾や吹き抜けの天井は、ダンスホールというよりもテーマパークに遊びに来ているように感じられるはず。女性に限っては、無料で入場できるのも嬉しいポイントです。
中島公園周辺のおすすめホテル
ホテルマイステイズプレミア札幌パーク
中島公園駅から徒歩3分の場所に位置するホテルです。こちらのホテルの特徴は、札幌で唯一「ウェルカムベビーのお宿」として認定され、お子さま連れの家族が過ごしやすい環境が整っていることです。大浴場も、小さい子ども連れでも入りやすいよう配慮がされています。
プレミアホテル 中島公園 札幌
部屋によっては、中島公園を見渡すことができ、贅沢な気分を味わう事ができるホテルです。スタッフのサービスや朝食の満足度も高く、一度訪れればまた行きたくなるような施設となっています。
札幌パークホテル
札幌を代表するシティリゾートホテルで、天皇陛下や海外の著名人も宿泊する、信頼感のある老舗ホテルです。サービスはもちろん、食事や部屋からの眺望も満足できること間違いなしです。
中島公園周辺のホテルを探すならこちら
アクセス情報
地下鉄で行く場合
- 南北線「中島公園駅」下車:すぐ目の前
- 南北線「幌平橋駅」下車:すぐ目の前
市電で行く場合
- 市電「中島公園通」「行啓通」下車:徒歩3分
バスで行く場合
- 市営バス環状バス「中島公園前」「中島公園入り口」「幌平橋駅前」下車:すぐ目の前
- 中央バス札幌ターミナルから「中島公園入り口」「幌平橋駅前」下車:すぐ目の前
よくある質問Q&A
中島公園内の施設は無料ですか?
無料の施設と有料の施設があります。日本庭園、八窓庵、札幌市天文台は無料です。また中島児童会館は、18歳までが無料の対象です。kitaraコンサートホールは入館だけなら無料ですが、何かコンサートを観る場合は有料となる可能性があります。ただコンサートによっては無料で開催されているものがありますので、あらかじめ公式サイトで確認しておくと良いでしょう。
おすすめの時期はありますか?
春と秋が、特におすすめの時期です。春は芝生にシートを敷いて、お花見を楽しむ観光客が多く訪れます。日本庭園のしだれ桜は道内でも有数の観光名所で、見応えがあると例年評判です。また秋の紅葉も人気で、特に入り口近くの銀杏並木が見どころスポットとして注目されています。ただおすすめの時期は春と秋ではありますが、中島公園は1年を通して楽しめるスポットだという点が魅力。そのため夏や冬にも訪れても、自然と触れ合ったり、イベントに参加したりといった楽しみ方ができるのです。
基本情報
中島公園
【入園時間】
中島公園自体への入園は24時間可能ですが、各施設によって開館時間が異なります。
【施設一覧】
- 水天宮
- 彫刻「森の歌」
- 札幌市こども人形劇場こぐま座
- 菖蒲池
- 花見スポット
- 八窓庵
- 日本庭園
- 豊平館
- 札幌市天文台
- 彫刻「相響」
- 札幌コンサートホールkitara
- 自由広場
- 札幌市中島体育センター
- 北海道立文学館
- 山内荘夫 彫刻群
- 木下成太郎像
- 彫刻「のびゆく子等」
【住所】札幌市中央区中島公園・南14条西5丁目・南15条西4丁目
【問い合わせ先】中島公園ホームページはこちら
駐車場情報
中島公園専用の駐車場はありません。そのため車で訪れる場合は、近隣の有料駐車場を利用する必要があります。