熊本ってどんなところ?
熊本は九州のほぼ真ん中に位置していて、福岡、大分、鹿児島、宮崎、長崎(海から)が隣接しています。九州のまさに中心で、新幹線も通っているので交通機関でも、車でもアクセスのしやすい場所になっています。九州を全て網羅したい方は熊本を拠点にして動くと他にもアクセスしやすいです。
熊本は県北、県央、県南の3つのエリアに分かれます。県北は山や牧場で有名な「阿蘇」、県央は「熊本市」、県南はキリストの文化がある「天草」で有名です。エリアごとに雰囲気も違い、海、山、市街地、日本文化エリア、キリスト教文化エリアなどさまざまな観光地があるのも特徴的です。エリアごとに観光すれば飽きずに楽しめます。
さらに熊本は美しい海と山を兼ね備え、水がとても綺麗であることも有名で、熊本市は日本で唯一天然地下水でまかなっている都市としても呼び声が高いです。綺麗なお水で育てられた米、野菜、果樹や畜産物はもちろん素晴らしい品質で、農産物の生産額も全国8位を誇っています。ぜひ旅行の際は新鮮な畜産物をいただきたいですね。
ご当地グルメとして有名なのは、新鮮な馬刺し、あか牛丼、タイピーエン(熊本ラーメン)、辛子レンコンが挙げられます。熊本ならではの食材をふんだんに使った料理が楽しめるのも旅の醍醐味です。
熊本旅行の見どころ
神々しい絶景が見れる
熊本の大自然はダイナミックでまさに圧巻の景色です。地球の力を体全身で感じられるスポットが盛りだくさん。どの地域でも見たことのない自然が生み出す幻想的な場所を訪れてみてはいかかでしょうか?一歩踏み入れるだけで不思議な力がみなぎってくるかもしれません。
どこか映画で見たようなファンタジーな世界観のある景色をぜひカメラを持って写真に収めましょう。
熊本の自然の恵をいただく
熊本といえば、お肉や野菜、畜産物が美味しいと有名です。その中でも馬刺しは観光客や地元の方にも愛される名産品で、国内生産量も1位。新鮮で臭みの少ない馬肉が食べられます。馬肉だけでなく、阿蘇で育てられたあか牛のお肉を求める人も多く、甘みのあるあか牛のお肉は熊本でしか食べられません。
さらに熊本では、美味しい水で育てられた野菜も最高品質で有名です。旨味が凝縮されたお野菜と新鮮なお肉はそのままで食べても十分に美味しいのですが、最近では新鮮な食材を使ったアレンジ料理の人気が高まっています。熊本ならではのアレンジ料理を食べ巡る旅も良いかもしれません。
お肉と野菜どちらも美味しいなんてなんとも贅沢な県です。熊本に訪れる際には熊本でしかいただけない、美味しい自然の恵を存分に食べてみてください。
歴史的建造物を巡る
熊本が誇る歴史的建造物といえばもちろん「熊本城」です。400年前に加藤清正が当時の最新技術で築きあげ、今もなお日本が誇る三大名城の一つです。熊本城は別名「銀杏城」とも呼ばれ大きなイチョウの木がたくさん植えられ、季節になると綺麗なイチョウの黄色とお城が写真映えします。歴史の深い熊本城の周りにはタイムスリップしたかのような江戸時代の雰囲気漂う繁華街も楽しめるのが特徴です。
熊本の建造物で面白いのは日本の歴史ある建物ばかりでなく、キリストの文化も混ざっていることです。熊本市街から少し離れた天草エリアに行くと立派な教会が建てられており、また違った雰囲気を楽しめます。
天草で有名な「崎津教会」は日本でも数少ない重厚ゴシック様式で作られており、貴重な構成遺産の一つです。天草の下島にあり、漁港町に建てられていることから「海の天主堂」とも呼ばれております。日本の家屋が並ぶ中に大きなキリスト教会がある光景はなんとも不思議で魅了されます。
温泉で心も体も癒される
熊本ではあちこちに温泉が湧き上がる、温泉天国としても有名な地域です。その数はなんと118ヵ所です。さらにすごいのが特定のエリアで集中して湧き上がっているのではなく、様々な地方で温泉が湧いているのが特長的です。
有名どころでいうと阿蘇エリアの黒川温泉や、県南エリアの人吉温泉、天草エリアでは上天草、下田温泉、などなど。どのエリアでも温泉が楽しめるのは温泉天国熊本の魅力のひとつです。泉質も8種類あったり、海を見ながら入れる温泉や、山を楽しみながら入れる温泉があるので、目的に沿って温泉を選ぶのも良いかもしれませんね。
天草エリア
天草エリアは熊本南西部に位置しており、小さな島々が集まっているエリアです。キリスト文化や南蛮文化が今でも色づいている街並みはとても面白く、キリスト教会や天草諸島、海などの景色を求めてくる方も多くいらっしゃいます。
諸島の数は120もあり、それぞれの島には山もあり、海も山も楽しめる自然豊かな場所です。山の上から見る天草諸島の景色は圧巻です。熊本内地からは5つの橋で諸島が繋がっており、これを天草五橋と呼んでいます。
さらに、天草エリアでは1年中イルカウォッチングができることで有名で、イルカを一目みたいと天草へ訪れる方も多いです。新鮮な海の幸、山の幸をも頂けて、自然を存分に楽しめる場所です。
倉岳神社
隠れた絶景スポットである倉岳神社は天草最高峰の山、倉岳山の山頂にある神社です。倉岳神社から見る天草諸島の景色はまるで絵に描いたように美しく、登った瞬間に時が止まるような感覚すらあります。景色を邪魔する建物は何もなく、ただ海と諸島が見える感動の景色を見せてくれます。
映画のシーンにも登場しそうな倉岳神社ですが、観光地としてはまだまだ知られておらず、隠れインスタ映えスポットになっています。
天草の海の守り神として倉岳神社が建てられ、神社からは天草の海と島が一望できます。山頂にありますが、車でも山頂まで登ることはできます。麓から山頂まで車で25分とわりと険しい道を車で進んでいくと辿り着きます。時間をかけてでも見るべき神々しい絶景です。
天草五橋
熊本宇土半島から天草上島までを繋ぐ5つの橋の名前を「天草五橋」と呼び、天草諸島の連絡通路になっているので「天草パールライン」とも呼ばれています。
5つの橋は大矢野島、永浦島、大池島、前島にあり、全ての橋を順に渡って行くと天草上島に辿り着きます。橋はそれぞれ違うデザインで建てられているので、それぞれの橋を写真に収めて楽しめるのも魅力的です。
最初に建てられたのは1966(昭和41)年で、もうすでに50年以上の時が立っていますが、今でもなお、島民や観光客が使い愛される橋です。上天草市には天草五橋を架けるため精力的に活動した「森 慈秀(もり やすひで)」さんの銅像が建てられています。ここでは橋がどのようにできたのか?など、できる前の島民の暮らしなどの歴史が学べます。
誇りある天草五橋を渡って深い歴史を感じてみてください。
﨑津教会
天草の崎津集落は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれていて「崎津教会」もその一つのシンボルです。ゴシック式教会でありながら畳敷の珍しい教会で見た目も立派な教会です。漁港のすぐそばにあり、日本の家屋集落の中に大きくそびえ立っています。天草一揆で潜伏キリシタンが歴史上で登場していましたが、今でもなお潜伏キリシタンの雰囲気が残っています。
崎津教会は1569(永禄12)年に建てられましたが、禁教令、キリシタンへの迫害により3回も建て直しを行っています。最後に建て直しを行ったのは1934(昭和9)年なので、歴史を感じることのできる建物になっています。
外部をみると建て直しの背景から素材の違った2種類で建てられ、外壁の色が2色に分かれているのが見えます。さらに教会内部は畳敷で、昔「絵踏み」が行われていたといわれる祭壇もあります。
潜伏キリシタンの歴史が顕著にみられるベストスポットです。
イルカウォッチング
天草は野生のイルカが95パーセント以上の確率で見られるスポットとしても超人気です。
海に囲まれた天草でしかできないアクティビティの一つであるイルカウォッチングは通詞島(つうじしま)の沖合、早崎瀬戸という場所で体験できます。早崎瀬戸ではボラやアジ、トビウオなど様々な魚が数多くいるので、この魚たちを餌にしている「ミナミハンドウイルカ」が早崎瀬戸に生息し始め、遭遇率が高くなったとされています。
イルカに会うには沖合に行かなければいけないので、船に乗るのは必須ですが、港から約10分あたりの場所で見られるので船酔いが不安な方でも大丈夫かと思います。ちなみに、イルカウォッチングは2,000円〜3,000円程度で体験ができます。
少し沖合に出ただけで、数え切れないほどの野生のイルカが見られます。さらにはイルカがダイナミックにジャンプする姿も見られるので終始楽しみながら体験できます。すぐ手が届きそうなほど近くでイルカが見られる貴重な体験を是非してみてください。
湯島(猫島)
上天草にある湯島は「猫の島」として有名な島です。人口は300程度の小さな島で、猫が島民よりも多いともいわれています。全国的にも猫の島で有名なので、多くの猫好きの観光客が湯島に訪れています。
湯島への道に橋はないので、上天草の江樋戸港(えびとこう)から船に乗って行かなければなりません。船は1日に4本しかないので要注意です。港からは約25分程度で湯島まで着きます。
湯島は観光スポットもほぼなく、お食事処も2軒という少なさですが、どこに行っても猫が出迎えてくれるのでとても癒される、ファンタジーな島です。島自体の雰囲気がとても素敵なのでゆっくり猫とお散歩して日々の疲れを癒したい方にはオススメです。
阿蘇エリア
阿蘇は熊本県東北部に位置し、火山やカルデラ、牧場などの山自然が多い地域で、アクティビティや食も豊富で人気のエリアです。
阿蘇には世界最大級のカルデラがあり、他では見られない貴重な光景が見られるのも特長です。火の国の象徴である阿蘇火山も世界有数で、地球の力を感じられる迫力ある自然を感じられます。
阿蘇五岳から見る景色も、カルデラから見る景色もどちらも圧巻で、阿蘇のどこに行っても広大な自然を楽しめるのも魅力の一つです。さらに山奥に行くと幻想的な川や滝が見ることができ、夏も避暑地として観光客が集まります。
神聖な自然で育てられた阿蘇の野菜は甘く、阿蘇牧場で育ったあか牛の肉や、牛乳も濃厚で美味しいです。是非自然の恵も頂いて、阿蘇を堪能しましょう。
阿蘇ファームランド
阿蘇ファームランドの丸くて白いドームの宿泊施設がインスタ映えするとして、SNSで人気のスポットになっています。まるでファンタジーの世界のお家に住んでいるようでテンションも上がります。
阿蘇ファームランドはインスタ映えする宿泊施設というだけでなく、「健康」や「心の安らぎ」を利用者に感じてもらうべく、アスレチックやスパ、動物ふれあい場所、健康づくりの食事などに力を入れています。阿蘇ファームランドに来れば、体と心の健康を体験でき、ゆったりとした旅行を楽しめます。
阿蘇ファームランドの敷地面積は約100万平方m(東京ドーム約21個分)でいくつかのゾーンに分かれているほど、広いテーマパークになっています。宿泊施設もファミリー向けのお部屋や、専用ガーデンがあるお部屋、雄大な自然が間近に見られるお部屋などタイプ別に選べるのが特長です。
運動、癒し、体験のレジャーも豊富で、パーク内で動物とふれあうこともできれば、スパや還元浴で体を休めることもできます。日常の疲れを吹き飛ばしたい方も、旅行中も健康を気にしたいという方にもオススメです。
大観峰
大観峰は季節によって見える景色がガラリと変わり、「自然の展望台」として多くの観光客が訪れるスポットです。阿蘇北外輪山の最高峰である大観峰の標高は936mで、そこから阿蘇五岳から久住連峰までがずらっとダイナミックに一望できます。
大観峰から見える阿蘇五岳の姿が、お釈迦様が寝ているように見えることから「涅槃像(ねはんぞう)」とも呼ばれています。外輪山にぐるりと囲まれ、ふもとの田園や街並みも全て見ることができる絶景です。
夏には青々とした景色が見ることができ、秋には黄金色の幻想的な世界を見ることができます。さらに、秋から冬にかけて寒い季節になると雲海が発生するので、運が良ければ見ることができます。雲海と朝日の組み合わせも素晴らしい絶景なので、風が少なく湿度の高い日を狙って行ってみてはいかかでしょうか。
鍋ヶ滝
細く、糸のように流れる鍋ヶ滝は、美しい滝として人気の観光地です。滝の落差は約10mで、幅は約20mの、横に広がったカーテンのような滝です。黒川温泉から車で20分ほどの近さで、温泉客も気軽に自然を体験できるほどの距離です。
鍋ヶ滝は某お茶のCM、別名「裏見の滝」と呼ばれています。裏から見ると、さらに滝がレースのカーテンのように見えます。滝に木漏れ日が入ったりするとまた違った滝の色が見えて素晴らしい景色です。
滝の裏の空間は洞窟のようになっていて、大地の力が感じられる場所です。約9万年前の熊本大噴火により滝と裏側の空間ができたと言われているそうです。
早朝に行くと滝の細い線と、光のスジが入って、滝が見られる空間全てが自然のカーテンに包まれるような感覚を味わえます。是非夏に阿蘇に訪れる機会があれば行ってみて頂きたいです。
黒川温泉
阿蘇地方にある黒川温泉ですが、大分県とのちょうど県境に位置しています。阿蘇山と久住連山の間にあり、熊本市内からだと車で1時間半ほどの場所にあります。雄大な自然に囲まれながら様々な泉質の温泉を楽しめるのが黒川温泉の特長です。黒川温泉街一帯が落ち着いた雰囲気に包まれており、街並みを歩くだけで趣深い気持ちになります。
黒川温泉は日帰りでも利用できるよう、立ち寄りの湯が用意されているのがほとんどで、いくつかの温泉の露天風呂巡りができます。さらに黒川温泉にはいろんな湯めぐりができるよう「入湯手形」という面白いシステムがあります。1,300円で3種類の温泉を巡ることができます。
入湯手形は杉の木で作られており、それには熊本のご当地キャラクターくまモンが描かれているので、お土産としても持ち帰ることができるので観光客には嬉しいシステムです。
冬には黒川温泉の川に丸い暖かいライトが装飾され、夜はロマンティックな雰囲気に変わります。黒川温泉はどの季節でも楽しめる温泉地です。
熊本市街
熊本の中心地である熊本市は人口およそ70万人で熊本県に住んでいる約40パーセント以上の人々が熊本市に住んでいます。熊本市は新幹線駅もあり、他の県との交通網のアクセスも良いです。他のエリアと比べて市街は人も多く、街も栄えていますが、自然や文化を尊重するスポットも多くあります。市電も通っているので、熊本市街を観光する際は車がなくても十分楽しめます。
市街には、熊本の復興の象徴である「熊本城」もあり、城下町も時代の趣や文化が感じられる建物が多いエリアです。歴史好きは欠かせないスポットが盛りだくさんなはずです。
熊本城
日本の三大城にも選ばれる熊本城は、2016年の震災で被害を受け、現在(2019年10月)もなお復旧工事をしています。しかし、ついに2019年10月5日(土)に熊本城天守閣の大天守外観を特別公開しました。原則日曜日と祝日のみの公開となっています。
ちなみに、公開日スケジュールは公式サイトに載っています。
熊本城公式HP
天守閣などは特別公開中ですが、城内の二の丸広場は歩けるようになっているので、そこから熊本城を見ることは可能です。熊本城が復旧工事をしていて全体が見られないのは残念ですが、工事中の熊本城を見られる機会はめったにないので、今の機会に行って、歴史を目に焼き付けるのも良いかもしれません。
桜の馬場 城彩苑
熊本城のふもとにある城下町を表現した観光施設で熊本城を見に来たお客さんがよく訪れるスポットです。熊本のご当地グルメや、熊本の歴史を大事にしているコンセプトで建てられた施設なので、美味しい熊本グルメを楽しみながら、歴史体験もできます。
城彩苑には「湧々座(わくわくざ)」という博物館のような、歴史を体験できる施設が併設されています。外観は江戸時代の家屋のような雰囲気ですが、中に入ると現代風な雰囲気で展示物を見るというよりも、物に触ったり、劇を見たり、熊本の歴史的衣装に着替えてみたり、体験型が多い施設です。
湧々座で歴史体験を終えたあとは、「桜小路」に行ってご当地名産品を食べましょう。桜小路には熊本を代表するご当地グルメが並んでいますので、食べ歩きもできます。熊本のお土産も買うことができるので旅の締めにも適しています。
水前寺成趣園
熊本市街地の定番観光スポットになっている水前寺成趣園は、緑の丘や池、松の木が丁寧に配置されており、ぐるっと一周できる桃山式の庭園です。
創設者はお茶屋として名も知られている細川忠利公で、園内には彼の像も称えられています。さらに園近くには「長寿の水」が飲める出水神社もあり、日本各地からこの清らかな水を求めて訪れる方も多いです。
熊本駅から市電を使って行けるのでアクセスも抜群です。四季によって雰囲気がガラッと変わるのも水前寺成趣園の特長です。
くまモンスクエア
熊本のご当地キャラクターといえば、「くまモン」です。熊本、日本にとどまらず、海外でもその人気を誇っています。カフェスペースがあり休憩所としての利用や、くまモングッズが手に入る場所となっています。
さらに、くまモンスクエアにはステージが併設されており、くまモンがパフォーマンスしてくれるイベントも開催しております。くまモンがイベントに登場してくれる日程、スケジュールは公式ホームページから確認ができます。
くまモンに会うために多くの人が訪れるので、イベント開催時間の少し前に待機することをおすすめします。
人吉エリア
人吉は熊本県南部に位置しており、川アクティビティや温泉で有名です。さらに、人吉球磨地方は、日本遺産に登録されるほど歴史も深い場所で、自然と歴史を同時に楽しめるスポットが多くあります。球磨川(くまがわ)は日本三大急流にも選ばれ、夏は川下り、ラフティングなどのアクティビティが盛んです。
川沿いに人吉温泉街が栄えており、約30もの温泉宿や施設があります。もちろん温泉宿が多いですが、立ち寄り入浴を受け入れている施設も多いので、日帰りでも楽しめる場所となっています。
人吉温泉
球磨川のせせらぎの音を聞き、自然に囲まれた中で楽しめる温泉です。泉質は弱アルカリ性純泉とナトリウム炭酸水素塩の2種類あり、筋肉痛や神経痛などに効くとされてます。
地元の方々もよく使う大衆浴場が多く、昔ながらの雰囲気のある温泉で歴史を感じられます。川から近いので、川下りアクティビティで遊んだあとはゆっくり温泉で疲れを癒しましょう。
青井阿蘇神社
青井阿蘇神社は日本最南端の国宝建築に選ばれ、熊本県内でも初の国宝とされています。かやぶき屋根が特長の青井阿蘇神社で、見た目は桃山式の華麗な装飾で飾られています。
青井阿蘇神社は1200年前に創設され、深い歴史とともに今も健在している建築物は数少ない貴重なものです。境内には4つの神社があるので、神社巡りもできます。
熊本の深い歴史や建築様式が学べる場所であり、神聖なスポットとなっています。
人吉駅(SL)
人吉駅では、日本で最も古い現役のSL列車が走り、SLらしい汽笛やけむりが見られます。貴重なSL列車の走り姿を見にくる方も多くいらっしゃいます。
人吉駅を走るSL(蒸気機関車58654号機)は見た目もかっこいいですが、内装もクラシカルで、実際に乗車したくなるつくりになっています。記念乗車証やフォトサービスもあり、お子様も楽しめる列車です。
ぜひ人吉に行った際は貴重な現役のSLに乗ってみてください。
球磨川
日本三大急流に選ばれている球磨川は雄大な自然の中で川下りができるアクティビティが盛んです。熊本県内でも最大の川で、球磨川の川下りは100年の歴史にものぼります。急流を人力の木の船だけで下っていくのはかなりスリルがあって楽しめます。西郷隆盛や与謝野晶子などの歴史上の人物たちも球磨川の川下りを体験したことが文書などで綴られています。
球磨川は川下りの他にも若者たちに人気のラフティングアクティビティもあり、川下りよりも迫力満点の楽しさを味わえます。激しい大小様々な荒波を超えてコースを進んでいきます。三大急流ともあって他の地域のラフティングとは一味違ったダイナミックな体験ができ、球磨川の迫力を求めてリピーターも多いそうです。
川からは人吉SLや渓谷が見られるので、最後まで飽きずにアクティビティを楽しめます。
観光うたせ船
見た目は映画に出てきそうな白い帆の船で、白の帆がドレスのように見える姿から「海の貴婦人」と呼ばれています。帆を広げた船の姿は、時代も国もタイムスリップしたようです。観光うたせ船はクルージングだけでなく、沖合に出て漁をした後、とれたての海鮮物を船内で食べられたり、太刀魚釣りを体験できるようになっています。
珍しい造りの観光うたせ船に乗って、景色や新鮮な海鮮物を楽しみましょう。
宇土エリア
宇土は熊本県中部の宇土半島エリアにあたります。宇土エリアでは、海の幻想的な姿が見られる場所としてインスタグラムでも少しずつ知名度をあげてきています。潮の満ち干きの差が激しく、干潮と満潮の違いで、素晴らしい景色が見られます。一度は写真に収めておきたい感動的な景色を生み出してくれるのでカメラを忘れずに持って行きましょう。
宇土は歴史も深い場所で、特に江戸時代の歴史が濃く色づいているスポットが多いです。武家屋敷や石段、船着上など、いたるところに歴史が感じられるので、日本史好きの方にはとっておきのスポットです。
御興来海岸(おこしきかいがん)
宇土半島北部に位置し、干潮時に素晴らしい砂紋が見られることで人気のスポットです。特に夕日に照らされた御輿来海岸は絶景で、「日本の夕日100選」と「日本の渚100選」にも選ばれております。
全国でも干満の差が激しいことでも有名で、大干潮と大満潮とでは全く景色が違います。ぜひ夕暮れの大干潮時に見ることをおすすめします。
三角西港公園
三角西港公園は宇土半島先端に位置しており、一風変わったオランダ式の公園で、重要文化財にも選ばれています。当時、熊本県には港がなく、初めて有明海に面した場所に港が造られました。三角西港の石積みの埠頭や浮き桟橋、整えられた排水路などが都市の発展の助けになったといわれています。
日本三大築港の一つに選べれておりますが、今でも完璧に原形を残しているのは三角西港公園のみといわれています。現地では建築された当時の様子や歴史を学ぶことができるので、熊本の歴史の勉強にも役立つスポットです。
長部田海床路
長部田海床路は、電柱が海の中に沈んでいる不思議な絶景の名所です。CMの撮影地にも使われたことで有名になり、インスタグラムで話題沸騰のスポットとなりました。
海床路は普段漁業関係者のために造られ、車が安全に走行できるよう約1キロの道に24本の電柱が建てられました。地震や台風などの影響で倒壊してしまいましたが、2018年6月に復活を遂げました。
夕暮れの満潮時がおすすめの時間帯です。赤く染まった海に沈んだ神秘的な海床路を写真におさめておきましょう。
住吉神社
住吉神社は全国にいくつか同じ名前で健在しますが、宇土の住吉神社は有明海を守る神様を祀った神社といわれています。住吉神社の周りには2,000以上の紫陽花が植えられ、6月には満開になり、紫陽花を求めて多くの方が訪れます。
住吉神社本殿は石段を上がらなければ見れませんが、紫陽花は神社の周り(住吉自然公園)にあるので、お子様も年配の方も楽しめるようになっています。
熊本のご当地グルメ
馬刺し(むつ五郎)
熊本県の郷土料理といえばなんと言っても「馬肉料理」です。中でも馬刺しは肉の色が綺麗なピンク色をしていることから「さくら肉」と呼ばれて言います。
そんな馬刺しを美味しくいただける「むつ五郎」地元も観光客の方にも人気のお店です。店主自ら買い付けに足を運ぶほど、お肉の質にこだわっています。むつ五朗では全部で30種類以上の馬肉料理を味わうことができます。お気に入りの部位を探しにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
あか牛丼(いまきん食堂)
毎日行列がみられるほどの人気を誇るいまきん食堂の「あか牛丼」は阿蘇のご当地名物です。行列はないのですが、番号札をもらって待つシステムになっており、通常でも1、2時間待つことが多いです。番号札を受け取った後は、内牧温泉の商店街をぶらぶら散策しながら待津ことができます。
いまきん食堂の名物あか牛丼は見た目からインパクト大きく、その迫力はインスタグラムでも話題となっています。レアに焼いた何枚ものあか牛が丼の周りに綺麗に並べられいて、中央の半熟卵を飾っています。
甘くて濃厚な味が特長のあか牛は阿蘇地方でしか頂けないものですので、ぜひ機会があれば食べに行ってみてください。
熊本ラーメン
とんこつラーメンの発祥の地である福岡県久留米市から伝播したラーメンです。特徴は、スープにチップ状にした揚げニンニクやマー油、フライドガーリックが入っており、とんこつのアクが強い博多ラーメンに比べマイルドなスープになっています。あとを引く、クセになる味があり、リピーターも多いラーメンです。
辛子レンコン
辛子レンコンは熊本県の郷土料理の1つで、昔ながらの熊本名物です。レンコンは増血剤として優れていて、辛子には食欲増進作用があり、この2つをマッチさせた辛子レンコンは熊本県の一般家庭で正月などに作られる程の料理となりました。
製法はレンコンを茹で、その後水気を取り、レンコンの穴に辛子味噌を詰め込み、最後に油で揚げるだけです。かなりシンプルな調理方法ですが味は奥深く、万人が好む味です。
タイピーエン
熊本県の郷土料理の1つである「タイピーエン」は熊本生まれの中華料理です。県内のほとんどの中華料理店で食べることができます。白湯スープをたっぷり含んだツルツルとした春雨にたくさんの野菜が入っていて、カロリー低めで、ヘルシーな料理です。
海鮮の出汁が効いたスープや、野菜の甘みが濃いスープなど、お店によってそれぞれ味が違います。自分の好みにあったタイピーエンを探してみるのも面白いかもしれません。
いきなり団子
熊本の郷土菓子である「いきなり団子」は、中にさつまいもとあんこが一緒に入っているのが特長です。いきなり団子の名前の由来は簡単に短時間で「いきなり」作れるという意味合いから来ています。さつまいもとあんこの素朴な味は小さな子供から年配の方まで親しみやすいお菓子です。
いきなり団子は普段は家庭で作られる味でしたが、最近では中身が3層になったいきなり団子や、さつまいもにこだわった専門店なども増えてきました。お土産に購入するのもオススメです。
熊本への主要エリアからのアクセス・所要時間
北海道から
- 飛行機
新千歳空港→羽田空港→熊本空港:約4時間〜
新千歳空港→福岡空港(電車)→熊本:約4時間20分
東北から
-
飛行機
仙台空港→熊本空港:約3時間10分 -
新幹線
仙台(JR新幹線はやぶさ)→東京(JR新幹線のぞみ)→博多(JR新幹線さくら)→熊本:約7時間半
北陸から
-
飛行機
小松空港→熊本空港:3時間20分 -
新幹線
金沢(JR特急サンダーバード)→新大阪(JR新幹線のぞみ)→博多(JR新幹線さくら)→熊本:約6時間2分
東海・名古屋から
-
飛行機
中部セントレア空港→熊本空港:約1時間35分 -
新幹線
名古屋(JR新幹線のぞみ)→新大阪(JR新幹線さくら)→熊本:約4時間13分
東京から
-
飛行機
羽田空港→熊本空港:約1時間50分 -
高速バス
東京駅八重州南口→京都八条口→熊本:約19時間2分 -
新幹線
東京(JR新幹線のぞみ)→新大阪(JR新幹線さくら)→熊本:約5時間51分
関西から
-
飛行機
関西空港→熊本空港:約1時間15分 -
新幹線
新大阪(JR新幹線さくら)→熊本:約3時間15分
中国・四国から
- 飛行機
岡山空港→熊本空港:約3時間25分
熊本空港・新幹線の停車駅熊本駅を紹介
熊本空港(阿蘇くまもと空港)
正式名称は「阿蘇くまもと空港」で、阿蘇にある地方空港です。熊本で1番大きな空港ですが、地方空港なので便は少なめです。熊本市内からはバスで1時間ほどの場所に位置しており、交通ラッシュとぶつかると、最大で90分ほどかかる場合もあります。
しかし、熊本空港から東京までも直行便があり、約2時間弱で到着するので利便性は高いです。現在は空港のさらなる活性化につなげるため、空港アクセス鉄道を造る取り組みを始めています。熊本に多くの人を誘致するために今後の活動が肝となります。
熊本駅
熊本駅は熊本県の中心駅です。JR鹿児島本線や豊肥本線、九州新幹線、バスターミナルも熊本駅に集結しており、熊本県の交通機関の拠点になっています。熊本駅は2019年3月に新駅舎に変わり、より観光客を迎え入れる素敵な駅となりました。
駅高架下には「肥後よかもん市場」があり、人々が飲食を楽しんだり、お土産を手軽に購入できる場所となっています。早めに熊本駅に着いた際は寄ってみてはいかかでしょうか?
熊本の年間イベント情報
1月
杖立温泉どんどや火祭り
熊本の新春を飾る「杖立温泉どんどや火祭り」は子孫繁盛、災害除け、無病息災を願うお祭りです。その年の年男たちが「温泉神社」から松明に火を灯し、行列を作りながらどんどやに点火させていきます。主にお正月のしめ縄や、門松を燃やすことで、新年の災難を燃やして天におくる意味合いがあります。川に映る燃え上がる炎はとても素敵な光景です。
どんどやの火祭りではぜんざいやお餅、かっぱ酒などの振る舞いもあります。暖かい格好をしてお祭りを楽しみましょう。
2月
熊本城マラソン
毎年2月には熊本城マラソンが行われ、多くの参加者で賑わいます。熊本城が刻まれた完走メダルがもらえることから、その人気や参加に熱を燃やす人々は近年増えてきています。今回(2020年開催)の人気もすごいようで、ランナーとしての参加者抽選倍率は2.24倍に上っています。
フルマラソンのコースは熊本城からスタートし、熊本市街をぐるりと回って熊本城でゴールする素敵なコースになっています。歴史巡りコースと題しているので、走りながら熊本の歴史を学べるのも魅力的です。
3月
湯山温泉桜まつり
熊本県水上村にあるダムの周りには20種類以上の桜が植えられており、熊本県内でも人気の誇るお花見の名所です。
さくら祭りでは様々なイベントが開催され、木の船を5人1組で滑らせて競う「木んばレース」は毎年盛り上がります。その他にも「もち投げ」、「福引き抽選会」が行われ、夜には花火が上がります。湯山温泉桜まつりは地元の人とも楽しめるイベントです。
5月
天草花しょうぶ祭り
熊本県天草市の西の久保公園で毎年開催されています。25万本の花しょうぶが咲き誇り、5月がまさに咲き頃の季節です。花しょうぶだけでなく天草自慢のお店が立ち並び、天草ならではの食も楽しめるようになっています。その他にもホタル夜市やコンサートなどが開かれ、イベント盛りだくさんのお祭りです。家族や友達同士でも楽しめます。
7月
清正公まつり
毎年7月の第4日曜日、熊本市内にある加藤神社で「清正公まつり」が行われます。熊本の伝統あるお祭りで、夏の訪れを知らせるお祭りです。清正公まつりとは神幸行列がメインのお祭りで、熊本市内を御輿や太鼓の音に合わせて練り歩きます。神幸行列は全長1.5キロmもあり、その迫力のある行列やお神輿を見に多くの方が訪れ、行列と一緒に動いていきます。
天草ほんどハイヤ祭り
来年2020年には54回目の開催となり、歴史の深いです。「ハイヤ節」とは南国のリズムと独特な節回しに合わせた踊りで、島のお祝いでよく踊られていました。
天草のハイヤ祭りは昭和41年の天草五橋開通記念にお祝いとしてハイヤの道中踊りを披露したのが始まりです。地元の人と観光客との交流を図っている、天草の一大イベントです。
8月
火の国まつり
熊本の夏の風物詩とも言われる「火の国まつり」は、なんと来年で43回の開催です。約60団体が参加し、総勢5,000人の踊り手が街中を踊り歩いていきます。
メインイベントの「おてもやん総おどり」は地元の方も観光客の方も誰でも参加が可能です。踊り手さんからレクチャーもあるので、歴史あるおどりをこの機会に学びながら楽しみましょう。
山鹿灯籠まつり

熊本山鹿で開催される山鹿灯篭まつりは伝統工芸品の「山鹿灯篭」と「踊り」がコラボした伝統的なお祭りです。昔、山鹿の里人たちが松明を掲げて第12代景行天皇をお迎えしたことが起源となっています。室町時代には、紙製の金灯篭を頭に掲げた女性が舞い踊る「山鹿灯篭踊り」が誕生しました。
夜に優しく光る灯篭と華麗な踊りは、見る人の心を癒し、ワクワクさせてくれます。
9月
藤崎八旛宮例大祭
藤崎八旛宮例大祭は熊本の秋を訪れを告げる代表的なお祭りです。熊本の大名 加藤清正公が藤崎八幡宮の神幸式に自分の兵たちを引き連れたのが起源になっています。通常の華やかな神幸行列とは少し違った武者行列で勇ましく武士や馬たちが道を練り歩きます。「ドーカイ、ドーカイ」と大きな掛け声とともに行列が動く様は、観客を圧倒させてくれます。
10月
青井阿蘇神社 おくんち祭

青井阿蘇神社のおくんち祭は人吉地方最大のお祭りで、毎年10月第1週に行われます。9日間開催されるおくんち祭りで1番の見どころは神幸行列です。神幸行列では約2,000人の人々が参加し、人吉しないを練り歩きます。御輿や馬が行列つくりながら歩く姿は見ごたえ抜群です。
熊本復興ねぶた
2016年に熊本が震災を受けて以来、毎年復興ねぶたが開催されるようになりました。ねぶた祭りで震災に負けずに熊本を元気にしようという想いが込められているお祭りです。熊本のねぶた祭りはハネトという浴衣や花笠の衣装をきていれば誰でも参加できます。
ぜひねぶたを見るだけでなく、参加して、ねぶたと一緒に熊本市内を歩き回ってみてはいかかでしょうか?
11月
玉名大俵まつり
玉名大俵まつりとは、玉名市の歴史に感謝し、玉名繁盛を願って大きな俵を転がすお祭りです。玉名市は江戸時代に米の収穫地として繁盛したことから「俵ころがし」が玉名の象徴となっています。
近年では「玉名市産業祭」と合同で開催していることから、収穫体験やグルメも楽しめるお祭りになっています。
12月
黒川温泉 湯あかり

12月になると、阿蘇地方にある黒川温泉で川辺のライトアップが始まります。竹の灯篭で装飾された黒川温泉街はいつもと違ったロマンティックで幻想的な雰囲気に変わります。
竹灯篭は温泉街の坂道から、温泉街を流れる田の原川に飾られます。細い竹を使って球体の灯篭を作っていたり、灯篭には素敵な細工が施されています。写真映えする黒川温泉をぜひ冬に楽しんでみてください。
熊本観光の移動手段
レンタカー
電車などの乗り継ぎ時間の心配もないレンタカーは熊本観光におすすめです。のんびりと自分のペースで観光地をめぐることができ、お子様連れなどの家族旅行にはもってこいです。
また、熊本県内はエリア別に観光地も分かれていて、幅広く観光ができるので、好きな時に好きな場所で、好きな時間借りられるレンタカーは自由度が高く利便性が高いといえます。
熊本観光におけるレンタカーの注意点は、山や海を渡る際のルートを確認することです。天草エリアでは特定の橋を渡らないと観光地にいけなかったり、阿蘇エリアでは数々の山を超えなければ辿りつけない場合があります。事前に山道、海道をチェックしておきましょう。
電車
長距離、短距離にも向いている交通機関は電車です。慣れない土地でも、切符を買えば現地まで向かうことができるので安心です。熊本の観光エリアははっきりと分かれているので、主要エリアに各駅は配置されています。
熊本駅から観光エリアまでの電車は用意されているので、エリア周辺まで電車で向かい、現地についてからレンタカーを借りるのが安く済む場合もあります。運転者に気を使わずに観光できるのが電車観光の魅力です。
市電
熊本市内を観光するなら、市電を利用することをおすすめします。熊本城、熊本駅、アーケード街など市内の主要観光地にはほとんど市電が通っているので、市電は大変便利な交通機関です。料金は大人170円、子供90円という格安で、どこまで乗っても均一料金です。
さらに1日乗り放題切符も販売しており、大人500円、子供250円で販売しています。1日中熊本市内で観光をする人にはかなりお得です。
お得なフリーチケット
わくわく1dayパス
熊本県の適用範囲内の路線バス、市電、電車を1日中乗り放題できる、かなりお得なチケットです。熊本市外の天草や阿蘇エリアにも使えるので、利便性が高く、このチケットだけで観光し放題です。
【料金】
料金は区間によって変わります。
大人 700円〜2,000円
【対象路線】
- 九州産交バス
- 深夜バス(区間運賃別途必要)
- 人吉周遊バス
- 小国郷ぐる〜っとバス
- 高森町民バス
- 南阿蘇ゆるっとバス
- 上天草市SUNまりんバス
- 天草本渡乗ってみゅうかー
- 八代市街地循環バス
- 玉名市街地循環バス
- 熊本駅直行便
- 通町直行便
- 阿蘇くまもと空港直行便
【公式サイト】
九州産業交通HP
熊本市電1日乗車券
熊本市内の路面電車が全線1日乗り放題できるフリーチケットで、市内の観光施設の割引も特典で付いています。市内を格安で回れるチケットなので、1日中熊本市内を観光する際はこのチケットが欠かせません。
【料金】
- 大人500円
- 子供250円
【販売場所】
- 路面電車内
- 熊本駅案内所
- 交通センター
【対象路線】
- 路面電車全線
【公式サイト】
熊本市交通局HP
南阿蘇鉄道1日フリー乗車券
南阿蘇鉄道の全線が1日自由に乗り放題可能なチケットです。南阿蘇鉄道は自然に囲まれながら列車が通る姿も、鉄道から見える景色も素敵です。阿蘇を満喫するのにとっておきの切符です。
【料金】
- 大人1,200円
【対象路線】
- 南阿蘇鉄道全線
【公式サイト】
南阿蘇鉄道HP
熊本県にはお得なフリーチケットが豊富
熊本県はエリア頃に観光地が分かれていることもあり、フリーチケットも各エリアごとに用意されています。熊本だけにとどまらず、九州全体で
使えるフリーチケットもあるので、熊本と九州の他の県の観光を予定しているのであればぜひJR九州公式サイトでも確認してみてください。
【JR九州公式サイト】
JR九州HP
熊本のおすすめ旅行プラン
よくある質問Q&A
飛行機/新幹線/電車/車でどのくらいかかりますか?
東北、北海道からだと飛行機でも3時間〜4時間かかります。北陸も同様に平均3時間ほど片道にかかります。関東からだと約2時間弱かかる計算になります。関西からだとアクセスがよくなり、飛行機で1時間、新幹線で3時間の所要時間でたどり着きます。九州より外から来る方は新幹線か飛行機で現地まで行き、現地でレンタカーを借りるのがおすすめです。
熊本の気候はどうですか?
エリアによって気候の変動が激しいのが特長です。海沿いの地域(天草など)は夏は暑くなりやすく、冬も比較的寒くなります。山方面(阿蘇など)は夏は涼しく、冬は氷点下まで温度が著しく下がります。観光する場所によって備えが必要です。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
特定のエリアのみでしたら、1泊2日で十分でしょう。しかし、熊本市内+天草+阿蘇など複数のエリアを楽しむのであれば3泊4日ほどは必要になるかと思います。
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