福岡ってどんなところ?
九州の北部に位置する福岡県は、人口約510万人で全国でもトップ10に入る主要都市です。一年の平均気温は17℃ほど、温暖な気候で過ごしやすく、雪が降ることはあまりありません。
「アジアとの玄関口」として、日本有数の発着回数を誇る福岡空港、韓国釜山との定期航路を有する博多港や九州の玄関口である博多駅など、福岡市は国内屈指の交通アクセスを誇り、充実した都市機能がコンパクトに凝縮しています。
また、目の前の玄界灘で獲れた、新鮮でおいしい魚を毎日味わうことができます。全国的にも有名な博多(長浜)ラーメンを、博多弁が飛び交う屋台で食べるのも福岡グルメの楽しみのひとつ。あまり知られていませんが、実は福岡は日本のうどん発祥の地でもあります。その他、もつ鍋や水炊きも言わずとしれた郷土グルメです。
福岡市民はお祭り好きが多く、いつも活気のある福岡では、音楽イベントも盛んに開催されています。毎年7月に行われ、770年以上の伝統を誇る 「博多祇園山笠」や5月のゴールデンウィーク期間中に全国一の賑わいをみせる「博多どんたく」などが有名です。
空港から県の中心地・博多までは地下鉄でわずか10分ほど、移動手段は、地下鉄や路線バスがメインで、ほとんどの観光スポットに気軽に行けることも人気の理由です。
福岡旅行の見どころ
ショッピングやレジャースポットを楽しむ
複合商業施設の「キャナルシティ博多」をはじめとしたショッピングスポットが揃っています。九州最大の繁華街・天神の地下にある全長約590mの天神地下街も見逃せません。また、海の中道海浜公園やシーサイドももち海浜公園でのんびり散策もオススメです。
由緒ある歴史や文化に触れる
福岡県を代表する観光スポット「太宰府天満宮」に象徴されるように、歴史ある仏閣や建造物が多く点在しています。「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている「櫛田神社」、細川忠興公が築城した「小倉城」などがあります。
また、門司港は明治時代に開港し、その頃の古い建物が今でも残っています。参拝したり、当時の歴史的背景に思いを馳せてみましょう。
自然の景観を楽しむ
立花藩の城下町として栄え、詩人・北原白秋の故郷としても有名な柳川。市内各所を巡る掘割をどんこ舟で下る名物「川下り」は、春夏秋冬、水郷ならではの情緒が味わえます。また、福岡市内の渡船場からフェリーで約10分で辿りつく「能古島」には、手つかずの自然の景色が広がります。
ゆったりとした時の流れを体感しながら、心も体もリフレッシュできることでしょう。
ご当地グルメを堪能する
福岡といえば美味しいグルメの宝庫!ラーメン、もつ鍋、水炊き、鉄なべ餃子をはじめとし、意外かもしれませんがうどん発祥の地でもあります。福岡ならではの屋台でも堪能できます。
そのほか、門司の「焼きカレー」、太宰府天満宮の「梅が枝餅」、博多土産のド定番「明太子」や「博多通りもん」など、福岡に行ったらぜひ味わいたい、買いたいグルメがたくさんです。
海沿いのスポットでリラックスする
福岡市の中心部から車で約40分。都心からほど近いところに、まるでリゾート地のようなきれいな海と景色を目の当たりにできる糸島があります。ドライブには絶好のロケーションで、景勝地が点在しています。
福岡県の都会的なイメージとは少しかけ離れ、「ここは福岡!?」なんて錯覚をおこしてしまいそうな眺望が広がります。話題のフォトジェニックスポットもありますよ。
博多・天神エリア
巨大な博多駅をはじめ、近代的なオフィスビルが建ち並ぶ博多駅周辺と九州一の繁華街「天神」のエリアです。
一本路地を入ると、しっとりと落ち着いたたたずまいの神社仏閣も数多く点在しています。新旧が入り交じるこのエリアは、見どころ満載です。ファッションビルで買い物を楽しんだり、夜には屋台でご当地グルメを堪能したり。また、移動の待ち時間や買い物の合間に立ち寄ったり、散策するのもオススメです。
キャナルシティ博多
運河(キャナル)を取り囲むように、ホテル、劇場、映画館、ショップ、レストラン、専門店、ショールームなどがひしめく、複合商業施設です。
日々行われる噴水ショーやイベントの他、ショッピングに、レジャーに、そしてグルメにと、ここに来ればとにかく退屈することはありません。海外からの観光客も多い福岡観光では外せない人気のスポットです。
多数集まる注目のショップでお買い物。ファッションから雑貨、食品、さらに家具、家電までフルアイテムが揃っています。また、特別な日に利用したいオシャレなレストランから手軽なファーストフードまで、和・洋・中を問わず多くの飲食店があります。ラーメンスタジアムも要チェックです。
ミュージカルや演劇を楽しめる「キャナルシティ劇場」や、13のスクリーンを持つシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」、メダルゲームやUFOキャッチャーなどを多数取りそろえた「TAITO STATION」など、エンターテイメント施設も盛りだくさんです。
櫛田(くしだ)神社
博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている神社です。博多祇園山笠が奉納されており、飾り山笠が一年中展示されています。祭神は正殿に大幡主命(櫛田宮)・左殿に天照皇大神(大神宮)・右殿に素戔鳴尊(祇園宮)の三神で拝殿には3つの鈴が並んでいます。
この櫛田神社は伊勢松坂の櫛田神社を勧進したものだと考えられ、1587(天正15)年の豊臣秀吉が博多復興にあたり、現在の社殿の建立寄進がなされました。
毎年7月に行われる、博多祇園山笠は、博多の夏の風物詩です。地元の人々はもちろん、観光客も大勢訪れます。櫛田神社の飾り山笠は常設展示されていますが、毎年7月1日に作り替えられます。国重要無形民俗文化財です。
また、境内には、樹齢千年とも言われ、長寿延命のシンボルとされる御神木「櫛田の銀杏」が葉を繁らせています。
大濠公園
黒田長政が福岡城築城の際、当時博多湾の入江の一部だったこの地域(草ヶ江と呼ばれていた)を埋め、福岡城の外濠(大堀)として城の護りとしたのがその名の由来です。
その後、福岡県が造園を着工し、1929(昭和4)年に開園したのが現在の大濠公園です。日本でも有数の水景公園で、夏には花火大会の会場としても知られ、県民の憩いの場として広く親しまれています。
池の周辺約2キロメートルの周遊道、野鳥の森、児童遊園、能楽堂、日本庭園、および4つの橋で結ばれた中の島や浮見堂、ボートハウス等を配し休養、娯楽や体育の向上に利用されています。
2017年2月より中の島のライトアップを開始。ライティングは様々な色やパターンに数分ごとに変化し、季節やイベントに合わせたライトアップなど、年間を通して楽しめます。
シーサイドももち海浜公園
「福岡タワー」の北側に広がる人工ビーチの公園です。周辺には、「福岡市総合図書館」、「福岡市博物館」、「福岡ヤフオク!ドーム」などがあり、人工砂浜の中央には「マリゾン」があります。レストランや結婚式場、マリンスポーツショップなどがあり、都会的な賑わいのある、おしゃれなビーチです。
夏は、海や砂浜を楽しむ人が多く訪れ、砂浜ではビーチバレーやビーチサッカーなどのビーチスポーツのメッカとしても有名です。
夜は海面に映る都会の夜景を楽しむことができ、昼夜問わず福岡市有数の人気デートスポットです。色々な楽しみ方ができ、一日遊んで思いっきり楽しみたい方におススメです。
天神地下街
九州最大の繁華街・天神の地下を南北に貫く全長約590mの地下街です。1~12番街まであり、ファッション、グルメ、書籍など150余りのテナントがあります。
鉄とレンガと石を基調に、19世紀ヨーロッパをイメージして造られました。1~6番街は、ヨーロッパ中北部の香り漂うステンドグラスやからくり時計が、黄昏のような優しい光に包まれています。7~12番街は、南欧風の街並みをイメージし、地上からのやわらかな自然の光が広場を照らします。
地下鉄天神駅、天神南駅と直結し、さらに西鉄福岡(天神)駅や西鉄天神バスセンターにも通じており、交通アクセスの利便性抜群です。ショッピングをするだけでなく、ブラブラ歩くだけでも異国に来たような「大人」の落ち着いた街を楽しめます。天神に来たらぜひ立ち寄りたいスポットです。
能古島(のこしま)
福岡市姪浜の渡船場からフェリーで約10分で辿りつく「能古島」は、博多湾の中央にぽっかり浮かぶ周囲約12kmの島です。四季折々の花が咲く「のこのしまアイランドパーク」をはじめ、福岡市内を一望できる「能古島展望台」や能古島の歴史や自然などの資料を展示する「能古博物館」などがあります。
福岡を代表する花の名所「のこのしまアイランドパーク」は、能古島北部に広がる約15万平方メートルの自然公園です。水仙、桜、菜の花、ひまわり、コスモスなど、一年を通じて季節の花々が咲き誇ります。特に、春の菜の花、秋のコスモスが有名で、眼下に広がる博多湾の青とピンクや黄色といった花の色とのコントラストは、息を呑むほどの絶景です。
園内にはレストランやバーベキューハウス、「ふれあい動物園」などがあります。レトロな町並みを再現した「思ひ出通り」では昔懐かしい駄菓子やおもちゃが販売されています。貸し別荘やキャンプ村のバンガローではバカンスも体験できますよ。
中洲屋台街
福岡といえば屋台!たくさんの屋台が集まるスポットとして有名なのが“中州”の屋台横丁です。夜になると街のあちこちにカラフルなのれんが掲げられてお昼とはまた違った風景になります。定番の博多ラーメンはもちろん、焼き鳥やおでん、餃子や天ぷらなどの屋台ごとのオリジナルメニューを楽しむことができるので人気です。
営業時間は早くて18時頃からとなっています。予約はできない屋台が多いようです。不安なのはトイレがないことですが、大将に聞けば近くのトイレを教えてくれるので安心です。座席数が少なく距離が近いので、大将や他のお客さんとの交流をすることができることが屋台の醍醐味。初めて会った人達と話が盛り上がって、そのまま次のお店に向かうこともあるようですよ。
屋台ではあまりイメージのないレシート発行やキャッシュレス、多言語に対応した屋台も増えてきているそうです。
北九州エリア
福岡県の北部に位置し、山口県下関市と隣接している北九州市は、歴史的建造物や史跡が多く点在しています。開港当時の建物が今でも残る門司港、史跡が多く残る小倉城の城外など、歴史好きにはもってこいの観光スポットです。「100億ドルの夜景」と言われる、皿倉山からの景色も見逃せないスポットです。
皿倉山
北九州市の夜景スポットとして人気です。ケーブルカーとスロープカーを乗りついで到着する標高622mの山頂にある展望台から市内を一望できます。
眼下に広がる景色は、「100億ドルの夜景」と呼ばれ、「新日本三大夜景」のひとつとして認定されています。展望台のレストランでは、視野率200度を超える大パノラマを眺めながら食事ができます。
山頂に設置された「天空ドーム」は、週末を中心にイルミネーションが点灯し、カップルのデートスポットとしても人気を集めています。2015(平成27)年4月には皿倉山山頂・皿倉山の夜景が「恋人の聖地」に認定されました。登山ルートもあり、気軽に登山を楽しめるスポットとして市民からも愛されています。
門司港レトロ
福岡県北部の関門海峡に面した町です。門司港が明治時代初期に開港してから120年になります。しかし、門司港レトロには明治から昭和初期にかけて建築された、趣ある建物が今でも残っています。
そのレトロな美しい景観は国土交通省の都市景観100選を受賞をしているほど。対岸の下関市唐戸や巌流島等との周遊ルートとして多くの観光客で賑わう福岡屈指の人気観光地になっています。
1889(明治22)年に石炭などを扱う国の特別輸出港に指定され、貿易港としての地位を確立した門司港は、その後、日清戦争、日露戦争の勃発と共に、栄えていきます。中国大陸が近いことで、軍需品や兵士たちを送り出す重要な港となり、米、兵器、軍服などの品物を扱う商業が目覚ましく発展していきました。
1914(大正3)年には門司駅新駅舎(現在の門司港駅)が完成し、この年の8月に日本は第一次世界大戦に参戦。11月には中国の青島を攻略し、門司は大戦景気に湧きたちました。その後、欧州航路の寄港地にもなり、港は莫大な利益を得ていきます。この頃には、日本三大港の1つとして数えられ、重要な国際貿易の拠点となっていました。
しかし、終戦とともに大陸貿易が縮小され石炭の輸出も減り、港として低迷し次第に衰退していきました。その後は行政と民間の協力のもと、1995年から生まれ変わり、門司港レトロとして観光地化。今では年間200万人以上の人が訪れる街へと進化をとげました。
関門海峡
本州の下関市と九州の北九州市を隔てる関門海峡は、大小さまざまな船舶がひっきりなしに行き交います。その九州の玄関とも言える絶景の橋「関門橋」は、自動車や船、また人道トンネルを通れば歩いて渡ることもできます。
関門橋は、山口県下関市と北九州市門司区を結ぶ全長1,068mの吊り橋で、1973(昭和48)年の開通時は東洋一の長さでした。高速自動車道の「めかりパーキングエリア」は歩いて訪れることもでき、ここからの眺めが特にオススメです。「めかり第二展望台」から眺めたり、夜景観賞定期クルーズでライトアップされた橋脚の下をくぐったりと、様々な角度からの姿を楽しむことができます。
また、全長780メートルの歩行者用海底トンネルがあります。海底に伸びるトンネルは上下に区切られており、上は車道、下は徒歩で通行できるようになっています。トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境として有名なので、見逃せませんね。
小倉城
1602年、細川忠興(ほそかわただおき)公が築城した名城です。天守閣の「唐造り」は、建築当時、全国唯一のめずらしいものでした。現在の小倉城は1959年に再建されたものです。この天守閣は「唐造りからづくりの天守」と呼ばれ、4階と5階の間に屋根のひさしがなく5階が4階よりも大きくなっているのが特徴的です。
関門海峡に面した小倉は、陸海の交通の要衝として、古くから砦や城が構えられた地でした。この地を抑えるために繰りひろげられた、多くの豪族たちの攻防の歴史も残っています。
ほかにも切り石を使用しない野面積みと呼ばれる石垣や、大手門や槻門など8つの門があります。さらに城内には小倉城の歴史・文化を学ぶゾーンや小倉の街を360度見渡せる展望ゾーンなど見どころ満載です。
また、春は約300本の桜、秋にはケヤキやイチョウの紅葉が美しいことで知られています。
太宰府エリア
福岡県中心地の天神から太宰府までは、電車で約35分。 利便性が良く、散策にピッタリです。太宰府エリアには、日本屈指の学門の神様としておなじみの「太宰府天満宮」や、 日本で4番目の国立博物館として誕生した「九州国立博物館」があります。どちらも徒歩圏内数分で、気軽に歴史にふれることができます。
太宰府天満宮
学問の神様「菅原道真公」を祀っており、 「学問・至誠・厄除けの神様」として、受験合格や学業成就などを祈願する参拝者で賑わっています。「飛梅伝説」でも知られるように、境内には約6,000本もの梅が植わり、2月上旬から3月中旬になると、境内を艶やかに彩ります。梅は「献梅」といって全国各地より天神さまに捧げられたもので、極早咲〜極遅咲まで約200種類もの品種があるとされています。
名物の「梅ヶ枝餅」は梅にちなんだ焼餅です。太宰府天満宮というと、「梅ヶ枝餅!」といっても過言ではありません。参道を歩くと、数多くの店が建ち並んでいますので、おやつとして食べ歩きにぴったりです。
天神様に縁ある鳥「うそ」の人形、紫蘇入りの牛皮と共に納めた「うその餅」、大宰府政庁跡より出土した「鬼瓦」を模した「鬼瓦もなか」など、由来ある縁起ものの土産ものが多く揃っています。
九州国立博物館
九州国立博物館は、東京、奈良、京都に次ぐ4番目の国立博物館です。曲線を描く建物の外観は印象的で、ガラス張りから内部に光が差し込みます。テーマは、「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」ことで、古くよりアジアとの交流が盛んな土地ならではの展示品が並びます。
また、常設展示では、通常の博物館のような順路を設けていないので、自分の興味のある時代やエリアから見たり、後ろに戻ってみたり、各々が自由に博物館散策が楽しめるのも魅力です。
1階には無料で入れる「あじっぱ」などの体験型施設もあり、アジアの民族衣装や伝統楽器などを実際に手に取り、体験できます。日曜の14時からスタートする無料のバックヤードツアーでは、ガイドの説明を聞きながら、普段は絶対に入れない博物館の舞台裏をのぞきみることができると大人気です。博物館オリジナルのお菓子や手ぬぐいなどお土産品もあります。
糸島エリア
福岡県のお隣、佐賀県との境にある「糸島市」。海に向かって開けたエリアは人気のドライブコースです。同じ福岡県内とは思えないほどの、南国チックな海沿いの眺望が楽しめます。今、話題の「インスタ映え」スポットもたくさんです。おしゃれなカフェや雑貨店を巡りも良し、美しい景色で日頃の疲れを癒やしましょう。
桜井二見ヶ浦(さくらいふたみがうら)
桜井二見ヶ浦は、市の北部に位置し、夫婦岩は海岸から約150メートルの海中にあります。古くから県の文化財である桜井神社の社地として神聖な場と崇敬され、毎年5月の大潮の干潮を期して長さ30メートル、重さ1トンの大注連縄(おおしめなわ)が張られています。砂浜にある真っ白な鳥居は、青い海とのコントラストが映えます。
2つの岩は、高さ11.2メートルと11.8メートルで、冬は玄界灘の荒波を砕き、春は波穏やかな海中に夫婦の姿を現し、古くは竜宮の入口として親しまれていました。
夕陽の筑前二見ヶ浦ともいわれ、夏至の頃、夫婦岩の間に沈む夕陽の景観はまた格別です。県の名勝で「日本の渚百選」に選ばれています。フォトスポットとしても人気です。
白糸の滝
福岡県指定の名勝である「白糸の滝」は、標高900メートルの羽金山(はがねやま)の中腹に位置し、落差は約24メートルです。マイナスイオンと自然あふれる憩いの場、避暑地として古くから親しまれています。ダイナミックな滝は、その名のごとく「白い糸」のようです。周辺には、約5,000株10万本のあじさいが植樹され、6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎えます。
滝周辺では、ヤマメ釣りや名物そうめん流しが楽しめます。また、食事処「四季の茶屋」では、ヤマメを贅沢に使った定食やそば打ちも体験できます。爽やかなマイナスイオンをたっぷり浴びながら、身も心もリフレッシュできるスポットです。
パームビーチ・ザ・ガーデンズ
糸島・二見ヶ浦のリゾートモール「パームビーチ・ザ・ガーデンズ」では、レストラン・雑貨・カフェなど魅力的な店舗を展開しています。目の前が海の絶好のロケーションで、特に夕陽の眺めは最高です。
ショッピングを楽しんだら、絶対に訪れてほしいのが、話題のスポット「天使の羽」です。擁壁に天使の羽がペイントされています。その前に立つと、まるで羽が生えているような写真が撮影できます。いろんなポーズでベストショットを撮ってみましょう。
筑後エリア
立花藩の城下町として栄え、詩人・北原白秋の故郷としても有名な柳川。市内各所を巡る掘割をどんこ舟で下る名物「川下り」は、春夏秋冬、水郷ならではの情緒が味わえます。また、お茶の生産地としても有名な八女市には壮大な茶畑が広がります。三連水車もあり、のんびりとしたのどかな光景が魅力的なエリアです。
柳川川下り
柳川は、2キロ四方、延長60キロにわたって網目状の堀割が巡らされた水郷です。約410年前、柳河城築城のおりに、城下町を形成するために人工的に堀を掘って整備されました。そこには、治水・利水のための水利体系が整備され、先人の知恵による様々な仕組みが今なお息づいています。
柳川観光の目玉がお堀めぐりの川下りです。七曲り、七めぐりして下っていきます。船頭のガイドや舟歌を聞きながら、約1時間10分かけて巡ります。柳川旅情と共に、先人達の素晴らしい知恵に思いを巡らし、船頭が案内する心に残る「水の構図探勝」が楽しめます。
八女中央大茶園
「県営パイロット事業」として103ヘクタールの山林を開発して作られた茶畑です。ゆるやかな傾斜の丘陵地に広がる約70ヘクタールのこの大茶園は、福岡を代表する八女茶の一大生産地です。
八女市の北東部・本地区のはるか一面に広がる茶畑は、まるで見渡す限り緑のじゅうたんが敷かれたようです。頂上には展望所があり、晴れた日には有明海や島原半島が一望できます。新茶の季節には、新茶の無料接待や販売が行われます。
三連水車
1662(寛文2)年に旱ばつが地域を襲いました。生活の窮乏から脱出するため開田への希望が高まっていき、旱ばつの被害を防止して安定した生活を確保する為には、筑後川の水を引き入れるより他に方法はありませんでした。こうした時代背景の中で山田堰や堀川が誕生しました。
筑後川の水を堀川用水に取水しましたが、一部では土地が高かった為、約230年前自動回転式の重連水車が設置されました。日本最古の実働する水車として全国的にも有名な「朝倉の揚水車群」は、1990(平成2)年に「堀川用水」と共に国の史跡に指定されました。
現在、朝倉市には菱野の「三連水車」・三島の「二連水車」・久重の「二連水車」の7基が、現役で農地をうるおしています。また、地元の職人によって水車は5年ごとに作り替えられ、その技術を継承しています。
福岡のご当地グルメ
ラーメン
博多のソウルフードといえば、ラーメンです!数ある名物の中で、誰もが納得する博多名物の頂点です。旨みたっぷりの白濁した豚骨スープに、コシのある細麺が特徴です。麺の茹で方は「やわ」、「普通」、「かた」、「バリカタ」、「はりがね」などの硬さの程度があります。
残ったスープに麺だけをお代わりできる「替え玉」制度も博多ラーメンならではですね。飲んだ後のシメとしても人気です。
もつ鍋
濃厚な味わいが人気の名物料理・もつ鍋は、プリプリのもつを存分に味わうことができます。寒い季節に食べるだけでなく、夏の暑い日に汗をかきながら食べるのも醍醐味です。脂の甘みが癖になる、スタミナ鍋の定番で、牛ホルモン(もつ)とたっぷりのキャベツとニラを煮込むのが特徴です。唐辛子やニンニクも効いていて、元気をつけたいときにももってこいの一品。
キャベツやニラなどの野菜をたくさん摂れるため、おいしいのはもちろん、ヘルシーさとリーズナブルさがうけて、一時、日本中の大ブームになったこともあります。スープは、しょうゆ味とみそ味が定番です。ビタミンやコラーゲンを多く含んでいることなどから女性人気も抜群です。シメには「ちゃんぽん麺」がおすすめです。
水炊き
100年以上の歴史を持つ福岡の代表的な郷土料理です。鶏肉でじっくりだしをとったスープで食べる鍋料理です。鶏の旨みが溶け込んだスープはあっさりしていて、そのまま飲んでもとても味わい深く老若男女問わない人気です。地元では、冬だけでなく、年間を通して食べます。
最初の一口は、スープに少し塩を足して鶏の旨みじっくり味わってから、次に鶏肉、キャベツと箸を進め、最後に雑炊でしめくくるのが定番です。
鉄なべ餃子
ひと口サイズの小ぶりな餃子を、鉄板にそって丸く敷き詰める「鉄なべ餃子」は、福岡・博多のご当地グルメです。店によって作り方は変わりますが、その大きな特徴は、鉄なべのまま提供されることです。最後までアツアツなまま、ジューシーな餃子が食べられます。男女問わず人気で、屋台でも食べることができます。
福岡へのアクセス・所要時間
飛行機で福岡へ行く
関東・中部・近畿エリアから福岡へ旅行に行く際には飛行機が最も便利です。JAL、ANAのほか、便数は多くはないですが格安航空会社(LCC)も運航しているので、予算や旅行プランに合わせて航空会社や出発時間を選べます。北海道や沖縄からの直行便があるのも利便性抜群で、所要時間も短いので、観光に時間をたっぷり使いたいのであれば、断然、飛行機がおすすめです。
また、福岡空港から福岡市内の中心・博多駅までは、電車を使って約10分ほどで、アクセスも便利です。そのほか、バスやタクシーもあります。どちらも約20分ほどかかります。
福岡空港までの所要時間
※( )内は利用可能な航空会社です。詳細は福岡空港HP
- 東京・羽田空港からの場合:約2時間(ANA、JAL、SKY、SFJ)
- 東京・成田空港からの場合:約2時間(Peach、Jetstar)
- 名古屋・中部国際空港からの場合:約1時間30分(ANA、Jetstar、IBEX、SFJ)
- 大阪・伊丹空港からの場合:約1時間20分(ANA、JAL、IBEX)
- 大阪・関西国際空港からの場合:約1時間15分(ANA、Peach、Jetstar)
- 北海道・新千歳空港からの場合:約2時間30分(ANA、JAL、SKY、Peach)
- 沖縄・那覇空港からの場合:約1時間40分(ANA、JTA、SKY、Peach)
新幹線で福岡へ行く
飛行機に比べ、多少時間はかかりますが、日程に余裕があれば新幹線もオススメです。また、同じ九州地方の南部、鹿児島県からは約2時間弱です。朝、出かけて、1日たっぷり遊んで、日帰りも可能です。
博多駅までの所要時間
- 東京からの場合:約5時間
- 名古屋からの場合:約3時間20分
- 大阪からの場合:約2時間30分
- 鹿児島からの場合:約1時間40分
高速バス・夜行バスで福岡へ行く
時間はかかってもいいので、旅費をリーズナブルに、という方にオススメです。
所要時間
- 東京からの場合:約14時間40分
- 名古屋からの場合:約11時間
- 大阪からの場合:約9時間
- 鹿児島からの場合:約4時間15分
福岡空港・新幹線の停車駅博多駅を紹介
福岡空港
九州の空の玄関、福岡空港は、国内で4番目に旅客数の多い空港です。朝鮮半島やアジア大陸に近いという地理的、歴史的背景から「アジアの玄関口」として位置づけられています。多くの航空会社が乗り入れ、ビジネスから観光、旅行までアクセスの便利さが人気です。
国際線と国内線ターミナルと2つに分かれていて、ターミナルの開館時間は国内線が5:30〜22:30、国際線が6:00〜21:40です。ターミナル間の移動は無料シャトルバスが便利です。所要時間は、片道約15分ほどです。
特に近年、国内線ターミナルではリニューアルを図っており、フードメニューが充実。博多名物ラーメンをはじめとした名店のラーメンを揃えた「ラーメン滑走路」や九州進出のスイーツにお土産物など待ち時間を過ごすのにピッタリです。
博多駅
福岡への陸の玄関口としてにぎわい、新幹線の停車駅でもある博多駅は、空港までも電車1本で行けるアクセス抜群のロケーションです。大型の駅ビルではグルメやショッピングが楽しめるほか、福岡の名産品やお土産も買うことができます。ちょっとした空き時間に覗いてみたり、お土産を買いそびれた時など便利なスポットです。
また、福岡市観光案内所(博多駅総合案内所)は、JR博多駅のコンコース中央にあり、福岡市の観光案内、九州各県の観光案内、福岡市交通案内、 JR案内、博多駅構内案内、宿泊案内、駅レンタカー斡旋などを行っています。 福岡市をはじめ、九州各地の観光パンフレットを入手できるほか、タブレット端末で、福岡の旬の観光情報を検索できます。
東海道・山陽新幹線(のぞみ)の停車駅
- 東京駅
- 品川駅
- 新横浜駅
- 名古屋駅
- 京都駅
- 新大阪駅
- 岡山駅
- 広島駅
- 博多駅
山陽・九州新幹線(みずほ)の停車駅
- 新大阪駅
- 新神戸駅
- 岡山駅
- 広島駅
- 小倉駅
- 博多駅
- 熊本駅
- 鹿児島中央駅
九州新幹線(つばめ)の停車駅
- 博多駅
- 新鳥栖駅
- 久留米駅
- 筑後船小屋駅
- 新大牟田駅
- 新玉名駅
- 熊本駅
- 新八代駅
- 新水俣駅
- 出水駅
- 川内駅
- 鹿児島中央駅
主要エリアからのアクセス
東京から
- 羽田空港から飛行機の場合:搭乗時間約2時間、福岡空港から博多駅まで電車で約10分
- 新幹線の場合:約5時間
- 夜行バスの場合:約14時間40分
大阪から
- 伊丹、関西国際空港から飛行機の場合:搭乗時間約1時間20分、福岡空港から博多駅まで電車で約10分
- 新幹線の場合:約2時間30分
- 夜行バスの場合:約9時間
名古屋から
- 中部国際空港から飛行機の場合:搭乗時間約1時間30分、福岡空港から博多駅まで電車で約10分
- 新幹線の場合:約3時間20分
- 夜行バスの場合:約11時間
広島から
- 新幹線の場合:約1時間25分
- バスの場合:約4時間50分
札幌から
- 新千歳空港から飛行機の場合:搭乗時間約2時間30分、福岡空港から博多駅まで電車で約10分
沖縄から
- 那覇空港から飛行機の場合:搭乗時間約1時間40分、福岡空港から博多駅まで電車で約10分
福岡の年間イベント情報
1月
玉せせり(筥崎宮)
日本三大八幡宮の一つといわれる筥崎宮(はこざきぐう)で、毎年1月3日の正午すぎから行われる年占いの神事です。玉取祭「玉せせり」は「玉競り」と書き、文字通り、氏子達が集団で玉を競(せ)って一年間の吉凶を占う正月行事です。
直径約30センチの陰陽2つの玉を清め、祭典を行ったあと、陽の玉を裸の少年たちに渡して玉せせりがスタートします。やがて玉は、浜部側と岡部側に分かれた青年たちに渡り、激しい争奪戦が繰り広げられます。男達が締め込み姿で競う姿に、身が凍えるような寒さも吹き飛んでしまいます。
寒中に青年たちに浴びせかけられる水は、熱気で湯気となり、勇壮そのものの祭りです。玉は最後に楼門で神官の手に納まりますが、浜部側が勝てば豊漁、岡部側が勝てば豊作になると言われています。
十日恵比須大祭(十日恵比須神社)
えびす様を祀っている神社で、正月の十日前後に行われるのが「十日恵比須」です。商売繁盛、五穀豊穣を祈って行われる祭りです。神社入口から境内までぎっしりと露店が並び、縁起ものの福笹や打ち出の小槌などが売られます。
8日の初えびすから吉例福引が、9日の宵えびす、午後3時ごろには、あでやかな着物姿の芸者さんたちの徒歩詣りもあります。10日正大祭、11日残りえびすと続くこの4日間は、毎日夜遅くまで参詣客の人波が絶えません。
なかでも見どころは、9日の15時頃から行われる博多芸妓の「徒歩(かち)詣り」。 その姿を一目見ようと、カメラ片手に多くの人が集まります。
2月
節分祭(櫛田神社・東長寺ほか)
江戸時代末期から伝わる節分大祭でその年の悪運を払うため、櫛田神社には多くの参拝者が詰めかけます。門前に置かれた、日本最大の高さ約5メートルの「お多福面」の口をくぐると福を招くと言われており、境内では、裃(かみしも)姿の年男や年女、知名士が豆やお菓子や賞品の入った袋をまきます。また、節分大祭当日に、境内に放たれた櫛田の赤鬼・青鬼に抱きつかれると、厄落としになるといわれています。
櫛田神社からちょうど5分歩いたところにある東長寺でも、節分祭が行われます。東長寺の節分祭は室町時代から続く祭りです。境内に特設された豆まき舞台にお多福や七福神が登場し、「鬼は外!福は内!」の威勢のいい掛け声が響きます。節分祭期間中は、国の重要無形文化財である千手観音像と福岡市指定文化財の六角堂が公開され、毎年多くの人で賑わいます。
3月
曲水の宴(太宰府天満宮)
曲水の宴は、平安時代の宮中行事を今に再現する禊祓(みそぎはらえ)の神事です。菅原道真をしのんで、毎年3月最初の日曜日に開催されます。958年、大宰大弐小野好古が始めたと伝えられています。曲水の庭にて人工的に造られた小川に盃を浮かべ、十二単(じゅうにひとえ)をまとった姫をはじめ平安装束に身をつつんだ参宴者は、曲水の庭の上流より流れてくる酒盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただくという雅(みやび)な神事です。
福岡城さくらまつり(福岡城跡、舞鶴公園)
「福岡城さくらまつり」は、黒田官兵衛・長政、父子が築城した福岡城がある福岡市中央区の舞鶴公園で開催されます。桜が見頃の3月下旬から4月上旬にかけて城壁と桜がライトアップされ、幻想的な風景を街中で楽しむことができる桜の名所です。
お堀に桜並木が映る姿は圧巻です。期間中は様々なグルメを楽しめる屋台の他に、この時だけのイベントも多数開催しています。また一部の特別有料ライトアップエリアでは、様々な演出をされた種々の桜の美しさを楽しむことができます。福岡城を背景に鮮やかに照らし出された桜は見事です。
5月
博多どんたく港まつり(明治通りどんたく広場及び市内各所)
約830年前の慶祝行事「博多松囃子(はかたまつばやし)」を博多町人が発展させたのが「博多どんたく」です。「ぼんちかわいや…」の唄が絶え間なく響く中、歌や踊り、芸の披露で福博の街中が賑わう芸どころ博多ならではの祭りです。語源はオランダ語のゾンターク(休日)に由来し、 現在は毎年ゴールデンウィーク期間の5月3・4日の2日間かけて市民総参加の祭りとして賑やかに行われます。動員数は200万人を超える国内最大級の祭りです。
平安朝のころ、正月に神を迎えた門松をはやして自他を祝福した「松囃子」に端を発するといわれ、これは三福神、稚児、囃しを含む「通りもん」などから成っていましたが、このうち誰でも参加できる「通りもん」が時代とともに発展して、無礼講の庶民の祭りとなりました。
2日の前夜祭に始まって、3日と4日は呉服町から天神までのコースを約200団体、約 20,000人のどんたく隊パレードが練り歩きます。期間中、午後になると「どんたく広場」で花火が打ち上げられ、これを合図に、どんたく隊によるパレードがはじまります。総勢約20,000人のパレードは圧巻です。キラキラ輝く花自動車が市内を走りお祭りムード満開。 福岡全体がどんたく一色に染まります。
7月
博多祇園山笠(櫛田神社、市内各所)
博多の夏は山笠で幕開けです。1241年、承天寺の開祖・聖一国師が、疾病封じのために祈祷水(甘露水)をまいたのが「博多祇園山笠」の始まりとされています。
毎年7月1日になると、市内各所に10mを超す絢爛豪華な飾り山笠が市内14ヶ所で常設展示され、博多の街は山笠一色で活気づきます。山笠を舁(か)く男たちも、祭り本番を迎えて足馴らしを始めます。
鎌倉時代に始まったといわれる山笠は、昔は飾り山笠と舁き山笠の区別はなく、50尺余りの飾り山をそのままかくものでしたが、電線などの障害物が増えてきたため次第に低くなり、明治末から飾り山笠と舁き山笠に分離しました。それでも舁き山笠の総重量は約1トン。これを約300人の男たちが交代しながらかついで、約5キロのコースでスピードを競います。
山笠のクライマックスは、15日午前4時59分にスタートする「追い山笠」です。オッショイ、オッショイのかけ声で、7つの山笠が次々と櫛田入りし、早朝の街へとかけ出していきます。沿道からは勢い水と声援が絶え間なく飛びかい、街全体が興奮のるつぼと化します。
また2016年11月には、博多祇園山笠を含む日本全国の33の祭り(九州では5つ)が「山・鉾・屋台行事」として、国指定重要無形民俗文化財にも指定されているこの祭りの迫力を、ぜひ体感してください。
9月
放生会(筥崎宮)
「放生会」とは、万物の生命を慈しみ殺生を戒めるための神事です。同時に実りの秋を感謝し、商売繁盛や家内安全を祈って多くの参拝者が足を運びます。福岡では「梨も柿も放生会(ほうじょうや)」といい、この祭りを迎えると秋の味覚が出回りはじめます。博多三大祭りの一つです。
この福岡市東区の筥崎宮の秋祭りは、毎年9月12日から18日まで開催されます。約1kmの参道には約500もの露店が並び、連日連夜大勢の人で大賑わいです。
10月
中洲まつり(中洲)
全国的に有名な中洲まつりでは、中洲國廣女みこし、はしご酒大会、ふくこい総踊りなどが行われます。名物「中洲國廣女みこし」では、総勢総勢500名の女性がみこしを担ぎ、華やかに中洲界隈を練り歩きます。またカラオケ大会などいろんなイベントも開催されます。
11月
九州場所(福岡国際センター)
1957年に九州巡業が九州場所へと本場所に昇格しました。1981年からは国際センターに会場を移し、開催期間中には多くの相撲部屋が市内のいたるところに滞在します。
12月
福岡国際マラソン選手権大会(福岡市内)
1947年に始まった伝統ある国際大会です。オリンピック・世界選手権大会などの代表選考会を兼ねていることから注目度は高く、 毎年国内外のトップランナー達によって熱い戦いが繰り広げられています。
平和台陸上競技場・大濠公園~福岡市西南部周回~香椎を折り返す42.195kmのフルマラソンの他に、15km、20km、ハーフ、25km、30kmの記録が公認されます。
福岡観光の移動手段
電車
福岡県内を走る電車には、JR・地下鉄・私鉄の3つがあります。
地下鉄は、空港線(姪浜〜福岡空港)、箱崎線(中洲川端〜貝塚)、七隈線(橋本〜天神南)の3つの路線があります。博多〜空港間なら約5分、天神〜空港間なら約11分、博多〜唐人町間(福岡ヤフオク!ドーム最寄り駅)は約11分と早くで便利です。また、地下鉄では全駅で福岡市無料公衆無線LANサービス(Fukuoka City Wi-Fi)が使えます。
地下鉄の路線はシンプルですので、初めて福岡市を訪れる方でも安心です。
福岡で私鉄といったら「西鉄(にしてつ)」を指します。福岡市中心部の天神に西鉄福岡(天神)駅があり、太宰府天満宮にも直結しているので観光に便利です。同じ名称が存在する駅名には、わかりやすいよう「西鉄」をつけているのも特徴です。
普通乗車券のみで特急及び急行列車に乗車でき、初乗りは150円となっています。
バス
西鉄バスの博多~天神間を走る「100円循環バス」は観光に便利です。西区のショッピングモール「マリノアシティ福岡」やシーサイドももち行きも直行しています。また、福岡空港とキャナルシティ博多・天神(福岡市役所前)経由でヒルトン福岡シーホーク間を結ぶ「福岡エアポートアクセスバス」が運行開始となり、ますます便利になりました。
タクシー
市内の初乗り運賃は普通車580円です。普通車料金で、より質の高いサービスを提供している「プレミアムタクシー」は、車両に博多織の模様がデザインされ、福岡の文化やおもてなしの心を伝えるタクシーです。また、少人数で名所を巡る観光タクシーは、見所を押さえたコースが多数あります。ラーメン店巡りが楽しめる、福岡ならではの「ラーメンタクシー」もおすすめです。
レンタカー
中心部であれば、電車やバスが便利ですので、効率的に移動できますが、少し郊外へ出かけるのであればレンタカーが便利です。福岡空港周辺や主要駅周辺からレンタカーを活用して巡りましょう。
お得なフリーチケット
バス
西鉄バス「福岡市内1日フリー乗車券」
福岡市内を走る路線バスに1日何度でも乗り降りできる乗車券です。利用する日をコインなどでけずるだけですぐ使えます。
【料金】
- 大人 900円
- 小児 450円
【発売場所】
- 西鉄天神高速バスターミナル
- 博多バスターミナル
- 福岡空港バスターミナル
- 各定期券発売所
- 西鉄バス営業所等の各窓口
- 福岡市内一般路線バスの車内
【公式サイト】
http://www.nishitetsu.jp/bus/jyousha/cityfree/
電車
地下鉄1日乗車券
使いたいその日1日、地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)に何回でも乗車できますので、観光、ショッピング、ビジネスなどに便利でお得な乗車券です。
【料金】
- 大人 620円
- 小児 310円
【有効区間】 - 地下鉄線内(姪浜~福岡空港・貝塚間、橋本~天神南間)のみご利用いただけます。
【有効期限】 - 購入当日に限ります。
【発売場所】
- 各駅券売機
【公式サイト】
https://subway.city.fukuoka.lg.jp/fare/card/oneday.php
にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券「FUKUOKA 1 DAY PASS」
福岡観光におトクで便利な、にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券「FUKUOKA 1 DAY PASS」は、にしてつの電車とバスが1日乗り放題です。
【料金】
- 大人 2,500円
- 小児 1,250円
【有効区間】
-
電車
西鉄天神大牟田線 福岡(天神)駅 〜 柳川駅間 、 および太宰府線、甘木線 -
バス
福岡・久留米・佐賀・筑豊地区の西鉄グループ一般路線バス全線(ただし一部区間を除く)
【有効期限】
- 有効期間内の使用日1日間
【公式サイト】
http://www.nishitetsu.jp/train/otoku/1day_pass/
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よくある質問Q&A
新幹線でどのくらいかかりますか?
東京からだと、約5時間、名古屋からは、約3時間20分、大阪からは、約2時間30分、同じ九州の鹿児島からであれば約1時間40分です。日帰りも可能ですが、1泊あると余裕をもって観光ができますね。
福岡の気候はどうですか?
年間を通しての平均気温は、17度ほどで過ごしやすい気候です。真夏は30度を超えることもあり、冬は3度ほどで寒い日もありますが雪が降ることはまれです。なお、9〜10月は台風シーズンですので、観光するにはあまりオススメできません。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
中心部だけであれば1泊で十分楽しめます。少し離れた郊外も予定している場合は、2泊がオススメです。