新千歳空港ってどんなところ?
新千歳空港は、日本で5番目に利用者数の多い北海道最大級の空港です。国内線と国際線の両方において路線が豊富で、「北海道の空の玄関口」とも呼ばれています。国内線の乗り入れ航空会社は、JALやANAの他にLCCを含め10社。国際線の乗り入れ航空会社は、アジアやヨーロッパなど世界各国へ駆け巡る37社が就航しています。
もはや新千歳空港は、北海道から日本全国、そして世界を繋ぐのには欠かせない場所だと言っても過言ではありません。また、日本で初の24時間運用を実現したのもここ新千歳空港です。22時から翌朝7時までの間に最大30便が稼働し、これは深夜発着便を利用したい人々にとっては大助かりなプランだと言えるでしょう。
さらに空港までは、JR千歳線と快速エアポートが通っていることから、電車でのアクセスが便利な点も魅力です。特に快速エアポートは、札幌から空港まで40分足らずで辿り着く圧倒的な速さを誇ります。
空港内にはエンターテイメント施設が多く、たとえ飛行機を利用しなくても遊びを満喫するには十分。札幌や恵庭(えにわ)、小樽など近隣住民の休日のお出かけスポットとしても利用されています。新千歳空港は「北海道の空の玄関」としての役割だけでなく、人々の観光スポットとしても愛されているのです。
新千歳空港は、空港というよりはアミューズメント施設といったほうが近いかもしれません。「買う」「食べる」「楽しむ」「くつろぐ」の、4タイプの方法で観光を満喫することが可能です。まず「買う」ですが、空港内には数え切れないほどのお土産ショップがあり、そこでは北海道ならではの商品を購入できます。
札幌ラーメンやジンギスカンなどの北海道グルメはもちろん、新千歳空港でしか手に入らない限定商品も多数あるため要チェックです。お土産の他にも空弁という空港限定のお弁当や、ドイツの高級ぬいぐるみを製造販売する「シュタイフ」など、1日では回りきれないほど多くのショップがあります。
次に「食べる」についてですが、新千歳空港は北海道有数のグルメスポットだとも言えるでしょう。ラーメンや北海道郷土料理、スイーツなど空港内ではそれぞれのグルメがジャンルごとに分かれています。あまりの店舗数の多さに、どのお店に入ろうか思わず迷ってしまうほど。
朝早くから夜遅くまで営業しているお店も多く、深夜便や早朝便を利用する人が食事場所に困ることはありません。また「ISHIYA CAFE」や「雪印パーラー」などの北海道限定カフェもあるため、少し休憩したい人はぜひ立ち寄ることをおすすめします。
次に「楽しむ」ですが、新千歳空港では小さな子供から大人まで幅広い年齢層の人々が楽しめます。特に「ドラえもんわくわくパーク」や「ハローキティハッピーフライト」は、可愛らしいキャラクターたちが主役の子供に人気の施設。買い物や食事、ワークショップなどあらゆる方法で満喫できます。
さらに「雪ミクスカイタウン」というスポットは、北海道を応援するキャラクター「雪ミク」を主役としたエンターテイメント施設。アニメ好きにはたまらない、北海道新千歳空港限定のレアなスポットだと言えるでしょう。その他にも空港には映画館やミュージアムがあり、フライトまでの時間を潰すにはピッタリです。
最後に「くつろぐ」ですが、新千歳空港最大の目玉施設に「新千歳空港温泉」があります。日本でも天然温泉がある空港は珍しく、弱アルカリ性のお湯は、旅行や飛行機で疲れた体を癒す効果が抜群。お湯だけでなくスパや食事など、新千歳空港温泉では通常の温泉旅館と同様のクオリティが体感できるのが魅力です。宿泊もできるため、興味がある人は1泊してみるのも良いでしょう。
このように新千歳空港は、ただ飛行機に乗るだけの場所ではなく、アミューズメント施設の役割を果たしているのです。飛行機に乗る予定がなくても、休日のお出かけや旅行のついでにフラッと訪れてはいかがでしょうか。
見どころ
レストランやカフェで北海道グルメを味わう
スイーツアベニュー
新千歳空港といえば、北海道料理のみならず世界中の料理が食べられるグルメスポット。それぞれの飲食店はエリアごとに分かれているため、各エリアを散策しながらお好みのお店を探してみてください。
まずターミナルビル2階にある「スイーツアベニュー」ですが、ここは北海道のスイーツが集まった女性や子供に人気のエリアです。洞爺湖(とうやこ)発祥の「わかさいも本舗」やチーズタルトが有名な「きのとや」など、道内の有名お菓子メーカーの店舗が並びます。
また札幌市内に複数店舗ある「雪印パーラー」は、濃厚な味わいのソフトクリームを提供する北海道屈指の有名スイーツ店。札幌旅行中、雪印パーラーへ訪れられなかった人はぜひ帰りに新千歳空港店へ訪れてみてください。その他にもスイーツアベニューでは、ショコラ専門店や珈琲館など甘党やコーヒー好きには嬉しい店舗が営業しています。
北海道ラーメン道場
ラーメンが有名な北海道では、道内各地でそれぞれの土地独自のラーメンを提供しています。そんな北海道各地のご当地ラーメンが集結したのが、ターミナルビル3階の「ラーメン道場」です。ラーメン道場エリアでは、道内ご当地ラーメンのお店が10店舗営業中。札幌ラーメンでは「札幌飛燕(さっぽろひえん)」や「けやき」、「雪あかり」など味噌味が売りの有名店が軒を連ねます。
さらに道東の弟子屈(てしかが)を代表する「弟子屈ラーメン」は、濃厚な魚介の味が感じられる北海道らしいラーメン。その他にも旭川や函館など、ラーメン道場ではそれぞれ違ったテイストのラーメンを味わえます。店先にはメニュー表が置いてあるので、各地のラーメンの違いを比べつつお店選びをすると良いでしょう。
市電通り食堂街
「市電通り食堂街」は、一風変わったレトロな街並が印象的なエリア。エリア内には市電のオブジェが置かれ、店先には提灯が飾られるなど昔、ながらの雰囲気に浸れます。ここで提供されるのは主に北海道料理で、自然豊かな北海道で採れた海の幸や山の幸が売りです。
まず海の幸でいえば、鮮度抜群のネタを提供する「函太郎」。そして、豪華な海鮮がふっくらとしたご飯に載せられた「ふく亭」が人気です。この2つのお店は、新鮮で贅沢な海鮮を食べたい時にピッタリのお店だと言えます。
山の幸ではスープカレーの「Lavi」と「ジアス ルーク&タリー」が人気で、カレーの具材に使われるのは北海道の大自然で採れた良質な野菜たち。その他にも定食や味噌カツなど、市電通り食堂街では道産食材を使った料理を食べることができます。
フードコート
価格が安くカジュアルなお店を求めるなら、ターミナルビル3階の「フードコート」がおすすめです。ここでは北海道料理だけでなく、「はなまるうどん」や「フレッシュネスバーガー」などのチェーン店も選べます。他にもインドカリーや韓国料理など多国籍な料理もあるため、気分に合わせてお好みのお店を選ぶと良いでしょう。
北海道料理でいえば、北海道で抜群の知名度を誇る「松尾ジンギスカン」もフードコートでは営業しています。この松尾ジンギスカンは、北海道を旅行するならぜひ1度は食べておきたい有名店です。さらに「雪印パーラー」や「元祖ちとせラーメン」など、フードコートでは北海道の人気チェーンの料理を味わえます。
北海道食堂(搭乗待合室内)
最後に紹介するのが、フードコートの「北海道食堂」です 。ターミナルビル3階にあるフードコートとは別で、北海道食堂は国内線搭乗待合室内にあります。そのため、飛行機に乗る人はぜひ足を運んでみてください。2017年に新しく作られたこのエリアでは、北海道にまつわる3つのお店が営業しています。
まず「島の人」は海鮮グルメのお店で、礼文島(れぶんとう)で採れたウニを使った海鮮丼が目玉メニュー。ウニ丼の他にも、北海道の高級な海鮮を使った豪華な丼が多数提供されています。
次に「富川製麺所」ですが、ここでは富良野の野菜をふんだんに使ったラーメンが食べられます。大自然富良野の旬の野菜は、新鮮でシャキシャキした噛み応え。フライト前、腹ごしらえするにはピッタリでしょう。
最後に紹介する「ドライブインいとう 豚丼名人」は、十勝清水町の人気ドライブインいとうの2号店です。肉厚な豚丼は食べ応えが抜群ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。このように新千歳空港は、エリアごとに様々な料理を楽しめるのが面白い点です。ターミナル内を散策しながら、自分好みのお店を探してみてはいかがでしょうか。
温泉や映画館などの娯楽施設を楽しむ
新千歳空港の魅力の1つに、アミューズメント施設が多いことが挙げられます。たとえ飛行機に乗らなくても、それらの施設を利用すれば1日暇を潰せてしまうのが近隣住民から人気を集める理由でしょう。特に「新千歳空港温泉」は、空港内でも圧倒的な人気を誇る施設。天然温泉に浸かることができ、旅やフライトの疲れを癒すにはピッタリのスポットです。
温泉は大浴場と露天風呂の2つがあり、弱アルカリ性のお湯は「美人の湯」と呼ばれ美容と健康に効果があります。さらにサウナは2種類あり、高温サウナとミストサウナの2つは心身のリフレッシュに最高です。温泉から上がった後は岩盤浴を利用することができ、もはや空港内の温泉だとは思えないほど本格的だと言えます。
その他にもレストランや仮眠室、エステなど様々なサービスの利用が可能。宿泊施設も兼ね備えているため、早朝便に乗る予定の人や、深夜便で到着する人はぜひ1泊宿泊してみてはいかがでしょうか。
温泉に続き、「新千歳空港シアター」も旅行者や観光客から人気です。もともとは「じゃがポックルシアター」という名前で営業をしていましたが、現在は新千歳空港シアターに名前を変えています。空港内で映画鑑賞ができるこの施設は、フライトまでの暇つぶしや休日のお出かけにピッタリのスポット。3Dにも対応しているため、映画ファンにも満足のいくクオリティの高さだと言えます。
通常の映画館同様にドリンクや軽食が販売されているため、ぜひ何かつまみながらゆっくりと映画を観てはいかかがでしょうか。館内の座席は、両肘かけシートのゆったりとしたスタイル。ファーストクラスも用意されているため、前方の席で映画を観たい人にはおすすめです。
モーニングショーやレイトショー、メンズデー・レディースデーなど各種サービスも豊富なため、あらかじめ調べておくと金額がお得になる可能性もあります。事前にメンバー会員への登録をすれば、毎週金曜日は1,100円で入場可能で3Dメガネの無料配布つきなどお得な特典も。頻繁に新千歳空港を利用する人は、メンバー会員へ登録するのも良いかもしれません。
温泉や映画館と少しテイストは異なりますが、「シュタイフ ディスカバリーウォーク」もまた新千歳空港で人気のスポットです。シュタイフとは、ドイツの最高級ぬいぐるみメーカー。この店では、そのぬいぐるみたちに触れ合うことができます。国内線と国際線を繋ぐ連絡通路にあるため、どちらの飛行機を利用する人にとっても訪れやすいはず。
シュタイフ ディスカバリーウォークは、壁一面にぬいぐるみたちが展示されミュージアムのような形になっているのが特徴です。ぬいぐるみを見るだけでは満足いかない人は、キッズコーナーに行けば実際に触れることもできます。このキッズコーナーは小さな子供に人気のエリアですので、遊び場所に困った際はぜひ訪れると良いでしょう。
さらにワンダースポットやメモリースポットは、記念撮影ができ旅の思い出を残すのに最適なサービス。可愛らしいぬいぐるみに癒されたい時は、ぜひシュタイフディスカバリーウォークへ足を運んでみてください。
ミュージアムで空港や飛行機について学ぶ
せっかく新千歳空港に訪れるなら、空港や飛行機について学んでみるのも面白いかもしれません。新千歳空港内には、航空関係のことを学べるミュージアムがいくつかあります。小さな子供でも楽しめる仕組みになっているため、家族連れで訪れるのにもピッタリでしょう。
まず「大空ミュージアム」ですが、ここでは体験型のアクティビティを通して空にまつわること全般を知れます。フライトシュミレーターという機械では、実際にパイロットになった気分で操縦体験をすることが可能。離着陸や空中での操縦など、実際の飛行機を想定して本格的に作り込まれています。
さらにミュージアム内には、北海道へ初めて降り立った「北海道一号機」の模型や、実物大のジェットエンジンなど目で見て楽しめる工夫も盛りだくさん。小さい子供限定で、パイロットやキャビンアテンダントの仕事を体験できるサービスも展開されています。ただ目で見るだけでなく、実際に体験できるのがこの大空ミュージアムの魅力でしょう。
体験の要素が強い大空ミュージアムとは対照的に、「エアポートヒストリーミュージアム」では展示物を通して新千歳空港の歴史を学べます。ミュージアムは、「ヒストリーゾーン」「ギャラリーゾーン」「シンボルゾーン」の3つに分かれているのが特徴です。
まずヒストリーゾーンでは、パネルを通して新千歳空港の成り立ちを知ることができます。ただ空港の歴史を知れるのではなく、北海道の平野開拓など北海道の歴史まで学べるのが面白い点でしょう。
次にギャラリーゾーンでは、JAL歴代CAの制服やフライトバックなどの貴重なグッズが展示されています。ほとんどのグッズが現在では目にすることができないため、空港や飛行機が好きな人は要チェックです。
最後に「シンボルゾーン」ですが、ここでは歴代の飛行機たちの模型を見ることができます。JALやANAなど、昔と現在でどれだけ飛行機が変わったのか比べてみると面白いかもしれません。
最後に紹介する「展望デッキ」は、実際に飛行機の離着陸を見ることができるスポットです。上記2つのミュージアムで空について学んだ後は、展望デッキで実物の飛行機を見ることでより一層理解が深まるはず。フェンス越しから飛行機が飛ぶ様子が見られるほか、大迫力のエンジン音も聞くことができます。
この展望デッキは、新千歳空港屈指の撮影スポットとしても知られています。飛行機が離陸や着陸するタイミングに合わせて、機体と一緒に写真を撮るのも良いかもしれませんね。またあまり知られてはいませんが、夕方になると夕日を浴びた滑走路がなんとも言えない美しさを醸し出すのも見どころ。ロマンティックな光景を目に収めたいなら、展望デッキへは夕方の時間帯に訪れるのもおすすめです。
この展望デッキは4月から11月までの間のみ開いているため、そのシーズンに新千歳空港へ訪れる人はぜひ立ち寄ってみてください。このように新千歳空港では、飛行機や空港、そして空について学べるスポットがたくさんあります。堅苦しくなく遊び気分で学べるので、家族や友人たちと各施設を巡って楽しんでみてはいかがでしょうか。
アニメやお菓子のテーマパークを巡る
新千歳空港内には、アニメやお菓子を主役としたテーマパーク型施設がいくつかあります。これらの施設は、どれもハイクオリティに作り込まれているのが特徴です。まず驚きなのが、空港にも関わらずチョコレート工場があるということ。「ロイズ チョコレートワールド」では、実際にチョコレートが製造される現場を見学することができます。
ロイズとは北海道の有名チョコレートメーカーで、代表作はポテトチップスにチョコレートがかかった商品。北海道外の人であっても、1度は食べたことがある人も多いでしょう。ここではチョコレートの製造現場だけでなく、パネルや展示物を通してチョコレートの歴史を知ることも可能です。
さらに店内には新千歳空港限定のロイズ商品が200種類以上あるため、せっかくならお土産に購入してはいかがでしょうか。ベーカリーではチョコレートをメインとしたパンが販売され、購入後はそのまま店内で食べることも。ロイズ チョコレートワールドでは、工場見学とグルメの両方を楽しむことができます。
「ドラえもん わくわくスカイパーク」は、新千歳空港内でも特に子供から注目を集めるテーマパーク型施設。パーク内はエリアごとに分かれ、アトラクションに挑戦したり、ドラえもんの漫画を読んだりすることができます。
その中でもパークゾーンは、ドラえもんの秘密道具を使ったゲームができることで人気です。ビックライトやスモールライト、タイムマシンなどのドラえもん定番アイテムをゲーム感覚で扱うことができます。
さらにライブラリーエリアでは、世界全14ヵ国の言語に翻訳されたドラえもんの漫画を読むことも。ドラえもんが海外でどのように翻訳されているのか、興味がある人はぜひ覗いてみてください。その他にもショップやカフェなど、パーク内ではあらゆるサービスが展開されています。
またドラえもんといえばどら焼きが大好物ですが、カフェではドラえもんの顔に形取られたどら焼きも販売中です。他にもドリアやピザなど、ドラえもんがモチーフの面白いメニューが多数販売されています。パークで一通り遊んだ後は、カフェで食事をしたりショップでお土産を探したりするのも面白いでしょう。
アニメが好きな人なら知っているかもしれませんが、新千歳空港には人気アニメ「初音ミク」をモチーフにした施設があります。「雪ミク スカイタウン」では、初音ミクがベースとなった雪ミクというキャラクターが登場。この雪ミクは、2010年に冬の北海道を応援するために作られました。
施設内にはショップやミュージアムなど魅力的なサービスがたくさんありますが、その中でも特に注目したいのがシアターです。シアターでは、雪ミクと北海道がコラボした映像が約13分間にわたり放映されます。音楽クリエイターにより作られたこの作品は、新感覚CGとしてアニメファンの中で人気。アニメに詳しくない人でも、そのポップで明るい映像はきっと楽しめるでしょう。
アニメ以外にも、シアターでは北海道の自然を撮影した美しい短編映画が観賞できます。雪ミク スカイタウンはアニメに詳しくなくても十分楽しめるため、ぜひフライトの待ち時間なんかに訪れてみてはいかがでしょうか。
ショップで新千歳空港限定土産を探す
海鮮やスイーツなど、北海道には魅力的なお土産商品が多数あります。特に北海道の玄関口でもある新千歳空港には、ここでしか購入できない限定商品もたくさん。ぜひ旅の思い出に、お気に入りの商品を探してみて欲しいと思います。
まず定番以外の北海道土産を購入したいなら、国内線ターミナルビル2階の「どさんこ産直市場」へ足を運ぶのがおすすめ。ここでは海鮮や乳製品、スイーツなどが販売されています。通常の総合土産店にはない少しディープな商品も販売されているため、定番以外のお土産を探している人にはピッタリです。
海鮮であれば、「港町市場」や「釧路港市場」などの水産系のお店がおすすめ。乳製品では「Wine&Cheese北海道興農社」などが、チーズや牛乳を使った本格的な製品を販売しています。他にも、「ハスカップ」や「かま栄」など北海道にしかないお店が多数営業中です。
次にスイーツ系のお土産を探すなら、「スマイル・ロード」へ足を運んではいかがでしょうか。スマイル・ロードは、国内線と国際線を繋ぐ連絡通路にあります。ロイズ チョコレートワールドを始めとした、スイーツに特化したお店が多く、甘い物が好きな人であれば訪れておきたいスポットだと言えるでしょう。
特に、「ジャージーブラウン」で提供される十勝の牛乳を使ったヨーグルトやスイーツが人気です。お土産だけでなく、ここでは実際にソフトクリームも食べることができます。
さらにジャージーブラウンの近くにある「北海道牛乳カステラ」では、北海道の新鮮な牛乳を使ったカステラを手に入れるのが可能です。キューブラスクというサイコロ状のカステラが目玉メニューですので、訪れた際はぜひチェックしてみてください。
ざっくばらんに定番のお土産を探すなら、空港内に無数にあるお土産ショップに行くのが最も手っ取り早いでしょう。「北海道くらし百貨店」や「ANA FESTA」、「スノーショップ」など定番土産が揃うお店はたくさんあります。北海道で人気のお土産といえば「じゃがポックル」や「白い恋人」が挙げられますが、この2つは会社や学校で簡単に配れることで人気です。
そのほか六花亭の「マルセイバターサンド」やロイズの「生チョコレート」も、甘い物が好きな人向けのお土産に購入すればきっと喜ばれるはず。また、新千歳空港にしか販売されていない商品が多数あります。どの商品が目玉なのかよくわからない時は、店員さんに聞きながらぜひお気に入りの商品を探してみてください。
おすすめの周辺スポット
新千歳空港と合わせて観光におすすめ
千歳アウトレットモール・レラ
「千歳アウトレットモール・レラ」は、北海道最大級のショッピングモール。アパレルショップやアウトドアショップ、レストランなど、一通りのショッピングや食事を楽しむことができます。ブランドアウトレットの店舗数は400を超え、洋服を安く購入したい人にとっては大助かりな施設だと言えるでしょう。吹き抜けの館内は開放的で、モール内では犬の散歩をしている人も少なくありません。
えこりん村
「えこりん村」は自然豊かなテーマパークで、ここでは動植物との触れあいや環境に配慮された食事を味わえます。庭園では季節ごとに違った花々を見ることができ、特に夏期に見られるバラ園のバラたちは圧巻の美しさです。またレストランでは、えこりん村で採れた健康に配慮された野菜を食べることができます。
サッポロビール北海道工場
「サッポロビール北海道工場」では、「サッポロビール生ビール黒ラベル」と「サッポロクラシック」の製造工程を見学できます。自然豊かな緑地にあるこの工場は、たくさんの動植物が住む「ビオトープ園」と広大な敷地の「ゴルフ場」の2つが併設されているのが特徴です。また工場見学では実際にビールの試飲もできるため、ビールが好きな人はぜひ試飲も合わせてお楽しみください。
サケのふるさと千歳水族館
「サケのふるさと千歳水族館」は、淡水では日本最大級の水槽を持つ水族館です。ここでは主に、サケを含めた北海道に生息する魚たちに出会えます。また魚たちをただ見るだけでなく、実際に魚に触れたりドクターフィッシュの体験ができたりするゾーンも人気です。「千歳ゾーン」や「支笏湖(しこつこ)ゾーン」など、水槽が北海道のエリアごとに分かれているのも面白いポイントです。
むらかみ牧場
北海道らしい体験がしたいなら、「むらかみ牧場」がおすすめです。ここでは、牛や馬などの家畜と触れあいながら酪農体験ができます。乳搾り体験では、自分で絞った牛乳を飲むことも可能です。動物たちに癒されつつも、食の大切さが知れるスポットだと言えるでしょう。また牧場にあるショップでは、絞りたての牛乳で作られたソフトクリームを味わえます。
アクセス情報
電車で行く場合
新千歳空港まで電車を利用する場合は、「快速エアポート」あるいは「JR千歳線」でJR線新千歳空港駅まで行けます。
バスで行く場合
新千歳空港までバスを利用する場合は、札幌市内発であれば「北海道中央バス」と「北都交通」の2つが利用可能。室蘭や苫小牧などの道南エリア発の場合は、「道南バス」で新千歳空港まで行けます。
北海道中央バスホームページはこちら
北都交通ホームページはこちら
道南バスホームページはこちら
よくある質問Q&A
空港内、あるいは周辺に宿泊施設はありますか?
新千歳空港では、空港内にある「新千歳空港温泉」が宿泊可能です。客室を利用することもできますし、値段を安く済ませたい場合はリラックスルームにあるチェアで休むこともできます。
また空港直結の「エアターミナルホテル」は、遅い時間に空港へ到着した一位はピッタリの宿泊施設。深夜到着や早朝発のフライトを利用する人は、ぜひご利用ください。その他であれば、電車やバスを使い千歳駅まで出ることでビジネスホテルや安宿など宿泊施設のバリエーションを増やすことができます。
保安検査後の搭乗待合室に飲食店はありますか?
国内線・国際線ともに、保安検査後も飲食店を利用することができます。寿司屋や豚丼屋など、北海道のご当地料理が食べられるためぜひご利用ください。また食事だけでなく、ゆっくりと過ごしたい時にピッタリなカフェも営業しています。
子供が遊べるスペースはありますか?
空港内には、ドラえもん わくわくスカイパークやロイズ チョコレートワールドなど子供も楽しめる施設が多数あります。スタンプラリーも用意されているため、暇を持てあました際にはスタンプを集めながら空港を散策するのも良いかもしれません。またスカイラウンジやスカイデッキは、初めて飛行機を間近で見る小さな子供から人気です。
基本情報
新千歳空港
【新千歳ターミナルビル開館・閉館時間】
- 国内線:5:00〜23:00
- 国際線:5:00〜21:30
- 連絡施設:5:00〜23:00
【休館日】年中無休
【駐車場】
新千歳空港では、国内線・国際線ターミナルの間にある「A駐車場」と「B駐車場」、そして苫小牧方面側にある「C駐車場」の3つが24時間利用可能です。
駐車料金
- A駐車場:30分まで無料、以降30分ごとに100円ずつ加算。
- B駐車場:30分まで無料、以降30分ごとに100円ずつ加算。
- C駐車場:1時間ごとに100円の加算、5時間から24時間までは最大500円。
駐車料金についてはこちらをご確認ください。
【住所】北海道千歳市美々
【空港総合案内TEL】0123-23-0111(6:00〜23:00)
【お問い合わせ】新千歳空港ホームページはこちら