円山動物園ってどんなところ?
円山動物園は、北海道内の動物園の中でも比較的規模が大きい施設です。札幌市中央区にあり、札幌を代表する観光スポットの1つだと言えるでしょう。この円山動物園の歴史は、上野動物園が札幌で移動式の動物園を開催したのが始まりです。札幌での移動式動物園が予想外に市民から好評を得たため「実際に札幌にも動物園を作ろう!」という話が持ち上がったのです。
当初、円山動物園には「ヒグマ」「大鷲(おおわし)」「蝦夷鹿(えぞしか)」の3種の動物しかいませんでした。しかし、徐々に動物の種類を増やすことで来客数はみるみるうちに増加。さらに動物の種類を増やすだけでなく施設も整備し、本格的に動物園としての形を成すようになってから円山動物園は一気に盛り上がりをみせました。
入場者数は2003年に旭川動物園に抜かれてしまいましたが、現在もまだ円山動物園は札幌市民の憩いの場として安定した客数を誇っています。円山動物園は年間パスポートを発行しているため、特に近隣の家族連れから人気を集めているのが特徴。この年間パスポートは、園内の施設だけでなくテレビ塔やばんけいスキー場などの園外施設でも利用可能です。
円山動物園の施設は、主に「動物舎」「ギフトショップ」「飲食店」の3つに分かれます。動物舎は、その名の通り各動物たちが生活をするエリア。アジアゾーンやアフリカゾーンなど地域ごとに分かれているエリアもあれば、エゾヒグマ館やホッキョクグマ館など動物のジャンルごとに分かれているエリアもあります。
特にエゾヒグマやホッキョクグマは、寒冷な北海道だからこそ見られる珍しい動物たち。冬の時期は寝床から外に出て観客の前に顔を出すことも多く、その姿を一目見ようと冬の円山動物園には道外からの観光客が多く訪れます。
また施設内にはお土産ショップがいくつかあり、そこでは円山動物園限定商品を買うことが可能です。動物たちのぬいぐるみやトートバッグ、ステーショナリーグッズなど、あらゆる種類の商品が販売されています。ここでしか購入できない限定商品が多数あるため、旅行の記念に何か買ってみても良いでしょう。
さらに館内にある飲食店では、動物をモチーフにした食事やスイーツなど動物園らしいメニューを味わうこともできます。園内には動物舎以外にも見どころスポットがたくさんあるため、訪れた際は買い物や食事もぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
また遠くから動物たちを見るだけでなく、円山動物園では動物たちとの触れ合いイベントが定期的に開催されています。モルモットやウサギに触れたり、鷹が空を飛ぶ様子を間近で見たりと、動物たちとの距離が近いイベントは来場客から人気です。
動物たちの生態について学ぶツアーも開催され、こちらは小さな子供の教育に良いと地元の大人たちから評判を集めています。夏場には、「動物園の森」を回りながら昆虫や植物を観察するツアーも開催。円山動物園のイベントは、ただ楽しむだけでなく「学習」の要素が強いのも魅力でしょう。
さらに動物とは関係なく福引大会や絵画コンクールといったイベントも開催され、市内の子供たちが無料で楽しめる企画も盛りだくさんです。円山動物園では年間を通して何らかのイベントが開催されているため、こういった地域のものにも注目してみると楽しいかもしれません。
見どころ
北国ならではの動物たちに出会う
極寒の地・北海道にある円山動物園では、北国ならではの動物たちを多数見られます。まず、円山動物園で最も人気のゾーンが「ホッキョクグマ館」。「ホッキョクグマ」「ゴマフアザラシ」「ゼニガタアザラシ」の3種を見ることができ、どれも寒い地域に生息する動物たちです。
この3種の中でも特に人気なのががホッキョクグマで、円山動物園にはホッキョクグマが2匹います。1階の水中トンネルと2階の陸から眺めることが可能です。水中トンネルでは、タイミングが良ければホッキョクグマが水槽にダイブする姿が見られることも。
この水中トンネルは日本一の長さを誇るため、ただ内部を歩いているだけでも散歩気分で楽しめるはずです。水中トンネルでは、ホッキョクグマの他にアザラシも見ることもできます。水中で動物たちがどういった行動をするのかは、普段は見られない珍しい光景。トンネル内では、動物たちの知られざる生態が見られて勉強になります。
ホッキョクグマ館の次に人気なのが、「エゾシカ・オオカミ舎」です。ここでは北海道にしか生息しないエゾシカと、園内でもトップクラスの注目度を誇るオオカミが見られます。エゾシカとオオカミは食物連鎖において密接な関係にありますが、その2種を同時に見られるのは円山動物園ならではの面白さでしょう。
この2種はもちろん生活するゾーンが分かれていますが、屋内と屋外のどちらからもその生態を観察をすることが可能。屋内施設からも見学できるため、寒い冬の日でも室内の椅子に座りながらゆっくりと動物たちを眺めることができます。
エゾシカ・オオカミ舎では、エゾシカがのんびりと食事をする様子に癒され、オオカミが悠々と歩く姿にりりしさを感じるでしょう。特にオオカミの食事シーンは野生らしさが感じられて迫力満点のため、ぜひ食事の時間に合わせて足を運んでみて欲しいと思います。
ホッキョクグマ館、エゾシカ・オオカミ舎に続き人気なのが「エゾヒグマ館」です。「エゾ」と名前にある通り、エゾヒグマは北海道にしか生息しない品種。北海道ではよく木彫りのクマがお土産として販売されていますが、それはエゾヒグマがモデルとなっています。
エゾヒグマ館は、エゾヒグマが生活しやすいようにプールや洞窟などできる限り自然に近い環境が提供されているのが特徴。あえて地面にエサを埋め込んだ「エサ穴」では、エゾヒグマが実際に自分でエサを掘り起こす自然体の姿が見られます。エゾヒグマは日本にいる陸生生物の中でも最大だと言われ、他の動物たちと比べるとその大きさに圧倒されるでしょう。
このエゾヒグマは札幌にも生息し、時々街中に降りてくることで話題になります。そのためエゾヒグマ館には札幌市内での出没情報をまとめた「ヒグママップ」が貼られ、市民へ注意喚起をしているのです。クマが街中に出没するというのは自然豊かな札幌ならではですので、ぜひこのヒグママップにも注目してみてください。
間近で動物たちの行動を観察する
他の動物園とは一味違った円山動物園の面白さは、動物たちをより間近で観察できる点にあると言えるでしょう。それぞれの施設を細部までよく見ると、来場客が間近で動物を見られるような工夫が随所に凝らされているのがわかります。
たとえば円山動物園でトップクラスの人気を誇るレッサーパンダですが、アジアゾーンではレッサーパンダたちが頭上の渡り木に登る現場を間近で見ることが可能です。柵やガラスなどの仕切りが一切ないため、至近距離でレッサーパンダを見学できるのが見どころでしょう。
これは「生息環境展示」と呼ばれる仕組みで、円山動物園ではこういった来場客と動物たちの一体感が味わえる工夫が凝らされているのです。このレッサーパンダがいるアジアゾーンは「寒帯館」「高山館」「熱帯雨林館」の3つに分かれ、それぞれのエリアで見学できる動物が異なります。ユキヒョウやヒマラヤグマ、マレーバクなどの動物たちが間近で見られるため、臨場感を味わいたい人はぜひ訪れてみてください。
アジアゾーンに加えて、動物たちを間近で見られるのがアフリカゾーンです。アフリカゾーンは「キリン館」「カバ・ライオン館」「サバンナ・ストリート」の3つに分かれているのが特徴。まずキリン館では、建物2階の展望テラスからキリンを見学することができます。このテラスの高さはキリンの頭の位置と一緒で、下から見上げるのではなく同じ目線でキリンを眺められるのが見どころです。
次にカバ・ライオン館ですが、このエリアの見どころはカバが飼育されているプールにあります。飼育エリアが一部ガラス張りになっていて、普段はめったに見ることができないカバの行動シーンを間近で見ることができるのです。円山動物園ではカバを2匹飼育しているため、見学中は2匹それぞれの性格の違いが比較できて面白いかもしれません。
最後にサバンナ・ストリートでは、動物たちを360度パノラマビューで見学できます。アフリカに生息する肉食動物と草食動物を一目で見ることでき、自然界に存在する食物連鎖を感じられるでしょう。
間近で見るだけでなく、実際に動物と触れ合えるのが「こども動物園」です。こども動物園には、ビーバーやウサギなど主に子供に喜ばれる小動物が飼育されています。いくつかの動物たちは放し飼いされているため、より至近距離で見ることができるでしょう。特に敷地内にいるヒツジは、人慣れして近寄っても逃げることはめったにありません。食事をしている姿を間近で見られることから、子供たちからの人気を集めます。
ヒツジだけでなく、敷地内をマイペースに散歩するガチョウたちもまた人を怖がる様子を見せません。このこども動物園にいる動物たちは、温厚で人慣れしているのが魅力です。子供だけでなく大人も楽しめるため、ぜひ足を運んでみてほしいと思います。
この他にも円山動物園には、動物が間近で見られるゾーンがたくさんあります。日常生活では見かけることのない動物たちが、普段どういった生活をしているのか。動物園に訪れた際は、動物たちの生態をぜひじっくりと観察してみてください。
「ドキドキ体験」で動物たちに触れ合う
円山動物園では、「ドキドキ体験」というイベントが毎日開かれています。このドキドキ体験では動物と触れ合ったり、飼育員による動物の生態にまつわる話を聞けたりと、通常とは少し変わった体験ができるのが魅力です。特に人気のイベントが「猛禽類(もうきんるい)のフリーフライト」で、飼育員の解説を聞きながらフクロウやトビなどが飛ぶ様子を見ることができます。
円山動物園の鳥たちは賢く、笛を吹くだけで飼育員のもとに集まってくるのが面白いところ。合図をするだけで飼育員の肩や腕に乗る様子は、一体感が感じられ見ごたえ抜群です。
ただ注意しなければいけないのが、このフリーフライトは鳥たちの体調によっては開催されないことがあるという点。また屋外で開催されるイベントのため、雨天は中止の可能性が高くなります。ドキドキ体験の日程スケジュールはホームページに掲載されているため、あらかじめ日程や時間を確認しておくと良いでしょう。
この猛禽類のフリーフライト以外にも、円山動物園では様々なドキドキ体験が開催されています。たとえばこども動物園で開催される「モルモットとの触れ合い体験」は、特に子供たちに人気のイベント。モルモットに触れるだけでなく、飼育員の解説を聞きながらモルモットの生態について学ぶこともできるのです。
さらにこのこども動物園では、リスザルの食事風景を眺めたり、実際にエサをあげたりすることもできます。モルモットやリスザルなど、小さくて可愛らしい動物たちとの触れ合いは癒されること間違いないでしょう。ドキドキ体験は30分から1時間おきに各所で開催されているため、気になる動物に関係するイベントが開催される際にはぜひ訪れてみてください。
また日によっては「冷蔵庫ツアー」という、動物たちの食料が保存されている冷蔵庫を案内するツアーも開かれます。普段動物たちが何を食べているのか、動物園の裏側に興味がある人はぜひ参加したいイベントでしょう。
円山動物園では、ドキドキ体験の他にも様々な体験型イベントが開かれています。たとえば定期的におこなわれるナイトキャンプでは、飼育員とともに夜の園内を散策することが可能。普段は訪れることができない夜の動物園は、昼間とは少し違ったミステリアスな空気が流れます。
このイベントは札幌市内に住む小学生向けですが、他にも道外の人が参加できるイベントは数多くあるため日程が合う場合はぜひ参加してみてください。その他にもゴールデンウィークにはキッチンカーが園内に出現したり、子供向けに福引大会が開かれたりと、あらゆるイベントが円山動物園では開かれます。これから円山動物園に行くのであれば、何かイベントに合わせて足を運んでみるとより一層楽しい経験ができるかもしれません。
オリジナルグッズをお土産に買う
動物を見て満喫した後は、ショップでお土産を探してみてはいかがでしょうか。円山動物園では、ここでしか購入できない限定商品がいくつか販売されています。円山動物園内でお土産を購入するなら、オフィシャルショップがおすすめです。オフィシャルショップは正門からすぐの、比較的わかりやすい場所にあります。ここではぬいぐるみやお菓子、文房具といった定番商品を一通り購入することが可能です。
またオフィシャルショップは喫茶店の「ズー・カフェ」と併設しており、ショップで2,000円以上商品を購入した場合は、カフェで飲み物を無料で1杯注文できます。ズー・カフェは円山動物園内の飲食店の中でも特に人気の飲食店ですので、ぜひお土産探しをした後は食事も楽しむことをおすすめします。
特に人気の商品が、しろくまシリーズのグッズです。しろくまバター飴やしろくまミルクキャンディ、しろくま玉ねぎスープなど、しろくまがモチーフの商品は園内でも特に人気を集めます。この可愛らしいパッケージは、お土産に喜ばれること間違いないでしょう。特に「しろくまミルク&ホワイトクランチ」は、甘くてサクッとした食感がクセになる美味しさ。オフィシャルショップで人気1位の売れ行きを誇るため、訪れた際はぜひ探してみてください。
さらにこのしろくまシリーズは、お菓子だけでなくトートバッグやTシャツなどのファッションアイテムとしても販売されています。動物園で購入したとは思えないほどデザインがナチュラルで、日常的にも身に着けられるカジュアルさが売りです。
さらに店頭に並ぶ動物のぬいぐるみたちは、動物園ではぜひ購入しておきたい定番土産だと言えるでしょう。ライオンやアムールトラ、ホワイトタイガーなど人気の動物たちがモチーフのぬいぐるみは愛らしさがあります。小さいものから大きいものまであるため、お好みのサイズの商品を選ぶことも可能です。その他にもポストカードや文房具など、安くて気軽に購入できる商品が多数あります。
オフィシャルショップ以外のお店でいえば、西門近くの「オフィシャルステーション」でもお土産を探すことは可能です。オフィシャルショップとは取り扱い商品が異なるため、2店舗両方に訪れて商品を比較してみるのも面白いかもしれません。
このオフィシャルステーションでは、お土産の他にチュロスなどの軽食も販売されています。円山動物園でお土産を探すなら、ぜひこの「オフィシャルショップ」と「オフィシャルステーション」の2つをチェックしてみてください。
円山動物園内のグルメスポット
ネイチャーカフェ・アース
「ネイチャーカフェ・アース」は、モンキーハウス近くのウッド調のカフェ。店内席とテラス席があり、特に夏場のテラス席は外の風が気持ち良くておすすめです。ネイチャーカフェ・アースはソフトクリームやサンデー、チュロスなどデザートの種類が豊富な点が売りのため、甘い物が食べたくなった時に訪れるにはピッタリです。
Zoo Cafe(ズー・カフェ)
「ズー・カフェ」は、正門からすぐ近くのわかりやすい場所にあるカフェです。お土産ショップの「オフィシャル・ショップ」と併設しているため、食事とお土産探しをまとめて楽しめます。カレーライスやスパゲッティ、焼きそばなどフードメニューの種類が豊富な点が魅力です。
オフィシャルステーション
「オフィシャルステーション」は、正門近くにある食堂とお土産屋を兼ねた施設です。ここでは、円山動物園名物の揚げパンが食べられます。年間パスポートを持っている場合は、ここで2,000円以上のお土産を購入すればコーヒーあるいはソフトドリンクが1杯無料でついてくるのもポイントです。
おすすめの周辺スポット
円山動物園から徒歩10分前後でいけるランチ
Dany’s Restaurant
「Dany’s Restaurant」は、札幌では少し珍しいガレットの専門店。ここでは北海道産のそば粉を使った、本格的なガレットを味わうことができます。フランスのガレットコンクールで金賞を受賞した「金賞ガレット」とポタージュスープ、サラダの組み合わせはDany’s Restaurantの目玉ランチメニュー。パリッとした食感とそば粉の香ばしさは、何度でも食べたくなるクセになる味わいです。
北海道イタリアン食堂 ビビデバルデムーン
「ビビデバルデムーン」は、イタリア料理の居酒屋でありながらランチも営業しています。特にピザが人気で、定番のマルゲリータから少し変わったカレー味まで種類は豊富です。またマシュマロチョコやアップルシナモンのピザなど、スイーツ系メニューが多いのも女性に嬉しいポイントでしょう。ピザの他にもパスタやリゾット、ドリアなどイタリアンメニューが多数提供されています。
cafe hygge(カフェ ヒュッゲ)
「カフェ ヒュッゲ」は、白で統一された洗練された内装のカフェです。ここではパンケーキセットや薬膳カレーなど、おしゃれなカフェメニューを味わえます。特にパンケーキが人気で、砂糖は不使用、オーガニックオーツを使うなど健康に配慮されているのが特徴です。オリジナルのスムージーと合わせて頂くことで、より一層美味しく味わえます。
モリエール
「モリエール」は、北海道の食材をメインに調理したコース料理を提供するお店です。厚岸産の牡蠣や十勝牛などの豪華な食材たちは、他のお店では食べられない鮮度と高級感が魅力です。ランチコースは4種類に分かれているため、予算や量に合わせて希望に沿ったものを選ぶことができます。
円山動物園と合わせて観光におすすめ
円山公園
「円山公園」は原生林が生い茂る少し神秘的な公園で、ゆっくりと会話をしながら散策するのに向いていているスポットです。広大な敷地内には円山球場や円山競技場などの運動施設を備え、スポーツの練習や試合をする人々がよく訪れます。
また春になると桜が咲き、お花見スポットとしても人気。混雑しない場所でお花見をしたいなら、落ち着いた雰囲気の円山公園へ行くと良いでしょう。
北海道神宮
「北海道神宮」は札幌のパワースポットとして知られる由緒ある神社で、北海道で最も格式が高いと言われ、金運や恋愛、学業などあらゆる面において御利益があることから連日多くの参拝客が訪れます。場所は円山公園に隣接する場所に位置するため、公園と神社をセットで楽しむのが定番のコースです。
北海道立近代美術館
「北海道立近代美術館」は道内随一の規模を誇り、北海道をテーマに絵画や彫刻など、様々な美術品が展示されています。ほかにも国内外のガラス工芸品や、パリで活躍した芸術家・パスキンの作品など、世界各国でも評価の高い展示物が並び、豪華なラインナップです。
また、美術館の庭に飾られたオブジェは、どれも独特のデザインで芸術に詳しくない人でも楽しめるユニークな作品ばかり。天気の良い日は庭でくつろぐ人もいて、ゆったりとした平和な雰囲気が漂います。
北海道大学植物園
北海道大学の所有する植物園も、密かに札幌の観光名所として人気です。植物園はいくつかのセクションに分かれ、ライラック並木やバラ園、灌木園(かんぼくえん)など多様性に溢れています。
特にライラック並木では、札幌最古のライラックの木を見る貴重な体験ができおすすめです。また博物館では北海道の動植物について学べるため、興味がある人は訪れてみると良いでしょう。
アクセス情報
地下鉄から徒歩で行く場合
円山動物園の最寄り駅「円山公園駅」までは、地下鉄東西線で行くことができます。円山公園駅から円山動物園までは、徒歩で15分程度です。
地下鉄からバスに乗り換える場合
円山公園駅から円山動物園まで徒歩で行くのが遠いと感じた場合、バスで向かうことも可能です。円山公園駅直結の「円山バスターミナル4番乗り場」から、「路線バス動物園線[円15]」に乗車すると、乗車後数分で円山動物園へ到着します。
よくある質問Q&A
園内に飲食物の持ち込みは可能ですか?
円山動物園では、園内へ飲食物を持ち込むことが可能です。実際に、手作り弁当を持参して友人同士や家族で食事を楽しんでいる人が多くいます。持ち込みのお弁当や軽食を飲食できるのは「キリン館の2階」「展望レストハウス2階」「第1休憩所」「エゾシカ・オオカミ舎の2階」の4ヵ所。キリン館やエゾシカ・オオカミ舎は、動物たちを眺めながら食事をできるおすすめのスポットです。
どの時期が最も混雑していますか?
円山動物園は比較的混雑しないレジャー施設ではありますが、それでもやはり長期休暇や休日は人が増えます。休日であれば、土日の正午以降が最も混雑すると考えて良いでしょう。長期休暇であればゴールデンウィーク、春休み、お盆休みの3つの時期が混雑するため、人混みを避けたいのであればこの時期は外して訪れることをおすすめします。
基本情報
円山動物園
【住所】札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
【営業時間】
- 3月1日から10月31日:9:30〜16:30(最終入園16:00)
- 11月1日から2月末日:9:30〜16:00(最終入園15:30)
【休園日】
- 毎月第2・第4水曜日
- 4月は第2水曜日含むその週の月曜日から金曜日
- 11月は第2水曜日含むその週の月曜日から金曜日
- 12月29日から12月31日
【チケット情報】
円山動物園のチケットは、当日に受付窓口で購入することができます。ただ、通常通りにチケットを購入する以外にも、事前に諸手続きを済ませることで割引券やクーポン券を手に入れることが可能です。ここでは割引券やクーポン券の入手方法、そして年間パスポートについても解説します。
通常チケット
チケットは、当日に入口近くの受付窓口で購入することができます。
- 大人:800円
- 高校生:400円
- 小人(中学生以下):無料
- 団体(30名以上):720円
年間パスポート
- 年間パスポート(高校生以上):2,000円
年間パスポートを所持していると、園内や園外の以下の施設でお得な割引や優待を受けられます。
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園内施設
- オフィシャルショップ
- オフィシャルステーション
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園外施設
- さっぽろテレビ塔
- さっぽろばんけいスキー場
- マルヤマクラス
- ケンタッキー・フライド・チキン円山店
- 三井アウトレットパーク札幌北広島
- 北海道内の日本動物園水族館協会(JAZA)加盟8園館
それぞれの施設の具体的な割引・優待内容は、以下のページで確認できます。
割引券とクーポン券の入手方法
円山動物園を観光する際、以下の方法で入園料金や園内施設での割引、特典が受けられます。
- JAF会員証を提示すると、入園料金60円の割引。
- デイリーPLUSの会員であれば、入園料金60円の割引。
- dエンジョイパスを利用すると、円山動物園オリジナルグッズをプレゼント。
- みんなの優待会員になると、円山動物園オリジナルグッズをプレゼント。
- タイムズクラブカードを所持している場合、園内のショップやカフェで買い物・飲食料金が割引。
- HISクーポンを提示すると、小学生以下でポストカードを受け取ることができます。
入園料が無料になる方
- 札幌市在住の70歳以上の方
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳をお持ちの方
- 障害者総合支援法に規定する障害福祉サービス事業をご利用の方
それぞれ公的身分証明書や障害者手帳などを受付で提示する必要があります。
【駐車場情報】
駐車場料金
円山動物園に車で訪れる場合は、第一駐車場(西門近く)と第二駐車場(正門近く)の2つを利用可能です。駐車料金は、時間制ではなく1台1回の料金で支払うことになります。
- 大型車(バス、大型特殊自動車を含む):1,200円
- 中型車(マイクロバス):1,000円
- 普通車(軽四輪車、小型特殊自動車を含む):700円
- 二輪車(自動二輪車):100円
※大型車・中型車・二輪車は、西門近くの第一駐車場を利用する必要があります。
駐車場利用時間
第一駐車場
- 2月1日から10月31日:9:00〜17:30
- 11月1日から1月31日:9:00〜16:30
休業日:12月29日 〜 31日
第二駐車場
- 2月1日から10月31日:6:00〜17:30
- 11月1日から1月31日:9:00〜16:30(11/4~4/20閉鎖)
休業日:12月29日 〜 31日
【問い合わせ先】円山動物園ページはこちら