北海道の新型コロナウイルス感染症対策
北海道ってどんなところ?
北海道は日本を形成する主要四島(北海道・本州・四国・九州)の中で最北端に位置する島です。四方を太平洋、オホーツク海、日本海に囲まれています。
雄大で変化に富んだ自然や美しい景観が広がる広大な土地は、本州島に次いで2番目の大きさを誇り、日本の面積の約22パーセントを占めています。
最北端に位置するため、気温は1年を通して低温で、夏は短く冬が長い傾向にあります。道内西部では冬に雪が多く降り、有名なスキーリゾート地が点在しています。また、特徴として梅雨の時期がなく、台風の上陸もめったにないとされています。
全国魅力度ランキングで圧倒的な支持を集め、堂々の首位を獲得している北海道はまさに観光スポットの宝庫と言えます。道内にはその広い面積に応じて多数の観光都市が点在しており、全国的にも有名な「旭川動物園」や広大な土地に広がる「ラベンダー畑」、日本国内外からも観光客が訪れる日本有数の繁華街である「すすきの」など、様々な楽しみ方のできる魅力あふれるスポットが豊富に揃っています。
雄大な自然の中で育まれる農畜産物や、新鮮な海産物を使った北海道ならではの美味しいグルメも大きな魅力のひとつです。王道の「北海道ラーメン」は札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩、と三大ラーメンが有名でそれぞれの地域で個性のあるラーメンを楽しむことができます。
また、北海道を代表する郷土料理である「ジンギスカン」は北海道ならではの新鮮で臭みのないラム肉を使用したグルメで、道内各地に有名店がひしめき合っています。
他にも札幌のソウルフードである「スープカレー」や、新鮮な魚介類を楽しめる「寿司」や「海鮮丼」など魅力あふれるグルメが目白押しです。
北海道旅行の見どころ
大自然を満喫する
北海道といえば、広大な敷地に広がる大自然。想像以上の自然が織りなす造形美が見られます。夏の新緑、冬の雪景色など、訪れる時期によっても、異なった表情で魅了します。さらに、移動に便利な車があれば、絶景ドライブも楽しめます。また夜には満天の星空を眺めましょう。
北のグルメやスイーツを堪能する
とにかく食べ物が美味しいのも魅力です。北海道のじゃがいもは普段なにげに食べているじゃがいもより随分甘くてホクホクしています。とうもろこしなど野菜を始め、ジンギスカンやスープカレー、ラーメンなどご当地グルメが豊富です。また定番のソフトクリームもいろんな場所によって違いますので、食べ比べもオススメです。
フォトジェニックな建物や街並みを巡る
小樽は、歴史的建造物が残る「北のウォール街」やアートスポットがそろう「ニトリ小樽芸術村」と歴史とアートのどちらも触れることができます。また、あまり知られていないのが松前にある城下町や江差の史跡です。「阿寒湖アイヌコタン」はアイヌ民族の文化にふれることができる貴重なスポットです。
温泉で心身を癒やす
忘れてはならないのが温泉が豊富であることです。北海道には多くの温泉が湧いており、特に寒い季節には心身ともにリラックスできる温泉はなんとも至福ですね。その地特有の温泉に浸かって芯から温まりましょう。
【道央】札幌・定山渓(じょうざんけい)エリア
北海道の中心である札幌は、「札幌市時計台」や「大通公園」など、「初めての北海道旅行」にもオススメな定番スポットが詰まっています。クラーク博士のおなじみのポースで知られる「羊ケ丘展望台」も外せません。「藻岩山(もいわやま)」からの夜景も必見です。
また、サッポロといえば外せない、サッポロビールの博物館で誕生秘話を知ることができます。札幌の奥座敷「定山渓」の温泉郷は、札幌とは思えない渓谷と緑に囲まれた温泉リゾートとして人気です。
札幌市円山動物園
1951(昭和26)年の開園以来、札幌市民に愛されつづけ、2019年3月には新施設「ゾウ舎」がオープンし、ますます活気づいている動物園です。ミャンマーからやってきた4頭のアジアゾウを飼育展示しています。屋内には国内初となるゾウの屋内プールも設置しています。
2017年に新設された「ホッキョクグマ館」では、北極圏に住むホッキョクグマと、アザラシを見れます。「キリン館」と「カバ・ライオン館」の2棟の建物で構成される「アフリカゾーン」もオススメです。動物たちの行動を間近で見たり、飼育員による動物の生態等の詳しい解説などを見学できるイベント「みんなのドキドキ体験」は子ども達に人気です。
夏は「夜の動物園」が開催され、開園時間が21時まで延長しています。また、花見、ピクニックにもおすすめのスポットです。
サッポロビール博物館
「サッポロビール園」内にある「サッポロビール博物館」は、北海道民の誇り「サッポロビール」の歴史をはじめ、ビール産業の歩みやビール造りの解説、札幌の歴史などを、楽しく、分かりやすく紹介している博物館です。
有料ツアーでは、ブランドコミュニケーターが北海道の偉人やビールの産業史を、魅力的に楽しく案内してくれます。
参加者だけが体験できる特典は、北海道初上陸の6Kシアターでの大迫力プレミアムシアターと参加者しか飲むことのできない「復刻札幌製麦酒」と「黒ラベル」の飲み比べです。お酒が弱い方は、ノンアルコール、未成年の方はソフトドリンク2杯となります。
サッポロビールが歩んできた道のりを楽しく学んで、ビールをより美味しく堪能しましょう。
白い恋人パーク
北海道おみやげ菓子の定番「白い恋人」のテーマパークです。工場見学、クッキー作り体験が特に人気です。白い恋人パークの中庭はレンガが敷き詰められた英国風の庭で、クラシックローズなどの花々や噴水、小さなお子様が喜ぶ「ガリバーハウス」があります。
体験工房では、旅の思い出に、約14cmのハート型の白い恋人作りに挑戦。生地もサンドしているチョコレートも実際の「白い恋人」と同じ材料を使い、オリジナルメッセージを入れることができます。 冬季のみイルミネーションで彩られ、一層ロマンチックです。
札幌市時計台
札幌のシンボルである時計台は、1878(明治11)年、旧札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として建設され、生徒の兵式訓練の場として、また式典や演説会などを開く中央講堂として使用されました。
その3年後、動力に重りを利用した、アメリカ・ハワード社製の機械式塔時計を据え付け、1970(昭和45)年、建物と共に重要文化財に指定され、2009(平成21)年には現在も稼動する日本最古の塔時計として日本機械学会より機械遺産に認定されました。
開拓期のアメリカ中・西部で流行した風船構造と呼ばれる木造建築様式が特徴で、赤い屋根と白い壁が印象的です。木造の心和む館内は歴史の息吹を感じ、観覧料200円(小中学生、高校生は無料)で十分見ごたえがあります。
さっぽろ羊ケ丘展望台
北海道開拓の父「クラーク博士」像と同じポーズで、ハイ・チーズ! 札幌観光の定番のフォトスポットです。
札幌の都心から車でわずか30分ほど、広大な牧草地に放牧される羊たちの群れと、眼下に広がる農耕地の牧歌的風景は、まさしく北海道そのものです。
眺望を楽しんだらレストハウスで自慢のジンギスカンや羊肉料理を堪能しましょう。「オーストリア館」ではお土産を選んだり、ソフトクリームが食べられます。
大通公園・さっぽろテレビ塔
札幌市の中心にある「大通公園」は、札幌随一のイベント会場ですが、普段は、都市部でも季節の花々が咲き誇り、噴水の水辺でたわむれたり、木の下やベンチでのんびりランチを楽しめる札幌市民が憩う公園です。
4月下旬から10月上旬までは、名物の「とうきびワゴン」が出店して、焼きとうきびの香ばしい匂いを漂わせています。
大通公園の東端にある「さっぽろテレビ塔」は、札幌の全景が見渡せ、2017年には60周年を迎えた札幌のランドマークです。高さ90mの場所にある展望台からは、大通公園をはじめとした札幌のパノラマ景色を見渡すことができます。
なかでも、「ホワイトイルミネーション」「札幌雪まつり」の時期は絶景が楽しめることから多くの人で賑わいます。高い建物と共に、街中に緑が多く山々も見える「都会」と「自然」が融合した美しい札幌の全景が見られるのはテレビ塔だけです。
北海道神宮
緑豊かな6万坪の鎮守の森に包まれて鎮座する「北海道神宮」は、1869(明治2)年に明治天皇の詔(みことのり)により開拓三神を祀ったことを創祀とし、後に「札幌神社」、1964(昭和39)年には「北海道神宮」と改称され、北海道総鎮守として道内外から多くの方々が参拝します。
境内には「開拓神社」、「札幌鉱霊神社」、「穂多木神社」など、北海道の発展に尽くされた方々をお祀りしてあります。また、春になると桜と梅が同時に開花する様が見られ、花見客で賑わいます。
定山渓温泉
新千歳空港から車で約1時間30分、札幌中心部からでも約40分と、気軽に訪れることのできる、道内でも人気の温泉地です。古くから人々を魅了しつづける「札幌の奥座敷」として知られています。泉質は体の芯からポカポカになるナトリウム塩化物泉です。
定山渓温泉は、開湯から150年以上の歴史をもち、泉源は56ヵ所、そのほとんどが温泉街を流れる豊平川の月見橋付近と高山橋付近に集中し、60~80度の湯が毎分8,600リットルも川岸や川底の岩盤の割れ目から豊富に湧き出しています。
景勝地としても有名な定山渓は、二見吊橋、白糸の滝、湯の滝、舞鶴の瀞(とろ)など、四季折々に美しい景色が見れます。また、ラフティングやカヌーといった水遊びなど、気軽に自然を満喫できる体験アクティビティも充実しています。渓谷美と豊かな自然を満喫しましょう。
【道央】小樽・積丹(しゃこたん)エリア
古くから港町として、また金融街として栄えた小樽は、点在する歴史的建造物が見どころです。小樽運河クルーズでゆったり船上から眺めるのもまた格別です。また、港が近いので、新鮮な海鮮が堪能できます。
NHKの朝ドラで一気に観光客が増えた「ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸留所」も外せないスポットです。鮮やかな積丹ブルーが望める積丹岬も訪れてみましょう。
ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸留所
“日本のウイスキーの父”と呼ばれる創業者・竹鶴政孝が、ウイスキーづくりの第一歩として選んだ場所が北海道・余市です。JR余市駅前に建つ、石造りの壁と赤い屋根が特徴の建物です。
工場内では30分ごとに無料の約90分のガイド付き蒸溜所見学が行われ、詳しい説明を聞きながら製造過程を見学できます。申込みをすれば、ウイスキーの無料試飲もできます。
また、ウイスキーの歴史や創設者の軌跡をパネルや展示品、映像で鑑賞できる「ウイスキー博物館」も併せて見学してみましょう。
小樽オルゴール堂 本館
日本最大級のオルゴール専門店です。赤レンガと石造りの2棟からなる歴史的建造物の建物内には、オリジナルオルゴールをはじめ様々なオルゴールが3,400種25,000点以上展示販売されています。
店内は5つのフロアに分かれていて、それぞれのテーマで美しい装飾と音色のオルゴールが並んでいます。手頃なものからちょっと贅沢なインテリアの装飾にぴったりなものまで幅広い品揃えで、見ているだけでも心が洗われるような気分になります。
木骨石造り倉庫の3階フロアは、曲選択オルゴールコーナーです。ノスタルジックな小樽で心に残る思い出の曲、大好きな曲のオルゴールを探してみるのもいいですね。
北のウォール街
明治から大正期の建造物が今もなお色濃く残るエリアです。世界の金融市場ニューヨークのウォール街になぞらえて呼ばれるようになりました。
明治から大正期にかけて建てられた石造り、レンガ造りの数々の歴史的建造物は、「日本銀行旧小樽支店」をはじめとし、かつて金融の拠点とされていた歴史を感じることができます。また、ライトアップに合わせて、日中の街並みとは違う夜の小樽を散策してみるのも良いものです。
ルタオパトス
スイーツでお馴染み小樽洋菓子舗「ルタオ」の最大店舗です。1998年6月、ルタオは小樽の街に開業しました。ギリシャ語でパトスとは「情熱」という意味があり、太陽のようなロゴマークもそれを表しています。
1階にはチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」をはじめとした人気商品を取りそろえたスイーツショップ、その場で表面を焼き上げるマスカルポーネ・ブリュレ「ヴェネチア ランデヴー」を食べることができるテイクアウトをはじめとして、店舗限定スイーツは要チェックです。
さらに2階には、パスタやパトス限定スイーツを食べられるカフェがあります。スイーツ好きならルタオのテーマパーク、楽しんでみてください。
積丹岬
神秘的なシャコタンブルーの海が眺められる絶景のビューポイントです。島武意(しまむい)海岸は「日本の渚百選」に選ばれたほど美しい海岸で人気の景勝地です。断崖絶壁が続くなか、唯一波打ち際まで降りることができるスポットです。暗いトンネルを抜け、いきなり眼下に現れる鮮やかな海は衝撃的です。
展望台から見る、ダイナミックな岩場や岩盤まで見えるほど透明度が高い青い海は必見。整備された「シララの小道」と呼ばれる自然遊歩道を進むと見えるのが、沖に向かってすっと立つ女性の姿のような「女郎子(じょろっこ)岩」です。この岩には悲しい伝説が語り継がれています。
初夏には断崖に咲く黄色の花・エゾカンゾウを楽しむことができます。
【道央】洞爺・登別・日高エリア
北海道を代表する温泉地「登別温泉」は、迫力ある地獄めぐりができ、全国的にも人気です。「洞爺湖サミット」で注目された「洞爺湖」、「蝦夷富士」とも言われるその雄姿は見事な「羊蹄山」など自然のエネルギーが体感できます。最果ての岬「襟裳岬」にもぜひ足を運んでみたいものです。
洞爺湖遊覧船
4月~10月は、洞爺湖温泉の駅前桟橋から中島を結ぶ遊覧船が30分おきに出航します。
401トン、旅客定員700名という国内最大級の優美な双胴船「エスポアール」は、まるで湖に浮かぶ中世のお城。古城をイメージした大理石模様の1階メインフロアやシックなインテリアの2階フロアは、なんとも優雅な気分。湖上から羊蹄山、昭和新山、有珠山など景勝を望み、湖面の波の響きを聞きながら、4つの島からなる中島をめぐり、下船もできます。
「エスポアール」のみ対応のランチクルーズは、昼食がついて料金は大人2,200円です。
サイロ展望台
支笏洞爺国立公園にある「サイロ展望台」は、洞爺湖温泉街の対岸、洞爺湖畔の高台に位置するレストハウスのある展望台です。
洞爺湖や有珠山、昭和新山を上から望む大パノラマは圧巻。四季折々の自然の景色を肌で感じてみてください。北海道土産を扱うショップやレストランも併設しています。
一番人気の「洞爺湖キャラメルプリン」はサイロ展望台オリジナルです。キャラメルの甘い風味と、滑らかでクリーミーな舌触りが特徴で、常温で持ち帰りできますので、お土産にいいですね。
襟裳(えりも)岬展望台
北海道の中央南部を南北に貫く日高山脈。全長約150kmに及ぶその山並みの最南端、太平洋に突き出すように「襟裳岬」があります。
周囲は高さ60mにおよぶ断崖で、岬の沖2kmにも渡って続く岩礁地帯が、遮るもののない眺望と共に見るものを圧倒するダイナミックな景観をつくりだしています。
この辺りは、風速10m毎秒以上の風が吹く日が年間260日を超える日本でも有数の強風地帯です。展望台では自然の美しさとともに、その大いなる力を全身で感じることができます。
また、襟裳岬は絶滅危惧種に指定される「ゼニガタアザラシ」の日本最大の生息地で、展望台はウォッチングポイントとしても有名で、晴れた日には岩場でのんびりくつろぐ姿を見ることもできます。
登別温泉
登別と聞いて、「登別温泉」をすぐに思い浮かべる人も多いはず。知名度・人気度ともに北海道を代表する温泉地で、全国でもトップクラスを誇る人気です。
自然湧出量は、なんと1日1万トン、45~90℃の高温で、9つの種類の泉質が湧く、世界的にも珍しい温泉地で「温泉のデパート」と呼ばれています。古くは湯治場として病気、怪我の療養として積極的に利用されていました。
荒々しい山肌、周辺の湧出口や噴気孔から立ちこめる水蒸気や硫黄の香り漂う「地獄谷」や「大湯沼」など、登別温泉を支える源泉を見ることができます。
大湯沼から溢れ出した温泉が川へと合流する「大湯沼川」では、100%の天然足湯があり、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、自然の中で散策の疲れを癒すことができます。出かける際にはタオルや手ぬぐいなどを持参するのがおすすめです。
羊蹄山(ようていざん)
標高1,898m、その雄姿から「蝦夷富士」と呼ばれる北海道を代表する山で、日本名山の一つです。山頂に周囲約2kmの火口がある成層火山で、標高1,700m以上では7月~8月頃に100種以上の高山植物を楽しめます。
登山道は羊蹄登山口から登る「倶知安コース」の他、「真狩コース」「喜茂別コース」「京極コース」の4ルートあり、登りは5~6時間かかります。
ニセコ町周辺ではその雄姿を間近で眺められ、ドライブをしていても常にその姿が目の前に堂々とそびえます。天気の良い日には農地越しに羊蹄山、ニセコアンヌプリ、昆布岳まで望めます。
【道北】旭川・富良野・美瑛エリア
北海道第2の都市である旭川には、子どもにも大人にも大人気の「旭山動物園」があります。またラベンダーで有名な富良野や「青い池」のある美瑛にもアクセスが便利なことから人気を集めています。また、層雲峡などの美しい渓谷、日本最大の国立公園・大雪山(たいせつざん)国立公園を擁しています。
層雲峡(そううんきょう)
層雲峡は、大雪山(たいせつざん)に源をもつ石狩川沿い約24kmにわたって連なる一大渓谷です。北海道の中でも屈指の観光地で、春夏秋冬、それぞれの季節に様々な観光が楽しめます。
高さ160mもある神削壁や天城岩の絶壁、四角、六角の断面をもつ柱状節理の大岸壁がそそり立ち、大景観が広がっています。またこれらの岸壁から落下する数々の滝の風景が見ものです。
北海道の屋根と言われている「大雪山国立公園」は、北海道の最高峰・旭岳(2,291m)を主峰とする黒岳などの大雪山連峰や、十勝岳・トムラウシ山などの山々が連なる、面積約23万ヘクタールの日本最大の国立公園です。旭岳と黒岳は中腹までロープウェイがあります。
「層雲峡ロープウェイ」は、101人乗りのゴンドラで黒岳の5合目まで片道7分、20分間隔で往復運行しています。最盛期は、朝6時より運行しており大渓谷の壮大な景観を望めます。
旭川市旭山動物園
子どもはもちろん、大人にも人気抜群のスポット、生き生きとした命の輝きを伝える日本最北の動物園です。動物たちの習性や行動を引き出し、本能や性質を生き生きとしたありのままの姿を見ることができる「行動展示」が最大の魅力です。
おすすめスポットの一つ、「きりん舎・かば館」では、広い放飼場を走るキリンの姿や、水中でのカバの軽やかな動きをいろいろな角度から観察することができます。
また、間近で観察できるホッキョクグマや円柱水槽を自由自在に泳ぐアザラシ、飛ぶように泳ぐペンギンなど人気の動物展示も必見です。動物たちに夢中になってついつい時間を忘れてしまうほど、リピーターが多いのも納得です。
白金青い池
水面が青く見え、立ち枯れたカラマツの姿が何とも神秘的な不思議な池です。「オンネトー」や「神の子池」の透き通ったブルーとは違い、目に鮮やかな少し乳白色のブルーです。
白金温泉地区で「白ひげの滝」などから湧出しているアルミニウムを含んだ地下水が、美瑛川と混ざり合い、その水に光が反射して青く見える、条件が重なり、偶然が生んだ現象です。
白ひげの滝と美瑛川の合流点であるブルーリバー橋からも青く輝く川が見下ろせ、周りを囲む木々の緑や立ち枯れたカラマツが水面に映りこむ神秘的な姿に魅了されるビュースポットです。雨や雪の後は足元がぬかるむこともあり、歩きやすい靴がオススメです。
ファーム富田
紫一色のラベンダー畑をメインに、色とりどりの花が咲くカラフルな花畑が約9ヘクタールもの丘に広がります。富良野を代表するスポットです。
見学路には、オイルの蒸留、ポプリ、ファーム富田の歩みなど、それぞれ違ったテーマでラベンダーが楽しめる11の舎(いえ)があり、この舎をひとつずつ回っていくと、知らず知らずにお花畑が見学できるように工夫されています。
お土産に買いたいポプリやオイル、石鹸なども豊富で、ソフトクリームやコロッケなどちょっとおやつに食べたいメニューも充実していますので、花期ではなくとも楽しめます。人気ゆえにシーズン中は混みますが、それでも訪れたいスポットです。
【道北】稚内・利尻・礼文エリア
日本最北の地・稚内(わっかない)にある宗谷岬は、最北端の地を自分の足で踏みしめてみたい、一度は訪れてみたいスポットです。「利尻山」がシンボルの利尻島、高山植物が美しい浮島「礼文島」など個性的な島々があります。
宗谷岬公園
日本最北のまち・稚内にある、好天時にはわずか43km先にサハリンを望む「宗谷岬」は、日本のてっぺんです。道北エリアの代表的な観光スポットになっています。
岬の周辺は公園として整備されていて、海沿いに記念碑「日本最北端の地の碑」があるほか、細い急な階段を上った高台には灯台や様々な碑、旧海軍望楼など歴史的建造物が建ち並びます。国境のまちである宗谷(稚内)の歴史を語る上では欠かすことのできない数々のモニュメントや建造物です。
利尻島(りしりとう)
稚内港とフェリーで結ばれる利尻島は、中央に秀峰・利尻山がそびえ、海岸線を中心に湖や四季折々の花などを楽しめる観光名所が点在しています。利尻礼文サ口ベツ国立公園に指定され、貴重な自然が残る島です。島のシンボル・利尻山は、利尻富士とも呼ばれています。
島一周は車で約2〜3時間ほどですので、レンタカーも良いですが、宿泊施設も充実していますので、泊まってゆっくり島散策するのもオススメです。高山植物の宝庫で固有種も多く見られます。
礼文島(れぶんとう)
日本最北端にあり「花の島」と呼ばれる、高山植物で彩られる浮島です。約300種類以上の高山植物が咲き、面積約82平方キロメートルの礼文島を満喫するならトレッキングがお勧めです。ヒグマやヘビが生息しないため安心して歩きながら島の自然を堪能できます。
澄んだコバルトブルーの海を見渡すことができる「澄海(すかい)岬」からの眺めが絶景です。また、最上級とされる昆布を食べて育ったウニは絶品です。
【道東】知床・網走・北見・紋別エリア
湖があり、豊富な自然が魅力のエリアです。世界自然遺産の「知床(しれとこ)」では、自然はもとより、ホエールウォッチングを楽しむこともできます。また、網走を代表するスポット「博物館網走監獄」では、網走刑務所の歴史を知ることができます。
サロマ湖展望台
道内最大を誇るサロマ湖の全貌を見渡せる唯一のスポットで、東西に長いサロマ湖の、ほぼ中央に位置している幌岩山の山頂にあります。
展望デッキからは、サロマ湖の端から端まで、そしてオホーツク海と湖を隔てる砂嘴(さし)や知床連山など、ほかでは見られない景観を一望できます。
サロマンブルーと形容されるほど独特の青色をしているサロマ湖と目の前に広がるオホーツク海に魅せられて、思わず時間を忘れてしまいそう。太陽の位置とともに変化するパノラマを、時間の許す限り楽しんでみてはいかがでしょう。
博物館網走監獄
「北海道開拓と監獄受刑者」をテーマとした野外歴史博物館で、北海道の開拓とともに歩んだ、網走刑務所の歴史が体感できます。網走刑務所が「網走監獄」と呼ばれていた明治期の建造物を保存公開しています。
もっとも古い建物は、今から120年も前の建物で、現在と違って木を製材するのも、機械を使わずに手作業で行ったころのこと、太い梁や柱には、囚人達が削ったあとが荒く残っています。
網走国定公園の景勝・天都山網走湖側に位置し、敷地面積はなんと東京ドーム約3.5個分に相当します。移築復原した8棟が国の重要文化財、6棟が登録有形文化財になっており、日本で唯一、行刑資料を展示しているのも大きな特徴です。
網走刑務所が北海道開拓史にどのような形で関わったのか、わかりやすく展示されています。体験監獄食が食べられる「監獄食堂」も人気です。
知床五湖(しれとこごこ)
知床連山や原生林を水面に映す絶景の「知床五湖」は、原生林に囲まれた5つの幻想的な湖です。多くの野生動物の生息地でもあり、ヒグマの爪痕やクマゲラの食痕など知床の自然の豊かさを実感できます。
手つかずの自然がそのまま残り、シーズンを通して無料・安全に散策できる「高架木道(全長800m)」と、大小5つの湖をゆったりと散策できる「地上遊歩道」(一周3kmのコース)があります。
静かな湖面に映る知床連山の美しさに魅了されることでしょう。原始の中の楽園にふさわしく、数多くの植物や動物たちの生活に触れることも魅力の一つです。世界自然遺産の知床を全身で感じてみましょう。
神の子池
摩周湖の北東に位置する、透明度が高く、エメラルドブルーが広がる神秘的な池です。周囲220m、深さ5mの池底に沈む倒木や、その付近を泳ぐ魚の姿まではっきりと見ることができます。
名前の由来は摩周湖のアイヌ語(キンタン・カムイ・トー=山の神の湖)からきており、先人達は「この美しい池は、神様からの贈り物に違いない」と「神の子池」と呼ぶようになったそうです。水温は年間を通して8℃程度で、透き通ったブルーの池は冬でも凍ることがありません。
【道東】帯広・十勝エリア
これぞ、北海道といったような雄大な風景が広がる十勝平野があります。十勝は、国内屈指の食料基地です。豊かな大地が生み出すご当地グルメはぜひ味わいたいものです。腹ごしらえのあとは、日本でも珍しい「モールの湯」の十勝川温泉でくつろぐのもオススメです。
オンネトー
阿寒摩周国立公園の深い森にたたずむ神秘的な阿寒の秘湖で、季節、時刻、角度により湖面の色が変化します。太陽の角度によって刻々と色を変える湖面は、なんとも神秘的で幻想的です。周囲は約2.5km、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わることから、別名「五色沼」と呼ばれています。
また、湖畔から見る雌阿寒岳(めあかんだけ)、阿寒富士の端正な姿はまさに絶景で、湖岸には湖を一周する散策路が設けられているので、森林浴を楽しみながらのんびり散策するのがおすすめです。
湖の北側にある雌阿寒岳温泉は情緒たっぷりで、温泉らしい硫黄臭が漂います。ここで湯船につかってから帰途につくのもいいでしょう。
ばんえい十勝 帯広競馬場
世界でここだけ、馬が鉄ソリをひいて競うレースを見ることができます。「ばん馬」と呼ばれる1トンを超す大型馬が、500kg~最大1トンものソリを曳いてゴールを競い、迫力満点です。また馬と併走することもでき、馬の息遣いが聞こえるほどです。
もともとは農耕馬の祭典として、馬の力比べから始まった競馬で、現在は帯広のみで開催されています。「ばんえい競馬」は、「北海道遺産」にも認定されています。
早朝の調教を見学できる「朝調教ツアー」やレースに向かう馬が見られる「バックヤードツアー」でより身近に馬を観察できます。
タウシュベツ川橋梁
糠平湖(ぬかびらこ)にあるコンクリートのアーチ橋・タウシュベツ川橋梁は、水位がほとんどゼロとなる3月~5月にかけて完全な姿を現しますが、夏から秋にかけてさらに水位が上昇し、橋が姿を消していくため「幻の橋」として人気です。
大小60ものコンクリート造りの古いアーチ橋で、これらは、かつての旧国鉄士幌線で使われた鉄道高架橋です。凍結した湖上や雪の森の中をスノーシューで歩き、橋を見に行くツアーもあります。山林に囲まれた景観と、ローマの古代遺跡を彷彿とさせる佇まいの美しさは、必見のスポットです。
十勝川温泉
十勝川温泉は、日本でも珍しい「モールの湯」が湧出しています。遥か太古の時代、十勝川河畔にあった、葦(ヨシ)などの植物が長い時間かけて堆積し、できあがった亜炭層を通って湧き出る温泉が、植物性の有機物を多く含む「モールの湯」です。
「モール」とは、亜炭などをさすドイツ語に由来しています。一般的な鉱物性温泉に比べて世界でも希少な泉質で、資源が限られていることから北海道遺産として選定されました。
十勝の自然をすぐ近くに感じながら、 湯浴みを楽しめます。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、美人の湯としても知られ、琥珀色のお湯はしっとりツルツルになります。
【道東】釧路・阿寒・根室エリア
ラムサール条約登録湿地の「釧路湿原」、マリモで有名な「阿寒湖」、日本一の透明度を誇る「摩周湖」など、美しく雄大な自然環境にあふれています。
タンチョウをはじめ数多くの天然記念物の生息地であるとともに、自然との共生を今に伝える阿寒のアイヌ文化に触れられることも大きな魅力です。
阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖アイヌコタンは、36戸・約120人のアイヌ民族が暮らすアイヌコタン(集落)です。民芸品の制作・販売を営み、長年北海道の代表的なおみやげとして観光客に人気です。
特にヒグマや鳥、人間などを題材にした一流作家による精緻な木彫作品は、独自のアイヌ芸術として世界から高い評価を受けています。また、伝統ある「アイヌ古式舞踊」は祖先から伝承されてきた貴重な遺産として、北海道唯一の、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
古式舞踊が見学できる専用の劇場、アイヌ料理が味わえる飲食店などが立ち並び、アイヌの人々の日常の暮らしと貴重な文化を一度に体験できます。まだ知りえない北海道の魅力を発見できるかもしれません。
摩周湖
深く濃いブルーが美しい神秘の湖は、隠れたパワースポットになっています。四季折々に異なる美しい表情で人々を魅了する摩周湖は、海抜351m、周囲20kmのカルデラ湖です。
湖水に不純物がほとんど含まれないため、高い透明度を誇ります。「霧の摩周湖」としても知られていますが、満点の星空を眺められる夜のロマンチックな風景もおすすめ。近年はパワースポットとしても注目されているスピリチュアルな場所です。
釧路湿原国立公園
釧路湿原は、季節やエリアによって全くの別世界が広がる、日本最大の湿原です。
なんと東京の都心がすっぽりと入ってしまうほどの広さで、約700種の植物、39種の哺乳類、4種の両生類、5種の爬虫類、38種の魚類、200種の鳥類、そして確認されただけでも1,150種の昆虫が生息しています。特別天然記念物に指定されている「タンチョウ」などの水鳥をはじめ、多くの野生生物の貴重な生息地となっています。
また、5つの展望台と6つの遊歩道が整備されており、バードウォッチングや植物観察が楽しめます。所要時間約45分のトロッコ列車「くしろ湿原ノロッコ号」で巡るのもオススメです。
そのほか、カヌーやホーストレッキング、冬はワカサギ釣りなど、四季を通じてさまざまな体験を楽しむことができます。時間をかけてのんびり楽しみましょう。
屈斜路湖(くっしゃろこ)
カルデラ湖としては日本最大です。9月下旬から湖周辺のナナカマドやヤマウルシ、カエデがカラフルに色づき、紅葉のトンネルが続く砂場付近は見ごたえがあります。
そのほか、湖に突き出た火山の島「和琴半島」を1周できる散策路も紅葉を楽しむのにもってこいのスポットです。赤や黄色と鮮やかに染まった紅葉と島先端のオヤコツ地獄の噴煙を見ながら雄大な自然を満喫できます。
【道南】函館エリア
函館山からのきらびやかな夜景で有名な函館には、魅力的なスポットがたくさんあります。異国情緒あふれる街並みとTVなどでよく目にする「函館朝市」では新鮮な魚介を楽しめます。
幕末の城塞「五稜郭」は東京ドームの約5個分の敷地です。「五稜郭タワー」からは全貌を見ることができます。
金森赤レンガ倉庫
海風が心地よいウォーターフロントに立ち並ぶ赤レンガ倉庫は、ショッピングスポットです。函館の人気スイーツショップのカフェや地ビールが味わえるレストラン、地域限定の遊び心溢れるお土産が数多く揃うショップがここに凝縮されています。
家族や職場へのお土産はもちろん、黒真珠を使ったオリジナリティあふれるアクセサリーや1点もののハンドメイド雑貨などもあるので自分用の買い物にも最適です。
五稜郭公園
国の特別史跡に指定されている「五稜郭公園」は、「五稜郭公園といえば桜」と言われる道南屈指のお花見スポットです。1,600本以上の桜が星型にずらりと咲き誇ります。かつては旧幕府軍の最期の砦として激戦の舞台になったこの地も、今では元気を充電するヒーリングスポットです。
旅での訪れなら、石堀を眺めつつ近代史を巡ったり、歴史にはあまり興味がないという方は、さくら、藤、ツツジなど、季節を追って咲く花々をナチュラルな感性のままに楽しむのがおすすめです。五稜郭タワーの展望台からの眺めも必見です。
湯の川温泉
「湯の川温泉」は、北海道の三大温泉郷のひとつに数えられ、「函館の奥座敷」として、古くから親しまれています。1653(承応2)年、松前藩主の難病が湯治で全快したことが始まりとされています。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉が最も多く、源泉は約65℃で噴出しています。歴史と異国情緒を感じさせる街並みの本町エリアや、函館朝市など函館の市街地から車で10分、函館空港からも車で約5分の位置にあり、函館観光の拠点に最適です。
また、温泉街をぶらりと歩くと、歴史スポットをはじめ、老舗の名店、人気カフェなどが点在しています。津軽海峡や松倉川の風景も風情たっぷりです。湯の川温泉の温泉熱を利用した「函館市熱帯植物園」は、300種類〜3,000本の熱帯植物が見られ、12〜5月までの間は温泉を楽しむサルも見ることができます。
函館朝市
新鮮な海の幸山の幸満載の函館名物「函館朝市」は、JR函館駅から徒歩1分のところにあります。もともとは、1945(昭和20)年に、近隣町村の農家が野菜や果物を持ち込み、函館駅前で立ち売りを始めたのがルーツとされています。
その後、カニやサケをはじめとした海産物や、農園からの直売品など、北海道ならではの新鮮な食品を販売。昼過ぎには品切れとなることもあるため、できるだけ早い時間に行きましょう。
鮮度抜群の海鮮丼などが味わえる食堂や、旬の魚介類を販売する売店など、約250店舗が軒を連ねているので、いろいろな店をのぞいてみましょう。
函館山ロープウェイ
全天候型展望台まで、所要時間3分の空中散歩を楽しむことができる125人乗りの大型ロープウェイです。季節を問わず多くの観光客でにぎわう観光スポット「函館山」の山頂から見る夜景は、宝石を散りばめたようなロマンティックな夜景と世界的評価を獲得しています。
夜景に隠れる「ハート」を見つけると想いが叶うという「函館山ハート伝説」も話題。大切な人と「ハート」を見つけてみてください。
【道南】松前・江差・奥尻エリア
北海道の南端に位置する松前町には、我が国で最後に築城された日本式城郭の「松前城」、道内唯一の城下町があります。また、南西部の江差沖、日本海に浮かぶ奥尻島の「なべつる海岸」にはシンボル的な存在の「なべつる岩」があります。
松前城
日本最北の城下町であった歴史を感じさせる松前町、この地に初代藩主・松前慶広が城を築いたのは1606(慶長11)年のことです。その後、火災や修復を経て、1854(安政元)年に面積約7万7,800平方メートル、本丸、二の丸、三の丸、楼櫓6、城門16、砲台7座を備えた日本最後の日本式城郭が完成しました。
しかし、戊辰戦争の攻防の地となって落城し、翌年奪回するも1875(明治8)年には開拓使により大部分は取り壊されました。残った天守と本丸御門は1941(昭和16)年、国宝に指定されましたが、1949(昭和24)年飛び火により本丸御門以外は焼失、1961(昭和36)年に現在の天守閣が再建されました。
内部は資料館として開放されており貴重な資料が展示されています。国指定史跡に指定される北海道唯一の日本式城郭です。
青函トンネル記念館
福島町にある青函トンネル記念館は、トンネルをイメージした2つの丸い外観が特徴的な建物で、青函トンネルの工事記録や設備・重機などを見て、感じて、体験できる記念館です。 入り口の多目的ホールには、トンネル工事の先端で活躍した「トンネルボーリングマシーン」があり、巨大で圧倒されます。
トンネル建設時の海底ボーリング調査に使われた潜水艇くろしおII号など貴重な展示資料のほか、当時の映像を物語として見られるシアター、体験コーナーなど楽しみながら知識を深めることができます。長い歳月の間、工事に携わった人々の情熱が実感できることでしょう。
なかでも「自分で色鉛筆などで色を塗った新幹線が映像上で青函トンネルを走る体験」ができるワークショップステージは子供に人気です。世界最長の海底トンネルを学んでみましょう。
なべつる海岸
奥尻島のシンボル的な岩「なべつる岩」は、鍋の取っ手(つる)に似ているのが名前の由来になっています。波や風の浸食で岩のやわらかい部分が少しずつ崩れ、自然にアーチ状になったと言われています。高さは19.5mです。
海岸沿いの道路わきには展望台があり、絶好のフォトスポットです。夜はライトアップされて、タイミングがよければ沖の漁火をバックに幻想的な姿が見られます。また、朝日をバックにした神々しい姿も一見の価値あり。島のシンボルを眺めながら、ゆったりした島時間を満喫してみませんか。
北海道のご当地グルメ
ザンギ(釧路発祥)
北海道では一般的に鶏の唐揚げを「ザンギ」と呼んでいます。ザンギ発祥の地・釧路では、下味はついておらず独自のタレをつけて食べます。
道内で流通しているザンギのほとんどは骨なしの鶏肉ですが、元祖ザンギはブツ切りの骨付き鶏肉です。ちなみに「ザンギ」の名前の由来は中国語の炸鶏(ザーギー)に幸運の運(ン)を入れたもの。その名の通り、食べると幸せな気分になれる美味しさです。ザンギにタレがかかった「ザンタレ」も人気です。
ジンギスカン(札幌)
ジンギスカンは、中央が山のように盛り上がった専用の鍋で、羊肉を野菜と一緒に焼いて食べる北海道の郷土料理です。札幌市民はジンギスカン専門店でビールと一緒に味わうだけでなく、花見やキャンプでBBQのようにしたり、ジンギスカン専用の鍋を持っていたりする家庭もあります。まさに北海道民に愛されているソウルフードです。
肉の種類は「ラム」と呼ばれるやわらかくてクセの少ない仔羊の肉と、「マトン」と呼ばれる羊本来の味わいが特徴の成羊の肉があります。シメにはうどんやラーメンを入れて煮込んだり、残ったタレにお茶を加えて飲んだりと個性があり、ヘルシーな羊肉を食べ比べてみるのもいいですね。
スープカレー(札幌)
スパイスがあと引く札幌発祥の名物です。スパイスをたっぷり加えたサラリとした口当たりのスープと、崩れるほどやわらかに煮込んだ鶏のもも肉、大きめに切った素揚げ野菜が入っているのが定番スタイルです。
別盛りのライスをスプーンに取り、スープを浸すようにして食べるのが一般的です。カレーライスとは違い、あっさりしているのにボリュームのある肉と野菜が食べごたえがあります。有名店のレトルト商品が空港などで売られているので、お土産にもおすすめですよ。
豚丼(帯広)
今や全国区になった「豚丼」は、帯広市の郷土料理です。市内で豚丼を食べられるお店は200店以上あるので、事前に豚丼マップで要チェックです。
開拓の祖・依田勉三(よだべんぞう)が豚4頭を連れて入植したのが帯広での養豚のはじまりでした。1933(昭和8)年、庶民にも食べられる料理ということで、うな丼をヒントにした甘辛いタレを絡めて焼いた「豚丼」をつくりました。豚丼はジューシーな旨味と上質で深い甘み、さらりとした口溶けという十勝産豚肉の魅力を最大限に活かした逸品です。
あげいも(札幌〜道南)
串になにやら重量感たっぷりの丸いものが3つ連なっているフォルムがなんともダイナミック。北海道のソウルフード「あげいも」です。某TV番組でも取り上げられ「おいしすぎる」と話題になりました。
「元祖 あげいも」を販売しているのは中山峠の道の駅「望羊中山(ぼうようなかやま)」です。茹でたじゃがいもを潰し、甘い衣をまぶし揚げてあります。揚げたてが特においしく、じゃがいものホクホク感が堪能できます。ボリューム満点です。
作り方も簡単なので、家庭でも気軽に作れます。
北海道への主要エリアからのアクセス・所要時間
東北から
- 飛行機
仙台空港→新千歳空港:約1時間10分
- フェリー
仙台港→北海道苫小牧港:約16時間40分
- 新幹線
仙台駅→新函館北斗駅:約2時間半~3時間
北陸から
- 飛行機
小松空港→新千歳空港:1時間半
- 新幹線
金沢(JR新幹線かがやき)→大宮(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約5時間50分
- フェリー
敦賀→北海道苫小牧東港:約20時間
東海・名古屋から
- 飛行機
中部セントレア空港→新千歳空港:約1時間45分
- 新幹線
名古屋(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約5時間56分
東京から
- 飛行機
成田空港→新千歳空港:約1時間50分
羽田空港→新千歳空港:約1時間30分
- 高速バス
東京駅八重州南口→函館フェリーターミナル:約16時間10分
- 新幹線
東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約4時間
関西から
- 飛行機
神戸空港→新千歳空港:約1時間50分
関西空港→新千歳空港:約1時間50分
- 新幹線
新大阪(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約6時間50分
中国・四国から
- 飛行機
岡山空港→新千歳空港:約1時間50分
松山空港→新千歳空港:約2時間10分
九州・福岡から
- 飛行機
福岡空港→新千歳空港:約2時間20分
- 新幹線
博多(JR新幹線のぞみ)→東京(JR新幹線はやぶさ)→新函館北斗:約9時間40分
新千歳空港・JR札幌駅を紹介
新千歳空港
千歳市にある、国際線も乗り入れする道内最大の空港です。約180もの、レストラン、カフェ、お土産屋があり、時間を持て余すことはありません。空港限定のスイーツやパンもあるので時間帯によっては行列もできます。札幌市内へは電車で約50分なので、便利の良い空港です。
広い北海道には、新千歳空港のほか、函館空港、釧路空港、稚内空港、旭川空港、帯広空港、中標津空港、女満別空港、紋別空港、利尻空港、礼文空港、奥尻空港と実に12もの空港が存在します。目的地に合わせて、最寄りの空港を選べます。
JR札幌駅
札幌市の中心部にあり、道内の交通の拠点になっているJR札幌駅は、新千歳空港駅へ延びる「千歳線」、岩見沢または函館方面へ続く「函館線」、新十津川方面を結ぶ「学園都市線」の3路線があります。
駅ビルJRタワー「アピア」「エスタ」「パセオ」「札幌ステラプレイス」の4つのショッピングセンターと、百貨店「大丸札幌店」、さらに「JRタワーホテル日航札幌」が駅に直結していますので、ショッピングが楽しめるスポットになっており、毎日多くの利用客で賑わっています。
北海道の主な年間イベント情報
1月
層雲峡温泉氷瀑まつり(〜3月)
道内屈指の冬のイベントで、石狩川の河川敷を利用した約1万平方メートルの会場には、大小約30基の氷像が立ち並びます。約13mの展望台やすべり台、氷でできた「氷瀑神社」などが見どころです。
大雪山麓の深い峡谷の自然を活かし、約3ヵ月かけて制作する氷の造形は見ごたえ抜群。日中はもちろんのこと、特に、夜には7色の光でライトアップされ、幻想的な空間が広がります。期間中はステージ上で様々なイベントや花火が行われます。極寒の夜空を美しく彩る花火は、澄んだ空気に映え、会場全体がロマンティックムードに包まれます。
2月
さっぽろ雪まつり
毎年、国内外から多くの観光客が訪れ、魅了し続けてきた「さっぽろ雪まつり」。北海道札幌市の大通公園などで開催される雪と氷の祭典で、今では約200万人以上が訪れる札幌の冬の一大イベントとなりました。
大雪氷像がある大通会場、雪と遊べるつどーむ会場、氷彫刻に感動のすすきの会場の3つです。会場ではそれぞれ、イベントも行われますのでゆっくりと楽しむことができます。まさに北国ならではのお祭りです。
4月
阿寒湖水開き
待ちかねた湖の春を告げるイベントは、阿寒の観光シーズンの幕開けです。安全祈願祭やブラスバンド演奏、テープカットが行われ、船上から湖を開く「鍵」を投下します。遊覧船が七色のテープを引きながら静かに出港します。会場内ではわかさぎの天ぷらやわかさぎ汁などの試食会が行われ賑わいます。
5月
かみゆうべつチューリップフェア(〜6月)
毎年5月上旬から開催される「かみゆうべつチューリップフェア」は、総面積12.5ヘクタールの大きな公園の約7ヘクタールに、本場オランダから直輸入された珍しい品種など約200品種の色鮮やかに咲き乱れるチューリップを鑑賞することができます。
オランダ風車型の展望台からは、公園全体を一望することも。園内を周遊できる電動バス「チューピット号」や、お花畑からお好きなチューリップを球根ごと採取できる「掘り取り販売」も行っています。チューリップの見頃の時期は5月中旬から下旬頃です。
さっぽろライラックまつり
札幌の木に指定されているライラックの開花時期に合わせて行われ、長い冬を終え、屋外で飲食や散策が楽しめるイベントです。
約400本のライラックが咲く大通公園では、ライラック音楽祭、野外でお茶を楽しむ野だて、スタンプラリーなど、「川下会場」では、ライラックツアー、川下公園コンサートなど、各会場でさまざまなイベントが行われます。札幌に心地良い初夏の訪れを感じさせる恒例イベントです。
6月
YOSAKOIソーラン祭り
約270ものチームが参加し、約3万人の踊り子が熱い演舞を繰り広げるYOSAKOI(よさこい)ソーラン祭りは、北海道の初夏の一大イベントです。基本ルールは、手に鳴子を持って踊ることと曲にソーラン節のフレーズを入れることの2つで、それ以外は、踊り・曲・衣装などはチームの自由です。
観客飛び入り参加型の「ワオドリスクエア」や、全国の名物グルメが集まる「北のふーどパーク」など、踊り手以外も楽しめるイベントもあります。
7月
なかふらのラベンダーまつり&花火大会
富良野といえば、ラベンダーというほどの名所で、「なかふらの夏の雪まつり」、「ポーラーベアジャンボリー」、「ラベンダー畑でビールパーティー」など様々な催しが行われます。一度は目の前に広がる一面のラベンダー畑を見てみたいものです。
なかでも「なかふらのラベンダーまつり&花火大会」は、イメージキャラクター「ラベンダーの妖精」との記念撮影会やバンド演奏、特産品の「早食い競争」など様々なプログラムで盛り上がります。ラベンダー畑と夜空に咲く大輪の花火とのコラボレーションは圧巻です。
さっぽろ夏まつり(〜8月)
ビール好きにはたまらない「福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン」をはじめ、北海道の盆踊りとして親しまれている「北海盆踊り」など、約1ヵ月近くにわたってさまざまな催しが繰り広げられます。札幌の街が大いに活気づきます。
8月
登別地獄まつり
毎年8月の最終土曜日・日曜日に開催される、登別最大級の祭典です。地獄谷の釜のふたが開いて閻魔大王が鬼たちを引き連れ、登別温泉を訪れるという伝説をもとに誕生しました。高さ6mの「閻魔大王からくり山車」に乗った閻魔(えんま)大王が登別温泉街を訪れ、練り歩きます。
「鬼みこし」や「鬼踊り」など鬼に因んだ催しが盛りだくさんの2日間で、地獄谷と共存する街・登別ならではの特色あるおまつりは、他ではなかなか味わうことのできません。
北海道バルーンフェスティバル
気球のマチとして全国的に知られる十勝・上士幌町(かみしほろちょう)で、夏と冬に行われます。広大な平原に気球が浮かぶ雄大な風景が展開され、搭乗体験もできます。各種ステージイベントや地元食材を使った料理が食べられる「バルーン商店街」もあり、地上から見ているだけでも十分楽しめます。
湯の川温泉花火大会
毎年5万人もの人出が見込まれ、函館ならではのイカ型花火や中国花火など、約3,000発の花火が見どころです。津軽海峡の沖に浮かぶイカ釣り漁船の漁火(いさりび)と共に、晩夏の夜空を色鮮やかに彩ります。函館の短い夏の終わりを告げるイベントです。
9月
根室かに祭り
根室の一大味覚イベントで根室名産の“花咲がに”を思う存分楽しめます。毎年9月第1週の土曜・日曜日に行われ、花咲がにのゆであげ実演や、かにの特価販売のほか、花咲ガニを大鍋でゆでた姿煮やてっぽう汁など料理が所狭しと並びます。
ステージでは祭り名物の「かに取り早喰い競争」や郷土芸能などが行われます。幻のカニとも言われる旬のカニを堪能しましょう。
10月
あっけし牡蠣まつり
厚岸の名産「あっけし牡蠣」を思い切り味わえるイベントです。「厚岸名産牡蠣のつかみどり」や「ちびっ子あさりつかみどり」などが催されます。
会場では、「あっけし牡蠣」のほか、サンマやツブなど厚岸漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を焼いて味わえます。焼き台の貸し出し(有料)や木炭、シート等も販売しているので、手ぶらで来ても炭火で楽しめます。
11月
さっぽろホワイトイルミネーション(〜3月)(札幌)
大通会場のオブジェは自家発電で点灯しており、燃料には家庭などから回収された廃食油から作られるバイオディーゼルを使用するなど環境にやさしいイベントです。南北に広がる駅前通の光と、東西に延びる大通公園のきらめき。約83万個の電球が札幌の街並を幻想的に彩ります。
12月
はこだてイルミネーション(〜2月)
「はこだて冬フェスティバル」の1つで、教会や歴史的な建物が建ち並ぶ元町地区の街並みと坂道のロケーションを生かした約16万個のイルミネーションで、冬の函館を幻想的な光の回廊で美しく彩ります。冬の港町をロマンティックムード満点に演出。白い雪と澄んだ空気で寒い冬だからこそ、より一層きらめきます。
北海道観光の移動手段
レンタカー
電車などの乗り継ぎ時間の心配もないレンタカーは北海道観光におすすめです。のんびりと自分のペースで観光地をめぐることができ、お子様連れなどの家族旅行にはもってこいです。
また、道内には公共交通機関の路線が整備されていないエリアなどがあるため、好きな時に好きな場所で、好きな時間借りられるレンタカーは自由度が高く利便性が高いといえます。
北海道観光におけるレンタカーの注意点は、都市間の距離を事前に把握しておくことがひとつです。同じ北海道内でも、札幌市から函館市まではおよそ310kmあり、気軽に行ける距離ではありません。
効率よく周れるスポットを調べて計画するのがおすすめです。また、冬季は封鎖される道路やチェーン規制などもあるので注意が必要です。
電車
長距離を短時間で移動するのに便利なのが電車です。のんびりと車窓から流れる景色を楽しみながら旅行をすることができます。
札幌市から函館市をむすぶJR北海道の特急列車は「北斗」と「スーパー北斗」の2種類があり、いずれも最短3時間30分ほどで到着することができます。
JR北海道では、お得な乗車券往復割引きっぷなども販売されているので、大きな都市間は電車で移動し、着いた先でレンタカーを借りて観光するのもおすすめです。
路面電車
札幌市と函館市では、路面電車が運行されています。札幌市電は1回の乗車料金が大人200円、子ども100円と利用しやすい金額となっています。
函館市電の運賃は乗車距離に応じて210円、230円、240円、250円の4段階で子ども(小学生まで)はいずれも半額になります。
1日乗車券などのお得な乗車券も販売されており、沿線には乗車券を提示すると割引や特典が受けられる店舗もあるので市内の観光をする際はおすすめの移動手段です。
飛行機
北海道内の移動手段のひとつに飛行機があります。
通常、同じ県内を飛行機で移動することは一般的ではありませんが、広い北海道ならではの移動手段で、南西部の函館市や札幌市から北東部の稚内市や旭川市に行く際など、目的地によっては大幅な時間の短縮になります。
よくばりな北海道旅行を計画したい場合は飛行機での移動を検討してみてはいかがでしょうか。
お得なフリーチケット
JR北海道
北海道フリーパス
JR北海道線の特急・急行・普通列車とジェイ・アール北海道バスが7日間乗り放題になるお得なフリーパスです。また、普通車指定席も6回まで利用することができます。
【料金】
- 26,230円
【発売場所】
- 全国のJRの主な駅、及び主な旅行会社の支店・営業所
【公式サイト】
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006146/
函館市電
函館市電専用1日乗車券
函館市で運行されている市電が1日乗り放題になるお得な乗車券です。路線図や観光エリアマップの綴じ込み付きで、沿線にある見学施設・レストラン・土産物店などで1日乗車券を提示すると割引などの特典を受けることができます。
【料金】
- 大人 600円
- 小児 300円
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
市電・函館バス共通1日、2日乗車券
函館市電と函館バスが乗り放題になるお得な乗車券です。函館バスは、乗車できる区域が限られています。
【共通1日乗車券料金】
- 大人 1,000円
- 小児 500円
【共通2日乗車券料金】
- 大人 1,700円
- 小児 850円
【1日・2日乗車券が利用可能な特別バス】
- 市立病院・五稜郭循環バス
- 元町・ベイエリア周遊号
- 日ノ出・五稜郭循環バス
- 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス
- 函館山登山バス
- ロープウェイシャトルバス
- 湯の川温泉ライナー
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
【函館市電公式サイト】
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014012100977/
札幌市電
どサンこパス
土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日 〜 1月3日)に利用できる市電専用1日乗車券です。「どサンこ」には「土」曜日と「サン」デーに「こ」どもと一緒に、という意味が込められており、1枚360円の格安料金で大人1人と小学生までの子ども1人が1日乗り放題になります。札幌市内を周遊して観光する際はとてもおすすめです。
【料金】
- 360円/1枚 大人1人と子ども(小学生まで)1人が1日乗り放題
【発売場所】
- 市電(路面電車)車内
- 大通定期券発売所(年末年始は休業)
- 市電との乗継指定地下鉄駅窓口
【札幌市電公式サイト】
https://www.city.sapporo.jp/st/josyaken/dosanko/dosanko.html
北海道にはお得なフリーパスが豊富
また、上記以外にも北海道にはたくさんのお得なフリーパスがあります。エリア限定のものや設定された期間の利用でお得になるものなど、様々な交通機関から販売されています。北海道の魅力を満喫できる、自分の旅にぴったりのフリーパスを有効利用しましょう。
【JR北海道公式サイト】
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/list.html
【札幌市交通局公式サイト】
http://www.city.sapporo.jp/st/josyaken/card.html
北海道のおすすめホテル10選
JRタワーホテル日航札幌
基本情報
【住所】北海道札幌市中央区北5条西2−5
【価格帯】税込 20,100円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
クロスホテル札幌
基本情報
【住所】北海道札幌市中央区北2条西2−23
【価格帯】税込 13,000円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
木ニセコ
基本情報
【住所】北海道虻田郡倶知安町字山田183-43
【価格帯】税込 13,700円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
ホテル ニドム
基本情報
【住所】北海道苫小牧市字植苗430
【価格帯】税込 23,400円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
緑の風リゾートきたゆざわ
基本情報
【住所】北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町300-2
【価格帯】税込 28,080円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
フラノ寶亭留
基本情報
【住所】北海道富良野市学田三区
【価格帯】税込 21,946円~/1泊2名
【子供連れ】不可
【ペット】不可
森のスパリゾート 北海道ホテル
基本情報
【住所】北海道帯広市西7条南19−1
【価格帯】税込 13,400円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
カムイの湯 ラビスタ阿寒川
基本情報
【住所】北海道釧路市阿寒町オクルシュベ3−1
【価格帯】税込 21,000円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
HAKODATE 海峡の風
基本情報
【住所】北海道函館市湯川町1−18−15
【価格帯】税込 30,240円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
函館大沼 鶴雅リゾート エプイ
基本情報
【住所】北海道亀田郡七飯町大沼町85-9
【価格帯】税込 23,760円~/1泊2名
【子供連れ】利用可
【ペット】不可
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北海道のおすすめ旅行プラン10選
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よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
東北や北陸からは約1時間半ほど、東海・名古屋、東京、関西、中国・四国からは約1時間50分、九州・福岡からは約2時間20分です。最北で時間がかかるイメージがありますが、飛行機であればさほど大差はありません。
北海道の気候はどうですか?
北海道はエリアによって気候が変わりますが、大まかには以下の通りです。
春(4月下旬から6月まで)
4月はまだ道北や道東で雪が残るところもありますが、それ以外のエリアは陽気な日が増えます。桜の開花は日本で最も遅く、5月頃が目安です。
夏(7月から8月まで)
8月に何日か30度に達する日があるものの、暑い日々は数週間で終わり長くは続きません。夜は気温が下がり涼しく、梅雨もないため本州と比べると過ごしやすいと言えるでしょう。また道東は気温があまり上がらないことから、夏場は避暑に訪れる人が多くいます。
秋(9月から11月初旬まで)
9月上旬から徐々に秋の気配が感じられ、10月初旬には紅葉を楽しむことができます。寒さが厳しくなりつつあるため、本州から訪れる人は厚手の上着を用意しておくと良いでしょう。
冬(11月下旬から4月中旬まで)
北海道の冬は長く、11月中旬から4月頃まで続きます。一面雪が積もり地面には氷が張るため、足元には気を付ける必要があるでしょう。雪まつりや氷祭りが各地で開かれ、イベントを楽しむには最高の季節だと言えます。
北海道の各季節ごとの楽しみ方教えてください。
北海道の春は、エゾザクラやライラックの花が鑑賞できることで観光客から人気です。春の北海道では、こういった北海道ならではの植物や花々を楽しむと良いでしょう。夏は涼しく過ごしやすく、各地を旅行するにはピッタリの季節。特に富良野はラベンダー畑が有名なため、ぜひ夏の季節に訪れてみてください。
秋は紅葉が美しいだけでなく、道内各地でグルメイベントが開催されます。海鮮料理や郷土料理など、北海道のグルメを堪能するなら秋が最高です。最後に冬ですが、冬は最も北海道の魅力を満喫できる季節。スキーやスノボーなどのウィンタースポーツが楽しめるほかに、札幌では日本最大級のイベント雪まつりが開催されます。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
特定のエリアのみであれば、2泊3日が良いでしょう。でも、スポットが盛りだくさんの北海道に行くなら、色々と回りたくなりますね。また、移動にも時間がかかります。北海道は広いので、まずはどのエリアに行きたいのか綿密にプランを立てましょう。長期で日程が確保できるのであれば、5泊6日などの日程で、いろんなルートを回るのもオススメです。