函館ってどんなところ?
函館市は北海道の南部にある都市で、北海道で第3位の人口を占めます。2014年には日本で最も魅力的な都市に選ばれたこともある、年間500万人近くが訪れる観光都市です。
函館が歴史の表舞台に登場したのは、1859年の箱館開港。日本初の国際貿易港として横浜港・長崎港と共に開港され、西洋文化をいち早く取り入れてハイカラな生活が広まり、異国情緒溢れる街並みが形成されました。独特のモダンでレトロな雰囲気は、今の函館にそのまま残っています。
街並みの他にも、美しい夜景や新鮮な海の幸を求めて、多くの観光客が全国から訪れます。2016年には新幹線が新函館北斗駅まで繋がり、本州からでも簡単に函館に来ることができるようになりました。
函館旅行の見どころ
100万ドルの夜景を楽しむ
函館観光の際には100万ドルの夜景を外すことはできません。函館山からの夜景は兵庫県神戸市の「摩耶山掬星台(まやさんきくせいだい)」からの夜景、長崎県長崎市の「稲佐山」からの夜景と共に、日本三大夜景に数えられます。パンフレットなどでよく見る100万ドルの夜景を見るためには、函館山の山頂展望台から見る必要があります。
なぜ函館山からの夜景が綺麗かと言うと、地形に秘密があります。その秘密は山頂から見て左に函館港、右に津軽海峡と2つの海に挟まれることで、街明かりがぐっと際立つためです。他にも、教会や洋館をライトアップしたり、街路灯の明かりをやわらかい色にするなどの工夫も施しています。
7月の函館港花火大会では頂上から花火を見下ろすことができたり、12月のはこだてクリスマスファンタジー開催中には巨大なツリーが見ることができます。また、夜景のどこかにハートの文字が隠れていて、この文字を大切な人と一緒に見つけて祈ると幸せになると言い伝えがあるそうです。訪れた際にはぜひ探してみてください。
異国情緒あふれる街を散策する
函館は江戸時代に港を開港させてから異文化交流が盛んで、現在でも和洋折衷形式の建物が数多く存在します。重大文化財に指定されている歴史的な建造物から、古民家を改築したカフェまで、独特な街並みの景色を目当てに連日多くの観光客が訪れます。
街中には至る所に歴史を感じることができるオブジェクトなどがあるので、散策をする際に探してみると、より散策が楽しめそうですね。
歴史ある国の建造物に触れる
函館には多くの歴史的建造物が存在します。日本の歴史に深く関わってきた建物は現在、観光スポットとして注目を集めています。建物内では、当時使用されていた物や資料などを展示していて、当時の様子を覗きみることができます。
細部まで丁寧な加工や工夫がされている歴史的建造物は、函館観光の際には外せない観光スポットです。
温泉で疲れを癒す
函館には北海道三大温泉郷の1つである「湯の川温泉」を始め、温泉が豊富に存在します。函館市街地にあり、地元の方々に愛される小さな温泉からわずかな時間しか姿を現さない秘湯まで、特徴はそれぞれです。
特に寒い冬の時期には心身ともにリラックスできる温泉はなんとも最高です。温泉に浸かって芯から温まりましょう。
新鮮な海の幸を味わう
「イカのまち」とも称され、全国有数の水産都市である函館。イカの漁獲量は毎年全国上位にランクインし、他にも北海道南部にしか生息していない「がごめ昆布」などの水揚げ地としても有名です。そんなイカのまちで食べる海鮮丼は絶品。函館市内の至る所で海鮮料理を味わうことができます。
函館駅前・大門エリア
JR函館駅を中心とするエリアです。観光の起点となるエリアで交通の便が発達しているため、拠点をこのエリアに置くと市内観光が楽になります。
旬の味覚が楽しめる函館で、最も規模の大きい市場「函館朝市」や、個性豊かな飲食店が集まる「大門横丁」があり、連日多くの観光客が足を運びます。
大門横丁
大門横丁は函館駅から徒歩5分の距離にある屋台村です。かつては青函連絡船や北洋漁業とともに栄え、商店・飲食店街は賑わっていました。しかし、時代と共に衰退。そこで大門横丁は昔の賑わいを取り戻すために、高い心意気とあふれる情熱をもった出店者を募集し、新しい「賑わい」を持った「食のコミュニティ」の創造を目標に2005年にオープンしました。
屋台村としては東北以降最大規模を誇り、26店舗が出店しています。レトロな雰囲気を醸し出したお店では、北海道ならではの食材や、店主こだわりの料理で私たちをもてなしてくれます。
また、年に3回ほど「大門バル」という大門横丁を中心に、函館駅前周辺の飲食店が多数参加する飲み歩きイベントが開催されます。500円で1ドリンク1フードが提供され、思うがままにはしご酒を楽しむことができます。
函館朝市
函館朝市は約250店のお店がひしめき合う大市場で、現地でとれた新鮮な食材はもちろん、北海道の各地から集めた食材まで堪能することができます。毎年180万人~200万人もの人が訪れ、函館観光にはかかせないグルメスポットです。
函館朝市の前身は、戦後に行われていた野菜の立ち売り場でした。函館周辺の農家が函館駅前広場で野菜の販売を始め、紆余曲折を経て、野天市場が誕生。1956年には現在の敷地を函館市から買収移転し、「市民の台所」として発展していきました。現在でも、人の温かさが引き継がれており、市場は活気に満ち溢れています。
広い敷地はいくつかのエリアに分かれており、海鮮丼を食べれるお店が集まる「函館朝市どんぶり横丁市場」や、イカ釣堀のほか生鮮品店から衣料品店までバラエティ豊かな店が集まる「えきに市場」など、多種多様なお店があります。
ほとんどのお店が朝早くから営業を始め、夕方までに店を閉める所が多いので、朝早くから行くのがおすすめです。
元町・函館山エリア
函館山の麓に建ち並ぶ教会や洋館などが織りなす、異国情緒溢れる街並みが魅力のエリアです。日本で最初に開港した都市としての面影が今も根強く残っていて、西洋文化と日本文化が交わった建物も存在します。
函館山の山頂からは100万ドルの夜景を楽しむこともできます。
函館山
函館市街を見渡せることができる函館山は、観光客に人気のスポットの一つです。山頂へは登山、車、バス、ロープウェイなど様々な方法で行くことができます。しかし、車やバスは時期や時間帯によって通行規制がかけられるので、ロープウェイで山頂を目指すのがおすすめです。ガラス張りで支柱のない造りなので、ぐんぐんと遠ざかる街並みをゴンドラの中から堪能することができます。
また、山頂ではレストランやショップなどの施設が充実しています。函館山でしか販売していないオリジナルグッズを入手したり、夜景を見ながらディナーを楽しむことも可能です。
八幡坂
ビュースポットとして有名な坂です。かつてこの坂を上りきった場所に函館八幡宮があったことが名前の由来とされています。函館山へとまっすぐ伸びた道には手すり付きの階段が整備され、歩道にロードヒーティングが施されています。
坂の突き当たりには演歌界の大御所である北島三郎さんが通った函館西高校があったり、テレビCMのロケ地としても評判になりました。
毎年12月から行われる「はこだてイルミネーション」の開催中は、街路樹と石畳が美しく照らし出され、インスタ映えスポットとしても有名です。
函館ハリストス正教会
函館ハリストス正教会は日本初のロシア正教会聖堂として1860年に建設されました。しかし1907年に起きた火災により消失。その後再び再建され、1983年に国の重要文化財に指定されました。
白壁と緑屋根の外観に加え、美しい音色を奏でる鐘があることでも有名です。鐘の音は「日本の音風景100選」に認定されていて、週末などには函館山の麓一帯に響き渡ります。
旧函館区公会堂
旧函館区公会堂は1910年に建設され、函館ハリストス正教会と同じく国の重要文化財に指定されています。和と洋の要素が融合した建築意匠が特徴で、観光客から人気のスポットです。
外観はブルーグレーとイエローの派手な壁色でありながら、じっくり観察すると屋根窓や円柱などの細部までこだわっているのが感じられます。内装は外国製の壁紙やシャンデリア、暖炉などがあり、高級感溢れる造りになっています。
また、4〜9月にはロングドレスなどを着用できる「ハイカラ衣裳館」を営業しています。綺麗なドレスを身に纏い、2階のバルコニーで写真を撮影することも可能です。他にも館内には洋雑貨を扱うメモリアルショップもあり、おみやげを探すのもおすすめです。
※2021年4月ごろまで(予定)大規模な保存修理工事のため、中に入ることはできませんが、外観は見学可能です。
函館市旧イギリス領事館
旧イギリス領事館は1934年まで領事館として使用され、その後改装し、1992年に開港記念館として一般開放された建物です。2009年には開港150周年を機に館内を全面リニューアル。体験型展示に重点をおきました。
館内にある領事執務室と家族居室は3代目領事リチャード・ユースデンが使用していた当時を再現していて、椅子に腰を掛けたり、調度品に触れることができます。開港ミュージアムでは函館が開港するまでの歴史をパネルや動画で学ぶことができるので、子供を連れて訪れるのもおすすめです。
他にも本場イギリスの紅茶を楽しめるティールームや、英国雑貨を扱うショップなどが併設されています。
ペリー提督来航記念碑
ペリー提督来航記念碑は開港のきっかけとなった1854年にペリーが函館を訪れてから150周年経過したことを記念し、2002年に設置されました。
当時鎖国政策を敷いていた徳川幕府に対し、ペリー提督率いる黒船艦隊が開国を求め、条約の締結により函館は開港されました。その後、検分のため訪れたペリーは様々なものを購入。以来、函館に異国文化が移入し、今日に至るまで異国情緒ある街並みが形成されました。
そんなペリーの功績を称えて像が設置され、現在も函館港を見渡すかのように悠然とした姿で立っています。
ベイエリア
函館港に沿って建物が立ち並ぶベイエリアは函館観光のメインエリアの一つです。 海の玄関口として栄え、現在も華やかな雰囲気が残ります。このエリアの代表的なスポットとして「金森赤レンガ倉庫」や「はこだて明治館」など、明治時代に使用されていたレトロな建物があります。
ぜひ見て、触り、明治期の函館に思いを馳せてみるのはいかかでしょうか。
金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫はベイエリアを代表する観光スポットで、ショッピングモール、ビアホール、イベントホールなどが入居している複合施設です。元は営業倉庫業を営むための倉庫として活用されていました。しかし、流通の多様化や北洋漁業の衰退などに伴い、倉庫としての役割を終えて、徐々に観光スポットへと変化しました。
全部で7つある倉庫は「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「金森洋物館」「BAYはこだて」という4つのテーマに分けられていて、それぞれのテーマにあったお店が並んでいます。
また、12月に行われるはこだてクリスマスファンタジー開催中は倉庫がライトアップされ、美しい景色が広がります。
はこだて明治館
はこだて明治館は様々なお店が軒を連ねる複合商業施設です。道内初の郵便局として1911年に建造された旧函館郵便局を再利用し、ショッピングモールへと生まれ変わりました。
中でもガラス製品を展示している「ガラス明治館」の品数は圧巻の一言です。ガラス製品に興味がないという方も、ガラス明治館ではグラス、食器アクセサリー、花びんなどの商品を豊富に揃えているので、きっと気に入る商品が見つかるはずです。
他にも、オルゴール、テディベアショップ、スイーツ、雑貨など、多彩なみやげ店が並んでいるので、お土産に困った際には訪れてみるといいかもしれません。
函館オルゴール堂
函館オルゴール堂は金森赤レンガ倉庫の「BAYはこだて」内にある、オルゴール専門店のお店です。様々なオルゴールが店内に並び、見ているだけでも楽しむことができ、店内には優しい音色が至るところから響いてきます。
またここではオルゴール作りを体験することが可能。オルゴールの本体、音色、ガラス小物を選び、世界に一つしかないオリジナルオルゴールをつくることができます。所要時間は1時間ほどかかりますが、時間がない人向けに材料を持ち帰って自宅で作成することも可能です。
贈り物としても人気なので、旅のお土産にオルゴールを購入するのもいいですね。
七財橋
七財橋は、ベイエリアの赤レンガ倉庫群近くにある橋です。七財橋の名前の由来は、三菱倉庫の建設工事全体の責任者で、橋の完成を待たずして死去した石川七財から採ったものです。
高倉健主演の映画「居酒屋兆治」に登場したり、毎年7月に行われる「函館マラソン」のコースにもなっていて、現地の人にも愛されているスポットです。
赤レンガ倉庫や函館山を望むことができ、港の風景の一部としても親しまれています。ビュースポットとしても人気なので、訪れた際には記念に写真を撮るといいですね。
スナッフルス
スナッフルスは函館発祥の洋菓子店です。様々なテレビ番組などでも取り上げられ、今や函館市内だけでなく、札幌や東京にまでお店を展開しています。
スナッフルスの1番人気は「チーズオムレット」。まるで半熟オムレツのようなとろりとした食感のスフレタイプのチーズケーキです、多くの人がチーズオムレットを目当てにお店を訪れます。北海道産の原料を使用し、冷凍を一切せず、毎日焼き立てを提供しているのもチーズオムレットの美味しさの秘密です。
公式オンラインショップもあるので、店舗まで行けない人もネット上で購入することができます。
五稜郭エリア
五稜郭エリアは幕末の箱館戦争の舞台となったエリアです。北方警備のために建てられた五稜郭を中心に栄え、国の特別史跡に指定され、人気の観光地になっています。
現在はオフィスや飲食店などの集まる繁華街に変化し、連日多くの観光客で賑わいをみせています。
五稜郭公園
函館の代表的な観光スポットです。稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの突角を配し、星形五角形を呈する外観から五稜郭と呼ばれています。
五稜郭は日本最初の西洋式要塞として1866年に建設されました。大政奉還を経て明治新政府に引き継がれるまで、蝦夷地の政治的中心地として重要な役割を果たしてきました。しかし、箱館戦争により役所としての機能を失い、関係施設の大半が解体されることになりました。
その後、五稜郭公園として一般開放され、現在はジョギングやウォーキングを楽しむ人の姿が多く見られます。春には桜が咲き誇り、冬には塀の周りをイルミネーションが彩るなど、四季折々に美しい景色をみることができます。
五稜郭タワー
五稜郭タワーは五稜郭跡を上から眺望することができる施設です。地上90mの地点にある展望フロアからは五稜郭跡の他にも、函館山や津軽海峡を眺望することも可能です。
展望フロアは1階と2階に分かれており、1階ではゆったりと眺望したい人向けに、カフェや売店が内設されています。また、「シースルーフロア」と呼ばれる床が透明なエリアがあり、空中散歩が体験できます。
2階では、五稜郭の歴史を学べる展示スペース「五稜郭歴史回廊」があり、実際の五稜郭跡を眺めながら、五稜郭の歴史を学ぶことができます。
函館奉行所
函館奉行所は、幕末の北方警備と対外折衝の重責を担った施設です。箱館戦争後、解体されましたが、復元の待望論が持ち上がり、綿密な発掘調査や研究が行われた結果、 2010年によみがえりました。
使用した木材はできるだけ江戸時代と同一の産地・材料にこだわり復元を行いました。復元された部分は3分の1に過ぎませんが、港を監視するための最も高く突き出ている部分である太鼓櫓(たいこやぐら)や様々な行事が行われた大広間など、忠実に復元されています。
室内では奉行所や五稜郭、箱館戦争の歴史をパネルで紹介されていたり、復元の様子を映像で振り返ることが可能。思わず時間を忘れて没頭してしまいます。
湯の川エリア
北海道三大温泉郷の一つである湯の川を中心にするエリアです。温泉と料理を楽しめる宿が多数あり、都会の忙しさを忘れてリラックスすることができます。
また、函館空港からのアクセスがいいので移動が便利という特徴もあります。
湯の川温泉
湯の川温泉は、老舗旅館から現代的なホテルまでが並ぶ、温泉郷です。年間約130万人が宿泊する函館内でも人気なエリアです。海沿いにある施設からはオーシャンビューが望むことができ、心身ともに癒すことができます。
また、食事では新鮮な魚介類を豊富に使用した料理で、私たちをもてなしてくれます。イカをはじめ、ボタンエビや毛ガニなど、函館近海で獲れる海鮮食材は多数。北海道の旬の味覚をぜひ味わってみてください。
日帰り入浴も可能なため、近くを通る際には、立ち寄ってみるのもいいですね。
函館市熱帯植物園
函館市熱帯植物園は300種の熱帯植物が生い茂る、道内で最大級の植物園です。ガラス張りの「温室」には南国の植物などを栽培していて、まるで南国に来たかのような気分を味わえます。
しかし、函館市熱帯植物園の1番の目玉は植物ではなく、なんとサルです。冬季限定ですが、サルが温泉に浸かりながらゆったりしている姿をみることができます。
また、植物園を利用した人が自由に利用できる足湯の施設があり、歩き回ったあとの足の疲れを癒すことが可能。砂場や水遊びができる場所もあるので、子どもたちも植物園を楽しむことができます。
トラピスチヌ修道院
トラピスチヌ修道院は日本初の女子観想修道院として1898年に創立されました。1903年に大嵐で崩壊しましたが、1927年に再建され、今なお現存されています。
レンガの外壁、半円アーチの窓などゴシック様式とロマネスク様式の混在する特徴的なデザインを一目見ようと、多くの観光客が訪れます。資料室に併設してある売店では、修道女らが生計を立てる収益事業として製造するマダレナケーキやクッキーを購入することができます。
また、毎年12月24日・25日の「クリスマス・ご降誕のミサ」、3月末~4月初めの「復活徹夜祭」、8月15日の終戦記念日の「平和の祈りの集い」には、一般参加者の募集があり、聖堂に招かれて臨席することができます。興味がある方はぜひ応募してみるといいでしょう。
美原・桔梗エリア・近郊エリア
美原・桔梗エリア及びその近郊エリアは自然スポットが多いことで有名です。函館中心部から車で約1時間で行くことができ、気軽に北海道の大自然を堪能することができます。
函館裏夜景
函館の夜景といえば先ほど紹介した函館山展望台から市街地を眺める「表夜景」がよく知られています。しかし、逆に函館山を眺める「裏夜景」が存在し、人気のスポットになっています。
裏夜景は様々な地点から望むことができますが、代表的なスポットとして城岱(しろたい)牧場やきじひき高原の展望台(冬季は閉鎖)が挙げられます。
裏夜景の特徴は表夜景の距離と角度にあります。表夜景では函館山から見おろす角度は約10度。それに対して、裏夜景はやや遠くから同じ目線で横から眺めている感覚のため、人々の営みや温もりを眺めることができます。
裏夜景を眺めるときのベストな時間帯は日没から数十分後の時間です。暗くなりすぎると奥にある函館山が見えなくなってしまうため、うっすらと見ることができるこの時間が最も綺麗に見えます。
一味違った函館の楽しみ方をしたい方にはおすすめのスポットです。
笹流ダム
笹流ダムは1923年に日本で最初に建設されたバットレスダムとして有名です。バットレスダムとはコンクリートの柱が格子状に連なり、中空になっているダムのことを言います。バットレスダムという型式をもつダムは日本に6基しかないのでとても珍しいダムです。その希少性から土木遺産に認定されています。
また、壁の向こう側にある人造湖は2005年にダム湖100選にも選ばれていて、実際に間近で見ることもできます。
ダムの前にある前庭広場は芝生に覆われ、地域の人の憩いの場にもなっています。春には桜、秋には紅葉のスポットとしても人気で多くの見物客が訪れます。
ラッキーピエロ 峠下総本店
ラッキーピエロは函館発のご当地ハンバーガーレストランです。日本経済新聞「日経PLUS1」のご当地バーガーランキングで、1位を獲得したこともある、大人気のお店です。現在函館を中心に17店舗が道内にあります。
ラッキーピエロの特徴として店舗ごとにお店のテーマが異なることが挙げられます。各店舗が個性的なテーマを持ったつくりになっているので、何度訪れても飽きることがありません。
もちろんハンバーガーの味も絶品。ご当地バーガーらしいイカ踊りバーガーや北海道ジンギスカンバーガーなど、オリジナル商品も多数揃えています。
函館を訪れた際には必ず寄ってほしいスポットです。
函館市縄文文化センター
函館市縄文文化センターは北海道で唯一の国宝「中空土偶」を常設展示している博物館です。その他にも函館市内の遺跡から発掘された縄文時代の石器や土器、装飾品などが展示されています。
中空土偶は頭の飾りと両腕が失われていますが、国内最大の大きさです。頭から足の先まで薄く作られており、大変高度な技術で作られたことがわかっています。また、独特な文様からは縄文人の芸術性を感じると同時に、どこか異様な雰囲気も感じさせます。
センター内では様々な体験メニューも用意されており、ミニチュアの縄文土器や縄文時代の衣服に使われていたと言われる縄文編みでコースターを作ることも可能。
近くには縄文人の住居であった竪穴住居の集落跡がある「大船遺跡」もあるので、合わせて見物に行くと、より当時の暮らしを感じることができます。
函館のご当地グルメ
活イカ
函館はイカ水揚げ量ランキングで毎年上位に入る「イカの町」として知られています。そんな函館で食べるイカ料理は絶品。中でも注文が入ったあとに捌く「活イカ」は常に人気のメニューです。
身が透き通っていて、口に含むと吸盤が舌につく、いわゆる「踊り食い」を楽しむことができるのは新鮮なイカを使っている証です。また、お店によってイカの目玉やゴロ(内臓)を味わうことができ、濃厚な旨味に驚きます。
函館朝市の「活いか釣堀」ではイカ釣りが気軽に体験できるスポットとして子ども連れに人気です。釣ったイカをその場で職人さんが捌いてくれるので、楽しいと美味しいを一度に味わうことができます。
塩ラーメン
北海道のグルメと言えば海鮮やジンギスカンと同じくらいの人気があるラーメンが挙げられます。道内の地域によって特徴が異なりますが、函館では塩ラーメンが主流です。脂分が極めて少ない豚骨の清湯スープが特徴で、すっきりとした味わいのため、女性にも人気があります。
塩ラーメンがこの地に根付いたのは、函館の開港が理由のひとつ。塩ラーメンは元々中国の麺料理でした。それが開港後の函館に中国領事館ができ、街中に中華料理店が街に見られるようになりました。その中華料理店で出されていた「南京そば」が名前を変え、日本人の好みに合うように変化していき、現在の形になりました。
そのため函館にはラーメン専門店は少なく、中華料理店のメニューの中に塩ラーメンがあることが多いです。このような歴史があったことを知っていると塩ラーメンがより深く、一味違った味わいに感じることでしょう。
スープカレー
スパイスがあと引く札幌発祥の名物です。札幌発祥ながら今や道内に止まらず、全国へ進出している人気料理です。スパイスをたっぷり加えた、サラリとした口当たりのスープと、崩れるほどやわらかく煮込んだ鶏のもも肉、大きめに切った素揚げ野菜が入っているのが定番スタイルです。
別盛りのライスをスプーンに取り、スープを浸すようにして食べるのが一般的です。カレーライスとは違い、あっさりしているのにボリュームのある肉と野菜が食べごたえがあります。有名店のレトルト商品が空港などで売られているので、お土産にもおすすめです。
ジンギスカン
ジンギスカンは、中央が山のように盛り上がった専用の鍋で、羊肉を野菜と一緒に焼いて食べる北海道の郷土料理です。
肉の種類は「ラム」と呼ばれるやわらかくてクセの少ない仔羊の肉と、「マトン」と呼ばれる羊本来の味わいが特徴の成羊の肉があります。シメにはうどんやラーメンを入れて煮込んだり、残ったタレにお茶を加えて飲んだりと個性があり、ヘルシーな羊肉を食べ比べてみるのもいいですね。
函館への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機を利用する
- 東京から(羽田空港⇔函館空港):約1時間20分【日本航空(JAL)、全日空(ANA)、AIR DO(ADO)】
- 大阪から(伊丹空港⇔函館空港):約1時間40分【日本航空(JAL)、全日空(ANA)】
- 名古屋から(中部国際空港⇔函館空港):約1時間30分【全日空(ANA)、AIR DO(ADO)】
- 札幌から(新千歳空港⇔函館空港):約40分【全日空(ANA)】
JRを利用する
- 東京から:約4時間30分〜【東北・北海道新幹線はやぶさ、はやて(東京⇔新函館北斗)+はこだてライナー(新函館北斗⇔函館)】
- 仙台から:約3時間~【東北・北海道新幹線はやぶさ、はやて(仙台⇔新函館北斗)+はこだてライナー(新函館北斗⇔函館)】
- 盛岡から:約2時間20分~【東北・北海道新幹線はやぶさ、はやて(盛岡⇔新函館北斗)+はこだてライナー(新函館北斗⇔函館)】
- 新青森から:約1時間30分~【東北・北海道新幹線はやぶさ、はやて(新青森⇔新函館北斗)+はこだてライナー(新函館北斗⇔函館)】
- 札幌から:約3時間30分〜【 特急スーパー北斗(札幌⇔函館)】
フェリーを利用する
- 青森から:約3時間40分〜【津軽海峡フェリー、青函フェリー 】
- 大間から:約1時間30分〜【津軽海峡フェリー】
函館空港・新幹線の停車駅新函館北斗駅を紹介
函館空港
函館空港は新千歳空港につぐ、北海道で2番目に規模の大きい空港です。国内線だけでなく、国際線も就航していて、道南の空の玄関口の役割を担っています。函館市中心部(函館駅)まで約9kmと空港からのアクセスも良好です。
空港内にはレストランやショップがたくさんあるので、帰路につく際に空港でお土産を購入すると、旅行中に荷物がかさばることがなくなります。
新函館北斗駅
新函館北斗駅は2016年に開業した北海道新幹線の終着駅です。函館や北海道各地への乗り換え駅となる駅で、北海道の陸の玄関口です。東京から新函館北斗駅まで約4時間19分で行くことができ、今まで飛行機が苦手だった人も気軽に北海道観光に出かけることができます。
2017年にはホテル「ラ・ジェント・プラザ函館北斗」がオープン。新函館北斗駅と隣接しているため、利便性抜群です。また、ホテルの1階は北斗市観光交流センター別館「ショッピング&フードエリア『ほっくる』」が内設しています。南北海道一帯のお土産を買えたり、ご当地グルメを食べることができます。
函館の年間イベント情報
2月
函館海上冬花火
毎年2月の上旬頃に函館港の豊川埠頭沖で開催される花火大会です。寒さは厳しいですが、冬の澄んだ空気は、より一層色鮮やかな花火を観せてくれます。冬に行う花火大会なので、雪景色と花火の共演を楽しめるのも冬花火の特徴です。花火の打ち上げエリアには、防寒対策として、屋台には熱々の豚汁やたこ焼きなどが顔を揃えます。
おすすめの観賞スポットは豊川埠頭に設けられる観覧エリアで、頭上にふりかかるような迫力のある花火が楽しめます。他にも、金森赤レンガ倉庫周辺のベイエリア一帯。はこだてイルミネーションで彩られた八幡坂からの景色もおすすめです。また、函館山から100万ドルの夜景と一緒に花火を見下ろすこともできます。
4、5月
五稜郭公園のお花見
函館では毎年4月下旬~5月中旬にお花見のシーズンを迎えます。五稜郭公園は函館お花見スポットの一つで、この時期は一際多くの観光客が訪れます。公園内にはソメイヨシノを中心に約1,600本の桜が咲き誇ります。桜並木の下を歩くのもいいですし、五稜郭公園の隣にある五稜郭タワーから公園全体を見渡すののもおすすめです。
また、夜には桜がライトアップされ、日中に見る桜とは違う姿を私たちに見せてくれます。お昼に公園に行き、夜にもう一度公園を訪れてみるのも面白いですね。
6月
南かやべひろめ 舟祭り
南かやべひろめ 舟祭りは南茅部にある臼尻(うすじり)漁港で開催される豊漁を祈願するお祭りです。「ひろめ」とは南茅部地域特産の昆布のことです。
このお祭りの目玉は舟こぎ競争です。天然昆布漁で使用した木船を使い、漁師らが激しいレースを繰り広げます。太鼓とかけ声に合わせて熱戦を繰り広げる海の男たちの姿に、おもわず圧倒されてしまいます。
また、大漁旗を飾りつけた華やかな漁船が港内を巡航するパレードは、人気があります。夜には行燈船のあかりが灯り、幻想的な姿に変化します。
7月
函館港花火大会
函館港花火大会は函館の三代花火大会の1つです。約600mにわたって行われるパノラマスターマイン、創作スターマイン、水中花火など、港の花火大会ならではの見どころがたくさんあります。多くの屋台が立ち並んだり、地元FM局が実況生中継するなど、地元の人に愛されている花火大会です。
8月
函館港まつり
函館港まつりは毎年数日間に渡って行われる、函館最大の夏イベントです。
初日には北海道最大規模の「道新花火大会」が開催されます。5部構成からなり、ワイドスターマイン、大玉花火、仕掛け花火などが函館港を色鮮やかに染めます。最大で10号の尺玉は迫力満点です。
2〜 3日目は約2万人が参加するパレード「ワッショイはこだて」が行われます。昔ながらの粋な手踊りのほか、簡単な振りつけですぐに覚えられる「いか踊り」など、様々な催し物が祭りに華を添えます。
5日目は、函館駅前からはこだて(大門)グリーンプラザにかけて歩行者天国となり、ライブやいか踊り大会などで盛り上がります。開催期間中は各所に出店やビアガーデンが登場し、まさに函館市全体で開かれるお祭りです。
9月
はこだてグルメサーカス
JR函館駅近くのはこだて(大門)グリーンプラザと、函館朝市第一駐車場を会場にして開催される函館最大級の食のイベントです。函館近郊の食材だけでなく、函館市とゆかりのあるカナダのハリファクス市など、海外からの特産品も販売されます。
毎年、特別企画として様々な地域の郷土芸能やPRステージなどが行われ、買ったものを会場内のイートインスペースで食べながら楽しむことができます。
人気のお店はすぐに完売してしまうため、お目当てのお店がある場合は早めに行ったほうが良いでしょう。
10、11月
はこだてMOMI-Gフェスタ
はこだてMOMI-Gフェスタは毎年10月下旬~11月中旬に函館の紅葉スポット「香雪園(見晴公園)」で行われるイベントです。期間中は、約100m続くカエデ並木を毎日ライトアップし、園内は幻想的な雰囲気に包まれます。
香雪園は明治時代の豪商の別荘だったもので、広大な敷地にある日本式庭園(北海道で唯一の国指定文化財庭園)が特徴です。
他にも茶室風の園亭では、落語のライブや着物の貸し出しなども行われていて、風情を感じることができます。
12月
はこだてクリスマスファンタジー
はこだてクリスマスファンタジーはベイエリアの赤レンガ倉庫付近で行われる函館の冬の一大イベントです。中心には約20mの巨大なツリーが海上に浮かび、特にクリスマス期間は家族連れやカップルが見物に訪れ、記念撮影などをします。
周辺には金森赤レンガ倉庫やカフェ、飲食店も多くあるので、寒さが厳しくなった時などは、そこでひと休みするのもいいかもしれません。
同時期には「はこだてイルミネーション」も開催されていて、函館市内が幻想的な風景へ変化するので、合わせて観光するのもおすすめです。
函館観光の移動手段
市電
函館市の中心部を走る函館市電は最もおすすめの交通手段です。速達性はさほど良くはありませんが、レトロな車両から街並みをじっくり堪能することができます。
函館市電の運賃は乗車距離に応じて210円、230円、240円、250円の4段階で子ども(小学生まで)はいずれも半額になります。
1日乗車券などのお得な乗車券も販売されており、沿線には乗車券を提示すると割引や特典が受けられる店舗もあるので市内の観光をする際はおすすめの移動手段です。
バス
函館バスは通常路線以外にも、運賃が均一の循環バスや交通拠点と観光拠点を結ぶ路線バスなどを多く運行しています。坂が多くて歩き回るのに大変な西部地区などを巡るコースもあります。
バスの運賃は約210~300円で子ども(小学生まで)はいずれも半額になります。何度も利用する場合には1日乗車券などを買うとお得です。
バスの注意点としては、21時を過ぎると運行本数が少なくなりますので、終発の時間などに気を付ける必要があります。
レンタカー
電車などの乗り継ぎ時間の心配もないレンタカーは函館観光におすすめです。のんびりと自分のペースで観光地をめぐることができ、お子様連れなどの家族旅行にもってこいです。また、市外への観光も考えている際には車の方が便利です。
レンタカーの注意点としては、函館の冬は雪が積もったり、道路が凍結したりする場合があるので、運転をする際には注意する必要があります。
お得なフリーチケット
市電1日乗車券・スマホ市電1日乗車券
函館市で運行されている市電が1日乗り放題になるお得な乗車券です。路線図や観光エリアマップの綴じ込み付きで、沿線にある見学施設・レストラン・土産物店などで1日乗車券を提示すると割引などの特典を受けることができます。
スマホ市電1日乗車券は函館市電専用1日乗車券と利用可能エリアや料金は変わりませんが、紙の乗車券と比べて管理がしやすいです。また、1台のスマートフォンやタブレットで複数人(8名様まで)の利用が可能です。
【料金】
- 大人 600円
- 小児 300円
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
- DohNa!! (スマホ乗車券の購入のみ)
詳しくは函館市電公式サイトをご確認ください。
市電24時間乗車券
函館市で運行されている市電が自分で指定した使用開始時刻から24時間に限り、乗り放題になる乗車券です。例えば、午後から函館市内観光をし、翌日の午前も街歩きを楽しみたい人などにおすすめです。利用可能エリアは市電専用1日乗車券・スマホ市電1日乗車券と同じです。
【料金】
- 大人 900円
- 小児 450円
【発売場所】
詳しくは函館市電公式サイトをご確認ください。
函館バス専用パス1日乗り放題きっぷ「カンパス」
カンパスは指定エリア内の函館バス全線が1日乗り放題になるきっぷです。降車時にきっぷを提示するだけで、運賃を支払う手間がなく、スムーズに降車できます。
【料金】
- 大人 800円
- 小児 400円
【指定エリア】
- 函館山登山バス
- 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス
- 元町・ベイエリア周遊号
- 空港循環バス(とびっこ)など
【発売場所】
- 函館バス車内
- 函館駅前バス案内所
- 函館バス各営業所
- セブンチケット
詳しくは函館バス株式会社公式サイトをご確認ください。
市電・函館バス共通1日、2日乗車券・スマホ市電・函館バス共通1日、2日乗車券
函館市電と函館バスが乗り放題になるお得な乗車券です。函館バスは、乗車できる区域が限られています。
スマホ市電・函館バス共通1日、2日乗車券は市電・函館バス共通1日、2日乗車券と利用可能エリアや料金は変わりませんが、紙の乗車券と比べて管理がしやすいです。また、1台のスマートフォンやタブレットで複数人(8名様まで)の利用が可能です。
【共通1日乗車券料金】
- 大人 1,000円
- 小児 500円
【共通2日乗車券料金】
- 大人 1,700円
- 小児 850円
【1日・2日乗車券が利用可能な特別バス】
- 市立病院・五稜郭循環バス
- 元町・ベイエリア周遊号
- 日ノ出・五稜郭循環バス
- 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス
- 函館山登山バス
- ロープウェイシャトルバス
- 湯の川温泉ライナー
【発売場所】
- 函館バス乗車券販売所
- 各定期券発売所
- 函館市電の車内
- 市内観光ホテル・セブンイレブン・観光案内所など
- DohNa!! (スマホ乗車券の購入のみ)
詳しくは函館市電公式サイトをご確認ください。
函館のおすすめ旅行プラン10選
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よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
東京から飛行機で、直行便で約1時間20分で到着します。価格は時期によって異なりますが、平均価格は10,000円〜30,000円程度です。函館空港へは、東京の他に大阪、名古屋、札幌からの直行便もあります。
函館の気候はどうですか?
函館は北海道の南側に位置しているので、北海道の他の地域と比べると温暖な気候です。それぞれの時期にあったイベントが多くあり、オールシーズンで函館旅行を楽しむことができます。
春(4月下旬から6月まで)
朝・晩は肌寒い気温が続きますが、日中は気温が上昇し、陽気な日が増えます。桜は4月の下旬頃に開花し、5月の上旬頃に満開にとなります。本州の気候と異なり、梅雨がないため、過ごしやすい時期です。
夏(7月から8月まで)
7、8月は日中は25度前後まで気温が上がり、時には30度を超える日もあります。しかし、湿度が低いので暑さを不快に感じることは少ないです。
秋(9月から11月初旬まで)
気温が下がりはじめ、一日中過ごしやすい季節です。紅葉を見に行くために函館山などに訪れる際には羽織れる服があると寒暖差に対応できます。
冬(11月下旬から4月中旬まで)
12月頃から徐々に雪が降りだし、1~3月までに30~40cm程度の雪が積もります。積雪に伴い、気温がマイナスな日も増えてきます。ダウンジャケットやマフラーなどの防寒具は必須ですが、雪によって一層幻想的になった函館の街並みを楽しむことができます。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
函館だけだと、1日で十分観光スポットを回ることができます。函館の近郊の街にも観光スポットが多数存在しているため、自分のスケジュールに合わせて観光日数を調整すると良いでしょう。