函館・元町エリア散策
北海道函館・元町エリア散策
函館の見所はたくさんありますが、異国情緒たっぷりの元町エリアの散策は欠かせません。 北海道で最初に異国文化の洗礼を受けた函館・元町。 映画やCMの撮影などで使われた坂道や、素敵な教会・洋館を眺めながら、思いっきり当時の雰囲気を楽しむことをおススメします。
1910年(明治43)完成。 当初の目的は、町会所だったそうです。 本館と付属棟からなり、どちらも国の重要文化財に指定されています。 昼は鮮やかな建物の色がクッキリと見え、ライトアップされる夜には重厚な雰囲気を醸し出している、元町のランドマーク的な建築物となっています。
大広間
広さは130坪もあり、当時は集会場や音楽会、舞踏会などが行われたそうです。 現在も、年30回程、コンサートが行われているそうです。 またこちらの大広間に付いているバルコニーからは、元町公園や函館港の景色を楽しむことが出来ます。 とても素晴らしい景色なので、行かれた際にはぜひ立ち寄って下さい。
1859年(安政6)~1934年(昭和9)まで、イギリス領事館として使われてました。 1992年(平成4)より、一般公開を開始。函館市有形文化財。 現在の建物は、1913年(大正2)に再建されました。 当時のイギリス様式の生活が、垣間見れるようになっています。 館内は自由に撮影出来るので、みんなでワイワイ写せるのが楽しいですよ。 噴水のある洋式庭園では、18種類45株の薔薇を楽しむことが出来ます。 併設されているカフェからは、こちらのお庭を眺めることが出来るそうです。
かつてこの場所は、道南行政の中心だったので、箱館奉行所や北海道庁支庁などがあったそうです。 旧北海道庁函館支庁があったルネッサンス風の建物は、観光案内所と写真歴史館として利用されています。 小高い丘の上にあるので、ここから見る景色は最高です。 函館港を一望することが出来る、絶好の場所でもあります。
北海道内で最も古い歴史を持った教会です。 1874年(明治7)に布教活動を始めた、英国プロテスタントです。 現在の建物は、1974年(昭和54)に再建されたものになります。 どの角度から見ても、十字架が見えるように設計されているのが特徴となっています。 夜はライトアップされるそうです。
1858年(安政5)に建てられた、日本最古のロシア正教会です。 こちらの聖堂は、1982年(昭和58)に国の重要文化財に指定されています。 聖堂内は、見学可能。 中はとても厳かな雰囲気で、調度品なども素晴らしかったです。
ゴシック様式の建物は、1924年(大正13)に再建されたものです。 祭壇は、ローマ法王から贈られたもの。 正面にある大鐘楼の高さは33m。六角屋根の上には風見鶏が置かれています。 夜になるとガス灯が灯され、大鐘楼・六角屋根・風見鶏を美しく照らすそうです。
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元町には、たくさんの坂があります。 そのうち19本の坂には、説明板が立てられています。 中でも八幡坂は最も有名で、映画やテレビCMのロケが行われた所です。石畳と並木によって、函館港が最も美しく見える坂と言われています。 昼間の景色も綺麗ですが、ライトアップされる夜や雪が積もっている冬の景色も素敵です。