絶対に外せない!ど定番スポット6選
マーライオン(Merlion)
シンガポールと聞いて、この「マーライオン」を一番に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。マーライオンとは、シンガポールのマリーナベイ地区にある頭がライオンで胴体が魚の像のこと。コンクリート製で、口から水を吐いている姿が印象的です。
シンガポールを訪れる観光客の間では、マーライオンが吐き出した水を口を開けて受け止めるような写真を撮るのが定番となっています。こちらにあるマーライオンは、約8mの高さがあるので、遠近法をうまく使って撮影しましょう。
また、夜にはマーライオンのある公園全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。マーライオンのバックには、巨大なビルがたくさん建っているので、マーライオンと都会の夜景のコントラストも楽しむことができます。
マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)
マリーナ・ベイ・サンズ®は、贅沢な時間を楽しむ場所。シンガポールの街のスカイラインを変貌させたことで注目されている統合型リゾートです。パーソナルバトラーサービス付き、贅沢な客室や豪華スイートを擁する3つの55階建てタワーで構成されています。また、この建築物は、3つの棟に冠するサンズ・スカイパーク®があって初めて完成形となるよう設計されています。
サンズ・スカイパーク®では、展望デッキで360度の絶景を見ることができます。また、ホテル宿泊客限定で、地平線を臨むインフィニティプールで、息を呑むような気分を味わいながらひと泳ぎを楽しむことができます。日が暮れる前にプールに入り、空中200メートルのプールの端から、絵のように美しい日没を眺めましょう。
ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ®には、アジア一の充実ぶりが感じられるショッピングゾーンのほかに、セレブリティ・シェフによるレストラン、高級レストラン、カジュアルなレストランなどのお食事スポットも揃っています。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens By The Bay)
マリーナ・ベイの水辺に隣接する101ヘクタールの広大な植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、絶対に見逃せないスポット。環境維持を考えて設計された2つの巨大な超近代的な建築物が植物園内にそびえ立っているのが特徴です。
特に見どころとなっているのはフラワー・ドームとクラウド・フォレストです。フラワー・ドームは、カリフォルニアや南アフリカの涼しく乾燥した気候を再現したドームで、160余の種、品種、変種から成る32,000を超える植物が自慢です。
霧立ちこめる涼しいクラウド・フォレスト・ドームにあるラン、シダ、アナナスに覆われた、高さ35メートルの「クラウド・マウンテン」には、世界で最も高い屋内滝が流れ落ちています。
また、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのOCBCスカイウェイは、2つのスーパーツリーをつなぐ全長128メートルの散策路となっており、公園全体を見下ろしながら散策を楽しめます。独特の形を見せているスーパーツリーは、9~16階建ての高さとなる垂直庭園です。雨水を集め、太陽光発電を行い、温室の換気口としての役割も担っています。
ナイトサファリ(Night Safari)
ナイトサファリのシャッターが開く日が暮れる頃、夜行性の動物や彼らの薄暗いすみかが広がる世界に出かけましょう。
1994年にオープンした、シンガポール動物園に隣接するナイトサファリは、世界初の夜行性動物サファリパークです。
暗闇に目が慣れるまで少し時間がかかりますが、一旦慣れてしまえば、130種以上2,500頭を超える動物たちがお出迎え。絶滅危惧種のアジア象、マレー・バクやマレー・トラなどの地域固有種もたくさんいます。
動物たちが暮らすのは、35ヘクタールの密集した熱帯雨林。シカなどの人なつっこい動物は園内を自由に歩き回っていますが、ヒョウのような猛獣は柵で囲まれています。
夜更かし派に人気のスポットですが、早く寝る方にとっても、夜更かしする価値のある体験です。
ユニバーサルスタジオシンガポール(Universal Studios Singapore)
東南アジア初のハリウッド映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールには、家族連れも、スリルを味わいたい人も魅了するアトラクション、ライド、エンターテイメントが揃っています。
映画をテーマにしたゾーンは7つ。どれも、特別に作られたものばかりです。ニューヨーク・ゾーンに踏み込めば、そこに広がるのは素晴らしい都会のスカイラインです。実物大の地下鉄の入り口も作られています。スティーブン・スピルバーグ監修の特殊効果を使った映画のセットに囲まれ、ハリケーンの破壊力を体験することもできます。
元気いっぱいの一日、アトラクションを楽しむ合間には、園内にたくさんあるテーマレストランで一息つきましょう。セレブを発見したら写真を撮れるように、カメラの準備は万全に。
カトン地区(Katong)
美食天国を求める多くのシンガポール人から深く愛されている場所でもあるカトン地区。カトン地区は、シンガポール屈指のグルメスポットとしても、多くのシンガポール人から深く愛されています。名だたるカトンラクサ、クエチャン(ちまき)などのニョニャ料理を出す昔懐かしいコーヒーショップと隣り合う素敵なカフェを巡ってみてはいかが?
ショッピングを楽しみたいなら、伝統的なニョニャの服「ケバヤ」や「サロン」、ビーズ飾りのスリッパやアクセサリーがおすすめです。プラナカンの陶磁器や手工芸品を扱っている小さな店をゆっくり見て歩くのもおすすめです。
カトン地区の良さを存分に味わうには、2~3時間の観光では足りません。この地区のホテルに滞在して、ゆっくりのんびり過ごしましょう。修復が済んだプラナカン風の装飾がほどこされたホテルや、利用しやすい値段のホテルが揃っています。
宝石箱のような夜景が見られるスポット3選
シンガポールフライヤー(Singapore Flyer)
シンガポールのスカイラインを彩る摩天楼の中そびえ立つシンガポール・フライヤーは、一味違う観覧車です。シンガポール市内の絶景を楽しみたいなら、おすすめの観光スポットです。
シンガポール・フライヤーの最高到達地点は165メートル。現時点でアジア最大の観覧車です。42階建てに匹敵する高さから眼下に広がる壮観な眺めはまさに絶景!空調完備のガラス張りカプセルは28台。乗り込むと、昼も夜も美しい景色を望める30分間の旅が始まります。
カプセルに乗ると、シンガポール川やラッフルズ・プレース、 マーライオン公園、エンプレス・プレイス、パダンなどの名所・旧跡全てをのぞむことができます。また、運が良ければ、チャンギ空港や セントーサ島 、マレーシアやインドネシアの一部など、45kmほど先にあるランドマークも見つけることができます。
エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ(Esplanade Theaters On The Bay)
エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイは、マリーナ地区にある文化と芸術を市民へ浸透させる事を目的とした文化複合施設です。大きなコンサートホールやオペラなどが楽しめるシアターなどが設けられています。
その独特な見た目から、市民からは「ビッグドリアン」と呼ばれ愛されています。夜になると、ドーム自体が金色にライトアップされ、幻想的な風景を楽しむことができます。
また、エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイの屋外展望台は無料で入場することができます。こちらからは、あの有名なマリーナベイサンズなどを眺めることができます。
ヘリックスブリッジ(The Helix Bridge)
ヘリックスブリッジは、シンガポールのマリーナセンターからマリーナベイサンズのマリーナサウスエリアを結ぶ美しい橋です。その独創的な形が美しいのはもちろんのこと、橋を渡る途中にある展望台からの夜景が美しいと評判なんです。
橋は、ステンレススチールでできたアーチで覆われており夜になるとライトアップされます。また、無料で渡ることができるので気軽に利用できるのも嬉しいポイントです。フォトスポットとしても人気なので、訪れたらぜひ写真を撮ってみてください。
大人も子供も楽しめる!レジャー施設6選
セントーサ島(Sentosa)
行けば誰でも楽しくなるテーマパークやウォーターパークから、 リゾート・ワールド(Resorts WorldTM)・セントーサに位置するシー・アクアリウム(S.E.A aquarium)のマジカルな海の世界まで、活気あふれるこの島は決して期待を裏切りません。
この統合型リゾートエリアからさらに外に出て、3.2キロメートルに及ぶビーチやさまざまな屋外施設で太陽をいっぱいに浴びましょう。美味しいものに目がないグルメな方にもきっとご満足いただけるオシャレなダイニングや、アジアをはじめとした世界中の料理も数多くあります。
セントーサ島のホテル群やリゾートスポットを眺めながらお昼寝すれば、ゆったり休んで元気もチャージできます。思いきり贅沢する時は、せっかくだから、スパでのトリートメントも楽しみましょう。
リバーサファリ(River Safari)
シンガポール動物園とナイトサファリに隣接した、アジア初にして唯一「川」をテーマにした野生動物公園「リバーサファリ」には、多種多様な動物がいます。
シンガポールで一番新しい野生動物公園として、絶滅危惧種40種を含めて6000匹を超える動物が暮らしているほか、世界最大の淡水水族館も併設しています。大河ミシシッピから感動の長江まで、世界の河川を巡り歩きましょう。
「リスザルの森」に足を踏み入れたら、南国の小屋を自由に歩き回る住人たちに挨拶をしましょう。人間の頭上をぴょんぴょんと飛び跳ねていくリスザルたちには、要注意です。
このように見どころたくさんのリバーサファリ・シンガポールは、子供も、子供心を忘れない大人も絶対に訪れたいスポットです。
シーアクアリウム(S.E.A. Aquarium)
セントーサ島にあるシー・アクアリウム™では、イタチザメ、タマカイ、オニイトマキエイの群れなど800種100,000匹を超える数の生物を観察できます。
危険なサメから絶滅危惧種まで、シンガポールのシー・アクアリウムは、ほかのどことも違う、誰もが夢中になれる水族館です。海洋生物は、10のゾーン、49の生息環境に分類されています。
「シャーク・シー」には、アカシュモクザメや攻撃的なツマジロなど、絶滅危惧種を含め200種を超える捕食者がいます。また、一番の注目は、洞窟だらけの海底にいる気分になれる「オープン・オーシャン」の巨大水槽。たくさんの人がその場に座り、1本の継ぎ目もないガラスパネル越しに広がる大きな海の景色を眺めています。
シンガポール動物園(Singapore Zoo)
珍しくて魅力的な野生生物たちを間近に見られるシンガポール動物園。26ヘクタールに広がる広々とした敷地に、300種以上の野生生物が飼育されています。哺乳類、鳥類、爬虫類などの多様な動物たちが、開園以来40年以上にわたり訪れる人々を魅了してきた伝統ある動物園です。
シンガポール動物園には11のゾーンがあり、それぞれが多様な野生生物が生息する世界各地の特徴あふれる自然環境への旅に来場者を誘います。「トータス・シェルター」では、そこで保護されている絶滅危惧種のリクガメを見学することができます。
他にも、動物のワンダーランドをテーマにしたレインフォレスト・キッズワールドも子どもたちに大人気。ヤギに餌をやって可愛がったり、ポニーに乗ったりでき、いつまでも遊んでいたくなる楽しいアトラクションです。
シンガポール植物園(Singapore Botanic Garden)
シンガポール植物園は、シンガポール初のユネスコ世界遺産です。1859年にアグリホートカルチュラル・ソサエティによって、約24万平方メートルの閉鎖されたプランテーションが、憩いの場として人気の庭園に生まれ変わりました。
ジョギング、ピクニックや、憩いのひとときを過ごす場所として人気の高い娯楽スポットですが、それと同時に、この広大な土地は重要な植物園芸研究センターでもあります。その見どころの一つが、世界最大のランの展示と賞賛されている国立蘭園です。60,000種以上の植物やランが栽培されています。
子供たちが楽しく過ごせるジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデンでは、植物に関するすべてを遊びながら学べます。この植物園を訪れ、太陽の下で1日を過ごした人々を潤し、満たしてくれるレストランやカフェもたくさんあります。
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク(Adventure Cove Waterpark)
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク™で、太陽を全身に浴びて楽しい1日を満喫しませんか。パイプライン・プランジをはじめ、7つのスリル満点のウォーターライドは、ドキドキのアトラクション。高い滑り台を急降下して猛スピードでターン、竜巻のような疾走感にスリルを味わい、最後は豪快な水しぶきをあげてプールに飛び込みます。
太陽の下でのんびり過ごしたいなら、アドベンチャー・リバーでのゆっくりとした川下りがおすすめです。二人乗りの浮き輪に乗って流れに身をまかせ、緑生い茂るジャングルガーデン、神秘的な洞窟、上下左右を海洋生物が泳ぐ水中トンネルなど、14のエリアを漂うように進みます。
また、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク™の人工リーフでは、人なつっこい20,000匹ほどの魚たちと一緒に泳ぐこともできます。エイだらけのレイ・ベイでは、エイと遊べます。エイの柔らかなヒレにそっと触れてみませんか。
ついつい財布の紐が緩んじゃう!お買い物スポット3選
オーチャード・ロード(Orchard Road)
2.2キロメートルに伸びるオーチャード・ロードは、買い物好きにはぴったりのショッピング街です。デザイナーファッション、ファストファッション、高級レストラン、民族衣装、アートギャラリーや隠れ家風の憩いスポットまで、シンガポールのオーチャード・ロードにないものはありません。
オーチャード・ロードにはシンガポールを代表するショッピングモールやレストラン、ホテルが軒を連ね、あらゆる好みや予算に合う小売店、飲食店、娯楽スポットがひしめき合っています。
また、オーチャード・ロードには現在アンサナの大木が街路樹として植えられ、灼熱の太陽から逃れる木陰を作ってくれています。オーチャード・ロードが散策しやすいのは、そんな理由があるからです。
ブギス・ストリート(Bugis Street)
幅広いラインナップのファッションアイテムやアクセサリー、そして飲食店が立ち並ぶブギス・ストリート。ここは、シンガポールで最も長い歴史を誇る、カラフルなエリアです。
以前のブギス・ストリート・マーケットは、エンターテイメントや屋外レストラン、それに大人向けのナイトショーなどが数多く集結したエリアでした。今日では、活気あふれるストリート・マーケットへと変貌を遂げています。屋根付きのバザールでは、一風変わったおもちゃや家具、それにお手頃価格の衣類やおしゃれなファッションアイテムまで、さまざまなものが売られています。
買い物上手を自認するあなたなら、安い衣類や靴、アクセサリーなどを並べたショップで値引き交渉にトライしてみましょう。マーケットの中の屋台で買ったスナックにかじりつきながら、迷路のような空間に所狭しと立ち並ぶショップ巡りを楽しみましょう。
ハジレーン(Haji Lane)
ハジ・レーンに建ち並ぶショップハウスには、地元デザイナーや若い起業家たちのおしゃれなブティックが店を構え、最先端のファッションやユニークなメイド・イン・シンガポールの商品が販売されており、このストリートに新たな風を運んで来ています。
ここで出会えるのは、すてきな物ばかり。最初に訪ねる店は、 マンディズ・オフ (76, Haji Lane)です。地元デザイナーが手がけたシックな家具や地球に優しい製品がいっぱい揃っています。
また、ショップ・ワンダーランド (37, Haji Lane)のビンテージの1階には、とびきりのカフェ「ザ・パントリー」があります。街歩きの1日を終えて、ここで一服するのもおすすめです。上階は、「When I Was Four(小时候)」、「 バーサ&ビッグス」といったブランドの生活用品や粋なインテリア雑貨を扱う店舗になっています。
異国感を味わえるスポット3選
リトルインディア(Little India)
リトルインディアは、シンガポールにいながらインドの雰囲気を感じることができるスポットです。花輪売り、モダンなレストラン、デザイナーズホテル、アート集団など、古くからある商売と新しい事業が隣りあって並んでいます。
現代のリトル・インディアは、シンガポールでも指折りの活気ある地区です。セラングーン・ロードやその辺りの通りを散策する時には、混在するヒンズー教寺院、中国寺院、モスク、教会を見てまわりましょう。
お腹をいっぱいにするなら、南インドのベジタリアン料理や、北インドのタンドリー料理、ロティ・プラタ(丸いパンケーキ)やテタレ(マレーの「引き茶」)などの地元料理で。店員が熱いミルクティを注ぐ姿に、ぜひご注目を。
ショッピングも、お忘れなく。24時間営業のムスタファ・センターには、電子機器から食料雑貨までに至るあらゆるものが売っています。オープンエアのテッカ・センター、金細工店、サリー屋もあります。
サルタンモスク(Sultan Mosque)
黄金に輝く巨大ドームと大きな礼拝堂をもつサルタンモスクは、由緒あるカンポン・グラム地区の必見スポットです。マスジッド・サルタンという別称ももつサルタンモスクは、シンガポール有数のモスクであり、シンガポール屈指の見事な宗教建築でもあります。
見学中に、玉ねぎ型の丸屋根をじっくり見てみてください。どのドームの土台も、建築中に貧しいイスラム教徒が寄付したガラス瓶の底で装飾が施されています。裕福なイスラム教徒に限らず、すべてのイスラム教徒が喜捨することができたというわけです。
1975年にナショナル・モニュメントに指定されたサルタンモスクは、今も当時も、イスラム教徒コミュニティの中心として存在しています。ラマダン(イスラム教徒の断食月)期間中に訪れるなら、この地域のナイトマーケットとたくさんの屋台は要チェックです。
チャイナタウン(Chinatown)
かつてはシンガポール中国系移民の居留地だったチャイナタウンですが、今や、伝統とモダンが融合したその姿が深く愛される街になりました。由緒ある寺院や伝統的な漢方薬局が、流行の最先端を行く新しいバーやライフスタイルショップと軒を連ねています。
建立から100年を経たテロック・アヤやクレタ・アヤの寺院を参拝するもよし、ダクストン地区やケオン・サイク地区のバーで新しい仲間と出会うもよし。チャイナタウンでは常に「はじめて」を体験できます。
仏教の豊かな芸術や歴史を堪能したい文化派の方へのおすすめは、仏牙寺龍華院。寺院内は、仏教徒やヒンズー教徒の精神性の核であり、宇宙の調和を表す曼荼羅の形に設計されています。
また、チャイナタウンには、シンガポール伝統の味に触れたい食いしん坊トラベラーや、フュージョン料理や実験的料理を好むグルメの食欲を満たしてくれる味が満載です。
チャイナタウンの新旧融合を味わえる絶好の例が、チャイナタウン・フードストリート。美食好きが足を運べば、チャー・クェイ・ティオ(炒麺料理)やサテー(串焼き料理)、ローストダック、南インドのカレーなど、シンガポール人に大人気の屋台料理を好きなだけ堪能できます。
夜まで遊ぼう!ナイトスポット2選
デンプシー・ヒル(Dempsey Hill)
シンガポールで今、最も注目を浴びている魅力あふれる地区を歩いてみましょう。自然いっぱいのロケーションながら、オーチャード・ロードから数分と、アクセスも抜群です。
この地区に広がる遊歩道をそぞろ歩きながら、デンプシー・ヒルの豊かな歴史に触れてみましょう。デンプシー・ヒルには1850年代までナツメグ農園が広がり、マウント・ハリエットと呼ばれていました。その後、軍用施設へ流用されると、タングリン・バラックと名を変えます。そして、その後も時代の流れとともに、さまざまな目的で使用されてきました。この歴史的遺産の穏やかで素朴な佇まいは、かつての激動の時代を私たちに語りかけてくるようです。
ところが、2007年、ひっそりと時の流れに身を任せていた旧時代の産物が再び脚光を浴び、再開発の末、ダイニング、エンターテイメント、ショッピングの注目スポットとして生まれ変わることになりました。
アンシャン・ヒル(Ann Siang Hill)
ナイトライフを楽しむために、わざわざチャイナタウン地区を離れる必要はありません。クラブ・ストリートやアン・シャン・ヒルには、トレンディなバーや活気に満ちた酒場が並んでいます。
まずはアモイ・ストリートにあるディン・ドンに行って、東南アジア風のカクテルや大小さまざまな料理を堪能しましょう。ウイスキーとラムに、パンダン、ココナッツクリーム、グラ・メラカ (ヤシ糖) を加えたドリンク「ロティ・カヤ(伝統的な朝食の名前)」は絶品です!
ペルー風のルーフトップバー、タイガーズ・ミルクでは街の素晴らし夜景が楽しめます。そこから通りを挟んだ向かいにあるフォレスト・ダーツ・カフェでは、地元の人と同じように騒いだり、カラオケで歌ったり、仲間とダーツを楽しんだりすることができます。
美食体験しよう!シンガポールグルメ4選
ヤ・クン・カヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)
軽食にぴったりで、地元の「コピ」(コーヒー)や「テー」(紅茶)と相性抜群。カヤトーストとは炭火焼またはトーストしたパンにバターの小片とたっぷりのカヤ、ココナッツと卵を使った伝統的なジャムをサンドしたものです。
カリッとトーストしたシンガポール名物のサンドイッチは、朝食やお茶のお伴に楽しまれています。多くの場合、黄身がトロトロで白味が透明な温泉卵2個に醤油と白コショウを振って一緒にいただきます。
お口の中でとろけるオリーブグリーンのカヤとたっぷりのバターをサンドした、サクサクの甘いカヤトーストを、塩味の卵が引き立てます。
1944年創業のコーヒー屋台ヤ・クンは、ウエハースのように薄い全粒パンと、風味豊かなカヤに定評があります。
328 カトン・ラクサ(328 Katong Laksa)
ミシュラン「ビブグルマン」にも選ばれているこの食堂は、熱々のラクサを20年以上にわたって作り続けている名店です。
タマリンドを効かせたペナン・ラクサや、カレーのようなサラワク・ラクサなど、シンガポールには様々な種類のラクサがあります。しかし、一番有名なのは、何といっても自家製カトンラクサ。
カトン・ラクサは、カトン地区に住むプラナカンたちによって生まれました。ココナッツミルクや干しエビで味付けした、燃える夕陽のような赤々としたスパイシーなスープに、ザルガイや大エビ、かまぼこなどのトッピングが乗っています。
麺に特徴があり、太めの麺を短く切ってスプーンですくって食べられるようになっています。店の中には、箸が要らずスプーンだけを出すところもあります。
華友園(Hua Yu Wee Seafood)
地元の人々の大好物チリクラブは、シンガポールが誇る名物料理。カニ料理の王様とも言える逸品です。ほとんどのシーフードレストランのメニューにあり、通常、身が甘くてジューシーなドウマンガニが使われます。
コロニアル様式のバンガローを改装したこのレストランは、幅広いラインナップのおいしいシーフード料理が自慢の名店です。もちろん、シンガポール名物のチリクラブもいただくことができます。どんな美食好きの舌も満足させてくれること間違いありません。
Tian Tian Hainanese Chicken Rice
屋台にきれいに並べられたジューシーなチキンを目にしたら、それはシンガポールの国民食、海南チキンライスです。
全国のあらゆるホーカー・センターで見られるこの料理は、数多くのトップクラスのレストランやホテルのカフェのメニューにも並ぶもの。様々な価格で売られており、ひと口サイズの鶏肉(大人数の団体の場合は鶏1羽分)を、香り高いライスとスパイシーなチリ、ショウガのペーストとともにいただきます。
中でも特に、チャイナタウンの、マックスウェル・フード・センターにある「Tian Tian Hainanese Chicken Rice(ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキンライス)」が人気です。
アートに触れよう!ミュージアム系施設4選
プラナカン博物館(Peranakan Museum)
世界一のプラナカン工芸品コレクションを所蔵していると言われている、シンガポールのプラナカン博物館。
プラナカン博物館は、プラナカンの伝統文化を知るためには必見のスポットといって間違いのない場所です。宝飾品、家具、テキスタイルなど、世界一と言われているプラナカン工芸品コレクションを所蔵し、3階分のフロアに広がる10の常設展に展示しています。
この博物館では、中国、マレー、インドの要素から成る東南アジアの混合文化のさまざまな側面を、参加型マルチメディア展示で紹介しています。
見どころは、12日間にわたって行われる結婚式、シンガポール史におけるプラナカン名家のエピソード、その文化を手放すことなく発展した今日のプラナカンの様子など。
プラナカン博物館は、昔、学校だった壮麗な建物を利用しています。現在はナショナル・モニュメントとなった旧「道南学校」が建てられたのは、1912年。海峡植民地に初めて設立された福建人のための近代的な学校でした。
ナショナルギャラリーシンガポール(National Gallery Singapore)
ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、シビックディストリクトと呼ばれる中心部にあり、地元や東南アジアの芸術家の素晴らしいコレクションを備えた最先端技術施設です。この素晴らしいギャラリーを作るために2つの国定史跡(シティ・ホールおよび旧最高裁判所)が改修されました。
ここは、19世紀から現在までの東南アジア現代芸術の世界最大の公営コレクションを収蔵するシンガポールで最も大きな視覚芸術スポットです。東南アジアの素晴らしい所蔵品には、インドネシアのロマン主義画家ラデン・サレフおよびフィリピンのフェルナンド・アモルソロなどが含まれています。
シンガポール美術館(SAM)
シンガポール美術館(SAM)には地域の現代芸術の素晴らしいコレクションが収蔵されています。展示作品は様々な絵画や彫刻、様々な芸術家による芸術インスタレーションです。元は男子のミッション・スクールだったこの博物館は、地域の現代芸術コレクションの本拠地です。
常設展「ワンス・アポン・ディス・アイランド」では、同時代の都市国家に住むことの意味を考える、シンガポールの12人の芸術家の作品が展示されています。さらに、博物館の建物の向かい側の8QのSAMでは、移動イメージギャラリーでフィルムを鑑賞できます。美術鑑賞の後には、周辺に食事ができるカフェおよびレストランもあります。
シンガポール国立博物館(National Museum of Singapore)
シンガポール国立博物館は、地域で最も古い博物館です。新古典主義の建築の内部では、今日の近代都市国家に到るまでの700年にわたる国家の成長を記録しています。
開館から数十年後に、この新古典主義の建築の再開発が行われ、面積は倍以上になり、モダンなガラスおよび金属の拡張が組み込まれました。内部では、シンガポールの歴史と文化を詳述する展示を見学できます。シンガポール史ギャラリーは国の成長を記録するよい出発点となるでしょう。「国家を築く」(常設展示)は、シンガポール独立後の最初の10年を時系的に記録する他には見られない展示があります。博物館では、公演、映画上映などイベントも行われています。
基本情報
飛行機
シンガポール・チャンギ空港は、世界屈指の発着数を誇る空港です。世界に冠たるハブ空港として、100社を超える航空会社が300あまりの都市に就航しています。世界に名だたるシンガポール航空、格安航空会社のタイガーエア、スクートなど、国内航空会社4社の拠点です。
受賞歴を誇るこのチャンギ空港自体が、アクティビティと施設の充実した世界一流のアトラクションとなっています。
通貨
シンガポールではシンガポールドルが使用され、
紙幣はS$2、S$5、S$10、S$50、S$100、S$1,000、S$10,000があります。
硬貨は5セント、10セント、20セント、50セント、S$1があります。
気候
シンガポールは1年中高温多湿で、気温は通常3度を上回ります。土砂降りで短時間のスコールが頻繁に発生するので、雨具を持ってお出かけください。
言語
大半のシンガポール人は流暢に英語を話すので、英語でコミュニケーションを取ることができます。また、多くのシンガポール人は、北京語(マンダリン)、マレー語、タミル語などの別の言語も話します。
チップ
よいサービスを受けたときには、チップを渡すとよいでしょう。チップは一部のレストランやホテルで料金に加算される10%のチップよりも多い金額にします
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シンガポール政府観光局公認!おすすめプラン5選
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