グアムってどんなところ?
グアムの基本情報
グアムは、西太平洋のミクロネシアと呼ばれる地域に位置する諸島最大の島で、アメリカ合衆国の準州(自治属領)です。海洋性亜熱帯気候、年間を通じて温度変化が少なく、平均気温は約26度です。
乾季(11~5月)と雨季(6~10月)の2つに分かれ、観光には乾季のほうが適していますが、雨季でも雨がずっと降り続くことはあまりありません。
日本とグアムの時差は、わずか1時間、日本より1時間進んでいます。フライト時間も約3時間半ということからも時差ボケの心配もいりません。成田、名古屋、関空、福岡より定期直行便が運行されています。
公用語は、英語とチャモロ語です。タモン中心部では、日本語が通じるところが多く、レストランなどでも日本語メニューも常備されています。
グアムの通貨は、US$(アメリカドル)で、基本単位は、ドル($)とセント(¢)です。紙幣は、1,5,10,20,50,100ドルの6種類、硬貨の種類は、1,5,10,25,50セントと1ドルの6種類あります。グアムには、消費税はありません。ただし、店舗によっては、6%のGRT(Gross Receipts Tax)と呼ばれる売上税を別途徴収するところもあります。
また、チップを渡す習慣があります。ホテルやレストランで働く人には、心づけ(チップ)は大切な収入源です。
額面の目安や、タイミングなどを覚えておくと良いでしょう。
- ホテルのポーターやベル・ボーイに荷物を運んでもらった場合は、荷物1つにつき1ドルを手渡し。
- ホテルのルーム・メイドに対し、1人1泊につき1ドルをテーブルなどに置いておく。
- タクシーに乗った場合は、料金の10~15%
- レストランで食事をした場合、料金の10~15%
レストラン等で既にサービス料金が含まれている場合は、チップを渡す必要はありません。
サービス料金込みかどうかは、請求書を確認しましょう。「Service Charge」という項目の横に金額が書かれていれば、サービス料金が含まれていることになります。
グアムの規模
島の全長は約48kmで面積は約550平方キロメートル。半日あれば島を一周できるほどの広さです。人工は約17万人で、グアムの先住民であるチャモロ人が約4割です。
最もにぎやかな中心地・中央部、美しいビーチが多い南西部、米軍基地もある北部、村々が集まる東海岸の4つのエリアに分かれます。
グアムで一番の都会で人気の中央部「タモン」は、タモン湾に沿って高級リゾートが林立し、メインストリートにはブランドブティックやショッピングモールなどが立ち並び、街歩きが楽しいエリアです。
グアムの歴史
グアムは、西太平洋のミクロネシアと呼ばれる地域に位置する諸島最大の島。地理的に、アジアと北米大陸の間で経済・軍事戦略上重要な位置を占めていることで有名です。けれども島に歴史があり、たくましく生きてきた人々が暮らしていることはあまり知られていません。そこには多様な要素が複雑に混じり合った独自の文化史があります。
グアムの先住民はチャモロ人で、紀元前1500年頃、東南アジアから移住してきた民族と言われています。チャモロ人は文字を持たなかったので、スペイン人と接触する前の歴史の詳細は謎に包まれていますが、「ラッテストーン」はチャモロ文化の象徴とされています。
1500年代に入りスペインがグアムの領有権を正式に宣言。その時から333年間、スペインによる統治が続きます。現在はアメリカ合衆国に属していますが、グアムの文化や風俗には、300年以上続いたスペイン統治時代の香りが色濃く残されています。
服装
日本の夏と同じような服装が適しています。冬でも日中は半袖で過ごせます。ただし、屋内は冷房が強く、外との温度差がありますので、軽く羽織れる上着があると重宝します。また、紫外線対策には帽子も欠かせません。スコールも多いので、雨よけに傘やカッパがあると安心です。
ちょっとかしこまった高級レストランなどは、あまりラフすぎるのは好ましくない場合があります。襟付きのシャツやワンピースを1着は用意しておくといいでしょう。
ビザ
日本国籍で、有効なパスポートと往復又はグアムから第三国への航空券、もしくは乗船券を所持している場合に限りビザが免除され、観光や短期商用の目的で最長90日間の滞在が可能です。機械読み取り式でないパスポートの場合は、ビザの申請が必要になります。
また、90日以上ご滞在予定の方およびビザ免除プログラム対象外の国籍の方は、ビザの申請が必要になります。
「電子渡航認証システム(ESTA)」は、アメリカのシステムで、渡米の際は必要ですが、日本国籍で観光目的での旅行であれば、45日以内の滞在であればESTAを申請せずに「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(GUAM-CNMI VWP)」を利用しての入国が可能です。45日以上、90日以内の観光であれば、「米国のビザ免除プログラム(VWP)」の利用となりESTAの申請が必要となります。
飛行機の中で配布される「I-736」(入出国カード)、「関税申告書(家族で1枚)」の書類を機内で記入しておきましょう。
ESTAを取得している場合は「関税申告書(家族で1枚)」だけの記入でOKです。また、手続きの際、専用レーンがあり、スムーズに入国できるのがメリットです。
これぞグアム!美しい海と砂浜が堪能できる厳選ビーチ4選
タモン・ビーチ
グアムビーチの代表格といったら「タモン・ビーチ」、観光客にはもちろん、地元の人々も訪れる人気のビーチです。
真っ白な砂浜と青い海は、リゾート感たっぷり。パラソルとチェアなどのレンタル品もありますので、便利で、マリンレジャーも充実しています。
シュノーケリングスポットとしても有名で色とりどりの熱帯魚を見ることができます。波音を聞きながらのんびり散歩するのも良し、夕方には美しいサンセットも見られます。
イパオ・ビーチ
「ヒルトングアム」の近く、タモン湾南端に位置するグアム最大のビーチです。タモン随一のシュノーケリングスポットで、透明度は抜群です。タモンの中心部から少し離れているので、観光客で賑わう「タモンビーチ」とはまた雰囲気が違い、ゆったりした雰囲気で地元の人々も集う浅瀬のビーチです。
シャトルバスで行く場合は、「ヒルトングアム」か「パシフィックアイランドグアム」で下車しましょう。
マタパン・ビーチ
タモン湾のほぼ中心にある遠浅のパブリックビーチで、タモンビーチに続いています。「ホリディリゾートホテル」と「フィエスタホテル」の間にビーチへの道があります。
魚がたくさん見られるシュノーケリングスポットとしても人気ですが、意外に知られていないので穴場的スポットです。ビーチには監視員がいて、近くにトイレと簡易シャワーがあり、周辺にはコンビニや飲食店も充実しています。
また、サンセットが美しいことでも知られていて、夕日を眺めながらゆったりした時間を過ごすことができます。休日は、ローカルの家族連れなどで賑わいますので、のんびりしたいなら平日がオススメです。
ココ・パーム・ガーデン・ビーチ
グアムでも特に美しいと言われるプライベートビーチです。プライベートビーチは、有料で、整備もされてあり、さほど混んでないのでのんびり過ごしたいという人にオススメ。送迎付きのオプショナルツアーを利用すると便利です。
シュノーケリングやカヤックで遊んだり、島内のジャングルを巡るツアーに参加してみたり、波音を聞きながら読書など、思い思いの贅沢な時間を過ごせます。
海もいいけどプールも!ウォーターパーク3選
ターザ・ウォーターパーク
「グアム・プラザ リゾート&スパ」ホテル内、9種類のアトラクションで遊ぶ水と光の楽園です。一日中遊んでも遊び尽くせないくらい、大人から子供まで楽しめます。
緑あふれる園内にアクティブに遊べる10本のスライダーと小さなお子様にも安心の波のプールなどが勢揃い。全長90mの緑豊かな流れるプール、浮き輪に身を任せるのも時を忘れるようです。
グアムで唯一の人工波が押し寄せるボディボード専用アトラクションもあります。全長75m、高さ20mから最高傾斜45度を猛スピードで滑り落ちるスリリングなアトラクション。初心者で、はじめのうちは波に乗れなくても慣れてくれば次第に乗れたりもします。
タモンの中心部にあるのでアクセスも抜群、当日に限り出入り自由なのもうれしいポイントです。
パシフィック アイランド クラブ グアム
「パシフィック アイランド クラブ グアム」は、777室の客室、迫力のダンスショーを含む7つのレストランが揃うグアム最大級のリゾートホテルです。
ホテルに併設のウォーターパークは、グアムにある3大ウォーターパークのうち、最大の広さを誇ります。ホテル宿泊者は入場無料や割引きなどの特典付きが多いですが、もちろん、宿泊者でなくとも利用可能です。
ビーチ・陸・プールのアクティビティだけでなく、グアム文化体験、充実のキッズプログラムまで、いろんな楽しみ方がそろっています。ウィンドサーフィンやスキューバダイビングのレッスンもあります。
ファミリーやカップルまで楽しめる水の楽園です。
オンワード・ビーチ・リゾート・ウォーターパーク
海がすぐ目の前の「オンワードビーチリゾートホテル」内にあるウォーターパークです。アクティブに遊びたい方にオススメの立地です。
4本のスライダーは、落差9mで、浮き輪を使用して滑るものもあります。絶叫スライダーの「マンタ」は12mの高さから急降下。「オーシャンジップ」は、海に向かって120mのロープを一気に滑り降りるジップラインで名物になっています。
プールと専用ビーチで両方楽しみたい方にオススメです。キッズ向けのプログラムも充実していて、無料送迎タクシーもあるので便利です。
ちょっぴり刺激的な夜遊びナイトスポット3選
サンドキャッスル
「ハイアットリージェンシーグアム」の前にあり、1990年に40億円を投入しオープンしたシアター形式のレストランです。
全米で各賞を受賞し、人気・実力ともに世界最高峰の若手マジシャンの最新の大掛かりなイリュージョンをメインに、アーティスティックなアクロバット、豪華絢爛なショー・ダンスを融合し、まさに現実を忘れ、夢の世界に迷い込んだような空間が展開されます。
イタリア製大理石が敷き詰められたフロアとクリスタル・シャンデリアの館内はゴージャな雰囲気が漂い、特別な夜にピッタリのスポットです。
一瞬にしてトラやスポーツカーが目の前に現れるなど、目の前で起こるイリュージョンは一見の価値ありです。
スケールもクオリティも海外らしいメガ級です。料金は、ディナー付きと無しが選べます。
GLOBE(ブローブ)
夜遊びスポット、グアム最大級のクラブです。最新の音響、照明設備を持ち750名収容のディスコスペースになっています。グアムの夜をエキサイティングに過ごしましょう。
海外のクラブと言うと、ちょっと入りづらいイメージもありますが、セキュリティも万全で日本人にも人気です。
「サンドキャッスル」の隣にあり、深夜2時まで営業していますので、サンドキャッスルの帰りに寄ってみるのもいいですね。タモンエリアのみ送迎もあります。
タガダ グアム アミューズメント パーク
日本では味わえないエキサイティングでハイテンションなアトラクションが人気のアミューズメントパークです。ホテル街タモンにあり、入場無料なのでフラッと気軽に立ち寄れます。16時頃にオープンして、夜遅くまで営業しているスタイルです。
音楽をガンガンに鳴らしながらDJの巧みなシート操作で盛り上がる「タガディスコ」は、円盤状の乗り物の端にグルリと1周しているベンチに乗り、ぐるぐる回されたりガタガタ揺らされます。なんともスリルでエキサイティング。
アトラクションを見て楽しむだけでも良し、気になるアトラクションだけチケットを買って体験してみるのもいいですね。
洋服から生活用品まで何でもそろうショッピングスポット5選
Tギャラリア グアム by DFS
旅の楽しみといえば、ショッピング!グアムには6つの大きなショッピングモールがあります。
なかでも、「Tギャラリア グアム by DFS」は、高級ブランドがずらりと並び、コスメやギフトも品揃えが豊富な巨大ショッピングモールです。また、ホテルとバスやタクシーでの無料送迎もあり、観光の拠点にもなっています。
夜は23:00まで営業しているので日中は観光して、その帰りに立ち寄れるのもうれしいポイントです。なお、どのセクションも日本語が通じることがほとんどです。
マイクロネシア・モール
マイクロネシアモールは建物面積が約6万平方メートルと広大な2階建のショッピングモールです。タモン中心部から少し離れていますので、アクセスにはバスを使うと便利です。
吹き抜けの店内は明るく開放的な雰囲気で、ショップ数は約130以上あり、事前に回る順番を決めておいたほうが効率的です。
和食が恋しくなったら、ラーメンや寿司なども揃うフードコートも充実していますので、小腹が空いた時やショッピングの休憩に気軽に利用できます。
Kマート
マリンドライブ沿いにある24時間営業の大型スーパーマーケットで、世界一大きなKマートとしても知られています。 アクセスにはバスを使うと便利です。
食料や衣料品、メイド・イン・グアムのお土産、アメリカンな生活雑貨など、ベビー&キッズまで、豊富な品揃えとお手頃プライスが魅力です。 軽食コーナーも併設しています。
見て回るだけでも楽しめますが、バラマキ土産にぴったりなものも売られているので、お土産を購入するのもいいですね。
グアム・プレミアム・アウトレット
1997年創業、ショッピング、レストラン、エンターテイメントと家族で楽しめる、バラエティ豊かで巨大なアウトレットモールです。
「Tommy Hilfiger」、「Calvin Klein」など、セレブに人気のブランドがアウトレット価格になっています。また、「Nine West」、「Naturalizer」、「Famous Footwear」などの靴専門店はグアムで最大級、そして、地元の人にも大人気、「Ross Dress For Less」では、バーゲン価格の掘り出し物がいっぱいです。
14スクリーン完備の映画館「Regal Guam Megaplex」も併設されており、その他にも、館内は全てFree Wifi、 レストラン、フードコートなど充実の施設で一日中楽しめます。アクセスには、トロリー、無料シャトルバスが便利です。
ABCストア
滞在中、重宝するのが、コンビニのABCストア。ハワイ発のコンビニチェーンで、グアムには約9店舗、タモン中心部にも複数ありますので、ちょっと喉が乾いた時の飲み物やサンドイッチなどの軽食、日焼け止めや絆創膏など、ちょっとした時や急に必要になった際にも助かります。
バラ売りのお菓子やクッキー、コスメを試しに買ってみて、気に入ったら帰国の際にお土産用に買ってみるのもいいです。
ほとんどの店舗が年中無休で、営業時間は店舗によって異なりますが、早朝から深夜まで開いているものもあります。
チャモロの歴史と文化に触れるスポット8選
スペイン広場
スペイン広場は、グアム行政府や議事堂など数々の政府機関が集まるハガニア地区の中心にある広場です。333年続いたスペイン統治時代の史跡が残ることから「スペイン広場」と呼ばれています。
この場所には1736年から1898年にかけてスペイン総督邸がありましたが、1944年のアメリカ軍による爆撃でほとんどが破壊され、広場内にある建物は後に修復されたものです。
スペイン総監婦人が屋敷を訪れた客人をメキシコ産のチョコレートドリンクでもてなしていた建物「チョコレートハウス」や「スペイン総督邸跡」などがあります。
地元の人々にとっては憩いの場で、12月には鮮やかなクリスマスのイルミネーションが飾られます。
ラッテストーン公園
グアムのハガニア地区にある「ラッテストーン公園」は、「ラッテストーン」と呼ばれる石柱が並べられた史跡公園です。園内には、旧日本軍が造った防空壕が残ります。英語での名称は「Sen. Angel Santos Memorial Park」と言い、スペイン広場の裏手にあります。
紀元900年から1700年頃のグアムは「ラッテ期」と呼ばれ、サンゴ石からなる数多くのラッテストーンが造られました。何のために造られたかは不明で、謎に包まれた先史時代の遺跡です。
公園にならぶ8基のラッテストーンは、1956年に移設されたものです。グアムおみやげのクッキーには、ラッテストーンを模したものがあり、人気です。
グアムミュージアム
2016年、スペイン広場の向かいにオープンしました。建物自体がフォトジェニックで印象的な造りになっています。2018年5月には常設展が加わり、ハガニアのランドマークになっています。
約4,000年前に始まったとされるグアムの歴史や文化を知ることができます。
なかでも、太平洋戦争終結後、グアムのジャングルに28年もの間潜伏していた、日本兵・横井庄一の衣類や食糧を捕獲する罠などの展示は、同じ日本人なら非常に興味深いものです。グアム観光の折に立ち寄ってみましょう。
聖母マリア大聖堂
ハガニア地区にある、大きなカトリック教会で、隣のスペイン広場と共にスペイン統治の歴史を感じることができる、グアムを代表する観光スポットです。メリッソで発見された生母マリア像が安置されていることから「聖母マリア大聖堂」と呼ばれます。この教会は、宣教師サン・ビトレス神父の指揮のもと、1669年にグアムで初めてのカトリック教会として建てられました。
神父の熱心な布教活動により、多くのチャモロ人がキリスト教徒に改宗しました。しかし1672年、カトリック教義を強制する神父の布教はチャモロ人たちとの深刻な軋轢を生み、神父は殺害されてしまいます。そこからスペイン軍によるチャモロ人への熾烈な弾圧・統治は始まりました。
様々な歴史の中で何度も建て替えが行われ、現在の美しい白亜の建物は1958年に完成したものです。大聖堂の映える白い壁とステンドグラスは必見です。神聖な場所ということを頭に入れた上で静粛な気持ちで会堂に入ることをおすすめします。
パセオ公園
チャモロ・ビレッジのすぐ裏手にあります。ハガニア湾に突き出した人工の半島の先端に建つ自由の女神像は、ニューヨークの女神像と同様に自由と独立を表しています。 ニューヨークの像の約10分の1の大きさで、高さは約5mです。
パセオ球場やバスケットボールができるコートもあり、地元の人の散策やジョギングコースとしても親しまれています。
夕暮れ時にはきれいなサンセットが見られるスポットとしても知られています。「パセオ・デ・スサーナ」は、チャモロ語で「スサーナの散歩道」の意味です。
太平洋戦争国立歴史公園
1944年7月にアメリカが上陸した地点が国立歴史公園として整備されています。当時、このエリアでは日米による激しい戦いが展開され、両軍に多数の死傷者をもたらしました。
公園入口正面に展示されているアメリカ軍の「魚雷」、アサンの激しい戦闘の歴史を解説した説明プレートやパネルがあります。日本語の解説付きです。
週末には、バーベキューを楽しんだり、ジョギングやスポーツカイトを楽しむ人々で賑わいます。また、アサンビーチが隣接しており、美しいサンセットが眺められます。
アプガン砦(とりで)
800年頃、チャモロ族の大反乱に対するスペイン軍の拠点跡で、 現在設置されている3基の大砲はレプリカです。 ハガニア市街やハガニア湾の素晴らしい眺望が臨め、展望台としても人気があります。
正式名称は「サンタ・アグエダ砦」で、1800年に当時のスペイン総督「マニュエル・ロム」が妻の名(ドナ・アグエダ・デル・カミーノ)からとって名付けたと言われています。
ソレダッド砦
スペイン統治時代、交易船を海賊から守るために築かれた砦の跡で、改修が行われ、復元されました。 「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダッド」は、スペイン語で「孤独の聖母」の意味です。
ウマタック湾は、1740年代に造られた「サント・アンヘル砦」、1805年頃に造られた「サン・ホゼ砦」、1802〜18年造の「ソレダッド砦」の3ヵ所の砦に守られていたと言われていますが、現在その形をかろうじてとどめているのは、ソレダッド砦のみです。
ここから眺めるウマタック村や、穏やかな入江の眺めは素晴らしく、絵画を見るような趣があります。サンセットはさらに美しいです。
ロマンティックなサンセットタイムを過ごせるスポット5選
ガン・ビーチ
「ホテル・ニッコー・グアム(Hotel Nikko Guam)」の北隣にあり、タモンから徒歩圏内のパブリックビーチです。最北端にあるので、タモンビーチの中で最も美しいサンセットを見ることができると言われ、フォトスポットになっています。
また、小さな洞窟状の穴がスキューバダイビングの好ポイントとしても有名です。
ビーチの端に旧大砲軍の設置した大砲が残っていることが名前の由来となっています。
ハガニア湾
グアムの首都・ハガニアに面しているのがハガニア湾です。「オンワード」や「シェラトン」に宿泊している場合は、歩いて行くことができます。
タモンエリアから少し離れた所にあるので、タモン湾のビーチに比べると人も少なく開放感がります。マリンアクティビティが豊富にあり、なかでも、パラセイリングやジェットスキー、イルカウォッチングも楽しめます。
恋人岬
「デデド」地区にあり、タモン湾の北側に突き出た、グアムのシンボルといえる岬です。タモンからシャトルバスで約10〜30分です。
諸説ありますがスペインの統治時代、スペイン人の総監から結婚を迫られたチャモロ人女性が、チャモロ人の恋人と永遠の愛を近い、髪を結び合ってここから身を投げたという伝説があります。
海抜約122mの断崖上の2層造りの高台からは、タモン湾やイパオ湾の大パノラマの絶景を望むことができ、グアム屈指の景勝地です。
名前に由来して恋人たちの幸せを願うスポットでもあります。展望台のふもとにはハートロックウォールがあり、願い事を書いたプレートとハート型の南京錠がたくさん掛けられています。また、ハートロックウォールと並んで有名なのが「恋人たちの鐘」です。カップルで3回鳴らすと幸福が訪れるのだとか。
素晴らしいサンセットを眺められるスポットとしても知られており、太陽が沈む時間にあわせて訪れるのもいいですね。
ザ・ビーチ レストラン&バー
タモンでは珍しいオンザビーチのバー&レストランです。アクセスには赤いシャトルバスを利用し、「ザ・ビーチ」バス停で下車します。
周りに遮るものがなく、1年を通してサンセットを楽しめます。時期によっては、イルカの群れやウミガメが見られることもあります。
特に、夕陽が正面に沈む光景が美しいことから、ディナータイムが人気です。オープンスペースで、開放的。心地よい風と波音を全身に浴びながら、ゆったりと過ごすことができます。アメリカンフード・おつまみやドリンクメニューも豊富で、日本語表記のものがありますので安心です。
また、「ザ・ビーチ」BBQビュッフェディナー&ショーは、ザ・ビーチの隣のステージで開催されるグアム最大級のショーで、賑やかに盛り上がりたい人にオススメです。
ホテル・ニッコー・グアム サンセットビーチBBQ
「ホテル・ニッコー・グアム」のビーチサイドで、大自然をステージに本物が繰り出す迫力あるファイヤーダンスと魅力的なポリネシアンショーが楽しめます。
また、アメリカの上質な食材をふんだんに使ったニッコーグアム自慢のバーベキュー料理を、美しいサンセットを眺めながら堪能できる贅沢なひとときが魅力です。
予約をすればホテルの無料送迎付で、グアムでの特別な夜を過ごすことができます。
マリンアクティビティ以外でグアムを体感できるスポット5選
アンダーウォーターワールド
「アンダーウォーターワールド」は、グアム近海に近い約100種、2,000匹の魚に出会える、グアムで唯一の水族館です。水に濡れるアクティビティとは違って、濡れることなく海の生き物を間近に見ることができます。「Tギャラリアグアム by DFS」の向かい側にあります。
見どころは、全長100mのトンネル式アクアリウムで、海中散歩気分を満喫することができます。また、水槽内へ潜り探検できる「シートレック」は人気のアクティビティです。ヘルメットをかぶり、陸上と変わらない呼吸のまま潜っての水中散歩は不思議な気分です。
夜には、完全予約制の「ディナーアンダーザシー」が開催されます。まるで海中にいるかのような空間で、ディナーを堪能できます。
また、「スプラッシュ カフェ&バー」は、夜間は18歳以上限定のナイトアクアリウムに変身。カクテルやビールが楽しめるバーになります。「映える」フォトショットも期待できそうです。
フィッシュアイマリンパーク
年代問わず楽しめる、水深10mの海中展望塔です。美しいサンゴ礁が広がり、地元ダイバーも集まる海洋生物が多く見られます。水中に潜らなくとも濡れずに、その名の通り「魚の目(フィッシュアイ)」になって間近で見ることができます。
オススメは、夜のアイランドショー。南国ムードいっぱいの幻想的なステージ、本場タヒチから招聘したトップダンサーらによる超ハイレベルなパフォーマンス、全て生演奏の音楽に、豪華シーフードビュッフェまでクォリティの高さが好評です。
海中展望台見学のみでランチなしであれば、大人26ドル、子供13ドル、ディナーショーは、大人92ドル、子供46ドルなど、好みに合わせてバリエーションがあります。
ジップライン(グアムアドベンチャーズ)
大自然を全身に感じながらワイヤーだけで滑り降りるジップライン、自然が多く残るグアムを体感できます。
壮大なタモン湾の景色が眼下に広がる6つのジップラインコースで、木々から木々へと滑走します。経験は全く必要なく、雨天でも催行しますので、着替えやタオルがあると便利です。
ジャングルを疾走する爽快感はグアムならでは。スピードが出すぎて怖い時は、ワイヤーをつかんで調整できます。
ハマモト ガーデンズ
ホテル街のタモン地区より車で約40分。1997年に開園、約6万坪の広大な敷地で、大自然の中でエコツーリズムを満喫できます。
季節の植物や果物とのふれあいなど、グアムで自然の楽しみや喜びが体験できます。おいしい果物を食べながら、南国とは、そしてそこに住む人々の生き方、生活、文化を考えてみましょう。
ヤシの実割り実演やフルーツの試食も付いた送迎付きのセットツアーは、大人60ドル、子供(5〜10歳)40ドルです。
タモントレードセンター
ホテルロードにあるポリスステーションの角をフジタロード(Fujita Road)に入ると右手にすぐ見えるビルです。建物自体がピンクの通称:ピンクビルで、SNS映えすると話題になりました。
タモントレードセンターへのアクセス方法は、まずDFSがあるタモンから、メイン通りをイパオビーチ方面に進みます。その目の前にあるFujitaロードを入ると見えてきます。行列必至のスポットです。
その他、「グアムリーフホテル」前にあるGUAMのオブジェ、「アカンタモール」の壁に描かれている羽のアート、カラフルな色使いのバス停など「映える」スポット巡りが楽しめます。
ローカルな雰囲気を食で味わうスポット2選
チャモロ・ビレッジ
パセオ公園に隣接し、聖母マリア大聖堂から近いチャモロ・ビレッジ。シャトルバス、レンタカー、タクシーなどでアクセスできます。スペイン風の小さな建物が集合し、ハガニアの街を一望できる展望台もあります。
「チャモロ・ビレッジ・ナイトマーケット」は、チャモロ・ビレッジで行われる毎週水曜日夜限定のマーケットです。日中は閑散としていますが、チャモロの料理や文化が楽しめ、賑わいます。
バーベキューやチャモロ料理の屋台グルメを堪能したり、雑貨やアクセサリーの露店で買い物したり、ステージのダンスを鑑賞したり、特別な夜を過ごせます。
水曜の夕刻以降限定で「チャモロ・ビレッジ・ナイトシャトル」バスが運行されます。水曜滞在の行程であれば、ぜひ訪れたいスポットです。
デデドの朝市
ちょっとディープなグアムを垣間見ることのできる毎週土曜日・日曜日の早朝に開催されるフリーマーケットです。夜明け前から始まり、6時半から8時半頃までが最も賑わいます。
Tシャツやアロハシャツの衣料品、野菜や果物、CDや金魚すくいまでバラエティ豊かで見て回るだけでも楽しいです。また、グアムの伝統料理「チャモロ料理」やファーストフードなど気軽に食べ歩きできます。
オプショナルツアーでの参加も可能です。赤いシャトルバスは「朝市シャトル」(早朝2便)を運行しています。
失敗なしのグアム定番お土産
マカデミアナッツ
グアム土産と言えば!定番・マカデミアナッツも数あるメーカーがありますが、なかでも王道は「マウナロア」。MAULA LOAのロゴは、日本でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
シンプルは塩味をはじめ、オニオン・ガーリックやわさび&テリヤキなどフレーバーも豊富で、お値段も日本で買うものより格安ですのでまとめ買いがオススメです。
特に三角型のパッケージはばらまき用にとても便利。ナッツの独特の食感が癖になります。日本では割高なので、この機会にKマート、ABCストアなどで見比べて安いものを見つけてみるのもいいですね。
マカデミアナッツチョコレート
王道のマカデミアナッツのチョコレートも不動の人気です。特に、「アメリカンチョコレートファクトリー」はグアムの会社で正真正銘のメイドイングアム。パッケージに「American Chocolate Factory」と書いてあるものを探してみましょう。
ダークとミルクなどコーティングのチョコレートにも違いがあったりしますのでよく確認しましょう。甘いものが好きな人には間違いなしのお土産です。5箱セットなど一度に大量に買うと更にお得になります。
クッキー
マカデミアナッツとマカデミアナッツチョコに続いて、やはり人気なのがクッキーです。チョコのように温度で溶けてしまわないか、移動する際にもそんな心配事も要らないので手軽に買えます。
「チャモロチップクッキー」は、素朴なパッケージで軽い歯ごたえです。「ラッテストーンクッキー」は、ラッテストーンの形で見た目からしてインパクトがあり、お土産にもってこいですね。
また、ハワイのお土産として有名ですが「ホノルル・クッキー」もグアムの3店舗で販売されています。パイナップル形で見た目はキュート、おまけに味もバツグンなので、必ずと言っていいほど喜ばれる品です。
グアムの代表的なお菓子「グズリア」はクッキーというより、日本の「かりんとう」に似ていて、小ぶりサイズがちょうど良くシンプルなココナッツの甘さがクセになります。
マンゴー製品
南国ならではのフルーツ、マンゴーをふんだんに使用した製品も人気のお土産のひとつです。
なかでも「ドライマンゴー」は、マンゴーをそのまま乾燥させることでギュッと凝縮された甘みが味わえます。噛めば噛むほどマンゴーの豊かな風味が口いっぱいに広がります。いろんな種類を食べ比べるのも楽しいです。
また、かわいいネコのマークでお馴染みのカフェ「カフェ・キャット・クレア」の「マンゴーコンフィチュール」は、マンゴーを使用した甘さ控えめ無添加のジャムです。あまり馴染みのないマンゴーのジャムはお土産にピッタリです。
そのほか、チョコレートビスケットで有名な「TimTam」のマンゴーフレーバー、グミ、マンゴービールまであります。マンゴー好きならぜひ試してみたいものです。
調味料
グアムの調味料と言えば、レストランでもよく目にする「フィナデニソース」。酸っぱくて少し辛いのが特徴で、醤油ベースに、レモン汁、唐辛子、刻んだタマネギなどが入っています。さっぱりとした味わいで、お魚料理やお肉料理も相性抜群のソースです。
また、レッドママの唐辛子ペーストは辛いものが好きな人には喜ばれ、小ぶりな瓶で保存も効くのでお土産に最適。和食に合い、自宅でカレーを作る際の隠し味など使い方はいろいろで、重宝します。
コスメ
日本でも人気のコスメブランド「O・P・I」のマニキュアは、グアムで買えば日本より約半値くらいで買え、お得です。バラマキ土産にも最適です。また、アボジュースというボディー(ハンド)クリームのミニボトル。サラサラとしていていい香りです。
また、マリアナ諸島発のナチュラルコスメブランド、MARIANA OCEAN(マリアナオーシャン)のハンドメイドソープもオススメです。伝統的なコールドプロセス製法で一つ一つ手づくり。
約30種類以上ものココナッツオイルやお肌へのヒーリング効果の高いエッセンシャルオイルなどを組み合わせて作っています。肌が潤うと好評です。
花が入っている「アイランドガール」のネイルオイル、正真正銘メイドイングアムのオーガニック石鹸「MALIKAIソープ」、ココナッツオイルも要チェックです。
雑貨
グアムの記念になる「アイラブグアム」グッズは、ABCストアなどで手軽に買えます。ボールペンやマグネットはバラマキ土産に、マグカップやTシャツは自分用に良いですね。
「ボージョボー人形」は、チャモロ人に古くから伝わる「願いが叶う」人形と言われています。男女ペアの人形で、両手を結んだり、片方だけを結んだりする、それぞれの願いによって異なる結び方で「金運」、「恋愛運」「健康運」などと願いの種類が変わるのが特徴です。
グアムへのアクセス・所要時間
- 成田発:約3時間35分(ユナイテッド、ANA、JAL、チェジュ航空)
- 名古屋発:約3時間35分(ユナイテッド、ANA)
- 関空発:約3時間40分(ティーウェイ航空、ユナイテッド航空)
- 福岡発:約3時間55分(ユナイテッド、ANA)
いずれも直行便で最短の場合です。
グアム観光の移動手段
バス
観光やショッピングに欠かせないのが、「赤いシャトルバス」です。 ホテル街を中心に、タモン、タムニング、ハガニアエリアを中心に行動する場合、不便を感じることはほとんどないでしょう。
チケットは、パッケージツアーであれば付いていることもあります。現地で購入する場合、ホテル内ツアーデスク、グアム空港内、ショッピングセンター設置のチケットブースで販売しています。事前にチケットがなくても、乗車時にドライバーから購入可能です。
タモンシャトル、ショッピングモールシャトル、Tギャラリア〜Kマートシャトル、GPO〜レオパレスシャトルなどの5つのコースがあります。
タクシー
日本とは違い、流しのタクシーをつかまえるのは難しいので、手配してもらうのが基本です。
ホテルの場合、フロントで頼めばタクシーを呼んでもらえ、ホテルスタッフが案内してくれます。ショッピングモールでも同様にタクシーカウンターで手配してもらいましょう。Tギャラリアやタモン・サンズ・プラザでは、観光客用に無料送迎もあります。
タクシーはメーター付きで、目的地を紙に書いたりなどして伝えれば問題ないでしょう。チップは、料金の10〜15%で、トランクに荷物を運んでもらった場合は、荷物1つにつき、1ドル追加します。
レンタカー
交通手段が少ないグアムでは車があると行動範囲が広がります。バスでのアクセスが不便な場所や少し離れたスポットへの観光、小さいお子様がいる場合は一層便利です。
国際免許証を持っていなくても、日本の運転免許証を持っている21才以上であれば、グアム到着30日以内は車の運転をすることができます。
手配は、エアポートや各ホテルにあるレンタカーデスク、またはツアーデスクにて行えます。日本とは異なる交通事情やルールをしっかりと確認して、安全運転を心掛けましょう。
グアム観光でお得なフリーパス
赤いシャトルバス乗り放題チケット
ローカルでも観光客でも、市バスや電車のないグアムでは、一番の移動手段がシャトルバス。ホテルのあるタモンエリアはもちろん、プレミアアウトレット、ハガニア方面も網羅しているのでとても便利です。滞在日程に合わせて1日、2日、5日間と選べます。
【ルート】
- タモンシャトル北回り、南回り
- ショッピングモールシャトル
- Tギャラリア by DFS 〜 Kマートシャトル
- GPO(グアムプレミアアウトレット)〜レオパレスシャトル
- 恋人岬シャトル
【料金】
- 1日乗り放題 12ドル
- 2日間乗り放題 15ドル
- 5日間乗り放題 25ドル
- 子供乗り放題(6〜11才)13ドル
1回乗車は4ドル(6才未満は無料)です。
スマホと専用アプリで使える「e-チケット」を通じて乗り放題券を購入すると、割安になります。
【販売場所】
- ハガニアショッピングセンター
- グアムプレミアアウトレット
- マイクロネシアモール
- Tギャラリアグアby DFS
- Kマート
そのほか、ホテルのツアーデスク、バスドライバーから直接購入することもできます
【注意】
なお、旅行会社「H.I.S」でツアーを申し込むと、「レアレアトロリーバス乗り放題」が付いてくることがありますが、このバスとは別物です。
グアムの年間イベント情報
4月
APLスモーキン・ホイールズ・レーシング・ウィークエンド
モータースポーツの大イベント「スモーキンホイールズ」。初日のドラッグレースを皮切りに、翌日にはフィエスタ・カーフェスタやドラッグレース決勝戦をはじめとする数々のイベントや競技が行われます。
グアムで年に1度のモータースポーツの祭典の国際オフロードレース、見逃せません。会場:グアム・インターナショナル・レースウェイパーク
ユナイテッド・グアム・マラソン
グアム政府観光局がパシフィックアイランドクラブ(PIC)、ユナイテッド航空と共催する国際マラソン大会です。日本からも参加者が多い、人気のマラソン大会です。
フルマラソンは夜明け前からのスタート、そのほかにハーフ、10km、5kmの部門が設けられています。どの部門もスタート地点とゴール地点はともに、ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチ)前のパレサンビトレス通りです。
- フルマラソン部門:午前3時スタート
- ハーフマラソン部門:午前4時30分スタート
- 10km部門:午前5時30分スタート
- 5km部門:午前5時15分スタート
会場:ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク
タロフォフォ・バナナフェスティバル
毎年、「イパンビーチパーク」で催される「バナナ・フェスティバル」は、島のあちこちから多くの地元の人々が集まって賑わいます。フライド・バナナやバナナのシチューからバナナ・チップスまで、バナナづくしです。
バナナ・ルンピア(バナナの春巻き)は、パリパリとした春巻の皮に包まれた甘いバナナの果肉があり、さらに全体がカラメル化したブラウンシュガーの飴でコーティングされています。グアムの南東部にあるタロフォフォ村ののどかな雰囲気とともに楽しみましょう。会場:イパンビーチパーク(タロフォフォ)
5月
アガット・マンゴーフェスティバル
南海岸の村アガットで例年開催されるアガット・マンゴー・フェスティバルはジューシーで色鮮やかなマンゴーのための3日間のお祭りです。マンゴーが主役のさまざまなアクティビティ、コンテスト、展示、催しが楽しめるほか、マンゴーのおいしさを存分に味わえます。
島中から集まった才能あふれるエンターテイナーによる公演の数々も必見。ずらりと並んだ屋台や伝統工芸などの実演を見て回るのもおすすめです。会場:アガット村コミュニティセンター
グアム・ミクロネシア・アイランド・フェア
グアム政府観光局が30年以上にわたり行っている恒例の文化イベントです。ミクロネシアの島々に息づく豊かな文化を紹介しています。日本でいうところのゴールデンウィーク時期に開催されます。
木彫り、鍛冶、伝統的な航海技術、装飾品作り、織物などの伝統的な技を極めた職人たちによる実演、伝統舞踊や民族音楽の公演、おいしい郷土料理の数々を販売する屋台など、ミクロネシアの魅力を堪能できるさまざまな機会、ぎっしり詰め込まれた5日間です。会場:スペイン広場
6月
グアム・プライド ザ・パーティー、グアム・プライド ザ・フェスティバル
LGBTQ(性的マイノリティ)コミュニティ発信の誰でも参加できるイベントです。コミュニティの人々が、私たちの社会、グアム島内、先住民チャモロ族の文化に果たしてきた貢献をたたえ、同時に彼らが強いられてきた犠牲に思いを馳せながら、LGBTQのヒストリーと文化を知ってもらうことが目的とされています。
イベントはパーティーと行進、フェスティバルの3部構成です。
ザ・パーティー 会場:グアム・グローブ・ナイトクラブ
ザ・フェスティバル 会場:ハガニア地区
エレクトリックアイランドフェスティバル(EIF)
「エレクトロニックミュージック」は、過去10年間で世界を席巻し、現在のポップカルチャー革命の旗頭となっています。
アート、音楽、文化やファッションなどが社会を前進させ、より一層クリエイティブで革新的な人間になるということを認識し、常にオープンマインドな人々からの刺激を受け、EIFは進化しています。
グアムでは近年で最も高い人気を誇る催しの一つです。壮大な海と緑の景色の中で音楽を楽しみましょう。会場:カーニバル・グラウンド(パセオ球場)
7月
グアムBBQブロックパーティ
グアム伝統の味とハファダイ精神を堪能できる究極のBBQイベントです。入場無料で、場内には島を代表するグリルシェフが集まり、自慢のバーベキューをその場で焼いて販売します。
地元ミュージシャンの生演奏やグアムの特産品を売る屋台なども楽しめます。イベント開催中、プレジャーアイランド地区の大通りは歩行者天国になります。会場:タモン地区プレジャーアイランド
リベレーションデー(解放記念日)パレード
7月21日は、グアムにとってアメリカ独立記念日と共に重要な日です。グアムの首都・ハガニア地区でグアムリベレーションデー(解放記念日)パレードが行われます。
第二次世界大戦終了後、アメリカがグアムを取り戻した日を記念しているのがリベレーションデー(解放記念日)です。平和な光景が築かれるまでの道のりを振り返り、様々な国の人々が手を取り合い、生きていくことの素晴らしさを感じさせてくれる日となっています。会場:ハガニア地区
11月(〜2月)
ショップ・グアム・フェスティバル
「ショップ・グアム・フェスティバル」は、クリスマスショッピング、新年花火大会、家族向けイベント、文化的催し物など毎年開催されているイベントです。
多くのショップや施設で特典やサービスが受けられ、さらにスマホアプリをダウンロードすればお得な特典があります。
12月
ツアー オブ グアム(自転車レース・サイクリング)
グアムで最も権威あるサイクリング競技イベントです。
グアムの自転車競技者にとっては、全米選手権の年次大会という位置づけのレースであり、グアムおよび北マリアナ諸島の自転車レース愛好者にとっては年齢区分別レースの代表格となっている競技大会です。全長105kmと42kmの2つのコースがあります。
グアムだけではなく、日本、韓国そしてアメリカ本土からも参加者が集います。会場:グアム中部・南部
エレクトリックアイランドフェスティバル(EIF)ニューイヤーズイブ
新年へのカウントダウンとともにニューイヤーズイブのパーティーが始まります。タモン湾上に広がる空に新年の花火があがり、グアムの住民も、観光客も皆でお祝いムード一色。グアムでは、アメリカの中で1番早く新年の花火を見ることができます。会場:タモン湾