初めてなら押さえておきたいど定番スポット6選
富士山
山梨県のシンボル的存在である、富士山。山梨県だけでなく、日本の山の代表として有名な富士山は2013年6月に世界文化遺産に登録されてから、海外の観光客にも注目されているスポットです。富士山という自然の中にある山に、芸術性や宗教性を見出してきた日本人の自然観や文化観が詰まっていて、いわば日本の象徴と言っても過言ではありません。
富士山の作り上げた自然はどれも絶景です。太陽が傾斜することで山の影が地上に伸びる影富士や、駿河湾や相模湾から吹く風が富士山に当たって作られる傘雲やつるし雲などの独特な形の雲を楽しむことができます。そして7月上旬から9月上旬の登山シーズンは登山客がたくさん訪れる、人気のスポットとなっています。
登山口は全部で4つあり、その全てが5合目からのスタートです。5合目まではマイカーやバスで登ることができますが、シーズン中はマイカー規制がかかるため、麓の駐車場からシャトルバスが運行されます。文化や芸術、登山に至るまで、幅広く楽しむことができる富士山を訪れてみてはいかがでしょうか。
河口湖
河口湖は、富士山の周りにある湖、「富士五湖」の中の1つとして数えられている湖です。富士五湖には他に「山中湖(やまなかこ)」「西湖(さいこ)」「精進湖(しょうじこ)」「本栖湖(もとすこ)」の4つの湖があり、それぞれ季節によって違った表情を見ることができます。
中でも河口湖は、周辺の施設が充実しています。大自然を楽しむことができるアスレチック施設や、湖上でカナディアンカヌーを楽しむことができるアクティビティが行われていたり、他にも山梨県を中心とした地方の郷土料理である「ほうとう」の手作り体験ができるほうとう専門店や、富士山を眺めながら温泉を楽しめる「富士眺望の湯」があるなど楽しい観光スポットが盛りだくさんです。
富士山の麓の大自然の中で思い切り遊んだり癒されることが出来るのでおすすめです。
富士急ハイランド
富士山の裾野にあるアミューズメントパーク「富士急ハイランド」は、誰もが耳にしたことのある日本有数のアミューズメントパークです。
何と言っても絶叫系のアトラクションが多いことで有名で、総回転数世界一のコースター「ええじゃないか」や世界最長のホラーハウス「戦慄迷宮」、最大落下角度121度のジェットコースター「高飛車」など、絶叫好きにはたまらないアトラクションが勢ぞろいです。
また、小さなお子さんでも楽しめるメリーゴーラウンドやティーカップなどのアトラクションも充実しているので、大人から子どもまで楽しむことができます。
2018年度から入場無料になり、各種アトラクションごとに料金が発生するシステムになりました。もちろんフリーパスもあるので1日アトラクションに乗って楽しみたいという方も安心です。他にも、フリーパス付き高速バスプランや電車で行くプラン、宿泊プランまで多種多様なのもありがたいですね。
様々な楽しみ方ができる富士急ハイランド。お気に入りの楽しみ方で、1日はしゃいでみるのもいいかもしれません。
山中湖
山中湖は「富士五湖」の1つに数えられている湖で、その中でも富士山に1番近い湖です。
標高1,000mの大自然に囲まれた高原にあり、湖周辺はサイクリングロードやハイキングコースが整備されていて気軽に自然を感じることができます。また、キャンプ場も整備されているので、家族や友達とキャンプを楽しむこともできます。
フィッシングスポットとしても人気で、年間通してブラックバスやブルーギルを釣ることができるそうです。冬季限定のワカサギ釣りも人気のイベントとなっています。
そして何と言っても冬に見ることができる「ダイヤモンド富士」は思わず息を飲むほどの美しさで、一見の価値ありです。「ダイヤモンド富士」とは富士山の山頂に太陽が重なる瞬間、太陽がダイヤモンドのように光り輝く現象です。富士山頂に太陽が重なるのは日の出と日没ですが、山中湖から見ることができるのは日没の時間のみです。秋から冬にかけての4ヶ月ほど見ることができるので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?
忍野八海(おしのはっかい)
忍野八海(おしのはっかい)は富士山の伏流水の水源を発する湧水地です。天然記念物として指定されている忍野八海は富士信仰の霊場や富士道者の禊ぎの場所としての歴史や伝説を持ち、世界遺産の富士山の構成資産の1部として認定されています。
また、実はフィッシングスポットとしても人気があり、ヤマメやイワナなどのマス類の魚を釣ることができます。富士の自然が生んだ澄んだ水だからこそ楽しむことができるアクティビティです。
石和温泉(いさわおんせん)
石和温泉(いさわおんせん)は、笛吹市にある山梨県最大の温泉です。首都圏から近く、東京から90分と抜群のアクセスとなっています。温泉旅館はもちろん、プールやホテルなどの施設もたくさんある温泉地です。3月下旬からは桃の花が咲き始め、春の花を見るバスツアーのメッカとしても有名です。
また、フルーツが豊富に収穫できる山梨県ならではのフルーツ狩りも、年間を通して開催されています。1月〜5月はいちご狩り、5月〜6月はさくらんぼ狩り、7月〜8月はもも狩り、7月〜11月はぶどう狩り、9月〜11月はりんご狩りを楽しむことができます。
旬のフルーツと温泉で身も心も癒されてみてはいかがでしょうか。
自然を感じたい方におすすめスポット5選
昇仙峡(しょうせんきょう)
昇仙峡(しょうせんきょうは)甲府市北部にある渓谷です。覚円峰(かくえんぽう)をはじめとする奇岩が渓谷内には数多くあり、白い岩肌に緑の木々が映え、紅葉の季節は赤や黄色に染まった木々がまた違った表情を見せると人気の絶景スポットです。
また、人気の秘密はそれだけではありません。これほどまでの自然を甲府市から30分程度で楽しむことができるんです。気軽に雄大な自然を楽しめるおすすめスポットです。
精進ヶ滝(しょうじがたき)
精進ヶ滝は落差121mの、東日本最大の落差を誇る滝です。深い緑の中、勢いよく流れつづける白い滝はその美しさから東日本一の名瀑とも呼ばれています。
滝の周りには遊歩道が整備されていて、春には美しい新緑、秋には色とりどりの紅葉を楽しむことができます。遊歩道から道を少し外れると日本を横断する巨大な裂け目「フォッサマグナ」を間近で見ることができます。四季によって様々な表情を見せる精進ヶ滝は、いつ訪れても楽しむことができるスポットです。
鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
鳴沢氷穴は青木ヶ原樹海の東の入口にある人気の観光スポットです。樹海と聞くと迷って出てくることができないというイメージが強いですが、青木ヶ原樹海はガイドさんとネイチャーツアーができる、整備の行き届いた樹海です。
今から約1,150年以上前の864年に起きた、富士山の側火山である長尾山の噴火の際に焼けた溶岩流が流れ下ってできた場所で、文部省の天然記念物の指定を受けています。
様々な色にライトアップされた氷柱は幻想的で美しく、自然にできたものとは思えないほどです。
西湖コウモリ穴
富士山北西麓の西湖周辺に広がる青木ヶ原樹海は、日本で唯一にして最大の溶岩上に形成された原生林です。この原生林の中にある西湖コウモリ穴も溶岩でできた洞穴で、1998年から一般公開が開始されました。
国の天然記念物にも指定された、総延長約350m以上に及ぶこの洞穴は富士山麓の溶岩洞穴の中では最大規模のものです。
洞穴内の温度は他の洞穴とは異なり夏も冷えすぎることなく、冬も温暖であるためコウモリが生息していることからこの名前がつきました。
洞穴の中に入れば、富士山の力を感じられること間違いありません。
ほったらかし温泉
ほったらかし温泉は名前だけ聞くと、なんだか温泉として成立しているのか心配になってしまいますが、実はとっても美しい自然の中で温泉を楽しめると人気のスポットなんです。なぜほったらかしというのかというと、甲府盆地を見下ろす眺望と一面の星空が楽しめる夜景が自然の立地のまま楽しむことができちゃうからなんです。
「あっちの湯」と「こっちの湯」の2つの温泉からなっていて「こっちの湯」が元湯、「あっちの湯」が新湯です。強アルカリ性の温泉は硫黄泉に比べて刺激が少なく、肌の弱い方や高齢者やお子さんにもぴったりです。効能は、神経痛や筋肉痛、関節の強ばりや冷え性、疲労回復に効果があります。
大自然を満喫しながら旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
非日常を味わえるテーマパーク5選
ハイジの村
1974年に放映されてからというもの、根強い人気を持つ「アルプスの少女ハイジ」。大自然の中での暮らしを通して成長していく少女ハイジの姿を描いた作品です。干し草のふかふかのベッドやとろけるチーズがのったパンなど、体験してみたい!と思ったかたも多いのではないでしょうか。
そんなハイジの世界観を楽しむことができるテーマパークが「ハイジの村」です。おんじが住んでいたアルムの山小屋や干し草のベッドが再現されていたり、スイスの伝統的な家庭料理のチーズフォンデュを味わうこともできます。
スパやレストラン、ホテルなどもあり、特にホテルはゼーゼマン氏のお屋敷をイメージしたアンティーク調の家具が置かれていて、クララの気分で過ごすことができちゃいます。
広大なロケーションの中で1日中ハイジの世界観に浸ることができるスポットです。
河口湖オルゴールの森美術館
絶景の富士山が目の前に広がる河口湖。そんな河口湖の人気スポットがこの「河口湖オルゴールの森美術館」です。音楽と花の楽園と言われているこの場所に1歩足を踏み入れるとそこはヨーロッパの街並みが広がり、美しいバラが咲き乱れています。まるで絵本から飛び出してきたかのような、なんともメルヘンチックな空間にテンションが上がること間違いありません。
オルゴール館の中にはあの豪華客船「タイタニック号」に搭載される予定だった自動演奏楽器や世界最大級のパイプオルガンなどがあります。他にも定期開催している、サンドアートと音楽を掛け合わせた「サンドアートライブ」や「自動演奏楽器とオペラ歌手によるコラボレーションコンサート」などのイベントも人気です。
また、旬の食材を使用してシェフが腕によりをかけて作ったランチメニューは見た目も美しく、美味しいものばかりです。レストランだけでなくカフェスペースもあるので、少し休憩したいときに寄ってみてはいかがでしょうか。
ミュージアムショップでは、オルゴールを購入できる他、香水やお菓子も買うことができます。特にお菓子はここでしか手に入らないジャムや焼き菓子、チョコレートなどが盛りだくさんです。
忍野しのびの里
忍野忍びの里は富士山麓の忍野八海の近くにある、忍者テーマヴィレッジです。手裏剣を投げたり吹き矢を体験できるアクティビティや、からくりだらけの忍者屋敷で遊ぶことができます。
また、忍術の先生が忍者になるための極意を教えてくれる、キッズ修行体験のイベントや、日本庭園などもあり、家族みんなで楽しめる観光スポットとなっています。
忍者衣装はレンタルもできるので、衣装に着替えて修行すればテンションが上がること間違いありません。他にも、忍野の名水を利用した蕎麦や豆腐を使用した食事処で食事ができたり、ここでしか買えない限定品のお土産を買うこともできます。
清里テラス
清里テラスは、サンメドウズ清里というスキー場を春と秋に一部テラスとして開放しているスポットです。4月から5月、6月から11月にかけて清里高原を一望でき、標高1,900mからの爽快な青空や大きな富士山、南アルプスまで眺めることができるそうです。
テラスにはカフェがあり、ゆったりと寝そべることができるソファや景色を眺めながら軽食を楽しむスペースがあります。
特にカフェではフォトジェニックなパフェやジェラート、スムージーの他に、オリジナルのブレンドコーヒー「清里ブレンド」を味わうことができます。
広大な自然の中でゆったりと贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
山梨県笛吹川フルーツ公園
山梨県山梨市にある笛吹川フルーツ公園は年間を通して様々な旬のフルーツについて学び、楽しむことができる観光スポットです。くだもの広場と呼ばれる半円球の建物が特徴で、イベントやコンサートを行っている他、カフェスペースとしてゆったりと過ごすことができます。このくだもの広場の中にあるオーチャードカフェではくだものを練り込んだご当地ブレンドソフトクリームや生ジュース、ジェラートなどを味わうことができます。生ジュースは季節によってフルーツが変わるので、四季を通して楽しむことができます。
また、くだものの館と呼ばれるくだもの広場の地下にある展示室では、フルーツがどのように私たちの生活に関わっているかなどを学ぶことができます。
他にも、アクアアスレチックや遊具広場、ドッグランなど、お子さんやペットと一緒に楽しむことができるスポットが盛りだくさんです。
ご当地グルメ3選
ほうとう
ほうとうは、かぼちゃや里芋、ごぼうやしいたけ、にんじんなどのたくさんの野菜をもちもちとした太麺と一緒に煮込んだ、山梨県の伝統的な郷土料理です。中国の禅僧から日本に伝わったと言われていて「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源とされています。武田信玄が野戦食として食べていたことから甲府地方に根付いたと言われているそうです。
そんな甲州の歴史の味が食べられる「甲州ほうとう 小作」は、民芸調で雰囲気のあるお店です。山梨ではほうとう専門店の代表格として人気のお店で、人気ナンバーワンの「かぼちゃほうとう」のほか、「豚肉ほうとう」や「鴨肉ほうとう」など、たくさんのメニューから選ぶことが出来ます。「熊肉ほうとう」「すっぽんほうとう」などの変り種もあるなど、メニュー選びだけでわくわくしてしまいます。
オリジナルのもちもちした食感が自慢の麺をたくさんの野菜と一緒に煮込んだほうとうは、素朴でホッとするような味です。
吉田うどん
山梨県富士吉田市で愛されているローカルフード、吉田うどん。富士吉田市では結婚式やお正月など、おめでたい「晴れの日」にはうどんを食べる習慣があります。これは、固く長く、コシのある人生を歩めるようにとの願いが込められているからだそうです。
もっちりとコシのある太麺が特徴のうどんで、醤油と味噌ブレンドのつゆと、キャベツやにんじん、油揚げ、馬肉の合わせ具材が乗っています。具材はお店や家庭によって異なりますが、キャベツの産地としても有名で、かつ馬肉を食べる習慣が古くからあったためキャベツと馬肉を使用することが多いそうです。
メディア等でも紹介された吉田うどんの人気店「吉田うどんふじや」で一番人気のメニュー「ふじやうどん」は、エビ天、ちくわ、わかめ、肉、キャベツなどてんこもりの具材を贅沢に楽しむことができ、おすすめです。
甲府鳥もつ煮
甲府鳥もつ煮は、新鮮な鳥のレバー、ハツ、砂肝、玉道(生まれる前の卵)を鍋に入れ、醤油と砂糖で甘じょっぱく味付けしたもつ煮です。もつ煮といえば、名古屋地方で有名な、味噌ベースのたれを入れた大鍋で、ぐつぐつと長時間煮込んだどて煮という料理のイメージが強いですが、甲府鳥もつ煮は少し違います。強火の鍋にもつを入れ、醤油と砂糖で素早く味付けをします。
奥藤本店の甲府鳥もつ煮は、強火で鍋を揺する際に持ち手がすぐに焼けてしまうので、ペンチで持ち手を持って作るほど。香ばしいたれに絡んだもつはご飯やお酒のおつまみにはもってこいの味です。
山梨県を訪れたら、甲府鳥もつ煮ははずせないご当地グルメとなっています。
運気をあげよう!パワースポット5選
武田神社
山梨県を代表するパワースポットといえば武田神社です。武田信玄を御祭神としてお祀りしてしています。武田信玄は21歳で城主になってからというもの30年あまり、連戦連勝の戦国時代きっての名将と呼ばれていました。また、戦だけではなく領国の経営にも熱心で、治水工事や、農業・商業が発展するように尽力して領民にも深く愛されていました。
そんな武田信玄を祀っているこの神社のご利益はやはり「勝運」です。勝負事はもちろんのこと、「人生そのものに勝つ」「弱い自分に勝つ」というご利益がいただけるのだとか。また、農業や経済、工業などの振興を行った事から産業・経済の神様としても厚く信仰されています。
境内には宝物殿や甲陽舞能殿(こうようぶのうでん)と呼ばれる能舞台があったり、散歩道や公園もあります。お散歩にはぴったりのスポットが盛りだくさんです。
北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
霊峰と称えられ、日本だけではなく世界的にもパワースポットとして評価の高い世界文化遺産の富士山。約10万年も前から火山活動を続けている富士山は、噴火のたびに災害や大きな恵みをもたらしているため、今もなお人々に畏怖の念と感動を与え続けている山です。
その富士山と深い縁のある神社が、北口本宮冨士浅間神社です。ご祭神は木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)。冨士さんの女神とされていて、安産と火防のご利益があります。また、木花咲耶姫の夫である火彦瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト)も祀られていて、夫婦円満のご利益があるそうです。
新屋山神社(あらややまじんじゃ)
新屋山神社は富士山のパワーをもらえる、山梨随一のパワースポットです。商売繁盛・金運上昇のご利益があると有名で、全国各地から参拝者が訪れます。
戦国の室町時代後期に創建され、昔から山を守る神、産業の神として、地域の林業、農業に携わるたくさんの人々に信仰されて続けている神社です。
中でも境内にある御神石という神様にお伺いをたてる石が有名です。3回持ち上げて感じた重さが変われば、速やかにことが運ぶと信じられています。
本栖湖(もとすこ)
本栖湖(もとすこ)は、富士山世界遺産構成資産と呼ばれる富士山周辺の資産である富士五湖の1つです。富士五湖は山梨県側の富士山の麓に広がる5つの湖で、本栖湖はその中でも最高深度121.6m、面積は4.7㎢と最も深い湖です。富士山の火山活動によってせき止められて形成された湖で、透明度が高く、絶景スポットとして有名です。
実は、千円札の裏側に描かれている富士山はこの湖から見た景色なんです。湖畔沿いから登ることができる竜ヶ岳は、元旦に富士山頂から初日の出が登る「ダイヤモンド冨士」を見ることもできます。
また、マリンスポーツやキャンプも楽しむことができるなど、ファミリーで楽しめるスポットとなっています。
仙娥滝(せんがたき)
仙娥滝は荒川上流にある、山梨県を代表する景勝地の1つ、昇仙峡(しょうせんきょう)の最奥部にある滝です。地殻変動による断層によってできた滝は、落差30mの大迫力です。四季によって様々な顔を見せる仙娥滝は、年間を通して楽しむことができる絶景パワースポットです。
滝のみなぎるパワーを分けてもらいに訪れてみてはいかがでしょうか。
なかなか見れない!工場見学・ワイナリー6選
桔梗信玄餅工場テーマパーク
海外の方にも大人気な桔梗信玄餅。最近ではアイスやチョコレートともコラボするなど、人気を博している銘菓です。
そんな桔梗信玄餅で有名な桔梗屋工場で作られる信玄餅の、最初の工程から箱詰めされるまでを見学できるテーマパークが桔梗信玄餅工場テーマパークです。
実は桔梗屋の製品は全て山梨県の一宮の工場で作られていて、信玄餅以外の製品の工程も見ることができます。信玄餅のビニール袋を結ぶ行程の素早さはまさに職人技。1つ5秒ほどで包んでいく動作は目で追えないほどです。
また桔梗屋の塩豆大福やお餅、信玄餅を好きなだけ詰めることができる「お菓子詰め放題」もあります。こちらは専用の袋の口が閉まれば、いくらお菓子を詰め込んでもいいという大人気のコーナーです。お菓子がなくなり次第終了になるので、午前中に行くことをおすすめします。
なかなか目にすることがない、信玄餅ができるまでの秘密を覗いてみてはいかがでしょうか。
サントリー白州蒸溜所・サントリー天然水白州工場
清涼飲料水やお酒の販売で有名なサントリー。専用のお酒や水の工場が全国にいくつかあるのですが、山梨県白州は全国でも有数の名水地で、ウイスキーの蒸溜所と天然水の2つの工場があります。
天然水南アルプス白州工場では天然水のボトリングから包装までの工程を見学することができます。1分間に2ℓのペットボトル365本分をボトリングする速さはまさに圧巻です。見学の後はサントリー天然水のいろいろな製品を試飲することができるそうです。
また、白州蒸留所ではサントリーのウイスキーができるまでを見学することができます。原料から、仕込み、発酵を経て蒸留から貯蔵までの行程を見学することができます。見学後にはウイスキーのテイスティングも楽しむことができます。長い年月をかけて南アルプスの山々をくぐり抜けてきた天然水で作るウイスキーは軽く優しい口当たりです。
レストランやファクトリーショップでもここでしか食べられない、手に入らないものがたくさんあります。白州の自然を感じながら工場見学を楽しめる、おすすめ観光スポットです。
シャトレーゼ白州工場
祝いごとやギフトには欠かせないケーキや焼き菓子。お菓子メーカーとして有名なシャトレーゼの工場は、実は山梨県白州にあるんです。南アルプスの麓にあるお菓子工場で、大自然のど真ん中にあります。白州の新鮮な天然水を使用したアイスの製造や十勝小豆の炊き上げなどを見学することができます。
シャトレーゼは、極力保存料などの添加物を使用しない、素材の味を生かしたお菓子づくりをしています。そのこだわりの工程は必見です。工場見学後は実際に販売している、たくさんの種類のアイスクリームの試食などができます。
ファクトリーショップでも、シャトレーゼおなじみのお菓子の他に、限定の商品も盛りだくさんです。小さなお子さんから大人まで楽しめること間違いなしの工場見学です。
ルミエールワイナリー
山梨県笛吹市にあるワイナリーです。1885(明治18)年に創業したワイナリーは「良いワインは良いブドウから」という創業者の考えを受け継ぎ現在もワインを作り続けています。
都会の喧騒から離れた場所にあるルミエールワイナリーでは、ゆっくりとワインを楽しむことができます。ワイナリー見学では、ぶどう畑から醸造棟、石倉発酵槽の中や地下セラーまで見学することができます。特に石倉発酵槽は歴史的にも価値が高く、国の有形文化財として指定されているので必見です。
また、実際に作られているワインを買うことができるショップや、ワインに合う料理が味わえるレストランなども充実しています。
ワイナリーSADOYA
ワイナリーSADOYAは1917(大正6)年創業の洋酒店です。SADOYAは元は江戸時代から続く油屋、佐渡屋という油を扱うお店でした。それを909(明治42)年に洋酒やビールなどのお酒を扱う代理店「サドヤ洋酒店」に転業したのが始まりです。そして大正に入り、ブドウからワインを作り始めたそうです。
ワイナリーショップやレストランは全てヨーロッパ風の建築となっており、別の空間のように感じます。ゲストハウスではウェディングも行なっているそうです。
約700坪にも及ぶ醸造場や貯蔵庫の地下セラーは樽貯蔵庫、一升瓶貯蔵庫やブドウ栽培に関する展示まで行っています。昔ながらの地下セラーは非日常感をさらに感じられること間違いありません。
また、JR甲府駅から徒歩5分のアクセスの良さも魅力です。手軽にワインにどっぷり浸かることができる空間ですので、ワイン好きなら必見です。
くらむぼんワイン
くらむぼんワインのワイナリーは旧甲州街道と国道20号線に挟まれた通り沿いにあります。ワイナリーへの訪問は自由で、見学やテイスティングを気軽にすることができます。
くらむぼんワインのワイナリーツアーは自社畑から見学することができ、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニョンなどのさまざなブドウが栽培されているブドウ畑は、四季によって様々な表情を見ることができます。
そしてワイナリーの特徴は、何と言っても母屋が日本家屋という点です。この母屋は養蚕農家の家屋を移築して作ったもので、なんと築130年だそうです。中のお座敷では自由に休憩ができるスペースやテイスティングができたりするスペースがあります。もちろん、ワインを購入することもできます。
Holidayユーザーによるおすすめプラン10選
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