横浜を観光するならまずはここ!定番おすすめスポット10選
横浜赤レンガ倉庫
横浜を代表する観光スポットといったらここ、赤レンガ倉庫です。赤レンガ倉庫は明治末期から大正初期にかけて作られたレンガ造りの歴史的建造物で、国の模範倉庫として作られました。第二次世界大戦期では、戦争における軍事物資の補給地として使用され、終戦後はGHQに接収され、アメリカ軍の港湾司令部として使用されていた歴史があります。
その後、倉庫としての役割が低下してしまい、一時は解体するという話も出ましたが、2002年に当時の面影を残したまま、文化・商業施設としてリニューアルオープンしたのです。
2007年には、日本の産業近代化へ大きく貢献した産業遺産として、経済産業省の「近代化産業遺産」に登録されました。そしてさらに、2010年には「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」優秀賞受賞も受賞したのです。
そんな日本の産業とともに歩んできた赤レンガ倉庫。現在、倉庫内にはレストランやカフェが50店舗以上並んでいて、多目的スペースではコンサートや演劇が年間通して開催されています。また、倉庫前のイベント広場では、夏はビアガーデン、冬はスケートリンクやクリスマスマーケットがオープンするなど、季節に応じた大規模なイベントを開催しています。
また、夜になると倉庫がオレンジ色にライトアップされ、夜景スポットとしても人気の高い場所です。
山下公園
山下公園は1930年に開園した公園です。海を見渡すことのできる眺めのいい公園で、横浜ベイブリッジや港を行き交う船を見ることができます。バラの名所としても知られていて、春と秋には「未来のバラ園」にたくさんの色とりどりのバラが咲き乱れ、フォトスポットとしても人気を博しています。
さらに注目すべきは記念碑です。山下公園には数々の記念碑がありますが、中でも童謡で有名な「赤い靴はいてた女の子」の像があったり、「かもめの水兵さん」の像があります。この記念碑たちは実は姉妹都市のサンディエゴから寄贈されたものです。
そのほかにも在日インド人協会から「インド水塔」というインド式の水飲み場を寄贈されています。この水塔は、横浜の近代建築においても歴史的な価値が高く、横浜市認定歴史的建造物に指定されています。眺めも良く、国際色豊かな山下公園はお散歩にもってこいです。
横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワーは地上70階、高さ296mの超高層ビルです。横浜に行ったことがない人でも、ご存知の方が多いのではないでしょうか。そんな横浜のシンボルタワーである横浜ランドマークタワーは、オフィスやホテルを中心にショッピングモールや展望フロアなど、様々な施設を併設しているタワーです。
52階以上は高層ホテルの「ロイヤルパークホテル」が位置していて、下層階にはショッピングモールとレストランがある「ランドマークプラザ」もあります。中でも、69階にある「スカイガーデン」という展望フロアからは、横浜はもちろん、東京タワーや東京スカイツリー、新宿や房総半島、伊豆半島、天気が良ければ富士山までも見渡すことができます。
何と言っても夜景が美しいスポットとしてとても人気が高いので、みなとみらいの夜景とクルーズ船の作り出す幻想的な夜景は眺めるのはもちろん、写真を撮っても楽しいスポットです。
横浜中華街
横浜中華街は、横浜港開港後に西洋人とともに日本にやってきた中国人の外相が商売を始めたことがきっかけで作られ、発展してきました。現在では、約600店舗以上の中華料理屋さんをはじめとする雑貨屋さんや工芸品屋さん、カフェやお土産屋さん、占いのお店までもが所狭しと軒を連ねる観光スポットになっています。
中華街(チャイナタウン)とひと口に言っても世界の色々な場所にありますが、この横浜中華街は世界最大級の規模を誇っています。広東料理、上海料理、北京料理、四川料理に始まり、点心・飲茶のお店や、薬膳のお店、火鍋のお店、フカヒレ専門店まで幅広い中華料理が楽しめるんです。
また、中華街を歩いていると所々で見かける個性的な門は、風水思想に基づいて建てられた「牌楼(パイロウ)」というもので、横浜中華街には現在、10基の牌楼が建っています。
それぞれの門は、陰陽五行に基づく色である「青赤白黒」で塗り分けられ、さらに各方位の守護神として人々に根強く信仰されている東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の四神を据えています。
横浜中華街で中国の歴史や食文化を体験するのもいいかもしれません。
八景島シーパラダイス
八景島シーパラダイスは、水族館・アミューズメントパーク・レストラン・ホテルなどがある複合施設型の水族館です。シーパラダイスの水族館の部分、アクアミュージアムは、700種類、12万点の海の生き物を展示する日本最大級の水族館です。
テーマの異なる4つのコーナーから、大きな水槽でジンベエザメをはじめとする珍しい魚を観察できるコーナー、ペンギンやシロクマが見られるコーナーや、シロイルカとふれあえるコーナーがあります。特にイルカショーを行なっているアクアスタジアムでは、バンドウイルカやシロイルカ、セイウチやアシカ、ケープペンギンなどの海の生き物たちのダイナミックなショーを楽しむことができるんです。
アトラクションコーナーには、メリーゴーランドやバイキング、ジェットコースターなどの定番の乗り物から、チューブ型の乗り物に乗って激流の中を下るアトラクションまで様々です。ほかにも巨大迷路、107mからの高さから垂直落下するスリルあふれるアトラクションまであります。
ゲームコーナーでは景品がジンベエザメやイルカのぬいぐるみや八景島シーパラダイス限定のお菓子だったりします。盛りだくさんのアトラクションで、こちらのコーナーだけで1日楽しめるほどです。
そのほか、レストランやフードコートも充実していて、本格的な海鮮丼が味わえるお店や、バイキング、可愛らしい見た目のスイーツを販売しているカフェまであります。家族で行ってもカップルで行っても楽しい観光スポットです。
よこはまコスモワールド
よこはまコスモワールドは、みなとみらい駅から徒歩約2分の場所にある、アクセス抜群の都市型遊園地です。園内にはジェットコースターやメリーゴーランドなどの約30種類のアトラクションがあります。それぞれ「ブラーノ・ストリート・ゾーン」「ワンダーアミューズ・ゾーン」「キッズカーニバル・ゾーン」の3つのゾーンからなっていて、入場料は無料、アトラクションに乗るごとに料金がかかるシステムです。
数あるアトラクションの中でも高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモロック21」が人気で、観覧車からはみなとみらいの景色を楽しむことができます。フードコートでは、食べ歩きできるクレープやカステラ、ポテトにアイスなどが販売されています。
みなとみらいの景色を楽しみながらワイワイ楽しみたい方にはもってこいのスポットです。
港の見える丘公園
港の見える丘公園は、横浜港を見下ろす小高い丘にある公園です。そして、横浜ベイブリッジを望むには絶好のポイントでもあるんです。また、この海の見える丘公園もバラの名所として人気のスポットで、2016年4月から、バラ園のエリアは「イングリッシュローズガーデン」と名前を変えてあらたにオープンしました。
バラの見ごろは5月中旬から6月中旬頃、10月中旬から11月中旬頃です。イングリッシュローズを中心とする草木の彩りと香りを、横浜ベイブリッジを見ながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
カップヌードルミュージアム
カップヌードルミュージアムは、カップヌードルの歴史・製造工程について、楽しく学ぶことができる体験型ミュージアムです。世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発明した、日清食品創業者の安藤百福。その常識に囚われない創造的な思考は世界の食文化に大きな影響を与えました。カップヌードルミュージアムはそんな彼の創造的思考を様々な展示を通して体感することができます。
チキンラーメンを小麦粉をこねるところから手作りできるチキンラーメンファクトリーや、カップヌードルの製造工程を自らが麺になりきって体感することができるカップヌードルパーク、世界で1つだけのオリジナルカップヌードルを作ることができるマイカップヌードル、今までのカップヌードルの変遷を目で見て感じることができるインスタントラーメンヒストリーキューブなど、楽しい展示やアトラクションが盛りだくさんです。
家族で行っても、カップルや友達で行っても盛り上がれること間違いなしのスポットです。
パシフィコ横浜
パシフィコ横浜は、横浜の新しい都市として注目を集めている、みなとみらい21のウォーターフロントにひろがる「世界最大級の複合MICE施設」です。ビジネストラベルの新たな中心地として有名ですが、このパシフィコ横浜の屋外施設がゆったりくつろげると人気のスポットなんです。
屋外エリアには「臨海パーク」「国際交流ゾーン」「ぷかりさん橋」の3つがあります。「臨海パーク」は横浜港が望める芝生公園や夜景のベストスポットと言われているアーチ橋などがあります。「国際交流ゾーン」では円形の広場が美しいテラスや、開放的なデッキ、テラスなどお散歩にもってこいの場所がたくさんあります。
「ぷかりさん橋」はシーバスや横浜港の遊覧船が発着する場所で、みなとみらいの海の玄関口です。デッキの2階にはレストランがあり、行き交う船を見ながら食事を楽しむことができます。おしゃれで革新的なパシフィコ横浜の屋外空間で、ゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館は、神奈川県の文化と歴史を紹介している博物館です。この博物館は1904(明治37)年に横浜正金銀行本店として建てられました。ネオ・バロック風の建築の美しい旧館と、昭和に入ってから増築された新館からなっていて、旧館部分の外観は建築当初の姿をそのまま残しています。1969年に国の重要文化財に指定されました。
1995年には近代における産業経済を支えた重要な遺跡として国の史跡指定も受けています。そんな歴史ある神奈川県立歴史博物館では先史から現代まで5つの歴史区分に分けられた神奈川の歴史について順を追って学んでいくことができます。ここでしか見ることのできない貴重な映像資料や、図書館の解放も行なっているため、勉強や研究のために足を運ぶ人も多いのだとか。
おすすめショッピングスポット2選
元町ショッピングストリート
横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発展した商店街、元町ショッピングストリート。メインストリートは全長600メートルもあり、上品な商品を多く扱う洋服店や、老舗のお菓子屋、オーガニックの商品を取り揃えたスーパーなどがあり、裏通りには女子ウケ抜群の可愛らしいカフェや、人気のレストラン、個性豊かな雑貨屋などが軒を連ねます。
季節に合わせたイベントも大人気で、特に年に2回、2月と9月に行われるチャーミングセールは多くの観光客で賑わいます。どこか異国情緒のある元町ショッピングストリートを散策して、自分のお気に入りのお店を見つけてみるのもいいかもしれません。
MARINE & WALK YOKOHAMA
赤レンガ倉庫のすぐ近くにあるMARINE & WALK YOKOHAMA。横浜みなとみらい・新港エリアの新たなシンボルとして2016年にオープンしたばかりです。輸入品のブランドやセレクトアイテムを扱うショップが数多く集まっていて、海と緑を意識したショップストリートはどこか海外のような空間です。
さらに、赤レンガ倉庫を望むことができるテラス席のあるカフェやレストランなどがあり、解放感に溢れたつくりが特徴です。ペットと一緒に食事ができるレストランや休憩スペース、リードホルダーや水飲み場まで完備しているので、ペットと一緒にお散歩のついでに立ち寄ることだってできちゃいます。赤レンガに行ったら絶対立ち寄りたいスポットですね。
横浜をもっと楽しむおすすめ体験2選
スカイダック横浜
横浜は日本を代表する国際港湾都市です。港町の街並みを歩いて楽しむのもいいですが、水上から横浜港を楽しむことができるプランとして水陸両用バス、「スカイダック」があります。街と水上、どちらも走ることができるこのバスは、アドベンチャー感覚で横浜を楽しむことができる新感覚都市観光モビリティーです。
陸と水上、どちらからも観光できるため、街の様子がよく分かります。大きな水しぶきをあげて、バスが海に入る瞬間は大迫力です。
揚州飯店(ようしゅうはんてん)
中華街では様々な中華料理を味わうことができますが、自分で作ってみるというのもなかなかできない体験ではないでしょうか。中華街に本店を構える「揚州飯店」では肉まんと餃子の手作り体験ができます。お店が用意した皮と餡を使って作るので、誰でも簡単に本場の味を作ることができます。
食事もついてくるプランもあるので、中華料理を味わってから、中国の食文化を手作りを通して楽しむことができます。
本場の肉まんや餃子を手作りできたら思い出に残る体験になること間違いなしです。
アクティブに観光!おすすめ動物園2選
野毛山動物園
野毛山動物園は、1951(昭和26)年に「野毛山遊園地」という名前で開園しました。明治時代の豪商の別荘跡地に作られたこの動物園は「身近な動物園」として地元の方々に世代を超えて親しまれてきました。横浜の中心部である「桜木町駅」から徒歩15分というアクセスの良さでありながら、入場料がなんと無料なんです。
「誰もが気軽に訪れて、憩い、癒される空間」をコンセプトに運営しているこの動物園は、約100種類、1,500点あまりの動物が展示されています。「なかよし広場」では小動物とのふれあいのコーナーが設けられているので、小さなお子さんが喜ぶこと間違いなしです。
また、野毛山動物園は種の保存にも力を入れているそうです。
神奈川県の「野生傷病鳥獣保護事業」の委託を受け、野生動物の保護や環境保全の役割も担っています。また、春には桜を楽しめるスポットとしても有名で、多くの花見客が訪れます。ふらりと立ち寄ってゆったりできる観光スポットとしておすすめです。
よこはま動物園ズーラシア
よこはま動物園ズーラシアは、「生命の共生・自然との調和」をコンセプトにした動物園です。世界の気候帯、地域別に8つのゾーンに分けてオカピをはじめとする希少生物100種750点を展示しています。それぞれの気候や地域によって観察できる動物は様々です。動物を観察しながら世界一周旅行をしているような気分になること間違いなし。
また園内には石像や生活用具などが点在していて、地域の人間の文化についても学ぶことができます。園内のレストランも人気が高く、東アフリカの代表的料理「ムシカキ(牛串)」や世界10大美食に選ばれたアフリカ料理「ムアンバライス」など、異国情緒あふれるグルメを楽しむことができたり、動物の顔や角を模したアイスクリームが販売されていたり、食事でもズーラシアの世界観に浸ることができます。
家族連れでもカップルでも楽しむことができる観光スポットです。
ツアーやレンタカー・宿を探す
雨でも心配なし!ゆったり室内観光スポット4選
キリン横浜ビアレッジ
実は横浜は日本のビール産業発祥の地なんです。 そんな横浜の地にあるキリン横浜ビアビレッジではビールに関することをたくさん学んで、そして心ゆくまでビールを楽しめる、ビール好きにはたまらない観光スポットです。
工場見学では麦芽やホップの試食から、どのようにビールが発酵して、パッケージングされていくのか、その工程を隅から隅まで見学することができます。見学後にはもちろん出来立てのビールの試飲ができちゃいます。
他にも「ビールセミナー」といって、ビールについての専門的な知識を身につけることができるセミナーを開催していたり、「ビール作り体験教室」では、ビール作りの中でも重要な工程、「仕込み」を体験することができるんです。自分だけのオリジナルビールが作れる人気の体験教室で、6週間後には自分の作ったビールが20本も手元に届く面白い体験もできます。
また、工場限定のお土産として、タンブラーやビールのラベルのコースター、一番搾りのゼリーチョコレートなども販売しています。大人が夢中になれる工場見学、ビール好きなら1度は行ってみたい観光スポットですね。
横浜みなとみらい万葉倶楽部
横浜の癒しスポットとして有名な横浜みなとみらい万葉倶楽部。地上8階建ての広々とした空間にある、情緒あふれる静かな空間です。名湯として知られている「熱海温泉」と「湯川温泉」から毎日タンクローリーで運んでくる温泉を使った大浴場や、露天風呂や、ひのき風呂など、様々な癒しの湯が楽しめます。
温泉だけでなく、食事処やリラクゼーションルームやエステまで、癒しの総合施設と言っても過言ではありません。宿泊プランも部屋に露天風呂が備えついているものや、ファミリープランやカップルプランなど、充実しているので、日中思い切り横浜観光を楽しんで、夜はゆっくり温泉に浸かって疲れを癒すのもいいかもしれません。
三菱みなとみらい技術館
三菱みなとみらい技術館は、三菱重工グループの技術を紹介している場所です。普段の生活ではなかなか触れる機会の少ない最先端の科学技術を、楽しく遊びながら学ぶことができる体験型ミュージアムです。
航空機や深海潜水調査船などのシミュレーターがあり、操縦体験ができる展示や、実際に打ち上げられたロケットに搭載されていたエンジンを間近でみることができる展示、環境のことを考えたクリーンなエネルギーを作る技についての展示など、三菱重工が関わった多岐に及ぶ技術の展示をみることができます。
さらにミュージアムショップではここでしか手に入らない限定グッズの他に宇宙食まで販売しています。他にもプログラミングや科学技術を使って小さな乗り物を動かしたりするワークショップが定期的に開催されていて、知的好奇心をくすぐられます。
オービィ横浜
オービィ横浜は、みなとみらい線直通の総合商業施設「マークイズみなとみらい」の中にあります。ゲーム会社のSEGAが企画開発するテクノロジーを駆使して大自然や動物たちの世界を五感で楽しむエンタテインメント体験ができる全く新しいタイプの施設です。
世界最高レベルの大自然映像とリアルな動物たちが調和した空間になっているので、地球について、自然について、楽しく学ぶことができます。
普段生活していてなかなか出会うことのないカピバラやイグアナ、オニオオハシなどと触れ合える「アニマルガーデン」や、ハリネズミやトカゲ、ヒヨコなど比較的身近な動物たちと触れ合うことができる「アニマルスタジオ」などのふれあいコーナーや、美しい映像を使った大迫力の4Dの映像作品「マウンテンゴリラ」やケニア山の気温を体感できる「マウントケニア」など自然を体感できるコーナーも盛りだくさんです。
横浜の文化に触れるスポット4選
横浜能楽堂
横浜能楽堂は関東最古と言われている能舞台です。1875(明治8)年に旧加賀藩主によって建てられ、その後1919(大正8)年に旧高松藩主邸に移築された「染井能舞台」を復元したものです。建築史上、能楽堂史上とても貴重なもので、横浜市の文化財にも指定されています。
能楽堂の鏡板と呼ばれる正面の後ろ板には大きなには松が描かれていますが、この横浜能楽堂の鏡板は松だけではなく梅も描かれているんです。梅が描かれた鏡板はとても珍しく、前田家の先祖である菅原道真の梅にちなんだのではないかと言われています。
「敷居の低い能舞台」をコンセプトにリーズナブルに楽しんでもらえるような普及公演や、能や狂言についての理解を深めるセミナーやワークショップなども行なっています。2,000円で解説付きの狂言2曲が楽しめる「横浜狂言堂」も人気のイベントです。
横浜美術館
迫力のある、左右対称が美しい横浜美術館は、1989年に開館しました。吹き抜けのグランドギャラリーは特徴的な設計で、フォトスポットとしても人気が高いです。館内は、7つの展示室の他に、10万冊を超える蔵書がある美術情報センター、様々なワークショップやセミナーを開催しているアトリエなどがある、国内でも有数の規模を誇る美術館です。
年間を通して多彩な企画展やコレクション展が開催されています。約10,000点の所蔵品があり、幕末から明治にかけてよこはまと関わりの深い作家の作品や、ピカソやダリなどの世界的に有名な作家の作品など、国内外の様々な美術品を収集しています。
大佛(おさらぎ)次郎記念館
アーチ型をした屋根と赤レンガの外観が目印の大佛次郎記念館。港の見える丘公園にある展望台南側にひろがるこの記念館は、横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の業績を称えて作られた記念館です。大佛次郎は横浜で生まれ、横浜を舞台にした作品を多く書いたことで有名ですが、この赤い外観の建物が写真映えすると人気のスポットなんです。
代表作には「パリ燃ゆ」や「赤穂浪士」などがあり、開化期の横浜を描いた作品として「霧笛」や「幻燈」などが知られています。また、愛猫家としても知られていて、館内には大佛自身が所蔵していた猫の置物も多数展示されています。
三渓園
三渓園は、生糸貿易によって財をなした、実業家で茶人でもある原三渓によって作られた日本庭園です。その広大な園はなんと東京ドーム4個分にも及びます。園内には京都や鎌倉から移築された歴史的に価値の高い建造物が17棟も配置されています。
そのうちの10棟が重要文化財として指定されていて、3棟が横浜市指定有形文化財として指定されています。横浜でも有数の日本文化の発信地として人気のスポットで、特に海外からの観光客に人気です。梅や桜、ツツジ、紅葉など年間通して変わりゆく自然の風景を楽しむことができます。
横浜の歴史に触れるスポット4選
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館は1917(大正6)年に建てられました。レンガと花崗岩でできた建物で、赤レンガの時計塔が特徴です。神奈川県庁本館が「キング」横浜税関が「クイーン」、そして横浜開港記念会館は「ジャック」として、「横浜三塔」と並び称されています。
2階にあるステンドグラスは国の重要文化財に指定されているので絶対に見ておきたいポイントです。
日本郵船氷川丸
氷川丸は1930年に太平洋横断シアトル航路へ就航した高速貨客船です。当時最新鋭であった大型ディーゼルを搭載した今までにあに安全性を誇る客船で、一等公室にはフランス人デザイナーによるアール・デコ様式の内装が施されていた、当時を代表する船でした。
喜劇王チャップリンも乗船したことで有名で、第2次世界大戦中は海軍の病院船として活躍しました。終戦までに合計3回も触雷しましたが、それでも沈むことがありませんでした。氷川丸は沈没を免れた唯一の日本郵船の大型船だったそうです。
そんな歴史を持つ氷川丸は、2006年に改装を行い、2008年に日本郵船氷川丸としてリニューアルオープンしました。現在は、山下公園前に係留されています。「客船エリア」や「乗組員エリア」などの船内の見学ができ、展示コーナーでは歴史を学べます。デッキからは横浜港の風景が楽しめる絶景スポットになっています。
横浜関帝廟
横浜中華街にあるパワースポット。日本が開国して横浜の港が開かれてからまもなく、多くの中国人の商人たちが外国人居留地にくらすようになりました。そんな中、1862年、1人の中国人がささやかな祠を作ったことが始まりと言われています。故郷を離れてくらす中国人の人々の心の拠り所として今もなお愛されている場所です。
お祀りされているのは三国時代に活躍した武将關羽です。
彼は武将としてその名を馳せただけでなく、帳簿を発明したり、理財に精通していたため商売繁盛の神としても信仰されています。活気溢れる中華街のパワーをもらいに行くにはもってこいのパワースポットです。
神奈川県庁
神奈川県庁本庁舎は、横浜を代表する近代建築の1つです。アール・デコ様式の影響を受けた幾何学模様の装飾が特徴の外観には「キングの塔」がそびえ立っています。テレビや雑誌でも取り上げられることの多いこの神奈川県庁は、実は県内で最初の国登録の有形文化財なんです。
また、知事が執務する都道府県庁舎の中では、大阪府本庁館に次いで2番目に古い建物でもあります。そして屋上展望台からは、ベイブリッジや赤レンガ倉庫、ランドマークタワーが一望できます。外観から内観まで趣向を凝らしたデザインの神奈川県本庁は一見の価値ありです。
まだまだある!おもしろ博物館2選
原鉄道模型博物館
世界的に有名な鉄道模型作家で収集家でもある原信太郎氏のコレクションから選りすぐりの鉄道模型約1,000両を展示しています。蒸気機関車から電気機関車への変遷の時期の日本・ヨーロッパ・アメリカの鉄道が多いことが特徴で、横浜にいながら世界の鉄道までを見ることができるんです。
さらにこだわりの1つとして、本物の鉄道車両が完璧に再現されています。架線からは電気が通り、鉄の2本のレールの上を模型が走ります。なので走行音の「ガタンゴトン」良いう音までが本物そっくりなんです。
馬車道や中華街エリアを再現したジオラマや、アンティーク鉄道玩具なども展示されているので、貴重なコレクションを見ることができるチャンスです。
新横浜ラーメン博物館
新横浜ラーメン博物館は、館内に昭和のレトロな街並みが再現されたフードアミューズメントパークです。全国津々浦々のラーメン店が軒を連ねていて、全国のラーメンをはしごして食べ比べられるという、ラーメン好きにはたまらない観光スポットです。
ラーメンの文化や歴史を学ぶことができるミュージアムコーナーのほか、スープや麺、タレ、油、具材などをセレクトして自分好みの珠玉の1杯を作ることができる「マイラーメンキッチン」などのコーナーがあります。また、ラーメンだけでなく、昭和の街並みに合わせた駄菓子屋やスナックがあったり、レトロな世界観にどっぷりと浸かることができるお店もたくさんあります。
さらにミュージアムショップでは全国の人気お土産ラーメンのほか、ここでしか手に入らない限定のラーメングッズも数多く揃っています。ラーメンが好きな方、レトロな雰囲気に浸かりたい方はおすすめのスポットです。
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