横浜ハンマーヘッドってどんなところ?
横浜ハンマーヘッドは、客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル(CIQ) 」を中核に、ホテル「インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピアエイト)」、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」、公園「ハンマーヘッドパーク」からなる複合施設です。
2019年10月31日(木)に商業ゾーン「ハンマーヘッド ショップ&レストラン」オープンを皮切りに、ホテル(2019年11月開業)、公園(2020年開業)と順次オープンしました。建物に隣接する新港ふ頭は、11万6千総トン級の客船にも対応するよう整備され、新たな日本の海の玄関口となっています。
周辺には「横浜赤レンガ倉庫」や「カップヌードルミュージアム横浜」といった横浜・みなとみらいを代表する施設があり、新たなおでかけスポットとして注目を集めています。
施設名の由来となる「ハンマーヘッドクレーン」は国内初の港湾荷役専用クレーンとして1914年、新港ふ頭に設置されました。人力で行っていた荷物船への重量物や鋼材の運搬をクレーンで行えるようになり、荷役の先陣をきりました。
それから海上貨物の運搬がコンテナにとってかわるまでの88年間、貨物の積み降ろしの役割を果たしてくれたハンマーヘッド。その功績をたたえ、2019年にハンマーヘッドを中心とした新たな客席ターミナルを整備されることとなりました。
建物の1階に位置する客船ターミナル施設(CIQ)は、Custom(税関)、Immigration(出入国管理)、Quarantine(検疫)の頭文字をとった施設です。クルーズ船で訪れた観光客がスムーズに入国審査等の手続きを行うことができる場所となります。また、客船が停泊していないときにはイベントスペースとしても利用されます。
同じ建物内にある「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」では、1階はラーメンフードコートとテイクアウトができるカフェが勢揃い。2階はオシャレで都会的な店舗が目白押し。新業態・初出店のテナントを含む飲食テナントで、シーフード料理、スパニッシュ、イタリアン、ハンバーグ等絶品グルメを味わうことができます。その中でも特に注目されているのが、「見る、味わう、楽しめる」の3要素がつまった食の体験商業施設です。
見どころ
注目の体験型商業施設
横浜発のチョコレートブランド「バニラビーンズ」は、厳選した材料を使用したこだわりのボンボンショコラやオランジュなどを販売しているチョコレート専門店です。そんな「バニラビーンズ」が、カカオの焙煎をメインに手掛けるロースタリーとして新店舗をオープンしました。
新サービス「TAB LABO(タブラボ)」はその場で出来上がるチョコレートのオーダーメイドサービスです。自分好みの素材や形を選び、スタッフがチョコレートを作る姿を間近でみることができます。チョコレートを冷やし固めている合間は、ショッピングを楽しむのもよし、店舗限定商品を味わうのもよし。待ち時間も退屈せず楽しめます。
※TAB LABO(タブラボ)」サービスは、当面の間、休止中です。
神奈川銘菓コンクールで最優秀賞を受賞した「クルミッ子」で有名な「鎌倉紅谷」。期待の新店舗は「クルミッ子つくるっ子!」というクルミッ子の製造体験ができるワークショップが開かれてます。
生地やキャラメルを伸ばすところから自分で行い、出来あがっていく様子をガラス越しに見る特別感は、ここでしか味わえないものとなっています。完成したクルミッ子は、ファクトリーの思い出と共に「クルミッ子メモリアルブック」に閉じ込めて持ち帰ることができます。ワークショップは土日祝のみの実施で事前予約制となっているので注意が必要です。
また、カフェスペースにはテラス席もあり、横浜港を望みながらオリジナルスイーツやドリンクをいただくこともできます。特に「The Factory's クルミッ子パフェ」や「クルミッ子キャラメルバナナフラッペ」、「The Factory's KurumicCAKE」は見た目もかわいくオススメです。
※ワークショップ開催は、当面の間、休止中です。
横浜の老舗菓子メーカー「ありあけ横濱ハーバー」が展開する新スタイル「ありあけ ハーバースタジオ」では、スタジオ限定の立体船型パッケージに入ったオリジナルお菓子を作ることができます。
好きなハーバーを3つ選んで撮影ブースで写真をパシャリ。メッセージを入力したら自分の画像が入った世界に一つだけの「my ハーバー」の完成です。またパッケージを専用アプリでスキャンすると製造工程をスマートフォンで見ることができます。2度楽しませてくれるハーバーを手にできるのはここならではです。
さらにここでは、店内の厨房で焼き上げた「焼きたてハーバー」が楽しめます。「ダブルマロン」「ガトーショコラ」のほかに直営限定のブランデーと金粉で仕上げた大人の味「ロイヤルハーバー」が味わえます。焼きたてでしか味わえないさっくりとした生地にホクホクの餡は一度口にいれたらやみつきになります。
横浜ならではのオリジナル商品をつくる体験は、思い出として色濃く心に刻まれること間違いなしです。
横浜初進出のピーターラビットカフェ
「ピーターラビットカフェ横浜ハンマーヘッド店」は、イギリス生まれのキャラクター、ピーターラビットのオフィシャルカフェ日本2号店です。第1号の東京・自由が丘店が、イギリスの湖水地方にインスパイアされたデザインであるのに対し、横浜ハンマーヘッド店はロンドンをイメージした内装で、都会的な雰囲気がピーターラビットの新たな世界観を演出しています。
店内にはピーターラビットが大好きな野菜のビュッフェコーナーや店舗限定キャラクターのオリジナルスイーツが並んでいて、どこを切り取っても写真映えすること間違いなしです。また、ピーターラビットやフロプシーなど物語に登場するキャラクターたちのぬいぐるみをはじめとするグッズも販売しています。
併設された、新スタイルの「ピーターラビット クレープリー」で売っているクレープ、ソフトクリームには絵本の世界観が忠実に表現されています。テイクアウト専門なので、ピーターラビットカフェにはないメニューが味わえます。
全国の名店が集結!新スタイルのラーメンフードホール
今や日本の文化となったラーメン。そんな老若男女が大好きなラーメンが一同に会した新業態の「JAPAN RAMEN FOOD HALL」では様々な個性を持つ5店舗が集結。北海道産生肩ロースのチャーシューがこだわりの「初代」、札幌ラーメンの定番である味噌・正油・塩の3味が味わえる「札幌麺処 白樺山荘」、手間ひまかけ作り上げた豚骨スープが自慢の「博多 一星」、本場四川の味で大陸の情熱を感じさせる坦々麺が人気の「陳麻家」、Wスープが特徴の旭川ラーメンの名店「梅光軒」と個性豊かなラインアップです。
また、250席を有するフードホールでは、バラエティに富んだドリンクが並ぶ日本初上陸のオーシャンバーが堪能できます。
全国初出店する「博多 一星」では、時間をかけじっくりと豚骨の味と旨みを凝縮させた本場の博多ラーメンを堪能することができます。特製窯で焼き上げた極上チャーシューと自慢のスープはここでしか味わうことのできない一杯です。後味があっさりしているので女性でもペロリと完食できます。
”新スタイル”類を見ない個性的な店舗
「Bayside Motion (ベイサイドモーション)」は400名を収容できる、食のエンタメ空間を提供します。LIVEやDJ、漫才などを日替わりで楽しむことができる大人の遊び場です。壁一面に張り巡らせたLEDライトが一層気分を高揚させてくれます。
スタンディングでもテーブルでも楽しめ、思い思いに過ごすことができます。光と音と映像が織りなすハーモニーは、極上のエンターテインメントを体感できます。港町でエキゾチック空間を楽しんでみるのもいいですね。
美と健康をテーマにしたドラックストア「AINZ&TULPE (アインズアンドトルペ)」が''フード''と''ギフト''の2つのコンセプトを新たに盛り込んだ新業態のストアを展開します。併設されている「グッドスプーン」とコラボレーションしたカフェ「The CAFE by goodspoon」では、人気のチーズティーをはじめとしたチーズスイーツを味わうことができます。
また、「スターバックス コーヒー」や「THE ALLEY ジ アレイ」、「茶寮 伊藤園」などテイクアウトもできるカフェがあります。ショッピングの合間に立ち寄り、ほっと一息。疲れた体にドリンクが染み渡ります。ドリンク片手にハンマーヘッドパークでゆっくり休憩するのもオススメです。
2階にあるシーフードレストラン「COLONIAL BEACH(コロニアルビーチ)」は海外にいるかのような「非日常リゾート空間」がコンセプトです。店内は約442.9平方メートルで、テラス席を含め全150席あります。個室も備えられているので、お誕生日会など特別な日にもぴったりです。
穴場はカウンター席です。バーテンダーによって目の前で作られるカクテルは格別。水が絶えず流れるオブジェが織りなす水の音色は、一層ムードを高め、私たちをすぐさま癒し空間にいざないます。
埠頭の上にある絶景ホテル
2019年11月に、新たなインターコンチネンタルホテルとなる「インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピアエイト)」がオープンしました。1階にエントランス、2階にはホテルフロント、3階から5階が客室となっています。全173の客室はいずれも45平方メートル以上の広さを確保されており、ゆったりとくつろげます。
1991年開業の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」に次ぐ、同地区の新たなインターコンチネンタルホテルですが、今回のホテルが位置するのは、3方向を海に囲まれた国内でも希少な海上立地。ふ頭ならではのダイナミックな眺望は開放感に溢れ、優雅なひとときを楽しめます。
インターコンチネンタルブランドの特徴であるラグジュアリーな空間が広がるラウンジをはじめ、レストラン&バー、パーティールーム、スパ、フィットネス、インドアガーデン、そして横浜ならではの海上絶景が楽しめるルーフトップが備えられています。
クラブルームに宿泊したゲスト専用ラウンジでは、大きなガラス張りの窓から、朝・昼・晩で刻々とうつろう横浜港を一望することができます。宿泊をした際には、思い切って羽を伸ばしてみてはいかかがでしょうか。
おすすめの周辺スポット
横浜ハンマーヘッドから徒歩10分圏内でいけるランチ
パイホリック
赤レンガ倉庫の近くのマリン&ウォークの1階にある、パイ専門店です。ランチは、出来立てパイが食べ放題。カウンター席では目の前でパイができる過程やオーブンから出てくるパイを見ることができます。
chano-ma(チャノマ)横浜
横浜赤レンガ倉庫2号館3階ににある、茶の間(チャノマ)カフェ。店内にはテーブル席の他にベット席というリラックスできる空間が用意されています。パンが食べ放題になるランチメニューや和風のデザートが人気です。
レナーズ
横浜ワールドポーターズの1階にある、マラサダ専門店。マラサダとはドーナツのようなモチモチとした食感が楽しめるハワイの定番おやつです。「レナーズ」のロゴがおしゃれで可愛いのでテイクアウトしてピクニックに持っていくのもオススメです。
goodspoon みなとみらい店(グッドスプーン)
赤レンガ倉庫の近くのマリン&ウォークの2階にある、チーズ専門店。店内併設のチーズファクトリーで自家製のモッツァレラチーズが食べられるお店として大人気です。出来立てのチーズやパン、お惣菜といった充実した品揃えの食べ放題が楽しめます。
横濱たちばな亭 赤レンガ倉庫店
横浜赤レンガ倉庫2号館1階にあるファストカジュアル洋食店。定番メニューはオムライスで、ガラス越しに半熟たまごが宙を舞う光景を見ることができます。トロトロな食感と濃厚なデミグラスソースがやみつきになる横浜グルメです。
横浜ハンマーヘッドと合わせて観光におすすめ
横浜赤レンガ倉庫
歴史あるレンガ造りの倉庫を改造したショッピングセンターと商業施設です。ショップが35店舗、カフェやレストランが15店舗と充実しています。毎週末、出かけたくなるようなイベントが開催される、横浜の定番スポットです。
カップヌードルミュージアム横浜
みなとみらい駅から徒歩約8分の場所にある、インスタントラーメンの体験型食育ミュージアムです。安藤百福(あんどう ももふく)が生み出したカップヌードルやチキンラーメンの歴史を学ぶことができます。
また、「チキンラーメン」を手作りできる工房や世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房などがあり、インスタントラーメンにまつわる体験ができます。
よこはまコスモワールド
定番アトラクションの大きな観覧車「コスモクロック21」から横浜の景色を一望できます。入園料が無料なので学生や若いカップルにもオススメ。夜にライトアップされるイルミネーションショーは圧巻で、ロマンチックな雰囲気が楽しめます。
横浜ワールドポーターズ
みなとみらい駅から徒歩約5分に位置する、ショッピングモールです。イギリスの老舗玩具店が初上陸したことでも話題のスポットです。お子さん連れには嬉しいベビーカーレンタルやおむつ・ミルクルームなど、設備が充実しており、ゆったり食事やショッピングが楽しめます。
横浜中華街
500店舗以上が軒を連ね日本三大中華街に数えられる「横浜中華街」。高級感あふれる老舗の名店から、テイクアウトもOKでフラットに立ち寄れる庶民的なお店まで様々な店舗が点在しています。食べ歩きはもちろん、雑貨店やアミューズメント施設も揃っているので、一日中飽きずに楽しむことができます。
アクセス情報
電車で行く場合
みなとみらい線「馬車道駅」4番出口より徒歩10分
みなとみらい線「みなとみらい駅」5番出口より徒歩12分
JR京浜東北線「桜木町駅」より徒歩15分
みなとみらい線で来られる方は「馬車道駅」の方がオススメです。
車で行く場合
首都高速「みなとみらい」または「横浜公園」出口より5分
バスで行く場合
「横浜ハンマーヘッド」と「桜木町駅」を結ぶ横浜市営バス「ピアライン」が運行します。
【運行時刻】
- 桜木町駅前発 平日:8時18分~21時20分 /土・休日:8時48分~21時26分
- ハンマーヘッド発 平日:9時07分~22時15分 /土・休日:9時37分~22時15分
【運行頻度】
1時間に1〜2本
【料金】
- 大人220円
- 小児110円
※横浜市営バス定期券、1日乗車券、みなとぶらりチケット、横浜市敬老特別乗車証、横浜市福祉特別乗車券は利用可能
よくある質問Q&A
駐車場はありますか?
はい、横浜ハンマーヘッド専用の駐車場があります。
【横浜ハンマーヘッド専用駐車場の詳細】
住所:神奈川県横浜市中区新港2−14−1
料金:平日 30分280円/休日 30分330円
収容台数:最大350台(電気自動車充電スタンド 1機)
利用時間:24時間
駐車券サービス:3,000円(税込)以上で1時間まで無料・5,000円(税込)以上で2時間まで無料
※ご利用店舗にて「駐車券」を提示ください。他店舗同士のレシート合算は不可。
ベビールームはありますか?
はい、2階にベビールームがあります。ベビールーム内には、授乳スペース、男女兼用のおむつ交換スペース、調乳スペースが用意されています。
ロッカーはありますか?
コインロッカーが1階に用意されています。利用可能時間は10:00〜23:00で、時間外の出し入れはできません。
ホテルを利用しない人はルーフトップを利用できますか?
残念ながらできません。ルーフトップはホテル宿泊者のみのご利用となります。しかし、「ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT」内にあるレストランには、テラス席も用意されているので開放感あふれる絶景を楽しむことが出来ます。
基本情報
横浜ハンマーヘッド
【営業時間】各店舗によって異なります。また、状況等により変更の場合もありますので、最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
【定休日】無休
【問い合わせ先】横浜ハンマーヘッド公式ホームページ
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