赤レンガ倉庫ってどんなところ?
明治末期から大正初期に、国の模範倉庫として建設された赤レンガ倉庫。2002年にその面影を残したまま文化・商業施設として生まれ変わり、現在も変わらず愛されています。
小さなお店が軒を連ねるフロアやおしゃれなカフェに、ベイブリッジや大さん橋を一望できる海に面したロケーション。様々なシーンで便利な赤レンガ倉庫は、今や横浜を代表する観光地です。
最近では、ショッピングや食事を楽しむためだけの場所だけではなく、絶えず開催されているイベントが毎回注目を集めています。例えば倉庫の前のイベント広場に砂浜を設置したり、スケートリンクをつくったりと季節ならではのものが多いです。そのため、次々と変わっていくので飽きることなく何度でも通いたくなってしまうと大人気です。
見どころ
赤レンガグルメを楽しもう
bills
赤レンガ倉庫には、朝食からディナーまでいつでも楽しめる、絶品グルメがたくさんあります。まず朝食にぴったりなのが、世界一の朝食を食べられるという「bills」。日本では七里ヶ浜に続く、2店舗目の横浜赤レンガ倉庫店は2号館の奥、最も海に近い場所に位置しています。
おすすめのメニューは、スクランブルエッグに大きな改革をもたらしたと言われる「スクランブルエッグ+トースト」です。とてもスクランブルエッグとは思えないくらいお値段は貼りますが、きっと最高の一日を始めることが出来るはず。また、赤レンガ倉庫店でしか食べられない限定メニューもあります。
それは、オリジナルレシピを赤レンガ倉庫の爽やかな雰囲気に合わせてアレンジした、酸味が特徴の「ベリーベリーパンケーキ」。リコッタチーズとベリーを使ったパンケーキに、ピンク色のベリーバターとフレッシュベリーが添えられていて、美味しいのはもちろんですが、見た目にも可愛いのでインスタ映えが気になる女の子におすすめです。
たちばな亭
朝はゆっくりスタートしたいという方におすすめな赤レンガ倉庫のランチは、「たちばな亭」のオムレツライス。ここのオムライスは作っているところが外の通路から見えるようになっているのですが、シェフのオムレツの作り方がついつい目を奪われてしまうと話題のお店なんです。
鍋を振り、卵を宙に舞い踊らせてご飯の上に飛ばす華麗な技を披露しているので、オムレツ作りを見られる小窓にはいつも人だかりが出来ています。扱いが難しい卵を強火で焼き上げ、つなぎ目を半回転させる技も圧巻で、そのパフォーマンスを見ていると、どうしてもオムライスが食べたくなってしまうこと間違いなしです。
雑貨屋さん巡りを楽しもう
赤レンガのショップはレストラン、ファッションなど様々ですが、実は一番種類が多いのは雑貨やアクセサリーのショップです。そのため、雑貨の品揃えはとても豊富で、レディースのアクセサリーや可愛らしい小物だけでなく、メンズの革小物やステーショナリー、キッチン雑貨など幅広く取り揃えています。老若男女問わず、幅広い世代の人たちが楽しめる場所でもあります。
洗練されたお洒落なデザインのものが多く、港が近い横浜らしくトルコや北欧、ヨーロッパなど世界のこだわりアイテムを揃えた雑貨屋さんが多い印象を受けます。
普段使いの雑貨から、プレゼントや結婚祝いなどのギフト、横浜土産にもぴったりのお店が1号館にも2号館にもたっぷりと軒を連ねているので、雑貨好きにとっては堪らない空間です。きっと自分だけのお気に入りが見つかること間違いなしです。
赤レンガならでは!横浜らしい絶景を見つけよう
赤レンガ倉庫の東側の海に面した広場では、横浜ベイブリッジや横浜港大さん橋を望むことが出来ます。そのため、大さん橋の前を行き来する大型客船を眺めることも出来ます。
大きな建物がゆっくり移動しているかのような感覚で、いつまでも見ていられる光景です。特に夜はベイブリッジも、横浜港大さん橋ターミナルもライトアップされるので、キラキラと海に反射する絶景に出会えると思います。
また、反対の西側では、横浜ランドマークタワーやコスモワールドのシンボルである観覧車「コスモクロック21」など、みなとみらいの景色を楽しむことが出来ます。昼間の景色ももちろん絶景ですが、こちら側の景色は東側に比べるとより夜景がおすすめです。
東側の夜景は、海がライトアップを引き立たせてくれるので、色や光の数が少なくてもシックで美しい夜景を楽しむことが出来ますが、西側の夜景はみなとみらいに面しているので、観覧車の次々に変わるカラフルなライトアップ以外にも、遊園地やビルの灯など様々な光で派手な夜景を楽しむことが出来ます。
どちらの夜景も楽しめるのは、海のすぐ近くに位置している赤レンガ倉庫だからこそ。赤レンガ倉庫に隣接する芝生のエリア「赤レンガパーク」で芝生に寝転びながら楽しむのと、赤レンガ倉庫の建物内2階の見晴らしの良いベンチから楽しむのがおすすめです。
横浜の歴史やアートを感じよう
この横浜赤レンガ倉庫は、創建時1913年の佇まいをそのまま残しており、当時の建築技術の素晴らしさを体感出来る、歴史的建造物でもあります。例えば旧横浜港駅のプラットホームや鉄道レールなど。さらに注目して見ていくと、防火扉やエレベーターなども機能はしていませんが、今も当時のまま保存されています。
赤レンガ倉庫は1号館と2号館があり、真ん中の通路がイベント会場になっています。1号館は2号館に比べて小さいのですが、2号館はレストランや雑貨屋さんが多く入っているのに対して、1号館は横浜や赤レンガ倉庫自体の歴史を感じることができる展示スペースがあり、グルメやショッピングだけでなく、観光スポットとしての楽しみ方が出来ます。
また、展示スペースだけでなく、国内外の多様な文化が交流し、横浜らしい文化を創造する拠点として活動しています。そのため、1号館3階のホールや2階のスペースはダンス、演劇、音楽、アートなどの芸術文化が交流する場として様々な用途で使われます。
赤レンガ倉庫に対して、歴史やアートを体感する場所というイメージを持っている人は少ないかもしれませんが、そういった側面もあるので、注目して見てみてはいかがでしょうか。
可愛いお土産をゲットしよう
人気観光スポットである赤レンガ倉庫は、建物の形が特徴的でお洒落なことから、赤レンガ倉庫がモチーフとなった可愛らしい限定のお土産が充実しています。自分へのお土産にも、友達や職場へのお土産にもぴったりなものが必ず見つかります。ここでしか手に入らないアイテムも多いのでお土産情報はぜひチェックしておきましょう。
Hacoa DIRECT STORE(ハコア ダイレクトストア)
木製デザイン雑貨ブランド「ハコア」の直営店。ハコアは木製だからこその暖かみがありながらも、スタイリッシュでお洒落なデザインが人気なこだわりの雑貨屋さんです。赤レンガ倉庫の店舗は、直営店だからこその限定商品や、職人の視点で厳選したセレクトアイテムが揃っています。
また、店頭ではレーザー彫刻機により、商品にその場で名前やイラストが刻印できる名入れサービスをおこなっており、世界に一つだけのオリジナルギフトを手軽に作り、プレゼントすることも出来ます。
Souvenir Gallery YOKOHAMA(スーベニール ギャラリー ヨコハマ)
「大切な人との素敵な思い出や、その瞬間にしか味わえない気持ちを横浜からたくさん持ち帰ってもらいたい」という思いで赤レンガ倉庫や赤い靴、観覧車などの横浜らしいモチーフを使った雑貨を取り扱っているお店。
がま口やバッグ、布小物など日本製にこだわってつくったオリジナル商品を中心に、アクセサリー・インテリア・カトラリーなどもセレクトしています。
横浜赤レンガパウンド
国産の石臼挽き粉を使用した、しっとりしたパウンドケーキ。少し大人な味の赤ワインレーズン味、ミルクの香りが香る甘さが美味しいミルク味、たくさんのチョコチップを入ったチョコレート味の3種類があります。赤レンガ倉庫の形の箱の中に入ったパッケージも可愛らしいですし、ボリュームもあってお手頃なので家族へのお土産などにぴったりです。
横浜チョコレート「赤い靴」
1922(大正11)年に野口雨情(のぐち うじょう)作詞・本居長世(もとおり ながよ)作曲で発表された童謡『赤い靴』。この童謡『赤い靴』の2番の歌詞には「横浜の埠頭から汽船に乗って 異人さんに つれられて行っちゃった」という歌詞があることから、横浜の童謡として親しまれてきました。
赤レンガ倉庫では『赤い靴』にちなんで靴の形をしたミルクチョコレートが人気です。赤い靴の包み紙に包まれていて、ミニサイズなのでバラマキお土産にもぴったり。可愛らしいパッケージが目を引くお菓子なので、赤レンガ倉庫に行ったら是非チェックしてみて下さい。
イベント情報
それぞれのイベントは状況や年度によって、開催内容が変更される場合があります。詳細や最新情報は、こちらにてご確認ください。
ヨコハマフリューリングスフェスト
「フリューリングスフェスト」とはドイツ各地で開催される春の訪れをお祝いする「春祭り」のこと。ビール祭りと移動遊園地がセットになっていて、ドイツでは家族や仲間とともに春の一日を楽しむ風物詩です。
ヨコハマフリューリングスフェストではドイツにならったビールや、移動遊園地はもちろんですが、野外シネマやショッピングも楽しめるイベントになっていました。大人も子供も楽しめるお祭りなので家族連れにおすすめです。
【開催日】
4月下旬〜5月上旬頃
【場所】
横浜赤レンガ倉庫イベント広場、赤レンガパーク
【入場料】
無料(飲食・物販・アトラクション代は別途)
GREENROOM FESTIVAL(グリーンルーム フェスティバル)
サーフカルチャーをルーツに持つ、 音楽、アート、映画のフェスティバル 「GREENROOM FESTIVAL(グリーンルーム フェスティバル)」。2005年からスタートし、もう15年の歴史があります。
2019年も“Save The Beach Save The Ocean”のコンセプトを掲げ、横浜赤レンガ地区野外特設会場にて開催していました。コンセプトに沿い、近年急速に減少しているビーチと海の環境を守る為の活動も行なっています。
メインのコンテンツは、7つのステージで2日間に渡って行われる、総勢58組のアーティストによる音楽ライブ。 有名アーティストが多数参加しており、音楽フェスに来たような感覚を味わうことが出来ます。通常の音楽フェスだと少し遠出しなければならないイメージですが、観光地のど真ん中の赤レンガ倉庫で開催されるため、気軽に立ち寄れるのも魅力の1つです。
さらに、ライブだけでなく多数のコンテンツがそろっています。ビーチ&サーフカルチャーをバックボーンに持つファッションブランドのブースや国内外のアーティストの作品に出会えるギャラリーなど、子どもから大人まで楽しめるワークショップがあるので様々な楽しみ方で満喫出来ます。
【開催日程】
5月下旬頃
【開催場所】
横浜赤レンガ地区野外特設会場
RED BRICK BEACH
横浜にいながら、リゾート気分を体験できるイベントとして2011年から開催し、9回目のイベントが行われました。毎年テーマを変え、東南アジア、アメリカ西海岸、中南米などのリゾート地を再現した夏季限定イベントでです。
みなとみらいの海に面した横浜赤レンガ倉庫だからこそ、プライベートビーチの雰囲気を感じ、ゆったりと過ごせるリゾート空間が演出されます。エリアの奥には真っ白な砂浜が広がり、カラフルなテントがインスタ映えばっちりです。会場内にはハンモックやウッドデッキなどが設置され、イベント限定のフードやドリンクを味わえます。
昼はランチ・カフェタイム(10:30〜17:00)、夜はバータイム(17:00〜22:30)と時間帯によって異なるメニューが用意されているので、期間中時間帯を変えて訪れれば2度楽しめます。また、週末にはナイトイベントも開催し、幻想的なライトアップが大人な雰囲気を醸し出します。手軽にビーチリゾートに来たような雰囲気を味わえるので夏を満喫しきれていないという方におすすめです。
【開催日程】
7月下旬〜8月下旬頃
【場所】
横浜赤レンガ倉庫イベント広場
(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1)
【料金】
入場無料(飲食代は別途)
パンのフェス
累計77万人以上が来場している日本最大級のパンイベントが、毎年、赤レンガ倉庫イベント広場で開催されています。午前中で売切れてしまうこともある、全国各地の愛される人気のパン屋さんが大集結。普段は人気でなかなか出会うことが出来ない人気のパンに出会うことが出来るので、パン好きの方はぜひチェックしておきましょう。
このパンのフェスの魅力は手に入りづらい人気パンに出会えることだけでなく、色んなパン屋さんが一挙に集結するので、食べ比べが出来ることです。色んなパンに出会い、自分史上最高のパンを探しましょう。
【開催場所】
横浜赤レンガ倉庫イベント広場
【料金】
無料
ただし、パン屋さんエリアのみ
オクトーバーフェスト
ドイツ・ミュンヘンで繰り広げられる世界最大のビール祭りであるオクトーバーフェスト。1810年から開催されてきた歴史あるお祭りで、ドイツ人にとって欠かせないイベントです。
ドイツの建築様式を一部に取り入れた歴史的建造物である赤レンガ倉庫では、毎年このオクトーバフェストを開催しています。長時間飛行機に乗らなくても本場・ドイツに限りなく近い雰囲気を楽しめるのが魅力の祭典です。
本格的なドイツビールはもちろんですが、ビールのお供にぴったりなソーセージやドイツの郷土料理に加え、秋野菜を使用したメニューやポトフ、アヒージョなど、多彩な料理も一緒に楽しめます。また、テントエリアではドイツ楽団の演奏を楽しめるなど様々なコンテンツが集合しています。赤レンガ倉庫でドイツへプチトリップしてみてはいかがですか?
【開催日程】
10月頃
【場所】
横浜赤レンガ倉庫イベント広場
【料金】
入場料500円(税込)(中学生以下無料)
※飲食・物販代は別途必要です。
クリスマスマーケット
ドイツ発祥のクリスマスマーケットは、クリスマス前に準備のショッピングを楽しむ催しです。赤レンガ倉庫はドイツの建築様式を一部に取り入れた歴史的建造物であることから、本場の雰囲気を感じられるクリスマスマーケットとして毎年特に人気のイベントとなっています。
オクトーバーフェストに続き、ドイツ名物ニュルンベルガーソーセージなど、ドイツの郷土料理が充実しています。それに加えて、クリスマスマーケットならではのグリューワインが集結します。店舗ごとに少しずつスパイスが異なるので、自分だけのお気に入りを探して飲み比べしてみるのも楽しいと思います。
会場内をイルミネーションの光や装飾が彩りを加え、いつもよりもロマンチックな雰囲気になっています。散歩するだけでも楽しい空間です。特に高さが約10mもある本物のモミの木を、クリスマスレッドとシャンパンゴールドのオーナメントで華やかに飾ったクリスマスツリーに注目してみて下さい。夜にはライトアップされるので、フォトスポットとしておすすめです。
【開催日程】
11月下旬頃〜12月下旬頃
【料金】
土日、クリスマス直前の週に有料日(500円)あり(要事前予約)。
それ以外の日は無料。
(飲食・物販代は別途)
【場所】
横浜赤レンガ倉庫イベント広場、赤レンガパーク
アートリンク
横浜の冬を彩るイベントとして、毎年横浜赤レンガ倉庫にて行われているアートとアイススケートのコラボレーションイベント「アートリンク」。11月30日 〜 2月16日までという長い期間、赤レンガ倉庫のイベント広場にはスケートリンクが登場し、いつでもスケートを楽しめます。
スケートリンクも都心から少し離れたとこに行かないとないイメージなので、みなとみらいでのショッピングや食事と一緒に楽しめるのが嬉しいポイントです。
また、アートリンクのイベントは毎年テーマが変わっていて、アーティストによって雰囲気の違った彩りになるので、毎年注目のイベントです。
2019年のアートリンクは「SWEETS ICE RINK~あまいもの大好きスケートリンク~」をテーマに、大人気キャラクター「マムアンちゃん」の生みの親であるウィスット・ポンニミット氏がポップでレトロな印象の、優しい雰囲気で心温まるスケートリンクを作り上げました。
【開催日時】
11月下旬〜2月中旬頃
【料金】
- 大人 700円
- 3歳~高校生 500円
- 付添観覧料 200円
- 貸靴料 500円
【開催場所】
横浜赤レンガ倉庫 イベント広場
おすすめの周辺スポット
赤レンガ倉庫から徒歩10分圏内でいけるランチ
パイホリック
マリンアンドウォークの中に入っているパイ専門のレストラン。店内はアメリカンでカジュアルモダンな内装でウッドデッキテラスもついており、お洒落な空間になっています。カリフォルニアのソウルフードである多種多様なパイが食べ放題なのはもちろん、お肉や魚介のグリルなどその他の料理も充実しています。
Lotus baguette 横浜ロータス(ロータスバゲット)
大さん橋の入り口にある紫色のトラックがトレードマークのパン屋さん。代官山発祥の素材にこだわって作っている天然酵母パンのお店で、今や全国に展開する人気さ。トラックの隣にある店舗は麻布の上に小さいパンが綺麗に並べられていて、お洒落な内装になっています。
chano-ma(チャノマ) 横浜
カフェ・レストラン・バー。「21世紀のお茶の間」をイメージしています。我が家のようにくつろげる心地よい空間。おすすめは、アツアツのビーフシチュー。ディナーではオムライスなどの1品料理からお酒に合うおつまみまで、豊富に取り揃えてあります。
goodspoon みなとみらい店
メインディッシュはもちろんタパスやピザ、パスタなどどれもオリジナリティ溢れ、料理人の思いがしっかり込められています。自慢は、goodspoon自慢のチーズの特大フォンデュ。チーズ工房で作る自家製ブッラータチーズとふわふわパンケーキのコラボが絶品です。
レナーズ 横浜ワールドポーターズ店
ハワイ・オアフ島に本店を構える老舗Leonard's BAKERY(レナーズベーカリー)。新食感の揚げパンであるマラサダ専門店です。持ち帰りもできますが、揚げたてにかぶりつくのがオススメ。買い物で疲れたときや小腹が空いたときに立ち寄ってみては。
赤レンガ倉庫と合わせて観光におすすめ
赤レンガ倉庫は、中華街とみなとみらいのちょうど中間に位置する「観光のメッカ」。合わせて観光するのにぴったりな施設がたくさんあります。
カップヌードルミュージアム
赤レンガ倉庫から歩いていける企業ミュージアム。お馴染みのカップヌードルを発明した、安藤百福(あんどう ももふく)に由来し、正式名称は「安藤百福発明記念館」です。NHKの朝の連続ドラマ小説「まんぷく」でもモデルになった日清食品の創業者の功績や歩みを勉強出来る場となっています。
と言っても堅い印象はなく、触って、遊んで、食べて、楽しみながら学べる体験型のミュージアムです。世界各国の麺料理を提供している「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」やひよこちゃんグッズなどのお土産を買える「ミュージアムショップ」などがありますが、特に人気なコーナーは「マイカップヌードルファクトリー」です。
4種類のスープと12種類のトッピングを組み合わせ、オリジナルのカップヌードルを作る体験型アトラクションで、できたカップヌードルは自分で絵を書いて持ち帰ることが出来ます。家族連れにもカップルにもおすすめなスポットです。
横浜中華街
赤レンガ倉庫から中華街は近いイメージがある方は少ないかもしれませんが、意外と徒歩20分程で着いてしまうんです。赤レンガ倉庫は、伝統的なドイツの建築様式を用いた建造物ですが、横浜中華街は中国の文化が行き交う、世界最大級の規模を誇るチャイナタウンです。
約600店舗が密集する飲食店街なので食べ歩きがおすすめです。中華まんや小籠包はもちろんですが、最近ではタピオカなど台湾や韓国の文化も味わうことが出来ます。グルメ以外にも占いが有名で、手相からタロットまで様々な占い屋さんがひしめき合っているので、観光の思い出作りに訪れてみるのもおすすめです。
マリンアンドウォークヨコハマ
赤レンガ倉庫のすぐ隣に位置する商業施設マリンアンドウォークは、目の前が海になっているので解放的な景色を味わいながらショッピングができる場所です。テナントショップも横浜らしくハイセンスでおしゃれなお店が多く、レストランも話題のお店が集結しています。
最近では、インスタ映えする写真スポットがあると話題で、羽根の絵が描いてある壁は特に注目を集めています。赤レンガ倉庫も写真映えするスポットがたくさんありますが、ぜひマリンアンドウォークまで足を伸ばして横浜を満喫してみて下さい。
よこはまコスモワールド
コスモワールドは、みなとみらい21地区の中心に位置するので、アクセス抜群な都市型立体遊園地です。高さ112.5m、480人乗りの大きな観覧車「コスモクロック21」が横浜のシンボルになっています。
入園無料の園内には、約30種類のアトラクションがあるので1日中いても飽きませんが、入場料が無料なので、赤レンガ倉庫をはじめとしたみなとみらいの観光地を楽しんだあとにふらっと立ち寄れる気軽さも魅力の1つです。
※アトラクションはチケット購入制です。
大さん橋
大型客船の船着場としての機能が主ですが、実は観光地としても人気のスポット。船に乗る人だけでなく、お土産屋さんやレストランを利用する方もいますし、海から見えるみなとみらいの夜景を楽しむ人も。
赤レンガ倉庫からは夜景の1つとして見えていた大さん橋ですが、大さん橋からは赤レンガ倉庫をはじめとしたみなとみらいの風景が一望できます。周辺に明るいものが一切ないのでより一層街の明かりがキラキラと輝いて見え、絶景スポットとしてチェックしておきましょう。
入場できる時間が決まっていないので、ついつい時間を忘れて赤レンガ倉庫に長居してしまっても、気にしなくて良いのでセットで観光するのにぴったりです。
山下公園
赤レンガ倉庫からみなとみらいに背を向けて、象の鼻パーク、大さん橋と元町の方面に海沿いを歩いていくと見えてくるのが山下公園です。山下公園は関東大震災の瓦礫を埋め立てて作った公園で、童謡で馴染み深い「赤い靴の女の子」をはじめとした像や記念碑が多く存在することでも知られています。
また、毎年春と秋には大量のバラが咲き誇る名所としても有名で、バラ園の期間中には色とりどりのバラが綺麗に飾られるため、多くの観光客で賑わいます。
元町商店街
ヨーロッパ風のお洒落で洗練された雰囲気が漂う元町商店街は、ブティック、小売店、カフェやレストランなど、様々なジャンルのお店が並んでいます。国内最大の中華街の隣にあるこの場所は1970年代から80年代の流行「ハマトラ」の発祥地でミハマ、キタムラ、フクゾーがその流行を代表する3大ブランドです。元町では今も高い人気を誇っていて元町商店街の名物になっています。
この元町商店街の最大のイベントは2月と9月に開催される「チャーミングセール」です。毎年この時期になると約40~50万人が訪れ、お得なセールプライスで買えるとあり、大混雑します。セール期間でなくても無料Wi-Fiや綺麗なトイレも犬用の水飲み場もあるので、ショッピングにおすすめです。ぜひ元町を散策してみてはいかがでしょうか。
アクセス情報
電車で行く場合
JR根岸線・市営地下鉄線
- 「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分
- 「関内駅」より徒歩約15分
みなとみらい線
- 「馬車道駅」より徒歩約6分
- 「日本大通り駅」より徒歩約6分
- 「みなとみらい駅」より徒歩約12分
バスで行く場合
あかいくつバス
「桜木町駅前」から「赤レンガ倉庫・マリン&ウォーク」下車
ぶらり赤レンガBUS
「横浜駅前」から「赤レンガ倉庫・マリン&ウォーク」下車(土曜・日曜・祝日のみ運行)
ぶらり三溪園BUS
「横浜駅前」、「桜木町駅前」から「赤レンガ倉庫・マリン&ウォーク」下車(土曜・日曜・祝日のみ運行)
京浜急行バス
空港リムジンバス「羽田空港」から「赤レンガ倉庫」下車
シーバスで行く場合
「横浜駅東口」からみなとみらい ~赤レンガ倉庫 ~山下公園を結ぶ水上バス「シーバス」を利用できます。
詳しくはこちら
車で行く場合
首都高速「みなとみらい」または「横浜公園」出口を利用
よくある質問Q&A
駐車場はありますか?
24時間営業の駐車場が2ヵ所あります。収容台数合わせて179台で駐車料金は最初の1時間500円ですが、以後30分250円です。
駐車券サービスなど詳しくはこちら
クレジットカードは使えますか?
レストラン・カフェ・ショップの全店舗で利用できます。
建物のライトアップは何時からですか?
日没から24:00までです。
授乳室はありますか?
2号館2階海側の女性用お手洗いの隣です。
喫煙所はありますか?
2号館バスロータリー側の基壇部にあります。
ベビーカー貸し出しはありますか?
2号館に用意があります。
ATMはありますか?
2号館の1階エレベーターの上り口にセブン銀行のATMが1台あります。
ペット同伴のカフェはありますか?
2号館1階のフードコート内のガラスコートの一部にあります。盲導犬、聴導犬、介助犬などは全てのエリアで同伴出来ます。
バスやタクシーの乗り場はどこですか?
2号館裏手のバスロータリーです。
基本情報
横浜赤レンガ倉庫
【営業時間】
1号館 10:00〜19:00 ※2F、3Fはイベントにより異なります
2号館 11:00〜20:00 ※カフェ・レストランの営業時間は店舗によって異なります
【定休日】
なし
【駐車場】
年中無休で24時間駐車場があります。
駐車券サービスなど詳しくはこちら
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