横須賀ではずせない定番スポット10選
YOKOSUKA軍港めぐり
横須賀港は、約160年前に米国ペリー艦隊が上陸して以来、幕末から海軍港として発展してきました。アメリカ海軍施設(横須賀本港)と海上自衛隊の司令部(長浦港)が置かれた港として広く知られています。横須賀本港と長浦港は、米海軍と海上自衛隊が利用しており、多くの艦船を間近で見ることができるチャンスです。
専属の軍港めぐり案内人により常に生放送の船内ガイドを実施している約45分間のクルーズです。海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、米海軍のイージス艦、タイミングによっては空母、砕氷艦(南極観測艦)、潜水艦など盛りだくさんです。その迫力に圧倒されます。
汐入ターミナルでは、艦ごとに味が違うカレーを忠実に再現した「海上自衛隊カレーシリーズ」が人気です。他にも、こだわりのオリジナルグッズなども要チェックです。海から歴史のある横須賀のまちを眺めて楽しめる、日本で唯一のクルージングツアーです。
長井海の手公園・ソレイユの丘
三浦半島で自然や動物とふれあえる体験型の横須賀市営公園です。相模湾、富士山、湘南を望む岬に広がる「長井海の手公園・ソレイユの丘」は、フランスのプロヴァンス地方の香り漂う雰囲気を持った施設で、見て、食べて、体験できる施設です。春は菜の花、秋はコスモスが咲き誇ります。広い園内には、畑や温室があり、野菜や果物の収穫体験が、四季を通じて楽しめます。
ふれあい動物村では、カピバラやカンガルー等かわいい動物とのふれあい体験も楽しめます。パンや野菜たっぷりの農園ピザを自分で作って食べる「食の体験」や、プチオカリナの絵付けやキャンドル作りなど世界でひとつだけのオリジナルクラフト作りに挑戦する「クラフト体験」もあります。
芝そりゲレンデやゴーカートで遊んだり、高さ30mの観覧車もあります。お腹が空いたら、レストランのほか、軽食やドリンクを販売しているファストフードもあります。家族で一日中楽しむことができるスポットです。
観音崎公園(かんのんざきこうえん)
東京湾に突き出た岬に位置し、変化に富んだ自然美あふれる岩場と砂浜での磯遊び・海水浴・釣りが楽しめます。 また、日本最初の洋式燈台である観音埼灯台をはじめ、各種園地や自然博物館、美術館、レストランなどが点在する魅力あふれるエリアです。 京急馬堀海岸駅から観音崎公園までのウォーキングも楽しめます。
観音崎灯台は、日本最初の洋式灯台としてフランス人技師F.L.ヴェルニーにより建設されたもので、1868(明治元)年9月に起工、翌年1月1日に点灯しました。
初代は横須賀製鉄所で作られたレンガを使用した洋館建ての灯台でしたが、1922(大正11)年の地震で壊れ、翌年の1923(大正12)年3月に2代目が再建されましたが、同年9月の関東大震災で再度倒壊、現在は3代目で1925(大正14)年6月に再建(コンクリート造)されました。
三笠公園
三笠公園は、海に面して広がり緑があふれ、「水と光と音」をテーマとした公園です。音楽に合わせて舞う噴水や、ダイナミックな壁泉、高さ18メートルのモニュメントなどが多数点在し、芸術・歴史を肌で感じることができます。
また、日露戦争の日本海海戦で活躍した、世界三大記念艦の一つである「三笠」が保存されており、三笠の後ろには東京湾を行き交う船や猿島も望めます。 園内には音楽噴水があり、夜になるとライトアップされて幻想的なシーンが楽しめます。
どぶ板通り商店街
横須賀市本町にある「どぶ板通り商店街」は、日本とアメリカの雰囲気が融合し、バラエティ豊富な業種が軒を連ねる特色ある商店街です。どぶ板バザールやフラッグコンテストなどのイベントも定期的に開催しています。
コンセプトは「アメリカに最も近い商店街」で、常に、時代と地元に合った商店街活動に努め、最近は、オリジナルの海軍カレー缶詰を開発するとともに、米軍軍属家族の協力による無料英会話教室を開催しています。
また、円高を活用したタイムリーな「夏の横須賀ドル旅まつり」や日米アームレスリング大会、「ちょい呑みフェスティバル」も好評です。
猿島
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三笠公園の三笠桟橋からフェリーで約10分、東京湾唯一の無人島「猿島」に到着します。湾内最大の自然島で、バーベキューや釣り、貴重な歴史遺産散策、磯遊び、そして夏には海水浴などのアクティビティを楽しむことができる、気軽に行ける観光スポットです。
レジャーの中でも「手ぶらBBQ」は人気で、BBQの機材はすべてレンタル可能です。一部の食材は島での手渡しもでき、海を眺めながらのBBQはまた格別です。
猿島にはかつて砲台が置かれ、東京湾を守る要の役割をする「要塞の島」でした。当時は一般人の立ち入りが禁止されていたため、貴重な自然や歴史遺産が残されたことにより、2015(平成27)年に「国史跡」に指定されました。
島内には緑深い木々のなか、レンガ積みのトンネルや砲台跡などの旧軍施設が残っていて、ちょっとした探検気分が味わえます。兵舎、砲台、そして長いトンネル。なかでも「フランス積み」という方式で積み上げられたレンガの建造物は、日本に数ヵ所しか現存していない貴重なものなのです。四季折々の魅力あふれる無人島で、あなただけのとっておきの時間を過ごしてみませんか?
横須賀美術館
2007年、横須賀市の市制100周年を記念した、三浦半島の東端の観音崎に建てられた美術館です。「環境全体が美術館」をコンセプトに設計され、前に東京湾、後ろは観音崎の自然の森という恵まれた環境のなかでアートと自然を気軽に楽しめます。
年6回の多彩な企画展を開催しているほか、横須賀・三浦半島にゆかりのある画家たちの作品が展示されています。日本の近現代美術の名品約5,000点の中から選んだ所蔵品展も行っています。「週刊新潮」の表紙絵で知られている谷内六郎作品を常設展示しています。
ガラスと鉄板が入れ子になったユニークな建物は、インパクト抜群です。眺望も魅力のひとつで、「絶景美術館」としても知られており、過去に日本の絶景美術館のランキングで上位に選ばれたこともあります。東京湾を臨み、緑に囲まれた屋外の素晴らしい眺望は、三浦半島でも指折りの景観です。建物や展示作品はもちろんのこと、周りとの調和にまでこだわったアートの世界に浸れます。
有名シェフが総料理長の地元の食材を使ったイタリアンレストラン「アクアマーレ」、お洒落なアイテムが揃ったミュージアムショップなど併設施設も充実しています。
くりはま花の国
くりはま花の国は、緑豊かな自然とのふれあいを満喫できる花をテーマにした公園です。 ハーブ園やツバキ園があり、なかでもオススメは、約100万本の花が咲き乱れるコスモス・ポピー園です。春はポピー、秋はコスモスが咲き、シーズンになると市内外から多くの人で賑わいます。 ハーブ園では、 5月~7月に見ごろを迎えるラベンダーをはじめ、すがすがしい香りに包まれハーブの魅力を満喫できます。
また、パークゴルフやアーチェリー場など大人も楽しめる施設も豊富です。運動や散策に疲れたら、ハーブを眺めながら入れる無料の足湯「湯足里(ゆったり)」でひと息。 お湯には、季節に合わせたハーブがブレンドされていて、香りとともに癒やされます。ゴジラの滑り台のある冒険ランドや、ハーブ園の遊具広場など、子供の遊び場もあります。
また、ハーブを使った料理が味わえるレストランもあります。SLの音を響かせて走るフラワートレインは、広くて起伏のある園内を巡るのにもピッタリです。「花の国」を見て味わって、存分に楽しめます。
海辺つり公園
無人島の猿島や房総半島を眺めながら、釣りを楽しむことができる人気のスポットです。 全長約500メートルに及ぶボードウォークの釣り広場があります。お子様には芝生広場などの遊具がお楽しみ。 四季を通じて海釣りができるのはもちろん、広場などもあり、家族そろって楽しめます。
駐車場・トイレ・防護柵が完備されているのはもちろん、ちょっとしたピクニック気分が味わえる、特に小さな子どもさんのいるファミリーにぴったりの人気スポットとなっています。
横須賀芸術劇場
横須賀のシンボル・日本最高レベルの舞台設備を持つ本格的オペラハウスです。京浜急行線汐入駅から徒歩1分、JR横須賀線横須賀駅から徒歩8分のところにあります。
最新の舞台機構を備えたオペラハウス仕様の大劇場と多様なニーズに対応できる小劇場の2つの劇場があります。大劇場(よこすか芸術劇場)は、1,806席(定員2,000名)、小劇場(ヨコスカ・ベイサイド・ポケット)は最大574席(定員850名)です。
年間を通じて、様々なジャンルの公演が開かれています。横須賀芸術劇場のチケット・公園情報、及び施設の利用情報は、横須賀芸術劇場の公式サイトをご確認ください。
歴史にふれられるディープなスポット4選
武山不動
「武山のお不動さん」として親しまれる不動明王を年に1回だけ開帳する「初不動」は、毎年恒例の行事です。毎年1月28日で、縁日商人や近在の善男善女でにぎわいます。
一年間の無病息災を願い多くの人々が参詣し、参道にはたくさんの露店が立ち並びます。漁師のお不動様ならではの笹についた麩菓子は、笹はつり竿、ふ菓子は魚に見立てられており、名物となっています。
ここに至る参詣道は、南武、一騎塚、須軽谷、北下浦と四方にあります。登山口には、必ず前不動と呼ばれる不動明王像が立っていて、参詣人の案内役を勤めます。
山頂には、オオムラサキ、博多白、妙義山のツツジが約2,000本あり、毎年四月下旬に「武山つつじ祭」が行われます。また、武山、砲台山、三浦富士を巡るハイキングコースが整備されています。
走水神社(はしりみずじんじゃ)
日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)を御祭神としておまつりする神社です。「古事記」「日本書紀」にも記されているこの走水に伝わる神話は、走水この地域だけでなく、日本中の多くの方々に大事にされ、日本人の道徳観を培ってきました。
村民が日本武尊より賜った「冠」を石櫃(いしびつ)に納め、その上に社殿を建て日本武尊を祀ったことが走水神社の始まりだと伝えられています。
弟橘媛が海に身を投げた際に詠んだ歌は、1910(明治43)年に歌碑として走水神社の境内に建碑され、除幕式には東郷平八郎、乃木希典も列席しています。
燈明堂(とうみょうどう)跡
浦賀港の西にある燈明堂は、港に出入りする船にとって灯台の役目をしていました。1648(慶安元)年、幕府の命により造られ、菜種油で灯された光は海上7.4kmを照らしたといわれています。
元禄の頃から、最盛期を迎えた東浦賀の干鰯問屋(ほしかどいや)の負担で維持管理を行い、1872(明治5)年に廃止されるまでの約220年間、なんと一日も休まずに航路の安全を守ってきました。
建物は明治20年代まで残っていたといわれていますが、風雨で崩壊し石垣だけが残されていました。1988(昭和63)年に、残った石垣の上に現在の建物が、当時の外観に復元されました。燈明堂から眺めると、沖合いには今も多くの船が行き交います。江戸時代に働きつづけた灯台からの景色に浸ってみませんか。
ペリー公園
ペリーの上陸を記念する公園です。ペリー上陸記念碑、ペリー記念館があります。ペリー来航に関する歴史的資料やジオラマを展示しています。
ペリー上陸記念碑碑は、日本の開国を求めて来航したアメリカ海軍提督「マシュー・カルブレイス・ペリー」が1853(嘉永6)年7月14日に久里浜海岸に上陸したことを記念して建てられたものです。ぺリー上陸記念碑の除幕式は、1901(明治34)年7月14日、ペリーの上陸と同じ日に行われました。
久里浜海岸は、昭和20年代までは風光明媚な海水浴場でしたが、日魯漁業久里浜支社の建設や昭和30年代からの東京電力横須賀火力発電所建設に伴う相次ぐ埋め立てにより、海岸線は大きくその姿を変えました。ペリー公園前に残る砂浜からは、1960(昭和35)年に開通した久里浜港-金谷港を行き交う東京湾フェリーの姿や、発電所の大きな煙突を望むことができます。
園内のペリー記念館内には、ペリー来航に関する歴史的資料や模型などが数多く展示されています。 毎年7月中旬には、「久里浜ペリー祭」が行われれています。お祭りのフィナーレの花火が見どころです。
デートや家族連れで楽しめる公園4選
立石公園
立石とは、波打ち際に突き出した高さ12m、周囲約30mの巨岩の呼び名です。この地は古くから景勝地として知られ、初代歌川広重が「相州三浦秋屋の里」を描いたのをはじめ、浮世絵師・安藤広重、その後も多くの画家や写真家たちに愛されてきました。
「関東ふれあいの道」「かながわの景勝50選」「横須賀風物百選」「横須賀市指定市民文化資産」にも選ばれています。また、昔から三浦七石の一つに数えられています。夕日もさらに格別でフォトジェニック!今でも多くの人が訪れ、その美景に酔いしれます。ドライブの合間に立ち寄りたいスポットです。
中央公園
1970(昭和45)年に旧日本軍の演習砲台跡を利用して造られた公園です。1989(平成元)年の「核兵器廃絶、平和都市宣言」を記念して建てられた、「平和のモニュメント」がシンボルとなっています。
高台のため、東京湾や対岸の房総半島までを望める眺望が魅力で、また、園内にある「横須賀市自然・人文博物館」では、三浦半島の歴史などを学べます。散策の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ヴェルニー公園
JR横須賀駅からすぐのところにある公園です。公園の対岸にフランス人技師・ヴェルニーが建設に貢献した横須賀製鉄所が望めたり、ヴェルニー・小栗祭りが開催されることから、フランス庭園様式を取り入れた公園として、2001(平成13)年度末に整備されました。
園内には、ヴェルニーと当時の勘定奉行小栗上野介忠順の胸像や、広場を中心にフランス式花壇や噴水が設置され、フランスの品種を中心とした約130品種・約1,400株のバラが彩りを添えています。年に2回(春と秋)のローズフェスタが有名です。また、ヴェルニーの記念館もあります。
海沿いにはボードウォークがあり、海を眺めながら潮風の中で散歩を楽しめます。横須賀本港にある、係留されている艦船を見ることができるのも魅力です。
うみかぜ公園
海に隣接している公園で、目の前の海には猿島が望めます。 広々とした芝生広場、海を眺めながらのバーベキューなど、お友達、ご家族連れで横須賀の海を満喫できます。
スポーツ広場ではスケートボード、マウンテンバイクや3on3、壁打ちテニスなどを楽しめ、体を動かすのに最適のエリアです。 近くにはショッピングセンターもあり、便利です。
SNS映え!フォトジェニスポット3選
鷹取山の磨崖仏(まがいぶつ)
標高139mの「鷹取山」は、垂直に切り立った岩石が特徴で、「湘南妙義(しょうなんみょうぎ)」の別名があります。 岩山には、巨大な弥勒菩薩(みろくぼさつ)尊像が彫られています。
横須賀市在住の彫刻家、藤島茂氏が1960(昭和35)年から約1年かけて製作したもので、像高約8m、像幅約4.5mもあります。 別に、釈迦如来像の磨崖仏もありましたが、1965(昭和40)年に鷹取小学校建設のために破壊されています。 その迫力に圧倒され、インスタ映え間違いなしです。
ヴェルニー記念館
2002年に開館したヴェルニー記念館は、日本近代化の起点ともいえる横須賀製鉄所をつくりあげたフランス人技師ヴェルニーの功績と、横須賀製鉄所の意義を永く後世に伝えるために建てられた体験学習施設です。
現在は米海軍横須賀基地となっている、横須賀製鉄所の跡地を対岸に望むヴェルニー公園の一角に位置しています。急傾斜の屋根と石の壁が美しい建物の外観は、ヴェルニーの出身国フランスのブルターニュ地方の住宅の特徴を取り入れられ、思わず写真を撮ってしまいたくなります。
おもな展示物のスチームハンマー2台は、江戸時代末期の1865(慶応元)年につくられ、翌1866年にオランダから横須賀製鉄所に輸入されたもので、国の重要文化財に指定されています。この他、子どもから大人まで楽しめる体験学習展示、横須賀の近代歴史遺産やスチームハンマーを紹介する映像番組の上映、横須賀製鉄所の3D映像展示など、いろいろな展示物があります。
天神島臨海自然教育園
天神島臨海自然教育園は、相模湾に面した三浦半島の西岸にあります。自然環境にめぐまれた教育園内には、多くの海浜植物や海岸動物が生息し、三浦半島に残された数少ない自然海岸の一つです。
天神島と笠島および周辺の海域(約54ヘクタール)は、夏に開花する南方系海浜植物ハマオモト(ハマユウ)の分布の北限地であると言われ、神奈川県の天然記念物に指定されています。また園内には、「天神島ビジターセンター」があり、天神島の海岸植物や昆虫・魚類の標本や写真、佐島の漁労用具などを展示してあり、学習の場になっています。入館は無料です。
岩礁で覆われた天神島の磯場は、驚くほどたくさんの海の生き物を観察することができる生物の宝庫です。また、砂浜、岩場、塩沼地などその地形環境が多様で、学術上貴重な海浜動植物が多数見られます。手つかずで残されている植物や海の生物にたくさんふれあえます。
横須賀といったら、食べておきたいご当地グルメ4選
横須賀海軍カレー本舗
横須賀海軍カレー本舗は、よこすか海軍カレーをはじめとした常時10種類以上の本格的なカレー料理が楽しめるレストランと、よこすか海軍カレーレトルトや横須賀の物産・お土産を取り揃えた物産品コーナーを設けております。
カレーライスが家庭に普及したルーツは旧日本海軍にあるといわれています。横須賀は海軍とともに歩んできた街であり、海軍ゆかりの地として歩んできた街「横須賀」は 日本で食されるカレーのルーツである「海軍カレー」を、 新たに「よこすか海軍カレー」と名付け、 横須賀が「カレーの街」たることを宣言したのです。
海上自衛隊では、毎週金曜日のお昼にカレーが食べられています。これは長い航海の間に曜日感覚を失わないようにするためです。「横須賀海上自衛隊カレー」とは、海上自衛隊の協力により、実際に各艦に乗り組んでいる給養員長(料理長)のレシピを、地元のカレー店が忠実に再現したものとして認定をされたカレーです。実際に海上自衛隊で食べられているカレーと同じ味が味わえます。
どぶ板食堂 Perry
どぶ板通りにある「Perry」の海軍カレーは基本に忠実に作られています。海軍カレー・唐揚げ・フライドポテト・サラダ・牛乳のセットでコスパ抜群です。少食の女性には量が多いかもしれませんので、友人とシェアして食べるのもおすすめです。
また、カレーの他に、ネイビーバーガー、チーズケーキと横須賀名物が同時に楽しめます。どれも食べてみたい、一つには決められない方にはもってこいの気軽に入れるお店です。
TSUNAMI
戦後に米軍を通じて広まり、今では全国的な人気色となったハンバーガー。その米海軍から提供された伝統的なレシピに基づいて作られたのが「YOKOSUKA NAIVY BURGER」です。TSUNAMI独自のこだわりがつまった本場アメリカン・バーガーです。
米海軍の軍隊食で、艦船の見張り要員の食事であったNAVY BURGERのレシピを、友好の印として米横須賀基地から横須賀市に提供され、2009年1月から基地周辺のお店で、ご当地グルメとして販売されました。規定は、パテには赤身の多い100%の牛肉と牛脂を使用し、170グラム以上となっています。
パテは厳選された牛肉を使用。直火焼きグリラーで香ばしく焼き上げています。バンズは三浦の海洋酵母で発酵させ溶岩窯で焼いたオリジナルを使用しています。一口ほおばると、まるでアメリカにいるような感覚を味わえる、他にはない絶品ハンバーガーです。
ハニービー
「ハニービー」は、1968年創業のヨコスカネイビーバーガー・よこすか海軍カレー店です。横須賀といえば、カレー!の次に、ネイビーバーガーですが、ヨコスカネイビーバーガー第1号店です。米海軍伝統の牛肉本来の味を損なわないシンプルでかつ、奥の深い「NAVY BURGER(ネイビーバーガー)」は、観光客はもとより、外国人にも人気の一品です。
店内は、開店当初よりジュークボックスやコカコーラのPOP、山積みされたソフトクリームの箱などがディスプレイされ、いかにもアメリカらしい雰囲気でいっぱいです。現在も当時のにおいと空気感を味わえるように、ほぼ当時そのままの内外装を使用しており、懐かしい気持ちになったり。国籍を問わず様々な人に愛され続ける理由です。
ハンバーガーがアメリカで創作されたのは100年以上前のことで、栄養価の高いハンバーガーは、国内はもちろん、米海軍でも仕事中でも手軽に食べることができる貴重なメニューでした。ハンバーガー以外にも、ステーキやタコスといったメニューも揃えています。
ゆったり癒やされる日帰り温泉スポット3選
海辺の湯 久里浜店
「海辺の湯 久里浜店」は、“温浴施設はもちろん、本格的な海鮮料理を楽しめる施設”をコンセプトに、2017(平成29)年1月11日にグランドオープンしました。また、温泉もさることながら、料理も自慢です。地産物食材を取り揃えたレストラン「漁師料理 よこすか」を併設してます。
店内いけすからの新鮮魚介を使った自慢の漁師料理をお楽しみいただけます。貝焼き・浜焼きバイキングも人気です。
横須賀温泉 湯楽(ゆら)の里
地下1,800mから湧き出す、塩分たっぷりで保温効果が高い天然温泉で、露天風呂からは東京湾を一望できます。行き交う船を眺めながら、ゆったりとリラックスしてみませんか。
4種類の鉱石を使った岩盤浴、お食事処「天風」、疲れた体を癒すボディケア、あかすりエステ、オーシャンビューのお休み処もあります。また、横須賀初のチムジルバン(大型岩盤浴施設)や高濃度炭酸泉など、ご家族、カップルからお一人様まで一日を通して楽しめるスポットです。
佐野天然温泉 のぼり雲
地下800mから湧き出る「佐野天然温泉」は、ナトリウムー塩化物泉で、アルカリ水質が皮脂や老廃物を取り除き肌を美しくすることから、通称"美人泉"や"美人の湯"とも言われています。
休憩所として、寝処や食事処「海山十題」があり、食事のみの方も、入館料なしで利用できます 。
地元三崎まぐろを中心とした海鮮料理、十割そばなど、メニューが豊富です。
源泉は無色ですが、温泉成分が空気に触れることにより湯に色がつき、浴槽には鮮やかなグリーンの湯が張られています。また、湯の色や匂いが強くなることもあるそうです。保温・保湿に効果があるのが特徴で、湯あがりは肌がさっぱりし、スベスベした感触を実感できます。
散策の合間に寄ってみたい穴場スポット2選
浦賀の渡し船
「ポンポン船」の愛称で、昔から地元の人から親しまれている交通手段です。浦賀のシンボルになっている渡船は、港に隔てられた東西の浦賀の町を行き来する人にとって、欠かせないツールとなっています。
時刻表は無く、渡船が対岸にいるときは、呼び出しボタンを押すと、すぐに来てくれるというシステムはこの時代になんとも風情があります。約3分ほどの船旅ですが、浦賀造船所跡地に建つクレーンやドックを海から眺めることができます。 陸からとは違った角度からの眺めも一味違います。
安針塚(あんじんづか)(塚山公園)
京浜急行の駅名にもなっている「安針塚」は、三浦按針(みうらあんじん)夫妻の供養塔です。按針の遺言によって、アダムズの領地であった逸見にある塚山公園に建てたと伝えられています。
凝灰岩でできている右塔が按針、安山岩でできている左塔が妻のものであるといわれ、国の史跡「三浦安針墓」に指定されています。
三浦按針は、徳川家康の信任を得て、250石の領地を三浦郡逸見村に与えられ、外交顧問として仕えました。砲術・造船術・航海術などの西洋文明を伝えました。英国人で本名は「ウイリアム・アダムズ」、妻は江戸日本橋大伝馬町の名主の娘です。1620(元和6)年、按針は55歳で病死しました。
また、塚山公園は桜の名所としても知られています。毎年、按針をしのび「三浦按針祭観桜会」が催されます。「かながわの景勝50選」にも選ばれているほど眺めが素晴らしく、「見晴台」や「港が見える丘」からは、遠くは房総半島や横浜などが見渡せます。
Holidayユーザーによるおすすめプラン10選
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