山下公園ってどんなところ?
山下公園は1930(昭和5)年3月に関東大震災のがれきを埋め立てて作られた、横浜市で最大の公園です。周辺には元町中華街をはじめ、マリンタワーに赤レンガ倉庫など、横浜を代表する観光スポットがあることから、観光客にとって憩いのスポットとして愛されています。
横浜港に面した海沿いに長く芝生の広いスペースが広がっているので、ただお散歩するだけではなく、イベントやピクニックなどでも利用出来るのが特徴です。
また、童謡で馴染みの深い「赤い靴はいてた女の子」像や、在日インド人協会から1973(昭和12)年に寄贈された「インド水塔」、姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市寄贈の「水の守護神」など、記念碑が多くあります。
観光スポットとしても大変人気ですが、港のある横浜らしく海外との交流が豊かであることを象徴する場所にもなっています。
見どころ
広い芝生でピクニックをしよう
山下公園は大さん橋から人形の家がある元町の方面まで続いており、長さは700メートル以上。面積は74,000平方メートルでなんと横浜スタジアム3つ分にもなるそうです。その広大な敷地に広がる芝生のスペースは通路とは別になっているので、ゆったりとピクニックをするのに最適な公園です。
芝生では人の目が気になったり、レジャーシートを用意するのが面倒だという方でも、山下公園にはたくさんベンチがあるので、そこでプチピクニックを楽しんでみてはいかがでしょうか。特に公園の中心にある噴水の周りのベンチはお花がたくさん植えられていて華やかでおすすめです。
お弁当を手作りしてピクニックをするのももちろん素敵ですが、山下公園の周辺にはピクニックに使えるテイクアウトグルメがたくさんあるので、その一部をご紹介します。
【閉店】&ima
&imaは「写真を愉しむ家」というコンセプトで日常の中で写真を楽しむための体験をするスポットです。一軒家に見立てた店内にはスタジオ、キッチン、リビングの3つのスペースがあり、それぞれ違った形で写真を楽しめる仕掛けを用意してあります。
ここでおすすめしたいのはキッチンのスペースで提供しているサンドイッチです。代官山にある有名なサンドイッチアンドバー「King George」が監修したメニューで、鮮やかで写真映えする見た目なので山下公園でのピクニックにぴったり。海外の開放的なキッチンをイメージした内装と大きな窓から見える眺望も素敵なので、イートインで利用するのもおすすめです。
Pie Holic(パイ ホリック)
マリンアンドウォークの中に入っているパイ専門のレストラン。店内はアメリカンでカジュアルモダンな内装でウッドデッキテラスもついており、お洒落な空間になっています。
カリフォルニアのソウルフードである多種多様なパイが食べ放題なのはもちろん、お肉や魚介のグリルなどその他の料理も充実しています。そのため、2016年にオープンしてから今も行列が絶えない大人気店で、イートインできるのはほとんど予約のお客さんになっています。
また、食べ放題の時間が決まっているので、3部制になっており、決められた時間に来店しなければなりません。そんな時におすすめなのがテイクアウトです。イートインの横にあるテイクアウト専門のカウンターなら並んだり予約する必要がなく、できたてのパイをお持ち帰りすることが出来ます。
パイの他にもワッフルなどのテイクアウト限定スイーツもあるので持ち運びやすく、インスタ映えも抜群で、山下公園でのピクニックにおすすめです。
ロータスバゲット
大さん橋の入り口にある紫色のトラックがトレードマークのパン屋さん。代官山発祥の素材にこだわって作っている天然酵母パンのお店で、今や全国に展開する人気さ。トラックの隣にある店舗は麻布の上に小さいパンが綺麗に並べられていて、お洒落な内装になっています。
また、トラックではドリンクの提供も行なっているので、ピクニック用のコーヒーも一緒に購入できます。コーヒースタンドのような本格的なコーヒーを飲めるのでぜひセットで購入してみて下さい。
鼎雲茶倉(テイウンチャクラ)
横浜中華街にあるタピオカ屋さんです。中華街といえば食べ歩きのイメージですが、特に休日は大混雑するので、外でゆっくり味わうのは難しいかもしれません。そんな時、山下公園に横浜中華街の食べ歩きグルメを持ち込めばベンチやレジャーシートの上でのんびりピクニック気分を味わえます。
肉まんや小籠包などの王道中華街グルメももちろんおすすめですが、今や横浜中華街はタピオカの聖地と言っても過言ではないほどタピオカ屋さんがひしめきあっています。中でも特に人気な店舗がこちらの鼎雲茶倉。台湾から上陸した1号店で本格的な台湾茶と手作りタピオカが美味しいと話題のお店です。
象の鼻カフェ
象の鼻カフェは山下公園と赤レンガ倉庫のちょうど間にある横浜港発祥の地と言われている公園「象の鼻パーク」内にあるカフェです。名物はゾウノハナソフトクリームで、真上から見ると象の顔になっているのが可愛らしい逸品です。目はチョコレート、耳はワッフルクッキーになっているのでどちらも残さず美味しく食べられます。山下公園でのピクニックの最後に食べるおやつにしてはいかがですか?
期間限定のバラ園でインスタ映え
山下公園に限らず、横浜にはバラが有名な公園がいくつかあり、毎年5月の上旬から6月にかけて、横浜の街はバラで彩られます。その中でも山下公園のバラ園は特に有名で、規模も他のところに比べて大きいのが特徴的です。
また、今までのバラの株を継承し、歴史を受け継ぐとともに、新たな植栽をすることから「未来のバラ園」と呼び、バラの歴史を過去から未来へと受け渡すというコンセプトで運営しています。バラの維持管理は手間がかかりますが、リニューアルを重ねいつでも華やかなバラ園に出会うことができるように持続可能な構造になっています。
そんな山下公園のバラ園には約160種1,900株のバラたちが溢れかえります。赤やピンクなどの人気色だけでなく珍しい白や黄色のバラも眺めることができ、ちょうど見頃を迎える頃には山下公園自体がいつもより格段とカラフルになります。花壇に埋まっているものだけではなくバラのトンネルも設置されて華やかなので、ぜひ満開の時期を狙ってインスタ映えする写真を撮りに訪れてみてはいかがでしょうか?
週末の散歩で大道芸に出会おう
実は横浜は古くから大道芸が盛んな街です。1986年に野毛地区で開催された「野毛大道芸」をきっかけに年々と観客数が増し、大道芸は横浜の街を大きく発展させたエンターテインメントの1つになりました。
「大道芸」の人気が高まるとともに開催エリアも広がっていき、現在ではNPO団体「ヨコハマ大道芸」が横浜の至る所に大道芸人を派遣し、横浜に遊びに来る人を楽しませています。派遣されるのはイベントの日や決まった期間だけでなく、毎週末です。いつ行っても大道芸を楽しめるのが横浜の魅力の1つだと思います。
もちろん山下公園も大道芸人が派遣される場所の1つです。毎週末、インド噴水の前で3組程派遣され、異なるパフォーマンスを繰り広げています。人によってはお客さんを巻き込みながらショーを行う方もいるので運がよければ自分もショーに参加することが出来ちゃうかもしれません。
大道芸のスケジュールは「ヨコハマ大道芸」公式サイトに掲載されているので、チェックして、お気に入りの大道芸人さんを狙って行ってみるのもいいかもしれません。
豪華客船を間近で眺めよう
山下公園では横浜港を行き来する数々の豪華客船をみることが出来ます。代表的なものは「ダイヤモンド・プリンセス」や「ノルウェージャン・ジュエル」「飛鳥II」など。大さん橋や山下ふ頭に出入港する際の姿はまるで動くホテルです。山下公園は海沿いにあるのですぐ近くで見られるため他の場所で見るより迫力満点。客船マニアにとっては堪らないスポットです。
特に注目すべき船は氷川丸です。氷川丸は、1930年に太平洋横断シアトル航路へ就航した歴史ある客船で、喜劇王チャップリンも乗船したことで有名な船です。第二次世界大戦中は海軍の病院船としても活躍し、横浜のシンボルとして現在も山下公園のシーバス乗り場横に停泊しています。
2006年に改装を行い、2年後の2008年に日本郵船氷川丸としてリニューアルオープン。2016年には日本で唯一戦前から残る貨客船として重要文化財に指定されました。
博物館船として入場料300円でその内部が公開されており、当時の資料を元に改修された、 アールデコ様式の一等食堂や、一等喫煙室、一等特別室などを見学できるほか、「氷川丸」の波乱の歴史を紹介する展示コーナーも見学出来ます。また、プロムナードデッキからは、横浜港の風景を一望できるため、一度は訪れたい山下公園内の名所になっています。
記念碑巡りで港町・横浜を感じよう
山下公園は1923年に起きた関東大震災の復興事業として、1930年に当時残った瓦礫を使い、約5年ほどの歳月をかけて海を埋め立て完成した臨海公園です。そのため、横浜の公園の中でもかなり歴史の長い公園です。それを象徴するように山下公園には様々なモニュメントや記念碑などが建てられていて、横浜の歴史を感じることが出来る場所でもあります。
つまり港町として長い間、海外との交流を積極的に行なってきた山下公園だからこそ見れる記念碑で溢れています。代表的なものは以下の3つですが、この他にも日本に亡命したフィリピンの英雄リカルテ氏を讃える「リカルテ将軍記念碑」や日米友好を示す「日米友好ガールスカウトの像」など様々な像があります。
赤い靴はいてた女の子像
1922(大正11)年に野口雨情作詞・本居長世作曲で発表された童謡「赤い靴」。童謡「赤い靴」の2番の歌詞には「横浜の埠頭から汽船に乗って 異人さんに つれられて行っちゃった」という歌詞があり、その歌詞をイメージして造られたのが山下公園にある「赤い靴はいてた女の子像」です。
また3番の歌詞に「今では青い目になっちゃって異人さんのお国にいるんだろう」という歌詞にちなんで横浜市の姉妹都市であるアメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ市の海辺にも同型の像が建立されています。
童謡「赤い靴」
1.赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
2.横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった
3.今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう
4.赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢(あ)うたび 考える
インド水塔
インド水塔とは横浜港に臨む山下公園の西側(大さん橋側)にあるインド式の水飲み場のことです。1923(大正12)年におきた関東大震災では、横浜在住のインド人116人が被災し、死者も28人を数えています。その救済のために当時の横浜市民は尽力しました。
そんな横浜市民への感謝と同胞の慰霊のために1939(昭和14)年12月に在日インド人協会が震災の瓦礫処分場だった山下公園に建立したそう。現在は衛生上の問題から水飲み場としての機能は無くなっていますが、モニュメントとして保存されています。インドらしいドーム型の天井と内側にほどこされたモザイク画が美しく、是非注意してご覧になってみてください。
水の守護神
山下公園のちょうど中央に位置する噴水の中にある像。横浜市の姉妹都市であるアメリカ、カリフォルニア州のサンディエゴ市から寄贈された、日本とサンディエゴの友好を示す像です。
日本とサンディエゴの関係は1955(昭和30)年10月、サンディエゴ在住の日系市民の要請にこたえ、横浜市は「雪見灯篭」を寄贈したのが提携促進の始まりで、1ヵ月後の11月、横浜で開催された日米市長会議に出席したサンディエゴ市長から姉妹都市提携の申し入れがあり、横浜市とサンディエゴ市は1957(昭和32)年10月29日に姉妹都市として提携しました。これが横浜市として初めてとなる姉妹都市提携です。
その年からお互いの動物園に飼育される動物交換を開始したり、横浜からサンディエゴへ茶室を寄贈したりと交流を深めてきました。そのお返しとしてがサンディエゴ市から贈られ、山下公園に設置されたのがこの「水の守護神」です。水の守護神像を囲むように4基の「ミッションベル」さらに「美しきサンディエゴ」の歌碑が立ち、一帯は、「サンディエゴ友好の泉」と呼ばれています。
おすすめ周辺スポット
山下公園から徒歩10分以内のランチ
ホフブロウ
山下公園のある通りから一本裏に入った場所にある老舗の洋食屋さんです。港町横浜にぴったりなアメリカンな内装で、サックスの形のビールサーバーが目をひくおしゃれなお店です。しかし、ランチの価格帯は900円〜1,000円とお手頃価格。名物のナポリタンにチーズがたっぷりかかったスパピザもランチで食べることができます。
謝甜記 (シャテンキ)
中華街の中に2店舗も展開する大人気の中華粥店。お店に立っているサンタクロースがトレードマークになっています。イカや海老などが豪勢に入った具沢山さと優しい味わいが癖になる逸品です。
また、中華粥以外にも梅のソースがかかったチューリップもおすすめです。サクッとした鶏の唐揚げに酸味が後から効いてとても美味しいので虜になること間違いなしです。
パブロフ
パウンドケーキで有名なおしゃれカフェ。山下公園から少し元町の方へ歩いて行ったところにあるお店です。結婚式の引き出物などでもよく用いられる手土産にぴったりなミニパウンドケーキが可愛らしいのですが、元町本店のカフェスペースではパブロフセットというパウンドケーキに加え、ケークサレやサラダなどしょっぱいものが入ったランチメニューもあります。
エッグスンシングス 横浜山下公園店
休日は行列が絶えない人気のパンケーキ屋さんです。窓際の席からは山下公園が見えるほど近く、是非立ち寄ってみてほしいお店です。パンケーキの上に巨大な生クリームがのっているのですが、意外にも軽く食べられるのが特徴。インスタ映えするランチです。
ジャックカフェ
山下公園から大さん橋の入り口まで移動した所にあるカフェ。ヨーロッパ風のオープンテラスの屋根を突き破っている瓶の形のオブジェが有名で、昔から変わらず在り続けるお店です。メニューも軽食からケーキまで様々で、飽きがこないラインナップになっています。
山下公園周辺のランチ情報はこちら
山下公園と合わせて観光におすすめ
マリンタワー
2019年3月31日(日)から修繕のため休館になっているマリンタワー。2022年4月以降再開の予定なので現在は立ち入りできませんが、横浜開港100周年を記念して建設された横浜のシンボルです。建設された当初は日本で一番高い灯台として横浜港を見守っていたそうです。
高さは約106メートルで、展望フロアから見える360度絶景パノラマは横浜の景色を上から一望できるスポット。レストランやカフェなども入っているのでデートにもおすすめです。
大さん橋
大型客船の船着場としての機能が主ですが、実は観光地としても人気のスポット。船に乗る人だけでなく、お土産屋さんやレストランを利用したり、海から見えるみなとみらいの夜景を楽しむ人も。大さん橋は周辺に明るいものが一切ないので赤レンガ倉庫をはじめとしたみなとみらいの風景をより一層美しく見せてくれる絶景スポットです。
入場できる時間が決まっていないので、ついつい時間を忘れて横浜観光に夢中になってしまっても気にしなくて良いので観光の締めくくりにぴったりのスポットです。
横浜中華街
雰囲気がガラリと変わるのであまり近いイメージを思っていない方も多いかもしれませんが、意外にも中華街は山下公園に隣接しており、徒歩5分程で着いてしまうんです。
山下公園は海に面しているので欧風の文化を取り入れた爽やかな庭園が広がっていますが、横浜中華街は中国の文化が行き交う、世界最大級の規模を誇るチャイナタウンです。約600店舗が密集する飲食店街なので食べ歩きが特におすすめ。中華まんや小籠包はもちろんですが、最近ではタピオカなど台湾や韓国の文化も味わうことが出来ます。
グルメ以外にも占いが有名で、手相からタロットまで様々な占い屋さんがひしめき合っているので、観光の思い出作りに訪れてみてはいかがですか?
象の鼻パーク
象の鼻パークは横浜港発祥の地と呼ばれる場所で、大さん橋の付け根から弓なりに伸びる波止場が象の鼻に似ていることからその名前の由来になっています。この波止場自体は幕末に作られたものですが、現在のような公園になったのは開港150周年である2009(平成21)年の6月2日の開港記念日です。
大さん橋と赤レンガ倉庫をちょうど繋ぐ位置にあるので、横浜らしい風景を眺めることができるので、観光客にも大人気のスポットです。また、日本大通り駅から役徒歩3分という魅力的な立地であるため、家族みんなでピクニックをするのにもおすすめです。
また、象の鼻パークには象の鼻テラスというという小さなアートスペースを兼ね備えた無料休憩所があります。中には「象の鼻カフェ」というカフェが常設されており、毎週日曜日はマルシェが開かれたり、期間限定でイベントが行われたりと様々な催しが開かれています。行くたびにイベントが変わっているので山下公園とセットでお散歩してみましょう。
横浜人形の家
世界140以上の国と地域、約1万点以上の人形を収蔵している大規模なドールミュージアムです。「横浜発・世界の人形ふれあいクルーズ」をコンセプトに展開しており、世代や国籍を問わず様々な方に楽しんでもらえるスポットです。地域色が豊かな人形から人間国宝による貴重な作品まで様々な種類の人形があり、企画展やイベントなどコンテンツも充実しています。
ミュージアムショップではオリジナル雑貨や限定雑貨などの販売も行なっているのでお土産選びにもおすすめです。このミュージアムは山下公園と渡り廊下で繋がっているのですぐにアクセス出来ます。ぜひ一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
元町商店街
ヨーロッパ風のお洒落で洗練された雰囲気が漂う元町商店街は、ブティック、小売店、カフェやレストランなど、様々なジャンルのお店が並んでいます。国内最大の中華街の隣にあるこの場所は1970年代から80年代の流行「ハマトラ」の発祥地でミハマ、キタムラ、フクゾーがその流行を代表する3大ブランドです。元町では今も高い人気を誇っていて元町商店街の名物になっています。
この元町商店街の最大のイベントは2月と9月に開催される「チャーミングセール」です。毎年この時期になると約40~50万人が訪れ、お得なセールプライスで買えるとあり、大混雑します。セール期間でなくても無料Wi-Fiや綺麗なトイレも犬用の水飲み場もあるので、ショッピングにおすすめです。ぜひ元町を散策してみてはいかがでしょうか。
バーニーズニューヨーク
バーニーズニューヨーク は、アメリカの高級百貨店チェーンで、 ニューヨーク・マンハッタンに本店を構え、ビバリーヒルズ、シカゴ、ボストンなどのアメリカ各地に大型店舗を持っています。高級で洗練されたファッションはもちろん、比較的カジュアルな品揃えの小規模店舗も展開されていて、ショッピングしやすい百貨店です。
日本でも何店舗か進出しているバーニーズニューヨークですが、横浜店は山下公園からのアクセスは抜群です。B1F〜7Fまでアパレルだけでなくカフェやレストランなども充実しています。ニューヨーク発のお洒落な百貨店で横浜の洗練されたセレクトを体感してみてはいかがでしょうか。きっとあなただけのお気に入りが見つかること間違いなしです。
また、買い物に疲れたら山下公園に立ち寄って休憩するのもおすすめです。
港の見える丘公園
横浜港を見下ろす小高い丘にある公園。横浜ベイブリッジを望む絶好の景色を望むことが出来ます。港の見える丘公園は、横浜でも山下公園に次ぐバラの名所で、イングリッシュローズをテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとなっています。
四季を通して様々な種類のバラや草花が咲き、「香りのローズガーデン」としてバラや草花、花木の香りと彩りを楽しめます。そんなバラの見頃は、春と秋の2回です。それぞれ5月中旬から6月中旬と10月中旬から11月中旬がバラの最盛期です。この一帯は開港した当時は外国人居留地だったので、近くには外国人墓地も残っています。
小高い丘の上にある公園なので、元町商店街から繋がっている元町中華街の駅のエレベーターで登ることをおすすめします。
アクセス情報
電車でアクセスする場合、最寄駅はみなとみらい線「元町・中華街駅」なのですが、山下公園は様々な観光地の中心にあるので、他にも様々な方法でアクセスできます。特にみなとみらいクルーズ観光を楽しみながら移動できるシーバスの利用もおすすめです。また、イベント中や祝日などは道の混雑や駐車場の数も気になるところだと思います。
電車の場合
みなとみらい線利用の方は「元町中華街駅」以外にも「日本大通り駅」や「馬車道駅」が徒歩圏内です。みなとみらい線は乗り換えが面倒だという方はJR線利用でも充分アクセス可能です。直接山下公園を訪れるなら「関内駅」や「石川町駅」が近いですが、「桜木町駅」で降りてランドマークタワーや汽車道、赤レンガ倉庫などを通って観光しながらアクセスするのもおすすめです。
- みなとみらい線「元町・中華街駅」4番出口(マリンタワー口) 徒歩3分
- JR線「関内駅」南口 徒歩20分
- JR線「石川町駅」中華街口 徒歩15分
バスの場合
バスの場合はJR線桜木町駅前のロータリーから乗車します。桜木町駅のロータリーは大きいので、初めての方にとっては乗車場所が少し難しいかもしれません。ですが、1日バス乗車券などを使用すればお得に横浜観光できるので、赤い靴バスに乗車したり丸一日かけてみなとみらいを散策したい!という方はチェックしてみて下さい。
横浜観光情報サイト観光スポット周遊バス
- JR桜木町駅前より、本牧車庫行他「8、11、58、148系統」は「中華街入口」で下車徒歩3分
- JR桜木町駅前より、本牧車庫行他「26系統」は「山下公園前」で下車徒歩すぐ
シーバスの場合
山下公園までは横浜エリアの3ヵ所からシーバスが出ています。港町横浜だからこその海の上から景色を楽しめるアクセス方法です。イベントクルーズ「イルミネーションクルーズ」では横浜名所の夜景が降ってくるクルーズです。10時台から18時台まで1時間に1回のペースで出ているので是非移動しながら観光してみてはいかがでしょうか?
- 横浜駅東口ベイクウォーター入り口 経由便約35分/直行便約15分
- みなとみらい21 インターコンチネンタルホテル裏 約20分
- ピア赤レンガ 赤レンガ倉庫2号館裏 約10分
※山下公園乗船施設は全面改修中のため、当面の間(2022年2月〜2023年春(予定))、シーバスは寄港しません。
詳しいアクセス情報はこちら
よくある質問Q&A
公園内での飲食は可能ですか?
可能です。
船(氷川丸)の見学は可能ですか?
入場料300円で見学出来ます。
花火は出来ますか?
ロケット花火などは出来ませんが、手持ち花火なら禁止されていません。芝生から離れた場所を選び、安全に気を付けながら夏の風物詩を楽しみましょう。
基本情報
山下公園
【開園日】常時
【入場料】無料 ※一部有料施設あり
【住所】 神奈川県横浜市中区山下町279
【問い合わせ先】
環境創造局南部公園緑地事務所都心部公園担当
電話:045-671-3648
メールアドレス: ks-toshinbu@city.yokohama.jp
駐車場情報
山下公園は、利用者用の駐車場が東側(元町側)にあります。収容台数は223台です。
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