横浜みなとみらい21ってどんなところ?
「横浜みなとみらい21」は、横浜の見どころがたっぷり詰まった神奈川県横浜市西区と中区にまたがる臨海地域です。ほんの30年ほど前は港としての役割が大きく、貨物船などの産業で栄えた街でした。その後1989年の「横浜博覧会」を経て多くの商業施設がオープンしました。
現在は、ランドマークタワーやインターコンチネンタルホテル、コスモワールドなど印象的な建物が立ち並ぶ風景がみなとみらいの象徴となりました。夜になると建物の光で街はキラキラと輝き、大変美しい夜景を見ることができます。
首都圏からのアクセスも良く、デートや仲間同士、家族連れの定番おでかけスポットとなっています。また、みなとみらい内にはホテルや商業施設が数多くあり、ショッピングや食事の選択肢も多い為、宿泊や観光の拠点としても利便性が高いエリアです。
みなとみらいの中心的存在は、2つの巨大な倉庫棟からなる「横浜赤レンガ倉庫」です。トレンドのショップや飲食店が並ぶほか、年間を通して様々なイベントが開催されているため、みなとみらいに行くことになったら、なにかイベントが行われていないかチェックするとしてみるといいかもしれません。
見どころ
夜景と海のコラボ!絶景巡り
”みなとみらい”と聞いて美しい夜景を想像する人は少なくないはずです。 立ち並ぶ高層ビルの明かりや観覧車、海に浮かぶ旅客船のライトが美しく海に反射している様子が美しく、国内でも有数の夜景スポットとして知られています。
「よこはまコスモワールド」は、夜間も営業している都市型遊園地で、大観覧車「コスモクロック21」はみなとみらいのシンボルでもあります。
そんなコスモクロックに乗ってみなとみらいを一望するのがデートプランでは大定番です。ジェットコースターやメリーゴーランドなど、約30のアトラクションを楽しむことができます。入園は無料なので観覧車だけでも楽しめるのが嬉しいですね。
「ドックヤード・プロジェクションマッピング」はランドマークタワーに隣接しているドックヤードで行われる新感覚のエンタテインメント。かつて造船所があったときに使われていた石造りのドックを復元したものです。
横浜が港町として歩んできた道のりの歴史を壮大な音楽と迫力の映像で表現する作品を鑑賞できます。
「よこはまランドマークタワー」の展望台からの夜景は、高さ273mの展望フロアからみなとみらいの夜景を一望することができます。天気の良い日には東京スカイツリーなども見え、ロマンチックな雰囲気を演出するのに最適な場所です。
最先端トレンドを追いかけ!ショッピングを満喫
横浜ランドマークタワーをはじめとしてみなとみらいには多くのショッピング施設があります。アミューズメント施設も充実している「横浜ワールドポーターズ」「クイーンズスクエア横浜」「MARK IS みなとみらい」はショップは約150以上、カフェやレストランが約40店舗も展開される巨大な商業施設です。
「MARINE&WALK YOKOHAMA」は赤レンガ倉庫と隣り合わせた場所に2016年にオープンしました。横浜初出店の話題のショップやレストランが出店しています。
「COS」はロンドン発のクラシックでモダンなファッションブランド。国内では青山につづく2号店です。アメリカンカジュアルを中心とした「Steven Alan」、国産メンズカジュアルバッグの「MSPC PRODUCT sort」など、おしゃれなショップが立ち並びます。店内から海の見えるショップもあり、落ち着いた開放的な気分でお買い物が楽しめるスポットです。
雑貨やお土産を探すなら「横浜赤レンガ倉庫」や「よこはまランドマークタワー」です。ランドマークタワーには、漫画雑誌JUMPのグッズが売られる「JUMPSHOP」や、「LEGO STORE」、ジブリグッズの「どんぐり共和国」、「トミカショップ」があり、子供のお土産やおもちゃを買うのに最適です。各ショップには横浜限定グッズが並んでいたりすることもあるので要チェックです。
赤レンガ倉庫で賑やかなイベントを楽しもう
赤レンガ倉庫は、明治〜大正の日本が激動の時代にあった際に建てられ、港町横浜の輸入品の倉庫として活躍しました。2002年に現在のような商業施設としてリニューアルオープンを遂げ、現在まで横浜市民をはじめ全国から観光客が訪れる観光スポットとなっています。
2つの大きな倉庫からなる赤レンガ倉庫は1号館はイベントに使われるホールやスペースがあり、1階はショップとレストランがあります。2号館1階から3階までお土産ショップをはじめとした雑貨店や、飲食店で賑わっています。
なかでも人気を集めているのが「chano-ma(ちゃのま)」です。リラックスムードのなか、ソファー席でゆったりとお茶やランチ、やさしい料理を楽しめる空間です。
年間を通して様々なイベントが開催されているのも魅力のひとつです。小さなイベントはほぼ毎週のように行われる珍しいスポットです。
代表的なのは毎年11月下旬からクリスマスにかけて行われる「クリスマスマーケット」イベントです。ヨーロッパの街中などでクリスマスの時期に盛んに行われる屋台のマーケットを模したイベントで、あたたかい飲み物や冬らしい食べ物、クリスマスの装飾やツリーが販売されます。
2月にはイチゴ好きが集う「ストロベリーフェス」、4月は「アフリカンフェス」「ヨコハマ大道芸」、6月は「横浜開港祭」、10月は「オクトーバーフェスト」といったように楽しいイベントが目白押しですよ。
個性豊かなミュージアム系施設へ
みなとみらい観光で多くの人が訪れるのが、「カップヌードルミュージアム」です。別名は「安藤百福発明記念館」で、日清のカップヌードルの製法を発明した創業者の辿った人生とカップヌードルの歴史、残した言葉などが展示されています。
オリジナルのカップヌードルをつくれるファクトリーは子供から大人まで大人気で、自分の好きな具材や味・カップにアレンジして、持ち帰ってお土産にできます。
ランドマークタワーのすぐ近くに位置する「横浜美術館」は、1989年に開館した日本でも有数の規模を誇る美術館です。近現代のアートを中心に多彩な企画展が開催されます。高さ20メートルにもなる天井の開放的なエントランスや広々として展示室は港町らしい清々しさも感じられる場所です。
「横浜アンパンマンミュージアム」は家族連れに大人気の施設で、横浜駅に近いエリアにあります。アンパンマンたちが登場するキャラクターショーをはじめとして、アンパンマングッズのお店、小さなアトラクションなどが揃い、子供たちが存分に楽しめる仕掛けがたっぷりです。
大人にも人気なのが「ジャムおじさんのパン工場」で、可愛いアンパンマンの仲間たちのパンが買えるパン屋さんです。リアルな食パンマンやドキンちゃんなどもパンはここでしか食べることのできない貴重な味で、懐かしさも味わえるおすすめスポットです。2019年7月に移転して規模も大きくなり、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」として生まれ変わりました。
特別な日に贅沢な思い出を残そう
みなとみらいエリアには、ラグジュアリーなホテルも点在しており、宿泊はもちろん各ホテルのビュッフェやディナーだけを楽しむこともできます。
ランチビュッフェ
おすすめは、各ホテルによるランチビュッフェです。ディナーよりも比較的リーズナブルな価格で一流の味を楽しめ、ロケーションによっては海が一望できるスポットも。
「ブッフェ・ダイニング・オーシャンテラス」はインターコンチネンタルホテル内のダイニング。約40種以上の料理をビュッフェスタイルで楽しむことができます。
横浜桜木町ワシントンホテル「DINING&BAR BAYSIDE」は高層階に位置するロケーションの良さと本格的な料理を味わえるにもかかわらず比較的リーズナブルにビュッフェランチを楽しめます。
デザートビュッフェ
近年女子会などで多用されるデザートビュッフェの定番は横浜ベイホテルの「ソマーハウス」で「スイートジャーニー」が楽しめます。週末限定の開催で、予約は必須。3ヵ月先まで予約が埋まってしまうこともあり、予約開始情報などをしっかりとチェックしましょう。月替わりでチョコレートやストロベリーなどテーマに沿ったデザートがふるまわれます。
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おすすめの周辺スポット
横浜みなとみらい21周辺のランチスポット
みらい横丁
昼も夜も賑わう食のエンタテイメントゾーンで2013年にオープンしました。昼はお得なランチ、夜は居酒屋として楽しめます。約12店舗の中から、その日の気分で選べるのも嬉しいポイントです。
パイホリック
パイ専門レストラン。沢山のパイの魅力を紹介し、発見・喜び・楽しみ・感動をアメリカのスタイルを盛込んで提供しています。ランチは、選べるメインにパイ食べ放題がセットになっています。
A16 YOKOHAMA
広々とした空間と落ち着いた大人っぽい空間で本格イタリアンが堪能できます。ランチは、パスタかピッツァがあり、特に自慢の薪窯で焼き上げたピッツァがおすすめです。
アニヴェルセルカフェ みなとみらい横浜
非日常的な時間を過ごせるフレンチカフェ。ランチでは、牛リブロースのグリエやハッシュドビーフが手頃な値段で食べられます。ちょっと特別な時などに、少し贅沢なランチコースもあります。
Roller Coast MinatoMirai
自慢のオリジナルバーガー「ドライベージーバーガー」は、シンプルな味付けで素材の旨みを最大限に引き出しています。カウンター席もあり、おひとり様でもゆっくり過ごせます。
横浜みなとみらい21と合わせて観光におすすめ
横浜みなとみらい21と合わせて観光におすすめの人気スポットには、元町・中華街駅から徒歩3分にあるデートスポットの山下公園や港の見える丘公園、石川町駅から徒歩5分の外交官の家などがあります。
山下公園
山下公園は元町・中華街駅から徒歩3分の位置にあり、横浜みなとみらい21からも電車を使って約20分ほどで着きます。
横浜で最も有名な山下公園は、1928(昭和5)年3月に開園した公園です。関東大震災のがれきを埋め立てて作られました。海への眺望、記念碑や歌碑など見どころの多い公園です。横浜中華街から山下公園、そして赤レンガ倉庫のルートは、横浜観光の定番となっています。
公園から見える、横浜ベイブリッジや港を行き交う船の眺めが、いかにも港町らしく、ロマンチックです。童謡でお馴染みの「赤い靴はいてた女の子像」や、在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」、姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市寄贈の「水の守護神」(中央広場)など、海外との豊かな交流を感じさせる記念碑も見られます。
また、山下公園は横浜のバラの名所でもあり、毎年春と秋の時期には、「未来のバラ園」に約160種1,900株のバラが咲き誇ります。子育てママにはうれしいサービスが揃った、コンビニのハッピーローソンを利用するのもオススメです。
港の見える丘公園
港の見える丘公園は石川町駅から徒歩5分のの位置にあり、横浜みなとみらい21からも電車を使って約20分ほどで着きます。
2016年4月、緑化工事が終わり、今までバラ園であったエリアは、「イングリッシュローズガーデン」としてリニューアルオープンしました。
イギリス館を背景にバラ植栽を主とした英国風の庭をテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとなり、四季を通していろいろなバラや草花が咲き競います。また、沈床花壇は<香りの庭>として沈床花壇としての地形を活かしながら四季を通してバラや草花、花木の香りと彩りが楽しめます。
横浜港を見下ろす小高い丘にあることから、横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイントで、横浜でも有数のバラの名所です。バラの見頃は、春と秋の2回。それぞれ5月中旬から6月中旬と10月中旬から11月中旬がバラの最盛期です。
外交官の家
外交官の家は石川町駅から徒歩5分の位置にあり、横浜みなとみらい21からも電車を使って約30分ほどで着きます。
1910年に明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により東京都渋谷区南平台に建てられました。
建物は木造2階建てで塔屋(とうや)がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンの影響を色濃く残しています。
1997(平成9)年に横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、現在の場所に移築され、国の重要文化財に指定されました。室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。
お客様をお迎えしてパーティーなどを開く機会も多かったという外交官の家。今なお残るガスストーブやステンドグラス、サイドボード等の家具類、また細部にまだこだわった造りが歴史を感じさせます。イタリア山庭園とのコントラストも美しく、フォトジェニックなスポットです。
横浜中華街
中華料理店や雑貨店、アミューズメント施設で賑わう横浜みなとみらいの人気観光スポット。豊富な食べ歩きグルメやスイーツ、オーダー式の中華バイキングなど、台湾やタイなどの周辺のアジア諸国の料理店、お土産店などが並びます。占い所も多く、運勢を見てもらって仲間と盛り上がるのも楽しいかもしれません。
横浜マリンタワー
横浜開港100周年の記念事業として、1961(昭和36)年に建設された横浜のシンボル。横浜マリンタワー29階・30階には2層の展望フロアがあり、高さ106mからの横浜一帯の景色を一望できます。2019年4月より全館一時休館中で、営業再開は2022年4月以降の予定です。
アクセス情報
電車で行く場合
- JR線/市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」
- みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」
車で行く場合
- 首都高速横羽線「みなとみらい出入口」を出る
よくある質問Q&A
お得な周遊パス・チケットはありますか?
みなとぶらりチケットは、市営バスの横浜~元町・港の見える丘公園、三溪園へアクセスするバス、市営地下鉄ブルーラインの横浜駅~伊勢佐木長者町駅間を1日自由に乗り降り可能なチケット。各ホテルなど多くの場所で購入することができます。大人500円、小人250円です。
京急・東急・JRの各鉄道会社から出ているフリーきっぷがあるため、横浜近郊からアクセスする場合に使う路線に合わせて選びましょう。
主要観光地をまわるのにどのぐらいの時間が必要ですか?
一般的には日帰りで楽しむ場合に、ランチ前〜夕方までか、午後〜ディナーまでという方が多く見られます。コンパクトに見どころだけをまわる場合は2時間半〜3時間でまわることができるでしょう。
雨の日でも楽しめるスポットはありますか?
ミュージアム系施設を周るのがおすすめです。また、ランドマークタワーは桜木町駅からほとんど濡れずに連絡通路を通ってたどり着くことができます。ショップ・レストランが充実しているので、雨宿りに最適です。
基本情報
横浜みなとみらい21
【住所】〒220-0012 神奈川県横浜市西区
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