日光市でおすすめの定番観光スポット9選
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)
日光東照宮は、1617(元和3)年に徳川初代将軍である徳川家康公を御祭神にまつった由緒正しい神社です。現在の社殿群は、そのほとんどが鎮座から20年後の1636(寛永13)年に建て替えられたものです。国宝である陽明門(ようめいもん)など55棟の社殿群は、1999(平成11)年に「世界文化遺産」に登録されています。
建物の柱などには数多くの彫刻が飾られていますが、これらは単なるデザインではなく信仰形態や学問・思想があらわされていると言われています。境内には「石鳥居」「五重塔」「神厩舎・三猿」など、見どころとして有名なものが沢山あります。
輪王寺(りんのうじ)
本堂の三仏堂(さんぶつどう)・大猷院(たいゆういん)・中禅寺(ちゅうぜんじ)・常行堂(じょうぎょうどう)・大護摩堂(だいごまどう)等のお堂や本坊の他、さらに15の支院を統合してできていて、その全体を指して「輪王寺(りんのうじ)」と総称します。
輪王寺の境内地は大きく分けて、標高約630mの「山内」(さんない)と、「いろは坂」を登った標高約1,300mの「奥日光」の2ヶ所となります。
また、日光山の総本堂である三仏堂(さんぶつどう)は重要文化財で、大猷院(たいゆういん)は国宝に指定されています。
日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)
日光東照宮と日光山輪王寺に挟まれるような位置に本社(拝殿)があるのが、日光二荒山神社です標高2486メートルの霊峰「男体山(二荒山)」をご神体としていて、日光山信仰の始まりとなった古社です
主祭神は招福や縁結びの神様である大己貴命(おおなむちのみこと)で、現在では縁結びのご利益で人気の社となっています。
華厳ノ滝(けごんのたき)
滝が多い日光周辺で最も有名とも言えるのが「華厳ノ滝」です。中禅寺湖の水が高さ97mの岸壁を一気に落下する迫力のある滝で、自然が作り出す雄大さと華麗な造形美の両方を楽しむことができる人気の観光スポットです。
エレベーターで行ける観爆台からは、間近で迫力満点の滝つぼを見ることができます。水しぶきが弾ける豪快な姿はまさに圧巻です。
湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)
湯西川温泉は壇ノ浦の合戦に敗れて逃れてきた人々が傷を癒したと伝えられている歴史の古い温泉です。温泉地名の由来となった湯西川の渓谷沿いには旅館や民家が立ち並んでいます。温泉を楽しめるだけでなく、川魚や山の幸、野鳥・鹿・熊・山椒魚の珍味などの四季を感じる地元料理を堪能することができます。
1月下旬から2月下旬頃には金土日限定で「かまくら祭」が開催されます。そり滑りや雪遊びなど雪国ならではの遊びも楽しめて、売店では温かい軽食や飲み物を販売されています。特に、ろうそくの明かりが灯る夜は幻想的な風景を望むことができます。
四季折々の風景を楽しむことができるおすすめのスポットです。
江戸ワンダーランド日光江戸村(EDO WONDERLAND 日光江戸村)
日光の定番レジャースポット「江戸ワンダーランド日光江戸村」は、江戸時代をテーマにしたテーマパークです。関所をくぐり街道をすすむと、宿場町やにぎやかな商屋街などの風情あふれる町並みが広がります。それだけではなく、ちょんまげを結った江戸人たちがあちこちを歩いていて、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。
忍者や弓道体験ができたり、20種類以上の職業からなりたいコスチュームに着替えて江戸人になりきったりと、様々な楽しみ方をすることができます。身も心も江戸時代を楽しんでみてはいかがでしょうか。
東武ワールドスクウェア
東武ワールドスクウェアでは、世界の建造物や世界遺産を25分の1のスケールで再現した世界建築博物館です。日本の東京スカイツリー、ギリシャのパルテノン神殿、アメリカの自由の女神やホワイトハウスなど、1日で世界一周旅行をした気分が楽しめます。
また、園内には身長7㎝の小さな住人が14万人住んでいます。ビルのショーウインドウにマリリン・モンロー風のマネキンがいたり、コロッセオの近くでは「ローマの休日」の撮影が行われていて、そして万里の長城には三蔵法師の一行、イギリスの建物にはシャーロック・ホームズ風の探偵など、個性的な住人がたくさん住んでいます。小さな住人を探してみるのも楽しみのひとつとしておすすめです。
園内には撮影スポットのサインが点在しています。そこから矢印の方向を向くと、素晴らしい景色を望むことができます。プロのカメラマンになった気分で、園内をまわりながらとっておきの世界一周写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)
鬼怒川温泉は、江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたといわれる由緒正しき温泉です。明治以降に一般開放されてからは、多くの観光客が訪れるようになり、鬼怒川渓谷沿いにはたくさんの旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の大型温泉地として発展しました。お湯は神経痛や疲労回復、健康増進に効くというアルカリ性単純温泉で、肌にも優しい軟らかな泉質です。
鬼怒川の渓谷を挟んだ温泉街からは、美しい絶景を見下ろした客室や豊富な湯量を持つ温泉旅館などがたくさん立ち並んでいます。周辺には日光江戸村や東武ワールドスクウェアなどの魅力的なレジャー施設なども多く、夏は特にファミリーやグループ客で賑わいます。
奥日光湯元温泉
奥日光湯元温泉は、森と湖に抱かれた静かな温泉街です。硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は49.3~78.9度ほど有り、中性~弱酸性です。日本で4番目に濃い硫黄温泉といわれ、乳白で肌ざわりの良いお湯が評判となっています。源泉のお湯の色はエメラルドグリーンですが、地上で空気に触れることにより乳白色に変わって行くそうです。
また、日光山輪王寺別院の温泉寺にも温泉を引き、誰でも入浴できるという珍しい温泉で人気のスポットとなっています。
四季折々の楽しみ方のできる湯元温泉ですが、特に冬は雪景色を眺めながら入浴できる雪見露天風呂や、ライトアップ夜景遺産に認定された雪灯里などを楽しむことができるのでおすすめです。
日光市で遊べるレジャースポット5選
とりっくあーとぴあ日光
とりっくあーとぴあ日光は、トリックアートテーマパークです。見て、触れて、写真を撮って遊べる美術館で、館内には様々な仕掛けがあります。人間の目の錯覚を利用した「立体的に見える絵画」や「見る角度によって印象が変化する作品」など、平面(二次元)のものを立体(三次元)に描き表す手法を使った不思議なアートを楽しむことができます。
ただ見るだけではなく、ポージングをして面白い写真を撮ることもできるので小さな子供から大人まで存分に遊べるのが魅力です。
光徳牧場
日光国立公園内に位置する牧場です。2023年12月現在放牧はしていませんが、シーズン中には美味しい牛乳やアイスクリームを味わうことができます。また、清流が美しい「Kotoku Swamp」もあり、ひっそりと佇む姿に趣を感じます。綺麗な水にしか生息できない生き物や草花を見ることができます。
近くには日帰り入浴が可能な光徳温泉があり、旅の疲れを癒してくれます。
日光ストロベリーパーク
栃木県のいちごの生産量は、昭和43年以降、半世紀にわたり連続日本一を誇ります。日光ストロベリーパークでは、栃木県で栽培されている品種の「とちおとめ」「紅ほっぺ」「スカイベリー」などのメジャーな品種や、話題の新品種「とちあいか」など、様々な種類のいちご狩りを体験することができ、30分食べ放題です。
シーズンはおよそ12月上旬から5月下旬ぐらいまで、その年の気候や成長具合で変動する事もあります。期間ごとに料金が設定されているので、公式ホームページを確認してから行きましょう。
いちごジャム、濃厚ないちごジェラート、いちごサイダーなども販売されています。
霧降高原(きりふりこうげん)
霧降高原は赤薙山(あかなぎさん)の斜面に広がる、標高約1,200mの高原地帯です。周辺にはレストランや宿泊施設、カップルやファミリーで楽しめるレジャー施設なども充実しています。年間を通して豊かな自然を堪能できる霧降高原は高山植物の宝庫で、ニッコウキスゲの群生地として知られています。
霧降高原にある「日光霧降高原チロリン村」では、日光の天然氷に地元産のとちおとめやブルーベリーなどの手作りシロップを使った日光天然カキ氷を楽しめるほか、大自然の中で、アーチェリーやパターゴルフなどのレジャーを満喫することができます。
さかなと森の観察園
さかなと森の観察園は、中禅寺湖のほとりにある水産研究・教育機構の広報施設です。研究所の敷地の一部が公開されており、河川や湖沼などにすむ「さけ・ます類」について学ぶことができるそうです。
園内では、幻のさかなと言われる「イトウ」や、中禅寺湖にしかいない「レイクトラウト」など、様々な種類のさけ・ますの仲間や、チョウザメなどを観察することができます。
園内にある「おさかな情報館」は、水産業や水産の研究を楽しく学べる施設となっていて、子どもたちに人気です。
※「さかなと森の観察園」は冬季は休業しています。
自然あふれる日光市の絶景スポット5選
竜頭ノ滝(りゅうずのたき)
竜頭ノ滝は、日光三名瀑(にっこうさんめいばく)の1つとされる奥日光を代表する滝です。男体山の噴火によってできた溶岩の上を210mにわたって流れ落ちています。滝つぼの近くが大きな岩によって二分されており、その様子が竜の頭に似ていることから竜頭ノ滝という名がついたといわれているそうです。
5月~6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇り、新緑に映えて美しい光景を望むことができます。また、9月下旬ごろからは紅葉の名所として人気の観光スポットとなっており、モミジやシナノキなどで様々な色に彩られた美しい景観が楽しめます。
龍王峡(りゅうおうきょう)
2,200万年ほど前の海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の水の流れによって徐々に侵食され現在のような景観になったといわれるのがこの「龍王峡」です。竜が暴れ回る姿を思わせるような迫力のある大景観は、山間の温泉地である川治温泉と鬼怒川温泉の間に渡り、約3kmにもなります。
ハイキングコースも整備されていて、最長でおよそ3時間の散策コースもあります。四季折々の龍王峡の景色を楽しみながら、のんびりとハイキングをすれば心身ともにリラックスできること間違いありません。
戦場ヶ原(せんじょうがはら)
戦場ヶ原は、赤城山の神と男体山の神が争った戦場だったという神話が名前の由来といわれています。400ヘクタールの広大な面積を誇る戦場ヶ原は、かつて湖であったものが湿原化したものだそうです。2時間ほどで歩けるハイキングコースなどもあり、湿原をぐるりと囲むように自然研究路が整備されています。
約350種類にも及ぶ植物が自生し沢山の野鳥が見られることでも有名で、男体山を背景に広大な湿原を見渡せる絶景の展望ポイントが各所に設置されています。四季折々の変化に富んだ壮大な自然を体感してみてはいかがでしょうか?
湯滝(ゆだき)
湯滝は湯ノ湖の南端にある高さ70m、長さ110mの滝です。滝つぼに降りることができ、その近くにある観爆台からは迫力ある姿を眺めることができます。戦場ヶ原から北上するハイキングコースの途中にあるので、戦場ヶ原を訪れた際は足を運びたいスポットです。
湯滝の周辺には「湯滝レストハウス」があり、囲炉裏で焼いた新鮮な鮎と美味しいお団子などを楽しむことができます。また、うどんやおそば、定食などを頂くことができるお食事処もあり、ハイキングの休憩や、バードウォッチングや写真撮影の拠点として利用することができます。
憾満ヶ淵(かんまんがふち)
憾満ヶ淵は男体山から噴出した溶岩によってできた、荒々しい流れを見せる大谷川(だいやがわ)の小渓谷です。
南岸には「並び地蔵」という地蔵群があり、行きと帰りでお地蔵様の数か違うことから「化け地蔵」とも言われています。また上流の絶壁には「弘法大師の投筆」と呼ばれるスポットがあり、弘法大師が筆を投げて彫りつけたという伝説のある「かんまん」の梵字(ぼんじ)が刻まれています。
日光市で歴史を学べる観光スポット2選
平家の里
平家落人(へいけのおちうど)の伝説の地として古くから伝えられてきた湯西川温泉にある「平家の里」は、多くの秘話や伝説に満ちた落人たちの生き様や生活様式を、後世に永く保存継承する拠点として復元された施設です。
湯西川地方の伝統芸能などの伝承や生活を知ることができる道具などが展示されているほか、甘味処では、おしるこやそばがきなどの平家落人自慢の味を頂くことができます。お土産処では湯西川で生産された新鮮な農産物や山菜加工品などを購入することができます。
古河掛水倶楽部(ふるかわかけみずくらぶ)
1875(明治8)年創業の古河鉱業が、足尾銅山の隆盛期に、銅山を訪れる華族(日本の貴族階級)や政府高官を招き、接待や宿泊などに使用した迎賓館です。
大正初期に改築された古河掛水倶楽部の建物は、外観は洋風で、内部は和洋それぞれの様式を用いた木造建築となっています。館内には大正13年製の歴史あるピアノや、国産第1号のビリヤード台などが展示されており、当時の華やかな様子を知ることができます。
スピリチュアルを体感できるパワースポット2選
滝尾神社(たきのおじんじゃ)
二荒山神社本社の西に約1kmのところにある「滝尾神社」は、子授け・安産の神様として知られる二荒山神社の別宮です。本殿裏には「三本杉」の巨木が立っていて、神聖な雰囲気が漂っています。
また滝尾神社に伝わる「運試しの鳥居」と言われる神事は、鳥居の小さな穴に石を3回投げひとつでも穴を通ったら良いことがあるといわれているそうです。他にも、笹に願を込めると縁が結ばれるといわれている「縁結びの笹」や、子宝に恵まれ安産になるという「子種石」などのご利益スポットも人気となっています。
中禅寺(ちゅうぜんじ)
中禅寺は、世界遺産である「日光山輪王寺」の別院で、784(延暦3)年に日光開山「勝道上人(しょうどうしょうにん)」によって建立されました。ご本尊である「十一面千手観音菩薩」は国の重要文化財に指定されており、勝道上人が中禅寺湖上に見た千手観音の姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。御利益は「諸願成就」と言い、様々な願い事を成就してくれると言われています。
また、五大堂からは中禅寺湖を望む景色を見られ、心をふるわせるほどの絶景と言われています。
中禅寺の参道をまっすぐ進んだ先の右手には「身代わり瘤(みがわりのこぶ)」があり、悪いところや痛いところを触ってから瘤に触れると、身代わりになってくれると伝えられているそうです。
日光市おすすめグルメスポット6選
手打そばうどん 旭屋食堂
東武日光駅前、JR日光駅からも徒歩3分という利便性の良い立地の「旭屋食堂」では、美味しい手打ちそばやうどんを食べることができます。また、日光名物の「ゆば料理」も手軽に食べられるため、日光観光に訪れた観光客にも人気のお店となっています。
珈茶話(KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY)
日光市今市にある、珈茶話(KASHIWA CAFE & COFFEE ROASTERY)は、リクエストに応じて作ってくれるラテアート「デコラテ」がSNSでも人気となっています。3Dの立体的な動物や似顔絵など、様々なリクエストに応えてくれます。
日光金谷ホテルベーカリーのロイヤルブレッドを使用した「日光山フレンチトースト」や日光天然氷のかき氷もいただけます。
揚げゆばまんじゅう本舗 日光さかえや
日光駅前にある「日光さかえや」では、日光名物のゆばを揚げまんじゅうで頂くことができます。自家製オリジナル商品の「揚げゆばまんじゅう」は、日光名物のゆばと厳選された豆乳を練りこんだ「日光ゆばまんじゅう」に、衣をつけてカラっと油で揚げたものです。まんじゅうの甘みと衣のサクサク感がたまりません。
日光天然の氷を使用したカキ氷も提供されており、日光散策のお供にうってつけのグルメスポットです。
日光珈琲 御用邸通
日光珈琲 御用邸通は豊かな香り漂う自家焙煎スペシャリティコーヒーと、新鮮な地元食材を使用したお食事を楽しむことができるカフェです。趣のあるたたずまいの日光珈琲では、コーヒーの香りに包まれた落ち着ける店内でゆったりとした時間を過ごすことができます。
県内に数店舗展開している人気店で、オリジナルブレンドの深い味わいが楽しめるコーヒーのほか、日光の天然氷を使用したカキ氷や、カレー、オムライスなどの美味しい喫茶メニューを味わうことができます。
シックで大正ロマンあふれるお店は、写真映えも抜群で観光に訪れた際は是非訪れてみて頂きたいおすすめスポットです。
明治の館
明治の時代の息吹を今に伝える石造りの洋館レストラン「明治の館」は、蓄音機を日本に初めて紹介したアメリカの貿易商F.W.ホーンの別荘として閑静な日光不動苑に建造されました。気品溢れる空間で極上の洋食を楽しむことができます。
1番人気は「オムレツライス」です。ケチャップ味の濃厚なチキンライスにふんわりトロリとした卵、手間ひまをかけて作られたデミグラスソースがたっぷりかけられていて、絶妙な美味しさです。
肉料理や魚料理も充実しているほか、日光名物のゆばを使った日光ならではのメニューも味わうことができます。
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