日光東照宮は修学旅行ではなく素敵にドライブで
栃木日光東照宮は修学旅行ではなく素敵にドライブで
日光東照宮といえば関東の人にとっては小学校の修学旅行の思い出ではないでしょうか。しかし歴史を学び、美味しいものや素敵な景色が楽しめるようになった大人にとっては非常に良いドライブコースといえます。是非、修学旅行の思い出を一度リセットして趣の日光を楽しみに行きましょう。
あの徳川家康が奉られている日光東照宮です。総工費は金56万8千両、銀百貫匁、米千石といい、動員人数は延べ人数で450万人を超えたと言われています。今だとどれくらいの大規模国家事業になるのでしょう。徳川家光が主導して行われたといいますが、1両が10万円としても1000億円です。以前書籍で読んだ記憶がありますが、70年代に行われた試算でも341億円と言われています。それだけあってかなり見所満載です。
陽明門(ようめいもん)
【国宝】日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。 平成第3次修理対象となっています。
御本社(ごほんしゃ)
【国宝】本殿・石の間・拝殿からなり、東照宮の最も重要なところです。また拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」があります。 こちらも平成第3次修理対象となっています。
廻廊(かいろう)
【国宝】陽明門の左右に延びる建物で、外壁には花鳥の彫刻が飾られています。極彩色の一枚板の透かし彫りとなっています。
眠り猫
【国宝】左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。奥宮に通じる通路の上に掘られ見上げる形で鑑賞します。
奥宮(おくみや)への階段
奥宮にある家康公の墓へはかなり階段をのぼります。
奥宮(おくみや)
拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる御祭神のお墓所があります。家康公がこちらに眠っているわけです。階段をのぼってやってくることを含めて、やっとこれた感がありますね。
神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)
神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。猿が馬を守るとされたので、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が有名ですが、結構人生を表現していて他も必見です。
薬師堂・鳴き竜(やくしどう・なきりゅう)
日光東照宮の薬師堂の天上には竜が描かれています。竜の頭の下のところで拍子木を叩く実演をしてくれますが、実際に叩くと音が共鳴して、竜が鳴いているように聞こえます。この実演ですが、是非一番前で聞いて下さい。後ろで聞いてしまった場合には、次の順では先頭で待ちもう一度聞いて違いを感じましょう。まるで迫力が違います。
奈良時代の末に勝道上人が日光山を開くとき、大谷川の急流に行く手を阻まれ神仏に加護を求めた際、深沙王(じんじゃおう)が現れ2匹の蛇を放ち、その背から山菅(やますげ)が生えて橋になったという伝説を持つ橋で、故に神橋と呼ばれるようになったそうです。
板垣退助像
板垣退助は、自由民権運動の政治家というイメージがあるかもしれませんが、むしろ軍事的な才能が高かったと言われています。戊辰戦争でも官軍の司令官として活躍しました。そんな戊辰戦争で日光東照宮に立てこもった旧幕府軍に対して、このままでは東照宮を焼失することにもなりかねないと日光から下山させ、貴重な建築物である東照宮を焼失から防いだといわれています。その功績から橋の近くに銅像が建てられました。
1873年(明治6年)6月開業。現存する日本最古のリゾートクラシックホテルです。歴史ある佇まいが凄く素敵です。
歴史ある金谷ホテル
現存する日本最古のリゾートクラシックホテルです。過去には、フランク・ロイド・ライト(1905年)、アインシュタイン博士(1922年)、ヘレン・ケラー(1937年)なども滞在したことがあります。
オレンジスイート
小山薫堂さんが「泊まるだけで元気になれるビタミンホテル」をコンセプトに、プロデュースした客室。和のテイストの寝室には、究極の眠りの寝具があるそうです。
金谷ホテルの名物
金谷ホテルオリジナル商品
エコバッグなど結構かわいいオリジナル商品があります。
金谷ホテルベーカリー商品
金谷ホテルベーカリーの焼きたてのパンなどを買うことが出来ます。この丸い形のパン(切る前は円柱型)が名物ですね。
百年カレー
2003年に金谷ホテルの蔵の中から発見された、大正時代のカレーのレシピを再現した「百年カレー」も買えます。
軽食をということなら、こちらでライトにランチでも。2003年に金谷ホテルの蔵の中から発見された、大正時代のカレーのレシピを再現した「百年カレー」を頂くことが出来ます。
百年カレー
2003年に金谷ホテルの蔵の中から発見された、大正時代のカレーのレシピを再現した「百年カレー」を頂くことが出来ます。
しっかり食事をということならこちらでビーフシチューを頂きましょう。歴史ある味でとても美味しいです。
ビーフシチュー
シンプルですがしっかりした味で非常に美味しいです。
虹鱒のソテー金谷風
金谷ホテル歴代の料理長(親方)から受け継がれてきた金谷ホテル伝統のフランス料理ということで虹鱒も有名なのですが、僕はビーフシチューをおすすめします。
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中禅寺湖から流れ落ちる高さ97mの直瀑である華厳の滝は日本有数の非常に滝らしい滝ですね。ベタな日光ですがドライブするならマストです。無料の観瀑台からは滝の全容を見ることができないので、530円かかりますがエレベーターで滝壺近くまで下りることをお薦めします。
華厳の滝エレベーター
上から見るのも良いですが、迫力は絶対下からです。是非、エレベーターに乗って滝壺レベルから観ましょう。530円
昭和3年にイタリア大使館の夏季別荘として建造され、平成9年まで歴代の大使が使用していたものです。中禅寺湖でゆったりしたいときにはとてもいい場所です。
カフェコモ
イタリアのコモ湖をイメージして名付けたのだと思いますが、湖畔のカフェが併設されています。