伊勢ってどんなところ?
伊勢市は、三重県の南東に位置します。「伊勢神宮」があることで発展していったということから、「神都」とも呼ばれています。江戸時代から「お伊勢参り」の街として多くの人が訪れ、今でも県を代表する観光都市です。
市の北部は伊勢湾に面していて、南部は丘や山が連なっているので、1度に海も山も楽しめます。気候は、比較的温和ですが、地形が複雑なので場所によって温度差があります。
伊勢神宮を参拝するのはもちろんですが、「伊勢うどん」や「手こね寿司」などのご当地グルメを食したり、伊勢独自の古き良き街並みを散策したり、水族館やテーマパークでめいっぱい遊んだり、いろんな観光が楽しめる街です。
伊勢旅行の見どころ
伊勢神宮を参拝する
伊勢市の観光で外せないのが、「伊勢神宮」です。伊勢神宮とは、125もある宮社の全てを指します。正式名称は「神宮」で、「お伊勢さん」や「大神宮さん」と親しみをこめて呼ぶ人もいます。
125社の中で、皇室の先祖である太陽の神様「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を祀っている「内宮」や、衣食住や産業の神様「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祀っている「外宮」が特に有名です。この2つを合わせて、「二所大神宮」とも呼ばれています。
お伊勢参りは、海で身と心を清める「二見浦」から、外宮そして内宮へ巡るのが通例です。内宮は右側通行、外宮は左側通行がルールです。
手や水を洗い清める「手水」の作法は、左手、右手、左手で受けた水で口、の順に清め、最後に残った水で柄杓の柄で洗います。神前で行なう「参拝」の作法は、まず深いお辞儀を2回、次に胸の高さで手を合わせて拍手を2回、最後にもう一度深いお辞儀をします。
昔から多くの人が訪れ、愛した伊勢神宮を、正しいルールで参拝し、身も心もリフレッシュしましょう。
ご当地グルメやB級グルメを食べ歩く
伊勢市には、伊勢神宮の参拝客のために考案されたうどん料理「伊勢うどん」や、三重県の漁師飯だった「手こね寿司」、地元の人々に愛される3大ソウルフード「モリスパ」「ドライカツカレー」「唐揚げ丼」などのリーズナブルで美味しいご当地グルメがたくさんあります。
そして、「伊勢エビ」や「松阪牛」など高級食材などもご当地グルメの1つとして知られています。伊勢市の定番土産「赤福」の季節限定の「赤福氷」や「赤福ぜんざい」を食べることができるのも、伊勢市にある直営店ならではの楽しみ方です。
また、「外宮参道」や「おはらい町」などの観光スポットでは、名物料理があります。例えば、外宮参道にある「山村みるくがっこう」は、大正時代から続く山村乳業の直営店で、濃厚なプリンやソフトクリームなどを味わえます。
お店が並ぶ観光スポットで、いろんなグルメを食べ歩くのもいいですし、五十鈴川を眺めながら、または古民家や蔵などの風情ある店内で、自分好みのご当地グルメをじっくり味わうのもいいでしょう。
古き良き街並みを散策する
伊勢市には、昔の情緒ある風景を残した街並みを見ることができる観光スポットがいくつもあります。
「伊勢神宮 内宮」の前にある「おはらい町」には、「五十鈴川」に沿って約800mの石畳が続いています。この通りには、伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式の建物を活かしたお店が多く並んでいて、「祭主職舎」や「神宮道場」などの歴史的建造物などもあります。
「外宮・伊勢市駅周辺エリア」にある「河崎」は、「勢田川」の両側にある街で、江戸時代からの伝統的な蔵や町家が並んでいます。カフェや雑貨屋、古本屋、ギャラリーになっている古民家や蔵もあり、のんびりゆったりとした散策ができます。
伊勢神宮の参拝客の旅館街として栄えてきた「夫婦岩表参道」では、昭和初期の趣を残した建物を見かけることができます。中には、今では珍しい木造3階建ての純和風の旅館もあります。
テーマパークや水族館で思いっきり遊ぶ
伊勢市の「二見周辺エリア」は、テーマパークも水族館もあります。なので、忍者ショーを見た後、アシカやトドとふれあう、といったような1日中遊び尽くす観光ができます。
昔の日本にタイムスリップしたようなテーマパーク「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」は、忍者体験をしたり、自然の中でアスレチックをしたり、三重県の名湯に入浴したり、色々な観光ができます。
「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」は、ゴマフアザラシやタツノオトシゴ、セイウチなどの海の動物たちとふれあう貴重な体験ができるのが魅力の水族館です。
また、「伊勢神宮 内宮」の近くにある「おかげ横丁」は、テーマパークのような観光スポットです。江戸や明治時代の伊勢を代表する建築物が移築・再現されていて、日本の神話をコンセプトにした施設「おかげ座 神話の館」などがあります。入場無料なので、気軽に入れます。
活気あるイベントを見に行く
伊勢市には、伊勢神宮にまつわるお祭りやイベント、伊勢市に伝わる伝統的なお祭り、伊勢市の名物が揃うイベントなどが毎年行なわれています。
春は、日本の古典芸能「神楽舞」の美しさを「伊勢神宮 内宮」で見学できる「神楽祭」や、伊勢市のご当地グルメや伝統工芸品が集まる大きな市「伊勢楽市」などがあります。
夏は、盆踊りの1種で、県の無形民俗文化財に指定されている「かんこ踊り」が市内各地で行なわれます。また、花火師たちがその年の安全を祈る「伊勢神宮奉納全国花火大会」では、約10,000発もの花火が伊勢の夜空を彩ります。
秋は、見て・参加して・楽しめる、をテーマにした「伊勢まつり」などが開催されます。
活気のある伊勢ならではのイベントに参加して、旅の思い出を作りましょう。
内宮周辺エリア
「伊勢神宮 内宮」を中心としたこのエリアは、お伊勢参りには外せません。内宮の境内は、自然豊かで神聖な場所なので、歩いているだけで心が洗われます。
内宮の前にある「おはらい町」と「おかげ横丁」は、伊勢特有のレトロな建築が並ぶ、活気のあるスポットです。「赤福」や「伊勢うどん」などの伊勢のご当地グルメを食べたり、お土産を購入したり、日本神話の体験施設へ訪れたりと、様々な観光が楽しめます。
恋愛や芸能にご利益があり、芸能人の参拝者も多い「佐瑠女神社」が境内にある「猿田彦神社」や、伊勢出身のマラソン選手「野口みずき」さんが参拝した後に優勝したお話が有名な「宇治神社」など、内宮から徒歩圏内でアクセスできる神社を巡るのも良いでしょう。
また、このエリアでは多くの和歌に登場する有名な「五十鈴川」を眺めながら、食事することもできます。
伊勢神宮 内宮
「五十鈴川(いすずがわ)」の側に位置する「伊勢神宮 内宮」は、太陽の神様であり皇室の先祖である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を主祭神とする神社です。伊勢神宮の正宮の1つで、約2,000年の歴史を持ち、「皇大神宮」とも呼ばれます。
参拝は、山々に囲まれた日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋「宇治橋」を、渡ることから始まります。右側通行がルールで、景色が綺麗な「五十鈴川の御手洗場(みたらしば)」で手を清めましょう。
境内には、風の神様を祀っている「風日祈宮(かざひのみのみや)」や、天照大御神の荒々しい神威を表す魂を祀っている「荒祭宮」などの別宮もあります。
伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅からのバスなどでアクセスできます。専用駐車場はいくつもエリアがあり、料金は一律、1時間以内が無料、1時間から2時間までが500円、2時間以降30分ごとに100円です。
おはらい町
「伊勢神宮 内宮」の前にある「おはらい町」は、「宇治橋」から「五十鈴川」に沿って続く約800mの石畳の通りを中心とした観光スポットです。
この通りには、伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式の建物が並んでいるので、散策すると古き良き街並みを堪能できます。その中には、「神宮道場」や「祭主職舎」などの歴史的建造物もあります。
レストランやカフェ、お土産屋さんなどになっている建物も多いので、内宮を参拝する前後で腹ごしらえしたり、休憩したり、お土産を選んだりできます。「美し国観光ステーション」では、ツアーに参加したり、観光の相談をすることもできます。
アクセスや駐車場は、内宮と同じです。五十鈴川を眺めながら、おはらい町や伊勢の名物グルメを食べるのがオススメですよ。
おかげ横丁
「おはらい町」の真ん中辺りに位置する「おかげ横丁」は、伊勢市を含めた三重県の名産品や歴史・風習・人情など、地元の魅力を1度に体験することができる観光スポットです。内部は、江戸・明治時代の伊勢を代表する建築物を移築や再現しています。
伊勢市のお土産として有名な「赤福」の本店や、日本の神話をコンセプトにした施設「おかげ座 神話の館」など、楽しめるお店がたくさんあります。自然を大切にしていて、季節ごとにイベントが定期的に開催されています。
入場料は無料ですが、おかげ座 神話の館は大人が300円・小学生が100円必要です。アクセスや駐車場は、内宮と同じです。レトロな情緒溢れる街並みには、猫の置物がたくさん置かれているので、探してみるのもいいでしょう。
猿田彦神社
猿田彦神社は、物事を良い方向へ導く「道開き」の神様「猿田彦神」を祭神とする神社です。
拝殿の前には、方角を刻んだ八角の石柱「方位石」があります。自分の運気を上げたい方位が刻まれた部分の石に触れると、ご利益があるとされています。風水の本で自分にとって良い方位、悪い方位などを調べておくと、より良いお祈りができるでしょう。
境内には、芸能・恋愛の神様「天宇受売命(あめのうずめのみこと(」が祭神の「佐瑠女神社」もあります。芸能や稽古の上達にご利益があるとされているので、芸能人の参拝者も多いそうです。
また、徒歩3分と近い場所に「伊藤小坡美術館」があります。ここでは、伊勢と神社に関わりの深い作品を見学できます。
伊勢市駅からのバスなどでアクセスできます。専用の駐車場は、最初の30分が無料で、それ以降30分ごとに300円必要です。伊藤小坡美術館の入館料は、一般が300円、高校生と大学生が200円、小学生と中学生が100円です。
宇治神社
「宇治神社」は、主祭神の「大山祇神(おおやまつみのかみ)」を始めとした、25柱の神様を祀っている神社です。「神路山」の麓で、「五十鈴川」のほとりに位置しています。大山祇神は農耕の神であり、生業・家庭の守護神とされています。
この神社の中で人気なのが「宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)」です。病気、特に足腰の病気にご利益があるとされ、「足神さん」という愛称で親しまれています。
伊勢出身のマラソン選手「野口みずき」さんが、足神さんへお参りした後に金メダルを獲得したことから、スポーツ選手がお参りすることも多いそうです。祈祷の時に「撫石」と体を一緒に撫でると、ご加護がいただけるそうです。
「伊勢神宮 内宮」や「おはらい町」の近くにあるので、アクセスや駐車場は同じです。足が速くなりたい方に特にオススメの観光スポットです。
外宮・伊勢市駅周辺エリア
「伊勢神宮 外宮」と「伊勢市駅」を中心としたこのエリアは、アクセスがしやすいので、ここから伊勢市の観光を始める人も多いでしょう。外宮は、内宮よりも先に訪れるのが、お伊勢参りの通例です。
外宮と伊勢市駅を繋ぐ「外宮参道」は、老舗からオシャレな新しいお店まで建ち並ぶ観光スポットです。伊勢市観光始めの腹ごしらえや、観光終わりのお土産を買うのに便利です。
伊勢神宮にまつわるミュージアム「神宮徴古館」や「伊勢農業館」、「伊勢美術館」は、このリアにあります。3つ全てがほど近い場所にあり、外宮の中にも「せんぐう館」というミュージアムがあります。伊勢神宮のことを深く知りたい方にオススメです。
また、黒塗りの蔵が続くレトロな街並みが風情ある「河崎」エリアも、このエリアに含まれます。伊勢の台所として栄えた江戸時代からの風景を守っている街には、古民家や蔵を活かしたオシャレなカフェやお店がたくさんあります。のんびり癒やされる旅ができますよ。
伊勢神宮 外宮(げくう)
伊勢市の中心にある「高倉山」を背景にした「伊勢神宮 外宮」は、天照大神の食事を取り扱い、衣食住・産業の守護神である「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を主祭神として祀っている神社です。
伊勢神宮の正宮の1つで、約1,500年の歴史を持ち、「豊受大神宮」とも呼ばれています。お伊勢参りは、昔から外宮から内宮へ順番に参拝するのがならわしです。内宮とは反対に、左側通行がルールです。
境内には、風・雨の神様「級長津彦命(しなつひこのみこと)」と「級長戸辺命(しなとべのみこと)」を祀っている「風宮」や、外宮の土地の神様「大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)」を祀っている「土宮」などもあります。
また、2013年に設立された博物館「せんぐう館」では、神宝の製作や社殿建築の工程など、伊勢神宮の歴史や文化を知ることができます。
伊勢市駅や宇治山田駅から徒歩などでアクセスできます。専用の駐車場は無料で、いくつかのエリアに分かれています。せんぐう館の入館料は、一般が300円・小学生と中学生が100円です。
外宮参道
伊勢市駅から、伊勢神宮 外宮へ繋がる参道が「外宮参道」です。この辺りは古くから、お伊勢参りの参拝客をもてなして栄えていました。現在も、老舗の和菓子屋からオシャレなカフェまで、バラエティ豊かなお店が並んでいます。
大正時代から続く山村乳業の直営店「山村みるくがっこう」では、昔ながらの瓶に入ったプリンや、濃厚なソフトクリームなどを味わえます。和牛の専門店「豚捨」では、ボリューム満点の牛丼や、小腹が空いたら手軽に頂けるメンチカツなどを食べることができます。
伊勢駅からすぐにアクセスできます。駐車場は外宮と同じ場所を利用するといいでしょう。外宮へ参拝する前後での食べ歩きがオススメです。お土産屋も充実しています。
神宮の博物館
「神宮の博物館」とは、伊勢神宮に関する3つのミュージアムを指します。
日本で初めての私立博物館「神宮徴古館」では、伊勢神宮のお祭りに関する資料や、日本の最高技術で作られた美術工芸品、国の重要文化財などが展示されています。ルネッサンス様式を取り入れた建物は、国の登録有形文化財に指定されています。
日本最古の産業博物館「神宮農業館」では、皇室の品物や伊勢神宮の神様への供物、サメの剥製などの自然科学系の資料などが展示されています。この和洋折衷建築の建物も、国の登録有形文化財に指定されています。
「神宮美術館」では、人間国宝など著名なアーティストが伊勢神宮に奉納した絵や書物、工芸などが展示されています。
3つのミュージアム共通の観覧料は、大人が700円・小学生と中学生が200円です。伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料です。
月夜見宮
外宮別宮の1つである「月夜見宮」は、天照大神の弟であり、夜・月の神様である「月夜見尊(つきよみのみこと)」を祀っている神社です。農業や女性にゆかりがあるともされています。
伊勢市街地に位置しますが、樹齢数百年のクスノキを始めとした多くの木々に囲まれているので、静かで穏やかな場所です。境内には、クスノキに対する民間信仰として建てられた、お稲荷さんの小さな社もあります。
伊勢市駅や外宮からの徒歩などでアクセスできます。外宮から月夜見宮へまっすぐ通っている道「神路通り」は、神様が通る道といわれています。その道を通って、参拝するといいでしょう。
伊勢河崎商人館
市内の中心を流れる「勢田川」の中流域の両側にある街「河崎」は、江戸時代から伊勢の台所として栄えた場所です。「伊勢河崎商人館」は、江戸・明治時代に建てられた蔵7棟、町家2棟からなる施設です。
「河崎まちなみ館」と「母屋」では、伊勢と河崎の歴史や文化にまつわる展示が行なわれています。「河崎商人蔵」では、約20軒のショップが入っていて、伊勢の伝統工芸品や雑貨などが販売されています。
伊勢河崎商人館は、元々「小川酒店」でした。そこで作られていた、昔ながらの「エスサイダー」が復刻して販売されています。爽やかな酸味とすっきりとした甘みが味わえます。ラベルや瓶なども、当時のままに再現されています。1本200円です。
入館料は、大人が350円、高校生と大学生が200円、小学生と中学生が100円です。伊勢市駅からのバスや、宇治山田駅から徒歩などでアクセスできます。
河崎は、江戸時代からの風景を守っている古き良き街並みが広がっています。この街を散策して、蔵や古民家を活かした雑貨屋さんやカフェなどを訪れると楽しいです。
二見周辺エリア
昔から伊勢の名勝地として知られる「二見浦」を中心としたこのエリアは、まず海を眺めることができます。
二見浦は昔から、伊勢神宮を参拝する前に訪れて身を清める場所として、お伊勢参りには欠かせない場所です。縁結びのパワースポットとして有名な「夫婦岩」や、その夫婦岩がある「二見興玉神社」などと共に訪れましょう。
そしてこのエリアには、たくさんの海の動物たちとふれあえる「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」や、屋外アスレチックや忍者ショー、温泉まで楽しめるテーマパーク「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」など、1日中楽しめる観光施設が充実しています。
このエリアのいろんな観光スポットに徒歩でアクセスできる「二見浦駅」は、「伊勢市駅」から10分ほど電車に乗ると辿り着けます。
夫婦岩(めおといわ)
縁結びや夫婦円満のシンボルとして人気の高い「夫婦岩」は、大注連縄(おおしめなわ)で結ばれた大小2つの岩のことです。大きな男岩は高さ9m、小さな女岩は高さ4m、大注連縄の長さは35mです。
夫婦岩は、天照大神と興玉神石、日の出を拝むための鳥居の役割をしています。二見興玉神社の境内にあり、昔は「立石さん」という愛称で呼ばれていました。
天候がいい日の明け方には、背景に富士山を見ることができます。夫婦岩の真ん中から朝日が昇る光景を見たい方は、5・6・7月がおすすめです。秋と冬には、夫婦岩の間に月を見ることができます。
二見浦駅から徒歩や、伊勢市駅や宇治山田駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用でき、いくつかのエリアに分かれています。二見浦駅や少し離れた駐車場から、旅館街や海岸を通って参拝するのがオススメです。
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)
「二見興玉神社」は、物事を良い方向へ導く「道開きの神様・猿田彦神」を祭神とする神社です。縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のあるとされています。
猿田彦神ゆかりの霊岩「興玉神石」は、夫婦岩から700m先の海中に沈んでいます。猿田彦神の化身として大切されていて、4月の大潮の時にうっすら見えるそうです。
境内には、猿田彦神の使いとされているカエルの置物がたくさん目につきます。これらは利益があった方々が献納したものなので、多くの人が二見興玉神社からパワーもらったことがわかります。
アクセスや駐車場は、夫婦岩と同じです。昔から、伊勢神宮を参拝する前に二見浦の海水で心身を清める「浜参宮」というならわしがあるそうです。伊勢神宮を参拝する前に訪れて、伝統あるお伊勢参りをしましょう。
伊勢夫婦岩ふれあい水族館
二見浦に隣接している「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」は、海の動物とふれあうことを大切にしている水族館です。略して「伊勢シーパラダイス」や「シーパラ」とも呼ばれています。
館内には、ペンギンが生活している様子を間近で見られる「ペンギンの森」や、タツノオトシゴやトビハゼとのふれあいが体験できる「ふれあい魚館」、3,000匹のガラ・ルファが手足をマッサージしてくれる「足湯コーナー みそぎフィッシュ」など、多様なエリアがあります。
この水族館の魅力は、ゴマフアザラシ・ツメナシカワウソ・トド・セイウチなど、なかなかふれあうことができない動物も含め、たくさんの動物たちとふれあえることです。お子さんでも大人でも楽しめます。
利用料金は、大人が1,950円・小学生と中学生が950・4歳以上が500円・65歳以上が1,750円です。伊勢市駅や鳥羽駅からのバスなどでアクセスできます。
専用の駐車場は、日によって料金が変わります。1日200円の日と、2時間800円でそれ以降60分ごとに200円追加になる日があります。公式ホームページで確認してみてください。
ともいきの国 伊勢忍者キングダム
三重県の安土城がある「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」は、安土桃山時代を中心とした歴史や文化をコンセプトにしたテーマパークです。2019年2月までは「伊勢安土桃山城下街」という名前でした。
約1,000mの屋外アスレチック「森のアドベンチャー」や、忍者のアクションショー「大忍者劇場」が人気です。
また、三重の名湯「榊原温泉」の湯、傷のケアによいとされる「バナナ葉風呂」などに入浴できる施設「安土城下の湯」、「伊勢うどん」や「熊野地鶏ラーメン」など、ご当地グルメが味わえるエリア「美食ゾーン」など、多種多様な施設があります。
全ての施設が利用できる「通行手形」は、大人が4,900円、中学生と高校生が3,500円、小学生が3,000円、65歳以上が3,430円です。入場券は、大人が1,500円で、中学生と高校生が1,000円、小学生が800円、シニアが1,050円です
伊勢市駅、宇治山田駅、鳥羽駅からの無料シャトルバスなどでアクセスできます。駐車場は無料です。
1度に遊びもお芝居も食事も入浴も楽しめる、見どころ満載のテーマパークですよ。
賓日館(ひんじつかん)
皇族などが伊勢神宮に参拝するための休憩・宿泊施設として、明治20年に建設された「賓日館」は、現在、資料館として一般公開されています。建物は国の重要文化財に、庭は国の名勝に指定されています。
当時の一流建築家や職人、選び抜かれた素材を使ってつくられた賓日館は、桃山式の折上格天井にシャンデリアのような和洋折衷洋式が見どころです。
「資料室」では二見浦の歴史についての展示、賓日館で使われてきた品々、二見町出身の日本画家「中村左洲」の作品を見学することができます。
入館料は、大人が310円、小学生と中学生と高校生が150円です。二見浦駅からの徒歩などでアクセスできます。駐車場は無料です。定期的にイベントが開催されているので、公式ホームページでチェックしてみてください。
伊勢のご当地グルメ
伊勢うどん
伊勢市の郷土料理「伊勢うどん」とは、極太で柔らかく、モチモチなうどんを、鰹節や昆布の出汁とたまり醤油などで作られたタレに絡めた料理です。約1cmもの幅がある麺はあえてコシがなく、タレは甘みと旨みが感じられるのが特徴です。
ネギや生卵などのシンプルなトッピングで食べられることが多いです。お店によっては、天ぷらやわかめ、かまぼこがトッピングされたものや、かけうどんや焼きうどんなどもあります。
伊勢うどんは、伊勢神宮へ長旅をしてきた人のために江戸時代に考案された、という説があります。伊勢神宮を参拝する前後に食べるのもいいでしょう。お土産用の伊勢うどんも販売されています。
手こね寿司
伊勢志摩地方の海鮮を楽しめる「手こね寿司」は、醤油や砂糖などのタレに漬けたマグロやカツオなど、主に赤身の魚を寿司飯にのせた料理です。海苔や大葉、ガリなどの薬味を好みでトッピングして一緒に頬張ります。
農山漁村の郷土料理百選やふるさとおにぎり百選の1つで、元々は三重県の漁師飯、まかない飯だったそうです。「伊勢市駅」や「伊勢神宮 内宮」周辺に、手こね寿司が提供されているお店があります。
赤福餅
伊勢市のお土産といえば「赤福餅」が定番です。伊勢市の和菓子屋「赤福」の商品で、餅の上にこし餡をのせたあんころ餅の一種です。
見た目は、伊勢神宮内を流れる「五十鈴川」をモチーフに、こし餡についている3つの筋は清流を、白い餅は川の底にある小石を表現しています。約300年もの歴史あるご当地グルメは、伊勢市に来たら外せません。
伊勢市では、「おはらい町」にある本店を始めとして、「伊勢神宮 外宮」や「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」の近くなどに、赤福のお店があります。
お店によって、夏には抹茶蜜のかかったかき氷の中に餡とお餅が別々に入った「赤福氷」が、冬にはこだわりの素材を活かした「赤福ぜんざい」が、春や秋には「冷やしぜんざい」が味わえます。持ち帰れない限定スイーツを食べにいきましょう。
モリスパ
伊勢の3大ソウルフードの1つ「モリスパ」は、伊勢市にある「喫茶モリ」の鉄板ナポリタンのことです。下に敷かれている卵が特徴で、ウィンナーとグリーンピースが入っています。そして、上にかかっている粉チーズがアクセントになっています。
リーズナブルな価格で提供されている上、「宇治山田駅」や「伊勢神宮 外宮」から徒歩でアクセスできるので、足を運びやすいです。地元の人からも観光客からも愛される、伊勢市のB級ご当地グルメを、ぜひ食べてみてください。
伊勢への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機で伊勢へ行く
伊勢市や三重県には空港がないので、愛知県の「中部国際空港 セントレア」「名古屋空港」や、大阪府の「関西国際空港」「大阪国際空港(伊丹空港)」を利用しましょう。
各地から中部国際空港 セントレアまでの所要時間
- 成田空港(千葉県)からの場合:約1時間15分
- 新千歳空港(北海道)からの場合:約1時間50分
- 秋田空港からの場合:約1時間20分
- 長崎空港からの場合:約1時間20分
- 那覇空港(沖縄県)からの場合:約2時間10分
【中部国際空港から伊勢市駅までの所要時間】
- 鉄道を利用した場合:約2時間~2時間30分
- フェリーとバスを利用した場合:約2時間
各地から名古屋空港までの所要時間
- 青森空港からの場合:約1時間30分
- いわて花巻空港からの場合:約1時間20分
- 高知龍馬空港からの場合:約1時間
- 阿蘇くまもと空港からの場合:約1時間20分
【名古屋空港から伊勢市駅までの所要時間】
バスと鉄道を利用する場合:約2時間~2時間30分
各地から関西国際空港までの所要時間
- 釧路空港(北海道)からの場合:約2時間30分
- 仙台国際空港(宮城県)からの場合:約1時間40分
- 宮崎空港からの場合:約1時間10分
【関西国際空港から伊勢市駅までの所要時間】
鉄道を利用した場合:約2時間30分~3時間
各地から大阪国際空港(伊丹空港)までの所要時間
- 羽田空港(東京都)からの場合:約1時間20分
- 函館空港(北海道)からの場合:約1時間40分
- 山形空港からの場合:約1時間20分
- 福岡空港からの場合:約1時間10分
- 鹿児島空港からの場合:約1時間10分
【大阪国際空港から伊勢市駅までの所要時間】
鉄道とバスを利用した場合:約2時間~2時間30分
鉄道や新幹線で伊勢へ行く
伊勢市には新幹線の停車駅がないので、新幹線を利用する時は、「京都駅」や愛知県の「名古屋駅」にアクセスするのがいいでしょう。京都駅や名古屋駅から伊勢市駅前までは、特急や快速の鉄道が利用できます。
各地から京都駅までの所要時間
- 広島駅からの場合:約1時間40分
- 博多駅(福岡県)からの場合:約3時間
【京都駅から伊勢市駅までの所要時間】
特急の鉄道を利用した場合:約2時間
各地から名古屋駅までの所要時間
- 東京駅からの場合:約1時間40分
- 仙台駅(宮城県)からの場合:約3時間30分~4時間
【名古屋駅から伊勢市駅までの所要時間】
特急か快速の鉄道を利用した場合:約1時間20分~1時間50分
高速バスで伊勢へ行く
できるだけ旅費をリーズナブルにしたいという方には、高速バスでのアクセスがオススメです。
各地から伊勢市までの所要時間
- バスタ新宿(東京都)からの場合:約9時間10分
- 仙台駅からの場合:約12時間10分
- 金沢駅(石川県)からの場合:約10時間
伊勢市駅を紹介
伊勢市観光に便利なアクセス経路が豊富な「伊勢市駅」は、JR東海と近畿日本鉄道の駅です。
「伊勢神宮 外宮」の近い場所にあり、「外宮・伊勢駅周辺エリア」の観光なら徒歩でもアクセス可能です。他のエリアにアクセスできるバスもたくさんあります。
駅の正面にある「伊勢市駅手荷物預かり所」では、500円で手荷物の預かりを、1,000円で宿泊先へ手荷物の配送をしてもらうことができます。また、4時間以内は800円で、4時間以上は1,000円で、レンタサイクルを利用できます。
伊勢の年間イベント情報
4月
神楽祭
伊勢神宮の行事の1つ「神楽祭」は、神の恵みに感謝し、国民の平和を祈って行なわれるイベントです。毎年、4月29日の「昭和の日」を含む3日間と、9月22日か23日の「秋分の日」を含む3日間に、伊勢神宮 内宮にある「神苑」で行なわれています。
昭和20年代の初めに始まったこのイベントは、日本の古典音楽の1つ「雅楽」を知ってもらうという目的もあります。なので、神秘的で幻想的な「神楽舞」が特設舞台で披露されます。この舞を見るために遠くから足を運ぶ人もいるそうです。
同時に、「参集殿」では全国各地の伝統芸能が披露され、「神宮茶室」が公開されます。この期間にしか楽しめない伊勢神宮の魅力を堪能しましょう。
5月
伊勢楽市
伊勢市で最大規模の市「伊勢楽市」は、伊勢市のご当地グルメや伝統工芸品などを販売しているお店が集まるイベントです。毎年、春の5月頃と秋の11月頃の土曜日と日曜日に、「伊勢神宮 外宮」バス停の前にある広場の周辺で開催されています。
伊勢市の魅力溢れるこのイベントは、地元の人から観光客まで多くの人で賑わいます。珍味の「サメの身の干物」、ご当地グルメの「伊勢うどん」、新鮮な魚介類など、1度に伊勢市の美味しい食べ物をいろいろ味わうことができます。
伊勢市駅から徒歩などでアクセスできます。車よりも交通機関でのアクセスがオススメです。
7月
伊勢神宮奉納全国花火大会
日本三大競技花火大会の1つ「伊勢神宮奉納全国花火大会」は、全国各地から選ばれた花火師たちが伊勢神宮に花火を奉納する競技大会です。毎年7月中旬の土曜日に、「宮川河畔」で開催されています。「宮川の花火」ともいわれています。
魅力は、全国で活躍している花火師たちの作品を、1度に見ることができることです。約10,000発もの花火が伊勢の夜空を彩ります。また、このイベントは早い時期に開催される花火大会なので、花火師たちがその年の安全を祈る意味合いも込められています。
見晴らしの良い場所でゆっくり座って見たい方のために、有料の観覧席が用意されています。椅子席や桟敷席など、種類によって値段が変わるので、公式ホームページで確認してみてください。
山田上口駅や宮町駅からの徒歩、伊勢市駅や宇治山田駅からのシャトルバスなどでアクセスできます。有料の駐車場がありますが、交通規制がかかる上に混雑が予想されるので、交通機関でのアクセスが推奨されています。
8月
かんこ踊り
三重県に伝わる「かんこ踊り」は、盆踊りの1種です。8月中旬のお盆の日に、伊勢市内各地で行なわれています。約400年の歴史があるといわれていて、三重県の無形民俗文化財に指定されています。
例えば、伊勢市内の円座町にある「正覚寺」や、佐八町(そうちまち)の「愛宕神社(あたごじんじゃ)」と「秋葉神社」の行事として行なわれています。両方とも、白い馬の毛で作られた被り物「シャグマ」をつけて踊る姿が印象的です。
10月
伊勢まつり
見て・参加して・楽しめるをコンセプトにした「伊勢まつり」は、伊勢市民が主体になって企画や運営をする、秋の恒例イベントです。毎年10月上旬の土曜日と日曜日に、伊勢市駅周辺で開催されています。
2日間にわたって、マーチング・神輿(みこし)・太鼓などのパレードや、広場で行なわれる演奏・ダンスなどのパフォーマンスが披露されます。また、県道に地元の商品を取り扱った出店がずらりと立ち並びます。
パフォーマンスを眺めたり、伊勢の美味しい物を食べたりして、楽しみましょう。
伊勢観光の移動手段
バス
いろんな伊勢市内の観光スポットへアクセスしやすい交通機関は、バスです。
その中でも便利なのが、三重交通が運行する、伊勢市と鳥羽市を結ぶ周遊バス「CANばす」です。CANばすを利用すると、「伊勢市駅」や「伊勢神宮 内宮」、「伊勢神宮 外宮」、「夫婦岩」など、主要な観光スポットにアクセスできます。
三重交通の伊勢市と鳥羽市を運行するバスが乗り降り自由になって、その上、観光施設の割引がついたお得なフリーチケット「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」もあります。
伊勢市が運行する「おかげバス」は、ローカルな穴場スポットへ訪れる時に利用するのがいいでしょう。
レンタサイクル
伊勢市では、市の観光協会がレンタサイクルを行なっています。「伊勢市駅」「宇治山田駅」「伊勢神宮 外宮」「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」の近くで借りられます。4時間までが800円で、4時間以上が1,000円です。
レンタカー
自分のペースで観光したい方や、大人数で旅する方には、レンタカーがオススメです。ドライブを楽しんだり、穴場スポットを訪れるのもいいでしょう。宇治山田駅からすぐの場所などに借りられるお店があります。
お得なフリーチケット
伊勢鳥羽みちくさきっぷ
「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」は、三重交通の伊勢市と鳥羽市を運行するバスを1日か2日間乗り降り自由になるフリーチケットです。一部対象外の路線もあるので、注意してください。
そして、伊勢市内の主要な観光施設がお得に利用できる特典もついています。例えば、「おかげ座 神話の館」や「伊勢河崎商人館」、「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」、「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」などで利用できます。
乗車券は、利用開始する日の「年・月・日」を削る、スクラッチ方式です。バスを降りる時に、運転手に削った面を見せましょう。
【フリーエリア】
三重交通の伊勢市と鳥羽市を運行するバス(対象外の路線:高速鳥羽大宮線、津伊勢空港連絡線、パールシャトル線、市町村コミュニティバス)
【料金】
- 1日:大人1,200円:小児600円
- 2日間:大人1,800円:小児900円
【販売期間】
通年
【有効期間】
通年の1日か2日間
【発売場所】
三重交通の各切符売り場(宇治山田駅前案内所・伊勢市駅前・内宮前・鳥羽バスセンター・磯部バスセンター・鵜方駅前・五ヶ所バスセンター)、伊勢市観光協会(外宮前案内所)、ミキモト真珠島、伊勢夫婦岩ふれあい水族館、鳥羽シーサイドホテル、伊勢湾フェリー(鳥羽のりば・伊良湖のりば・船内)、CANばすの車内
伊勢神宮参拝きっぷ
近畿日本鉄道が販売する「伊勢神宮参拝きっぷ」は、伊勢神宮を含む伊勢市と志摩市をお得に楽しめるいろんな特典がセットになったものです。3日間かけて旅をする人にオススメです。事前購入が必須です。特急券はあらかじめ引き換えておきましょう。
【セット内容】
- 近畿日本鉄道の駅の1つからフリーエリアまでの往復乗車券
- 近畿日本鉄道のフリーエリアの乗車券
- 近畿日本鉄道の電車「ゆき」(発着駅からフリーエリアまで)と「かえり」(フリーエリアから到着駅まで)の特急券引換券
- 近畿日本鉄道のフリーエリア用の特急券引換券2枚
- 伊勢・二見・朝熊エリアのフリーエリアの三重交通バス3日間乗り放題
- 「伊勢神宮 内宮」と伊勢志摩近鉄リゾート各ホテル(ホテル志摩スペイン村、賢島宝生苑、志摩観光ホテル、都リゾート 志摩 ベイサイドテラスおよび賢島駅)を結ぶ「パールシャトル」の片道1回乗車券(事前予約制)
- オリックスレンタカー約30%特別割引
【フリーエリア】
- 近畿日本鉄道:松阪~賢島
- 三重交通バス:伊勢・二見・朝熊エリアの外宮内宮線、伊勢市内線(伊勢市駅前~浦田町)CANばす(宇治山田駅前~内宮前~夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前)、御座線(伊勢市駅前~浦田町)、宿浦線(伊勢市駅前~浦田町)、伊勢鳥羽線(宇治山田駅前~夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前)、参宮バス(五十鈴川駅前~山上広苑)
【料金】
- 関西発(大阪難波駅・京都駅・近鉄奈良駅などから):大人(中学生以上)6,800円:小児(小学生)3,400円
- 東海発(近鉄名古屋駅・近鉄蟹江駅などから):大人(中学生以上)6,100円:小児(小学生)3,050円
【販売期間】
通年(乗車開始日当日は購入不可)
【有効期間】
購入時に指定した乗車開始日から3日間
【発売場所】
各駅の窓口(大阪難波駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、布施駅、近鉄八尾駅、大和八木駅、八戸ノ里駅、東花園駅、瓢箪山駅、生駒駅、学園前駅、大和西大寺駅、近鉄奈良駅、京都駅、近鉄丹波橋駅、大久保駅、新田辺駅、高の原駅、大阪阿部野橋駅、藤井寺駅、古市駅、下市口駅、大和上市駅、吉野神宮駅、吉野駅、近鉄名古屋駅、近鉄蟹江駅、桑名駅)、近畿日本ツーリスト・JTB・日本旅行の各グループと農協観光の主要支店や営業所
伊勢のおすすめ旅行プラン10選
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よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
伊勢市や三重県には空港がないので、飛行機でアクセスしたい方は、大阪府の「関西国際空港」「大阪国際空港(伊丹空港)」や、愛知県の「中部国際空港 セントレア」「名古屋空港」を利用するのがいいでしょう。
例えば、中部国際空港 セントレアまでの所要時間は、成田空港(千葉県)からの場合は約1時間15分、新千歳空港(北海道)からの場合は約1時間50分、那覇空港(沖縄県)からの場合は約2時間10分です。
上記の4つの空港から、伊勢観光に便利な「伊勢市駅」までの所要時間は、鉄道やバスなどを利用して、だいたい2時間から3時間です。
伊勢の気候はどうですか?
伊勢市の気候は比較的温和です。しかし、市の北部は伊勢湾に面し、南部は山々があることなどで地形が複雑なため、場所によって温度差があります。温度調節がしやすい服装で観光するのがオススメです。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
伊勢市までの所要時間が短くて、お伊勢参りか二見周辺エリアのみを楽しみたい方は、日帰りでもいいでしょう。伊勢市までの所要時間が長い方や、お伊勢参りとそれ以外の観光も満喫したい方は、1泊2日以上を確保すると、満足する旅ができるでしょう。