仙台ってどんなところ?
仙台市は、宮城県の県庁所在地で、県のほぼ中央に位置します。そして、東北地方最大の都市です。中心エリアの都心部は街路樹などが、中心エリア周辺には「青葉山」や「広瀬川」などの自然が多いことから、「杜の都」という愛称で親しまれています。
仙台市では、人気の戦国武将「伊達政宗」ゆかりのスポットを訪ねたり、昔から親しまれる名湯「秋保温泉」や「作並温泉」を満喫したり、「牛タン」や「ずんだ餅」を始めとするご当地グルメを味わったり、いろいろな観光を楽しむことができます。
仙台旅行の見どころ
伊達政宗ゆかりの地を巡る
仙台藩の初代藩主「伊達政宗」は、戦国武将の中で人気の高い人物です。24歳という若さで東北地方の多くを治め、あと10年早く生まれていたら天下統一を成し遂げていたかもしれない、といわれています。幼少期に右目を失明したことから、「独眼竜」という異名を持ちます。
仙台市内には、伊達政宗が建てたお城の跡地「仙台城跡」や、伊達政宗が崇敬した「大崎八幡宮」、伊達政宗を祀った「瑞鳳殿」、伊達政宗に関する貴重な資料を展示している「「仙台市博物館」など、ゆかりの観光スポットがたくさんあります。
伊達政宗ゆかりの地を巡って、パワーをもらいましょう。
杜の都の温泉に入って癒やされる
自然豊かな仙台市では、昔から名湯と名高い「秋保温泉」や「作並温泉」があります。両方とも緑に囲まれた地域にある温泉なので、周りには美しい自然が織りなす名所があります。
仙台駅や仙台国際空港から約1時間でアクセスできるので、日帰り温泉で利用して、他のエリアの観光を一緒に楽しむこともできます。温泉や自然を堪能して、日々の疲れを癒やしましょう。
仙台のご当地グルメを食べ尽くす
仙台のご当地グルメといえば有名なのが、「牛タン」や「ずんだ餅」です。市内では、いろいろな場所で、厚切りの牛タン焼きや、伝統のずんだ餅、洋風スイーツとのコラボレーション「ずんだスイーツ」を味わうことができます。
また、ここ数年で仙台のB級グルメになった「マーボー焼きそば」や「仙台あおば餃子」など、珍しい料理もあります。食べ歩きをしたり、気に入ったご当地グルメを食べ比べたりして、食の旅ができるのも、仙台観光のいいところです。
美しい自然の中を散策する
杜の都と呼ばれて愛される仙台市では、自然を活かした観光スポットがいろいろあります。
国の名勝に指定されている「秋保大滝」や、広瀬川上流に位置する「鳳鳴四十八滝」などは、マイナスイオンのパワーや四季折々の景色で癒やされるスポットです。
巨岩や奇岩が並ぶ峡谷「磊々峡」や、職人さんたちが生活している里「秋保工芸の里」などは、散策しながら楽しむのにピッタリなスポットです。
自分に合った観光スポットを選び、自然の中でいつもと違った1日を過ごしましょう。
動物園や水族館で動物たちを見に行く
仙台市には、動物園も水族館もあります。動物が好きな方や、お子様と一緒に出かける方にオススメの街です。
動物園「八木山動物公園フジサキの杜」では、約130種類580点ほどの動物たちを見ることができます。地下鉄からのアクセスが非常に便利です。近くには遊園地もあります。
仙台港の近くに位置する「仙台うみの杜水族館」では、約300種50,000点の生き物たちを見ることができます。三陸の海を始めとした、東北の海の生き物たちについて学べることが魅力の1つです。
陸の動物たちにも海の動物たちにも会いに行きましょう。
中心エリア
仙台駅を中心とした都心部一帯が「中心エリア」です。
「伊達政宗」ゆかりの旅をしたいのなら、このエリアは外せません。伊達政宗が築いたお城の跡地「仙台城跡」や、伊達政宗が建てた神社「大崎八幡宮」、伊達政宗が祭られている霊廟「瑞鳳殿」などを、観光することができます。
徒歩で巡ることも、観光バスで巡ることもできる、アクセスが便利なエリアです。また、「仙台七夕まつり」や「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」など、人気のイベントが開催される場所が多くあります。
仙台城跡
戦国武将「伊達政宗」が築いたお城の跡地「仙台城跡」は、国の史跡に指定されている、歴史ある観光スポットです。別名「青葉城」とも呼ばれています。
現在はお城が残っていないのですが、石垣と再建された脇櫓(わきやぐら)などから、当時の様子を伺うことができます。「政宗公騎馬像」と一緒に写真を撮るのもいいでしょう。そして、その像の前に立てば、市街を一望することができます。
中心部にある「本丸会館」内には、「青葉城資料展示館」があります。ここでは、伊達家や仙台藩、仙台城に関する貴重な資料や模型などが展示されています。また、仙台の名産品を取り扱っている売店やレストランなどもあります。
青葉城資料展示館の入館料は、大人が700円、中学生と高校生が500円、小学生が300円です。仙台駅や青葉山駅、八木山動物公園駅のバスなどからアクセスできます。駐車場は、普通車で1時間500円で利用できます。
大崎八幡宮
仙台市内で屈指のパワースポット「大崎八幡宮」は、「伊達政宗」が創建した神社です。御神徳は、厄除けや必勝、安産の神様として、また「卦体神(けたいがみ)」という十二支の神を信仰する仙台市の習俗においては戌亥(いぬい)の守護神として、崇敬されています。
「本殿」「石の間」「拝殿」からなる「社殿」は、安土桃山時代の文化を唯一伝える、日本最古の建築物として、国宝に指定されています。黒漆塗りをベースとし、色鮮やかで豪華な装飾が施された「権現造り」は、桃山建築の傑作といわれています。
毎年1月14日に、「どんと祭」が行なわれる場所としても知られています。正月飾りを焼き、1年の無病息災や家内安全を祈る、全国的に見ても大規模なお祭りです。
拝観料と駐車場は無料です。仙台駅からのバスや、国見駅や東北福祉大前駅からの徒歩などでアクセスできます。日本最古の建築からパワーをもらいましょう。
瑞鳳殿(ずいほうでん)
1637年に「伊達政宗」の霊屋(おたまや)として建てられた「瑞鳳殿」は、「経ヶ峯」という森の中にあります。
桃山時代の豪華な廟(びょう)建築として、1931年に国宝に指定されましたが、その後戦災で焼失しました。現在は、忠実に再現された瑞鳳殿を見ることができます。
周辺には、伊達家に関する霊屋や、発掘調査で見つかった遺骨などの資料が展示されている「資料館」などがあります。入り口から瑞鳳殿までの参道は、大きな杉の木が並んでいて、歩いていると癒やされます。
観覧料金は、大人と大学生が570円、高校生が410円、小学生と中学生が210円です。るーぷる仙台バスの一日乗車券を提示すると、割引されます。仙台駅や八木山動物公園駅からのバス、大町西公園駅から徒歩などでアクセスできます。駐車場は無料です。
仙台朝市商店街
仙台の台所と呼ばれる「仙台朝市商店街」は、約100メートルの通りの両側に、昔ながらのお店が並んでいます。終戦後から仙台の人々へ美味しい食べ物を届けてきた、歴史ある商店街です。
観光で仙台朝市商店街を訪れたなら、ここにしかない名物グルメを食べるのがオススメです。500円で味わえる「朝市丼」や、その日の美味しい海鮮が乗っている「おみくじ丼」などの海鮮丼や、昔ながらの中華そばに豚バラ肉が入った「朝市ラーメン」などが人気です。
人気の「じゃがじゃがころっけ」や、仙台のご当地スイーツ「ずんだ餅」を食べ歩くのも、楽しいでしょう。
仙台駅から徒歩5分ほどでアクセスできます。そして、営業時間が他の朝市に比べて比較的長く、夜までオープンしているので、足を運びやすいです。専用駐車場はないので、近くにある有料駐車場などを利用してください。
仙台市博物館
「仙台市博物館」は、緑が美しい「仙台城の三の丸跡」に位置します。江戸時代を中心とした、仙台の歴史や文化、美術に関する資料を約97,000点、所蔵しています。
国宝であり、ユネスコ記憶遺産に登録された「慶長遣欧使節関係資料」や、国の重要文化財である「伊達政宗所用具足・陣羽織」などが大切に保管されています。中でも、月形の前立がかっこいい伊達政宗の「黒漆五枚胴具足」が見どころです。
観覧料は、大人と大学生が460円、高校生が230円、小学生と中学生が110円です。るーぷる仙台バスの一日乗車券を提示すると、割引されます。仙台駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用できます。
秋保温泉エリア
長い歴史を持ち、多くの人に愛されてきた「秋保温泉」を中心としたエリアです。
温泉が有名ですが、国の名勝に指定されている「秋保大滝」や、長い年月をかけて川の力が作り上げた巨岩や奇岩が並ぶ渓谷「磊々峡」など、美しい自然の観光スポットも充実しています。
また、宇宙について学べる天文博物館「仙台市天文台」や、世界初の万華鏡美術館「仙台万華鏡美術館」など、珍しいミュージアムを見学することもできます。
温泉に癒やされつつ、いろいろな観光がしたい方にオススメのエリアです。
秋保温泉(あきうおんせん)
「日本三御湯」や「日本三名湯」の1つに数えられる「秋保温泉」は、1,500年以上の歴史を持つといわれている名湯です。「伊達政宗」も愛したといわれています。
温泉の効能は、宿によって違います。刺激が少なく、名湯と呼ばれる温泉に多い「単純温泉」や、保温効果があり、高齢者や回復時期の病を患っている方などに最適な「塩化物泉」などがあります。
日帰り入浴のみか、食事も一緒に味わうか、宿泊してのんびり堪能するか、いろいろな楽しみ方ができます。自分に合った温泉プランにしましょう。
バスを利用して、仙台駅からは約30分から、仙台空港からは約1時間10分でアクセスできます。秋保温泉のホテルに宿泊する方は、無料送迎が利用できる場合もあるので、チェックしてみてください。
秋保大滝
「日本三大名瀑」の1つ「秋保大滝」は、幅6メートル、落差55メートルの迫力ある滝です。「二口峡谷」を流れる「名取川」上流部に位置します。国の名勝に指定されていて、「日本の滝百選」の1つにも数えられます。
滝つぼの近くに行って、霧のような水しぶきを浴びながら大滝を見ると、より一層迫力を感じます。「滝見台」という展望台からは、秋保大滝を見下ろすことができます。足の不自由な方や時間がない方でもスムーズに見られます。
近くには、神仏混合のお寺で「秋保大滝不動尊」とも呼ばれる「西光寺」や、季節折々の草花を楽しめる「仙台市秋保大滝植物園」などがあります。一緒に訪れるのもいいでしょう。
仙台駅や愛子駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用できます。マイナスイオンを感じながら、雄大な名瀑に癒やされましょう。
磊々峡(らいらいきょう)
「磊々峡」は、名取川が秋保石の大地を長年、侵食して作った巨岩や奇岩が並ぶ、約2キロメートルの峡谷です。秋保温泉街に約700メートルの遊歩道が整備しています。
遊歩道の入り口である「覗橋」から下を覗くと、ハートの形をした窪みを見つけることができます。このことから、「恋人の聖地プロジェクト」の聖地として認定されています。
下流に向かって続く遊歩道を渡りながら、川を覗き込む巨人の顔のような「奇面岩」や、斧を振り下ろして割れたように見える大きな岩「天斧巖(てんおのいわ)」、「時雨滝」などが織りなす美しさを堪能できます。
仙台駅や愛子駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は、秋保町の観光情報を案内している「秋保・里センター」の無料駐車場を利用すると便利です。
秋保工芸の里
秋保温泉街の近くの山里にある「秋保工芸の里」では、9つの工房で、古くから受け継がれてきた伝統工芸の職人たちが仕事をし、生活をしています。ここでは、職人の技を間近で見学したり、工芸品の注文や購入、伝統工芸を体験することができます。
伝統工芸品は、市内の「青葉山」から発掘された、約500万年も前の稀少な樹木を使った「埋もれ木細工」や、欅の木目を生かした「仙台木地蝋(きじろう)塗り」が特徴の「仙台箪笥(たんす)」、頭に乙の字が描かれた「秋保こけし」などがあります。
仙台駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用できます。こけしの絵付けが1,000円で、仙台箪笥の工房で箸の漆塗りが1,300円で体験できます。自然の中で仙台の伝統芸能に触れて、感性を磨きましょう。
仙台市天文台
「仙台市天文台」は、星や宇宙を体験できる天文総合博物館です。
「展示室」では、「地球」「太陽系」「銀河系」の3つのエリアを分かれていて、模型やCG映像、体験コーナーなどで、楽しく宇宙を知ることができます。国の重要文化財に指定されている「仙台藩天文学器機」は見逃せません。ツアーも開催されています。
直径25メートルの水平型ドームの「プラネタリウム」では、光学式とデジタル式のハイブリッドシステムで、星空を満喫できます。国内でも珍しく大きい口径1.3メートルの「ひとみ望遠鏡」では、昼間の星を見られるのが魅力です。
「ミュージアムショップ」では、地球や月などの天体がモチーフの人気商品「アースキャンディ」などの宇宙グッズが購入できます。
展示室と1回分のプラネタリウムの観覧がセットになった料金は、一般が610円、高校生が350円、小学生と中学生が250円です。施設ごとの料金もあります。仙台駅や愛子駅からのバスでアクセスできます。駐車場は無料です。
仙台万華鏡美術館
世界初の万華鏡美術館「仙台万華鏡美術館」は、秋保温泉街の入口に位置します。見て、触って、作って、万華鏡の魅力を存分に体感できます。
「展示室」では、大型の作品や貴重なアンティーク作品、万華鏡を発明したスコットランドの「サー・デビッド・ブリュースター」の作品、人気作家「デュレット」の水で動く万華鏡など、様々な万華鏡を見学できます。実際に自分で動かしたり、撮影できる万華鏡もあります。
万華鏡の手作り体験は、小さなお子様や時間があまりない方もできる簡単なメニューや、本格的なオイルタイプの万華鏡、天然石が入った万華鏡を作れるメニューがあります。オリジナルの万華鏡は、素敵な自分へのお土産になります。
入館料は、一般と大学生が900円、小人が450円、70歳以上が450円です。公式ウェブページにあるクーポンを利用すると、割引になるのでチェックしてみてください。仙台駅からのバスでアクセスできます。駐車場は無料です。
作並温泉エリア
肌にやさしい泉質と豊富なお湯が魅力の「作並温泉」を中心としたエリアです。
宿によっていろいろなタイプの温泉が楽しめるので、湯巡りするのもいいでしょう。山に囲まれている立地なので、のんびり癒やされる観光ができます。
日本の洋酒メーカーの工場「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」がこのエリアにあるので、洋酒好きな方も訪れたくなるエリアです。
作並温泉
歴代の仙台藩主のかくし湯だった「作並温泉」は、1796年の開湯以来、多くの人々が訪れる名湯です。仙台市と山形市を結ぶ「関山街道(国道48号線)」に位置します。肌にやさしい泉質と豊富なお湯が特徴です。
温泉の泉質は、高血圧症や外傷、慢性関節炎などに良いとされる「含食塩芒硝泉(がんしょくえんぼうしょうせん)」や、刺激が少なく名湯と呼ばれる温泉に多い「単純温泉」など、様々です。
宿によって、露天風呂や天然岩風呂、大理石風呂、寝湯、ヨモギ蒸し風呂など、バラエティ豊かなので、温泉巡りをしても楽しいです。ホテルや旅館に泊まって、のんびり過ごすのもいいでしょう。
仙台駅からのバス、作並駅から無料送迎バスや徒歩などで、アクセスできます。文化人も愛した作並温泉で、日々の疲れを癒やしましょう。
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
日本の洋酒メーカー「ニッカウヰスキー」の原酒工場「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」は、「広瀬川」と「新川」の2つの清流に恵まれた緑豊かな峡谷「宮城峡」に位置します。
ここでは、無料で工場見学ができます。「蒸溜棟」「キルン塔」「貯蔵庫」などを巡り、最後にウイスキーやアップルワインなどを試飲できます。
また、ウイスキーテイスティングセミナーもあります。こちらは、通常の工場見学に加えて、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所で作られた、5種類のウイスキーをテイスティングできます。参加費は1,000円です。
約30種類のウイスキーをリーズナブルな価格で試飲できるバーや、オリジナル商品も販売しているショップなどもあります。
作並駅からの徒歩や無料シャトルバス、仙台駅からのバスなどでアクセスできます。洋酒が好きな方に一押しの観光スポットです。
鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)
「鳳鳴四十八滝」は、広瀬川上流の国道48号沿いにある、鎌倉山を背景にした大小様々な滝のことを指します。滝に響く綺麗な水音が伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」の鳴き声に似ていることから、こう呼ばれているそうです。
滝の全体は、落差が約25メートル、幅が約10メートルです。春や夏は、緑豊かな自然とのコントラストが美しいです。秋は紅葉、冬は銀世界と季節によって様々な絶景を見ることができます。
作並駅や仙台駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用できます。仙台の絶景、鳳鳴四十八滝を堪能しましょう。
郊外エリア
中心エリア・秋保温泉エリア・作並温泉エリア以外の、主要な観光スポットをまとめています。
仙台市は、「八木山動物公園フジサキの杜」と「仙台うみの杜水族館」という動物園と水族館が同時に楽しめる街になっています。生き物が好きな方や、お子様と観光する方が満足する旅ができるでしょう。
また、仙台ならではの観光ができるテーマパーク「鐘崎 笹かま館」などもあります。
八木山動物公園フジサキの杜
東北地方で最も歴史を持つ動物園「八木山動物公園フジサキの杜」は、仙台の中心街を見下ろす八木山に位置します。園内には、約130種類580点ほどの動物たちが飼育されています。
「アフリカ園」エリアでは、キリン・シマウマ・ゾウ・カバなどを、「猛獣舎」エリアでは、ライオン・スマトラトラ・ホッキョクグマなどを見ることができます。「ふれあいの丘」エリアでは、ウサギやヒツジなどと触れ合ったり、えさやりを体験できます。
入園料は、一般が480円、小学生と中学生が120円、未就学児が無料です。「市バス・地下鉄一日乗車券」を提示すると、一般が380円、小学生と中学生が90円に割引になります。駐車場は最初の30分が無料です。それ以降30分ごとに100円で500円が上限です。
八木山動物公園駅の目の前にあるので、交通機関は地下鉄を利用すると便利です。向かい側には、遊園地「八木山ベニーランド」があるので、一緒に訪れて、遊び尽くすのもいいでしょう。
仙台うみの杜水族館
東北最大級の水族館「仙台うみの杜水族館」は、仙台港の近くに位置します。世界三大漁場の1つである「三陸」の海の生き物を始めとした、約300種50,000点の生き物たちが展示されています。
幅14メートル、水深7.5メートルの巨大水槽「いのちきらめく うみ」は、三陸の海をコンセプトにしていて、アカシュモクザメやホシエイなどを見ることができます。他にも、東北の海をテーマにした展示がいろいろあります。
園内では、イルカ・アシカ・ペンギン・マイワシなどのショーを定期的に開催しています。水族館の裏側を見られる「バックヤードツアー」「ペンギンツアー」など、貴重な体験ができるツアーもあります。
入館料は、18歳以上が2,200円、中学生と高校生が1,600円、小学生が1,100円、4歳以上が600円、65歳以上が1,600円になります。駐車場は無料です。荒井駅や仙台空港からのバス、中野栄駅からの無料シャトルバスなどでアクセスできます。
仙台東照宮
「徳川家康」を祀っている「仙台東照宮」は、仙台藩二代藩主「伊達忠宗」によって、1954年に創建されました。家内安全・学業成就・必勝祈願などにご利益があるとされ、仙台のパワースポットとして有名です。
仙台東照宮は、1度に5つもの国の重要文化財を見ることができる、貴重な場所です。鮮やかな天女や龍などの彫刻が彫られている「本殿」や、花崗岩で作られた、県最古の白い「石鳥居」、鳳凰や獅子などが描かれた扉が優美な「唐門」などを満喫できます。
見学するとき、料金はかかりません。東照宮駅からの徒歩や、仙台駅からのバスなどでアクセスできます。駐車場は無料で利用できます。仙台東照宮で国の重要文化財を巡って、パワーをもらいましょう。
鐘崎 笹かま館
仙台の有名ご当地グルメ「笹かまぼこ」の有名店「鐘崎」が経営する「鐘崎 笹かま館」は、仙台の食や文化を楽しめるテーマパークです。
館内には、笹かまぼこの工場や、「仙台七夕まつり」の飾りを展示している「七夕ミュージアム」、影絵作家「藤城清治」の光と影の世界を堪能できる「藤城清治のメルヘンサロン」、レストランやショップなどがあります。
予約をすれば、笹かまぼこの工場を見学したり、笹かまぼこや七夕飾りの手作り体験ができます。仙台ならではの思い出を作りましょう。
入場料と駐車場は無料です。笹かまぼこの手作り体験は700円、七夕飾り手づくり体験は1,500円です。仙台駅や荒井駅からバスなどでアクセスできます。
仙台のご当地グルメ
牛タン
仙台のご当地グルメの代表といえば「牛タン」という人も多いのではないでしょうか。仙台は、牛タンの発祥の地といわれていて、地元の人からも観光客からも人気の1品です。
牛タンの調理法として有名なのが、「牛タン焼き」です。柔らかい部分のみが使用され、数日間かけて熟成作業をするのが特徴です。そのため、肉厚でも柔らかく、風味豊かでジューシーなお肉になります。麦飯やテールスープなどとセットになった定食が、定番メニューです。
市内には、牛タンを食べられるお店がたくさんあるのですが、特に仙台駅前や国分町には多くあります。また、牛タン焼き以外にも、牛タンを使ったシチューやラーメン、つくねなどを売っているお店もあります。
ずんだ餅
仙台のスイーツといえば、枝豆で作られた緑色の餡と餅をからめた和菓子「ずんだ餅」が有名です。仙台藩の特別な機会に食べられる「ハレの食」でもあったずんだ餅は、長年地元に愛されてきた郷土料理です。
市内の和菓子屋さんなどで購入でき、お土産としても人気です。豆のつぶつぶ感が残っているものや、甘さもしょっぱさもしっかり感じられるものなど、お店によって味や食感が違うので、食べ比べて楽しむこともできます。
また、枝豆のペーストである「ずんだ」を使ったスイーツがいろいろあります。シェイクやパフェ、あんみつ、ロールケーキ、ティラミス、鯛焼きなど、どれも個性豊かで美味しそうなものばかりです。自分好みのずんだスイーツを見つけましょう。
笹かまぼこ
「笹かまぼこ」とは、すり身を笹の葉の形にして、焼いて作られるかまぼこのことです。一般的なかまぼこに比べて、ヒラメなどの高級な魚を材料に使用していることが特徴です。
お店によって、弾力やうまみ、香りが違います。そして、シンプルなものから、チーズ・シソ・エビ・ホタテ・豆腐・牛タンなどが入ったもの、燻製にしたもの、スイーツのような味わいにしたもの、など多種多様な笹かまぼこが販売されています。
笹かまぼこは、仙台のお土産の定番です。生ものの商品なので、保存方法や消費期限などに注意して購入しましょう。真空パックになった商品だと比較的長持ちします。
そのままでも美味しいですが、オーブントースターや電子レンジなどで温めると、食感が変わり香りが強く感じられるのでオススメです。
冷やし中華
夏の定番メニュー「冷やし中華」は、仙台発祥の料理です。冷たくなってコシが増した中華麺を、コクのある胡麻ダレか酸味の効いた醤油ダレで味付けしているものが主流です。チャーシューやキュウリ、ハム、錦糸卵など、色鮮やかな具材との相性がバッチリです。
発祥のお店である「中華料理 龍亭」では、レモンとオレンジをアクセントにした醤油ベースのスープの冷やし中華を食べることができます。麺はツルツルで美味しく、別皿で提供される具材は色鮮やかなので写真映えします。
その他にも、こだわりの冷やし中華を食べられるお店は、市内に多くあります。夏に仙台へ旅をしたら、見逃せない1品です。
仙台づけ丼
新しい仙台のご当地グルメとして考案された「仙台づけ丼」は、地元で捕れる魚やお米を活かした料理です。特にヒラメ・タイ・カレイ・スズキなどの白身魚が使われているのが特徴です。仙台の新鮮な海鮮を比較的リーズナブルな値段で食べられます。
仙台味噌を使ったタレや、昆布だしの醤油ベースのタレなど、味付けや具材はお店によって違います。自分好みの仙台づけ丼を探してみましょう。
マーボー焼きそば
「マーボー焼きそば」は焼いた麺か揚げた麺に、麻婆(まーぼー)を乗せた料理です。元々は、市内の中華料理屋さんのまかない料理だったもので、TV番組に取り上げられたことから有名になり、仙台のご当地グルメになりました。
発祥のお店といわれている「中国菜館 まんみ」のマーボー焼きそばは、外はパリパリで中はモチモチのこだわりの麺に、大量の麻婆豆腐がかかっています。ボリューム満点で、お店1番の人気メニューです。
仙台市内に認定されているお店がいくつもあり、値段がリーズナブルなので、手頃に食べられるご当地B級グルメです。お店によって麻婆の辛さが違うので、気になる方は事前にチェックしていきましょう。
仙台あおば餃子
「仙台あおば餃子」とは、仙台市の特産品で伝統野菜の「雪菜」を皮に練り込み、具材にも入れた餃子のことです。鮮やかな緑色が特徴で、2010年の「仙台 青葉まつり」から販売開始された、新しい仙台のご当地グルメです。
市内の餃子専門店や、ラーメンショップ、中華料理屋、居酒屋などで食べることができます。調理して食べる商品としても売られているので、お土産としても購入できます。インパクトのある緑色の見た目は写真映えすること間違えなしです。
仙台への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機で仙台へ行く
仙台から遠い地域に住んでいる方は、「仙台国際空港」へ飛行機でアクセスするのが最も便利です。移動での所要時間が少なく、観光できる時間をたくさん作ることができます。格安航空会社(LCC)も運航しているので、予算や旅行プランに合わせて、どの便を利用するか選べます。
仙台空港ターミナルビルから直結している「仙台空港駅」から「仙台駅」まで、電車で約17分から25分でアクセスできます。また、タクシーやレンタカーなども利用できます。
仙台国際空港までの所要時間
- 新千歳空港(北海道)からの場合:約1時間15分
- 成田空港(東京都・千葉県)からの場合:約1時間10分
- 中部空港(愛知県)からの場合:約1時間15分
- 小松空港(石川県)からの場合:約1時間10分
- 大阪国際空港(大阪府)からの場合:約1時間25分
- 関西国際空港(大阪府)からの場合:約1時間40分
- 神戸空港(兵庫県)からの場合:約1時間30分
- 出雲空港(島根県)からの場合:約1時間55分
- 広島空港(広島県)からの場合:約1時間45分
- 福岡空港(福岡県)からの場合:約2時間15分
- 那覇空港(沖縄県)からの場合:約3時間10分
新幹線で仙台へ行く
仙台から近い地域に住んでいる方は、「仙台駅」まで新幹線でアクセスするのが、最もスムーズに移動できるでしょう。仙台駅からすぐにいろいろな観光ができるので便利です。
仙台駅までの所要時間
- 新函館北斗駅(北海道)からの場合:約2時間35分
- 新青森駅(青森県)からの場合:約1時間30分
- 秋田駅(秋田県)からの場合:約2時間20分
- 東京駅(東京都)からの場合:約1時間30分
- 新潟駅(新潟県)から大宮駅(埼玉県)で乗り換えの場合:約2時間20分
- 金沢駅(石川県)から大宮駅で乗り換えの場合:約2時間10分
- 名古屋駅(愛知県)から東京駅で乗り換えの場合:約3時間10分
- 大阪駅(大阪府)から東京駅で乗り換えの場合:約4時間10分
高速バスで仙台へ行く
できるだけ旅費をリーズナブルにしたいという方には、高速バスでのアクセスがオススメです。
仙台駅までの所要時間
- 弘前市(青森県)からの場合:約4時間30分
- 秋田市(秋田県)からの場合:約3時間35分
- 東京駅(東京都)からの場合:約6時間30分
- 新潟市(新潟県)からの場合:約4時間10分
- 金沢市(石川県)からの場合:約9時間15分
- 名古屋市(愛知県)からの場合:約8時間55分
- 京都市(京都府)からの場合:約11時間10分
フェリーで仙台へ行く
「仙台港」までフェリーで行くこともできます。移動を海の上でのんびり楽しみたい方にいいでしょう。仙台駅までは、バスで約1時間です。
仙台港までの所要時間
- 名古屋港(愛知県)からの場合:約21時間40分
- 苫小牧港(北海道)からの場合:約15時間
仙台国際空港・新幹線の停車駅仙台駅を紹介
仙台国際空港
宮城県の名取市から岩沼市にまたがる「仙台国際空港」は、仙台市にある仙台駅から14kmほど離れた場所に位置します。国内線と国際線、共に運航していて、年間約300万人が利用しています。
仙台駅までは、ターミナルビルから直結している「仙台空港駅」から、電車で約17分から25分でアクセスでき、また1階国内線到着ロビーでレンタカーを借りることができます。
空港内では仙台のお土産を買えるお店や、ご当地グルメを楽しめるレストランやカフェが充実しています。展望デッキ「スマイルテラス」では、飛行機の発着や、夜には夜景を見ることができます。
3階にある、エアポートミュージアム「とぶっちゃ」では、本物のコックピットの計器類を見学したり、フライトシミュレーターを1回100円で体験できます。仙台国際空港は、待ち時間も楽しく過ごすことができます。
仙台駅
東北地方最大のターミナル駅「仙台駅」は、東北新幹線を始めとするJR東日本と、仙台市地下鉄の駅です。バスもたくさん出ているので、観光スポットへのアクセスが抜群の場所です。
駅の中や直通の駅ビルでは、レストランやカフェ、お土産屋さんがたくさんあります。ご当地グルメの「笹かまぼこ」や「ずんだスイーツ」などは、お土産はもちろん、帰り道の食事にピッタリです。
観光に迷ったら、駅の2階にある「仙台市観光情報センター」に行きましょう。ここでは交通手段や名産品まで、仙台市の観光全般を紹介してくれます。
仙台の年間イベント情報
1月
どんと祭
「どんと祭」とは、正月飾りを神社の境内などで焼き、その火にあたることで、1年の無病息災や家内安全を願うお祭りです。主に宮城県内の各地の神社で行なわれていて、毎年1月14日や15日に行なわれることが多いです。
その中でも有名なのが、仙台市にある「大崎八幡宮」のどんと祭です。全国でも有数の規模を誇るお祭りで、正式名称は「松焚祭(まつたきまつり)」といいます。300年の歴史を持ち、2005年には市の無形民俗文化財に指定されました。
仙台の冬の風物詩として知られている松焚祭は、毎年1月14日に行なわれています。同時に御神火を目指して参拝する「裸祭り」も開催されます。当日は、交通規制がかかるので、シャトルバスやタクシーなどの交通機関を利用しましょう。
5月
仙台 青葉まつり
仙台3大祭りの1つ「仙台 青葉まつり」は、江戸時代の仙台藩最大のお祭り「仙台祭」と、「伊達政宗」を祀る青葉神社の例祭「青葉祭り」を復活させた、市民がつくる市民のお祭りです。毎年5月の第3土曜日と日曜日に、仙台市の中心エリアで開催されています。
土曜日の「宵祭り」は、「定禅寺通り」などの街中で、約5,000人が「すずめ踊り」を踊って、1日中仙台を活気づけます。来場者が当日にすずめ踊りを練習してから、飛び入り参加できる「祭雀連」というイベントもあります。
日曜日の「本まつり」では、豪華絢爛の山車が練り歩く「山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)」や甲冑姿の「武者行列」、「すずめ踊りの大流し」などが日中に行なわれます。
2日間とも「市民広場」では、仙台のご当地グルメを出店した屋台があるので、食べながらお祭りを楽しめます。観覧場所は、「定禅寺通り」や「東二番町通り」がオススメです。勾当台公園駅や広瀬通駅からアクセスすると便利です。
初夏の仙台をこのイベントと共に満喫しましょう。
8月
仙台七夕まつり
「仙台七夕まつり」は、街中が色鮮やかな七夕祭りで彩られ、七夕に関するイベントなどが行なわれるお祭りです。毎年8月6日7日8日に仙台市の商店街を中心に開催されます。
「伊達政宗」が女性たちの文化向上を目的に始まった、日本最古の歴史を持つ七夕祭りといわれています。日本古来の友禅和紙や土佐和紙などを使った七夕飾りは毎年新調され、その大きさと華やかさで、毎年約200万もの人々を楽しませています。
「勾当台公園」や「定禅寺通り」では、ご当地グルメを食べ、ステージイベントなどを楽しめる「おまつり広場」が設置されます。「仙台城跡」や「瑞鳳殿」では、夜に期間中限定のライトアップやイベントなどを見ることができます。
前夜の8月5日には、「仙台西公園」の周辺一帯で「仙台七夕花火祭」が行なわれます。約16,000発の花火が夏の夜空を彩る光景が、人気のイベントです。
仙台駅や勾当台公園からのアクセスが便利です。日本3大七夕祭りの1つを見に行きましょう。
9月
定禅寺ストリートジャズフェスティバル
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」は、「定禅寺通り」を含めた仙台の中心エリアの様々な場所をステージにして催される大規模な音楽イベントです。毎年9月の第2土曜日と日曜日に、約100ヵ所のステージへ約700組以上が参加して、開催されます。
市民ボランティアが中心になって運営されるこのイベントは、無料で見ることができます。ジャズやロック、ゴスペルなど幅広いジャンルの音楽が鳴り響き、会場が一体になって楽しみます。
このイベントと共に、フリーマーケットやアートマーケット、世界の料理が食べられるイベントなども行なわれています。期間中、交通規制がかかるので、交通機関を利用しましょう。
10月
みちのくYOSAKOIまつり
仙台の秋の風物詩「みちのくYOSAKOIまつり」は、よさこい踊りの演舞やパレードが披露されるイベントです。毎年10月前半の土日2日間に、「勾当台公園」や「定禅寺通り」などで開催されています。
会場は、仙台市営地下鉄の路線沿いの広場や公園、商店街を活用しているので、地下鉄で巡るのが便利です。ほとんどが無料で見られますが、一部有料の場所があります。飲食店、クラフトショップなどの出店や、写真コンテストなども同時に行なわれています。
12月
SENDAI 光のページェント
「SENDAI 光のページェント」は、「定禅寺通り」のケヤキ並木を、約60万個ものLED電球で彩る、イルミネーションのイベントです。毎年12月の上旬から下旬まで開催されています。
全てのイルミネーションが約1分間消灯してから、一気に再点灯する「スターライト・ウィンク」は、ひと味違った体験ができます。ホームページで時間帯を確認して、訪れましょう。
他には、アイススケートができる「スターライトリンク」や、大道芸の披露、温かい食べ物や飲み物を購入できる「クリスマスマーケット」なども同時に行なわれています。定禅寺通りまでは、勾当台公園駅からの徒歩などでアクセスできます。
幻想的な仙台の夜を、満喫しましょう。
仙台観光の移動手段
バス
仙台市には、緑色の車両が特徴の「仙台市営バス」と、赤いラインの車両が特徴の「宮城交通バス」が運行しています。
市内を観光するのに便利なバスが、「るーぷる仙台」です。特に中心エリアの観光スポットを循環しているバスで、「仙台城跡」や「大崎八幡宮」、「仙台市博物館」などにアクセスできます。1日乗車券を上手く利用すれば、お得に旅ができます。
バスは、主要な観光スポットの多くにアクセスしやすいので、仙台市を巡るときに便利です。
鉄道
仙台市内には、JR東日本の路線と、仙台市営地下鉄の2路線が走っています。市内を大きく移動する場合や、観光スポットによっては、鉄道を利用するのが便利です。
レンタカー
自分のペースで観光したい方や、大人数で旅する方には、レンタカーがオススメです。また、中心エリア以外の観光スポットを満喫したい場合にも、便利です。ドライブを楽しんだり、穴場スポットを訪れるのもいいでしょう。
レンタサイクリング
仙台市には、電動アシスト自転車の共同利用サービス「ダテバイク」があります。1回ずつ利用する場合は、携帯で利用でき、1日中利用したい場合はプランによって、仙台駅や一部の宿泊施設やコンビニなどで手続きします。
1回の場合、最初の60分が150円、延長料金が30分ごとに100円で、1日パスの場合では、持っている交通ICカードを利用すると953円、利用しないと1,453円です。詳しい情報は、公式サイトをチェックしてみてください。
お得なフリーチケット
仙台まるごとパス
仙台市内の快速列車や普通列車・地下鉄・バスなどの主要な交通機関が、2日間乗り降り自由になるフリーチケットです。仙台市以外でも、使えるエリアがあります。
付属の「仙台まるごとパス専用ガイドブック」を使って、「仙台市博物館」や「瑞鳳殿」などの観光施設や、ご当地グルメが食べられるレストランなどの割引が受けられます。2日間以上かけて、仙台市のいろいろな観光スポットへ行きたい方にオススメです。
【フリーエリア】
- バス:るーぷる仙台(観光型市内巡回バス)、仙台市営バスの全線(楽天シャトルバス以外)、宮城交通バスの仙台~秋保大滝路線
- 鉄道:JRの仙台・松島・松島海岸・山寺・白石駅区間、仙台空港鉄道、仙台市地下鉄の全線、阿武隈急行の槻木~あぶくま駅区間
【料金】
- 大人:2,720円
- 子ども:1,350円
【販売期間】
通年
【有効期間】
通年の連続する2日間
【発売場所】
フリーエリア内のJR東日本の主な駅にあるみどりの窓口や指定席券売機、びゅうプラザ、主な旅行会社、仙台空港駅券売機、仙台空港1Fみちのく観光案内
るーぷる仙台一日乗車券
仙台市の中心エリアの観光スポットを循環する観光バス「るーぷる仙台」が、1日乗り降り自由になるフリーチケットです。3回以上乗り降りする予定があるなら、このチケットを購入するとお得です。
一部の観光施設やレストラン、カフェなどで、このチケットを提示すると割引になります。「瑞鳳殿」や「仙台市博物館」などで使えるので、利用してみてください。仙台市の中心エリアで観光する方にオススメです。
【フリーエリア】
るーぷる仙台
【料金】
- 大人:630円
- 小児:320円
【販売期間】
通年
【有効期間】
通年の1日
【発売場所】
仙台駅西口バスターミナル案内所、仙台市交通局各営業所・出張所または乗車券発売所、青葉城資料展示館、瑞鳳殿、仙台国際センター、仙台市内の一部の宿泊施設のフロント
仙台のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
新幹線でどのくらいかかりますか?
仙台市には、新幹線の停車駅でもある「仙台駅」があります。
東京駅からの場合は約1時間30分、大阪駅からの場合は約4時間10分、名古屋駅からの場合は約3時間10分、新青森駅からの場合は約1時間30分で、仙台駅へアクセスできます。
仙台の気候はどうですか?
仙台市は比較的気温が低く、寒暖差が少ないです。そして、冬に積雪が少ないのが特徴です。真夏日と真冬日が比較的少なく、晴天の日が多いので観光しやすい日が多いでしょう。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
仙台市までの所要時間が短くて、1つのエリアだけを楽しみたい方は、日帰りでもいいでしょう。仙台市までの所要時間が長い方や、2つ以上のエリアを訪れたい方は、1泊2日以上を確保すると十分楽しめることができます。