絶景!雪景色が美しいスポット3選
定義如来 西方寺
「定義(じょうぎ)さん」の愛称で親しまれる、平家ゆかりのお寺です。広い境内は、大本堂(おおほんどう)や五重塔など見どころ満載で、例年1月にはその歴史ある建物に雪が降り積もり、美しい景色が広がります。縁結びのパワースポットとしても有名です。
また、参道沿いにある「定義とうふ店」の揚げたて「三角定義あぶらあげ」も忘れずに味わいましょう。外はカリカリ、中はふっくら肉厚ジューシーの大人気ご当地グルメです。
鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)
仙台の清らかな水と豊かな森に囲まれた、隠れた名瀑です。国道48号線から少し入った場所にあり、鎌倉山を背景に、巨大な階段状の岩を流れ落ちる滝を楽しめます。
例年1月には雪景色となり、スポット一帯が絶景になります。樹氷と滝のコラボレーションは見事で、白銀の世界に包まれた風景は、まさに息を呑むような美しさです。
鳴子温泉郷
宮城県の大崎市西部に位置し、鳴子・東鳴子・川渡(かわたび)・鬼首(おにこうべ)・中山平(なかやまだいら)の5つから構成される、東北有数の温泉地です。日本に11ある泉質のうち、なんと9種類もの源泉がここに集まっています。
例年1月には、鳴子の山々をはじめ、湯けむり上がる温泉街に雪が積もり、風情ある景色が広がります。露天風呂や窓付きの浴場で名湯に浸かりながら、冬の贅沢・雪見風呂をぜひ楽しんでください。
宮城で見る、絶景初日の出スポット3選
丸文松島汽船「元旦 初日の出遙拝船クルーズ」
宮城県の初日の出スポットといえば日本三景の松島。普段から観光遊覧船が出ていますが、「元旦 初日の出遙拝船クルーズ」は1日限定とあって特に人気のイベントです。
「松島コース」と「塩釜コース」の2種類があり、どちらも海上から美しい朝日を拝めるほか、周辺の島々や自然の雄大な景色をたっぷりと堪能できます。
野蒜(のびる)海岸
東松島市にある「野蒜海岸」。視界を遮るものが何もないため、絶好の初日の出スポットとして人気があります。海や空を赤く染めながらゆっくりと昇る太陽は、言葉には言い表せない美しさ。波の音にも優しく癒やされます。
例年「野蒜海岸初日の出」というミニイベントも開催されます。浜辺に設置される鳥居は、「多くの人に楽しんでもらえるように」と始まった取り組みで、フォトスポットとして大好評です。
おしか御番所公園
石巻市に属する島「金華山(きんかさん)」から昇る、美しい初日の出を見ることができます。「おしか御番所公園」は江戸時代、仙台藩が襲来に備え見張り所を設置していたほど眺めが良く、高台にある「展望棟」からは、360度の大パノラマ、牡鹿半島随一の絶景が堪能できます。
また、ここは夕日の名所でもあります。「どうしても早起きができない」という方は、新年初のサンセットを楽しんでみてはいかがでしょうか。朝日に負けずとも劣らない景色が待っています。
宮城のおすすめ初詣スポット3選
仙台東照宮
1654年、伊達忠宗公により徳川家康公を祀るための社として創建された「仙台東照宮」。本殿、唐門(からもん)は国指定重要文化財に指定されており、社殿の美しさが全国的に高く評価されています。ご利益は、開運厄除、家内安全、学業成就、必勝祈願、商売繁盛など。
例年、元旦8時~「歳旦祭(さいたんさい)」、1月中旬頃の15時~冬の風物詩「どんと祭」の「火入式」が行われ、多くの人で賑わいます。
瑞巌寺(ずいがんじ)
正式名称は「松島青龍山瑞巌円福禅寺」。その前身は慈覚大師円仁(えんにん)によって開創された「天台宗延福寺」と伝わります。現在の建物は、伊達政宗公が諸国から名工を集め完成させたもので、安土桃山文化を現代に伝える貴重な建築物として、本堂、御成(おなり)玄関などが国宝に指定されています。
例年、大晦日21時~元旦4時頃「除夜の鐘つき」、元旦4時半~7時半「元朝参拝」、三が日には「修正会(しゅしょうえ)」が行われ、大勢の参拝客が訪れます。
大崎八幡宮
1607年、伊達政宗公によって創建された「大崎八幡宮」。豊臣家召し抱えの巨匠を招き造られた「御社殿」は、桃山建築の特色を今に伝える日本最古の貴重な建造物として、国宝に指定されました。
例年1日8時~「歳旦祭(さいたんさい)」、3日9時~「元始祭(げんしさい)」が、さらに1月14日16時~は、正月飾りや古神札を焼納する神事「松焚祭(まつたきまつり・通称どんと祭)」が全国最大規模で斎行されます。