鳥取ってどんなところ?
中国地方に位置し、日本海の絶景を望む豊かな自然に囲まれた鳥取県では、代表的な観光地である鳥取砂丘の他にも、日本の四季が織りなす風景や、巨匠に愛された歴史ある温泉など年間通して楽しめる名所が多くあります。
国の天然記念物である鳥取砂丘と日本海の美しいコントラストを楽しむことができ、さらに日本海の新鮮なカニやマグロなどの海鮮グルメも見逃せません。
春夏秋冬それぞれの良さを見ることができる大山では、桜や紅葉を満喫しながらハイキングやドライブが楽しめます。また、アニメ好きにはたまらない漫画の世界にどっぷり浸かれるカルチャースポットも充実している上に、特徴的な温泉も県内各地にあり、家族旅行にもぴったりです。
そんな鳥取県を大きく3つのエリアに分けて紹介します。
鳥取旅行の見どころ
他では見られない自然に触れ合う
国内で唯一の海岸砂丘として天然記念物に指定されている鳥取砂丘で見られる自然が作り出す壮大な風景は、一度は見てみたい観光名所の一つです。
さらに浦富海岸をはじめとする日本海を臨む絶景は、かつて島崎藤村も絶賛したと言われるほどです。
南側に目を向けると中国地方最高峰である大山がそびえ、新緑の夏、鮮やかな紅葉の秋など四季折々の景観を楽しむことができ、登山やハイキング、ドライブもおすすめです。
ここでしか味わえない特別な温泉をめぐる
鳥取県には、各地に様々な特徴の温泉が点在しています。
歴史ある古湯「三朝温泉」や、安産祈願や恋愛成就の湯として有名な「はわい温泉」、鳥取市街地からも近くて出向きやすい「鹿野温泉」、日本海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせる「皆生温泉」など温泉好きには全て廻りたくなる特徴的な温泉が揃っています。
浴衣を湯宿で借り周辺散策ができる温泉街から、自然の中にこぢんまりとたたずむ風情溢れる穴場温泉などもあり、湯宿も充実しているので旅館選びも楽しめます。
妖怪たちに会いにいく
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏のふるさととして知られる鳥取県。境港には174の妖怪が住む世界、水木しげるロードがあります。2018年7月にリニューアルし、その世界観はパワーアップ、たくさんの妖怪たちが出迎えてくれる街を堪能しましょう。
夜には不気味な雰囲気を演出するライトアップがあったり、フォトスポットも充実しているので女子旅にもぴったりです。
名探偵コナンの世界に浸る
漫画「名探偵コナン」の作者である青山剛昌氏の故郷である北栄町には、コナンのオブジェやコナンの家など、コナンワールドに浸れるスポットが点在しています。
作中に登場する喫茶店で限定メニューを楽しんだり、コナン通り限定のオリジナルグッズが買えるお土産屋さんなど、名探偵コナンを知っている方には必見のスポットです。
鳥取県へのアクセスの中心である鳥取空港は別名「鳥取砂丘コナン空港」と呼ばれ、こちらも名探偵コナンの聖地として知られています。謎解きラリーが体験できたり、交通で鳥取空港を利用しない場合でも観光スポットとして楽しめます。
日本海の幸を堪能する
日本海の新鮮な海鮮グルメは、鳥取観光では外せません。日本屈指の水揚げ量を誇る紅ズワイガニや本マグロをはじめ、鮮度劣化が早いため県外には出回らずここでしか味わえないモサエビなど新鮮な魚介を存分に楽しみましょう。
もちろん鳥取県全域で新鮮な海鮮を楽しむことができますが、特に堺港や鳥取港周辺には格別の賑わいを見せる市場が集まっています。
新鮮な海鮮を格安で手に入れることができ、その場で調理してもらえ、飲食できるスポットもあります。
鳥取・鳥取砂丘周辺
鳥取砂丘
年間約150万人もの観光客が集まる鳥取県屈指の観光スポットである鳥取砂丘。
鳥取砂丘は山陰海岸国立公園の特別保護区で、東西には16キロ、南北には2.4キロに広がっている日本最大級の観光砂丘であり、入場は無料です。
千代川と風が10万年の年月をかけて運んだ砂が雄大な砂丘を作り上げているといわれ、自然が作り出す圧倒的な存在感と美しく広大な風景は息をのむほどです。
砂の面に表れる風紋は、時間が経つにつれ波模様が変わり砂丘ならではの表情の変化を楽しむことができます。
砂丘までは鳥取砂丘リフトに乗れば片道120円、往復200円で移動が可能です。高い場所から砂丘と日本海の景色を眺めることができるので片道利用もおすすめです。
鳥取砂丘は観光以外にアクティビティも充実しており、サンドボードやパラグライダーなど雄大な砂丘でこそ楽しみたいものが多数あります。
特に人気なのは、「らくだライド体験」です。一人1,300円から楽しむことができ、写真撮影も可能です。独特の景色が続くのでインスタ映えも間違いなしです。
浦富海岸
日本海の絶景を臨むことができる浦富海岸は、美しい景色が好きな方なら必見の観光スポットです。
日本海の荒波によって削られて出来上がった岩場と、真っ青な日本海のコントラストは迫力満点で、見る場所によって様々な表情を見ることができます。
東西に約15キロの海岸線には多数の絶景ポイントが点在しており、事前にポイントを押さえてから行かれることをおすすめします。
兵庫県との県境も近い東側エリアでは、シュノーケリングスポットとしても知られる「西脇海岸」や波の侵食によって大きな穴が開いた岩「陸上洞門」が有名です。海岸線に沿って遊歩道が整備されているので、のんびりと散歩しながら滑らかに続く砂浜の景色を満喫でき、女性的な美しい風景と言われています。
一方、西側エリアは、断崖絶壁など荒々しい岩場が多く男性的なダイナミックさが特徴です。菜種五島(なたねごとう)は浦富海岸の代表的な景色で、時間がない方でもここだけはチェックしてほしいスポットです。
島めぐり遊覧船では、大人1,300円予約なしで約40分間の船長によるガイドクルージングを楽しむことができます。菜種五島を周回したり、洞門のある島に一本松が堂々と生える千貫松島を近くでみたり、洞門をくぐるコースもあるので浦富海岸を満喫できること間違いなしです。
鳥取県立博物館
鳥取県に関する様々な資料を展示しており、鳥取を訪れるには知っておきたい歴史や文化に触れることができます。史跡鳥取城跡内にあり、特に砂丘に関する資料やオオサンショウウオの飼育展示などが見所となっています。
博物館内には関連グッズが購入できるミュージアムショップや、鳥取県産の食材を活かしたメニューが揃うカフェレストランも併設されています。
期間限定の展示も豊富で、子供向けイベントを開催していることもあるので、事前にイベント情報もチェックしてみましょう。
鳥取砂丘 砂の美術館
鳥取砂丘の広大な砂を活用し、砂と水だけで作られる迫力満点の巨大な砂像を多く見ることができるのが「鳥取砂丘 砂の美術館」です。世界トップクラスの砂像彫刻家に夜彫刻作品が鑑賞できる、世界初の全天候型の美術館です。
美術館のコンセプトは「砂で世界旅行」とされており、毎年テーマを変えて常に新しい世界観を期間限定で作りあげられています。
過去には、イギリス、ロシア、東南アジア、アフリカなど、世界各国の建築物や文化を砂像の世界で表現され、今後のテーマにも注目が集まります。
白兎神社
白兎神社(はくとじんじゃ)は、神話「因幡のしろうさぎ」の舞台として知られています。
境内までの道には、大国主命に命じられ白ウサギが体を洗って体の傷を癒したと言われる御身洗池(みたらしいけ)があり、年中水位が一定に保たれていることから「不滅不増の池」としてやけどや皮膚病に効くと信仰されてきました。
そしてこの白ウサギが、大国主命と絶世の美女であった八上姫を結んだとされ、縁結びの神社としても有名です。
2010年に恋人の聖地として認定されていて、白兎起請文(きしょうもん)で約束事を納めれば、縁結びの神である白兎神の前で愛を誓うことができます。
「大榎庵(おおえのきあん)」のピンクカレー
古民家を改装した外観は料亭のような建物ではありますが、こちらで提供されるのがインスタ映え抜群のピンクのカレーライスです。
赤紫色の根菜であるビーツを使用し、ピンクに染まったカレーは、鮮やかでしっかりカレーの香りと味がします。
店内では、ピンクカレーを始めピンク醤油やピンクマヨネーズなど女性へのお土産に喜ばれそうなピンク色のグッズも多数製造販売されています。
すなば珈琲 新鳥取駅前店
すなば珈琲は「スタバは無いが日本一のスナバ(砂場)はある」という鳥取県知事の言葉を受けオープンしました。
スターバックスが鳥取県に出店してからも、相乗効果で人気は続き、コラボ企画などの様々な話題を呼び、鳥取県の観光スポットとして注目されています。
第1号店であった鳥取駅前店から少し場所は移動し、現在は新鳥取駅前店として珈琲をはじめ、スイーツやサンドイッチなど充実したカフェメニューを提供しています。
新鳥取駅前店以外にも鳥取全域に店舗展開しているため、ぜひ立ち寄ってみてください。
倉吉・三朝周辺
コナン通り
マンガ「名探偵コナン」の原作者、青山剛昌氏の故郷である鳥取県東伯郡北栄町では、コナンの街づくりが進められています。
コナン駅の愛称で知られる「JR由良駅」から「道の駅大栄」までの通り沿いには、コナンの銅像やモニュメントなどフォトスポットで溢れています。
コナンなどのオブジェは全部で23体、マンホールは40枚以上、図書館前には工藤新一像もあります。すべて探しきるのも楽しい約1.4キロメートルの「コナン通り」で、コナンの世界にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
青山剛昌ふるさと館
コナン通り沿いに位置する「青山剛昌ふるさと館」では、名探偵コナンをはじめ青山剛昌氏の作品に関する資料や所蔵物を多く展示しています。
館内にある鍵穴を覗くとクイズを楽しむことができたり、蝶ネクタイ型変声器を試すことができ、体験型展示も充実しています。エントランスでは、あがさ博士のトレードマークである黄色い車が出迎えてくれます。
館内のミュージアムショップ「コナン探偵社」では、ここでしか手に入らない限定コナングッズも購入できます。
三朝温泉
世界屈指のラドン含有量を誇る三朝温泉(みささおんせん)は、開湯850年を迎え、「浸かってよし、吸ってよし、飲んでよし」と言われるほどに、体の免疫力を高め細胞を活性化させるというホルミシス効果が注目を受けています。
古くから文豪、文化人から愛された温泉本通りをはじめとするレトロな温泉街を散策することができます。
三朝大橋のたもとにある河原風呂は、24時間無料で入浴が可能で、三朝川のせせらぎを聴きながら入浴できます。足湯も隣接しているので気軽にラジウム温泉を楽しむことができます。
倉吉白壁土蔵群
倉吉市の旧市街を流れる玉川に沿って続く街並みは、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
レトロな白い漆喰壁と赤いレンガの建物が立ち並び、江戸明治時期に建てられた味噌蔵や醤油蔵を活用した商業施設や食事処が集まっています。
赤煉瓦十三号館にある白壁倶楽部は、旧銀行の建物を利用したフレンチレストランで、その建物は国の有形文化財に登録されています。食べ歩きしながら、古い情緒あふれる街並みを散策してみてはいかがでしょうか。
円形劇場くらよしフィギュアミュージアム
1955(昭和30)年に竣工された旧明倫小学校の円形の校舎を改修し、2018(平成30)年にオープンしました。
一度は取り壊しが決まっていた円形校舎は、地元の方々の懸命な署名活動により改修されました。また、フィギュア制作会社などの協力も得て、約2,000点のフィギュアが展示される西日本最大規模のフィギュアミュージアムとなりました。
館内では、展示品だけでなくフィギュアを作ったり遊んだりするコーナーも設けられており、大人から子供まで楽しむことができます。ジオラマによる縮小背景もあるので、思い思いの写真を撮ることもできます。
はわい温泉
東郷湖の西側に位置する「はわい温泉」は、江戸時代から親しまれている温泉で、携帯電話のCMでもロケ地に選ばれ話題になりました。
温泉近くにある東郷湖羽合臨海公園では、東郷湖畔散策が楽しめ東郷湖で漁をする漁船も風景を彩ります。恋の湯とも呼ばれていて、若いカップルに人気があり安産祈願や恋愛成就の湯としても親しまれています。
境港・米子・大山周辺
水木しげるロード
「おばけの鬼太郎」の作者水木しげる氏の故郷・境港にある、国内随一の妖怪の世界を楽しむことができるスポットです。
水木しげる氏が幼少期におばあさんから聞かされた地獄や妖怪イメージが具現化したものが「おばけの鬼太郎」の原点と言われており、独特で摩訶不思議な雰囲気をここで味わうことができます。
2018(平成30)年の大規模なリニューアルを経て、JR境港駅、別名鬼太郎駅から水木しげる記念館までの約800メートルの通りには、174体の妖怪ブロンズ像が並んでおり、「水木マンガの世界」「身近なところにひそむ妖怪たち」「家に棲む妖怪たち」など5つのカテゴリに分けられて配置されています。
駅周辺の外灯は目玉のおやじのデザインで、沿道に植えられているシダレエンジュという木と相まって、妖怪の街の雰囲気を醸し出しています。夜にはライトアップが行われ、照明効果で妖怪たちが集まってくる幻想的な空間になります。
水木しげるロードでしか手に入らない妖怪がモチーフのグッズやお土産も多くあるので、各ショップをしっかりチェックしましょう。
水木しげる記念館
境港出身である水木しげる氏の記帳な資料や作品などを展示してあり、水木氏の独創的な世界観を見ることができます。
水木氏直筆の壁画やキャラクターパネル、妖怪のオブジェやジオラマなどフォトスポットとしても楽しめます。さらにトリックアートスポットでは、妖怪の世界に入り込んだような臨場感のある写真が撮影できます。
ゲゲゲの妖怪楽園
妖怪オブジェが点在する休憩スポット「ゲゲゲの妖怪楽園」では、ここでしか味わえないスイーツや、射的やスマートボールができる妖怪縁日小屋などが楽しめます。
大きくてインパクトのある、がしゃどくろのオブジェが出迎えてくれます。リアルに再現された鬼太郎の家で休憩をとることもできます。
夢みなとタワー
海に隣接している夢みなと公園内に「山陰・夢みなと博覧会」のシンボル塔として建てられたのが、夢みなとタワーです。
複合施設となっており、施設内の「みなとまち商店街」では地元土産が揃い、4階には海の見えるカフェがあります。最上階の展望室からは日本海の美しい眺めが一望できます。
大山
2018(平成30)年に開山1300年を迎えた大山は、標高1,709メートル。岡山県の蒜山高原から続く山陰屈指の高原エリアで、ハイキングやドライブコースにおすすめです。
豊かなブナの原生林が広がっており、季節によって移り変わる山々の表情を楽しむことができます。神の山としてもあがめられてきた歴史があり、いくつもの史跡や神社、寺院が残っています。
大山寺
大山の標高900メートル付近にある大山寺。天台宗の古刹であり、かつて山岳信仰の修行道場として栄え、最盛期には100以上の寺院を有したと言われています。
参道周辺では、大小様々なお地蔵さんが祀ってある緑の中を散策しながら、カフェや温泉めぐりもできます。
圓流院
現存する支院のひとつである圓流院には、水木しげる氏が描いた108枚の妖怪天井画があり、床に寝転び参拝をするという珍しいお寺です。
とっとり花回廊
日本最大級のフラワーパークである「とっとり花回廊」では、年間約400種、200万本の草花が咲き誇ります。大山の美しい風景をバックに季節の花々を楽しむことができます。
4月から5月にかけてはチューリップまつり、9月から11月にかけてはサルビアまつりなど季節ごとにイベントが開催されます。
冬の季節になると、フラワーイルミネーションとして園内がライトアップされ、この時期にしか味わえない幻想的な雰囲気になります。
境港さかなセンター
8つの地元鮮魚店が、安さと鮮度を競いながら賑わう西日本最大級の魚市場です。日本屈指の水揚げ量を誇る境港で漁れた新鮮な海鮮食材を、その場で調理してもらえるお食事処もあります。
鳥取のご当地グルメ
紅ズワイガニ
鳥取県の最西部に位置する堺港市にある堺港は、紅ズワイガニの水揚げ量日本一を誇ります。夏季を除く9月から6月という長い期間に渡って大量に水揚げされる紅ズワイガニは、地元では紅ガニ(ベニガニ)と呼ばれ親しまれています。
茹で上げる前から真っ赤な紅ズワイガニは、日本海800メートル以上に生息しており、みずみずしい食感と甘さが特徴です。
鮮度が重要な紅ズワイガニは一般的に加工して流通されることがほとんどのため、水揚げされてすぐの新鮮な紅ズワイガニを堪能できるのは現地でしか味わえません。
水揚げ量が豊富だからこそできる食べ放題を実施しているお店も多く、リーズナブルな価格でお腹いっぱい楽しめます。
本マグロ
堺港は、生マグロの漁獲量も日本一に輝くことも多く、6月から8月の市場には大量の本マグロが並び活気で溢れます。
堺港から流通される生マグロは、口当たりが滑らかで香り高い豊かな風味が特徴で、一旦冷凍されたものとは全く違った新鮮な味わいを楽しむことができます。
本マグロを使ったグルメは、その部位隅々までを堪能できるメニューが揃っており、刺身、海鮮丼、カマ焼きをはじめ、心臓のユッケやマグロラーメンなどのご当地グルメとしても有名です。
モサエビ
9月から5月にかけて水揚げされるクロザコエビは、鳥取ではモサエビと称され愛されています。
カニのシーズンに重なってしまうこともあり、大々的に紹介されることは多くないのですが、食感は弾力が強くぷりぷりとしていて、甘エビよりも旨味と甘みが濃厚で、「幻のエビ」とも言われています。
また、一般的なエビよりも足が早いため遠方への出荷が難しく県外で出回っていない食材のため、ぜひ地元で味わってほしい逸品です。刺身、海鮮丼はもちろん、味噌汁、煮付け、塩焼きなどで楽しむことができます。
牛骨ラーメン
鳥取県のB級グルメと言えば、牛骨でスープをとった牛骨ラーメンです。そのスープは、牛脂のような甘みのある独特のコクとまろやかさがあり、他のラーメンでは味わえない独特の風味があります。
中部の倉吉市中心に人気店が多く存在しており、特に牛骨ラーメン発祥店と言われている「満洲味 (ますみ)」には全国からラーメンファンが集います。
鳥取和牛オレイン55
鳥取県は、日本全国の和牛の多くの種牛が実は鳥取の牛であるというほど、昔から和牛の育成に力をいれています。
オレイン55というブランドは、まろやかな脂肪を生み出すオレイン酸という脂肪酸の含有量が55%を超えており、口溶けの良さと赤身のバランスが絶妙な霜降り和牛です。
鳥取和牛自体が年間2,100頭しか出荷されない大変希少な和牛であり、さらにその中から選抜された20%程度がオレイン55のブランドを持つため年間400頭程度しか販売されません。
2017年には日本一に輝きましたが、お目にかかる機会も少ないため鳥取を訪れた際はぜひ味わいたいものです。焼肉やステーキはもちろんですが、しゃぶしゃぶはオレイン55の口溶けと風味を最大限に引き出してくれるのでおすすめです。
鳥取への主要エリアからのアクセス
鳥取県には、鳥取市北部にある鳥取砂丘コナン空港と、堺港近くに位置する米子鬼太郎空港の2つの空港があります。
両空港とも、東京便のみの運行ですが、県の東西に離れた立地なので、目的地によって使い分けができる点が便利です。運行時間は共に約1時間半です。
その他の地域からは、東海道・山陽新幹線を利用し、京都、新大阪、姫路、岡山、新山口の各駅から出ている特急を利用できます。もしくは新幹線利用よりリーズナブルに移動できる高速バスもおすすめです。所要時間はかかりますが、料金は4〜5割程度抑えての移動が可能です。
東京駅から米子までは直通の寝台特急「サンライズ出雲」も運行しているので、夜の旅を楽しむのも良いかもしれません。
飛行機を利用する
●北海道(新千歳空港):就航なし
●東京:羽田空港から鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)ANA1日5便
羽田空港から米子空港(米子鬼太郎空港)ANA1日6便
成田空港から鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)就航なし
成田空港から米子空港(米子鬼太郎空港)就航なし
●大阪(伊丹空港):就航なし
●名古屋(小牧空港):就航なし
国内線で毎日就航しているのは、東京(羽田空港)のみです。
鉄道を利用する
東京から(東京駅)
●鳥取駅まで:約5時間(JR新幹線で名古屋、新大阪、姫路、岡山のいずれかにて特急へ乗り換え)料金目安19,150円
●倉吉駅まで:約5時間30分(JR新幹線で名古屋、新大阪、姫路、岡山のいずれかにて特急へ乗り換え)料金目安19,800円
●米子駅まで:約5時間45分(JR新幹線で岡山にて特急へ乗り換え)料金目安19,860円
約11時間(寝台特急サンライズ出雲)料金目安21,380円
名古屋から(名古屋駅)
●鳥取駅まで:約3時間20分(JR新幹線で新大阪、姫路のいずれかにて特急へ乗り換え)料金目安12,890円
●倉吉駅まで:約3時間55分(JR新幹線で新大阪、姫路のいずれかにて特急へ乗り換え)料金目安13,750円
●米子駅まで:約4時間05分(JR新幹線で岡山にて特急へ乗り換え)料金目安14,790円
大阪から(新大阪駅)
●鳥取駅まで:約2時間40分(特急スーパーはくと)料金目安7,090円
●倉吉駅まで:約3時間10分(特急スーパーはくと)料金目安7,850円
●米子駅まで:約3時間15分(JR新幹線で岡山にて特急へ乗り換え)料金目安10,170円
福岡から(博多駅)
●鳥取駅まで:約3時間50分(JR新幹線で岡山にて特急へ乗り換え)料金目安16,460円
●倉吉駅まで:約4時間35分(JR新幹線で岡山にて特急へ乗り換え、鳥取駅にて快速か普通電車へ乗り換え)料金目安17,000円
●米子駅まで:約5時間15分(JR新幹線で岡山、新山口のいずれかにて特急へ乗り換え)料金目安11,790円
高速バスを利用する
東京から(浜松駅)
●鳥取駅まで:約9時間35分 料金目安10,500円
●倉吉駅まで:約10時間45分 料金目安11,000円
名古屋から(名古屋駅)
●米子駅まで:約7時間20分 料金目安8,500円
大阪から(大阪駅)
●鳥取駅まで:約2時間53分 料金目安3,700円
●米子駅まで:約3時間35分 料金目安4,800円
福岡から(博多駅)
●鳥取駅まで:約9時間50分 料金目安9,700円
●倉吉駅まで:約8時間45分 料金目安9,200円
●米子駅まで:約7時間45分 料金目安8,700円
※紹介しているのは、主要都市からの一部高速バスのみです。
鳥取の空港・鉄道の駅を紹介
鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)
鳥取空港は、鳥取県北部、鳥取市内にあり鳥取砂丘コナン空港の愛称で親しまれています。発着は東京羽田空港のみとなっています。(2019年10月時点)
愛称にもある通り、名探偵コナンのオリジナルグッズショップがありここでしか手に入らないお土産も充実しています。鳥取名物のカフェ、すなば珈琲もあるので飛行機の発着時間を待つ間も鳥取県を満喫することができます。
鳥取空港から主要都市へのアクセスは路線バスの利用がおすすめです。
●鳥取空港から鳥取駅:連絡バス 約20分 片道470円
●鳥取空港から倉吉駅:連絡バス 約45分 片道1,220円
●鳥取空港から青山剛昌ふるさと館:連絡バス 約67分 片道1,630円
米子空港(米子鬼太郎空港)
米子空港は、鳥取県西部、堺港市にあり米子鬼太郎空港の愛称で親しまれています。国内線は東京羽田空港、国際線は香港(香港国際空港)、ソウル(仁川国際空港)に就航しています。(2019年10月時点)
空港内には鬼太郎のモニュメントがあったり、山陰グルメを楽しめるお食事処もあります。
米子空港から主要都市へのアクセスは路線バスの利用がおすすめです。
●米子空港から米子駅:連絡バス 約25分 片道600円
●米子空港から境港駅:連絡バス 約25分 片道100円
鳥取駅
鳥取市内にある鳥取駅は、山陰本線と、鳥取駅を起点とする因美線の2路線が乗り入れています。鳥取県を代表する窓口になっている鳥取駅には「スーパーはくと」「スーパーいなば」など特急列車も多く乗り入れています。
周辺には、百貨店やショッピングモールなど商業施設が集まり、正面口から伸びる本通りを行けば鳥取県庁に続いています。
倉吉駅
倉吉市内唯一の鉄道駅であるJR山陰本線倉吉駅は、京都方面への特急「スーパーはくと」の始発駅で、全ての特急・快速列車が停車します。
倉吉周辺の観光スポットへは、駅前バスターミナルから出ている各方面バスの利用がおすすめです。
米子駅
米子市内に位置するJR米子駅は、山陰本線のほか米子駅を起点とする境線が乗り入れています。境線では「ねずみ男駅」の愛称で親しまれており、境線が発着する0番線は「霊番のりば」とも呼ばれています。
鳥取の年間イベント情報
4月
倉吉春まつり
山陰を代表する桜とツツジの名所であるメイン会場の打吹公園では、約4,000本の桜と約40,000本のツツジが咲き乱れます。また、各所で打吹流しびな、桜ずもうなどのイベントも開催され縁日も賑わいます。
夜には大小500本のぼんぼりが灯り、夜桜を楽しむことができます。
5月
若桜神社大祭
約350年前の1659(万治2)年、鳥取藩主であった池田光仲公から3つの能面を寄進されたことから、御幸祭がスタートしたと言われています。地元ではわかさまつりとして親しまれ、2年に1度開催されています。
お祭りではチョンヤセーの掛け声と共に神輿が練り歩く行列や、麒麟獅子舞が各家を廻るなどの行事が行われています。町に現れる7人の本面と呼ばれる道化役は、ふざけながら歩き回っており写真を一緒に撮ってもらったりすることも可能です。
7月
みなと祭 花火大会灯籠流し
戦後復興を祈願して境港市で1946(昭和21)年にスタートしたみなと祭は、前夜祭コンサート「境港妖怪ジャズフェスティバル」から始まり、海上パレードやみこしパレード、まぐろの解体ショーなど様々なイベントが行われます。
クライマックスには、2,000発の花火が打ち上がり、対岸に位置する島根半島に花火の音が反響するため他では味わえない迫力があります。また同時に、地元小学生たちが手作りした2,300個の灯籠が海面に流され、花火と共に水面を鮮やかに彩る光景も圧巻です。
全日本トライアスロン皆生大会
1981(昭和56)年に全国で初めてトライアスロンが行われたのが米子市皆生です。
3キロのスイム、高低差300メートルの大山山麓コース約140キロのバイク、最後にフルマラソンで締めくくられるこの大会には、毎年全国から精鋭のアスリートが集まります。沿道やスタート地点の海岸は、多くのボランティアと応援の人々で埋め尽くされます。
8月
鳥取しゃんしゃん祭
1961(昭和36)年に行われた鳥取祭が鳥取しゃんしゃん祭の前身で、8月13日から15日に開催される鳥取市最大のお祭りです。街の活性化を目的とし、市民参加型のイベントが多くあり地元の皆さんと楽しむことができます。
しゃんしゃんと鈴の音が鳴る竹と和紙でできた小さな傘と、すずっこという鈴がついたしゃもじのようなものを用いて、カラフルなパレードを軽快な音と踊りで盛り上げます。踊りは公式ホームページでも紹介されています。
米子がいな祭
がいな、とは方言で「大きい」を表す言葉で、つまり大きい祭りを表す米子最大級のお祭りで10万人近い人々が全国から集まります。
メインイベントには、約6,000発打ち上がる花火大会があり、水中花火やナイアガラの仕掛け花火も実施し、大山の高さと同じ1,711メートルの仕掛けでギネスブックに認定されるほどのチャレンジに成功しました。
巨大ながいな万灯が町を練り歩くパレードでは、がいな太鼓のダイナミックな演奏と相まって大変迫力があります。
キュリー祭
世界でも稀に見るラドン含有量を誇るラジウム温泉として有名な三朝温泉では、ラジウムを発見したフランスの物理学者マリー・キュリーの功績を称え、例年8月4日にキュリー祭を行っています。
三朝川周辺では、川魚の掴み取りやパレードなど、子供達も楽しめるイベントがもりだくさん。川沿いに上がる花火も人気で毎年多くの観光客が集まります。
9月
若桜弁天大祭
若桜町三倉の縁結びや商売繁盛の神様として「弁天さん」と呼ばれ親しまれている江嶋神社で行われる大祭です。福餅まきは名物行事多くの人で賑わい、カップルや夫婦で参拝した方には先着で甘酒のプレゼントなどもあります。
10月
大山秋色週間
日本で3番目の国立公園である大山の紅葉は、西日本随一と言われるほどです。寂静山、豪円山、川床など様々な角度から黄金に輝く大山を楽しむことができます。秋の縁日には、子供たちによる稚児行列や、餅の振る舞い、大山寺採灯大護摩法要などが行われ賑わいます。
とっとりバーガーフェスタ 全国ご当地バーガーグランプリ
2009(平成21)年にスタートした、ハンバーガーではなく「ご当地バーガー」が日本全国から集まる日本最大級のご当地バーガーフェスです。
県産食材を活かしたご当地グルメとしてのハンバーガーを県外にアピールすることで、鳥取県の認知度をあげることが目的で発足されました。
今では全国から地元愛を持ち、地域PRを目指すお店などがそれぞれのご当地バーガーをアピールする場として発展しています。会場には全国から集まったご当地バーガーが多く並び、それぞれに長蛇の列ができるほど盛り上がります。
テーブル、椅子の用意はないのですが、レジャーシートの持ち込みで雄大な大山の景色を楽しみながら、選りすぐりのご当地バーガーを味わうことができます。
11月
全国柿の種吹き飛ばし大会
鳥取県西伯郡南部町で、名産である富有柿を味わいながらその種を吹き飛ばし飛距離を競うイベント。毎年11月23日に行われます。
キャッチフレーズは「柿の種をとばしてハワイに行こう!」として、優勝者には豪華なハワイ旅行などの景品があります。
参加費は大人500円、中学生以下無料となっており老若男女問わず参加しやすいイベントになっています。旅の思い出に柿の種を飛ばしに行ってみてはいかがでしょうか。
12月
鳥取砂丘イリュージョン
鳥取砂丘の冬の風物詩と言われる鳥取砂丘イリュージョン。毎年テーマを設け、2つの会場で鮮やかなイルミネーションやライトアップを楽しむことができます。イルミネーションだけでなく、家族や友達同士で盛り上がれるステージイベントなども開催されます。
毎年恒例のフォトコンテストでは、インスタグラムに投稿された写真の中から優秀な作品が選ばれ、優勝者には豪華商品もあります。
またイルミネーションのロマンティックな雰囲気を活かしたカップル向けイベントも開催され、プロポーズを後押しするような記憶に残る演出も多数用意されています。
鳥取観光の移動手段
レンタカー
鳥取県の観光スポットは東西、海岸沿い、山側と広く位置しているため、全てを満喫するにはレンタカーでの観光がおすすめです。
空港や主要駅にて借りることができ、のんびりとご自身のペースで観光したい方にも、家族連れでの移動にも便利です。
日本海海岸線を臨みながらのドライブができたり、大山の山々を見ながら山道を走るドライブコースもおすすめです。車での観光者が多いため、各スポットの駐車場も充実しています。
電車
鳥取県を横断するJR山陰本線で、鳥取市、倉吉市、米子市、堺港市の主要都市を廻ることができます。特急電車も充実しているので、比較的時間短縮しながらの移動も可能です。例えば、鳥取駅から倉吉駅へは「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」に乗れば所要時間は約30分です。
路線バス
各主要都市にて路線バスが充実しており、予算を抑えて移動するのにぴったりです。例えば、鳥取駅から鳥取砂丘を結ぶループ麒麟獅子バスは、大人300円、小人150円で利用できます。なお、平日は運休となっているので事前に運行状況をご確認ください。
停車駅が多く運行時間の20分間隔で使い勝手の良い100円循環バスも運行しているので、行きたい場所によって使い分けると良いでしょう。いずれのバスを利用する場合でも、主要駅が起点となるので電車移動と組み合わせて利用してください。
お得なフリーチケット
JR西日本
山陰満喫パス
鳥取県、島根県を横断し2日間連続で自由周遊区間内の特急・普通列車の普通車自由席が利用できるお得なチケットです。
【料金】
大人 4,070円
小人 2,030円
【販売期間】
ご利用開始日の1ヵ月前から前日までの販売
【発売場所】
自由周遊区間内・山口線内の主な駅のみどりの窓口
主な旅行会社
電話予約
インターネット予約
【公式サイト】
http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=119000630
【備考】
2名以上が同一行程で旅行する場合に利用可能
鳥取県全域のバス 他
鳥取砂丘フリーパス「ループ麒麟獅子バス」
鳥取駅前発着の100円バス「ループ麒麟獅子バス」が1日間乗り降り自由となるお得なチケットです。鳥取砂丘をはじめ、主要観光地に停車するので、鳥取市内の観光にはもってこいのフリーパスです。
【料金】
大人600円
【販売期間】
利用日当日
土日祝と8月1日 〜 8月31日のみ(元旦除く)
【発売場所】
鳥取市観光案内所・鳥取駅前バスターミナル
バス車内
【公式サイト】
鳥取藩のりあいばす乗放題手形
鳥取県内の路線バスほぼ全線に加えて、蒸気機関車の保存に力を入れている若桜鉄道全線が3日間乗り放題になるお得なチケットです。チケットのデザインも個性的なので、旅行の思い出にもぴったりです。
【料金】
1,800円
【販売期間】
利用開始日当日
【発売場所】
鳥取駅前バスターミナル、鳥取空港ビル、鳥取市観光案内所(JR鳥取駅構内)、皆生温泉旅館組合(米子市観光センター内)他
【公式サイト】
http://www.nihonkotsu.co.jp/information/tegata/index.html
【備考】
車内販売はありません。
境港フリーパス「はまループバス」1日乗車券
堺港周辺の主要観光地を巡ることができる「はまループバス」が1日乗り降り自由となるお得なチケットです。堺港駅、米子空港、水木しげる記念館などを結ぶ、堺港観光には要チェックのフリーパスです。
【料金】
300円
【販売期間】
利用日当日
大晦日〜 1月3日は運休
【発売場所】
水木しげる記念館、境港市観光案内所など
バス車内
【公式サイト】
http://www.sakaiminato.net/c817/map/hamaloop/hamaloopbus/
鳥取・島根の電車・バス
縁結びパーフェクトチケット
出雲市・松江市・境港エリアの電車・バスが3日間乗り降り自由になるお得なチケットです。島根と鳥取を合わせて観光される方におすすめです。
【料金】
大人 3,000円
小人 1,500円
【販売期間】
ご利用日当日
【発売場所】
空港連絡バス車内など
【公式サイト】
https://www.san-in-tabi.net/ticket/enmusubi.html
鳥取のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
空港は鳥取空港、米子空港の2拠点がありますが、いずれも国内線で毎日就航しているのは東京(成田空港)のみです。
●東京(成田空港)から鳥取空港:約1時間20分(ANA)
●東京(成田空港)から米子空港:約1時間25分(ANA)
それ以外の地域からお越しの場合は、鉄道やバスの利用をおすすめします。
鳥取の気候はどうですか?
鳥取県は、春夏秋冬をはっきりと感じられる気候が特徴的です。鳥取砂丘のイメージから暑くて乾燥するというイメージがもたれやすいのですが、実際は雨も多く、乾燥しにくい地域です。
春秋は東京と比べても大きく気温差はないのですが、夏は暑く冬は雪が多く気温も氷点下に近づきます。大山付近の山岳部になると、さらに冬の冷え込みが激しくなります。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
都内からの旅行であれば、長距離移動となり移動時間だけで数時間かかり、日帰り旅行だと満喫できないこともあるので、最低でも1泊2日の旅行をおすすめします。
また、アクティビティの種類が豊富な上、観光スポットが東西に広がっているのである程度の日数を確保しておけば、もれなく鳥取県を堪能できるでしょう。
鳥取砂丘を歩いたり、大山ハイキングを楽しむ場合は旅の疲れを温泉で癒すプランもおすすめです。鳥取県内に複数の温泉が点在していることもあり、宿泊地を日替わりにすれば様々な温泉を楽しむことができます。
春はどのように楽しむのがおすすめですか?
鳥取県は季節の移ろいがはっきりしており、どの季節もそれぞれの楽しみ方ができます。
春は各地で桜が咲き乱れ、桜祭りや夜のライトアップも各所で開催されます。気候も比較的暖かく晴れの日も多いので、日本の春を感じるのにもってこいです。
そのほか、夏は鳥取砂丘もハイシーズンを迎え、賑わう季節です。気温も上がり、太陽によってジリジリと熱された砂丘が夏を感じさせてくれます。
鳥取砂丘近くで海水浴も楽しめるので、日本海を思う存分満喫してください。花火大会も各所で開催されているので、夜の風物詩としてプランにいれてみてはいかがでしょうか。
秋はなんと言っても紅葉狩りがおすすめです。特に大山周辺では、西日本随一と言われるほどの絶景を縁日とともに楽しむことができます。鳥取砂丘では夕日も名物で、秋の始まりは夕焼け風景を見に足を運ぶ人も多いです。
冬は鳥取県でしか味わえない海鮮グルメを存分に味わえる季節です。水揚げされて間もないズワイガニ、エビなど、別の地域では楽しめないものばかりが楽しめます。また鳥取砂丘では、雪景色が広がり圧巻の風景を見せてくれます。
冬限定開催のイルミネーションも山陰地域最大級の規模で毎年行われているので合わせてお楽しみください。