宮崎ってどんなところ?
宮崎県は九州地方の南東部に位置する県で、県庁所在地は県内中央部にある宮崎市です。県内には26の市町村があり、人口約109万人が居住しています。県北部は大分県、熊本県と隣接しており、県南部は鹿児島県と隣接しています。
沿岸部は太平洋に面し、美しく青い海が広がっています。県木である「フェニックス」が各地に植えられており、南国情緒豊かな雰囲気から「日本の南国」として知られています。
太平洋を流れる暖かい黒潮の影響で、一年を通して温暖な気候が特徴です。
また、年間の日照時間・快晴日数は全国でもトップクラスを誇っています。その温暖な気候を利用して、スポーツのキャンプ地やマリンスポーツの大会が開催されるスポットとしても有名で、中でもサーフィンのメジャーなサーフポイントとして高い人気があります。
冬季になると山間部では雪が積もるところもあり、日本最南端の屋外アイススケート場やスキー場でアイススケートやスキー、スノーボードを楽しむことができます。海や山など、色々なロケーションで様々なアクティビティを楽しめるのは宮崎県の大きな魅力のひとつです。
温暖な気候は宮崎の食文化にも大きく影響を与えています。
ビニールハウスを利用したピーマンやきゅうりなどの農作物の出荷量は全国トップクラスです。全国でも有名な完熟マンゴーの名産地として知られており、とろけるような甘さが魅力の宮崎産完熟マンゴーは国内産で最高級品と言われています。
その他にも、全国的にも有名な「宮崎牛」をはじめとして、豚肉や鶏肉などの畜産物が全国に出荷されています。「宮崎牛」は宮崎県内で生産肥育された黒毛和牛の肉質等級4等級以上の牛肉を指す、地域ブランドのひとつです。
5年に1度開催されている、全国和牛登録協会主催の和牛のオリンピックともいわれる「全国和牛能力共進会」という品評会で3大会連続で内閣総理大臣賞を受賞するなど、まさに厳選された美味しさを誇ります。
県内では新鮮な農畜産物を使ったグルメが各地で楽しめます。
今やおかずの定番である「チキン南蛮」の発祥の地である宮崎県には、噛むほどに旨味があふれる「地鶏の炭火焼」や、名物ブランド牛の「宮崎牛」を手頃に食べられるお店、郷土料理である旨味たっぷりでヘルシーな「冷や汁」、沿岸部ではシーズンになると「伊勢海老」や「カツオ」などの新鮮な魚介類を楽しむことができるなど、グルメスポットがあふれています。
宮崎グルメのお供に欠かせないお酒も、「芋焼酎」や「ワイン」など全国区で有名な県内ブランドが目白押しです。
酒造やワイナリーでの試飲イベントやグルメイベントなども開催されており、美味しいお酒が楽しめるのも宮崎の魅力。地元で味わうとまた格別の美味しさです。
また、宮崎県は「神話発祥の地」として数々の神話や伝説が残されています。県内各地に神話にまつわるスポットがあり、パワースポットとして有名な場所も多々あります。
日本有数の絶景である「高千穂峡」を有する県北部には天岩戸神話にまつわる地名が多く存在し、神秘的なスポットを巡ることができます。
宮崎旅行の見どころ
天孫降臨の地!パワースポット巡りができる
「神話のふるさと」として有名な宮崎県。県北部にある「高千穂」は高天原から神々が降り立った地として知られ、日本の創世記の様子を物語った神話「日本神話」にまつわるスポットが残っています。
スピリチュアルスポット・パワースポットとしても有名で、開運成就を祈願するために国内外から数多くの人々が訪れます。
また、県庁所在地である宮崎市にほど近い青島にある、恋愛成就で有名な「青島神社」や、宮崎市阿波岐原(あわきがはら)町にある「禊ぎ発祥の地」「祝詞発祥の地」といわれる「江田神社」、宮崎市神宮にあり、神武天皇が祀られている「宮崎神宮」など、市街地近くにもパワースポットがあり、観光をしながら巡ることができます。
宮崎市から青島を通り、海岸線に沿って県南部の日南市へ向かったところにある「サンメッセ日南」では、開運のジンクスがある7体のモアイ像を見ることができます。
左から仕事運、健康運、恋愛運、旅行運、結婚運、金運、学力アップの順番で並んでおり、背景には美しい海が広がる、写真スポットとしても人気のテーマパークです。
絶景を望みながら日南海岸沿いを進むと、国指定の名勝でもあり県南で最も有名な神社「鵜戸神宮」があります。日向灘に面した断崖の中腹にある洞窟内に本殿がある、珍しい神社です。
鹿児島県との県境を跨いで「霧島連山」が連なる県西部の都城市には、天孫降臨の地、霧島六社権現の一つである「東(つま)霧島神社」、そこから少し足を伸ばすと鹿児島県霧島市にある南九州屈指のパワースポットである「霧島神宮」へ行くことができます。
美しい自然をたっぷり堪能できる
宮崎県といえば、美しい海。快晴日数が全国でトップクラスを誇る宮崎県では、青い空に青い海がどこまでも続く素晴らしい景色をみることができます。
県内各地にビーチが存在し、透明度の高い美しい海に県木であるフェニックスやソテツの木が並ぶ光景は、まるで海外を訪れたかのような気分に浸れます。
また、山間部にもたくさんの魅力的なスポットがあり、県北部にある高千穂町国見ヶ丘では、シーズンになると眼下に雲が海のようにひろがる「雲海」を望めるほか、澄んだ空気の中で満天の星空を堪能することが出来ます。
県西部に跨る霧島連山に囲まれた標高1,200mの「えびの高原」は、日本で最初の国立公園に指定された霧島屋久国立公園の北部に位置しており、豊かな自然の宝庫として知られています。
高原内には火山湖が複数存在し、コバルトブルーやエメラルドグリーンの美しい湖面と季節ごとに変化する山のコラボレーションは素晴らしい眺望です。
県内には大自然の中で気軽に贅沢なキャンプを楽しめるグランピング施設も多数あり、宮崎の海や山の景色を堪能しながらのんびりと過ごしたい人にはぴったりのスポットとなっています。
美味しい食材の宝庫!絶品グルメが味わえる
宮崎県は農畜産業がとても盛んで、美味しい食材があふれています。そのため道端に無人販売の野菜があったり、直売所などがあるのですが、とても綺麗で立派な野菜がお安く手に入る恵まれた環境です。
ピーマンやきゅうり、ゴーヤやズッキーニは日本トップクラスの出荷量を誇っています。
新鮮な食材を使ったグルメが県内各地で食べられる宮崎は、まさに「グルメの宝庫」!
宮崎を代表する名物グルメの「チキン南蛮」はジューシーな鶏肉に、宮崎らしい濃いめの甘酢がたっぷり絡んで具沢山のタルタルソースとの相性もばっちり。県内各地の様々なお店で食べることができます。
都城市の「霧島酒造」が造る、深いコクと甘みを楽しめる芋焼酎の「霧島」にもぴったりな、「地鶏の炭火焼き」も炭火の香ばしさと鶏肉のジューシーな旨味がたまらない、宮崎を訪れたら食べておきたい名物グルメです。
また、郷土料理の「冷や汁」や、都内でも人気の「辛麺」など、宮崎ならではの絶品グルメスポットが満載です。
温暖な気候でスポーツを楽しめる
一年中温暖な気候の宮崎は「スポーツランドみやざき」を推進するなど、県をあげてスポーツキャンプや大会、イベントの誘致がなされています。
毎年、プロ野球やJリーグのキャンプが行われることでも有名です。人気選手の練習風景を間近で見ることができるため、全国各地から多くのファンが訪れます。
また、太平洋に広く接した立地を持つ宮崎では、マリンスポーツが盛んに行われています。なかでもサーフィンは県北部から県南部まで広くサーフポイントが点在していることもあり、サーフィンを目的として移住をする人がいるほどの人気スポットとなっています。
水質、波、景観も良く、サーフィンをするのに最適な環境が整っており、サーフポイントの近くにはサーファー向けのゲストハウスやホステルなどがあるので利便性もとても良いです。
ボードやウェアのレンタルができるサーフショップもたくさんあり、身ひとつで訪れても思いきりサーフィンを楽しむことができます。
2019年9月には、世界最大級のサーフイベント「ワールドサーフィンゲームス」が行われ、国内外から約8万8千人もの人々が来場し、盛り上がりを見せました。
SNS映えなスポットがたくさん楽しめる
青く広い海と空が広がり、自然豊かな宮崎にはたくさんのフォトスポットがあります。宮崎旅行の定番である「高千穂峡」では、天からの水が降り注ぐような神秘的でフォトジェニックな写真を撮影することができます。
自然だけでなく、SNS映えするおしゃれなスポットもたくさんあるので、旅行の思い出を写真に収めたい方にはぴったりな旅行先です。
宮崎市青島にある青島海岸には、海岸沿いにフェニックスが並び、「幸せの黄色いポスト」や「トゥクトゥク」など南国情緒あふれる色鮮やかなフォトスポットがたくさんあります。
夏季になると毎年開催される「青島ビーチパーク」もSNS映え抜群のイベントです。
南部平野部エリア(日南・串間)
宮崎県南部の海岸線に位置する「南部平野部エリア」には日南市、串間市などがあります。絶景のオーシャンビューを堪能できる「日南海岸」や、モアイ像で有名な「サンメッセ日南」など、南国ムードが感じられるスポットが満載です。
沿岸部をはしる国道沿いに観光名所が並んでいるので、レンタカーやバスを利用してスムーズに観光をすることができます。
日南海岸
宮崎市の南部から都井岬までの沿岸部をはしる国道220号線と448号線は、「日南フェニックスロード」と呼ばれる絶景のドライブコースです。日本の道100選のひとつに選ばれています。
「青島神社」や「鵜戸神宮」、「道の駅フェニックス」や「サンメッセ日南」など、観光名所が点在しているので、宮崎旅行には欠かせないスポットとなっています。
鵜戸神宮(うどじんぐう)
日南市にある「鵜戸神宮」は、御祭神に「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」を祀る神社で、「鵜戸さん」の愛称で親しまれています。御本殿は日向灘に面した崖の中腹部分にある、自然にできた洞窟の中にあります。
奇岩や怪礁が連なる絶壁と、青く美しくどこまでもつづく海、波状岩に砕ける白波を望むロケーションの中に、朱塗りの色あざやかな神門が映えてとてもフォトジェニックなスポットとなっています。
鵜戸神宮の御神徳は、縁結び・安産・育児・海上安全と言われています。
日本書紀に登場する女神「豊玉姫命」が御子の育児のために両乳房をくっつけていかれたと伝えられている「おちちいわ」は安産・育児を願う人々が多く訪れます。
また、豊玉姫が竜宮から乗ってきたと伝えられる「霊石亀石・桝形岩」の窪みに向かって「運玉」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うと言われています。
サンメッセ日南
日南海岸を望む220号線沿いにある「サンメッセ日南」では、イースター島から世界で唯一正式な許可を得て復元されたモアイ像を見ることが出来ます。
7体のモアイにはそれぞれ左から、仕事運、健康運、恋愛運、全体運(夢叶う)、結婚運、金運、学力アップの開運のジンクスがあるといわれ、多くの観光客がお目当てのモアイ像と共に写真を撮る光景が見られます。
背景は青い海と青い空がどこまでも広がり、まるで日本ではないかのようなスケールの大きさでSNS映え抜群のフォトスポットとなっています。
園内には「モアイと海を見るヴォワイアン」というカラフルな作品が色々なところで見られるほか、「太陽の丘」や「蝶の地上絵」、「地球感謝の鐘」などの見どころがたくさんあります。
丘の上にある「センタープラザ」内にはレストランやギャラリーが併設されていて、1日を通して楽しむことができます。
飫肥(おび)
日南市にある「飫肥」は、1588(天正16)年から明治初期までの280年間、城下町として栄えた町です。今も武家屋敷を象徴とする門構えや、漆喰塀が残る町並み、風情ある石垣が残されており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
江戸時代を彷彿とさせる町並みがいたるところで楽しめるのが魅力で、商人町通りには樽を店頭に置いた商家や、番傘を飾った商家、格子に壁燈籠など、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
飫肥藩主であった伊東家の歴史を綴る貴重な資料が展示されている「飫肥城歴史資料館」では、歴史的資料220点を見ることが出来ます。
また、飫肥で有名なグルメ「厚焼き玉子」は殿様に献上された歴史ある一品で、プリンのような口当たりと上品な味わいは絶品です。新鮮な小魚のすり身に豆腐と黒砂糖、味噌を加えて菜種油で揚げた「飫肥天」も飫肥を訪れたら味わいたいグルメのひとつです。
お土産には最中のようなパリッとした軽い食感の生地を砂糖蜜で貼り合わせた、「飫肥の手焼きせんべい」がおすすめです。ふわっとした口溶けと、上品な甘さが特徴で、お茶受けや贈答用に日南を代表するお菓子として根付いています。
幸島
串間市の石波海岸から約400mほど沖にある、周囲約4kmの「幸島」は、約100匹ほどの野生のニホンザルが生息している小島です。
「幸島渡し」という渡船を利用して島に行くことが可能で、サルたちを間近で見ることが出来ます。幸島のサルはサツマイモを水で洗って食べるなど「文化を持つサル」として世界的にも有名で、島内には京都大学の霊長類研究施設が設けられています。
時間帯によってはサルが森の中に隠れてしまうため、サルを見学したいのであれば午前中を目安に渡航すると良いそうです。
都井岬(といみさき)
串間市にある「都井岬」は広く美しい太平洋に面する岬で、御崎馬(みさきうま)という純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されている馬が生息しています。
青々とした草地に放牧されている馬と背景に広がる太平洋の様子は神秘的で、思わず写真に収めたくなる美しさです。
また、岬のジオラマや人と馬の歴史、馬の視界模型や食物連鎖などが展示される「都井岬ビジターセンター」もあります。
宮崎県の最南端に位置する「都井岬灯台」は白亜の美しい灯台で、九州で唯一の参観可能な灯台です。入り口のそばには都井岬で一番の老舗の「前田商店」があり、焼き団子や焼きイカ、焼きとうもろこしなどが販売されています。
県央エリア(宮崎・綾)
宮崎県の県庁所在地である宮崎市、照葉樹林の広がる東諸県郡綾町(ひがしもろかたぐんあやちょう)などがある県央エリア。宮崎観光には外せない、SNS映え抜群なスポット満載の「青島」や「フェニックス・シーガイア・リゾート」も、宮崎市の沿岸部にあたります。
宮崎市街地には、県内の大きなお祭りが開催されるメインストリート「橘通り」や、宮崎最大の歓楽街でありニシタチの愛称で知られる「西橘通り」など、イベントやグルメを堪能できるスポットが集中しています。
青島
青島は周囲1.5kmほどの小さな島で、周りを奇岩「鬼の洗濯板」に囲まれています。宮崎の定番観光スポットです。島と海水浴場が「弥生橋」という橋でつながっており、徒歩やトゥクトゥクで島内へ行くことができます。
島内には亜熱帯性植物が生い茂っており、南国ムードたっぷりの雰囲気です。
青島の中にある神社「青島神社」は縁結びの神社として知られています。また、様々な神事があり、まるでテーマパークのように楽しめる神社です。御祭神はヒコホホデミノミコト(山幸彦)、トヨタマヒメ(豊玉姫、山幸彦の妻、海神の娘)、シオツチノオキナ(塩土の翁)とされています。
ビーチの近くには四季折々の花々が見られる「宮交ボタニックガーデン青島」や、パークゴルフを楽しめる「こどものくに」など、様々なスポットがあります。
みやざきアートセンター
宮崎市の市街地中心部にある「みやざきアートセンター」は、展示スペースや小規模ホールなどを備えた、宮崎市中心市街地の活性化のシンボルとして建てられた文化公共施設です。市民が気軽に利用できる「まちなか」の活動拠点として活用されています。
展示スペースでは様々な展示会やイベントが開催され、県内外のアーティストの展覧会や人気アニメの体験型イベントなど、毎回たくさんの来場者で賑わいます。
1階の「太陽の広場」はミニコンサートやダンスのイベント、物産品の展示即売会なども開催されるスペースで、不定期でイベントが行われています。また、広場には常時「ストリートピアノ」が設置されており、だれでも利用することができます。
2階には商業施設があり、3階には交流サロンやキッズルーム・プレイルームが設けられています。プレイルームにある遊具は宮崎県の杉が使用されており、他にも絵本や児童書が取り揃えられているなど、お子様に優しい空間となっています。
授乳室も完備されているので、赤ちゃんを連れたお母さんも安心して過ごすことができます。
4階、5階はアートスペースやライブラリなどがあり、定期的に展覧会などが開催されています。また、屋上には天然芝が敷き詰められた屋上庭園があり、のんびりとピクニックをすることもできます。
フローランテ宮崎
宮崎市山崎町にある「フローランテ宮崎」は四季を通して色とりどりの植物を楽しめる、都市緑化植物園の機能をもつ都市公園です。世界に誇る「花のまちづくりの推進拠点」として、多彩なイベントが催されています。
春はペチュニアやチューリップをメインとした花の祭典「春のフローラル祭」が行われ、夏にはたくさんのランタンで異国情緒たっぷりな「フローランテの夕涼み」が行われます。毎年8月には夜空がランタンで彩られるなか、宮崎の夏の風物詩となったイベント「みやざきグルメとランタンナイト」が開催され、期間中は多くの人々で賑わいます。
また、秋はサルビアなどを中心とした「秋のガーデン」、冬は毎年恒例となった「イルミネーション・フラワー・ガーデン~ひかりのはなぞの~」が開催されます。園内を色とりどりの花とイルミネーションが彩り、ワークショップやキッズイベントが行われるなど、毎年大盛況のイベントとなっています。
フェニックス自然動物園
フェニックス・シーガイア・リゾートに隣接するフェニックス自然動物園は、約100種、1,500点の動物が飼育されている、宮崎県下最大の動物園です。園内には動物園と遊園地、夏季限定の流れるプールが併設されており、昔から県民に愛され続けています。
飼育数日本一のフラミンゴたちが行う「フライング・フラミンゴショー」は見応え抜群です。また、レッサーパンダやアジアゾウ、マサイキリンやシマウマなど、可愛い動物たちを間近で見ることができます。
ゾウさんとお散歩ができる「ゾウさんのお散歩」イベントや、ウサギやヤギとふれあえる「こども動物村」など、小さなお子様から大人まで楽しめる要素がたくさんの動物園です。
園内からは太平洋を望むことができ、ロケーションも抜群です。レストランやショップなどもあるので、1日を通して楽しむことができます。
フェニックス・シーガイア・リゾート
宮崎市山崎町にある「フェニックス・シーガイア・リゾート」は宮崎を代表するリゾート施設です。地上154mの「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は全室がオーシャンビューのリゾートホテルで、雄大な太平洋と松林が広がる景色を望むことができます。
また、コンドミニアム型のホテル「ラグゼ一ツ葉」や、別荘感覚で滞在できる「コテージ・ヒムカ」などの宿泊施設のほか、究極のスパリゾートを体験できる「バンヤンツリー・スパ」やミネラル豊富な泉質とロケーションが魅力の温泉施設「松泉宮」などが併設されています。
非日常を楽しめる、宮崎の魅力がたっぷりつまった究極のリゾートスポットです。
イオンモール宮崎
宮崎県最大の規模を誇る商業施設「イオンモール宮崎」は、宮崎市新別府町にあります。
2018年に新棟のサウスモールが増床され、既存棟であったノースモールとの間には「hinata TERRACE」という中庭が設けられています。太陽の光をたっぷり浴びながら遊べる大きな滑り台や噴水があり、小さなお子様から楽しめる空間となっています。
約250の専門店が並んでおり、家族みんなで楽しめるショッピングモールです。
綾の照葉大吊橋
東諸県郡綾町の本庄川に架かる「照葉大吊橋」は長さ250m、高さ142mの歩行者専用吊り橋です。足元の一部が網状になっていて、スリル感抜群の観光スポットです。
景観も素晴らしく、照葉樹が広がっています。森林浴をたっぷり楽しみながら、遊歩道を散歩するのもおすすめです。
蔵元 綾 酒泉の杜
東諸県郡綾町にある「酒泉の杜」は、名水「綾の湧水」を使用してお酒造りを行う「雲海酒造」の焼酎蔵、清酒蔵、ワイナリー、ビール醸造所などが見学できるほか、レストラン、ガラス工芸館、温泉・宿泊施設などが併設された全国でも珍しい「お酒のテーマパーク」です。
ショップでは宮崎の名産品や雲海酒造のお酒が購入できるほか、ワインや焼酎、梅酒などの試飲を楽しむことができます。
南部山沿いエリア(都城・えびの・小林)
宮崎県でも鹿児島県寄りに位置する「南部山沿いエリア」には、芋焼酎で有名な霧島酒造やふるさと納税でも知られる都城市、緑豊かな高原の絶景を楽しめるえびの市などがあります。
少し足を伸ばせば「霧島温泉郷」や「霧島神宮」などの鹿児島の有名な観光スポットにも行くことができるので、南九州を周遊する旅行を計画するには、利便性の良いエリアです。
霧島ファクトリーガーデン
都城市にある「霧島ファクトリーガーデン」は、芋焼酎「霧島」や「黒霧島」で全国区でも有名な霧島酒造株式会社が運営する、ガーデンパークです。
見学が可能な本格焼酎の醸造施設をはじめとし、焼酎の歴史を学べる文化施設やイベント・スポーツ施設、クラフトビールや地元食材を楽しめるレストランや焼酎のもろみを使用したパンが味わえるパン屋さんも併設されています。
また、春と秋にはお祭りが開催され、毎年県内外から多くの人々が訪れ賑わっています。
パーク内には焼酎の製造にも使用されている霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を汲むことができる「霧島裂罅水の泉」が無料開放されており、その場で味わうことも、持ち帰ることも可能です。
関之尾の滝
宮崎を代表する大淀川の支流、庄内川にかかる「関之尾の滝」は都城市関之尾町にある観光名所です。幅40m、高さ18mの大滝と、男滝・女滝の3つからなっています。滝の目の前に吊橋がかけられており、しぶきが飛んでくるほど間近で滝を見ることができます。
滝の上流には、長さ600m、最大幅80mにわたって甌穴群が広がっています。国の天然記念物に指定されており、世界に類をみない規模と甌穴の数が多いことで有名です。
上流にはコテージやテニスコート、バーベキューやそうめん流しが楽しめる「緑の村」があります。
都城島津邸
「島津家発祥の地」として有名な都城にある、「都城島津邸」は都城市早鈴町にあります。島津邸所蔵の貴重な史料が見られる「都城島津伝承館」をはじめとし、1867(慶応3)年築の建物である剣道場、石蔵、 厩(農芸館)、御門、外蔵などを見ることができます。
そして登録有形文化財として登録されている「都城島津家住宅主屋」と立派な日本庭園があります。
邸内の石蔵にはカフェも併設されており、都城の歴史や文化に触れながら、美味しいランチやスイーツを楽しむことができます。
しゃくなげの森
都城市のお隣、北諸県郡三股町長田にある「しゃくなげの森」は日本一の植栽数、品種数を誇る観光シャクナゲ園です。また、ヤマメの養殖も行っており、釣堀で釣ったりつかみどりしたヤマメをその場で焼いて食べることもできます。
「幻の尺ヤマメ」から採れる卵がまるで黄金のイクラのようで、テレビでも取り上げられるほどの人気を博しています。有名店でも使用される高級食材で、わずかな量しか採れない「黄金イクラ」はまさに絶品です。園内のレストランでは、贅沢に使用した「黄金イクラ丼」を味わうことができます。
また、水の美しさを誇る三股町ならではの天然の川遊びの体験もすることができ、小さなお子様連れでも楽しめる施設となっています。
生駒高原
小林市にある「生駒高原」は霧島山の麓に広がる高原で、秋には毎年一面に100万本のコスモスが咲き誇ることで知られています。また、春先にはカリフォルニアポピーやアイスランドポピー、夏頃にはサルスベリ、アメリカフヨウ、サルビアを楽しむことができます。
100万本のコスモスが見られるのは秋頃で9月下旬から10月下旬までコスモス、9月中旬から10月下旬までキバナコスモスを見ることができます。
また、秋は周辺で果物狩りが盛んに開催されており、りんごやぶどう、梨などの収穫体験をすることができます。
えびの高原
九州南部に広がる霧島連山の韓国岳、甑岳、蝦野岳、白鳥山に囲まれた盆地状の高原「えびの高原」は、国で最初に国立公園に指定された霧島屋久国立公園の北部、標高1,200mに位置しています。
豊かな自然の宝庫として知られ、人気の観光スポット、トレッキングスポットとして毎年多くの観光客が訪れます。
周囲を大小20以上の火山に囲まれる高原内には、不動池、白紫池、六観音御池などの火山湖が点在しており、コバルトブルーの神秘的な火山湖は必見です。
また、国や県の天然記念物に指定された貴重な動植物が数多く存在する、宮崎県でも屈指の自然観光の名所となっています。
高千穂牧場
雄大な霧島連山の麓に広がる「高千穂牧場」は、牛や馬、羊など大自然でのびのびと育った動物たちとふれあったり、手作り体験や牧場見学、工場見学などができる観光牧場です。
牧場内にはジンギスカンや焼肉を楽しめる「まきばのレストラン」や、霧島山を眺めながら食事が出来るフードコートなどがあり、なかでも牧場でしか味わえない濃厚なソフトクリームはお子様はもちろん、大人も夢中になるほどの美味しさです。
園内の売店にはお土産にも最適な商品がずらりとならんでいます。特に牛乳や瓶入りヨーグルトが人気で、そのほかにもチーズやウインナーなどの加工食品も販売されています。
グリーンパークえびの
大きなコカ・コーラが目印の「グリーンパーク・えびの」はえびの市にある多目的施設です。コカ・コーラボトラーズジャパンの工場ではコカ・コーラ社の製品ができる様子や、コカ・コーラの歴史を学ぶことができます。
マニアにはたまらないコレクションギャラリーでは、130年の歴史を感じられる貴重なコレクションが約700点以上展示されています。アメリカで実際に使用されていた機材や、時代の移り変わりを感じる看板、自販機など、童心にもどってしまうような空間が広がっています。
コーク館の横にはフラワーガーデンが広がっており、夏には満開のひまわり、秋にはコスモスが咲き誇ります。
北部平野部エリア(日向・西都・延岡)
サーフィンのまちとして有名な日向市、古墳群の広がる西都市などがある「北部平野部エリア」は自然豊かな観光スポットが点在するエリアです。
市をあげてサーフィン情報を発信する日向市には、沿岸部にサーフショップやサーファー向けの宿泊施設などが点在し、文字通りのサーフ天国となっています。また、「馬ヶ背」や「クルスの海」などの美しいオーシャンビューを堪能できる観光スポットも充実しています。
馬ヶ背
日向市細島にある日向岬の景勝地「馬ヶ背」は日向を代表する観光スポットです。柱状節理のリアス式の海岸線が広がっている光景はとても見応えがあります。馬ヶ背展望所からの絶景は迫力満点で、日本一の高さを誇る70mの断崖絶壁には圧巻です。
「馬ヶ背」という名は、岬全体が馬の背に似ていることが由来とされているそうで、岬の先端部分からは地球の丸みを感じられるどこまでも海が広がる壮大な光景を望むことが出来ます。
西都原古墳
西都市にある「西都原古墳」は国の特別史跡に指定されている古墳群です。南北4.2km、東西2.6kmにわたり、300基以上にも及ぶさまざまな形の古墳が点在しています。中には内部の様子を見学することができる古墳もあり、学びながら楽しむことができるスポットです。
敷地内には貴重な出土品が陳列されている「西都原考古博物館」や、物産販売やレストランが併設されている「西都原ガイダンスセンターこのはな館」があります。
宮内庁が管理する陵墓参考地である「女狭穂塚(めさほづか)」「男狭穂塚(おさほづか)」など、必見のスポットが満載です。
また、春先には一面に広がる菜の花畑と桜の花の美しいコラボレーションを見ることができ、花見のスポットとしても有名になっています。
クルスの海
日向市細島にある「クルスの海」は「訪れると願いが叶う」という言い伝えのある名勝です。展望台から海を見下ろすと、岩の形状が「叶」と言う字に見えることからその言い伝えが生まれたそうです。
訪れた人々の願いや希望を天に託すため、「クルスの鐘」が設置されています。絶景のパワースポットで、願いをこめて鐘を鳴らしてみてはいかがでしょうか。
愛宕山
延岡市の市街地南部にある「愛宕山」は標高約251mの山で、展望台からの夜景が有名なスポットです。
県内で唯一「日本夜景遺産」に認定されており、延岡市街地を360度見渡すことができます。夜景だけでなく、日中は天気に恵まれれば四国を肉眼で見ることができるそうです。
また、日本神話に登場するニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが出会い結婚した地として伝えられていることから、神話にちなんだモニュメントが設置されています。
北部山沿いエリア(高千穂・五ヶ瀬)
日本神話発祥の地として有名な、宮崎のメイン観光地でもある高千穂町。美しい渓谷でマイナスイオンをたっぷりと感じられる「高千穂峡」や、日本書紀に記された「天岩戸神社」など、豊かな自然や歴史を感じられるスポットがたくさん存在しています。
そんな観光地が目白押しの高千穂町を有する「北部山沿いエリア」は大分県寄りの宮崎県の北に位置し、日本最南端のスキー場とされる「五ヶ瀬ハイランドスキー場」のある五ヶ瀬町など、アクティビティがいっぱいのエリアです。
高千穂峡
宮崎県で最も有名な観光地「高千穂峡」は西臼杵郡高千穂町にあります。五ヶ瀬川にかかる柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷で、国の名勝、天然記念物として指定されています。
日本の滝百選に選ばれた「真名井の滝」は必見のスポットです。渓谷には貸しボートで降りることもでき、間近でそのパワーを体感することができます。
神話に由縁のある「おのころ島」や「鬼八の力石」、「月形」などが点在しているので、ハイキング気分で遊歩道を散策するのもおすすめです。
高千穂神社
約1,900年前の垂仁天皇時代に創建された「高千穂神社」は、全国各地からたくさんの人々がお参りに来るほど有名な神社です。高千穂郷八十八社の総社とされ、本殿と所蔵品である「鉄造狛犬一対」は国の重要文化財に指定されています。
縁結び・厄祓・諸願成就・夫婦円満・農産業の御利益があるとされ、御神木の秩父杉は樹齢800年を超えるといわれています。
また、境内には「夫婦杉」という2本の杉があり、幹がつながった巨樹のまわりを夫婦や恋人、友達と手をつないで3周まわると、縁結びや子孫繁栄、家内安全の3つの願いが叶うといわれているそうです。
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)
「天岩戸神社」は、日本書紀にて皇祖天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)が身を隠した場所として記された、神話に由縁のあるスポットです。天岩戸神話の舞台となった場所として県内外から多くの観光客が訪れています。
天岩戸と呼ばれる洞窟をご神体として祀っており、洞窟内には多数の小石が積み上げられています。「願いをこめて小石を積むと願いが叶う」と言い伝えられていることから、多くの人が小石を積み上げていくそうです。
高千穂あまてらす鉄道
旧TR高千穂鉄道を公園化した「高千穂あまてらす鉄道」は、105mの鉄橋から壮大な景色を楽しみながらグランドスーパーカートの旅をしたり、旧高千穂鉄道時代に使用していたディーゼルカーを実際に自らの手で運転したりできるアトラクション満載の公園です。
また、園内には不定期に設置される保線用カートやふわふわなどの遊具、ブランコやジャングルジムなどの公園遊具を楽しめるスペースもあります。高千穂鉄道駅時代に使用されていた機器や資料なども展示されており、鉄道ファン必見のスポットとなっています。
国見ヶ丘
標高513mの雲海の名所として知られる「国見ヶ丘」。雲海の見頃は秋頃から初冬で、天気が良く風の吹かない冷え込んだ日の早朝に見ることが出来ます。高千穂盆地や周りの山々を霧が覆い隠す光景は、幻想的でまるで墨絵のように見えるそうです。
タイミングが合えば見られる貴重な雲海を、是非神話発祥の地である宮崎で見てみてはいかがでしょうか。
宮崎のご当地グルメ
チキン南蛮
グルメの宝庫として有名な宮崎でも、最もイメージされるのが「チキン南蛮」ではないでしょうか。
ジューシーに揚げた鶏肉を、甘酸っぱい南蛮酢に漬けて具がたっぷりのタルタルソースを乗せたチキン南蛮は、県内だけでなく全国的にも愛されているご当地グルメのひとつです。宮崎県民のソウルフードとして、県内各地の様々なお店で提供されています。
なかでも、チキン南蛮発祥の名店「おぐら」は、市内に2店舗を展開している人気店です。いつも多くのお客さんで賑わっています。
宮崎牛
宮崎のブランド牛として名高い「宮崎牛」は、厳しい条件をクリアした牛肉のみが名乗れる高品質なブランド牛肉です。
「肉質等級が4級以上のもの」という条件が課せられているので、霜降りの具合、肉の色沢、肉の締まりとキメ、脂肪の色沢とどれをとっても最高の美味しさを約束された宮崎の自慢のグルメです。
「和牛のオリンピック」と称される全国和牛能力共進会で見事3大会連続で内閣総理大臣賞を受賞するなど、全国的に見ても高い品質が証明されています。
宮崎県に来たら是非、宮崎牛を堪能することをおすすめします。
地鶏の炭火焼
宮崎のお酒のお供といえば、「地鶏の炭火焼」です。噛むほどにジューシーな旨味があふれ出る宮崎地鶏は、炭火で焼いた香りが香ばしく、焼酎やビールのお供にぴったり。
県内各地の色々なお店で提供されており、県内で開催されるお祭りなどでは、目の前で豪快に炭火で焼き上げたあつあつの地鶏の炭火焼を食べることが出来ます。
辛麺
宮崎のご当地麺といえば、「辛麺」です。都内にも宮崎の辛麺のお店が進出するなど、新ジャンルのラーメンとして人気を誇っています。
延岡市にある「辛麺屋 桝元」が発祥とされ、県内に10店舗以上、その他九州だけでなく関西や関東にも進出する人気店です。麺は中華麺やうどんなどから選べるのですが、基本は「こんにゃく麺」。そして、たっぷりのにんにくに挽き肉、ニラと卵がトッピングされています。
辛さが0から50倍(一部店舗)まで選べるので、辛いもの好きな人はやみつきになること間違いなしです。辛いのが苦手な方も、秘伝のオリジナルスープは旨味たっぷりなので十分美味しくいただけます。
冷や汁
宮崎の代表的な郷土料理である「冷や汁」は、焼いたアジやイワシをほぐし、ゴマを炒ったものと焼き味噌をすり合わせてのばした汁にきゅうりや豆腐、青じそなどの薬味をいれてほかほかのごはんにかけていただく、宮崎の夏の風物詩です。
起源は鎌倉時代とされ、僧侶によって全国に流布したものが気候や風土に適した宮崎に残り、原形から姿を変えないまま伝えられたとされています。
食欲が衰えてしまう暑い夏の時期でも、さらさらと食べられる冷や汁は、南国宮崎ならではのご当地グルメです。宮崎を訪れた際は是非、本場の冷汁を食べてみてください。
焼酎
焼酎大国とも言われる九州は、各地で様々な特色のある焼酎が造られています。
なかでも宮崎県は、全国的な焼酎ブームの火付け役にもなった芋焼酎の「霧島」を製造する「霧島酒造」や、すっきりとした甘い味わいが特徴の「木挽ブルー」を製造する「雲海酒造」など、ご当地焼酎を造る有名な会社が数多く存在します。
お土産にもおすすめですが、宮崎のグルメと一緒に焼酎を味わうのもまた格別でおすすめです。
宮崎への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機
- 東京から宮崎空港まで約1時間40分
- 大阪から宮崎空港まで約1時間05分
- 福岡から宮崎空港まで約45分
鉄道
- 東京駅から宮崎駅まで約9時間08分(新幹線のぞみー新幹線さくらー特急きりしま)
- 大阪駅から宮崎駅まで約6時間33分(東海道・山陽本線快速ー新幹線さくらー特急きりしま)
- 福岡空港駅から宮崎駅まで約3時間59分(福岡市営空港線ー新幹線さくらー特急きりしま)
- 鹿児島中央駅から宮崎駅まで約2時間12分(特急きりしま)
フェリー
- 神戸港から宮崎港まで約13時間30分
宮崎カーフェリー公式HP
宮崎空港・宮崎駅を紹介
宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)
宮崎の海の玄関口である「宮崎空港」は「宮崎ブーゲンビリア空港」の愛称で親しまれています。宮崎市の南部、海岸地帯にあり、宮崎市の中心部からは約5kmほどの位置にあります。
1階はチェックイン・到着ロビー、2階は出発ロビー・売店、3階はレストラン街、屋上はエアプレインパークが設置されているターミナルビルに、JR宮崎空港線が接続されています。
市街地までは宮崎交通の路線バス、JR九州の鉄道を使ってのアクセスが可能です。また、空港からはプロ野球の巨人軍がキャンプ地として使用する宮崎県総合運動公園や、県南部の青島・日南市方面、県西部の小林・都城方面への路線バスも出ています。
【公式HP】
宮崎ブーゲンビリア空港
宮崎駅
JR九州の「宮崎駅」は県庁所在地である宮崎市の代表駅です。全列車が停車する、宮崎で一番大きな駅で、特急「海幸山幸」「きりしま」の全列車と「ひゅうが」「にちりん」の一部が宮崎駅発着で運行されています。
西口、東口にそれぞれバス乗り場が設置されており、県外高速バスは一部を除いて全てここから発着します。
駅構内は北館・南館で構成されており、宮崎グルメをたのしめるレストランやお土産店、ファストフード店、コンビニ、コインロッカーなどが並んでいます。
2020年秋には西口に「アミュプラザ宮崎」が開業され、約50店舗の商業施設やシネコン、オフィスが入居予定です。宮崎駅の大型再開発プロジェクトとして注目を集めています。
【公式HP】
宮崎駅 えきマチ1丁目宮崎
宮崎の年間イベント情報
1月
青島裸まいり
宮崎市青島で毎年成人の日に行われる「青島裸まいり」は寒風のなか海水で身を清める神事「新春の禊(みそぎ)」です。この夜に参拝すれば、お百度参りの10回分に相当する、と伝えられているそうです。
1月の冷たい風がふく中、海水に入って身を清めるという神事は全国的にも珍しく、貴重な文化とされています。
当日は数に限りがありますが、見学者にあたたかいおしるこもふるまわれます。
2月
プロ野球春季キャンプ
毎年多くの人が県内外から訪れる「プロ野球春季キャンプ」。読売ジャイアンツ、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズと人気のプロ野球3球団が同時にキャンプを行うのは全国で宮崎市だけ、とあって、宮崎市をあげて大変盛り上がるイベントです。
期間中は特設サイトが開設され、球団のキャンプスケジュールやキャンプ地マップ、ファンサービス情報などが配信されます。
プロ野球選手の練習風景が間近で見られたり、ファンサービスで触れ合えるなど、全国の野球ファンが憧れる一大イベントとなっています。
3月
雛祭りの催し(綾・飫肥)
東諸県郡綾町では、3月になると地元の伝統文化である「綾のひな山」が町内各地に設置され、綾雛山まつりが開催されます。綾のひな山とは、自然の中にそれぞれの趣向を凝らした雛壇を飾りつける独特の文化で、女の子のすこやかな成長や末永く幸せにとの願いが込められています。
町内の様々な商店や家々に展示されているので、自然あふれる綾町を散策しながら見学してまわってみてはいかがでしょうか。
4月
青島ビーチパーク
毎年4月頃から青島海水浴場に特設される「青島ビーチパーク」は夏の宮崎を存分に楽しめるイベントが盛りだくさんのスポットです。話題のお店のポップアップストアが数店舗展開され、ビーチでハンバーガーやピッツァなどのグルメを楽しんだりショッピングを楽しむことができます。
また、スケートボードジャムセッションや、フリーマーケット、シーカヤック&アウトリガーカヌー体験、ビーチサイドシネマ、花火などが企画され、9月の秋口に入った頃に終わりを迎えるまで、様々なイベントが行われます。
SNS映え抜群スポットも満載なので、夏の宮崎旅行の際は是非、思い出を残しに訪れてみてはいかがでしょうか。
みやざき国際ストリート音楽祭
宮崎市の中心市街地にある橘通りで行われる「みやざき国際ストリート音楽祭」は、2019年で14回目の開催を迎えた宮崎の春の風物詩です。
多彩なアーティストやミュージシャンが訪れるほか、地元学校の吹奏楽部や米国空軍太平洋音楽隊など、全国から出演者が訪れ、宮崎の街を音楽でいっぱいにします。
当日は交通規制が行われ、歩行者天国になった通りに各ステージが設置されます。街中で聴こえる様々な音楽に触れながら、宮崎の街を歩いてみてはいかがでしょうか。
5月
宮崎みなとまつり
毎年5月に宮崎港で行われる「宮崎みなとまつり」は、ステージイベントや体験航海、海鮮バーベキューなどのグルメを楽しめるイベントです。
オープニングセレモニーからはじまり、様々なステージイベントが行われるなか、「海上自衛隊輸送艦くにさき」が来航したり、会場内特設リングにて「海鮮プロレス」が開催されるなど、様々な催しを楽しめます。
また、先着で限りはありますが、「魚のつかみどり」は獲った魚をプレゼントしてもらえるなど、港ならではのイベント満載です。
お子様から大人まで1日楽しめるイベントとなっています。
6月
六月灯
「六月灯」は主に南九州の旧薩摩藩領だった地域で旧暦の6月(現在は主に新暦7月)に県内の神社や寺院にて無病息災・豊作を祈る夏祭りが行われる夏の風物詩です。「ろっかっとー」や「ろっがっどう」などの呼び名で昔から地域に親しまれています。
何十年、何百年と大切にされている行事で、時期が来るとほとんど毎日のように夏の夜空に花火が上がる光景がみられます。
また、毎年7月8日・9日に都城市で開催される「都城六月灯おかげ祭り」は、都城の総鎮守(そうちんじゅ)と言われている神柱宮(かんばしらぐう)の六月灯に合わせて行われるお祭りで、燈籠山車や御輿の宮入りが披露され、毎年多くの人々で賑わいます。
7月
まつりえれこっちゃみやざき
毎年7月中旬に行われる「まつりえれこっちゃみやざき」は、中心市街地の各所にステージが設けられ、ダンスコンテストや市民総出の踊りが披露されるなど、宮崎の夏を熱く盛り上げるイベントが満載のお祭りです。
当日は交通規制が行われ、県庁前の楠並木通りやメインストリートの橘通り一帯が歩行者天国になります。様々なグルメが食べられる屋台や、協賛企業のブースなどでお祭りの醍醐味のグルメを堪能できるほか、太鼓の演舞、書道パフォーマンスなどの催しを楽しめます。
8月
みやざき納涼花火大会
2019年で71回目の開催を迎えた「みやざき納涼花火大会」は宮崎市で行われる歴史ある花火大会です。スターマインや仕掛け花火など、趣向を凝らした花火が約1万発打ち上げられ、宮崎の夜空を彩ります。
宮崎県を代表する一級河川である「大淀川」に、大型仕掛け花火のナイアガラが流れるフィナーレの景色は圧巻です。メインの会場と花火の打ち上げ場所が近いので、視界いっぱいに広がる光と、体の心まで響く音を体感することができます。
メイン会場ではダンスや太鼓の演奏が披露され、最高のポイントで花火を鑑賞できる有料観覧席も用意されています。毎年混むことは確実ですが、大淀川沿いに建つホテルの部屋からゆっくりと鑑賞するのもおすすめです。
まつり宮崎
毎年8月の中旬に2日間に渡って開催される「まつり宮崎」は約15万人以上の人々が県内外から訪れる宮崎の夏の一大イベントです。毎年、豪華なゲストがステージを盛り上げ、音楽やダンス、お笑いライブなど様々な催しが行われます。
また、県内のご当地グルメの頂点を決める「ご当地グルメコンテスト」が開催されるなど、グルメイベントや屋台で美味しい宮崎の味を堪能することが出来ます。
こども広場やはたらく乗り物広場など、小さなお子様から楽しめる場所も多く設置されているほか、チーム対抗の大綱引き大会やストリートラグビー、鮎のつかみどりなど、大人も白熱してしまうイベントが目白押しです。
9月
田野町太鼓フェスティバル
2019年で27回目の開催を迎えた「田野町太鼓フェスティバル」は宮崎市田野町で行われるお祭りです。田野町の伝統芸能である「雨太鼓」をはじめとし、太鼓演奏を中心としたイベントで、迫力満点の生の太鼓演奏に加え、打ち上げ花火も楽しめます。
オープニングの夏太鼓の演奏からはじまり、地元の保育園の可愛らしいちびっこ太鼓から、郷土芸能である雨太鼓、棒踊りの演舞や秋太鼓・風太鼓の合同演奏など、様々な演奏が行われます。
参加型イベントやファミリーゾーン、迫力満点の和太鼓を体験できるツアーも開催されます。
10月
生駒高原コスモス祭り
霧島山の麓に広がる「生駒高原」で毎年コスモスが満開になる10月に開催される「生駒高原コスモス祭り」は、毎年県内外から多くの人が訪れるお祭りです。
9月下旬から10月下旬頃までのまつり期間中、小林市朝採れの果物や地元の銘菓が数多く出店される物産市場や、九州の各県から美味しいグルメが集結するフードガーデン、土日祝日には大道芸パフォーマンスなどが行われます。
また、10月中旬の連休には、3,000発の打ち上げ花火や25,000個のキャンドル、300個の燈籠の光で100万本のコスモスが彩られる「ナイトコスモス」が開催され、幻想的な光景をみることができます。
11月
みやざきシーサイド芸術花火
宮崎市のみやざき臨海公園内にあるサンマリーナ宮崎で開催される「みやざきシーサイド芸術花火」は、2010年に宮崎県内で発生した口蹄疫からの復興を願うイベントとして、俳優・アーティストの泉谷しげるさんらが企画した「水平線の花火と音楽」が前身となった、音楽と花火を楽しめるイベントです。
日本最高峰の花火師たちが集結し、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも話題となったQUEENの名曲に合わせて、1万3,000発の花火が打ちあがります。QUEEN公認の元、世界で初めて日本の3会場で行われる大イベントが宮崎で見られるとだけあって、多くの来場者が見込まれます。
国内最高峰の内閣総理大臣賞を受賞した花火師たちの芸術花火は、音楽の曲調やリズムに合わせて綿密にプログラムされた音楽と花火のシンクロで、従来の花火大会を芸術の域に押し上げたグレートスカイアートです。
宮崎の秋の夜空を彩る芸術花火を、是非体感してみてはいかがでしょうか。
12月
イルミネーション・フラワー・ガーデン
毎年、12月初旬から冬の風物詩として宮崎市のフローランテ宮崎で開催される「イルミネーション・フラワー・ガーデン~ひかりのはなぞの~」は、100万球のイルミネーションが花々であふれるフローランテ宮崎の園内を彩ります。
毎年異なったテーマで開催され、フローランテ宮崎ならではのカラフルなイルミネーションを楽しむことができます。いつもは芝生が青々と茂る芝生広場も、夜になるとたくさんの電球で輝き、毎年小さなお子様からご年配のかたまで、多くの人が訪れて賑わっています。
クリスマス期間にはサンタさんからのプレゼント企画が用意されたり、お正月には新春のふるまいがあるなど、色々なイベントが催されています。
宮崎観光の移動手段
宮崎県は大きく4つのエリアに分かれており、「北部山沿い」「北部平野部」「南部山沿い」「南部平野部」とされています。一番北にあたるのが大分県の県境に位置する高千穂町、最南端は串間市で、車で東九州自動車道を経由して約3時間3分ほどかかるそうです。
県内観光の際に使える移動手段をピックアップしてみました。
電車
宮崎県内を走る電車はJR九州の路線である日豊本線・日南線・宮崎空港線・吉都線が主で、えびの市の「真幸駅(まさきえき)」のみ肥薩線になります。宮崎市にある「宮崎駅」が県内で一番大きな駅で、特急の発着駅でもあります。
宮崎市内を中心に、日豊本線、宮崎空港線、日南線はバスターミナルやバスセンターとも連携しています。
【公式HP】
JR九州
バス
県内でバスといえば「宮交」と呼ばれる「宮崎交通」です。県内各地に営業所・支店が配置されているので、乗り放題のフリーパスなどを利用して観光して周るのもお得です。
ただ、市街地は本数が多く利便性が良いですが、地域によっては本数が少なく時間の調整が難しい場合があるので事前にしっかり確認して利用することをおすすめします。
【公式HP】
宮崎交通
レンタカー
広範囲に観光地がある宮崎県で特におすすめなのがレンタカーです。空港のすぐ近くで借りることができたり、チャイルドシートやサンシェードが用意されていたり、乗り捨て可能だったりと、様々なサービスや特典があり利便性も抜群です。
荷物や乗り換えなどの時間も気にすることなく、自分のペースでのんびりと周れるので小さなお子様を連れての宮崎旅行には最適の移動手段といえます。
タクシー
レンタカーもおすすめですが、知らない土地での運転に不安がある方におすすめなのが地元の道や情報に強いタクシーです。宮崎交通のタクシー「宮交タクシー」では、宮崎空港出発、宮崎市街地着の様々な観光コースを巡るタクシーが用意されています。
また、宮交タクシーにはタクシーの頭にチキン南蛮が載った予約制のご当地タクシー「チキン南蛮TAXI」があり、会社に認定されたドライバーが宮崎の観光地とチキン南蛮の美味しいお店を案内してくれるサービスなど、楽しい時間を過ごせること間違いなしのタクシーとなっています。
【公式HP】
宮交タクシー
トゥクトゥク
こちらは宮崎市青島限定で乗れる移動手段「トゥクトゥク」です。タイなどで利用されている三輪自動車で、カラフルで可愛らしい車体が、南国宮崎の風景にぴったりです。海を眺めながら、風を感じて楽しい思い出ができること間違いなしです。
SNS映え抜群と話題なので、青島を訪れた際は記念にトゥクトゥクに乗ってみてはいかがでしょうか。
お得なフリーチケット
宮崎県で主な交通機関であるバス、電車には各会社でフリーチケットがあり、料金が安くなったり特典が付いたりと、お得に利用することが可能です。滞在期間、場所などを考慮して旅の計画に合ったフリーチケットを利用しましょう。
宮崎県内路線バス全線 1日乗り放題乗車券
宮崎県内で路線バスを運行する「宮崎交通」の一般路線バスが1日乗り放題になるお得な乗車券です。何回でも、どこまで乗っても1日乗り放題なので県内の色々なスポットを周遊する際にとても便利でお得になっています。
【料金】
大人券 1,800円
学割券 1,500円(学生専用:大学生・短大生・専門学校生・予備校生・高専生・高校生・中学生)
子ども券 1,000円(小学生以下)
【購入場所】
県内各バスセンター・空港発売所・各支店・コンビニ など
【公式サイト】
宮崎交通
ワンコインパス
宮崎交通の運行する宮崎市・延岡市・都城市の主要な市内近郊エリア内の路線バスが、土・日・祝日限定で1日乗り放題になるワンコインパスです。駐車場代や乗り継ぎ運賃を気にせず利用できるので、該当する市内近郊を観光する際はおすすめのフリーパスです。
【料金】
大人券 500円
子ども券 250円(小学生以下)
【利用可能日】
土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月30日 〜 1月3日)
【購入場所】
県内各バスセンター・空港発売所・各支店・コンビニ など
【公式サイト】
宮崎交通
海幸山幸のんびりきっぷ
JR九州が運行する、日南線を走る特急「海幸山幸」をお得に利用できる切符です。有効期間は3日間で、宮崎から南郷までの往復乗車券・指定席特急券に、北郷から南郷のフリー区間が乗り降り自由と、海幸山幸をのんびり楽しめるお得なフリーパスです。
【料金】
大人 4,070円
子ども 2,030円
【有効期間】
3日間
【購入場所】
JR九州の駅・旅行の窓口・九州内の主な旅行会社
【公式サイト】
JR九州
宮崎のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
東京などの関東地方からは約1時間40分、愛知県などの中部地方からは約1時間15分、大阪など関西地方からは約1時間5分、福岡からは約45分ほどです。
宮崎の気候はどうですか?
南国と称されるだけあって、年間の平均気温は約17度と一年中温暖な気候が特徴の宮崎県ですが、県北部エリアなどの山間部は冬になると積雪や道路が凍結する地域もあるので、季節によっては観光の際に注意が必要です。5月のゴールデンウィーク頃から10月下旬頃まで、日中は暖かい日が多く続きます。
また、快晴日数や日照時間が全国トップクラスなので、春季から秋季にかけて紫外線対策をして行くことをおすすめします。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
日南市・都城市・宮崎市・延岡市など特定のエリアであれば、観光スポットが集中しているので1泊2日から2泊3日で十分満喫できます。南部から北部にかけて、宮崎県の主要な観光スポットをたっぷり楽しみたい場合は2泊3日からの滞在がおすすめです。
比較的、沿岸部は観光スポットが多く点在しているので、宮崎の醍醐味であるオーシャンビューを楽しみながら効率よく観光をすることができます。山間部は山道が多く移動手段も限られるので、余裕を持って計画することをおすすめします。