恵比寿ガーデンプレイスってどんなところ?
恵比寿ガーデンプレイスは1994年にオープンした大型複合施設です。「恵比壽ビール」(現在のヱビスビール)がこの恵比寿という街の名前の由来となっています。元々ビール工場のあった跡地が恵比寿ガーデンプレイスという形で再開発されたことによって、多くの人がお洒落で住みたいと思う街に生まれ変わりました。
緩やかな坂道のプロムナードや広々としたセンター広場、ジョエル・ロブションのシャトーなどの美しいデザインが印象的な恵比寿ガーデンプレイスは、国土交通省の都市景観100選にも選ばれています。ドラマの撮影地にも使用されたことで人気です。
JR恵比寿駅との間は動く歩道「スカイウォーク」によって結ばれているので、駅からの歩く距離もそれほど気にすることなく気軽に足を運ぶことができます。
広い敷地内には多くのオフィスが入る恵比寿ガーデンプレイスタワーや、ウェスティンホテル東京などのラグジュアリーな魅力のある施設が多く揃います。さらに2018年10月にはプレミアムな家電ライフスタイルを提供する「ノジマ PRIME SELECTION EBISU」もオープンしました。
見どころ
時計広場で待ち合わせ
「恵比寿ガーデンプレイス時計広場、1時」。「花男」と呼ばれて人気を集めたテレビドラマ「花より男子」の中で、松本潤演じる道明寺司が井上真央演じる牧野つくしとの初デートの待ち合わせ場所として指定したのがこの時計広場です。
セリフでも登場したこの時計広場はその後もドラマ内で何度か登場し、視聴者の憧れのデートスポットとなりました。
花男の新シリーズとして「花のち晴れ」、通称「花晴れ」がドラマ化された際にも恵比寿ガーデンプレイスの時計広場が登場し、懐かしく思い出した視聴者も多くいます。恵比寿での待ち合わせには、ドラマのように華やかな時計広場をついつい指定してしまいたくなりそうです。
時計広場は、駅からのスカイウォークを通って辿り着く、エントランスパビリオンのすぐそばにあります。この広場からは美しい坂道のプロムナードや、その奥にあるセンター広場、シャトーレストランなどが見渡すことができ、待ち時間も気分が上がることでしょう。広場のベンチに座って周りの景色をゆったり眺めるというのも雰囲気の良い時間が過ごせそうです。
とっておきの絶品グルメを味わう
駅からのスカイウォークを抜けてすぐ目に入るカフェは選び抜いた小麦粉と牛乳で作られた焼きたての食パンが人気の「俺のBakery&Cafe」1号店です。カフェスペースではシンプルなトーストだけでなく、厚焼きたまごや越後もち豚のトンカツといったこだわりの具材を挟むサンドイッチ、食パンを使ったフレンチトーストも揃います。
テイクアウト可能なメニューもあるので、天気の良い日には近くのベンチや外のテラス席で味わってみてはいかがでしょうか。カフェは8時から営業しているので、朝からとっておきのモーニングを楽しみたい方にもおすすめです。
中央に位置する恵比寿ガーデンプレイスタワーの38階には「叙々苑」「THE KINTAN」など焼肉の名店や江戸前鮨、おでん、天ぷらといったこだわりの和食店が揃います。38階からのゴージャスな景観と美味しいグルメを贅沢に味わうことができる恵比寿らしい魅力が詰まっているので、特別なディナーにぴったりです。
恵比寿ガーデンプレイスでも立派な外観が目を引く「シャトー」とも呼ばれる建物は「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」のものです。ジョエル・ロブションはミシュラン三ツ星をも獲得してきたフレンチレストランとなっています。
代表的なガストロノミー以外にも個室のサロンや比較的カジュアルなラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション、ブーランジェリーやバーといった5つの異なるスタイルの「ジョエル・ロブション」が恵比寿ガーデンプレイス内にはあります。
映画・写真の美しさに触れる
日本初の写真と映像に関する総合的な美術館でもある「東京都写真美術館」が恵比寿ガーデンプレイス内にあります。3つの展示室とホールにて、訪れるたびに新たな作品に出会うことのできるほどに多彩な企画展が開催されるのが特徴です。
さらに館内には図書館が用意されていて、写真集や展覧会カタログなど国内外の資料を無料で利用することができます。
恵比寿ガーデンプレイスの中にある映画館「恵比寿ガーデンシネマ」では「&CINEMA~五感で、街と一緒に、新しい映画館の楽しみ方を見つけよう~」をコンセプトに、演劇、ミュージカル、コンサートなどの映画以外のコンテンツを迫力ある音と大画面で楽しむことができる上映も実施されています。
さらに、CINEMA1に用意されている「プライベートシート」は周囲との間隔が広く作られているためにリラックスして鑑賞することが可能です。他の映画館とは異なった恵比寿らしいセレクトの上映作品や贅沢な鑑賞空間は、わざわざ足を運びたくなるようなものとなっています。
「ヱビスビール記念館」はビールを五感で楽しめる、ヱビスビール発祥の地・恵比寿ならではのアミューズメント施設です。無料で自由にギャラリー内を見学することもできますが、ビール好きにおすすめなのは約40分間ほどの有料ツアー「ヱビスツアー」です。
ヱビスツアーでは、歴史や美味しい飲み方と行った情報を丁寧に教えてもらえるだけでなく、2種を飲み比べることのできるテイスティングを楽しむことができます。ツアーに参加しなくても、有料のテイスティングサロンではヱビスのビールやカクテル、軽食がいただけます。
季節限定のイルミネーションにうっとり
毎年クリスマス前後の時期に合わせた11月から翌年1〜2月まで、約10万球ものイルミネーションが恵比寿ガーデンプレイスをロマンチックに彩ります。センター広場だけでなく、時計広場や坂道のプロムナード、エントランスパビリオン、シャトー広場といった恵比寿ガーデンプレイス全体がきらめく様子は圧巻です。
この恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションで何と言っても注目すべきポイントは、バカラ世界最大級のシャンデリアです。高さ約5m、幅約3mのこのシャンデリアには8,472個ものクリスタルパーツと250灯ものライトが付けられ、幻想的な光でセンター広場を一層華やかにしてくれます。
イルミネーションでは期間中は、時計広場にて高さ約10mのクリスマスツリーが輝きます。クリスマスツリーの期間に合わせてクリスマス雑貨のショッピングを楽しむことができるクリスマスマルシェや、バカラによる世界初のシャンパンバーも開催されるので、ラグジュアリーなクリスマスムードを楽しみたいデートにもおすすめです。
おすすめの周辺スポット
恵比寿ガーデンプレイスから徒歩10分圏内でいけるランチ
恵比寿ガーデンプレイスと合わせて観光におすすめ
恵比寿ガーデンプレイスと合わせて観光におすすめの人気スポットには、目黒駅から徒歩約10分のところにある東京都庭園美術館や桜並木で有名な目黒川、白金台駅から徒歩10分の国立科学博物館附属自然教育園などがあります。
東京都庭園美術館
東京都庭園美術館は目黒駅から徒歩約10分の位置にあり、恵比寿ガーデンプレイスからも電車を使って約25分ほどで着きます。
1983(昭和58)年に開館した美術館です。フランスに長期滞在した朝香宮鳩彦(あさかのみややすひこ)王が、帰国後の1930年代に建設した歴史ある大邸宅は、建物そのものが芸術作品です。著名な芸術家アンリ・ラパンが内装設計を、ルネ・ラリックが複雑なガラス細工を手がけました。
旧朝香宮邸建物公開事業に活用するため、旧朝香宮邸やアール・デコ様式との関連を有する美術品や資料を収集・保管しています。展示は常に入れ替わるので、訪れるたびに楽しめます。過去の展示は子供のファッションの歴史から、メディチ家の宝石まで多岐にわたります。
2014年に改築され、2つの常設展スペースとカフェ、店舗が入った別館が増築されました。これら2つの建物の周りには広い回遊式庭園があり、日本の伝統的な茶室、ヨーロッパ風のバラ園、彫刻などが鑑賞できるほか、モダンなレストランもあります。
緑豊かな庭園には3つのエリアがあり、春夏秋冬それぞれ異なった表情を見せてくれます。芝生で覆われた開放感のある「芝庭」、築山と池を備え、起伏に富んだ景観の「日本庭園」、ワシントン桜が楽しめる「西洋庭園」です。
西洋風の大邸宅を見学し、緑豊かな庭園を歩いていると、東京の中心にいることを忘れてしまうようです。
目黒川
目黒川は中目黒駅から徒歩1分の位置にあり、恵比寿ガーデンプレイスからも電車を使って約25分ほどで着きます。
東京でも有数の桜の花見スポットで有名な目黒川は、およそ8キロメートルにわたって、高級住宅街や人気の繁華街を横断し、やがて東京湾に合流します。川の両岸が桜並木になっていて、飲食店も点在することから、人気の散策スポットです。
目黒川沿いのエリアでは散歩を楽しんだり、都心の雑踏とは対照的なのんびりした雰囲気を楽しむことができます。中目黒駅と五反田駅の間は緑豊かで、たくさんのレストランや居酒屋が建ち並ぶおしゃれな中目黒にもすぐにアクセスできます。目黒川沿いには、「目黒区美術館」や、「目黒寄生虫館」もあります。
約800本のソメイヨシノが毎年3月下旬から4月上旬にかけて桜が満開になると、川にかかる花の回廊となります。中目黒桜まつり期間中は、日没とともに川沿いにはぼんぼりが灯り、なんとも風情が漂います。また冬には、イルミネーションで彩られ、また違った印象的な情景が見られます。なんともフォトジェニックなスポットです。
国立科学博物館附属自然教育園
国立科学博物館附属自然教育園は白金台駅から徒歩10分の位置にあり、恵比寿ガーデンプレイスからも電車を使って約20分ほどで着きます。
国立科学博物館附属自然教育園は、大都市「東京」の中心部にあって今なお豊かな自然が残る、貴重な森林緑地です。さまざまな植物を一年中栽培しています。
1500年代には屋敷地として使用された場所でしたが、現在は一般に公開されるようになりました。自然に囲まれてリラックスできるだけでなく、園内に点在する表示板から様々な品種の植物について学ぶことができます。
コナラ・ケヤキ・ミズキなどの落葉樹、スダジイ・カシ類・マツ類などの常緑樹が広がり、ススキやヨシの草はら、池や小川などがあります。このような自然を活かした植物園が整備されており、四季にわたって様々な草花や、昆虫などの生きものを身近に観察できます。
また、園内の自然を活用した様々な活動を行っています。入園者を対象に日曜観察会や緑陰サイエンスカフェ、自然史セミナー、子ども自然教室などを開催しています。寛ぎと学びを両方得られる、美しい緑の空間です。入園料は320円で、高校生以下は無料です。のんびりできるので、デートにもオススメです。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- JR山手線「恵比寿駅」東口から徒歩約5分
- 東京メトロ 日比谷線「恵比寿駅」1番出口から徒歩約7分
車で行く場合
- 首都高速2号目目黒線 天現寺ICから恵比寿方面へ約8分
よくある質問Q&A
駐車場は利用できますか?
145台と駐車台数に限りはありますが、有料駐車場が用意されています。駐車場へはサッポロビール本社前の北ゲート、またはウェスティンホテル東京前の東ゲートから入ることができます。地下4,5階が一般に利用することのできる駐車スペースです。地下3階は月極駐車場で利用不可となっているのでご注意ください。
【営業時間】7:00〜24:00
【利用料金】15分毎 160円
※最大料金:
7:00〜24:00 3,000円
24:00〜翌7:00 1,600円
【割引サービス】
3,000円以上:90分 5,000円以上:120分
10,000円以上:180分 20,000円以上:240分
コインロッカーはありますか?
通常のロッカーは2ヵ所に設置されています。
- 恵比寿スカイウォークから地下1階グラススクエア方面へ階段を降りたつきあたり
- 地下1階プロムナードから恵比寿ガーデンプレイスタワー1階へ上るエスカレーター横
Wi-Fiは利用できますか?
【Wi-Fi提供エリア】
- 恵比寿ガーデンプレイス広場
- 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア
- 恵比寿ガーデンプレイスタワー 1階・3階・4階
- DINING & SKY TOP of YEBISU タワー38階・39階
- ザ・ガーデンホール/ザ・ガーデンルーム
- YEBISU GARDEN CINEMA
- センタープラザ B2 /フーディーズガーデン
※1回60分・1日3回まで利用可能
基本情報
恵比寿ガーデンプレイス
【営業時間】
- グラススクエア
店舗により異なる - ヱビスビール記念館
11:00〜19:00 - センタープラザ
10:00〜20:00 - 東京都写真美術館
10:00〜18:00(木・金 ~20:00)
【住所】東京都渋谷区恵比寿4丁目20番
【総合インフォメーション】
TEL:03-5423-7111(対応可能時間 11:00〜18:00)