GINZA SIXってどんなところ?
GINZA SIXは銀座六丁目にある、複合商業施設です。「Life At Its Best 〜最高に満たされた暮らし〜」をコンセプトとして2017年4月に華々しくグランドオープンしたGINZA SIXは多くの人が訪れる銀座の新名所となりました。
元は松坂屋銀座店があった場所にあり、老朽化や耐震基準の問題と地域の利便性向上を解決するために行われた再開発の結果、現在のGINZA SIXが出来上がりました。
241ブランドが店を構える商業施設としての機能だけでなく、オフィスとしても利用されています。7Fから12Fまでがオフィスエリアです。13FからはGINZA SIX ガーデンという庭園に出ることもできます。
また、B3Fには二十五世観世左近記念の「観世能楽堂」が新しい能楽堂を構え、誇りある日本の伝統を今に伝えます。オフィスワーカーから能楽を楽しむ方まで幅広い目的の方がGINZA SIXに足を運びます。
デザイン性が追求されているGINZA SIXは、基本設計と外観のデザインを谷口 吉生氏が、商業空間のインテリアデザインをグエナエル・ニコラ氏が担当しています。
「ひさし」と「のれん」をイメージした外観や銀座や京都に残る路地をイメージした内部の空間は日本らしい美を感じさせるものです。訪れた際には、ただそれぞれのショップを見てまわるというだけでなく、GINZA SIX全体の統一感のある魅力を感じてみてください。
見どころ
気分も上がるハイブランドショップへ
1Fに店を構え、中央通りを通る人々の目をひくブランドショップはDiorやCÉLINE、SAINT LAURENT GINZA、Van Cleef & Arpels、VALENTINO、FENDIのようなトップブランド。メンズレディースどちらも揃えるショップが多く、その洗練されたデザインはたくさんの人の憧れとなっています。
建物の中に入る前から素晴らしい建築の美とトップブランドの商品の数々を見ることで、気分が華やぐことでしょう。
GINZA SIXの店舗の中には日本が誇るブランドも多く、とっておきのジャパンクオリティ商品が手に入ります。洋服や靴、バッグ、着物といったファッションのブランドから、工芸品、銅器、ジュエリーやウォッチなどといったジャンルも様々に揃っているので、日本の良さを伝える自分へのご褒美や大切な人への贈り物を探すのにぴったりです。
いつまでも美しくありたいという女性の願いを叶える、とっておきのビューティーショップがB1Fを中心に展開しています。人気のコスメブランドやその場でサービスを受けられるエステ・スパ、フレグランスや美容ローラーといった生活の中で活用したいビューティーグッズまで揃うこのフロアはいつまでも居たいと感じる方も多いでしょう。
フラッグシップショップとしてGINZA SIXの店舗が位置付けられているショップも多いのが特徴です。そのため他エリアのお店とは違った特別な空間にて、ここでしか買えない限定商品やビューティーレッスンの開催のようなラグジュアリーな体験をすることができます。
こだわりグルメに舌鼓
B2Fにはフーズコーナーがあり、自分の家へのお土産として、誰かへの手土産として買いたくなるグルメのショップが数多く揃います。日本らしい昔ながらの米菓や和菓子だけでなく紅茶や焼き菓子、お酢やこうじにこだわった調味料など手土産として渡すのにも使いやすい商品がありおすすめです。
日本初上陸のショップやGINZA SIXでしか手に入らない限定商品を出しているショップも多くあるので、他では買うことのできないものを求める方でも満足できるでしょう。
普段から使い慣れている方も多いスターバックスコーヒーはもちろん、品種や生産国にこだわって厳選されたコーヒーショップも店を構えます。クレープガレット専門店や京都宇治の日本茶が味わえるカフェは甘いものが好きな方におすすめです。
この他にも、ファッションブランドが手がけたカフェや、コスメブランドとパティスリーのコラボカフェなどラグジュアリーな雰囲気を思う存分に満喫できるカフェが揃います。
6Fと13Fにはそれぞれ肉料理や寿司・天ぷらなどの和食、フレンチや中華、インド料理といった各国の料理を味わうことができるレストランが入っています。どのお店もこだわりのある美味しさが堪能でき、特別な時間を過ごすのにぴったりです。
6Fにある「銀座大食堂」では、鰻や地鶏料理といった選りすぐりのグルメが揃うのれん街やフルーツパーラー、銀座の街を眺められるテラスなど合計9店が揃います。シチュエーションに合わせた様々な席が用意されているために入りやすいのが魅力です。
銀座で人気のお土産はこちら
買い物の合間に癒しを感じる
「GINZA SIX ガーデン」は銀座で最も広い約4,000平方mの屋上庭園です。屋上へはレストランやラウンジのある13Fから出ることができます。東京タワーや東京スカイツリーを見てまわることのできる建物の外周約370mの回廊を歩いてみたり、松坂屋銀座店の屋上にまつられていた小さな神社を移設した靍護稲荷神社を参拝してみたりと楽しみ方は様々です。
7:00〜23:00とGINZA SIX ガーデンが開かれている時間は朝早くから夜遅くまで長いので、朝活するスポットとしてもおすすめです。季節の花々によって少しずつ変化する景観は何度訪れても癒されるでしょう。
銀座の蔦屋書店は本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案してくれるショップです。ショップの中には企画展も開催されるギャラリースペースや高さ6mもの本棚に囲まれたイベントスペースがあり、新たなアートの発信地としても活用されます。
銀座最大級の席数165席を持つスターバックスコーヒーが併設され、購入前の本も座ってゆったりと読むことができます。この蔦屋書店はアートやアートに関する本を美味しいドリンクと共に楽しむことができる「ART,BOOK&CAFE」です。
5Fには「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」というアートギャラリーがあります。世界的にも評価の高いアート作品や注目の若手作家の作品の展示は1、2週間ごとに内容が変化し、訪れた人々を飽きさせません。
「銀座で見つける人生の宝物」をコンセプトとしたこのギャラリーはここでしか味わえないアートやアーティストとの出会いという体験を与えてくれるスポットとなっています。
館内の至る所にアートスポット
GINZA SIXを象徴する2F中央の大きな吹き抜け空間では、空間自体も作品として取り込むインスタレーションが人々の目を引きます。オープン時から2018年3月までの期間限定で展示された、草間彌生によるドット(水玉)とネットを用いた南瓜モチーフのインスタレーションは多くの来館者に強い印象を与えました。
その後はダニエル・ビュレンのトレードマークである赤と青のストライプ模様が描かれた計1,500枚の旗を使った作品、2019年2月までの期間限定でニコラ・ビュフによる「光るぞう」が飾られていました。その時期にしか見ることのできない作品は、訪れた際にチェックしておきたいポイントです。
GINZA SIXではエレベーターが来るのを待っている間も素晴らしいアート作品に触れることができます。
南と北にあるエレベーターホールでは、森美術館監修のもと、江戸小紋柄の朝顔、桔梗、菊の花々、蝶の形を組み合わせた彫刻作品「Echos Infinity -Immortal Flowers-」や、鏡によって鑑賞者も絵の中に入り込むことができる「楽園/境界/肖像画」など感性を刺激するような作品がそれぞれ展示されています。
さらに通路にも奥行きを感じさせる鮮やかな色彩が特徴的な絵画が飾られ、商業施設に来ているということを忘れてしまうような空間が楽しめます。
リビングウォール中央通り側吹き抜けは、最新テクノロジーアートで注目を集めるチームラボによる映像作品が彩ります。日々の日没とともに様子を変える滝を描いた、この高さ約12mの大きな壁面は、パトリック・ブランによる植物の平面作品と対になるものとして展示されています。
おすすめの周辺スポット
GINZA SIXから徒歩10分圏内でいけるランチ
GINZA SIXと合わせて観光におすすめ
GINZA SIXと合わせて観光におすすめの人気スポットには、徒歩10分の場所にあるショッピングを楽しめる東急プラザ銀座やミッドタウン日比谷、徒歩15分の場所にある都会のオアシス・日比谷公園などがあります。
日比谷公園
日比谷公園は日比谷駅から徒歩すぐの位置にあり、GINZA SIXからも徒歩15分の場所にあります。
都会のオアシスとして知られる日比谷公園は、クリスマスマーケットなど見逃せないイベントが開催されるほか、公園内にきれいな図書館や自然を楽しめる場所があり、ゆったりとした休日を過ごすことができる人気のスポットです。
1903年に開園し、2013年に開園110周年を迎えました。明治初期、まだ西洋式公園が浸透していなかった時代にドイツ留学から帰った本多静六博士の設計案をもとに整備されたのが、現在の日比谷公園のはじまりです。
この公園の敷地は、幕末までは松平肥前守などの屋敷地でしたが、明治時代に陸軍の練兵場となりました。設計当初に作られた大小の野外音楽堂や公会堂は、当時としてはとても目新しいもので、現在でも広く利用されています。
お昼時には、周辺で働く方々がベンチでお昼を食べている様子も目に入ります。園内には図書館があったり、周辺にはおしゃれなカフェやレストランがあるので週末にはたくさんの人で賑わっています。のんびりとした時間を過ごしたい方はぜひ訪れてみてください。
東急プラザ銀座
東急プラザ銀座は銀座駅から徒歩すぐの位置にあり、GINZA SIXからも徒歩10分ほどで着きます。
銀座駅に直結している日本や世界の魅力がギュギュッと詰まった商業施設で、見るだけで楽しくなるようなショップの数々や、高級ラウンジのようなカフェ、銀座を一望できるテラスなど見どころ満載で、大人に人気のスポットです。
2016年に開業した東急プラザ銀座は、日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフとした新しいデザインで話題を呼び、銀座の新たなランドマークとなっています。館内には、「Creative Japan〜世界は、ここから、おもしろくなる。〜」をコンセプトに、格式とトレンドを兼ね備えたショップが立ち並んでいます。
全13フロアからなる館内には、上質で多彩なショップに加え、都内最大のロッテ免税店も出店しています。免税店は、外国人観光客だけでなく外国に出国予定の方でも利用することができるので、空港で買い物をするよりもじっくりとお買い物を楽しむことができます。また施設の6階と屋上には、無料のパブリックスペースも設けられ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
東京ミッドタウン日比谷
東京ミッドタウン日比谷は日比谷駅から徒歩すぐの位置にあり、GINZA SIXからも徒歩10分ほどで着きます。
60店舗のショップや飲食店に加え、映画館から空中庭園まで大人が楽しめる空間がたくさん用意されている人気のスポットです。
2018年に開業した、旧三井銀行本店と三信ビルディングの跡地を再開発し建設された地上35階建ての商業施設です。舞踏会が多く開かれた鹿鳴館を意識してビルの外観は「ダンシングタワー」というコンセプトの曲線美の形状となっています。
商業フロアでは“THE PREMIUM TIME, HIBIYA”を掲げ、レトロなデザインを意識しながらも最新の業態や初出店の店舗が多くテナントとして入っているのも特徴です。
日比谷公園や皇居外苑を見渡せる空中庭園や、映画館にはTOHOシネマズの象徴である、小林知己製作の平成ゴジラ像が日比谷シャンテの合歓の広場から移設されているなど、「日比谷」という静かながら歴史を感じる土地柄を最大限生かした作りが魅力です。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A3出口から徒歩約2分
- 東京メトロ 日比谷線、都営地下鉄 浅草線「東銀座駅」A1出口から徒歩約3分
- 東京メトロ 有楽町線 「銀座一丁目駅」9番出口から徒歩約8分
- 東京メトロ 日比谷線・千代田線、都営地下鉄 三田線「日比谷駅」A2出口から徒歩約9分
- 東京メトロ 有楽町線、JR 山手線・京浜東北線「有楽町駅」銀座口出口から徒歩約10分
- 東京メトロ 銀座線・都営地下鉄 浅草線、JR 京浜東北線・東海道線・横須賀線、ゆりかもめ「新橋駅」銀座口出口から徒歩約10分
車で行く場合
- 首都高速都心環状線 銀座から銀座六丁目方面へ約4分
※土・日・祝日は中央通りが歩行者天国となるのでご注意ください。
よくある質問Q&A
駐車場は利用できますか?
駐車場、バイク駐輪場がそれぞれ用意されています。駐車場、バイク駐輪場へは銀座六丁目に面する道路から入ることができます。
駐車場
【営業時間】6:00〜26:00
【利用料金】300円 / 30分
【収容台数】423台(機械式)・22台(自走式)
【割引サービス】
- 3,000円以上のお買上げ 1時間無料
- 10,000円以上のお買上げ 2時間無料
- 30,000円以上のお買上げ 4時間無料
※税込、合算可
駐輪場
【営業時間】6:00〜26:00
【利用料金】900円 (税込)/ 12時間
【収容台数】29台
迷子や落し物はどこに問い合わせればいいですか?
2Fにあるインフォメーションカウンターでは、迷子・迷い人や遺失物・拾得物の対応だけでなく、ベビーカーや車椅子の貸出、その他各種問い合わせに対応しています。
小さい子どもを連れていっても大丈夫でしょうか?
6Fにはベビー休憩室が用意されています。ベビー休憩室には、授乳室、おむつ替え用のベッド(3台)、キッズトイレや飲料自動販売機などの設備が整っているので赤ちゃん連れの方でも安心してGINZA SIXを利用することができます。
基本情報
GINZA SIX
【営業時間】
- ショップ 10:30〜20:30
- レストラン 11:00〜23:00
【住所】東京都中央区銀座6丁目10-1
【お問い合わせ】
GINZA SIX総合インフォメーション
TEL:03-6891-3390 (受付時間:10:30〜20:30)