大人も楽しめるひな祭りスポット
ホテル雅叙園の百段階段
東京都指定有形文化財に登録されているホテル雅叙園の「百段階段」では、毎年テーマを変えて「百段雛まつり」が開催されます。趣向の異なる7部屋を99段の階段がつなぎ、ベーシックなものから普段見慣れないものまで、さまざまなひな人形が揃います。
江戸流しびな
「流しびな」は、子どもの無行息災を願う日本の伝統行事です。紙や草木で作った人形(ひとがた)に子どもの災厄を託し、川や海に流して祓い浄めます。隅田川で行われている「江戸流しびな」は、春の訪れを告げる風物行事です。子どもと一緒に参加しても、散策がてら見物に行っても楽しめるイベントとなっています。
三井記念美術館「三井家のおひなさま」
毎年三井記念美術館では、三井グループの創業家・三井家で代々受け継がれてきたひな人形、ひな道具が展示されています。江戸時代から、20世紀のものまで、時代とともに移り変わっていくひな人形の流行りを感じ取ることができます。贅を尽くした豪華絢爛なおひなさまをぜひじっくりと鑑賞してみてください。
桜まつり
目黒川
目黒川は、言わずと知れた東京のお花見の名所です。川沿いの桜並木が満開になる頃には、大勢の見物客でにぎわいます。お花見とともに周辺のショップで買い物やランチを楽しむ方も多いです。また、夜のライトアップも美しいので注目してみてください。
靖国神社
桜の開花宣言に使われる東京の標本木があるのが靖国神社です。能楽堂で行われる幻想的な「夜桜能」や、総勢200名の力士による奉納大相撲など、さまざまなイベントが開催されます。毎年約500本の桜が咲き誇る靖国神社に、参拝と花見を兼ねて訪れてみましょう。
千鳥ヶ淵緑道
皇居のお堀に沿って整備された遊歩道の「千鳥ヶ淵緑道」は東京でも有数のお花見スポットです。時間がある日にはレンタルボートで、満開の桜のトンネルをくぐってみてはいかがでしょうか。18時頃からはライトアップされ、ロマンチックな夜桜を楽しむことができるようになります。
菜の花スポット
国営昭和記念公園
国営昭和記念公園で菜の花を楽しみたいという方は、「みんなの原っぱ」というエリアに向かいましょう。エリア内の「原っぱ東花畑」には、美しい菜の花が咲き乱れます。約20万株の菜の花が一斉に咲く様子は圧巻です。「原っぱ東花畑」からは「桜の園」も見ることができるので、菜の花と桜のコラボレーションを写真におさめることができます。
しながわ花海道
「しながわ花海道」は、勝島運河の防潮堤に花畑を作ろうと2004年から始められた緑化プロジェクトのスポットです。約1.5キロメートルに及ぶ防潮堤で、毎年2月中旬から4月まで一面に菜の花が咲き誇ります。散策するのにおすすめです。
浜離宮恩賜庭園
菜の花は例年2月中旬から3月中旬にかけて見頃を迎えるので、梅や桜と一緒に楽しむのが良いでしょう。菜の花は、庭園内の地図に書かれている「お花畑」に咲いています。高層ビルと菜の花畑のセットはなかなか他ではみられません。角度によっては、東京タワーと菜の花畑を同時に見ることもできます。