二重橋スクエアってどんなところ?
2018年11月にグランドオープンした、大人志向の新商業施設「二重橋スクエア」。「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の歴史ある3棟が、建て替えによって1つになった「丸の内二重橋ビル」内にあります。
ファッションからこだわりの飲食店舗まで、日本初出店や新業態を含む飲食17店舗、物販7店舗、サービス1店舗の計25店舗が出店しています。文化・交流・観光などの機能が兼ね備えられた、上品な魅力ある建物です。
二重橋スクエアが立地する丸の内エリアは、大手銀行や大企業のビルが建ち並び、世界有数のビジネス拠点となっています。丸の内ビルディングが2002年に完成して以降は再開発が進み、多くの商業施設やストリートにあふれ、さらなる賑わいを見せてくれています。
この二重橋スクエアは丸の内仲通りに面しており、平日・休日ともにたくさんの人で行き交います。そして、二重橋スクエアは丸の内仲通りの定番として、この街に集う人たちに大人の時間を与えてくれます。そんな、大人のこだわりがたくさん詰まった場所です。
見どころ
新しい丸の内ブランド
1Fは、「Urban Gallery~華やかで上質感あふれる、都会のギャラリー~」をコンセプトに、営業するショップはいずれも路面店となっています。世界初の出店となる注目の店舗など、たくさんの有名な店舗が勢揃いしています。飲食店以外にも、アパレルショップなど幅広いジャンルの店舗が展開されており、丸の内メインストリートのさらなる魅力を作り出しています。
正面入口から入ると、すぐ右手にB1Fに下るエスカレーターがあります。B1Fには個性あふれる飲食店舗とサービス店舗があり、新業態店舗や、地方名店・東京繁盛店などが目白押しに並んでいます。B1Fは「Downtown Marunouchi〜新たな丸の内の食文化を発信するダウンタウン〜」をコンセプトに、ランチ・カフェ・ディナーで日常的に使える豊富なラインナップが取り揃っています。
2Fに上がるエスカレーターを登ると、真っ赤な店舗が現れます。いきなり鮮やかな色が目の前に登場して、びっくりします。この店舗は「YAUMAY」という日本初上陸の点心専門店です。この2階のフロアは、「Marunouchi Resort~テラスに降り注ぐ光、都会の中のリゾート~」をコンセプトにしており、テラス席での上質な空間が、丸の内の心地よさを演出します。
2Fの店舗は、先ほど紹介した「YAUMAY」とアメリカン・ステーキハウス「Morton’s The Steakhouse Marunouchi」の2店舗があり、どちらの店舗にもテラス席が設けてあります。豪華な食事をいただきながら、丸の内仲通りを眺められるなんて、とても優雅な時間になること間違いなしです。
華やかな丸の内メインストリート
二重橋スクエアの1Fの店舗はいずれも路面店であり、有名なブランド店舗が軒並み連ねていて、ウィンドウショッピングをして歩いているだけでも楽しめます。道も綺麗に整備されていて、これぞ丸の内という上品な空間が放出されています。
丸の内仲通り
丸の内仲通りは、2014年度グッドデザイン賞を受賞し、国土交通省の主催する「平成27年度都市景観大賞(都市空間部門)」において大賞(国土交通大臣賞)の栄誉にも輝いています。時期により季節のイベントなどが催されます。夏の時期では打ち水イベント「丸の内de打ち水」や「東京丸の内盆踊り」、冬の時期では「丸の内イルミネーション」があります。
丸の内仲通りは、お昼の時間帯には歩行者天国に変わり、通りにテーブルと椅子がずらりと並びます。キッチンカーも来たりと活気があり、天気がいい日には木漏れ日の中で癒やされます。人が雑多な場所ではないので、ストレスなく賑わいを感じられるストリートになっています。
【歩行者天国の時間帯】
- 平日:11:00〜15:00
- 休日:11:00〜17:00
テラスで大人丸の内を眺める
2Fの「Morton's The Steakhouse Marunouchi」のお店では、こんなに素敵なテラス席があります。2Fのコンセプトである「テラスに降り注ぐ光、都会の中のリゾート」がそのまま感じられるようなみやびたデザインです。記念日やお祝いごとに大活躍します。また、冬の時期には、クリスマスイルミネーションで華やかな丸の内仲通りを、上から眺めることができます。
こちらは1Fにある「ADRIFT by David Myers 」のテラス席です。こちらのテラス席ではソファー席も用意されており、ゆったりと寛いだ時間を過ごせます。ワインを片手に、そして丸の内仲通りの賑わいを片目に、贅沢に食事を楽しめます。
そして、こちらも1Fにある「Made in ピエール・エルメ 丸の内」のテラス席です。ピエールエルメでは、定番のスイーツをはじめ、塩やしょうゆ、缶詰など、ピエール・エルメが厳選したメイド・イン・ジャパンの商品が並んでいます。気軽に立ち寄れるカフェでは、これらの商品を使ったデリやサンドイッチ、お弁当もあり、日本の新しいおいしさを味わえます。
丸の内イルミネーション
毎年11月上旬から12月中旬にかけて、冬の風物詩である「丸の内イルミネーション」が開催されます。丸の内仲通りの200本を越える街路樹を、丸の内オリジナルカラー「シャンパンゴールド」のLED約100万球が上品に彩ります。クリスマスシーズンの華やかな街並みを演出しています。
休憩スペースもおしゃれ
B1FのGourmetエリアには、おしゃれな休憩スペースがあります。この長椅子の休憩ベンチは、3ヵ所設置されており、背景のセンスある絵のデザインも異なっています。この休憩スペースでは、書籍を読む人や、パソコンをしている人たちがいました。
また、2018年に訪れた際は、クリスマス季節の期間限定で、デビュー46周年を迎えたユーミンこと松任谷由実さんの音楽が全曲聴き放題のコーナーがありました。ユーミンの音楽が全曲聴き放題なんて、贅沢でうれしいコーナーですね。
丸の内仲通りにも、植物に囲まれたかわいいベンチがありました。二重橋スクエアには、商品をテイクアウトできる飲食店もあるので、このベンチでいただくのもいいかもしれません。
キャッシュレスで快適ショッピング
三菱地所と三菱地所プロパティマネジメントは、現在丸の内エリア一帯のキャッシュレス対応を強化しています。キャッシュレス化によって、財布を持たずにスマートフォン片手にショッピングや食事を楽しむことができます。
その一歩として、この商業ゾーン「二重橋スクエア」の25テナントに、非接触型・QRコード型キャッシュレス決済端末が導入されました。お会計がスピーディなのは、とっても楽チンで助かりますね。
B1Fフロアにあるプロントは、チェーンで初のキャッシュレスを導入した店舗。また、この店舗ではメニューなども少し減らされていて、従業員の負担軽減を推し進めています。
おすすめの周辺スポット
二重橋スクエアから徒歩10分圏内でいけるランチ
麺屋 ひょっとこ
名物のたっぷりの柚子をおろした渾身の一杯「和風柚子柳麺」のルーツはきしめんにあります。鰹節から毎朝丁寧にとる和風出汁がこだわりです。お腹に余裕のある人はぜひサイドメニューの茶飯もおすすめです。
RIGOLETTO WINE AND BAR 丸の内店
カジュアルダイニング。種類豊富なタパスをはじめ、窯焼きピザやパスタなど多彩なメニューがあります。パスタやピザが選べるランチコースや、ドリンクとサラダとのセットがリーズナブル。サラダランチもあります。平日は小学生未満のお子さまは終日入店できません。
ブラッスリー・ヴィロン 丸の内店
フランス小麦を使ったバゲットや伝統的なフランス菓子が並ぶブーランジェリ・パティスリーです。併設されたカフェで味わうランチセットはバゲットが食べ放題で、エシレバターが見事にマッチします。
二重橋スクエアと合わせて観光におすすめ
二重橋スクエアと合わせて観光におすすめの人気スポットには、東京駅から徒歩5分にある三菱一号美術館やヨーロッパの雰囲気が漂う丸の内ブリックスクエア、日比谷駅から徒歩5分の帝国劇場などがあります。
三菱一号美術館
三菱一号美術館は東京駅から徒歩5分の位置にあり、二重橋スクエアからも徒歩約5分ほどで着きます。
三菱一号館美術館は、2010年に東京・丸の内に開館しました。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したものです。丸の内エリア初の西洋建築で、有名な三菱自動車の銀行部門が入っていました。修復ができないほど古くなったため1968年に解体されました。
美術館では年に3回、三菱一号館が建設された19世紀後半の西洋アートに焦点を絞った展覧会が開かれています。常設展のハイライトの一つに、200点以上の作品からなるアンリ・トゥールーズ=ロートレックのモーリス・ジョワイヤンコレクションがあります。
館内には、ミュージアムカフェ「Cafe1894」、ミュージアムショップ「Store1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設、英国式庭園もあります。日本随一の西洋芸術のコレクションが楽しめます。
丸の内ブリックスクエア
丸の内ブリックスクエアは東京駅から徒歩5分の位置にあり、二重橋スクエアからも徒歩約5分ほどで着きます。
高層ビルの間に立地する丸の内ブリックスクエアは、緑ある空間とアートを楽しめます。2009年に開業しました。高感度なショップやこだわりのあるレストランなどが入る複合施設です。
赤レンガ造りの三菱一号館美術館の右横に位置し、「一号館広場」の噴水や色とりどりの花、テラスのあるレストランなどがあることから、まるでヨーロッパの街並みを再現したかのようです。
ファッションや雑貨、スイーツやお土産などのショップ巡りもよし、ベンチに腰かけてリラックスするもよし、いろんな楽しみ方で過ごせます。
帝国劇場
帝国劇場は日比谷駅から徒歩約5分の位置にあり、二重橋スクエアからも徒歩約3分ほどで着きます。
帝国劇場は1911年に設立された日本初の洋式劇場で、東京の丸の内エリアにあります。今なお多くのお客様に親しまれている劇場です。
劇場の収容人数は2,000人。「レ・ミゼラブル」「風と共に去りぬ」「ミス・サイゴン」など名作を中心に、人気の演劇やミュージカルを上演しています。高度な舞台技術で、大小4つのセリと地上1階から地下6階まで移動する油圧式回り舞台が6つあります。
また同じ建物の9階には、東洋古美術が中心の出光美術館があります。
歌舞伎座
歌舞伎ファンでなくとも、一生に一度は訪れたいスポット。東銀座駅に直結しているのでアクセスが大変便利です。チケットが高額なイメージがありますが、初心者であれば、お手頃価格の一幕見席のチケットがおすすめ。観劇はもちろんのこと、正面入り口にある「歌舞伎稲荷大明神」や「歌舞伎座ギャラリー」、お土産処など見どころがあります。
相田みつを美術館
東京国際フォーラム内にある美術館。ロングセラー「にんげんだもの」で知られる相田みつをの世界観が広がります。原作でしかわからない迫力や細部の筆づかいは必見です。特徴のある7つの展示室を結ぶ階段やスロープは足に優しい珪藻土でできています。鑑賞後はカフェでゆったりできます。
アクセス情報
電車で行く場合
- 京葉線「東京駅」6番出口より徒歩約3分
- JR線「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩約5分
- JR線「東京駅」丸の内南口より徒歩約10分
- 東京メトロ千代田線「二重橋前駅(丸の内)」1番出口より徒歩約2分
- 東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D1出口より徒歩約3分
- 東京メトロ日比谷線「日比谷駅」B4出口より徒歩約2分
- 都営三田線「日比谷駅」B5出口より徒歩約1分
バスで行く場合
- 都営バスを利用される方は「東京駅」で下車してください。
- 無料巡回バス「Marunouchi Shuttle」を利用される方は「丸の内マイプラザ」「郵船プラザ」「三菱ビル」で下車してください。
車で行く場合
- 最寄高速道路出口は「都心環状線丸の内出口」になります。
よくある質問Q&A
二重橋スクエアからどれくらいで丸ビルに行けますか。
約5分ほどで行くことができます。さらに、KITTEや新丸ビルにも約5分ほどで行けます。
車椅子専用のお手洗いはありますか。
正面入口に入ってすぐ左手にあります。チャイルドシートも完備しているので、お子様連れの方も安心してショッピングできます。
二重橋スクエアにはどのくらいの店舗数がありますか?
計25店舗となっています。
基本情報
二重橋スクエア
【営業時間】
- ショップ:11:00〜20:00
- サービス:10:30〜19:00
- レストラン:平日・土曜 11:00〜23:00/日曜・祝日 11:00〜22:00
※店舗により営業日・営業時間が異なります。
【定休日】なし(ただし、1月1日及び法定点検日は除く)
一部店舗は営業日・営業時間が異なります。
【駐車場】二重橋スクエア駐車場及び丸の内周辺の各駐車場を利用ください
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら