今回お話を伺った方
インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省
ビジットインドネシアツーリズムオフィス⽇本地区事務所
チーフマーケティングオフィサー
⾼橋直美さん
インドネシアの基本情報
インドネシアは17,000を超える島々から成る世界最⼤級の島嶼国家です。中でも「神々の島」とも呼ばれるバリ島は世界中の人々を魅了するリゾートで、日本からは直⾏便で7時間ほどです。また、インドネシアは訪れる島・地域によって伝統⽂化、歴史的な遺跡や寺院、海と⼭が織りなす美しい⾃然の⾵景など多様な魅⼒がある国で、毎年世界各国から⼤勢の観光客が訪れています。経済的にも急成⻑を遂げており、⾸都ジャカルタをはじめ、若者たちが発信する新しいカルチャーやアートも増えてきています。
外国人観光客の受け入れ状況
日本を含む外国からの外国人の入国を一時的に停止しています。
特定の条件を満たして入国の際には、PCR検査結果が陰性の英文健康診断書や到着地ごとに必要な書類をご準備いただきます。さらに必要に応じて、到着時に検査を受けていただくことがあります。詳しくはこちら
現在の国や地域の様子
感染者の状況
7月8日時点での累計感染者数6,103,552人、累計死亡者数156,776人となっています。
外出制限などの対策や医療体制
政府をあげて感染拡大防止のために、国民に対してニューノーマルの習慣、つまりマスク着用、こまめな石鹸による手洗いと消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの徹底を指導しています。
医療体制は地⽅ごとに差がありますが、インドネシア政府では、一般のホテルやバスなどを患者や医療従事者用に借り上げて提供するなどの対策や、観光客の多いバリ島では、コロナ専⾨の病床の準備や空港でのチェック体制も整備しています。
観光再開の見通し
国内観光は8月の再開を目指して各観光スポットの感染拡大防止対策の徹底が進められていましたが、現在渡航中止勧告が出ているため、観光はまだ先になりそうです。
しかし、各ホテル、旅⾏会社、トランスポーテーション、空港で対策を徹底し、観光客受⼊再開に向けて準備を整えています。
担当者おすすめ!日本で現地の雰囲気を味わえるスポット
新宿ルミネにある「Plataran Resort&Restaurant」は、東南アジアでリゾートホテルを展開するブランドの⽇本初上陸で、インドネシア料理にヨーロッパのエッセンスを取り⼊れた美味しくて美しい料理が楽しめます。インドネシア⼤使館の近くにある「チャベ」は本格的なインドネシア料理が楽しめ、インドネシア人のお客さんも多く、秋葉原の「CINTA JAWA CAFE」はハラル認定の本格的な食材を使用したインドネシア料理が味わえます。⼤阪のバリ料理レストラン「ウブドスチ」もおすすめです。
インドネシア料理と言えば「ナシゴレン」(インドネシア⾵のチャーハン)やサテ(焼⿃)を思い浮かべる⽅が多いと思いますが、インドネシアの地域・民族によって味の好みや食材が異なります。是非、様々なレストランでそれぞれの味の個性を楽しんでみてください。
担当者のおすすめするインドネシアのスポット
ジョグジャカルタはインドネシアの古都であり、今でも王様が暮らす王宮があります。「ボロブドゥール」「プランバナン」という2つの世界遺産はもちろん、新しくできた空港の近くには、おしゃれなカフェやインスタ映えするスポットが多くあり、若い人たちも楽しめる注目の都市です。
他には、スマトラ島にある世界最⼤のカルデラ湖である「トバ湖」、ロンボク島の知る⼈ぞ知る静かで美しいビーチリゾート「マンダリカ」、コモドドラゴンに会えるコモド島・リンチャ島への玄関口であるフローレス島の「ラブハンバジョー」など、インドネシアには美しくフォトジェニックなスポットがたくさんあります。
現地の雰囲気が味わえるウェブサイト
コロナ感染に関する観光情報や現地の雰囲気も味わえるウェブサイト
"ワンダフルインドネシア"
(インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省公式ウェブサイト)
Holidayユーザーへのメッセージ
外出⾃粛や海外旅⾏に⾏けないことでストレスを感じている⽅が多いと思いますが、渡航規制が緩和されましたら、是非インドネシアのホスピタリティと開放的な⾃然環境の中で発散して、⾃粛疲れを癒やしていただきたいと思います。インドネシア政府をあげて世界中のお客様をお迎えする準備を整えていますので、1⽇も早く皆様にお越しいただけるようになるのを楽しみにしています。また、インドネシアは宗教が⽣活のベースになっている国ですので、インドネシアの人々は皆、世界中の⼈がコロナ渦から救われるようにと、⽇々お祈りしています。
本記事に関するお問い合わせ先
ビジットインドネシアツーリズムオフィス日本地区事務所
電話:03-5363-0158 / Eメール:info@visitindonesia.jp