富岡八幡宮ってどんなところ？
富岡八幡宮は1627年に創建されて以後、「深川の八幡様」として親しまれ、今も昔の多くの人が訪れる「江戸の大八幡」です。東京十社のひとつとしても数えられる由緒正しき神社です。
夏の例大祭はきらびやかで荘厳なお神輿を担いで水をかけながら街を練り歩く「深川八幡祭り」。江戸の三大祭りにも数えられる有名なお祭りで、街をあげて盛り上がり、国内外からの訪れる人々が一丸となって盛り上がります。
相撲にゆかりがあることでも知られており、100年以上も相撲の本場所が神社の境内で行われていた歴史があります。境内には相撲ファンにはたまらない「巨人力士手形足形碑」や歴代横綱の功績を讃える石碑がいくつか建っています。
また、境内にはこの富岡八幡宮に参拝していたという江戸時代の地図の測量家・伊能忠敬の石像も設置されています。
神社のある門前仲町〜清澄白河のエリアは、近年様々なカフェや雑貨屋ができており、デートスポットや休日のおでかけスポットとしても注目を集め、盛り上がりを見せています。アーケード状になっている商店街は昭和の雰囲気を残しており、老舗の食器店や食事処が立ち並びます。そんな中にカフェやギャラリースペースなどのトレンドに敏感なお店がオープンし、若者のデートやお出かけにも人気が出てきているスポットです。
見どころ
神社に参拝してご利益アップしよう
神社にお参りに行ったら作法に注意しながら、まずは本殿で参拝をしましょう。神社には参拝に合わせて様々な願い事や祈願をよせる方法があります。富岡八幡宮では、交通安全・商売繁盛・社内安全・安産祈願などあらゆる祈願に対しての祈祷を受け付けているので、ご祈祷を申し込むのもおすすめです。
「えんむすび銀杏の守り」は銀杏をモチーフにした水色とピンクのキュートなデザインのコロコロと可愛らしいストラップです。また、購入時についてくる台紙にお願いごとを書き、ハート型に折って祈願箱に入れれば奏上してくれるという優れものですよ。その他にも様々な種類のおみくじも用意されています。
「深川八幡祭り」の様子が描かれている御朱印帳に御朱印をもらうことができたり、同じくお祭りの様子が描かれた大きな絵馬にお願いごとを書くこともできます。お祭りグッズは富岡八幡宮ならではなので是非チェックしてみてくださいね。
その他、お宮参りや命名、人形のお焚き上げなどの暮らしにまつわる分野でも御利益をあずかることができますよ。
骨董市とフリーマーケット
富岡八幡宮では地域のイベント等も頻繁に開催されています。代表的なのが毎月開催される骨董市と、フリーマーケットです。
神社のイベントである「縁日」は、毎月1日・15日・28日で、日々の神様への感謝と氏子崇敬者の益々の繁栄を祈る祭典「月次祭」と一緒に開催されます。縁日の日には商店街や深川不動堂、境内に屋台の出店もあり、お祭りのような雰囲気が味わえます。
骨董市は1994年に始まって以来、毎月のように楽しまれている町の定番イベントで、毎月第1・第2日曜日に開催されます（※年中行事や天候の影響によって中止の可能性あり、深川公園に会場を変更して開催する可能性あり）。
手作りアクセサリーや小物を扱うお店から、食器や陶器、和服、カメラ、おもちゃなどなど実に様々な品物が集まります。第1日曜日は西洋系の品物、第2日曜日は東洋系の品物が集まりますよ。
フリーマーケットは毎月15日・28日の縁日と合わせた日に開催されます。日用品から雑貨、洋服まで様々な物品が集まる賑やかな日となります。
フリーマーケットは出店者も募集しているため、出店して楽しむのもおすすめです。都内で定期的なフリーマーケットを中規模で開催している場所は貴重になりました。参拝するならば縁日やフリーマーケットに合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
年間のイベントに訪れてみよう
「江戸の大八幡」として多くの人で賑わってきた富岡八幡宮は、夏の例大祭「深川八幡祭り」やお正月の初詣の時期に特に賑わいます。夏のお祭りは赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに江戸の三大祭りにも数えられているため、国内外から多くの人が訪れます。
「深川八幡祭り」は、毎年8月15日のお盆の時期を中心に開催される夏祭りで、約370年以上の歴史があります。
その名物と言われているのが荘厳なお神輿とそれに向かって見物人たちが水をかける様子。その様子から、「水掛け祭」とも呼ばれています。3年に一度の本祭りでは総勢120数基の町神輿が担がれ、町中が神輿と担ぎ手と見物人で溢れかえります。
また、これだけ大規模な神社とだけあって、初詣や節分などの時期には多くの参拝客で賑わいます。「深川七福神巡り」でその年の商売繁盛や家内安全を祈願するのも定番ですよ。
深川不動堂をつなぐ参道や周辺スポットで食べ歩き
富岡八幡宮から深川不動堂をつなぐ参道は、神社の表参道らしい情緒溢れる町並みが広がっていて、多くの飲食店や売店、御茶どころがあります。エリアの規模は歩き回っても徒歩10分圏内なので、気軽に歩いて回れるのもひとつの魅力。
「人情深川ご利益通り」と名付けられたいかにも縁起の良さそうな通りには、深川めしや和菓子のお店がずらり。なかでも人気の3つの店舗がこちらです。
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MONZ CAFE
木のぬくもりが感じられる洗練された店内でニュージーランド式コーヒーが味わえます。周りのお店の景観に馴染みながらもトレンド感のある外装・内装が魅力的です。 -
フルータス カフェ
季節のフルーツをふんだんに使った贅沢なフルーツパフェやオリジナルジュースが味わえる大人気フルーツ屋さんです。待ち時間が発生することがほとんどなので営業日やフルーツの旬、時間に配慮して行きましょう。 -
深川 華
明治から伝わる老舗の和菓子店。あんこ菓子の「きんつば」に定評があるほか、あめ細工などの昔ながらの可愛らしい和菓子も売っています。
毎月1日、15日、28日に開催される縁日は多くのお店が露店を出して盛り上がるので、縁日に合わせて参拝に訪れるのもおすすめです。
また、少し足をのばせば、清澄白河方面には「ブルーボトルコーヒー」「東京都現代美術館」などがありますので、ぜひ周辺のスポットへも訪れてみてくださいね。
MONZ CAFE
東京都江東区富岡１丁目１４-５
よくSNSで見かけるケーキの巨峰タイプが出ていたので注文。上のクリーム？は固め食感でケーキもしっかり目。 参道沿いにあっておしゃれで雰囲気のいいカフェ。 席数は少なめなので待たずに入れたのはラッキーでした。
ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ （旧：清澄白河ロースタリー&カフェ）
東京都江東区平野１丁目４-８
日本1号店の清澄白河のブルーボトルコーヒー！店内は広くてとてもおしゃれな雰囲気でテンション上がります。コーヒー以外にもワッフルなどのフードメニューも豊富ですごく美味しそうでした🧇 今回は飲み物をテイクアウトして公園へ向かいます💨
東京都現代美術館
東京都江東区三好４丁目１-１
最初に訪問したのは 2010年頃に開催された 借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展 でした。 その後もちょこちょこと、訪問。 今回は デイヴィッド・ホックニー展 「あ、共感とかじゃなくて。」展 常設展 の三つをじっくりと朝から夕方まで １日かけて鑑賞。 中でも 「あ、共感とかじゃなくて。」展 は、5人のアーティストによる競演。 なかなかよかったです。 月が展示されいる部屋では ついついお昼寝しちゃいました。 その時その時 いろいろな刺激をもらえる美術館。
「深川七福神巡り」と「東京十社巡り」を楽しもう
富岡八幡宮は、地域内でも大きな存在感を持つ神社でありながら、東京都内でも有数の名社のひとつです。古くから伝わる名社を巡る慣例を体験してみれば新しい発見があるかもしれませんね。
門前仲町・清澄白河あたりのエリアを深川と呼び、エリア内に散らばる七福神それぞれの神様に会ってお参りをする「深川七福神巡り」は、約1時間半〜2時間で回りきることのできる比較的手軽なコース。
お正月の時期には、各社でひとつずつ鈴を受け取り、福笹にかけていき「鈴掛け七福神」を完成させることもできます。
「東京十社巡り」は、明治天皇が明治元年に、東京の鎮護と万民の平安を祈願した東京都内の10の神社を巡るものです。
東京十社参拝記念としての小型の絵馬をそれぞれのお社でゲットすることができ、10個全ての絵馬を集めて貼ることのできる大絵馬も楽しめます。専用のご朱印帳なども用意されているので、それぞれ好きな方法で楽しみましょう。
おすすめの周辺スポット
富岡八幡宮から徒歩10分圏内でいけるランチ
富岡八幡宮と合わせて観光におすすめ
富岡八幡宮と合わせて観光におすすめの人気スポットには、木場駅から徒歩5分のところにある木場公園や江東区深川江戸資料館、門前仲町駅から徒歩約3分の深川不動堂などがあります。
木場公園
木場公園は木場駅から徒歩5分の位置にあり、富岡八幡宮からも徒歩約15分ほどで着きます。
ピクニックを楽しみたいなら木場公園。木場は、江戸から昭和にかけて、江戸・東京へ材木を供給し「材木のまち」として栄えてきました。
1969（昭和44）年には、江東再開発構想のなかの防災拠点の一つとして位置づけられ、木材関連業者が現在の新木場へ移転したのを機に、水と緑の森林公園として整備されました。
テニスコート、バーベキュー場、東京都現代美術館、木場公園都市緑化植物園もあります。
江東区深川江戸資料館
江東区深川江戸資料館は清澄白河駅から徒歩約3分の位置にあり、富岡八幡宮からも徒歩約15分ほどで着きます。
江東区深川江戸資料館は、江戸時代後期の東京の街並みを実物大で再現、文化の振興と向上を図るために設置された施設です。1986（昭和61）年に開館しました。地下1階、地上4階建です。
家屋や日常品に至るまで、当時の人々の暮らしが詳細に復元されており、一日の移り変わりが音響・照明などで情景演出されるこだわりぶりです。 ボランティアのガイドがウォーキングツアーを行っています。また、レンタル着物を来て、江戸情緒に浸りながら見学もできます。都営大江戸線清澄白河駅から徒歩3分の場所にあり、近隣には美しい景観の清澄庭園があります。
深川不動堂
深川不動堂は門前仲町駅から徒歩約3分の位置にあり、富岡八幡宮からも徒歩約5分ほどで着きます。
深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院です。古くより「深川のお不動様」と親しまれて参りました。その開創は1703（元禄16）年と伝わり、成田山の御本尊を江戸に奉持し特別拝観したことに始まります。
この御尊像は、弘法大師自らが敬刻開眼されたと言われており、現在深川不動堂で奉祀する御本尊はその御分霊を勧請した、御分身です。1日2回、堂内を無料で僧侶が案内してくれます。成田山深川不王道の歴史、お祀りしている仏様の解説や仏教の話を聞くことができます。
また目の前には、深川公園があります。さほど大きくはありませんが、参拝の後の休憩に寄ってみるのもいいかもしれません。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 東京メトロ東西線「門前仲町」駅より徒歩約3分
- 都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅より徒歩約6分
- JR京葉線「越中島駅」駅より徒歩約15分
車で行く場合
首都高速箱崎インターチェンジより約10分
首都高速木場ランプより5分、首都高速枝川ランプより約7分
バスで行く場合
東京駅丸の内北口発 東22・東20系統 錦糸町駅前行
～錦糸町駅前発 都07系統 門前仲町行「富岡一丁目」下車 徒歩約2分
よくある質問Q&A
駐車場はありますか。
専用駐車場あり。（無料・普通車30台まで）神社の北側と南側にタイムズがあります。
深川不動堂と富岡八幡宮の間の距離はどれぐらいですか？
3分かからないほどの隣り合わせた場所にあります。
基本情報
富岡八幡宮
【参拝時間】9:00〜17:00
（年間行事によって時間の変更あり）
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら
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周辺エリアからおすすめプランを探す
今もっとも旬なエリアでは？と個人的に思っている清澄白河を再訪しました。 新しいお店も増えてて、見どころ満載！ ぜひぜひ行ってみてほしいスポットがいっぱいです。
深川界隈は清澄白河がコーヒーの街として人気です。が、深川不動尊や富岡八幡宮を囲む門前仲町はバラエティ豊かな飲み屋がたくさんあります！クラフトビールの専門店やカキ専門店、孤独のグルメに登場したお店などなど。〆のラーメンもカバーしてます！
深川エリアには、50を越えるお寺があるとか。霊巌寺、浄心寺といった大寺院とその塔頭の数々をめぐりながら、カフェで一休みしたり、橋から川面を眺めたり。お寺詣りが終わったら、横丁や門前町の立ち飲み屋で一杯、もいいですね。
現代美術専門の公立美術館、東京都現代美術館がある下町・深川にはギャラリーが集まっています。寺町としても知られており、新旧の文化が楽しめる地域です♪ 過ごしやすい気候の今、芸術に触れつつの下町散策をしてみてはいかがでしょうか？(^^)
