東京ドームシティってどんなところ?
東京ドームシティは、野球場であり様々なイベント・コンサートにも使われる5万5千人を収容する東京ドームを中心とした総合地区です。用途もキャパシティも様々で個性豊かな、「後楽園ホール」「プリズムホール」「シアターGロッソ」「東京ドームシティホール」の4つのホール・シアターがあり、年間を通して多くのイベントが開催されています。
東京ドームシティ内で開催されるイベントへの参加に合わせて、種類豊富なアミューズメント施設で楽しめます。アミューズメントは遊園地にあるような観覧車やジェットコースターをはじめ、ボルダリングやボウリング、ローラースケートなどのスポーツが楽しめる施設も充実しており、1日中遊んでも飽きないほどです。
スパ型アミューズメント施設を含む「ラクーア」をはじめとして、ブランドショップや雑貨店、キャラクターショップも充実しています。東京ドームホテルはイベント時にもアクセス良好。食事がとれるレストランやフードコートも楽しめます。
見どころ
東京ドームで野球観戦やイベントに参加しよう
東京ドームはイベントによって座席の配置が変わります。プロ野球の観戦では2階席・バルコニー席・1階/外野席・エキサイトシートの4つのエリアに分かれ、席によって異なる料金設定がされます。ゲートもイベントによって使い分けられるのですが、多くの場合11ゲートと20〜25ゲートが主な出入り口となります。
野球観戦と合わせて楽しみたいのが、球場グルメや野球グッズです。なかでも注目したいのは東京ドーム限定のグルメ。食べ歩き可能なファストフード系が充実しており、「ドームメロンパンサンド(ハンバーグ)」(580円)などのユニークなものや、「カツカレー」(890円)などのがっつり系メニューも揃っています。
巨人軍の選手によってプロデュースされたお弁当は、選手各々のこだわりと好きなものがたっぷり詰まったファン必見のグルメです。その他、ドーム内の各所に野球グッズ売り場と、人気スポーツブランド「アンダーアーマー」のショップがあります。
また、場内の売店とドームを囲むようにして場外に並ぶフード店とで、品揃えや店舗も違うのでチェックしてみると楽しいです。
ラクーアエリアでリフレッシュしよう
ラクーアエリアは、アトラクションとショップ&レストラン、スパエリア、フィットネスエリアから成る複合エリアです。
中でも人気なのが「東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア」。都内では珍しい天然温泉をはじめ、低温サウナやトリートメントが揃うラグジュアリー施設です。
リラックスできるラウンジではうたたねすることもできます。翌朝まで営業しているので、夜をゆっくり過ごすこともできる便利なスパ施設です。平日でもオープン時間から開館待ちをする人たちで賑わっています(安全管理のために0歳〜5歳の入場は不可)。
会員制のフィットネスクラブも併設しており、プールやジムが完備され、インストラクターについてもらうことも出来ますよ。
ショップ&レストランエリアでは、約25店舗の様々な価格帯・ジャンルのレストラン・ファストフード店やカフェと、約40店舗のファッション・雑貨・フードのショップが軒を連ねています。
レストランは「おぼんdeごはん」「東京純豆腐」などの定番レストランから、クリームパンで有名な八天堂による「Hattendo Cafe」、ムーミンカフェなどのドームシティならではのお店もあります。
東京ドームシティアトラクションズで楽しもう
東京ドームシティの象徴とも言えるのが、ジェットコースターと観覧車が交差している風景ですよね。以前は「後楽園ゆうえんち」として愛されていましたが、現在は入場料フリーの「東京ドームシティアトラクションズ」として運営されています。
サンダードルフィン(Thunder Dolphin)
高速ジェットコースター「サンダードルフィン」は、最高斜度が80度にもなったり、ビルの合間を縫うように疾走し、さらにはラクーアの壁や観覧車ビッグ・オーの真ん中を突き抜けて、スリル満点、迫力満点です。
1,100メートルを90秒で走り抜けるなんて、速いですね。絶叫系が好きな方にはおすすめ。待ち時間を短縮できる「スキップパス」(700円。利用料金とは別)もあります。
【料金】1,200円
【年令】8才~64才
【身長】130cm以上
【所要時間】90秒
【雨天の利用】不可
ビッグオー(Big-O)
観覧車「ビッグオー(Big-O)」は東京ドームシティのシンボル的存在。15分間の空中散歩で、東京の風景を楽しめます。なんとカラオケが搭載されているゴンドラが8台あります。最新ヒット曲から定番の歌まで200曲以上から、好きな歌を歌いながら東京の景色を眺めることができるという贅沢な体験ができます。
【料金】850円
【年令】制限なし ※7才までは付添いが必要
【身長】制限なし
【定員】4名
【所要時間】15分
【雨天の利用】可
ワンダードロップ(Wonder Drop)
コースの長さは280メートル。最高時速50kmで走るアトラクションです。クライマックスはビル3階の高さから水面へのダイブ。水しぶきを思いっきり浴びて、びしょびしょになるのですが、それがまた爽快なんですよね。濡れたくない人は、ポンチョを買うことができます。
【料金】700円
【年令】5才以上 ※8才までは付添いが必要です
【身長】110cm以上 ※130㎝未満は付添いが必要です
【定員】4名
【所要時間】3分30秒
【雨天の利用】可
ウォーターシンフォニー(Water Symphony)
おなじみのクラシックの名曲に合わせて光と噴水がコラボレーションする約15分間のショーです。1日に6回異なるプログラムで上演され、無料で楽しめます。季節の演出や、東京ドームシティでのイベントに合わせたプログラムもあります。
【料金】無料
【年令】制限なし
【所要時間】約15分
【雨天の利用】可(悪天候時は中止の場合あり)
【公演時間】 11:00/13:30/16:00/18:30/20:00/21:30の計6回 ※イベントによって変更の場合あり
その他、メリーゴーランドにお化け屋敷などが楽しめます。ちょっとしたミッション系のアトラクションも揃っているので子供連れに特におすすめです。東京ドームすぐ横の「スカイフラワー」はスケスケのカゴに乗って、最高到達点では60メートル近くまで上昇するスリル満点のアトラクションです。
アミューズメントでワイワイ楽しもう
東京ドームシティ内にはアトラクションだけでなく屋内で楽しめるアミューズメント施設も充実しています。
「屋内型スポーツ施設 スポドリ!」はボルダリング、バッティングとゴルフを楽しめる複合施設です。ゴルフはスクールも開講しているので初心者の方でも楽しめます。
平日昼間、その他の時間は遊び場として利用できる「卓球場 TaKuSuRu(タクスル)」は気軽に卓球を楽しめる施設です。
初心者から楽しめるガターなしライン等も導入された「東京ドームボウリングセンター」は、バータイプのお酒を飲めるエリアも併設されています。
「東京ドーム ローラースケートアリーナ」は都内最大級の大きさを誇るリンクです。インストラクターに指導を受けることもできる数少ない施設です。
これらのアミューズメント施設は、東京ドームシティ内の「黄色いビル」の中にあり、階をまたいで非常に近いため、気軽に様々な種類のアミューズメントが楽しめます。
ミュージアム施設で鑑賞と体験を楽しもう
東京ドームシティ内にはミュージアム施設も充実しており、企画展なども盛んに行われています。
「宇宙ミュージアムTenQ」(テンキュー)は直径11mの大型円形高解像度シアター「シアター宙(ソラ)」をはじめとして、最先端のテクノロジーを駆使して宇宙の魅力や謎に迫る、ロマンあふれるミュージアムです。ミッションラリーなど親子や友達同士で楽しめるコンテンツなども豊富です。
「Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)」は、AaMoの「A」は「Art」「Amusement」の略、そして「aMo」は「and More」の意味が込められた大人のための遊べるギャラリーです。
毎回の企画展はユニークで面白い路線のものが多いです。イベントなどで立ち寄る際には是非最新情報をチェックしてみましょう。
「野球殿堂博物館」は、野球界を盛り上げた功労者として表彰された「野球殿堂入りの人々」の肖像を飾っている博物館。野球にまつわる美術品や貴重な資料を展示している日本でも唯一の野球専門の博物館です。
歴史的な展示だけではなく、シーズンに活躍した選手のユニフォームや使用バットの展示もされますよ。アメリカの野球殿堂を模してつくられた野球好きにおすすめの施設です。
おすすめの周辺スポット
東京ドームシティから徒歩10分圏内でいけるランチ
東京ドームシティと合わせて観光におすすめ
東京ドームシティと合わせて観光におすすめの人気スポットには、いずれも徒歩圏内の「小石川後楽園」や「東京大神宮」、神楽坂などがあります。イベント参加の後に訪れるのもいいですし、近隣スポットを巡ってから東京ドームシティー内のラクーアで疲れを癒すのもいいですね。
小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)
小石川後楽園は「特別名勝及び特別史跡」に指定された日本庭園です。最寄は飯田橋駅(JR、東京メトロ、都営地下鉄各線)で徒歩5分〜10分程度の距離です。東京ドームシティからは歩いて10分少々で着きます。
江戸時代初期の1629年に庭園として造られたという歴史があり、池を中心とした「回遊式築山泉水庭園」という様式によるものだそうです。いたるところに中国の名所の名称が付けられた景観が中国の雰囲気を伝えており見どころの一つです。また梅や桜など四季を通じて花や草木の美しさを楽しめます。
東京大神宮
東京大神宮も飯田橋駅(JR、東京メトロ、都営地下鉄各線)が最寄駅で徒歩約5分の距離にあります。東京ドームシティからは歩いて15分くらいで着きます。
「東京のお伊勢さま」と称される東京大神宮は、縁結びにご利益のある神社として人気があり、多くの参拝客で賑わっています。神前結婚式が一般の人々に広まった始まりの神社とのことでもあり、伝統があって格式高い結婚式も人気です。
東京大神宮へのお参りを済ませた後は、飯田橋駅や水道橋の駅付近にグルメのお店が多く集まっており、美味しい食事やコーヒータイムを楽しむのもおすすめです。
神楽坂
東京ドームシティから徒歩で約20分、電車を利用する場合には、東京メトロ東西線で飯田橋駅から神楽坂駅まで1駅(乗車時間は2分)で移動できます。神楽坂は風情のある通りで、路地をぶらぶらと散歩するのがおすすめです。飲食店や商店が軒を連ねていて、美味しいものやステキな商品を探してお散歩を楽しめます。人気のグルメも多く、ランチやカフェ・スイーツ、夜のお酒と堪能できます。
毎年夏に開催される「神楽坂まつり」は情緒たっぷりです。「ほおずき市」も毎年夏に毘沙門天善國寺(びしゃもんてんぜんこくじ)を中心に開催されます。会期中は浴衣姿のボランティア「ゆかたでコンシェルジェ」が神楽坂を案内してくれるサービスもあります。お祭りには飲食店の屋台が出店し、グルメを味わえます。お祭りのハイライト「阿波踊り」では、20の連(れん=踊りのグループ)が神楽坂通りを練り歩き、多くの見物客で賑わいます。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- JR中央・総武本線「水道橋駅」西口から徒歩約6分
- 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口から徒歩約6分
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口から徒歩約2分
- 都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口から徒歩約6分
車で行く場合
- 首都高速5号線
池袋・高島平方面から「飯田橋ランプ」
銀座・新宿方面から「西神田ランプ」で降り、外堀通りを秋葉原方面へ進む。
よくある質問Q&A
ベビーカーの貸し出しはありますか?
「ラクーアインフォメーション」「セーフティホーム」「スマイルカウンター」の3ヵ所でベビーカーの貸し出しがあります。(台数制限あり)
コインロッカーはどこにありますか?
シティ内随所にロッカーがあります。大きさや価格・詳しい場所の詳細は公式サイトの情報をご覧ください。
子供連れにおすすめのスポットはありますか?
東京ドームシティアトラクションズの他に、屋内施設「アソボ〜ノ」は0歳児から遊べるエリアがあり、親子で楽しめる遊び場です。
また、ヒーローショーも楽しめます。スケジュールはこちらからご覧ください。
基本情報
東京ドームシティ
【営業時間・定休日】各施設の営業時間に準ずる
【駐車場】
- タイムズ 東京ドーム駐車場
- タイムズ ラクーア駐車場
- タイムズ ミーツポート駐車場
※3つ共通で30分毎に440円(日によって1日の上限あり)
※各施設・店舗の利用による割引あり。
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら
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