浅草ってどんなところ?
東京都台東区にある、江戸の下町文化発祥の地として有名なエリアです。グルメや見どころの観光スポットが徒歩15分圏内にぎゅっと詰まっているのが、観光スポットとして人気の秘密でもあります。
さらに、外国人観光客が訪れたい日本の名所として必ず名前があがるほど、海外からの熱い視線が注がれる、「THE江戸」を感じることができる場所が多いのが特徴。
歴史的建造物も多く存在し、日本の文化と情緒を感じることができる街並みや、浅草寺を中心として神社やお寺の多さも魅力のひとつです。
「浅草寺」の雷門や「アサヒグループホールディングス」本社ビル隣の屋上にある金の炎をイメージした「フラムドール」など、浅草を訪れたことがない方であっても知っている名所もたくさん存在します。人力車や水上バスなど、さまざまな移動手段があるのも、何度訪れても楽しめる秘密です。
日本の伝統的な文化に触れながら、和を思いっきり感じつつ、どこか懐かしさと居心地の良さを感じほっとできる1日を過ごすことができます。
さらに、もんじゃ焼き、天ぷら、あんみつ、釜飯などの名物フードや電気ブランなど浅草発祥のお酒、そして食べ歩きフードなど食の充実、そして日本最古の遊園地「浅草花やしき」、「浅草演芸ホール」などのアミューズメントスポットも有名で、五感すべてが満足できるエリアです。そんな浅草の魅力をまんべんなくご紹介していきます!
押さえておきたい人気観光スポット10選
浅草寺
浅草=浅草寺というイメージをお持ちの方が多いと思います。ガイドブックなどでもドーンと写真が載っている「雷門」の大提灯で有名なお寺です。本堂でのお参りには名前と住所を伝えお願い事をすると神様に聞いてもらいやすいという説があります。
そして、欠かせないのがおみくじ。浅草寺のおみくじは凶が多いという噂があるのですが、実はこれには理由があります。昔からお寺や神社などでは「おみくじの吉と凶は70:30の比率」と決まっていました。
しかしだんだん「凶が多いとおみくじを引いてもらえない!」と各お寺や神社が徐々に「吉」を増やしていったそうです。しかし、浅草寺は今でもその昔から定められた70:30の比率を守っているため、他のお寺や神社と比べると「凶」が多いというイメージがあるのだそう。
そんな浅草寺へは東京メトロ銀座線「浅草駅」A4出口から出るのが一番近くおすすめです。
浅草寺観光ガイドはこちら
雷門
右風神・左に雷神がいるため、正式には「風雷神門」と言いますが、通称「雷門」と呼ばれています。記念撮影スポットですが、大提灯の下部分に「松下電器」、浅草寺側には「松下電器産業株式会社 松下幸之助」と書かれています。
実はこれは、1865年に雷門が浅草田原町からの焼失して以来、95年間もの間再建されることがなく仮設の門が建てられていたのですが、1960年にパナソニックの創業者である松下幸之助氏が病気を患い治癒を願い浅草寺に参拝にしたところ病気が治ったため、御礼として雷門と大提灯を寄贈したためと言われています。
ついついその迫力に真下をスルーしてしまいがちですが、大提灯を真下から見ると、「雨を降らす力があり、火事から人々を守る」と言われている龍の彫刻があでやかにほどこされています。こちらにも注目してみてくださいね。
仲見世通り
雷門をくぐると、本堂までの間には「仲見世」といわれるおみやげ物・食べ歩きショップが立ち並びます。約250メートル程度の距離ですが、なんと全部で約90店もあります。どの時期に訪れても多くの人でにぎわっているうえに、それぞれのお店のお土産や食べ歩きグルメに気を取られ、本堂にたどり着くまでの間についつい長居してしまいます。
食べ歩きグルメの中でも注目は人形焼が有名な、「木村家人形焼本舗」。そしていくつかの店舗がある、浅草名物「あげまんじゅう」は1個100円で購入することができます。
浅草神社
浅草神社は、浅草寺本堂の右隣にある神社のこと。通称「三社様」と呼ばれています。なぜ「三社様」と呼ばれているのか?そしてなぜ浅草寺の隣に浅草神社があるのでしょうか?
そもそも浅草寺は漁師の兄弟が隅田川で「観音菩薩」の仏像をみつけたことから建設されました。仏像を見つけた兄弟はそれが「観音菩薩」であるとは気づかなかったのですが、土師真中知という人物がその価値に気が付いたため、漁師の兄弟と土師真中知の3人を、この浅草神社の神として祭っています。
3人神様が祭られていることから、浅草神社は「三社様」と呼ばれるようになりました。どのようなお願い事も強く願えば叶えてくれるという「心願成就」の御利益があります。
浅草神社では、他の神社にはない、変わったお守りがもらえます。それは「カード型お守り」。見た目はまさにポイントカードのようなのですが、本当にサイモンズポイント加盟店でポイントカードとして使えるのだそう。神様の御みたまが込められているのでお守りとしての効き目もあるうえに、カード型にすることで常に携帯できるのが嬉しいですね。
浅草花やしき
浅草花やしきは、浅草寺の本堂の左側から浅草公園を抜けると3分ほどで到着します。1853年に開園した、日本最古の遊園地と言われており、1953年から存在する「現存する最古のジェットコースター」と呼ばれている「ローラーコースター」は、傾斜やスピードはそこまで激しくありませんが、別の意味でスリリングです。
ほかにも、「ちびっ子観覧車」はそのレトロな見た目が可愛らしい高さ6メートルの観覧車。そのミニマムさに乗っていてもほのぼのとしてしまいますが、油断しているとまさかのサプライズがありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
このように、レトロで平和な見た目とは裏腹にかなり激しめのアトラクションが多く、「リトルスター」というメリーゴーランドな可愛らしい見た目の乗り物は360度回転し、かなり年季を感じる「スペースショット」は高さ60mまで一気に上がり、そして急降下するという激しさです。
アトラクションは苦手という方も、園内を歩いているだけでその造作物の意味不明さにツッコミを入れたり、レトロさがフォトジェニックなスポットもたくさんあり、入園料だけでも充分に楽しめます。
さらに、遊園地とは思えないユニークな取り組みも多く、定期的に「ハナヤシキプロレスリング」「JWP女子プロレス」というプロレスが行われているなど、見どころが多すぎて混乱するレベルで楽しめますよ。
【営業時間】10:00〜17:00(ゴールデンウィーク、お盆と年末年始は21:00まで)
【休園日】不定休
【入園料】
- 大人 1,000円
- 小人 500円
- シニア 500円
- 未就学児 無料
【フリーパス】※入園料別途必要
- 大人 2,300円
- 小人 2,000円
- シニア・未就学児 1,800円
浅草花やしき観光ガイドはこちら
まるごとにっぽん
東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩8分、つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩1分の場所にある、日本全国の伝統や食文化などを紹介しているスポットです。
1階は「にっぽん食市場」エリアで、日本全国の名産品や美味しい食材が揃います。野菜から米沢牛、スイーツ、きりたんぽなどの名産品だけでなく、各地の調味料、乾物までさまざまな食材が並び、見ているだけでも楽しくなります。
2階は「くらしの道具街」エリア。地方の郷土品や陶器など、雑貨から家具までさまざまな名産品に触れ、購入することができます。期間限定のショップもあるので、興味のある郷土品に巡り合えるかもしれません!
3階は「たいけん広場(地方体験フロア)」があり、ふるさと納税の相談に乗ってもらえたり、旅行案内や地方移住の相談までできてしまう相談窓口、そして各都道府県のPRスペースがあります。
名産品やアピール映像を見ることができますよ。日替わりで、各地の伝統文化アイテムの手作り体験教室も開催されています。さらに、全国各地の郷土料理が学べる料理教室を開催していることもあります。
4階は「ふるさと食堂街」と呼ばれるレストラン街。全国屈指の味を楽しめるレストランが並びます。京都のもつ鍋屋さん、広島のお好み焼き屋さん、愛媛の瀬戸内バルなど、なかなか行く機会はないけれど一度は食べてみたかった郷土料理をガッツリ食べることができるのは嬉しい!
【営業時間】
- 10:00〜20:00(1階・2階)
- 10:00〜21:00(3階)
- 11:00〜23:00(4階)
【休館日】不定休
【入館料】無料
ホッピー通り
浅草エリアでは、有名な「神谷バー」をはじめ、昼からお酒を飲める場所がたくさん存在します。その中でも、呑べえ達から「昼呑みの聖地」と呼ばれているのが「ホッピー通り」です。浅草寺の西側を抜けてすぐ横の通りを指しますが、とにかく大衆的な飲み屋さんが通りの左右にずらりと並びます。
名前の由来はビールが高価だった時代に安価に楽しめるホッピーが下町で流行ったことから。もちろん、どのお店でもホッピーが楽しめます。
そして別名「煮込み通り」と言われるように、どのお店も絶品の牛スジやモツ煮込みが注文できます。店内だけでなく、店の外にまではみ出た野外席があるのが特徴。冬でもビニールで覆われ暖房がついているので寒くありません。
どの店もお酒もつまみもかなり安価なため、いくつかのお店をはしごして楽しむのが浅草流の呑み方。ついつい時間を忘れて、昼から夜まで何時間も仲間たちと飲み続けているという方が多く、お店の方との距離が近く会話に花が咲くのも長居してしまう理由です。
浅草文化観光センター
台東区が運営する、「探せる・見せる・支える」をコンセプトにした観光案内施設です。雷門の前の横断歩道を渡った目の前にある、木のデザインが目を引く建物です。
1階では日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で観光案内を行っており、外貨両替も行うことができます。
2階は観光情報コーナーとなっており、観光情報誌の閲覧だけでなく、検索用パソコンの無料貸し出し、無料Wi-Fiや電源の利用などもあるのが便利です。授乳室やおむつ替えベッド、調乳用温水器などもあるので乳幼児のお子様をお連れの方にも安心です。
6階から7階にかけては台東区のイベントや歴史と文化に触れることができる展示や、多目的スペースとしての休憩所があります。
8階には浅草を一望できる展望テラスがあり、もちろん東京スカイツリーもばっちり見ることができます。喫茶店もあるのでちょっとした休憩におすすめです。
【営業時間】9:00〜20:00
【休館日】不定休
【入館料】無料
浅草演芸ホール
浅草の「公園六区」と呼ばれる歓楽街の中心にある寄席です。都内には4軒しかない落語定席であり、落語、漫才、手品などを楽しむことができます。1階には239席、2階には101席あり、合計計340席の規模は都内4つの寄席の中で最大規模です。
定休日等はなく、毎日落語を楽しめる場所を「寄席」と言います。昼の部と夜の部があり、入れ替えはないため昼からずっと居続けることも可能です。入口には「本日の出演者」が掲示されています。公演中は飲食自由のため、館内でお弁当を購入し、ビールとともに楽しむことも可能です。
落語や寄席というとあまりなじみがない方も多いと思いますが、浅草演芸ホールにはおなじみの噺家さんも多く登場します。林家ぺーさんや、林家木久蔵さん、漫才コンビナイツさんなどテレビで見かける方も出演しています。また、落語や漫才だけでなく、マジックや紙切り、ものまねなどもありますので、お笑いに詳しくない方でも楽しめること間違いなしです。
浅草演芸ホールはこれまでに萩本欽一さんやビートたけしさんを生み出した聖地ということもあり、お正月には落語界のスター落語家が揃ってステージに登場することから毎年大賑わいとなります。
【営業時間】
- 「昼の部」11:40〜16:30
- 「夜の部」16:40〜21:00
【休館日】年中無休
【入館料】
- 一般:2,800円
- 学生:2,300円(中学生以上)
- 小人:1,500円(4歳以上)
東京本染館
日本文化に触れながら、手ぬぐいなどのお祭り用品が買えるお店です。オリジナルの半纏や手ぬぐいの受注生産も受け付けているだけでなく、手ぬぐい染め体験も楽しめるのが魅力です。手ぬぐいの技法である「注染」について学び、感じ、体験することができる数少ないお店です。
【営業時間】10:00〜18:00
【休館日】月曜日
【入館料】無料
浅草が発祥の地!もんじゃ焼きのおすすめ店5選
江戸もんじゃ ひょうたん
仲見世通りの近くにある「ひょうたん」は毎日行列のできる浅草屈指の有名店です。テレビ番組「どっちの料理ショー」で紹介された「特選もんじゃ」などの定番メニューだけでなく、常連客の方からの人気No.1メニュー「麻婆豆腐もんじゃ」、「特選カレーもんじゃ」、「梅しそもんじゃ」などちょっと変わったもんじゃが味わえるのも魅力。
さらに、人気の秘密はだしが美味しいことなのだそう。もんじゃだけでなくお好み焼きや焼きそば、焼うどんなどもあり、大満足のお店です。
【営業時間】11:00〜21:00
【定休日】毎月第2・第4火曜日
【価格帯】~2,000円
浅草 つる次郎
一般的なもんじゃ焼き屋さんのイメージとは異なり、すっきりとした和モダンな木目調のスタイリッシュな店内が特徴の「つる次郎」。鉄板焼き全般の「究極の味」を追求しているお店です。
カウンターに座ると、目の前でダイナミックに焼き上げる過程を楽しむことができます。もんじゃには秘伝の3日かけて抽出する「究極の鶏出汁」を使用しており、最もその味を楽しめるのは「究極の鶏出汁」というもんじゃ焼き。
他にも定番の「豚キムチもんじゃ」「明太もちチーズもんじゃ」だけでなく、自分の好きな具材をチョイスして作ることのできる「自分で作れるオリジナルもんじゃ」にもチャンレンジしてみてはいかがでしょうか。
【営業時間】
- 平日 :11:30〜15:00、17:00〜22:00
- 土曜日:11:30〜22:00
- 日曜日・祝日:11:30〜21:30
【定休日】年中無休
【価格帯】1,000~2,999円
浅草もんじゃ もきち
毎朝築地から仕入れる海の幸をふんだんに使ったもんじゃ焼きが有名なもきちは、明治4年創業の築地魚河岸が直営しているお店です。人気ナンバーワンは「特大明太子もんじゃ」
これでもか!というくらい明太子が乗せられていて、そのボリュームに驚きます。かなり珍しいのは「特製イカ墨と塩辛のもんじゃ」で、その組み合わせは想像以上に美味しい味です。どのメニューも、築地魚市場直営というだけあって魚介類のボリュームが想像を絶する贅沢なてんこ盛り具合なのが魅力です。
【営業時間】11:00〜22:00
【定休日】不定休
つくし
黄色い3つの巨大なヘラに「つ」「く」「し」と書かれた看板が目印の「つくし」は、テレビ番組「ダウンタウンなう」でダウンタウンのお二人と坂上忍さんも訪れた有名店。テレビ番組「ももクロChan」「ももいろクローバーZ」の高城れにさんと玉井詩織さんが訪れたことから、ファンの間では聖地となっていることでも有名です。
高城れにさんと玉井詩織さんが味わった納豆・キムチ・ねぎを使用した「ももクロ もんじゃ」、歌手GACKTさん考案のすじ・ねぎ・キムチを使った辛めの「GACKT もんじゃ」など、ファンの方にはたまらない人気メニューがあります。
【営業時間】11:00〜23:30
【定休日】火曜日
OCOMO浅草
店内はお好み焼き屋とは思えない、「リゾートでもんじゃ焼き」がテーマのバリ風の内装に驚きます。 ドラマ『リーガルハイ』のロケや『ヒルナンデス!』などでも紹介されたことがある有名店です。メニューは定番の「ベビースターもんじゃ」「紅しょうがもんじゃ」から「きくらげもんじゃ」「にんにくもんじゃ」といった試してみたい逸品まで豊富にそろっており、ついつい迷ってしまいそうです。
【営業時間】
- 月~金 17:00〜24:00
- 土日祝 11:30〜24:00
【定休日】年中無休
【価格帯】1,000円~1,999円
浅草のレトロな喫茶店4選
珈琲 天国
浅草演芸ホールの近くにある喫茶店「天国」は、ぼーっとしているとつい見落としてしまいそうなほどさりげなく佇んでいるお店です。入口はかなりレトロな雰囲気を感じさせますが、開店はまさかの2005年。店内は「昭和風」に造られており、清潔感があるのも入りやすいポイントです。
紅茶やコーヒーにはこだわっており、さまざまな味わいのものを取り寄せています。イチオシスイーツは正統派な小麦粉の味わいが特徴の「天国特製ホットケーキ」です。どっしりとしたふかふかの昔懐かしい味がこだわりの紅茶との相性もバツグンです。
【営業時間】12:00〜18:30
【定休日】火曜日
【価格帯】1,000~1,999円
純喫茶マウンテン
パッと見はお好み焼き屋・もんじゃ焼き屋の「純喫茶マウンテン」ですが、隠れたスイーツの名店として有名です。名物スイーツは、なんと高さ38センチの「スカイツリーパフェ」
昔から似たビッグサイズのパフェを提供していましたが、スカイツリーの建設が発表されると同時に、改良し誕生したメニューなのです。てんこ盛りに盛られた約10種類のフルーツの中心からにょきっと生えたクリームの長さには圧倒されます。とはいえ、このボリュームにチャレンジされる方は少なく、一番人気のメニューはクリームあんみつなのだそうです。
【営業時間】11:30〜23:00
【定休日】年中無休
【価格帯】1,000~1,999円
ローヤル珈琲店 本店
ホッピー通りの近くにある「ローヤル珈琲店」は、1962年に開業し今も下町の年配の方から愛されるお店です。一番のウリは自家焙煎しているコクと酸味が味わえるブレンド珈琲。
そしてかなりボリュームのある「モーニング」はサラリーマンたちから人気のメニューです。さらに、名物メニューは5種類ほどある「ホットサンド」です。具がぎっしりと入っており、かなり食べごたえがあります。店外からは少し敷居が高く感じられるお店ですが、入ってしまえばとても居心地の良い喫茶店です。
【営業時間】7:20〜20:00
【定休日】年中無休
【価格帯】1,000~1,999円
喫茶クラウン
昭和36年創業の老舗の喫茶店です。かき氷や人形焼きなども提供していますが、なんといっても魅力はモーニングです。6枚切りの分厚いトーストとともにかなりのボリュームでコストパフォーマンスが良く、常連の方からたまに訪れる方まで何度もリピートしたくなる味です。居心地が良く、ほっとできる場所として地域の方から愛されています。
【営業時間】8:00〜18:30
【定休日】火曜日
【価格帯】~999円
浅草のレトロな甘味処5選
梅園 浅草本店
浅草の甘味といえば、最も有名なのが「梅園」です。老舗の名物「あんみつ」から「かき氷」や「栗ぜんざい」まで、さらにお正月には「お雑煮」も食べることができます。浅草寺の近く、1本隣の通りにありますので、浅草寺にお参りした後にはぜひ立ち寄りたい場所です。
【営業時間】10:00〜20:00
【定休日】水曜・月2回不定休
【価格帯】~999円
梅むら
営業時間は13時からですが、12時半くらいから並ばなければすぐにいっぱいになってしまうほどの人気店、豆かんで有名な老舗甘味処です。名物の「豆かん」は甘さ控えめで黒糖やあずきの素材の味を味わえる素朴な味わいです。
店内には14席あり、テイクアウトも可能です。店主の方がかなり高齢なため、そもそもの営業時間が短く、臨時休業や早じまいもあるのだとか。味わうことができたらとてもラッキーですね。
【営業時間】
- 平日 :13:00〜17:00
- 土・祝:13:00〜16:00
【定休日】日曜日
【価格帯】~999円
ふなわかふぇ
浅草の甘味処として老舗の「舟和」の運営する現代風なカフェです。雷門のすぐ近くにあります。パフェやプリンなど、西洋風メニューにもイモやようかんといった和のテイストが込められています。
もちろん、舟和名物の「あんみつ」「みつまめ」も多くの種類があります。さらに、「お芋ラテ」はいもようかんとミルクを合わせたとても優しい味でふなわかふぇの限定メニューです。
【営業時間】
- 月 ~ 金:10:00〜19:30
- 土・日・祝:10:00〜20:00
【定休日】年中無休
【価格帯】~999円
船橋屋 浅草松屋店
東武スカイツリーライン「浅草駅」直結の「松屋浅草」1階にあるくず餅、あんみつが有名なお店です。くず餅、あんみつはもちろん、みつ豆や白玉あんみつ、豆寒天、ところてんなどをお土産に購入することができます。
ホテルに帰る前に購入してゆっくり味わうもよし、お土産として購入するもよしです。持ち運びがしやすいように丁寧に梱包してくれますので、長時間の移動にも安心です。
【営業時間】10:00〜20:00
【定休日】不定休(松屋浅草に準ずる)
【価格帯】~999円
浅草浪花家
たいやきが美味しいことで有名な「浅草浪花家」は、「およげ!たいやきくん」のモデルとなった「浪花家総本店」からのれん分けしたお店です。たいやきが美味しいことはもちろんですが、なんど近年ではかき氷の美味しさが話題になっています。
天然氷を使用しているためとてもふわふわな口当たりで、まんまるい見た目はとってもフォトジェニック!さらに「くり&かぼちゃ」「おいも」といったかき氷のメニューとしてはかなり珍しいラインナップも揃っています。
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】火曜日
【価格帯】~999円
お土産探しはここで!浅草の買い物スポット5選
EKIMISE
東武スカイツリーライン「浅草駅」直結の商業施設です。地下1階から3階までは「松屋浅草」が入っており(2階は東武スカイツリーライン「浅草駅」)、4階はレディースファッションと生活雑貨、5階はレディースとメンズファッション、6階は家電と本屋さん、7階にはレストランが入っています。
さらに屋上には展望デッキがあり、東京スカイツリーと浅草の街並みを見渡すことができます。浅草スイーツやグルメなどをお土産として購入したい場合には、1階と地下1階がおすすめです。
【営業時間】
- ショップ 10:00〜20:00
- レストラン 11:00〜22:00
【定休日】年中無休
浅草ROX
1986年に開業した浅草に古くから馴染んでいる複合商業施設です。食料や日用品などのお買いものから、ゲームセンター、温浴施設、フットサルコート、などのアミューズメント施設などもあるのが魅力です。地下はつくばエクスプレス「浅草駅」に直結しており、アクセスが良いのもポイント。
6階、7階にある「まつり湯」は若者から年配の方まで楽しめる健康ランドです。ちょっと疲れたときの休憩スポットとしてもおすすめです。
【営業時間】10:30〜21:00 ※各テナントによって異なります
【定休日】年中無休
かっぱ橋道具街
浅草駅から上野駅方面に約15分ほど歩くと、東京メトロ銀座線「田原町駅」近くにかっぱ橋道具街があります。その名前の由来は、その昔サムライや足軽達が内職で雨かっぱを作り、晴れた日に近くの橋にすらりと干していたからというものと、河童たちが夜な夜な、このあたりで行われた洪水対策の工事のお手伝いをこっそりとしてくれたというものの2説があります。
飲食店を営む方たちに重宝されるかっぱ橋道具街は、調理用具や食器など、飲食店経営に必要な道具がなんでも揃うことで有名です。もちろん、一般の方も購入が可能ですので、お気に入りの食器やキッチンアイテムを探しにうろうろしてみてはいかがでしょうか。
運気アップ!浅草名所七福神巡り
浅草名所七福神巡りとは、台東区と荒川区にある9つの神社やお寺を巡り、それぞれにまつられている七福神にお参りをするものです。正しくは元旦から1月7日までの間に行うものとされていますが、浅草名所七福神は一年を通じて、授与品である「色紙」「福笹」「福絵」を販売しています。
まわる順番には決まりがありませんが、9つの神社やお寺全てをまわると、所要時間はおよそ約3~4時間かかります。お時間に余裕があればぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのまわり方は、浅草駅→「浅草神社」→「浅草寺」→「矢先稲荷神社」→「鷲神社」→「吉原神社」→「橋場不動院」→「石浜神社」→「今戸神社」→「待乳山聖天」→浅草駅とぐるりと巡るのが効率が良いですよ。
浅草寺(せんそうじ)【大黒天】
浅草寺に祀られているのは大黒天様です。大きな袋を背負って打ち出のこづちを持った姿はイメージがわきますよね。財宝や福徳開運の神様として知られています。
【所在地】東京都台東区浅草2-3-1
【アクセス】東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩5分
浅草神社(あさくさじんじゃ)【恵比寿】
浅草神社に祀られているのは恵比寿様です。浅草名所七福神の中で、唯一日本を代表する神様です。左手に鯛、右手に釣竿を持った漁業の神様として知られ、商売繁盛御利益があります。
【所在地】東京都台東区浅草2-3-1
【アクセス】東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩5分
待乳山聖天(まつちやましょうてん)【毘沙門天】
待乳山聖天に祀られているのはインドの神様、毘沙門天様です。武将の格好をしており右手に宝棒、左手に宝塔、足の下に邪鬼を踏みつけている姿が特徴です。融通招福の神として知られ、勝負事や金運アップのご利益があります。
【所在地】東京都台東区浅草7-4-1
【アクセス】
- 東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩7分
- 都バス隅田公園下車徒歩3分
今戸神社(いまどじんじゃ)【福禄寿】
今戸神社に祀られているのは中国の神様、福禄寿様です。長い頭、長いあごひげ、大きな耳たぶが特徴で、その年齢は1,000歳なのだとか。長寿・幸福の御利益がある、招徳人望の神様として知られています。
【所在地】東京都台東区今戸1-5-22
【アクセス】
- 東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩15分
- 都バス 浅草7丁目リバーサイド・スポーツセンター下車徒歩3分
矢先神社(やさきじんじゃ)【福禄寿】
矢先神社に祀られているのは同じく福禄寿様です。
【所在地】東京都台東区松が谷2-14-1
【アクセス】
- 東京メトロ銀座線「稲荷町駅」「田原町駅」から徒歩7分
- 東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩10分
- 東京メトロ日比谷線「入谷駅」 から徒歩11分
- 都バス菊屋橋下車徒歩3分
不動院(ふどういん)【布袋】
不動院に祀られているのは布袋様です。いつも笑顔で、大きな袋宝物をたくさんいれている神様です。笑門来福、夫婦円満、子宝の神として知られています。
【所在地】東京都台東区橋場2-14-19
【アクセス】
- 東京メトロ銀座線・浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩7分
- 都バス 清川2丁目下車すぐ
- 都バス 橋場2丁目アパート前下車すぐ
石浜神社(いしはまじんじゃ)【寿老人】
石浜神社に祀られているのは寿老人様です。手には巻物を巻いた杖、そしてうちわを持っている姿が特徴的です。長寿延命、富貴長寿の神として知られています。
【所在地】東京都荒川区南千住3-28
【アクセス】
- 東京メトロ日比谷線「南千住駅」から徒歩15分
- 都バス南千住3丁目から徒歩3分
- 都バス橋場2丁目から徒歩5分
鷲神社(おおとりじんじゃ)【寿老人】
鷲神社に祀られているのは同じく寿老人様です。
【所在地】東京都台東区千束3-18-7
【アクセス】
- 東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩7分
- 東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩15分
- JR「鶯谷駅」から徒歩20分
- 都バス千束から徒歩2分
吉原神社(よしわらじんじゃ)【弁財天】
吉原神社に祀られているのはインドの神様、弁財天様です。音楽などの芸術や才能、そして財宝を授けてくれる女性の神様として有名です。愛嬌縁結びの徳があるとも言われています。
【所在地】東京都台東区千束3-20-2
【アクセス】
- 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」「入谷駅」から徒歩15分
- 都バス吉原大門下車徒歩5分
- 都バス千束下車徒歩5分
浅草の年間イベント情報
1月 初詣浅草名所七福神
前述のように、元旦から1月7日までの間に一年の家内安全や息災延命祈り9つのお寺や神社を巡拝します。1月7日までに浅草名所七福神巡りを行うと、福絵馬及干支付笹を授与されます。
2月 節分・福聚の舞
節分の日には浅草寺本堂の舞台から盛大な豆まきイベントが行われます。
また、「福聚の舞」は観音様の福徳を讃え、七福神の舞が披露されます。
3月 隅田公園桜まつり
例年3月下旬~4月上旬にかけて隅田公園にある約510本の桜の花が一斉に咲く頃開催されます。夜には桜がライトアップされ、夜桜とともにお花見を楽しむ方が大勢訪れます。
4月 泣き相撲
浅草寺にて行われる、「丈夫で健康な子供に育つ」ことを祈願するイベントです。1歳前後の幼児2名をそれぞれ親が抱き、土俵にあがります。行司のかけ声で、向き合い、先に泣き声をあげた方が勝ちという「元気いっぱい泣かせる」ことと、神様にお子様をご披露するという2つの意味があります。
5月 三社祭
毎年5月第3週の金曜日から日曜日に行われる浅草神社のお祭りです。江戸の風情を感じさせる派手なお神輿の演出や名物で、3日間で約180万人を動員すると言われています。浅草が1年で最も活気づく3日間です。
6月 鳥越祭・茅の輪くぐり
平安時代から伝わる伝統行事です。鳥越祭は三社祭りとはまた別にパワフルな神輿の演出があり、鳥越神社周辺には屋台が約250店ほど並び、約30万人を動員するお祭りです。
茅の輪くぐりは「茅の輪」と呼ばれるチガヤで作った大きな輪をくぐり、半年間の罪や穢れをお祓いします。
7月 下町七夕まつり・ほおずき市・隅田川花火大会
下町七夕まつりは「かっぱ橋本通り」で行われる、音楽・ダンス、伝統工芸の模擬店などでにぎわい、昔ながらのお祭りの雰囲気を楽しむことができます。
ほおずき市は、「7月10日に参拝すると、46,000日お参りしたのと同じご利益がある」言われる特別な日で、毎年7月10日前後に行われます。浅草寺内にほおずきの販売店が約100店舗出店されます。
隅田川花火大会は、毎年7月最終土曜日に行われる花火大会で、毎年約90万人以上を動員し、東京二大花火大会のひとつと呼ばれています。
8月 浅草サンバカーニバル
毎年8月の最終土曜日に開催される、日本で最大のサンバカーニバルのコンテストです。多くの有名企業が協賛しており、チームごとに参加する約5,000人にものぼる参加者と約50万人の観客が馬車通りから雷門通りまでの沿道で盛り上がりをみせます。
9月 台東薪能
室町時代から続く「能」の中でも、夏に屋外で、夜に舞台の周囲に薪を焚きながら行うものを「薪能」と言います。毎年9月に浅草寺で行われます。チケットは4,000〜5,000円程で販売され、18時ごろから21時ごろまで公演が行われます。
10月 合羽橋道具街祭り
毎年10月にかっぱ橋道具街で行われる集客イベントです。特別セールやイベント、抽選会などを行ない、30~40万人を動員します。露店も出店し、普段あまりかっぱ橋道具街を訪れる機会のない方も楽しめるお祭りです。
11月 酉の市
毎年11月の「酉の日」に行われるお祭りです。全国各地で行われますが、浅草の鷲神社が発祥の地とされ、日本最大の盛り上がりを見せます。おかめや縁起熊手を購入し、幸運を呼び込むならわしがあります。
12月 羽子板市・大晦日・除夜の鐘
毎年12月中旬には、浅草寺境内にて多彩な羽子板の露店が並びます。大小さまざまな大きさのものや、その年の時事や話題のものを題材にした変わり羽子板など見ているだけでも楽しい年末の風物詩です。
そして大晦日には初詣に備え、本堂から仲見世通りの雷門まで約250万人が訪れます。1年で最も浅草が混雑する時期でもあります。百八会と呼ばれる「大晦日の除夜の鐘を鳴らす会」の会員が交代で除夜の鐘を鳴らし、その年を締めくくります。
浅草へのアクセス
成田空港からの行き方
- スカイライナー(京成上野行)で「京成上野駅」まで行き、東京メトロ銀座線(浅草行)に乗り換え「浅草駅」で下車
- 成田スカイアクセスアクセス特急(金沢文庫行)で「押上駅」まで行き、都営浅草線特急(金沢文庫行)
に乗り換え「浅草駅」で下車
羽田空港からの行き方
- 「羽田空港国内線ターミナル駅」から京急空港線エアポート急行(京成高砂行、もしくは印旛日本医大行)に乗っていれば途中で都営浅草線となるため「浅草駅」で下車
新宿駅からの行き方
- 「新宿駅」からJR中央線快速(東京行)で「神田駅」まで行き、東京メトロ銀座線(浅草行)に乗り換え「浅草駅」で下車
- 「新宿駅」から東京メトロ丸ノ内線(池袋行)で「赤坂見附駅」まで行き、東京メトロ銀座線(浅草行)に乗り換え「浅草駅」で下車
品川駅からの行き方
- 「品川駅」から京急本線(エアポート急行京成成田行)で「泉岳寺駅」まで行き、都営浅草線(エアポート快特 京成成田行)に乗り換え「浅草駅」で下車
上野駅からの行き方
- 「上野駅」から東京メトロ銀座線(浅草行)で「浅草駅」で下車
浅草観光の移動手段
バス
バスで浅草観光を検討されている方にはさまざまなバスの観光手段があります。まず最もポピュラーなのは、「はとバス」を利用する方法です。上野駅から東京駅、東京タワーなどの名所を巡ったのちに浅草の有名な天麩羅屋さんでの昼食、そして浅草観音と仲見世の見学や隅田川まで浅草だけでなく他の名所も併せて見学できるプランがあります。
続いては、屋根のない二階建てのバスで開放感のあるバスの旅が楽しめる「スカイバス」を利用する方法です。『浅草・東京スカイツリーコース』では、日本橋や秋葉原、上野、スカイツリーとともに浅草周辺の観光をまんべんなく楽しむことができます。
そして、知る人ぞ知る浅草の名物観光バスといえば「浅草パンダバス」。協賛企業により運営されているバスのためなんと無料で乗車することができます。しかし人気の理由は金額ではなくその見た目!かなりインパクトのあるパンダの顔は、一度見たら忘れられないでしょう。
車内の椅子にもパンダの耳がついているなど、お子様にも嬉しい仕掛けがあり、大人も子供もテンションがあがります。さらに「パンダバスパスポート」というクーポン付きの冊子の配布も行っており、浅草観光に嬉しいバスです。
浅草寺の周辺から合羽橋付近を経て最終的には上野動物園までを結ぶ「パンダバス上野-浅草ライン」というルートと、浅草寺周辺から東京スカイツリーまでを結ぶ「パンダバス浅草ライン」の2路線を運航しています。
水上バス
東京メトロ銀座線浅草駅の近くからは、「TOKYO CRUISE」の水上バスに乗ることができます。浜離宮や豊洲、そして日の出桟橋、お台場海浜公園方面へ、川をのんびりと渡りながら浅草らしい江戸前文化と、進化し続ける東京の融合を感じることができます。各スポットでは船内アナウンスにより観光名所の情報を聞くことができるのも嬉しいポイント。
そして「水上バス」といえども、そのフォルムはまるで宇宙船のようにスタイリッシュです。最も人気な「エメラルダス」は同じく宇宙船のような見た目で話題を集めた「ヒミコ」「ホタルナ」に続く最新形態。「子供たちが乗ってみたい!」と思う船を目指したとのことですが、船内では「銀河鉄道999」「クイーンエメラルダス」のキャラクター達によるアナウンスを聞くことができるという、その世代の大人にもたまらない乗り物です。
人力車
浅草駅から浅草寺にかけて歩いていると、必ず声をかけられるのが威勢の良い人力車のお兄さんたちです。観光で訪れた方や、カップルのデートなどにぴったりな人力車は、お客様ひとりひとりのご要望に合わせて雷門周辺から浅草全体まで、お好きなルートを人力車で案内してくれます。
おおよその相場は1名3,000円程度で、約15分程度のご案内となりますが、乗った方に合わせてお兄さんたちは軽やかに人力車を引きながら、それぞれの場所の豆知識や、グルメ情報、さらには人力車を降りたあとの楽しみ方まで伝授してくれます!
雷門周辺で人力車に乗り、雷門まで戻ってくることも可能ですし、ご希望の場所まで送迎してもらうことも可能です。浅草の楽しみ方や穴場スポットをガンガン聞いて、ガッツリお兄さんから情報収集するのがおすすめ!もちろん、人力車に乗った姿の記念撮影もしてもらえるので、忘れずに写真におさめておきましょう。
レンタサイクル
浅草のある台東区では、4か所でレンタサイクルの貸し出しを行なっています。浅草周辺では、そのうち隅田公園のすぐ近くの「隅田公園自転車駐車場」、つくばエクスプレス線「浅草駅」の地下にある「つくばエクスプレス浅草駅南自転車駐車場」の2か所を利用するのが便利です。受付でパスポートもしくは身分証明書を見せると、
- 4時間プラン(200円)
- 1日プラン(300円)
- 3日間プラン(600円)
- 7日間プラン(1,200円)
の4種類の中から用途に合わせて借りることができます。何度か浅草に訪れたことがある方や、GoogleMapなどを利用して自ら気ままに浅草一帯を観てまわりたい方には最もリーズナブルかつ動きやすい移動手段です。
台東区ではレンタサイクルの貸し出しを行なっている4か所の中であれば、返却は借りた場所と異なる受付場所に返却することも可能です。
浅草のお得情報
浅草下町フリーきっぷ
東武鉄道が販売している鉄道とバスがお得に利用できる券です。電車は2日間北千住~浅草間、曳舟~亀戸間、曳舟~押上間は乗り降り自由となります。台東区循環バス「めぐりん」一日乗車券もセットでついて、かなりお得な価格で購入できるだけでなく、さらに花やしきや浅草ROXまつり湯などの浅草周辺施設の割引を受けることができます。
浅草観光と一緒に、東武動物公園方面や鬼怒川温泉への観光も予定されている方にはぜひチェックしていただきたいお得なセットです。
台東区循環バス「めぐりん」
台東区が運営している循環バス「めぐりん」は、ちょっとレトロな色合いがとっても可愛らしい、台東区内を循環するコミュニテイバスです。4路線が運航しており、「北めぐりん」「南めぐりん」「東西めぐりん」は15分間隔、「ぐるーりめぐりん」は20分間隔で浅草エリアを走っています。4路線はそれぞれバスの色が異なります。
料金は大人・子供関係なく一律100円。1日乗車券は300円です。急いで目的地に向かいたい方にはあまりおすすめできませんが、ゆっくりと台東区全域を周りたい方には格安で楽しめる乗り物です。
着物レンタル
浅草といえば、やはり「和」のイメージ。天麩羅やあんみつ、寿司といった和風グルメや、あげまんなどの食べ歩きグルメ、そして浅草寺や情緒あふれる隅田川沿いを歩くのであれば、着物姿で歩くのが絵になります。浅草エリアでは着物のレンタルをしているお店が数多くあります。レンタル着物を着て観光すれば楽しさが倍増すること間違いなしです!
多くのお店が、好きな着物と帯を選ぶことができて、着付けまでしてくれて3,000円以下という価格でレンタルしています。中にはヘアセットも込みで行ってくれるお店もありますよ。自撮り棒の貸し出しや、お荷物のお預かりなどのサービスもありますので、着物で浅草の街をてぶらで歩きながら写真撮影も可能です。夏場は大人気のため、予約をすることをおすすめします。
さらに、着物を着て浅草を歩いていると、外国人観光客の方にとても興味を持ってもらえます。会話のきっかけとして、着物を通じた国際交流にチャレンジしてみてもいいですね。
浅草周辺のホテルを紹介
浅草・蔵前・押上のおすすめホテル・旅館スポットを紹介します。