竹下通りってどんなところ?
原宿駅の目の前にある「竹下通り」は、30年ほど前から若者向けのファッションや流行のお店が多く立ち並び、メディアなどで多く取り上げられ、修学旅行生・外国人観光客の観光スポットとしても有名な場所です。時代の移り変わりとともに、常に時代の最先端ファッションや流行を発信するエリアとして話題になり続けています。
1980年代には竹下通り内の「ブティック・竹の子」の洋服を着用しパフォーマンスをする「竹の子族」が有名になりました。代々木公園の近くにあった歩行者天国で不思議なダンスを踊り、非日常を楽しむ様子が社会現象ともなりました。その発信地「ブティック・竹の子」は今でも竹下通り内に存在しています。
さらに1990年代後半にはゴスロリファッションなどの聖地としても有名で、竹下通りには派手なメイクとゴスロリファッションに身を包んだ若者が多く歩いていました。さらに、ファッション以外では「竹下通りでクレープを食べる」ことが憧れでありステイタスとされていました。
近年では日本の「KAWAII」文化の本場として有名なエリアになりつつあり、中高生をターゲットとした雑貨やファッションのお店だけでなく、インスタ映えを意識したスイーツのお店が増えてきています。
さらに、中国人観光客も急増しており、竹下通り内の「ダイソー」、「マツモトキヨシ」は外国人観光客のお土産爆買いスポットとしても話題です。
全長350メートルの通りに加え、いくつかの細い横道の中に、日本の「KAWAII」文化や若者向け最新ファッションやトレンドがぎゅぎゅっと詰まった、1日では全てまわりきれないほどたくさんの魅力に触れることができるスポットです。
見どころ
話題のスイーツが楽しめる
原宿竹下通りには、話題のスイーツが楽しめるお店がたくさんあります。数十年にわたり話題で、「原宿と言えばクレープを食べる場所」と言われるほど有名なのはマリオンクレープです。さらに数年前からはパンケーキブームの火付け役となったのも原宿エリアでした。
そんな話題のパンケーキ屋さんが多く存在するのも竹下通りの特徴です。近年はフォトジェニックなスイーツや、ちょっと珍しい食感が楽しめるスイーツまで、さまざまな種類の話題のスイーツが増えており、常に最新のものが集結しているエリアであることが特徴です。
特にどこが有名かの知識がない状態で歩いていてたとしても、目を引くスイーツのお店が多く立ち並ぶため、気になるスイーツに必ず2~3ヵ所めぐり合うことができること間違いなしです。
土日はかなり行列ができていることもありますが、時間帯や曜日などにより、運が良ければ行列店にも関わらず、並ばずに入れることもあります。
2018年、「レインボースイーツ」が話題となりました。「Totti Candy Factory」はレインボーのグラデーションがきれいな、綿あめやキャンディが楽しめます。インスタ映えはもちろん、綿あめになじみのない外国人観光客にも大人気なんです。サイズがかなり大きく、大人の男性の顔よりも大きいのが驚きです。
さらにメイド服のお姉さんが作ってくれるのも見どころです。
さらに、竹下通りの中の狭い道を1本入ったところにある「レシャイナー」は、なんとレインボーカラーのレインボーチーズトーストが話題です。お店自体が出店のような構えになっていますが、店の前に大きな手足の長いピンクのクマがいるのが目印です。店の外観を背景にして写真を撮影する方が多くいます。
インスタ映えスポットがある
さらに、竹下通りにはインスタ映えするスポットもたくさんあります。お店の建物自体が可愛らしいものや、店頭や店内の装飾が可愛い場所はもちろん、お店で購入した商品やスイーツをその場でインスタにあげたくなるような撮影スポットを用意しているお店がたくさんあるんです。
さらに、竹下通り内も季節により装飾が変わります。特に観光客に人気なのが竹下通りの入り口の両側にある、アーチ状の看板です。
華やかな風船で彩られていますが、実はカメラが入口を写しており、アーチ状の看板に通行人の姿が映し出されます。自分が竹下通りの看板に映し出される様子はなんだか不思議。写真に収めたり、インスタにあげる方も多く、1つの名物スポットとなっています。
さらに、インスタ映えスポットだけでなく、その商品やスイーツ自体がインスタ映えするものもたくさんあります。「LONG! LONGER!! LONGEST!!!」は、どの角度で撮影しようか迷うほどにインパクト大な、なが~いポテトやソフトクリーム、チュロスや綿あめが特徴です。上から撮影したり、敢えてはみ出させて撮影してみるのも楽しいかもしれませんね。
また、ごまのソフトクリームが美味しい「coisof」は、インスタ映えするトッピングを自分のお好みで飾りつけして、店内で思う存分撮影できる「インスタ撮影専用スポット」が用意されています。店内はピンク1色で、トッピングの丸い飾りをイメージした装飾がとってもかわいいくて、思わずたくさん撮影したくなってしまうスポットです。※「coisof」は、銀座へ移転しました。
韓国ファッション・コスメが買える
2018年頃から話題の韓国風ファッションやコスメが買えるスポットも竹下通りに集結しています。本場韓国でファッションの最先端を行くブランドが日本初出店をしていたり、韓国アイドル風のメイクが叶う韓国でも人気のコスメショップが多く竹下通り内にあります。
これまでは韓国旅行に行った際に大量にまとめ買いをするか、お土産として買ってきてもらわなければ手に入れることができなかった「オルチャンメイク&ファッション」がすべて竹下通り内で手に入ります。店員さんはほとんどが韓国のお姉さんなので、本場で流行っているファッションやメイク方法について聞くことができるのもポイントです。
韓国ファッションのアイテムを取り扱っている、「STYLENANDA HARAJUKU」は、ピンク色の建物が目印!3階建てで、韓国で話題のファッションの洋服や、韓国コスメが勢ぞろい!
店内も本場の可愛さが再現されているだけでなく、2階にはピンク1色のテンションがあがるインスタ映えスポットが用意されており、店内で購入した商品やコスメと一緒に撮影ができます。
「ETUDE HOUSE」は韓国風今っぽさメイクが叶うコスメブランド。韓国旅行のお土産の定番でしたが、竹下通りで手軽に購入できるのが嬉しいですよね。店の外観や内装もテンションがあがる雰囲気なのも、本場ならではのお店を再現しているのが可愛らしいです。
原宿に来たらやっぱりショッピングをしたいですよね。さらに、お友達や家族へのお土産もしっかり揃うスポットがたくさんあります。もちろん、原宿を代表する「KAWAII」文化のファッション雑貨が揃うお店も多く、「原宿らしい」お土産が揃います。
ここ数年で小型のショッピングセンターが多く竹下通り内に登場し、原宿の各所に点在していた古着屋さん、激安雑貨屋さんが竹下通り内に集結しはじめました。そのため、ショッピングやお土産がすべて竹下通りだけで揃うのも嬉しいポイント。
「原宿アルタ」はディズニーストアやストーンマーケットなどの一般的な雑貨屋さんに加え、キャラクターのクレープが楽しめるC.A.P原宿など幅広いラインナップが揃っているショッピングセンターです。
「SoLaDo竹下通り」は女子中高生に話題のファッションブランドが集結しているショッピングセンターです。雑誌「ニコラ」に掲載のファッションがたくさん揃うだけでなく、「JENNI」「PINK-Latte」などの東京で話題のファッションはここに来ればひととおり揃います。
そして「ドリーム*ステーションJOL原宿」では、女子中高生の気になる話題の発信地です。無料で使用できるコスメルームや、イベントなどのステージがたくさん!小腹が空いたときのプチグルメもフードコートに集結しているので、ちょっとおやつが食べたいなというときにはぴったりです。
お土産を探したいときは雑貨が全て390円均一の「サンキューマート原宿竹下通り店」がおすすめ。珍しい雑貨が所せましと並んでいて、ずっとみていても飽きないうえに迷ってしまいます!全て390円と安価なのも、お土産の大量購入にピッタリです。
さらに、古着ファッションなら「原宿シカゴ竹下店」。古着ショップとしての老舗でありながら、入りやすさと欲しいアイテムの探しやすさが魅力のお店です。多くの古着ファンが長年通い詰めるため、思わぬヴィンテージものに出会えることもあります。
おすすめの周辺スポット
竹下通りから徒歩10分圏内で行けるランチ
竹下通りと合わせて観光におすすめ
竹下通りと合わせて観光におすすめの人気スポットには、いずれも徒歩圏内にありショッピングを楽しめる表参道ヒルズやキディランド原宿店、ラフォーレ原宿やMoMA Design Store表参道などがあります。
表参道ヒルズ
表参道ヒルズは明治神宮前駅から徒歩5分の位置にあり、竹下通りからも徒歩10分ほどで着きます。
けやき並木に溶け込むように作られた流行や情報の発信地「メディアシップ」である表参道ヒルズは、感性を磨けるショップを館内のスロープで楽しく廻ることができるので人気のスポットです。
表参道のランドマークとされている表参道ヒルズは2006年にオープンして以来、表参道の上品でオシャレなイメージを象徴するスポットになっています。六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズと同じ森ビルが手がけていますが、2つと比べると規模は小さめなので、一日ずっと過ごすというよりも行きたいお店に気軽に訪れやすい施設となっています。
メインのショップには流行の先端を行く、レディス・メンズそれぞれのアパレルやジュエリー、ビューティーショップ、ライフスタイル雑貨店が入っています。
アートの面からも情報を発信するために「ギャラリーコーワ」「Galerie412」「ギャラリー同潤会」「ロケット」と4つのギャラリーが入っています。また、通りに面した「表参道Rスタジオ」や本館地下3階の大きな「スペース・オー」というイベントスペースでのイベント開催により、いつ訪れても新しいワクワク感を得られます。
表参道ヒルズでは季節に合わせたイベントや、魅力的な展示会が館内の様々な場所において数多く開催されています。内容もイベントや展示会によって大きく異なっているので、自分に合ったものを見つけ出す楽しみが味わえます。
キディランド原宿店
キディランド原宿店は明治神宮前駅から徒歩2分の位置にあり、竹下通りからも徒歩5分ほどで着きます。
東京の原宿にあるキャラクターグッズを主に扱う雑貨屋「キディランド(KIDDY LAND)」は、地下1階から4階の建物の中に様々なキャラクターグッズが詰まっている、まるでキャラクターグッズのテーマパークのような人気のスポットです。
ドラえもんやキティちゃん、セーラームーンなど日本の漫画、アニメ、映画などのキャラクターやご当地キャラ、ゆるキャラなどのグッズがたくさんあり、日本発のキャラクターだけでなく、海外のキャラクターのグッズも豊富でファンにはたまらないお店です。
誰もが1度は必ず見たことがあるようなキャラクターたちが棚いっぱいに並べられています。表参道の通り沿いにあり、とても立ち寄りやすい場所にあるので、ここでしか買えない限定グッズなどをプレゼントやお土産に探してみてはいかがでしょう。
ラフォーレ原宿
ラフォーレ原宿は明治神宮駅から徒歩すぐの位置にあり、表参道ヒルズからも徒歩5分ほどで着きます。
ファッション・文化のディベロッパーとして若者に人気のショップがたくさん入っていて買い物を楽しめる人気のスポットです。
地域の活性化を目的にした「街づくり」をテーマとし、1978年に明治神宮の街・原宿にオープンしたラフォーレ原宿。ファッション=時代を表現するカルチャー全般という視点から発信を続け、 “ファッションの街・原宿”へと変貌する街のランドマーク的役割を果たしてきました。
最上階である6階にはアートをはじめ、デザインや音楽、写真などファッションと密接に関わっている様々なカルチャーを独自の視点から発信している多目的ホールの「ラフォーレミュージアム原宿」があります。東京のカルチャー・シーンはここでチェックできますよ。
MoMA Design Store表参道
MoMA Design Store表参道は明治神宮駅から徒歩5分の位置にあり、表参道ヒルズからも徒歩5分ほどで着きます。
The Museum of Modern Art初めての海外出店となったのがここ表参道店です。MoMAの代表的な商品や限定商品を含む、美術館のコレクションを象徴するラインナップが人気です。
独創的な展示と世界でも最高峰の近・現代美術のコレクションを有しているニューヨーク近代美術館(MoMA)は、1929年に“現代”という時代を見据えた美術館として設立されました。その後、1932年にアートの美術館としては初めてキュレーターが常駐している建築・デザイン部門を創設し、20世紀の半ばまでに「グッドデザイン」を定義してその価値を広めるという先導的な役割を担っています。
その使命の一環として、MoMA Design Storeは最新の製造方法や素材、秀逸なデザインコンセプトの製品を世界中から厳選してグッドデザインを提言しています。MoMAのキュレーターがすべての製品を選定していて、実際に美術館のコレクションとして収蔵されているものや、MoMAでしか手に入らないもの、MoMAのためにデザインされたものなどが含まれているそうです。
斬新で楽しいギフトを探しに、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- JR山手線「原宿駅」竹下口前徒歩約10秒
- 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」徒歩約4分
- 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」徒歩約10分
車で行く場合
- 首都高速「首都高出口」から約12分
タクシーで行く場合
- JR山手線原宿駅竹下口前にて下車 徒歩約10秒
よくある質問Q&A
駅から迷わず行けますか?
JR山手線「原宿駅」から訪れるのであれば、「竹下口」の改札を出れば目の前に竹下通りがあり、信号を渡れば10秒で到着します。
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」か、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」から歩くのであれば、「ラフォーレ原宿」のビルを目指して原宿駅方面に歩いて行き、その後「H&M」のビルに沿って歩いて行けば入口を見つけることができます。
「H&M」側からであれば「ロッテリア」が入口にあるのが目印、「原宿駅竹下口」からであれば、「ファミリーマート」、「マクドナルド」が入口にあるのが目印です。
キャッチの男性に話しかけられたらどうすればいいですか?
外国人のキャッチの男性が多く、主に男性に話しかけていることがあります。受け答えをしたり、ついていくと押し売りをされる可能性が高いため、声をかけられても反応しないことをおすすめします。
基本情報
原宿 竹下通り
【営業時間】営業時間は各店舗によって異なります。
【駐車場】
- タイムズ 原宿駅前竹下口第2 24時間 (21台)
- タイムズ渋谷神宮前1丁目 24時間(41台)
【公式ホームページ】http://www.takeshita-street.com/index.html
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