よみうりランドってどんなところ?
歴史も深い老舗遊園地
豊富なアトラクションと、ユニークなイベントが人気の遊園地で、東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがるエリアにあります。1964年に開園し、様々に姿を変えながら今の姿となっています。近年も多くの進化を遂げており、2016年には子供向けの工場体験施設「グッジョバ!」がオープンしました。
豊富でユニークなアトラクションとショー
コースター型から垂直降下系などの絶叫アトラクションから、大観覧車にお化け屋敷やミッション系屋内アトラクションなど、とにかく種類豊富でユニークな乗り物の約30種のラインナップが人気です。子供向けの工場施設型遊園地「グッジョバ!」には15種類のアトラクションと、4種類の異なる業種によるワークショップ施設があります。また、アシカショーやキャラクターショーなども楽しめる珍しい遊園地です。
季節イベントは盛大に盛り上がる
よみうりランドの2大季節イベントは、夏の「プールWAI」と秋から冬にかけた「ジュエルミネーション」。プールでは夏らしいライブイベントや、子供向けの参加型イベントなどが催されて夏を盛り上げます。秋から冬にかけては、園内の至る所にテーマにちなんだイルミネーションが登場し、都内でも随一のイルミネーションスポットとなっています。
見どころ
必ず乗りたい絶叫マシン
園内で最長かつ最高時速110kmを誇る人気のコースターが「バンデッド」です。最上部から見える景色は格別。春には絶叫しながら花見、夏には水がかかるスプラッシュバンデッドが楽しめます。冬はイルミネーションとコラボして火の演出などを取り入れたバージョンも登場。季節ごとに違った楽しみ方ができます。
日本初の立ち乗り一回転コースターとして登場した革命的コースターが「MOMONGA」です。立ち乗りでジェットコースターを楽しめるのは関東でもよみうりランドのみ。モモンガをイメージしたピンクのレールがポップで可愛いですよ。座り乗りと立ち乗りの交互運転をしていることがほとんどなので立ち乗りが怖い方も一回転に挑戦できます。
園内の少し高い丘のようなエリアにそびえる2本の柱「クレイジーヒュー・ストン」。急上昇が楽しめる「ヒュー」と急降下が楽しめる「ストン」の2種類のアトラクションがあり、どちらも重力で自分の体が浮いたりするのを楽しめます。
都内で常設されているバンジージャンプはここだけという貴重なアトラクションです。高さは22メートルでビルの7階に相当しますよ。価格はフリーパスには含まれず、1,200円とバンジージャンプデビューにぴったりのリーズナブルな価格。記念としてジャンプする際の動画を残しておけるオプションサービス(別途3,000円)も。
子供も楽しい中堅アトラクション
園内の各地を走り抜ける爽快感あふれる遊園地の定番アトラクションといえばゴーカートですね。全長約1kmの一人乗りハイウェイロングコースと約600mの二人乗りファミリーコースから選ぶことができます。
子供向けのジェットコースター。よみうりランドのオリジナルキャラクター「ランドドック」が施された可愛らしいわんわんコースター「わんデッド」はコースターに乗ってくるくるとのぼったりおりたり、途中でシャボン玉が出て来たりします。親子で楽しめるおすすめのアトラクションです。
ライドに乗ってシューティングゲームを楽しめる「アニマルレスキュー」。スコアを競いながら楽しめる園内では珍しいジャンルの乗り物です。家族や友達同士で何度も挑戦してハイスコアを狙う上級者も。
高所から眺める絶景アトラクション
遊園地のシンボルでもある大観覧車は、園内を一望できる位置にあり、天気がよければ富士山まで見えるという珍しい観覧車。イルミネーションの時期の美しさと特別感は格別です。
京王よみうりランド駅と園の入り口をつなぐゴンドラは、交通手段としてもアトラクションとしても楽しめる一石二鳥な乗り物。春には一面の桜を、秋〜冬にかけては一面のイルミネーションを眺めることのできる最強の移動手段です。
大きな大きな飛行機の形をしたライドが一回転する「ルーピングスターシップ」。てっぺんに達するときには乗客みんなが真っ逆さまになってしまいます。てっぺんから見る真っ逆さまの風景も貴重な眺めかもしれません。
ゆったり楽しむ2大エンタメショー
こどもたちに大人気のキャラクターたちが繰り広げるヒーローショーが楽しめます。アンパンマン・仮面ライダー・プリキュアが日替わりで登場しますよ。屋外のステージは開放的で子供たちも大喜び間違いなしです。現在、正統派なキャラクターショーを観れる場所は都内でも数少ないです。
可愛くて賢いアシカたちのジャンプや輪くぐり、それぞれのアシカの得意技が見られます。イルカショーを行う水族館が多いため、アシカショーを見ることができる施設は珍しいですよ。
また、アシカショーに出演するアシカたちを記念撮影やふれあいを楽しめる特別なツアーも順次開催されています。
子供の工場体験型施設「グッジョバ!」
自動車工場をイメージして作られた「CAR FACTORY / NISSAN」では、デザイン・組み立て・出荷までの車の製造の一部をライド型アトラクションに乗りながら体験できます。自分なりに車体をカスタマイズして試験走行を楽しむ「カスタムガレージ」や、ゴーカート「ev-グランプリ」、画面上で自分なりのデザインや実装を決めてレースに参加することができる「マイレージング」があります。
館内にある高さ4mの全自動変形ロボ「CIRA(サイラ)」は30分に1回、車の形態からロボットに変身します。大迫力のパフォーマンスが楽しめます。車好きの親子や男の子が喜ぶこと間違いなしのエリアです。
※「ev-グランプリ」は、屋内遊戯施設新築工事に伴い、当面の間運休しています。
日清で長く愛されてきた「日清焼きそばU.F.O」をテーマにした「FOOD FACTORY / 日清」エリア。オリジナルのU.F.Oをカスタマイズして個包装し、オリジナルパッケージに入れて持ち帰れるファクトリー施設があります。
流水型のボートライドアトラクションは、オリジナルキャラクターである「ヤキソバン」や「ケトラー」が登場する愉快なアトラクション。
ファッションの世界をテーマにきらびやかな光と音が楽しめる「FASHION FACTORY / WORLD」エリアです。らせん状の屋内ライド型アトラクションは、洋服の製造工程をイメージして作られ、まるで自分が工場の中にいるかのような気持ちになることができます。
その他にも、オリジナルのリストバンドがもらえる編み物体験ライドや、オリジナルTシャツを作るワークショップが楽しめます。
ノートの定番である「キャンパスノート」をテーマにしてつくられた「BUNGU FACTORY / KOKUYO」エリアです。「キャンパスノート」の製造工程をミッションゲームを体験しながら学ぶことができる「キャンパスチャレンジ」が屋内にあります。
屋外では、見た目の印象も可愛いカドケシ風のトロッコに乗れるアトラクションや、えんぴつ型の垂直昇降アトラクションなど、可愛らしくてポップな文房具の世界観を楽しめます。日本初のボールコースター型のアトラクションも登場していますよ。
季節を盛大に楽しむ夏・秋イベント
夏といえばプール!東京近郊の野外アミューズメント系プールの中でも人気スポットのひとつが「プールWAI」です。大きな波のプールや流れるプールに、スライダー、赤ちゃん〜子供用のアンパンマンプールなどが楽しめます。
アンパンマンプールにアンパンマンが遊びに来て一緒に写真を撮ったりサインをもらったりできるイベントや、ライブイベント、水かけイベント、アヒルのマスコットを競争させるレースなど、楽しいイベントが盛りだくさんでプールでの夏を思いっきり賑やかに楽しむことができます。
園内のメインストリートにゾンビが登場するというハロウィンらしいイベントが10月に開催。仮装をすれば入園無料などの特典もあるので思いっきり仮装を楽しめます。園内の一部のアトラクションはハロウィンバージョンとなり、怪しげでコミカルな演出が加えられますよ。
ハロウィン限定グルメはユニークでインパクトのある真っ黒な骸骨カレー(2018年イベント時)などが登場し、雰囲気を盛り上げてくれます。
よみうりランドが一番盛り上がる秋・冬のイルミネーション
毎年10月頃から翌年の2月頃までの長期間で開催されるのが「ジュエルミネーション」。園内のいたるところにキラキラとカラフルに光るモニュメントが登場したり、木々やアトラクションもライトアップされる年内で一番盛り上がるイベントです。
夏はプールWAIとして活躍するプールはイルミネーションの光と音のエンターテイメントショーのステージとなります。
ナイター営業時でも営業するコースター「バンデッド」などで園内を駆け抜けながら見たり、大観覧車から一望したりと遊園地ならではのイルミネーションの楽しみ方もできます。
遊園地で楽しむグルメ情報
よみうりランド園内にオープンしたBBQ場「JU-JU」。2名以上から予約可能で、手軽なコースメニューを頼めば手ぶらで楽しむことができる施設です。
レギュラーコースは入園料とコースのセット料金は予約をすれば3,400円となります。(2020年2月時)遊園地の雰囲気と一緒にBBQを楽しめる貴重なスポットです。
定番の洋食を味わえるリーズナブルなレストラン「Goodday(グッディ)」。オムハヤシ(980円)、カルボナーラ(900円)やロコモコ(1,030円)などが代表的なメニューです。キッズメニューもあります。
その他、園内のいたるところに売店があり、ラーメンやストリートフードが立ち並んでいます。もちろん、アイスクリーム、チュロスやマリオンクレープなどの遊園地ならではのスイーツも楽しめますよ。
おすすめの周辺スポット
よみうりランドから徒歩10分圏内でいけるランチ
よみうりランドと合わせて観光におすすめ
よみうりランドと合わせて観光におすすめの人気スポットには、向ヶ丘遊園駅から徒歩17分のところにある、川崎市岡本太郎美術館やスーパー銭湯のよみうりらんど丘の湯、よみうりランド駅からバスで約10分ほどにあるキドキドよみうりらんど店などがあります。
川崎市岡本太郎美術館
川崎市岡本太郎美術館は向ヶ丘遊園駅から徒歩で約20分の位置にあり、よみうりランドからも車で約20分ほどで着きます。
川崎生まれの芸術家・岡本太郎の芸術、およびその両親である漫画家・岡本一平、小説家・岡本かの子の芸術を顕彰する美術館です。生田緑地内にあり、生田緑地東口から徒歩約5分ほどです。
「自然と融合した美術館」のコンセプトに基づき、展示室を始めとするほとんどの施設が地下にあります。地上は「母の塔」を中心とする公園スペース、カフェテリアや湧水を利用した池や滝など、美術館機能だけでなく生田緑地の自然を十分に取り入れ、市民の憩の場となる設計が施されています。
また常設展示室は従来の美術館展示の概念を突き破り、岡本太郎の作品を肌で感じることのできる「体験型展示空間」をコンセプトに、絵画、彫刻、家具など、岡本太郎の多岐に渡る作品や思想とその背景をわかりやすく、感動的に伝えるための工夫をしています。
岡本太郎作品の中で、「太陽の塔」の顔は有名ですが、美術館のマークとなっている「太陽の顔」は、版画「黒い太陽」にも同様の顔が描かれています。美術館開館の際に、多くの顔の作品の中から養女の岡本敏子さんがふさわしいマークとして選び、これを川崎市に寄贈したのものです。
高さ30mの「母の塔」が岡本太郎美術館のシンボルタワーです。「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現して、この塔は製作されました。
よみうりランド丘の湯
よみうりランド丘の湯は京王よみうりランド駅からゴンドラで5分、よみうりランドからも徒歩約5分ほどで着きます。
遊園地「よみうりランド」に隣接する、首都圏最大級の日帰り温浴施設です。お風呂の種類は、なんと19種類!温泉ではく、露天風呂の岩風呂が半月ごとに全国各地の温泉を人工的に再現しています。
また、漢薬蒸風呂(かんやくむしぶろ)の蒸気には、七種類の和漢植物―サンチシ(田七人参)・カワラヨモギ・ジオウ・トウキ・シコン・オウバク・ヨクイニン―の有効成分が配合されております。
蒸気を吸収することにより呼吸器系、循環器系、消化器系の性能を高めるとともに、皮膚組織に浸透し、皮膚の新陳代謝を促進します。手軽に健康増進と美肌効果が得られますので、ご自身の体調とあわせ、無理せずリラックスした気持ちで利用してみてはいかがでしょうか。
大人1人670円(平日)と料金も手頃で、24:00まで営業していますので、よみうりランドで遊び疲れた体を癒やしに立ち寄ってみるのもオススメです。
キドキドよみうりらんど店
キドキドよみうりらんど店は京王よみうりランド駅からゴンドラで約10分の位置にあり、よみうりランドからも徒歩約1分ほどで着きます。
キドキドは、雨の日も風の日も天候に左右されずに親子で楽しめる子供向け「室内遊び場」です。屋内なのにたっぷり遊べる広々空間だから、子供連れや家族みんなでのお出かけにぴったりです。
キドキドのためにつくられた、天井高5mの開放的な空間が気持ち良いよみうりランド店は、三方の壁がガラス窓になっているため屋外の自然がよく見え、まるで木々の間で遊んでいるような感覚が味わえます。ごっこ遊びや組み立て遊びが体験できるゾーン、トランポリンや回転遊具、ボールプールなど思いきり体を動かせるゾーンなど、夢中になって多種多様なあそびを楽しむことができます。
また、プレイリーダーと呼ばれるおにいさんやおねえさんスタッフがいます。子どもが本能のままに楽しめて、なおかつ成長に寄与するあそびを生み出す「あそびのプロ」がサポートしてくれます。2階には、キッズ&ファミリーがコンセプトの焼き立てピザ・茹で立てパスタが食べ放題の「シェーキーズ」があるので、遊んでお腹がすいたらすぐに食事を楽しむこともできますよ。
屋内ですので、一年を通して、たくさん遊んで食べて、満喫できます。営業時間は、10:00〜18:00です。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 小田急線「読売ランド前駅」から小田急バスで約10分
- 京王線「京王読売ランド前駅」からゴンドラで約5分〜10分/小田急バスで約5分
車で行く場合
- 稲城I.C.直結 稲城大橋より約2km
- 調布I.C.より約5km
- 川崎I.C.より約8km
よくある質問Q&A
ベビーカーの貸し出しはありますか?
無料貸し出し可能です。保証金として1,000円を支払い、返却時に保証金は返って来ます。2020年3月14日(土)より、ベビーカー・車椅子のレンタルには、500円のレンタル料が発生します。
クレジットカードは利用できますか?
チケットブース・園内各所で使用可能です。
周辺に立ち寄れるスポットはありますか?
おすすめは、隣接しているスーパー銭湯「丘の湯」です。様々なお風呂や露店風呂でリラックスできることはもちろん、マッサージや食事も楽しめます。遊園地で遊び疲れた後にぴったりのスポットです。
その他は、大きな商業施設やレストランは数少ないため、京王よみうりランド駅または小田急読売ランド前駅周辺まで行く必要があります。
お弁当の持ち込みはできますか?
可能です。ビン、缶、アルコール類の持ち込みは禁止しています。
基本情報
よみうりランド
【営業時間】営業日・時期による
※詳細は公式サイトの営業カレンダーをチェック。
【料金】左から順に、大人(18歳~64歳)/中高生/3歳~小学生/シルバー(65歳以上)
- ワンデーパス(入園+のりもの乗り放題)
5,500円/4,400円/3,400円/3,900円 - 入園料(遊園地の入園のみ)
1,800円/1,500円/1,000円/1,000円 - ナイトパス(16時以降の入園+のりもの乗り放題)
2,500円/1,700円/1,700円/1,700円 - ナイト入園料(16時以降の入園のみ)
1,500円/800円/無料/500円
【駐車場】
- 7:30〜22:00
- 普通車(平日):1日1,500円
普通車(土日祝・特定日):1日2,000円
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