KITTE(キッテ)ってどんなところ?
「KITTE(キッテ)」は日本郵政によって手がけられ、2013年にオープンした商業施設です。東京駅からは地下道でそのままアクセスすることができるこのKITTEでは、いろいろなヒト・モノ・コトとの出会いのある時間を過ごすことができます。この丸の内にある「KITTE」の他に、2016年には「KITTE博多」、「KITTE名古屋」もオープンしました。
地下1階から地上6階まで7つのフロアには、全国各地のご当地銘品を扱うショップや日本のモノづくりへのこだわりと日本ならではの美意識を感じさせる雑貨やファッションブランド、地域で愛される老舗の味やおもてなしを感じさせるレストランなど人や地域との繋がりを感じさせるお店が多く揃います。
さらに屋上のKITTEガーデンや、1階から5階まで吹き抜けとなっていることで開放感を与えるアトリウムなどKITTE内を歩いているだけでも気分が上がる工夫が施されているのが特徴です。
「KITTE」という名前は、“切手”を貼ると郵便として大切な人に想いが届くのと同じように、商品やサービスに「KITTE」という付加価値を加えることで、それらに込められた想いまでもきちんと届けることができる施設になるように願いを込められて名付けられています。
また「KITTE」には“来て”という意味もあり、“賑わい”をつくることと、“多くの人に来てもらいたい”という想いを楽しく伝えることを目標に名付けられました。
見どころ
豊富な雑貨ショップの数々
"つなぐ、つながる"をテーマとした1階や"自分らしさを彩る"がテーマの2階にはそれぞれ、産地や素材、職人の技術やセンスが活かされた日本が誇るファッション・雑貨の店が並びます。
ビジネスシーンにもプライベートにも使いやすい日々を彩る商品の数々は、いつもお世話になっている人へのプレゼントとしてだけでなく自分用としても購入したくなるものばかりです。
3階には丸の内から新たに発信する"日本の美意識"をテーマに特別感のある洗練された品揃えのショップが揃います。帽子や靴下、時計、ハンカチ、メガネといったファッションのワンポイントとして選びたくなるものの専門店が多く、女性だけでなく男性も夢中になってショッピングできるようなフロアです。
どのショップに関しても、普段使いのものだからこそ質もセンスも高いものを選びたいという方におすすめできます。
"古(いにしえ)と新しい感性の融合"をテーマとした4階には、日本に古来から伝わる伝統と現代の感性を融合させた「いま」使うための雑貨ショップがステーショナリーや化粧品、お香まで豊富なカテゴリーで揃います。
また、この4階にあるブックカフェ「マルノウチリーディングスタイル」は、これからの「新しい働き方」を提案することをコンセプトにFREE Wi-Fiやコンセントも完備されていて、より楽しく仕事をしたい、新しい働き方をしたいという方にぴったりなスペースです。
とっておきが揃うレストランフロア
KITTE(キッテ)は地下1階にテイクアウトやイートインができるフードフロア、さらに1階や4階にもカフェがあります。しかしながらせっかくここへ訪れたからには是非試してもらいたいレストランが揃うフロアは5階と6階です。
5階は"わが街のぬくもり"をテーマとして全国の人気店の味がカジュアルなスタイルで楽しめるフロアとなっています。それに対して6階は"日本のおもてなし"をテーマに特別な記念日に選びたい、ラグジュアリーなレストランが揃うフロアです。
味わえなかった味が集結している5階にある「おばんざい・炙り焼き・酒 菜な」では、京都の伝統的な「おばんざい」や旬の素材を活かした炙り焼きなど、月毎に替わる旬のおすすめ料理や日本ワインを中心とした美味しいお酒を味わうことができます。
さらには夜景も美しい東京駅の眺めの良さとともに、目の前で職人の技術を楽しめるオープンキッチンや雰囲気の良いバーカウンター、宴会もできる個室など様々な用途に合わせた空間が広がっているのが人気の理由です。
ハイレベルなジャパン・クオリティのおもてなしと味覚を楽しめる6階には人気オーベルジュ「アルカナ イズ」が手がけるフレンチレストラン&バー「アルカナ東京」があります。バターやクリームを極力使わずに仕上げらたアルカナ東京のフランス料理は、三浦半島からその日に届けられる朝採りの新鮮野菜をたっぷりと使用し、身体にもやさしいのがうれしいポイント。
このラグジュアリーな雰囲気と味をお得に楽しみたい方には平日限定のおまかせコースがおすすめです。春から秋にかけて開放される60席ほどのテラス席は、円卓や周りのビルがまたひと味違った良さのある空間を演出してくれます。
ご当地の味が集結!KITTE GRANCHE
地下1階にある「KITTE GRANCHE」は、日本各地から厳選されたご当地自慢の味を楽しむことができるフードショップのスペースです。有名店からなかなかお目にかかれないレアな専門店まで、テイクアウトでもイートインでも美食の旅をするようにフロア内をまわることができます。ここでしか買うことのできない限定商品などもあるので要チェックです。
仙台を代表する牛たん専門店「伊達の牛たん本舗」では、肉厚で食べ応えのある本格炭火焼き牛たんを出来立てで味わうことができます。テイクアウト用にも作りたての牛たん弁当が販売されているので気軽に利用可能です。
この「伊達の牛たん本舗」は、宮城アンテナショップに次いで都内で2軒目。なかなか出会うことのできないお店なので、KITTEを訪れたら味わいたいグルメとなっています。
「沖縄家庭料理 琉球市場 やちむん」は沖縄県産の食材を使ったとっておきの家庭料理を「やちむん」という地元の器に盛り付けて提供してくれます。東京にいながら沖縄ののんびりとした時間の流れを体感できる、くつろげるお店になっているので忙しい毎日の癒しになりそうです。
ランチタイムには店内でじっくりと時間をかけてとった出汁を使った沖縄そばやゴーヤチャンプルーが人気です。
ショップだけじゃない!KITTEのさらなる楽しみ方
KITTE(キッテ)の屋上にある「KITTEガーデン」は東京駅の駅前広場を一望することができる開放感のある庭園となっています。他のビルからみる東京駅よりも至近距離になっているので、JR東京駅の丸の内駅舎はもちろん走行している列車までも眺めることができるのが人気です。
約1,500平方mもの広さのあるこのKITTEガーデンにはウッドデッキや芝生があり、ショッピングの合間の休憩や近くのオフィスで働く方のお昼スポットとしてもよく利用されます。天候によって変更される場合もありますが、平日と土曜日は11:00〜23:00まで、日曜日と祝日は 11:00〜22:00まで無料で開放されています。
このKITTEの近くには2018年11月にオープンした丸の内仲通りの新定番スポット「二重橋スクエア」もあります。丸の内らしい、本物志向の大人だからこその魅力を感じるショッピングスポットとなっているので合わせて訪れたいものです。KITTEから二重橋スクエアまでの丸の内仲通りなどを歩いているだけでも洗練された街並みに心が弾むでしょう。
このKITTEの中央部は1階から5階にかけて、陽の光も心地よい吹き抜け空間「アトリウム」となっています。このアトリウムはイベントスペースとしても利用されることが多く、季節感や非日常感を味わえるのが魅力です。またイベントが行われていない時には椅子やテーブルが設置されているため、少し足を休めるのにもおすすめです。
さらにKITTEには「東京中央郵便局」や「JPタワー ホール&カンファレンス」、観光情報センター「東京シティアイ」、学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」なども併設されていて、ショッピング目的の方以外にも多くの人が訪れる賑わいのある場所であることがアトリウムから見ることができます。
東京駅観光ガイドはこちら
二重橋スクエア観光ガイドはこちら
おすすめの周辺スポット
KITTEから徒歩10分圏内でいけるランチ
KITTEと合わせて観光におすすめ
KITTEと合わせて観光におすすめの人気スポットには、KITTEから徒歩すぐの場所にある日本の玄関口・東京駅や19世紀末の西洋美術を楽しめる三菱一号館美術館、日比谷駅から徒歩すぐの場所にショッピングスポットの東京ミッドタウン日比谷などがあります。
東京駅
東京駅は、KITTEから徒歩すぐの場所にあります。
江戸時代より国家の象徴として存在し、1914年に竣工された赤レンガ造りの丸の内口駅舎は国の重要文化財にも指定されていて、フォトジェスポットとしても人気です。
各方面への在来線が集約し、さらに西日本への交通機関である東海道新幹線と東北や北陸への交通期間である東北新幹線・北陸新幹線など全国への発着地点となる日本の玄関口、東京駅。近年では、駅としての機能だけではなく、企業のオフィスが多く東京駅丸の内に集中し、また最新の商業施設やグルメスポットが立ち並ぶ流行の発信地としても話題になっています。
丸の内北口からはドーム天井裏を見ることができます。ドーム内の8ヵ所のコーナーに8つの干支の彫刻がされているので探してみるのも楽しそうです。さらに両翼を広げた大鷲など、細かな彫刻や意匠などの見どころが盛りだくさんです。
主に訪日外国人向けに日本語、英語、フランス語、中国語対応コンシェルジュが観光の案内をしてくれる日本政府観光局認定の観光インフォメーションセンター「TIC TOKYO」もありますよ。東京都内についてはもちろん、日本全国のイベントや情報についての案内、さらに割引チケットの販売やツアーの予約などもできるそうです。
三菱一号館美術館
三菱一号館美術館は東京駅から徒歩5分の位置にあり、KITTEからも徒歩すぐの場所にあります。
2010年春に開館した東京駅近くで美術を楽しめるスポットです。19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックやオディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットンの作品などが収蔵されています。
赤煉瓦が特徴の建物は、三菱が1894年に建設した英国人建築家のジョサイア・コンドル設計による“三菱一号館”を復元したものです。館内にはミュージアムカフェ「Cafe1894」、ミュージアムショップ「Store1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」などが併設されています。
Cafe1894はかつて銀行営業室として利用されていた場所で、忠実に再現された上質な空間の中で食事を楽しむことができ、展覧会とタイアップしたメニューなども企画されています。
東京ミッドタウン日比谷
東京ミッドタウン日比谷は日比谷駅から徒歩すぐの位置にあり、KITTEからも徒歩15分ほどで着きます。
60店舗のショップや飲食店に加え、映画館から空中庭園まで大人が楽しめる空間がたくさん用意されている人気のスポットです。
2018年に開業した、旧三井銀行本店と三信ビルディングの跡地を再開発し建設された地上35階建ての商業施設です。舞踏会が多く開かれた鹿鳴館を意識してビルの外観は「ダンシングタワー」というコンセプトの曲線美の形状となっています。
商業フロアでは“THE PREMIUM TIME, HIBIYA”を掲げ、レトロなデザインを意識しながらも最新の業態や初出店の店舗が多くテナントとして入っているのも特徴です。
日比谷公園や皇居外苑を見渡せる空中庭園や、映画館にはTOHOシネマズの象徴である、小林知己製作の平成ゴジラ像が日比谷シャンテの合歓の広場から移設されているなど、「日比谷」という静かながら歴史を感じる土地柄を最大限生かした作りが魅力です。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 丸ノ内線「東京駅」地下道から直結
- JR「東京駅」から徒歩約1分
- JR京葉線「東京駅」から徒歩約3分
- JR「有楽町駅」から徒歩約6分
- 千代田線「二重橋前駅」から徒歩約2分
- 三田線「大手町駅」から徒歩約4分
- 有楽町線「有楽町駅」から徒歩約6分
よくある質問Q&A
駐車場について教えてください
地下2階、地下3階に駐車場が用意されています。
【営業時間】6:00〜23:00
【利用料金】
- 0〜3.5時間まで 400円/30分
- 3.5〜6時間まで 2,800円(固定)
- 6〜9.5時間まで 2,800円+400円/30分
- 9.5〜24時間まで 5,600円(固定)
※24時間経過以降は上記料金を繰り返し加算
駐車の割引サービスなどはありますか?
加盟店の利用時に駐車券を提示すると駐車割引券がもらえます。
- 1店舗あたり3,000円(税込)以上のお買い上げで1時間割引券を1枚
- 1店舗あたり6,000円(税込)以上のお買い上げで1時間割引券を2枚
- 1店舗あたり50,000円(税込)以上のお買い上げで最大24時間まで無料
※割引券の発行は1枚の駐車券に対し最大2枚まで
※各店舗発行の1時間割引券2枚を1日割引券と交換
※一部対象外の店舗がある
ベビーシートはありますか?
2~4階、6階のだれでもトイレ内に設置されています。5階授乳室内にはおむつ替え台があります。
基本情報
KITTE(キッテ)
【営業時間】
-
ショップ
- 月〜土:11:00〜21:00
- 日・祝:11:00〜20:00
-
レストラン・カフェ
- 月〜土:11:00〜23:00
- 日・祝:11:00〜22:00
-
KITTEグランシェ
- 月〜土:10:00〜21:00
- 日・祝:10:00〜20:00
※祝前日は平日扱いとなる
※一部店舗により異なる
【定休日】年中無休 ※但し、1月1日と法定点検日は除く
【住所】東京都千代田区丸の内2-7-2
【TEL】03-3216-2811(10:00〜19:00)