Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク) ってどんなところ?
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、半世紀の間銀座・数寄屋橋交差点を見守ってきた「ソニービル」の跡地に生まれた最先端の公園です。銀座のど真ん中にあるこちらの公園はなんと、地上1階から地下4階までのフロアからなる地上と地下が一体となった立体公園なんです。
「変わり続ける公園」をコンセプトに2018年8月に誕生して以来、銀座に訪れる人々の憩いの場として多くの人で賑わっています。
地上1階から地下4階の合計5フロアから成り立っているGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)。地下の階は吹き抜け構造になっていて、地下でありながらも開放的な気持ち良い空間が広がっています。
ソニービルの跡地に建っているということで、その面影を感じさせるポイントもあります。広々としたスペースでは、思い思いの時間を過ごすことができたり、期間限定のポップアップストアやイベントを楽しむことができます。
またGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)には、公園を彩るショップが様々あります。テイクアウトドリンクを持って公園でホッと一息つくのにも、小腹を満たすのにもおすすめです。おしゃれなお店がたくさん入っているので、流行に敏感な人はチェックしておきましょう。道路をはじめ、メトロや地下駐車場といった都市機能ともつながっており、アクセスも良好です。
「銀座ソニーパーク」の開園期間は、2021年9月までを予定しています。
見どころ
地下に広がる立体公園で癒しのひとときを楽しもう
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、銀座の一等地にある公園です。地上フロアでは緑が溢れ、癒しの時間を過ごすことができます。公園スペースは、地上フロアと、地下の「Lower Floor」からなり、地下階は吹き抜けの構造となっています。ここでは、そんな公園スペースの詳しい情報や、おすすめの過ごし方についてご紹介します。
地上フロア「買える公園」
有楽町を望む地上フロアのコンセプトは「買える公園」です。ここには、プラントハンター西畠清順が世界中から集めてセレクトした植物が植えられています。そしてその植物はなんとそのまま購入することができるんです。写真のように、植物一つ一つの側には、銀のプレートでその植物についての説明と、値段が記載されています。
西畠氏がプロデュースする「アヲ GINZA TOKYO」が植栽の選定・販売を担い、約2年間(2018年8月〜2020年秋)の期間限定店として営業。2020年9月30日(水)、営業終了しました。
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】1月1日
「変わり続ける公園」
地下に広がるフロアは、空白の何もないスペースが大半を占めます。この「余白」スペースでは、期間限定で様々なイベントが行われます。2018年の夏休み期間には、無料のローラースケート場や、沖縄の美ら海水族館監修の「ソニーアクアリウム2018」が開催されました。このように、季節や期間によってその使い方や形を変えることがこの公園の一番の特徴なんです。
流行最先端のカルチャーストアでショッピングしよう
地下1階にある「THE CONVENI(ザ・コンビニ)」では、最先端のカルチャーグッズをゲットすることができます。こちらのショップは、ファッション・デザイナーでミュージシャンの藤原ヒロシ氏がアパレル企業のJUNと手を組んで作り上げたコンセプトショップで、一見コンビニのような店内にコンビニ商品の形をしたファッションアイテムがたくさん並んでいます。
店内は狭く、10人ほど入るといっぱいになるほどです。ショーケースの中に並ぶおにぎりはタオルだったり、缶の中にはオリジナルのショッパーが入っていたりと遊び心が満載。店内に流れる「コンビニ風の音楽」も藤原氏が自身の楽曲をリミックスして作ったもので、コンビニにいるかのような気分を演出してくれます。
また、マガジンラックには「セブンティーン」や「フライデー」の年代物の雑誌が並んでいます。これらは、神保町の古書店「magnif」のもので、ここで実際に購入することができます。水や、傘、お菓子などコンビニに置いてあるものもあったりと遊び心満載な「THE CONVENI(ザ・コンビニ)」でワクワクドキドキのお買いものを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「THE CONVENI(ザ・コンビニ)」は、2020年9月30日(水)、営業終了しました。
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】不定休
シーンに分けて使えるグルメを楽しもう
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)には、テイクアウト方式のグルメが楽しめるショップがあります。コーヒーやミルクティーなどのドリンクから本格的なクラフトビールとデリまで、気軽に購入できるこだわりのグルメが大集結。購入したら、自由に使える公園スペースで楽しむことができ、ピクニックをしているような感覚を味わうことができます。
ミシュラン星獲得店プロデュースの飲茶スタンド
地下1階にある「MIMOSA GINZA(ミモザ ギンザ)」は、ミシュラン星獲得の高級中華料理店「MIMOSA(ミモザ)」による飲茶スタンドです。「路地裏の屋台」をテーマにしたこちらの店舗では、中国本土でも人気の香港ミルクティーや、エッグタルトなどをテイクアウトで購入することができます。
藤原ヒロシさんや平野紗季子さんなどカルチャー界隈のグルメな方々が愛する一品をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。エッグタルトは200円、ドリンクも450円〜500円ほどなので、気軽にミシュランの味を楽しむことができます。中国の方にも大人気の「香港ミルクティー」など珍しいドリンクが揃っています。
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】月曜日※月曜日が祝日の場合は火曜日、休園日
カフェ感覚で楽しめるクラフトビールスタンド
地下4階には、クラフトビールとデリの専門店「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY」があります。こちらでは、約17種類のクラフトビールをテイクアウトで楽しむことができます。ビールメニューは、ゆずと山椒を使った日本風のビール「Daydream」などコアシリーズ6種に加えて、季節限定のビールなどがラインナップ。テイクアウトカップも飲み口を極力薄くした特注品だというこだわりっぷりです。
また、こだわりのフードも見逃せません。カウンターには、見た目も可愛いデリが豊富に並んでいます。それぞれに合うビールも店員さんが教えてくれるので、ベストペアリングを選ぶことができます。
毎週金曜日には、同じフロアでゲリラの音楽ライブが開催されるので、仕事終わりに音楽を聴きながら公園でお酒をのむこともできます。ちなみに、ドリンクやフードは、どのフロアで食べても大丈夫。自分のお気に入りの場所を見つけて、素敵な時間を過ごしましょう。
「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY」は、2020年8月31日(月)、営業終了しました。
【営業時間】
- 月〜金:11:00〜22:00(ラストオーダー21:30)
- 土・日・祝:11:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
【定休日】毎月第2月曜日 ※月曜日が祝日の場合は火曜日、休園日
ここにしかない「あん」土産をゲットしよう
地下3階にある「トラヤカフェ・あんスタンド」は、和菓子の老舗「とらや」が運営するあんこカフェの新業態です。店内ではあんこをペースト状にした「あんペースト」を製造し、直売しています。
こちらで作られるあんペーストは他店のものとは違い、原材料が小豆・砂糖・寒天のみでとらやのようかんと全く同じなんです。表参道などの他店舗では、メープルシロップなどが加えられたものが売られています。
銀座限定のあんペーストは、日持ち期間が少なく小さなサイズですが、他のフレーバーはサイズがあり、また日持ち期間も長くなっています。常時置いてあるのは小倉あんや白ごまきなこ、こしあんの三種類で、他にも季節によって限定のフレーバーが発売されます。ちょっとした手土産にも、自分で買って帰るのにもちょうどいい出来立てのあんペーストをぜひ味わってみてください。
また、夏季と冬季には期間限定で地上階にポップアップストアがオープンし、地下で製造したあんペーストを使ったスイーツが販売されます。2018年の夏季期間には、あんペーストや、ラム酒などのお酒を使った大人向けのかき氷5種類が発売されました。2018年冬季期間には、あんペーストを使ったおしるこが発売される予定です。
「トラヤカフェ・あんスタンド」は、2020年9月29日(火)、営業終了しました。
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】水曜日・休園日
おすすめの周辺スポット
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク) から徒歩10分圏内でいけるランチ
アーンドラ・ダイニング 銀座本店
南インド料理店。ミールスや日替わりカレーが3種類楽しめるセットなどが人気です。焼きたてのナンのほか、珍しいチャパティもついて更に本格的なカリーが味わえます。ピーク時は満席となることがありますので、早めの来店をおすすめします。
セントル ザ・ベーカリー
行列のできる銀座の人気食パン専門店です。テイクアウトの列とイートインの列は別になっています。全席禁煙で、ゆったりと落ち着いた空間になっています。トースターが並べられ、お好みのトースターでトーストを作ることができるのもなんだか面白いですね。
むぎとオリーブ
ラーメンの名店で、店名からも分かるように、女性も気軽に立ち寄れるカフェのようなかわいい店舗になっています。フレンチの要素を取り入れたラーメンで、2大看板メニューは、「鶏SOBA」と「蛤SOBA」です。
喫茶YOU
“銀座のオムライス”といえば必ずと言って良いほど名の挙がる名店です。ふわっふわでとろとろの絶品オムライスは、どこか懐かしさもある、一度食べたら忘れられない味です。サンドイッチもあります。
Taverna GUSTAVINO(タヴェルナ グスタヴィーノ)
手打ちパスタや200種類ほどの美味しいイタリアワインを提供しています。サラダとパンがついた手頃なパスタランチや、ちょっと贅沢にランチタイム限定のスペシャリテコースも。
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)と合わせて観光におすすめ
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)と合わせて観光におすすめの人気スポットには、銀座駅から徒歩約3分のところにあるGinza Sixや日比谷公園、丸の内駅から徒歩約5分の三菱一号館美術館などがあります。
Ginza Six
Ginza Sixは銀座駅から徒歩約3分の位置にあり、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)からも徒歩約10分ほどで着きます。
Ginza Sixは、2017年4月、銀座にオープンした複合商業施設です。高感度なファッションやグルメが揃い、銀座の新しいランドマークとなっています。6つのフロアには、フェンディ、イヴ・サンローラン、ヴィヴィアン・ウエストウッドといった世界のトップブランドが並びます。草間彌生のオープニング展示など、館内に展示された現代アートやギャラリーも注目です。13階には上質なレストランが複数揃います。
銀座最大の地域に開かれた約4,000平方メートルの屋上庭園は、人々に憩いや交流の場となっており、銀座の街を見渡したり、散策をしたり、リラックスするのにぴったりです。
一方、地下の能楽最大流派である観世流の拠点「観世能楽堂」では、日本の古典文化を体感できます。480席収容のホールとなっています。
日比谷公園
日比谷公園は霞ヶ関駅から徒歩約3分の位置にあり、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)からも徒歩約15分ほどで着きます。
木々や芝生、花壇が美しい日比谷公園は、静寂な時間が流れる都心のオアシスです。皇居や銀座から徒歩圏内とアクセスしやすい場所にあります。
16ヘクタールの広さを誇る「日比谷公園」は江戸時代、大藩の敷地でしたが、明治時代は陸軍練兵場となり、その後1903年に日本最古の西洋風近代化公園へと生まれ変わりました。樹齢500年前後のイチョウの木を含め、数千本の木々が生い茂る憩いのスポットです。
オクトーバーフェストやクリスマスマーケットなど、年間を通じて開催される季節のイベントが人気です。また、敷地内の屋外音楽堂では定期的に演奏会が行われます。
日比谷公園の最大のシンボルは「大噴水」です。噴水池は上中下段の三段構造で、池の直径は30mです。主噴水による噴水の高さは12mにものぼり、夜間にはライトアップもされとてもロマンチックな雰囲気をかもし出します。噴水は毎日8:00〜21:00まで稼働しており、28分周期で楽しむことができます。
三菱一号館美術館
三菱一号館美術館は丸の内駅から徒歩約5分の位置にあり、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)からも徒歩約15分ほどで着きます。
三菱一号館美術館は、2010年に東京・丸の内に開館しました。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したものです。丸の内エリア初の西洋建築で、有名な三菱自動車の銀行部門が入っていました。修復ができないほど古くなったため1968年に解体されました。
美術館では年に3回、三菱一号館が建設された19世紀後半の西洋アートに焦点を絞った展覧会が開かれています。常設展のハイライトの一つに、200点以上の作品からなるアンリ・トゥールーズ=ロートレックのモーリス・ジョワイヤンコレクションがあります。
館内には、ミュージアムカフェ「Cafe1894」、ミュージアムショップ「Store1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設、英国式庭園もあります。日本随一の西洋芸術のコレクションが楽しめます。
東急プラザ 銀座
数寄屋橋交差点に面する大型の商業施設です。館内には、「Creative Japan〜世界は、ここから、おもしろくなる。〜」をコンセプトに、格式とトレンドを兼ね備えたショップが立ち並んでいます。
歌舞伎座
東銀座駅に直結していて、ミュージカルや演劇を好む人はもちろん、そうでない人も楽しめる「歌舞伎座」は、一生に一度は訪れたいスポット。特に初心者におすすめなのは、お手頃価格の一幕見席のチケットです。5階には「歌舞伎座ギャラリー」があります。
アクセス情報
電車で行く場合
- 東京メトロ 丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座駅」B9番出口直結
- JR 山手線・京浜東北線「有楽町駅」中央口から徒歩約5分
よくある質問Q&A
公園で飲食をすることはできますか?
公園にはいたるところにベンチやテーブルがあるので、そこで自由に飲食することができます。無料のWi-Fiもあるので、ちょっとした休憩にもぴったりです。
公園は24時間利用することができますか?
公園部分は5:00〜24:30までのみしか利用できません。そのため、深夜の時間帯は入ることができません。
車椅子やベビーカーは利用できますか?
階の移動は、スロープやエレベーターがあるので移動するのも安心です。フロアも広々としているので、混み合っていなければ安全に利用することができます。
基本情報
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
【営業時間】5:00〜24:30
※地上部から東京メトロ 銀座駅コンコースへの開放時間です。
※パーク内の店舗営業時間やイベント開催時間はそれぞれ異なります。
※B1インフォメーションの営業時間は10:00〜20:00です。
【休園日】12月31日、1月1日
【料金】入園無料
【住所】東京都中央区銀座5-3-1
【問い合わせ先】