石川ってどんなところ?
異なる魅力の4つのエリア
石川と言えば、金沢をイメージする人が多いかと思います。しかし、見所は金沢には留まらず、各エリアごとに違った楽しみ方ができます。
- 観光スポットが凝縮された人気の金沢エリア
- 海鮮グルメを堪能できる能登エリア
- 温泉に浸かりゆったりとした時間を過ごせる加賀エリア
- 自然の豊かさを存分に感じられる白山エリア
このようにそれぞれ異なる魅力があり、エリア周遊もおすすめです。そして比較的見所が凝縮されているので、弾丸旅行にもぴったりです。
どんなシーンにも合うスポット達
- 風情あふれる街並み
- 地元産の絶品グルメが楽しめる飲食店
- 貴重な文化財の数々
- デートにぴったりなライトアップスポット
- 様々な効能の温泉
- 四季折々の魅力がある自然スポット
観光スポットが種類豊富にあり、シーンに沿って満喫できます。旅の目的に合わせて観光スポットを選ぶことができるので、自分や一緒に行く人にぴったりなスケジュールを組むことができる楽しさがあります。
石川旅行の見どころ
海鮮グルメを心ゆくままに堪能できる
石川は日本海に面しており、新鮮で美味しい海鮮グルメがたくさんあります。石川のどのエリアでも味わうことができるので、ぜひ海鮮グルメを堪能してみてください。お寿司屋さんはたくさんあるので、どこに入ったらいいのか悩んでしまうほどです。
石川のご当地グルメだけでなく、北陸の海鮮グルメを集めたメニューを置いているところも多いです。石川の中でも一番有名なのは「のどぐろ」です。高級魚のイメージを持っている人が多いのどぐろですが、石川では比較的リーズナブルに食べることができます。
のどぐろは綺麗な白身で、甘くてジューシーな味わいですので、ぜひお刺身で味わってみてください。
古き良き街並みを散策できる
金沢エリアには、昔ながらの街並みを残したスポットがいくつかあります。それらは歴史を感じる茶屋街であり、綺麗に修繕されつつ保存されています。その街並みを歩いて楽しむことで、まるでタイムスリップしたような感覚を感じられます。
茶屋街なので、お菓子屋さんやカフェがたくさんありますが、景観を綺麗に保つために食べる歩きは禁止になっていますので、散策する際には注意しましょう。
風情のある街を歩くのには、着物を着るのもおすすめです。レンタルできる場所も多いので、ぜひ特別なひと時を味わってみてください。
自然豊かな景観をドライブで楽しめる
石川には、自然豊かな観光スポットがたくさんあります。それらをドライブで巡ることができるので、ドライブ旅が好きな人にとっては絶好の旅先です。気持ちの良い風を感じつつ、素晴らしい四季折々の景観を満喫できます。
通常のドライブだけでなく、世にも珍しい「ビーチをドライブ」できる観光スポットもありますので、ドライブ旅に慣れている人も刺激的なドライブを楽しむことができるでしょう。
時間を気にせず、自分の好きなスケジュールで巡ることができるのもドライブ旅の醍醐味です。ぜひ、石川でドライブ旅をしてみてください。
種類豊富な体験に挑戦できる
石川は、日本だけでなく外国からの観光客も多く、体験も充実しています。
- 和菓子作り
- 絵付け
- 金箔貼り
- 陶芸
- 着物レンタル
普段はなかなかできない体験が盛りだくさんで、どれをしようか悩んでしまうほどです。基本的にはどれも予約制のため、訪れる前に予約をしていきましょう。人気のスポットでは、満員で参加できない場合もあるため、早めの予約がおすすめです。
電車の路線が多く、エリア周遊がしやすい
石川というと、金沢や能登のイメージを持つ人が多いですが、その他のエリアも魅力がたっぷりです。また、それぞれのエリアは鉄道やバスで繋がっており、エリア周遊がしやすいです。見所がぎゅっと詰まっているので、短期間でもエリア周遊はしやすく、石川を満喫したい人には良いでしょう。
金沢を出発とした場合、鉄道やバス移動で各エリアに行くことができます。
- 能登へは「約1時間」(鉄道)
- 加賀へは「約30分」(鉄道)
- 白山へは「約2時間15分」(バス)
2泊3日以上する場合には、周遊をおすすめします。
金沢エリア
石川といえば、金沢をイメージする人は多いでしょう。そんな石川を代表する観光エリアの金沢には、古き良き観光スポットが多いです。
人気のエリアなので、大型連休や土日には混雑が予想されます。混雑の時期に予約が必要な場所へ行く際には、予約を忘れないように気をつけましょう。
- 古き良き街並みが残る「ひがし茶屋街」
- 駅自体が観光スポット「金沢駅」
- 海鮮をたらふく食べよう「近江市場」
- いつ行っても美しい「兼六園」
これら以外にも見所が盛りだくさんですが、コンパクトなエリアなので短期間で十分に巡ることができます。弾丸旅行にもおすすめのエリアです。
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は、金沢を代表する人気の観光スポットです。金沢駅からも徒歩で行ける立地なので、ぜひ訪れてみてください。その景観はとても美しく、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
出格子(でごうし)という、建物の表の柱よりも出ている格子の造りで、趣のある建物が軒を並べます。そして道は石畳であり、より一層美しさを引き出します。
江戸時代の景観を保っていますが、現在はお茶屋さんだけでなく、雑貨屋さんやカフェも充実しているので、のんびりとした時間を過ごすことができます。景観を保つために食べ歩きを禁止しているので、飲食は店内でするように注意しましょう。
着物をレンタルして、ひがし茶屋街で写真を撮れば、一気にタイムスリップしたような雰囲気を味わえるので、時間に余裕がある人は着物を着るのもおすすめです。
兼六園
兼六園は、いつ行っても綺麗な景観を楽しめることで有名な観光スポットです。四季折々で違った表情を見ることができます。四季のある日本ならではの魅力に、外国人観光客にも人気です。
- 春には素晴らしい桜
- 初夏には色鮮やかなカキツバタ
- 秋には紅く色付く紅葉
- 冬には樹木を保護する雪吊り
ミシュランの観光版で最高ランクの三つ星を獲得したことでも有名です。特に夜間はライトアップも行われるため、より幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
金沢駅
金沢駅は単なる駅ではなく、見所が満載な金沢の玄関口です。まず驚くのはその見た目です。「鼓門」は朱く存在感があり、中に入るとガラスの構造の「もてなしドーム」が迎えてくれます。近代的なデザインで、ガラスから注ぐ明かりで駅全体が明るい雰囲気に包まれます。
夜間にはライトアップされるので、違った表情を楽しめます。ぜひカメラで撮影してみてください。アメリカの旅行雑誌にて「世界で最も美しい駅」の1つにも選ばれたくらい、魅力たっぷりの駅です。
駅ビルには、レストランやカフェも豊富でもちろんお寿司屋さんも入っているので、鉄道を待っている間も飽きずに満喫できます。
長町武家屋敷通り
長町武家屋敷(ながまちぶけやしき)通りは、昔ながらの風景と現代の生活が合わさっており、不思議な魅力を醸し出しているスポットです。長町には、加賀藩士と中級武士たちの屋敷跡が残っており、風情のある街並みが並んでいます。
「黄土色の土塀」や「石畳の小路」が続き、夜間のライトアップはもちろん、春には桜、冬には雪化粧と、四季折々で違った表情を楽しめます。もちろん歩くだけでなく、九谷焼のお店やレストランもあるので、休憩しつつ散策することができます。
「武家屋敷跡野村家」では、屋敷を一般公開しており、当時の豪華な建物と素晴らしい庭園を見ることができます。その当時の歴史を感じることができるので、ぜひ事前に歴史を学び、訪れてみてください。
近江町市場
近江町市場は、金沢を訪れた際には外せない観光グルメスポットです。古くより、地元の人々に愛されてきた近江町市場には、市民の台所として様々な食品が販売されています。道にずらっと並ぶのは、約180店ものお店です。
- 日本海の新鮮で豊富な魚介
- 地元産の水々しい野菜
- ジューシーな果物
- お土産にもぴったりな加工食品
その他にも、店頭ですぐに食べられる惣菜も多く、食べ歩きを楽しむこともできます。果物屋さんでは、メロンやオレンジの果実の中身をフレッシュジュースにして、そのままストローをさして飲むことができるドリンクを売っているところもあります。
食事に困った時には近江町市場を訪れてみれば、きっと絶品グルメに出会えるでしょう。
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館は、その名の通り近代的なアートに溢れており、思わず写真を撮りたくなってしまうようなモニュメントが多いです。「誰もがいつでも立ち寄れ、様々な出会いの『場』となること」をコンセプトにしているそうです。
特におすすめのポイントは、レアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」です。庭に設置されているプールにはたくさんの水が入っているように見えますが、実は約10cmの水が張られているだけなのです。そして、その張られている水の下には入ることができるので、上から見るとまるで水の中に人が居るように見えます。
もちろん、内部から見上げる水上の眺めも不思議で、作品の中に入り込んでしまったような不思議な感覚を味わうことができます。
その他にも魅力的な作品がたくさんありますが、堅苦しくなく気楽に見学できるので、子供連れの観光にもおすすめです。
成巽閣
成巽閣(せんそかく)は、国指定重要文化財に指定されています。その歴史は、1863(文久3)年まで遡り、当時13代藩主・前田斉泰(まえだ なりやす)が母のために兼六園に建てた「隠居所」が成巽閣です。
そのため、建物内のデザインは小鳥や花が多く使われており、女性らしい雰囲気が漂っています。
特に「群青の間」は、前田家にのみ許された「高貴の色」ですので、ぜひ見てみてください。「つくしの縁」では、素晴らしい庭園を眺めることができ、時間を忘れ、その雰囲気に酔いしれることができます。
正面入り口もありますが、兼六園側からは「赤門」から入ることができますので、兼六園とセットで観光するのも良いでしょう。
妙立寺 / 忍者寺
妙立寺(みょうりゅうじ)は、一風変わった神社で別名「忍者寺」と言われています。1643(寛永20)年に建設されたこのお寺には、当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩が幕府の襲撃という万一の場合に備えて、様々な仕掛けを施したそうです。
お寺の井戸の中には、金沢城に続く「抜け道」があると言われており、「落とし穴」や「隠し階段」・「隠し扉」など、随所に敵を撹乱するための仕掛けがあります。茶室にも工夫があり、刀や槍が振り回せないように、天井が低くなっているそうです。
そして、外観は2階建てですが、実際にはなんと「7層」にもなっていて、23部屋、階段は29個もあるというのですから驚きです。実際に敵が迷い込んでしまったら、抜け出すのは容易ではないですね。
つまり、観光においても「ガイドによる案内」が必要ですので、事前予約を忘れずに訪れてみてください。
にし茶屋街
金沢の観光ではアクセスのし易さから、ひがし茶屋街が有名ですが、にし茶屋街も負けず劣らず風情のある街並みです。ちなみに、金沢の三茶屋街にはもう1つ「主計町茶屋街」があります。
にし茶屋街もひがし茶屋街と同様に美しい「出格子」の建物が軒を並べています。しかし、他の茶屋街と比べて「洋風の建物」も混ざっているので、また違った雰囲気を楽しめるのがこのスポットの魅力です。
もう1つの見所は、作家「島田清次郎」が過ごしたお茶屋さんである「吉米楼」のあった場所にある、当時を再現した「西茶屋資料館」です。再現率の高さは素晴らしく、当時の豪華な茶屋の内装を見ることができます。
石川県観光物産館
石川県観光物産館は兼六園の近くにある商業施設です。
- 老舗有名店の和菓子、地酒、海産物などの食品
- 伝統工芸品
お土産にぴったりなものがたくさん販売しているので、お土産に迷ったらぜひ立ち寄ると良いでしょう。
そして、なんと館内で6つの体験ができます。金沢では、体験スポットが多いですが、様々な体験をしたい人にとっては、ここでほとんどのことが出来るので、場所を移動せずに効率的に満喫することができます。
- 和菓子職人が教えてくれる「和菓子手作り体験」
- 砂をガラスに吹き付けて文字を彫る「砂彫りガラス体験」
- 絵付けが出来る「加賀八幡起上り手描き体験」
- 雑貨に金箔を貼ることができる「金箔貼り体験」
- 本皮と木を利用して「小さな締太鼓づくり」
- 自分で茶せんを使ってお茶を点てる「お抹茶の自服体験」
どれを体験するか迷ってしまうほどです。公式サイトを確認して、事前に決めておくのをおすすめします。
能登エリア
山と海の魅力がどちらも詰まったエリアが能登エリアです。その自然の豊かさから、絶品のグルメを堪能できることでも人気があります。昔懐かしい原風景の中、ゆっくりとした旅をすることができます。
海に面している部分が多いことから、オーシャンビューのホテルもあり、贅沢な気分を味わうことができます。リゾート気分に浸りたい人や自然を堪能したい人には特におすすめです。大人の旅のイメージが強いエリアですが、子供も楽しめる観光スポットもあり、家族旅行でも楽しめるエリアです。
のとじま水族館
のとじま水族館は、様々な生き物に見たり触れ合ったりできる、刺激的な水族館で子供はもちろん大人も十分に満足できますので、家族旅行にぴったりなスポットです。
- 海中散歩をしているかのようなプロジェクトマッピング「のと海遊回廊」
- 能登近海に生息している大型の魚たちがいる「ジンベエザメ館青の世界」
- 展示で楽しむ「クラゲの光アート」や「アザラシ万華鏡」
- 1番人気の迫力満点なアトラクション「イルカ・アシカショー」
このように海の生き物を間近で、飽きずに見て回ることができます。また、おすすめは「カワウソのおやつタイム」です。実際にカワウソにエサをあげたり、握手もできます。その愛らしさに思わず微笑んでしまうでしょう。
水族館の隣には「海づりセンター」があり、七尾北湾を眺めながら海釣りもできますので、釣り好きな人はぜひトライしてみてください。
九十九湾
九十九湾(つくもわん)の魅力は、青く透き通った海の綺麗な景観です。その美しさから「日本百景」にも選ばれています。どこか心地よい色の海水は、見ているだけで癒されます。
九十九湾の名前の由来は、東西1km、南北1.5kmの小さな湾の中に入り江がたくさんあることから、その名が付いたとされています。
九十九湾を巡る際には、「遊覧船」がおすすめです。船の上から気持ちの良い潮風を感じつつ、美しい景観を眺めることができます。さらに、途中には「生簀場」があり、魚の餌付け体験もできます。
九十九湾の周辺施設では、マリンアクティビティを体験できるところもあるので、シュノーケリングなどにトライしてみたい人は、訪れてみると良いでしょう。
千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイは、ドライブが好きな人にはぜひ行って欲しい観光スポットです。なんと、国内唯一の「波打ち際を自動車で走ることができるビーチ」なのです。
通常の砂浜は砂にタイヤが取られてしまいますが、ここの砂は粒子が細かく、適度に湿っていて締め固まっているため、タイヤがスムーズに動くのです。天気の良い日に、美しい砂浜と打ち寄せる波を横目にドライブするのは、きっと特別な思い出になること間違いなしです。
まるで、物語の世界に入ったようなロマンチックさを感じられます。その特別感からデートスポットとしても人気があります。訪れた際には、ぜひ写真を撮ってみてください。日中はもちろん、朝方はサンライズ・夕方にはサンセットを拝めるので、より一層幻想的です。
輪島朝市
能登エリアで行っておきたい市場といえば、日本三大朝市の「輪島朝市」です。朝市ですが、早朝ではなく朝8時からの開始なので、訪れやすいです。
新鮮な海産物はもちろん、干物や野菜、民芸品まで販売しています。その露店の数はなんと約200軒もあり、どこに行くか迷ってしまうほどです。露店は親子で何代にもわたって引き継がれており、ローカル感とアットホーム感が味わえます。
販売はほとんどが女性の店員さんで、地元の元気な女性たちの「買うてくだぁー」の呼び声が飛び交い、なんとも賑やかで活気にあふれる市場です。
なお、ここの朝市では商品に「値札」がついていないので、値段は交渉次第です。ぜひコミュニケーションを楽しみつつ、値切りに奮闘してみてはいかがでしょうか。これも市場の醍醐味です!
見附島 / 軍艦島
能登シンボルでもある見附島(みつけじま)は別名、軍艦島とも呼ばれています。その由来は、なんとも大きな「高さ28mの大きな岩」がまるで軍艦がこちらに向かってくるように見えるので、そう呼ばれるようになったそうです。
その姿には、圧巻です。島の付近まで「踏み石」が並べられているため、引き潮の時間帯には歩いていくことができますが、石は滑りやすいので、十分に注意して挑んでください。海を渡るのは緊張感のある、なかなかできない特別な体験になることでしょう。
海岸には「えんむすびーち」という恋人の聖地もあるので、デートスポットとしても人気があります。夜には島のライトアップもあるので、より一層幻想的な雰囲気に包まれます。日の出の時間帯は人が少なく朝日が綺麗に見えるので、朝・夜ともにおすすめです。
世界一長いベンチ
世界一長いベンチは、その名の通り世界で一番長いベンチとして1989(平成元)年にギネスブックに登録されています。増穂浦(ますほがうら)海岸にあり、その長さは全長460.9mもあります。
この場所は、絶景の夕日スポットであり「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれ、たくさんの人に愛されています。「日本海に沈む夕日を見てほしい」という地元の人々の想いから、1987(昭和62)年に延べ830人のボランティアの方々によって、作られたそうです。
そんな心温まる素敵なベンチから眺める夕日は、格別です。ベンチは丘の上にあり素晴らしいサンセットを見ることができるため、デートスポットとしても人気があります。
夏から秋の終わりには「西能登里浜イルミネーションときめき桜貝廊」が開催され、美しいピンクとブルーのライトアップが行われます。サンセットからの夜間のイルミネーションは、更に幻想的で、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
巌門
巌門(がんもん)は、能登金剛を代表するシンボル的な存在です。そのぽっかりと開いたダイナミックな穴が特徴的です。海に突き出た岩盤にあり、その穴は浸食によって開いた「洞門」であり、幅6m、高さ15m、奥行き60mという巨大さです。
洞門の上には、老松がたくさん生い茂っており、より一層その存在感を高めているように見えます。時期によっては、遊覧船が出ているので、タイミングが合う場合はぜひ遊覧船に乗り、海上から眺めるのをおすすめします。
日本海の自然の雄大さを感じられる景観を堪能してみてください。
道の駅 能登食祭市場
道の駅である能登食祭市場は、能登の魅力がたっぷりと詰まった観光スポットです。「いい品・いい味・いい接遇」をコンセプトに厳選した能登の味をたっぷりと味わえます。
【1階】
- 能登の新鮮な魚介が盛りだくさん「能登生鮮市場」
- 能登各地の里山里海の伝統的な味「里山里海小路」
- 能登の名産品や伝統工芸品が取り揃っている「里乃蔵」
- 大人気!の「浜焼きコーナー」
【2階】
- 能登の旬の味覚を満喫!「能登グルメ館」
また、隣接している「七尾マリンパーク」は臨海公園であり、子供連れの家族旅行にもぴったりな憩いの場ですので、外で風に当たりつつ休憩したい人は七尾マリンパークも訪れてみてください。
能登國一宮 氣多大社
能登國一宮氣多大社(のとのくにいちのみやけたたいしゃ)は、縁結びスポットして人気です。その歴史は、奈良時代まで遡ります。北陸の大社として、朝廷からの尊崇も厚かったと言われる非常に歴史のある大社なのです。
神社の森の中には「奥宮」があり、普段は宮司以外は立ち入り禁止とされています。そこは「入らずの森」として聖域となっているそうです。
現在では、その名から「氣」が多く集まる神社と言われており、パワースポット・縁結びスポットとして、たくさんの人々に愛されています。神秘的な歴史のある大社のため、能登を訪れた際にはぜひ行ってみてください。
白米千枚田
白米千枚田は、海へと広がっているたくさんの田んぼです。その景観はとても美しく、「世界農業遺産」に登録された能登の里山里海を代表する景観の1つです。更に、日本の「棚田百選」と「国の名勝」にも指定されている有名な観光スポットです。
急斜面に続くたくさんの段にはそれぞれ田んぼが広がっており、その数はなんと全部で1,004枚です。1つ1つの田んぼは小さく、機械が入らないため、手作業の田植えを行なっているそうです。その昔懐かしい雰囲気に心癒される人も多いでしょう。
水面に反射するキラキラとした太陽の光、サンセットによる素晴らしい茜色がより一層その景観を美しいものにしていきます。どの時期に見に行っても表情の違う景観を見せてくれるため、何回も足を運んでしまう魅力があります。
秋から冬にかけてはイルミネーションもあり、一味違った幻想的な雰囲気を感じられます。
加賀エリア
加賀エリアは他のエリアと比べ、ゆったりとした旅行を楽しみたい人におすすめのエリアです。温泉や自然の豊かさを満喫できる歴史的な観光スポットが多くあります。
特に加賀温泉郷では4つの温泉地が集まっているため、石川の温泉を堪能できます。温泉で日々の疲れを癒しつつ、歴史的な重要文化財や自然のパワー溢れるスポットを訪れ、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
温泉や歴史的エリアいうと、大人の旅行のイメージを持つかもしれませんが、実は子供が楽しめるスポットもいくつかあるので、家族旅行にもぴったりです。
加賀温泉郷
加賀温泉郷は、山中、山代、片山津、粟津の4つの温泉地からなる温泉郷です。石川の温泉を満喫できるスポットです。
【山中温泉】
開湯1,300年と長い歴史の中、愛され続けている温泉です。大聖寺川の渓谷沿いに旅館やホテルが軒を並べています。松尾芭蕉の句にも詠まれた有名さから、多くの人々に親しまれてきました。自然豊かな景観を楽しみつつ浸かることができます。
【山代温泉】
「古総湯」と「総湯」があり、古総湯では、明治時代の総湯を復元した昔懐かしい入浴を体験できます。売店では、温泉たまごがまるごと入った何とも珍しい「温玉ソフトクリーム」があります。ここならではの味に挑戦してみてはいかがでしょうか。
【片山津温泉】
柴山潟の湖畔にあるこの温泉は、美しい湖と白山を眺望でき、幻想的な雰囲気を作り出しています。湯冷めしにくいと言われており、温泉から出た後もポカポカとした温かさが続きます。
【粟津温泉】
「美肌の湯」として人気のこの温泉では、近くに縁結びで有名な「那谷寺」もあり、デートスポットとしておすすめです。
那谷寺
那谷寺(なたでら)は、雄大な自然の景観美が素晴らしいお寺です。特に紅葉の時期には、色あざやかな紅い木々が全体を包みます。その美しさから、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて1つ星を認定されています。
境内には重要文化財が多数あり、見応えは十分です。717(養老1)年に、白山を開山したと言われている泰澄(たいちょう)が開創しましたが、一度、一向一揆によって荒廃し、そして江戸時代に復興されたそうです。
おすすめの散策方法は、「楓月橋(ふうげつきょう)」を渡って展望台に登り、雄大な自然が作り出す絶景を見ることです。パワーがみなぎってリフレッシュできるような観光スポットです。
七ツ滝
七ツ滝は、その名の通り大小異なる7つの滝からなっています。その歴史は何万年も前に遡り、長い時間をかけてできた岩の上を美しく水が流れ落ちていきます。滝の周りには木々があり、秋には色あざやかに紅く染まります。
秋だけではく、春には新緑、夏には滝による涼しさが心地よく、そして冬には真っ白な美しい雪景色を見ることができます。
上流には6つの滝があり遊歩道が完備されているので、間近で美しい滝を眺めることができます。特に「二の滝」の落差は約10mで、迫力満点です。
あやとり橋(鶴仙渓)
鶴仙渓にかかる橋の中でも、ひときわ斬新なデザインで目を惹くのがあやとり橋です。特に秋には紅葉と橋の色が合間って素晴らしい景観を見ることができます。
紅葉の時期以外でも、深い緑の木々と水の流れの音の中、歩いているだけでも癒されます。期間限定でオープンしている休憩処「川床」ではお弁当もあるので、無理せずゆっくりと鶴仙渓を満喫できます。
風情のある景観からとても人気のスポットなので、訪れる際には付近の山中温泉に宿泊し、朝早くに訪れるとよりゆっくりと堪能できるでしょう。
月うさぎの里
月うさぎの里は、うさぎをメインにした何とも愛らしい体験型テーマパークです。その可愛らしさから、子供はもちろん、大人も思わず微笑んでしまう魅力たっぷりなスポットです。
一番の見所は、うさぎ広場です。毎日50匹以上のうさぎが元気よくぴょんぴょんと走り回っています。もちろん、触れることもできて一緒に遊べるので、まるでうさぎの世界に入り込んだような不思議な感覚になります。
うさぎの種類は豊富で、個性の溢れるうさぎさん達に、クスッとしてしまうかもしれません。うさぎ以外にもリクガメの中でも大きな「ケヅメリクガメ」もいて、餌やり体験もできます。その他、カフェやショップもあるので、1日を通して満足できるスポットです。
加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
加賀伝統工芸村ゆのくにの森では、その名の通り、様々な加賀伝統工芸を体験できます。体験は種類豊富なので、この一箇所で存分に楽しむことができます。体験系が好きな人はぜひ訪れてみてください。
まずは風情あふれる古民家が迎え入れてくれます。江戸・明治時代の庄屋の古民家を外見はそのままにした歴史的建造物です。
- 金箔貼り
- 吹きガラス
- 陶芸
- 絵付け
- そば打ち
その他にも50種類以上もの体験が用意されています。旅の思い出に、世界でひとつだけの自分の作品を作ってみてはいかがでしょうか。
日本自動車博物館
日本自動車博物館は、日本一の自動車博物館であり、展示総数は約500台と圧巻です。子供から大人まで車好きの人にはたまらない博物館です。
各国から集められた「世界の名車」が並びます。国内だとここでしか見れないレアな車やレトロで可愛らしい車、映画に登場した有名な車など種類は様々です。
- 1台しかない1948(昭和23)年イギリス製の「ロールス・ロイスシルバーレース」
- 幻の名車「トヨタ2000GT」
- 歴代の「スカイライン」
特にこれらは車好きな人なら一度は見ておきたい貴重な車たちですので、興味のある人はぜひ訪れてみてください。車好きでなくても、車を見ることで歴史を遡ることができます。また、何ともユニークな「世界の色々なトイレ」を40個も展示されており、それもまた面白さ満点です。
道の駅山中温泉 ゆけむり健康村ゆ〜ゆ〜館
道の駅山中温泉 ゆけむり健康村ゆ〜ゆ〜館は、道の駅でありながら、温泉やプール、スポーツ施設など、体を動かしたり休めたりできる多目的施設です。自然豊かな鶴仙渓の近くにあります。
スライダー付き幼児用プールもあり、子供連れの家族旅行の人気スポットです。
もちろん、道の駅らしくお土産品も数多く販売しています。レストランもあるので、「遊ぶ」「食べる」「温泉に浸かる」「買い物をする」が全て叶う魅力的なスポットです。色々なところに行くよりも、コンパクトに楽しみたい弾丸旅行にもぴったりでしょう。
白山エリア
白山エリアでは、白山をはじめとする自然が織りなす美しい観光スポットがたくさんあります。ドライブで巡ることができるので、ドライブ旅が好きな人には特におすすめのエリアです。石川の気持ちの良い風を感じつつ、自然のパワーを思う存分に満喫してみてはいかがでしょうか。
山付近ならではのアクティビティもあるので、ゆったりとした旅行よりもアクティブに楽しみたい人にはぴったりです。もちろん温泉もあるので、たくさん遊んだ後には、温泉で疲れを癒すこともできます。
白山(はくさん)
白山は、富士山、立山と並ぶ「日本三名山」です。その歴史は古く、「信仰の山」としても有名で、長くたくさんの人々に親しまれてきました。高山植物が豊富であり、色あざやかな可愛らしいお花畑が広がっていることから「花の山」とも呼ばれています。
歩道がよく整備されているので、登山初心者や家族連れでも挑戦しやすい山です。キャンプ場やトイレも充実しています。
山頂近くの山小屋では宿泊もできます。夜には満点の星空を眺めることができ、とてもロマンチックです。さらに山頂付近の神秘の湖と呼ばれる7つの湖も幻想的で、忘れることのできない特別な景色を堪能することができます。
白山白川郷ホワイトロード
魅力たっぷりの白山ですが、登山に自信がない人やドライブ好きな人には、車で白山を巡るのをおすすめします。そのドライブコースとなるのが、この「白山白川郷ホワイトロード」です。
- 最初に出迎えてくれる絹のように美しい滝「しりたか滝」
- 紅葉の時期にはまるで山水画のような蛇谷川峡谷に架かる唯一の橋「蛇谷大橋」
- 水しぶきが道路におおうこともある勢い満点の「ふくべの大滝」
- 白山以外にも北アルプスの山々など360度広がる景色を満喫できる「三方岩岳」
その他にも、見所は満載です。このドライブコースは、毎年6月~11月の期間にしか見ることができないため、絶景ドライブを楽しみたい人は日程の確認をしてから訪れましょう。
白山比咩神社
白山は、「白き神々の座」として昔から多くの人々の憧れの山だったそうです。そして、その白山を神体山としているのが、この白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)です。実は、白山神社は全国に約3,000社もあり、ここはその総本宮です。
ここの神様は、ご縁を「くくる」神と言われているため、縁結びとしても有名です。派手な見た目ではありませんが、樹齢1,000年以上の杉や尊厳のある境内には、何とも言えない厳格な雰囲気が漂っています。
宝物館には重要文化財も保存されており、歴史を学ぶこともできます。地元では「しらやまさん」と呼ばれ愛されている、神聖な木々に守られた神社にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
手取峡谷
手取峡谷は手取川の流れと周りの木々が作り上げている美しい渓谷です。その距離は、釜清水町(黄門橋)から河原山町(対山橋)までの約8kmにわたっています。
橋がいくつか架かっていますが、特に「黄門橋」と「不老橋」から見る景色がおすすめです。川の周りには、高さ20~30mの絶壁が続いており、その下を手取川の穏やかな水が流れます。
上流と下流、それぞれ違った表情を拝むことができるので、ドライブで訪れた際にはぜひどちらとも見に行くのが良いでしょう。さらに綿ヶ滝というまるで綿がおちるように流れる滝もあるので、そこも観光のポイントです。
白峰温泉総湯
白峰温泉総湯がある白峰地区は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。その中心部にある温泉であり、全国的にも希少な「純重曹泉」です。
純重曹泉は切り傷などに良いとされており、さらに皮膚の脂肪や分泌物を乳化して洗い流し、滑らかな肌にしてくれるので「美人の湯」とも言われています。その理由から、この温泉は「絹肌の湯」と呼ばれ、ツルツルのお肌になるそうです。
湯船からは、四季折々の素晴らしい景観を楽しめます。露天風呂はもちろん、大浴場も完備されており、岩風呂や檜風呂があるので飽きずに温泉を満喫できます。
石川県ふれあい昆虫館
石川県ふれあい昆虫館は、日本海側で初の本格的な昆虫館であり、世界中の昆虫がたくさん展示されています。特に子供に人気のある観光スポットですが、大人も十分に楽しむことができるボリューム感のあるスポットです。
「ふれあい昆虫館」という名前の通り、間近で昆虫を見ることができるので、昆虫のリアルな生態に目が釘付けになる人も多いでしょう。
特に人気なのは、「チョウの園」でなんと1,000匹もの蝶が飛び交っています。その他にもなかなか見ることのできないレアな昆虫も。毎月19日の「県民育児の日」には、家族で訪れると中学生以下の子供は入館が無料になるので、家族旅行の際にはぜひその日に訪れることをおすすします。
白山一里野温泉スキー場
白山一里野温泉スキー場は、石川県内最大のゲレンデですので、ウィンタースポーツを楽しみたい人はぜひ訪れてみてほしいスポットです。
白山白川郷ホワイトロードの入り口付近に位置しており、初心者コースから上級者コースまで揃っているので、アクセスのしやすさと規模の大きさで人気のスキー場です。家族連れで訪れるのはもちろん、上級者コースで本格的なスキーやスノーボードに挑戦することもできます。
スキー場施設というと、冬しか楽しめないようなイメージですが、冬以外の季節でも遊べるスペースが用意されています。バーベキュースペース、テニスコート、ラジコンカー専用のサーキットコースまであるので、アクティブに遊びたい人にはぴったりなスポットです。
獅子吼高原
獅子吼(ししく)高原では、パラグライダーを体験できます。標高は650mの高原で、山頂まではゴンドラで登ることができるので、登っている間も美しい景観を楽しむことができます。
山頂からの景観は、加賀平野と手取川の扇状地帯がパノラマのようになっており、とても見晴らしが良いです。アルプス連峰、日本海も見ることができます。
バーベキュー広場もあるので、外で食べる美味しさを存分に味わってみてください。そして、夜には夜景がとても美しく、「日本の夜景100選」に県内3番目の夜景スポットとしてランクインしていますので、デートスポットとしても人気があります。
石川のご当地グルメ
能登丼
石川といえば、海鮮をイメージする人が多いでしょう。新鮮な美味しい海鮮丼や寿司は石川県のどこでも食べられますが、特におすすめなのは能登エリアで食べる「能登丼」です。
ただし、能登丼は海鮮だけではありません。能登のブランド牛である能登牛のヒレステーキを乗せた「能登牛ステーキ丼」も能登丼の1つです。
もちろん、お米やお米を炊く水も地元産を使い、お皿や箸も能登産の物を使っています。そして、そのお箸は何とプレゼントとして持って帰れるそうです。店舗によって、ご飯の上に乗っているメインは様々で、オリジナリティを楽しむことができます。
金沢カレー
金沢カレーは、スパイシーでトロッとした濃厚なルーが特徴的です。そして、大きいトンカツをトッピングするのが、食べ方の王道スタイルです。ボリューミーでスタミナ感のあるご当地グルメですが、誰しも馴染みのある「カレー」ということで、多くの人に愛されています。
トッピングされるトンカツは、揚げたてサクサクで、とてもジューシーです。トンカツだけでも十分な満足感があります。千切りキャベツもセットでお皿に乗っており、脂っぽくなくさっぱりといただけます。
トンカツだけで食べるのも、カレーと絡めながら食べるのもどちらもおすすめですので、最初はトンカツだけを食べてトンカツの味を十分に堪能し、その後にカレーとのコラボを楽しんでみてください。
ハントンライス
オリジナリティ溢れる洋食のご当地グルメの「ハントンライス」は、名前や見た目からではその中身があまり想像のつかないグルメです。オムライス?と思う人も多いかと思いますが、単なるオムライスではないのです。
実は、このグルメはオムライスの上に「魚のフライ」をのせて、王道のケチャップとさらにそこに「タルタルソース」をかけたボリューム満点のグルメなのです。
魚のフライだけでなく、今では「エビフライ」や「お肉」など、レストランによって様々で、オリジナルを楽しむことができます。石川では海鮮グルメが多く、さっぱりとした食事のイメージが強いですが、実はハントンライスのようなボリューム感のあるグルメも多いので、飽きずに食を堪能できます。
金沢おでん
金沢といえば、海鮮グルメの次に金沢おでんを思い浮かべる人は多いでしょう。金沢おでんはおでんダネの種類が多く、石川ならではのものばかりで、どれを食べるか迷ってしまうほどです。
- 加賀野菜を使った野菜天
- 出汁を吸ったふわふわの車麩
- 旨味たっぷりの旬の魚のすり身
- 香箱ガニの甲羅にカニの身と卵とミソが詰められた「かに面」
とにかく種類が多いので、飽きずに楽しむことができて地元の人にも人気があります。金沢おでんがメインの居酒屋さんも多いです。人気の観光スポットの近江市場では、サクッと食べられる立ち食いの金沢おでん屋さんもあります。
小松うどん
小松のご当地グルメである小松うどんは、なんとあの松尾芭蕉が賞賛したと言われています。その歴史は江戸時代まで遡り、「加賀藩御用達品」として将軍などに送られていたとされており、古くからその上品な味に多くの人が魅了されてきました。
その上品な味の秘密は、白山の伏流水を使って練られた麺と透明感のある出汁にあります。食べられるお店は、小松市内で60店舗以上もあります。店舗の前には、「小松うどん」と書かれたのぼりが立てられており、すぐに分かるようになっています。
もちもち・ツルツルの麺は守りつつ、店舗によってオリジナリティを出しているので、そこも楽しめるポイントです。
加賀パフェ
加賀パフェは、加賀のおもてなし喫茶メニューとして、地産地消をコンセプトに作られた見た目も美しいパフェです。
色鮮やかで盛り付けもとても美しく、食べるのが勿体無くなってしまうような見た目です。一番上には、「加賀九谷野菜」がトッピングされています。店舗によって見た目も味も異なっており、思わずお店をハシゴして食べたくなるほどです。
味だけではなく、食器にもこだわっているそうです。地元作家さんによる「山中漆器」と「九谷焼」が使用されていて、パフェグラスからコースターまで全て加賀産!というこだわりの一品です。
石川への主要エリアからのアクセス・所要時間
北海道から
- 飛行機
新千歳空港 → 小松空港:約1時間35分
仙台から
-
飛行機
仙台空港 → 小松空港:約1時間10分 -
新幹線(JR東北新幹線+JR北陸新幹線)
仙台駅 → 金沢駅:約3時間50分(大宮経由)
東京から
- 新幹線(JR北陸新幹線)
東京駅 → 金沢駅:約2時間28分
名古屋から
-
鉄道(JR東海道新幹線+JR北陸本線)
名古屋駅 → 金沢駅:約2時間30分(米原経由) -
車
名古屋 → 小牧 → 米原JCT → 金沢西:約2時間47分
大阪から
-
鉄道(JR東海道本線)
大阪駅 → 金沢駅:約2時間38分 -
車
東大阪北 → 門真JCT → 久御山JCT → 瀬田東 → 米原JCT → 金沢東:約3時間21分
福岡から
- 飛行機
福岡空港 → 小松空港:約1時間20分
小松空港・新幹線の停車駅金沢駅を紹介
小松空港
小松空港は、石川県の唯一の空港です。国際線も運行しているので、多くの人が利用しています。そのため、空港内の設備も整っており、フライトまでの時間を過ごしたり、観光スポットとしても楽しめます。
レストランでは、地元で採れた食材を利用しているところも多いです。レストランはいくつかあるので、比較的並ばずに入れそうです。お土産屋さんもいくつかあります。
- 飛行機を間近で見ることができる展望デッキ
- 飛行機好きにはたまらない!航空プラザ
- 自衛隊の訓練が見られる基地見学
このように、楽しく過ごせるコーナーも盛りだくさんです。
金沢駅
金沢駅は、鉄道における石川の玄関口です。魅力溢れる内容から、駅としてではなく1つの観光スポットとしても人気があります。特に、金沢駅の駅ビルである「あんと」はぜひ寄っておきたいスポットです。
金沢でお土産を買うのに迷ったら、この「あんと」に寄ってみましょう。特にグルメが豊富で、金沢ならではの味を持ち帰りたい人で終日賑わっています。一度にたくさんの店舗を見ることができるので、比較もしやすくおすすめです。
石川の年間イベント情報
1月
道の駅のと千里浜 のどぐろ祭り
石川を含む、北陸といえば高級魚の「のどぐろ」が有名です。しつこくなく、上品な味で甘みがあるのどぐろは、観光客だけでなく地元の人からも愛されています。そんなのどぐろを思う存分に満喫できるのが、このイベントです。
2日間に渡って、道の駅のと千里浜にて開催されます。お寿司はもちろん、まるごと姿焼き、あぶり一夜干し、のどぐろ炊き込みご飯、のどぐろピザなど、イベント限定のメニューがたくさんあるので、旅の思い出にはぴったりです。
そして、「のどぐろ寿司・のどぐろ鍋のふるまい」が数量限定であります。整理券が配布されますので、訪れた際にはぜひのどぐろを堪能してみてください。
2月
食祭「珠洲まるかじり」
会場となる珠洲(すず)は、石川の一番北に位置します。能登から近いので、能登を訪れた際にはぜひ訪れてみてほしいイベントです。地元の食材や郷土料理をテーマとした食のイベントであり、様々な料理がたくさん並びます。
特に、珠洲特産の「珪藻土コンロ」を並べた炭火コーナーがおすすめで、新鮮な食材をその場で炙って食べることができます。炭火の良い香りが漂い、食が進みます。
宝探しや地域の小学生が描いた絵の展示などもあり、子供達も楽しめるイベントのため毎年多くの人で賑わいます。
3月
織姫グルメまつり
織姫グルメまつりは、能登エリアにある道の駅「織姫の里なかの」にて行われるイベントです。中能登の絶品グルメはここに大集合していますので、グルメがメインの旅行の場合は、ぜひ行っておきたいイベントです。
- 能登ふぐ
- どぶろく
- 甘酒
- ブリ
これらを使った「1日限定メニュー」が提供されます。その他にも、能登牛、能登豚もあり、ジューシーな美味しさを堪能できます。美味しい能登グルメとともに、冬の寒い時期にぴったりの甘酒は、身体の芯まで温まります。
4月
金沢城・兼六園四季物語「春の段」
兼六園では、春夏秋冬いつでも違った絶景で楽しむことができます。それぞれの季節で楽しめるようになっている兼六園のイベントは「金沢城・兼六園四季物語」と呼ばれており、その中でも特に「春の段」はおすすめです。
春の醍醐味といえば、桜です。また、生き生きとした新緑も見所の1つです。夜にはライトアップがあり、兼六園全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
昔から多くの人に愛されている兼六園は、昼と夜とでまた違った魅力があります。そのロマンチックな雰囲気からデートスポットとしても人気があります。なかなかできない「夜の庭園散策」をぜひ堪能してください。
5月
女川祭 ~水の音~
毎年5月中旬に開催されるこのお祭りは、浅野川河川敷にて行われます。女川祭 ~水の音~はその名の通り、女川踊りを踊るお祭りです。川沿いに美しい踊りが繰り広げられます。
地域の人々によって手作りされた「あんどん」の灯りが幻想的な雰囲気を作り出します。このお祭りは「浅野川がいつまでも美しく流れてほしい」との想いで毎年開催されているそうです。
華やかさや盛り上がりがあるイベントではないですが、浅野川と女川踊りの美しいコラボをじっくりと味わうことができるイベントです。
6月
輪島市民まつり
輪島市民まつりは、地元の人だけでなく多くの人で賑わうお祭りです。1番の見所は、1分間の打ち上げ数日本一を誇る花火です。なんと20分間に16,000発も打ち上げられます。20分に凝縮されていますので、見逃さないよう時間をチェックしてから見に行きましょう。
花火だけでなく、自衛隊航空機の編隊飛行などもあり、飽きずに楽しむことができます。もちろん飲食ブースも充実しており、地元の美味しいグルメがたくさん味わえますので、1日を通して満喫できます。
7月
七尾祇園祭
七尾祇園祭は、毎年多くの人で賑わいます。豪快に繰り広がられる乱舞は、見ているだけで圧巻です。その歴史は平安時代まで遡り、長い間受け継がれてきています。
11基の奉燈(ほうとう)を約50人の若者が担ぎ、かがり火が燃え上がる中乱舞します。その激しさには息を飲むものがあります。
光と音の凄まじさに釘付けになること間違いなしです。圧巻の乱舞は深夜にまで渡りますが、深夜にも関わらず多くの人がお祭りを見届けます。奉燈は1基ずつ大きさがあるので、夜に灯る姿はまるで別世界に飛び込んだような不思議な雰囲気を作り出します。
8月
片山津温泉 納涼花火まつり
片山津温泉納涼花火まつりは、片山津温泉の夏の風物詩です。連日打ち上げられる美しい花火が湖に映し出される光景は、とても風情があります。
夜景と併せて花火を楽しんだり、花火だけを存分に満喫したりと、見る角度によって違う楽しみ方ができます。
そしてこの花火祭りの魅力は、その期間でもあります。なんと1ヶ月にも渡って連日花火を見ることができるのです。スケジュールも組みやすく、平日でも楽しめるので8月に石川を訪れた際にはぜひ見に行ってみてください。
9月
小木袖ぎりこ祭り
小木袖ぎりこ祭りは、その名の通りキリコのお祭りです。キリコとは、立方体の角を切り落とした形の灯籠です。造花などで飾り付けれており、華やさと美しい灯りを楽しめます。
このお祭りでは、通常のキリコではなく横に大きなサイズの袖ぎりこというキリコが登場します。その迫力は圧巻で、息を飲むものがあります。漁師町ならではの活気溢れる雰囲気を楽しんでみてください。
10月
あわづハロウィン
加賀エリアの粟津温泉付近で行われるハロウィンイベントです。開催時間は比較的短時間ですが、アットホームな雰囲気で、地元の人も多く参加します。出店もいくつか出ており、ハロウィンモチーフの可愛いグルメを満喫してください。
また、特設ステージではミニコンサートやファッションショーなどが行われます。会場の飾り付けもハロウィン一色になり、可愛らしい雰囲気なので子供連れの家族旅行にぴったりなイベントです。
11月
かほく四季まつり かにカニ合戦
かほく四季まつりかにカニ合戦は、カニをメインにした食イベントです。名前からしても、カニばかりのようにイメージしますが、そのほかのグルメも豊富です。食欲の秋に相応わしい秋の味覚が大集合しています。
- 焼きガニ
- カニ汁
- カニ雑炊
カニだけでも豊富なメニューの種類です。もちろん、石川ブランドのカニ「加能ガニ」を使用しています。
会場には駐車場がないため、車で訪れる際には注意が必要です。付近から無料のシャトルバスが出ている場合もあるので、公式サイトをチェックしてから行くことをおすすめします。
12月
あぜのきらめき
あぜのきらめきは、一年を通して観光スポットとして人気のある「白米千枚田」にて行われるイルミネーションイベントです。冬ならではの、寒さと暗さと煌めきには誰しもが心踊ることでしょう。
白米千枚田を彩るイルミネーションの数は、なんと約25,000個もありとても幻想的です。色は一色ではなく、緑やピンク、ゴールドなどとてもカラフルに輝きます。
昼間とは全く異なった魅力的な白米千枚田をぜひ楽しんでみてください。12月がもっとも早い時間から点灯されますが、期間としては10〜3月までと長期間行われますので、見に行きやすいイベントです。
石川観光の移動手段
電車
石川では、エリア周遊の際には電車をおすすめします。それぞれ1時間ほどで移動できるので、のんびりと電車に揺られながら移動するのが好きな人にはおすすめです。主な路線はいくつかあります。
- JR七尾線
- のと鉄道
- 北陸鉄道
車窓から見る石川の景観はとても穏やかで、それだけで清々しい旅行気分を味わうことができます。ローカル線の情緒あふれる雰囲気を存分に感じつつ、移動してみてはいかがでしょうか。
バス
エリア内の移動には、バスが便利です。本数も多く、バス停の場所も分かりやすいので、土地勘がなくても利用しやすいのが魅力的です。
特に人気の金沢エリアでは、バスで観光名所を巡れるほど利便性が高いです。歩きたくなったら歩く、疲れたらバスに乗る、など臨機応変に変更できるのもバスの良いところです。
行きたい観光スポットの近くにバス停がある場合は、ぜひバス移動をおすすめします。
レンタカー
自然豊かなエリアやドライブコースが魅力的なエリアでは、レンタカーやマイカーでの移動がおすすめです。特に、能登エリアと白山エリアでは、車で移動することで効率よく観光スポットを巡ることができます。
能登エリアと白山エリアは、自然豊かであるが故に電車やバスの運行があまりないエリアですので、自由に移動できる車で旅行を楽しむ人が多いです。車ならではの観光スポット「千里浜なぎさドライブウェイ」や「白山白川郷ホワイトロード」もあるため、利便性だけでなく車旅を存分に楽しむことができます。
お得なフリーチケット
北鉄バス 1日フリー乗車券
金沢エリアの周遊に便利なバスのフリーパスです。
【料金】
大人:500円
子供:250円
【有効期間】
1日
【発券所】
金沢駅東口バスターミナルの北鉄駅前センター(1番乗り場前)
北鉄グループ案内所(同7番)
サービスセンター(片町・武蔵エルザ)
【公式サイト】
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/oneday
金沢ライトアップバス専用フリー乗車券
金沢のライトアップされる区間を巡るバスのフリーパスです。ロマンチックな観光が楽しめます。
【料金】
大人:500円
子供:250円
【有効期間】
1日
【発券所】
金沢駅東口バスターミナルの北鉄駅前センター(1番乗り場前)
北鉄グループ案内所(同7番)
片町サービスセンター
市内のホテルなど
【公式サイト】
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/lightup
加賀温泉郷周遊バス「キャン・バス」周遊券
JR加賀温泉駅を起点に、加賀温泉郷の観光名所を巡れるフリーパスです。
【料金】
- 1日券
大人:1,100円
子供:550円
- 2日券
大人:1,300円
子供:650円
【有効期間】
1日もしくは2日
【発券所】
(株)まちづくり加賀 周遊券販売所
KAGA旅・まちネット(JR加賀温泉駅内)
山代温泉旅館組合 加盟旅館フロント
片山津温泉旅館組合 加盟旅館フロント
山中温泉旅館組合 加盟旅館フロント
那谷寺(なたでら)
加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森
日本自動車博物館
動橋(茶房 実生)(1日券のみ)
月うさぎの里
山代温泉総湯
れん永昌堂(山代温泉)
山中温泉 山中座
※ バスの車内でも購入可能です。
【公式サイト】
http://www.kaga-canbus.jp/
つこうてくだしフリーきっぷ
「のと鉄道の1日乗り放題きっぷ」に「近隣観光施設等の優待割引券」がプラスされたお得なチケットです。
【料金】
- 1日券
大人:1,000円
子供:500円
【有効期間】
1日
【発券所】
穴水駅、能登中島駅、田鶴浜駅、和倉温泉駅、七尾駅(のと鉄道係員)
のと鉄道車内乗務員
【公式サイト】
http://www.nototetsu.co.jp/html/tukoute.html
石川のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
飛行機/電車でどのくらいかかりますか?
鉄道(主に新幹線)での移動はそれぞれ下記の通りです。
東京:約2時間28分
名古屋:約2時間30分(米原経由)
大阪:約2時間38分
札幌、仙台、福岡からは飛行機移動になり、約1時間30分ほどで到着します。
石川の気候はどうですか?
石川県は、気候に関しては比較的安定しています。しかし、日本海側であるが故に日照率が低く、冬には関東よりも少々寒くなります。また、雪の降る日も多いです。
しかし、石川ではそれぞれの季節で観光を楽しむことができるので、あまり季節は気にせずに訪れることができます。あまり寒暖の差が激しくない時期がいい場合には、やはり春か秋がおすすめです。
桜や紅葉の時期に合わせて訪れると、素晴らしい景観を見ることができます。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
訪れるエリアにもよりますが、金沢エリアであれば「1泊2日の弾丸旅行」でも主要の観光スポットは巡ることができます。その他のエリアの場合は、2泊以上をおすすめします。
ゆっくりと過ごしたい場合には、長期に渡っての滞在やエリア周遊も良いでしょう。